お風呂の排水溝でつまりが起きると、シャワーを浴びるときに水がたまってしまい、快適なバスタイムを過ごせません。

 

本記事ではお風呂の排水溝がつまってしまう5つの原因や、解消方法について解説します。さらに、予防法についても紹介しますので、今後同じ問題に悩まされなくなるでしょう。

 

排水溝のつまりに悩んでいる方や、バスタイムを快適に過ごしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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お風呂の排水溝つまりを解消する方法6選

お風呂

お風呂の排水溝がつまって排水が悪くなると、お湯が流れずに溜まってしまいます。また、不快な臭いが発生する原因にもなります。

 

そこでここでは、お風呂の排水溝つまりを解消する方法を6つ紹介します。まずは、つまりを解消する準備として排水溝のパーツを外し、ゴミは取り除いておきましょう。

クエン酸と重曹でつまり解消

お風呂の排水溝がつまってしまった際に、薬剤を使わずに自宅で簡単に解消する方法として、クエン酸と重曹を使用する方法があります。手順は以下の通りです。

  1. 重曹とクエン酸(分量3:1で混ぜ合わせる)を排水溝とパーツに振りかける
  2. ぬるま湯を注ぐ
  3. 30分程度放置する
  4. 水でしっかり流す
  5. 歯ブラシなどで汚れ残りを洗う

重曹とクエン酸には除菌効果もあるため、衛生面でも効果的です。

 

ただし、クエン酸と重曹は混ぜると即座に反応が起きるため、混ぜる前にしっかりと計量してから入れましょう。また、長期間放置した場合、排水管を傷つける恐れもあるため、注意が必要です。

ラバーカップ(スッポン)でつまり解消

ラバーカップは安価で手軽に使える、お風呂の排水溝つまりを解消する道具のひとつです。手順は以下の通りです。

  1. ラバーカップを排水溝にかぶせる
  2. ラバーカップの口の周りを水で濡らし、排水口に密着させる
  3. ラバーカップの柄をゆっくりと上下に動かす

ラバーカップの柄を上下に動かすことで、空気圧が変化し、つまり解消につながります。

 

ラバーカップを使う際に重要なポイントは、しっかりと密着させることと、柄をゆっくりと上下に動かすことです。急いで強く動かすと、水が飛び散ったり、効果が出にくくなる可能性があります。

パイプクリーナーでつまり解消

パイプクリーナーは強力な化学薬品を含む洗浄剤であるため、使用方法には注意が必要です。まずは使用前にラベルの注意書きをよく読み、必ず手袋やマスクを着用してください。

パイプクリーナーは、以下のように使用します。

  1. パイプクリーナーを排水溝にかける
  2. 15〜30分程度おく
  3. しっかりと洗い流す

パイプクリーナーの使用量にも気をつけ、適量を守って使用することが重要です。

ワイヤーブラシでつまり解消

ワイヤーブラシは、細くて柔らかい針金を束ねたものです。排水管内部のゴミや、髪の毛などの固まりを取り除くのに適しています。使用方法は以下の通りです。

  1. ブラシを排水溝に入れる
  2. 手を回転させながら排水口の奥深くまで入れる
  3. ブラシを回転させながら引き上げる
  4. 2と3を繰り返す

ワイヤーブラシを使う前にできるだけ水を流し、排水管内部をきれいにしておくことが重要です。また、ブラシの針金が排水管に傷をつけてしまう可能性があるため、使用には慎重さが必要です。

ハンガーでつまり解消

ハンガーは手軽に用意できて、お風呂の排水溝つまり解消に有効なものです。以下の手順で使います。

  1. ハンガーの先の曲がっている部分を切り取る
  2. 針金を伸ばし、先端を曲げてフック状にする
  3. フック状にした先端を、排水口に差し込む
  4. ゆっくりと回転させながら引き上げる

ハンガーでつまり解消を行う場合は、針金が手に刺さることを防ぐため、手袋を着用することをおすすめします。また、ハンガーを使用する前に、排水口に詰まっているものを取り除いておくと効果的です。

業者に依頼してつまり解消

お風呂の排水溝つまりを自分で解消できない方や自信がない方は、迷わず業者に依頼してください。業者に依頼すると、プロの道具や知識を持った方が作業を行うため、効率的かつ確実につまりを解消できます。

 

また、業者によっては排水溝のつまり解消だけでなく、定期的なメンテナンスやアフターサービスなども行っています。

 

ただし、業者に依頼する場合は費用が発生します。余分な薬剤の使用やパーツの交換などを勧められる場合もあるので、必ず事前に見積もりとってください。作業前にしっかりと話し合い、不明点があれば遠慮なく聞きましょう。

お風呂の排水溝つまり解消で業者を選ぶポイント

ポイント

お風呂の排水溝でつまりが起きたとき、道具やパイプクリーナーなどを使用しても解消できない場合は、プロの業者に依頼しましょう。

 

業者に依頼する場合は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。そこでここでは、お風呂の排水溝つまり解消で業者を選ぶポイントについてご紹介します。

