水漏れやつまりなどの水道トラブルは、一刻も早く解決したいものです。しかし、国民生活センターには水道修理の悪質業者によるぼったくりの相談も急増しています。

 

この記事では、水道修理でぼったくりを回避する判断基準をまとめました。また、ぼったくり被害に遭った時の対応方法もご紹介しています。

 

悪質な業者に巻き込まれずに水道修理をしてもらうには、良質な業者を選ぶのが賢明です。

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水道修理の依頼前に!ぼったくりの判断基準6つ

○か×か 判断基準

水道修理業者が、ぼったくりかどうかを判断する基準があります。慌てて業者に依頼してしまうと、みずから悪質な業者を引き寄せてしまうので、注意が必要です。

 

ぼったくり業者かの判断基準をまず確認してみてください。

格安料金だけをアピールしている

マグネットシートやネット広告で以下のような格安料金だけをアピールしている業者は、高額な請求をしてくる危険性が高いと考えておきましょう。

  • 水道修理950円~

950円からなら格安だと思い依頼をすると、作業後に十数万円もの請求をするぼったくり被害も起きています。

 

高級な機材を使用したり技術を駆使したりするので、ある程度の費用はかかるのが普通です。しかし、安過ぎる料金では、どこかで埋め合わせせざるを得なくなります。

修理箇所以外の工事を勧める

修理が必要な場所以外まで何らかの理由をつけて、工事を勧める業者もぼったくりの疑念を持ちましょう。

 

たとえば、トイレのつまりで水道修理業者を呼んだのに、「排水パイプの工事をしなければもっと被害が拡大する」などと強引な勧め方をする業者がいます。

 

水道設備の知識の乏しい依頼者に対して、不要な工事を勧めようとするのは悪質なぼったくり業者の典型です。

飛び込み業者で点検や調査と偽る

水道修理を依頼すると、訪問するのが普通です。ところが、依頼をしていなくても家庭に訪問する飛び込み業者がいます。

 

しかも、水道局から依頼された点検や水質検査、漏水調査と偽って上がり込みます。

 

やってもいない漏水修理の代金を請求する悪質な訪問販売や、詐欺が多発しているので、とても危険です。

 

水道局からの訪問といっても、飛び込み業者を簡単に家に上げないように注意してください。

作業前に料金の内訳の説明がない

水道修理の前に料金の内訳の説明もない業者は、ぼったくりの可能性があります。

 

内訳の説明をしなければ、後々見積もり料、出張料、追加工事料などの請求をしやすいためです。

 

適切に水道修理を行う業者は、料金の内訳の説明を明確にするのが普通です。

見積もりを出さない

水道修理業者で見積もりを出さない場合には、ぼったくりの可能性が大きいと考えましょう。

 

見積もりが口頭だけだったり、あやふやな金額だったりすれば、いくらでも後から理由をつけて不当な請求をされる余地があります。

 

見積もりを出さない水道修理業者は、警戒してください。

スタッフの態度や対応が悪い

スタッフの態度や対応が悪いのは、社員教育が行き届いていない証拠です。悪質な水道修理業者の場合には、痛いところをつかれ始めると態度が豹変することもあります。

 

マナーが悪いのは、業者の品質の悪さにも直結する可能性も高いので、注意してください。口コミでスタッフの態度や対応について調べられるので、活用しましょう。

水道修理を依頼後にぼったくり?と思った時の対応方法4つ

電卓をみて悩む女性

水道修理を依頼した後に、ぼったくりかもしれないと疑いを持った時や被害に遭った時の対応方法を4つ解説します。

 

自宅に出張してもらうと、何となく断りにくい気がするものです。しかし、納得がいかない時にはどう対応すべきかを落ち着いて考えることこそが、ぼったくりの回避につながります。

費用が必要な理由を求める

ぼったくりの場合は水道修理で作業を始める時、説明もなく進める業者も少なくありません。

 

説明もなく作業に取りかかろうとしたら、費用が必要な理由をあらかじめ聞いておきましょう。良質な業者は、水トラブルの原因や修理箇所、解決方法を交えて説明してくれます。

納得しない料金は払わない

水道修理業者によっては、見積もり時の金額と異なる料金を請求する場合もあります。実際の料金やサービスの内容が電話の説明やチラシ、ネット広告などと違う場合も少なくありません。

 

たとえば、以下のようなケースです。

  • 広告では「数百円~」と記載していたのに、請求額が数十万円と高額
  • 修理箇所が改善していなかった

水道修理の内容に納得がいかない場合には、料金を支払わないようにしましょう。

 

ただ、ぼったくり業者は以下のように支払いを迫ります。そのため、後日納得がいった金額であれば支払う意思があると伝え、すぐに支払うのは避けましょう。

  • 現金払いなら割引ができる
  • クレジットカードでの支払いを強引に勧める
  • 最寄りのATMまで連れていこうとする

一度冷静になって、料金やサービスの内容をよく確認しましょう。納得できない場合は、始めから契約をしないのが鉄則です。

消費生活センターに相談をする

水道修理で悪質な業者とトラブルになった時には、消費生活センターに相談しましょう。

消費者ホットライン 全国共通の電話番号 188(いやや)
窓口 近くの消費生活センター

市区町村の消費生活相談窓口

都道府県の消費生活センター

国民生活センター

悪質商法やトラブル、ぼったくりに遭ってしまった悩みは、「誰に相談したら良いのか分からなくて不安」なものです。

 

そんな時には、消費者ホットラインを利用して相談してみてください。

身の危険があれば警察に連絡をする

もし、ぼったくり業者とトラブルになり、身の危険を感じる事態になった時には、迷わず警察に連絡しましょう。

  • 強引に上がり込まれた
  • 点検だと偽り修理を勝手にされた
  • 断っても何度も強引に勧誘された

ひとり暮らしや高齢者のみの世帯だと、特に断ろうとしても断れない場合もあります。

そんな時には、さらにエスカレートする恐れもあるので、警察に対処してもらうのがおすすめです。

水道修理でぼったくりに遭った!クーリング・オフできる?

契約を解約 クーリング・オフ

水道修理を依頼してぼったくりに遭ってしまったことに、後で気づくこともあります。なぜなら、水トラブルがある時には冷静な判断がしづらい状況にあるためです。

 

また、早く修理をしないとさらに水トラブルが拡大すると促され、高額な修理代を払わされるケースだと、後で納得がいかないこともあります。

 

クーリング・オフ制度を利用できるかどうかも、考えてみましょう。

 

クーリング・オフは、一度契約の申し込みや契約の締結を済ませた場合であっても、契約を考え直せるようにするものです。一定の期間内なら、無条件で契約の申し込みの撤回や契約の解除ができる制度です。

クーリング・オフできる場合

何か高額な商品を購入した後で、「クーリング・オフができる」と耳にしたことがある方もいるでしょう。

 

クーリング・オフは、商品の購入時だけに適用されるものと解釈しがちですが、条件を満たせば自宅で行った水道修理に関するトラブルにも、対応できる場合があります。

 

たとえば、以下のようなケースでは、クーリング・オフは可能です。

  • トイレのつまりで水道修理業者を呼んだ。
  • 「修理するにはトイレが古いので、5万円かかる。便器の交換を行えば修理代を無料にする」と勧められた。
  • 便器の交換が50万と言われ高いと思ったものの、トイレのつまりを早く直したくて依頼。
  • 後になってあまりに高額でぼったくりに遭ったと気づき、クーリング・オフを検討。

トイレのつまりの解決をしてほしい目的で水道修理業者を呼んだのに、便器の交換を勧められたために、やむを得ず購入をしてしまったわけです。

 

つまり、便器の購入は依頼のきっかけとなった始めの目的とは違っています。

 

原則として当初の依頼の目的と異なる別の契約を勧められた場合は、クーリング・オフが可能です。

クーリング・オフできない場合

一方、クーリング・オフができない・成り立たないケースは以下のような場合です。

  • 業者を呼んだ時の目的に沿った契約をして、問題なく修理が終わっている
  • 業者を呼ぶ際に、契約の申し込みや締結をすると意思表示をしている
  • 業者が消費生活センターとの話し合いに臨む意思がなく、正当な工事だったと主張する

当初の依頼の目的で契約を済ませている場合には、クーリングオフが使えません。

 

クーリング・オフの利用の可否で悩んだら、まずは消費者ホットラインで相談をしてみましょう。

クーリング・オフの手続き

クーリング・オフの手続きは、必ず書面で行います。

  1. 契約書を受け取った日を含めて8日間以内に、書面(ハガキ)で通知をする
  2. 契約書にある業者宛に通知をする
  3. 必要事項をハガキに書いて、両面をコピーして保管する
  4. クレジットカード払いでの契約をした場合は、クレジットカード会社宛にも通知をする
  5. ハガキは「簡易書留」か「特定記録郵便」で送る

ハガキで通知する内容は以下のとおりです。

  • 契約解除の旨
  • 契約年月日
  • 商品名
  • 契約金額
  • 販売会社
  • 本人の住所や氏名
  • 送付日

手続きは、1日も早くする方が有効な事例もあります。悩んでいる時は、契約書類などを準備した上で、まずは消費生活センターへ電話で相談しましょう。

良質な水道修理業者を選ぶコツでぼったくりを回避

良質な水道業者

水道修理を依頼する時、業者を安易に選んでしまうとぼったくりの被害に遭うこともあるため、慎重に選ばなくてはなりません。

 

ぼったくりを避けるためには、良質な水道修理業者を選ぶコツを知っておくのが賢明です。

 

水道修理で業者を探している時には、以下のコツを意識してみましょう。

インターネットで情報収集をした上で選ぶ

チラシやマグネットシートだけで水道修理業者を選ぶと、情報が不足しているため、ぼったくりかどうかの見極めができません。

 

特に、これらの媒体だけで依頼をしてしまいがちなのが、インターネットになじみが薄い高齢者です。

 

水トラブルで焦っていると、チラシやマグネットシートの業者に電話をしたくなるものですが、その前にインターネットで情報収集をしてみてください。

 

水道修理業者の概要、料金体系、依頼の手順、工事事例など、良質な業者ほどホームページで公開している内容が分かりやすくなっています。また、口コミや評判から、信頼できる業者かどうか判断しやすくなります。

水道局指定工事店を選ぶ

水道修理業者を選ぶ際に、水道局指定工事店の有無を確認しましょう。指定工事店の確認は、ホームページからできます。

  • 自治体のホームページ
  • 業者のホームページ

「水道局指定工事店」は、各地域の水道局から水道工事を適正に施工することができると許可を受けた工事店のことです。

 

自治体から指定を受けている業者であれば、難しい水道修理にも対応できる一定の技術が保証されていると判断できます。水道局指定工事店の許可を受けるには、要件があります。

 

ネット広告やマグネットシートでよく見かける業者であっても、許可を得ていない業者の場合もあるので注意をしてください。

出張費や見積もりが無料の業者を選ぶ

水道修理を依頼する際には、まず見積もりを取ることから始めます。その際には、出張費や見積もりが無料かどうかを確認しましょう。

 

ぼったくり業者の場合には、「3,000円割引!」「950円から修理可能」などと料金の安さばかりを広告に書いているため、安易に見積もりを取ると高額な見積もり費用や出張費を請求されることもあります。

 

あまりにも見積もりや出張費が高く、キャンセルをしようとするとキャンセル料を請求されることも。

 

良質な業者は、「出張費や見積もりが無料」とホームページなどに分かりやすく掲載しています。そのため、見積もりを見て納得がいかなければ、問題なくキャンセルもできるわけです。

 

複数社を比較する時にも、見積もりや出張費が無料の業者に依頼しましょう。

実績が豊富な業者を選ぶ

ネット広告やマグネットシートで頻繁に見かけるだけで、実績が豊富だとは言い切れません。水道修理を依頼する前に、実績が多数あるかも調べておきましょう。

 

実績が多ければ、さまざまな事例の水道工事の経験があるため、技術力が高いと判断できます。業者のホームページだけではなく、水道修理業者のランキングサイトも確認してみるのがおすすめです。

 

実績が多数あれば、それだけ口コミや評判も信ぴょう性のあるものが見つけやすいでしょう。

ぼったくりではない信頼できる水道修理業者を選ぶなら

トイレやお風呂、キッチンなどの水トラブルは、業者へ依頼しないと解決できないものもあります。

 

しかし、水道修理を依頼する際は、ぼったくり業者を選ばないように注意しなくてはなりません。

 

私たちクリーンライフは、信頼できる水道局指定工事店です。お見積もりや出張費は無料なので、安心して相談いただけます。

 

明朗会計で、お客様の了承を得てから水道修理を開始いたします。24時間365日受け付けていますので、緊急の依頼でもぜひお気軽にご連絡ください。

 

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