水道局指定工事店である

水道局指定工事店とは、水道局が認めた技術力や信頼性を持った業者のことです。お風呂の排水溝つまり解消に関しても、水道局指定工事店であれば、専門的な知識や技術を持ち、安心して依頼できます。

 

また、水道局指定工事店は厳しい審査をクリアしているため、信頼性が高く、さらには作業内容に保証がついていることが多いです。そのため、万が一トラブルが起きた場合も、適切な対応が期待できるでしょう。

 

水道局指定工事店は、水道局のホームページや依頼したい業者の公式サイトで確認できます。ただし、なかには高額な請求をする悪徳業者もいるので、過信は禁物です。

高評価を得ている

高評価を得ている業者は、実績や技術力があると期待できます。ホームページや口コミサイトなどを参考に、実績の豊富な業者や評価が高い業者を選ぶことがポイントです。

 

信頼できる評価か判断するためには、次のような事項を参考にしてください。

  • 直筆の口コミである
  • 修理前後の写真が掲載されている
  • 施工実績が多い

さまざまな情報や評価をもとに、信頼できる業者なのか判断しましょう。

迅速な対応である

業者選びのポイントとして、迅速な対応もあげられます。排水溝つまりは急を要する場合が多く、早急な対応が求められます。業者選びの際には、電話対応や見積もりの回答などのスピードも大切です。

 

水回りのトラブルが起こった場合、時間が経つにつれて症状が悪化する傾向があります。24時間対応していたり、素早く駆けつけたりできる業者もあるので、いつ対応してもらえるのか必ず確認してください。

 

万が一、即日対応できない業者であれば、他の業者を当たってみましょう。

お風呂の排水溝つまり解消にかかる料金

料金・費用

お風呂の排水溝つまり解消にかかる料金は、どのような方法で解消するかやトラブルの症状などで大きく異なります。料金の目安を以下の表にまとめました。

ワイヤーブラシ 数百円〜数千円程度
ラバーカップ 数百円〜数千円程度
パイプクリーナーなどの薬剤 1,000円前後
軽度のつまりを業者に依頼 数千円〜10,000円程度
重度のつまりを業者に依頼 数万円〜十数万円

どのような方法かにもよりますが、自分で対処する場合は数千円程度で解消できるでしょう。

 

一方、業者に依頼する場合は、軽度のつまりであれば数千円から1万円程度、重度のつまりであれば数万円〜十数万円かかる可能性があります。業者によっても料金が異なるので、必ず事前に見積もりをとりましょう。

お風呂の排水溝つまりの原因

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お風呂の排水溝がつまってしまう原因は、さまざまです。つまりの原因を知ることで、予防にもつながります。

 

お風呂の排水溝つまりの原因として、どのようなものがあるか見ていきましょう。

固形物

1つ目は、アクセサリーやおもちゃなどの小さな固形物です。少しの不注意で固形物が排水溝に落ちることは、誰にでも起こり得ます。

 

例えば、以下などの小さなアクセサリーをつけたままお風呂に入ってしまった場合です。

  • イヤリング
  • ネックレス
  • リング
  • 時計

ボディスクラブや洗顔料など、お風呂で使用する小さな容器が排水溝に落ちる可能性もあります。

髪の毛

2つ目は、髪の毛があげられます。シャンプーなどをする際に、髪の毛が抜け落ちるのは避けられません。抜け落ちた髪の毛が排水溝に流れ込み、徐々につまりを引き起こします。

 

また、ペットをお風呂で洗う場合もペットの毛が流れ込み、つまりの原因となることもあります。

石鹸やシャンプーのカス

3つ目は、お風呂で使用する石鹸やシャンプーのカスです。泡立ちやすい成分が配合されており、使用後に排水溝に残留することがあります。

 

特に固形石鹸は、長期間使用すると徐々に固くなって小さくなり、固形のまま流れてしまうと排水溝つまりの原因となります。

 

また、洗浄剤の溶け残りもつまりの原因となるので、注意が必要です。

皮脂や垢

4つ目は、人間の皮脂や垢です。

 

人間の皮膚には、皮脂腺と呼ばれる油脂を分泌する器官があります。皮脂は肌を保護し、乾燥を防いでいます。湯船に浸かると、肌から分泌された皮脂がお湯に溶け出し、排水溝に流れ込みます。

 

また、皮膚表面の汗やほこり、古い角質などの垢もつまりの原因です。体を洗ったときに出る皮脂や垢が排水溝にたまり、つまりの原因となります。

雑菌

最後に、排水溝つまりの原因に雑菌が考えられます。

 

排水溝には常に湿気があるため、雑菌が繁殖しやすい環境です。特に、湯船から出た人の体液や皮脂が排水溝にたまり、雑菌が繁殖してつまりの原因となることがあります。

 

また、排水溝周辺に水滴がついたり、水垢が付着することで、そこに細菌やカビが繁殖し、つまりの原因になるケースもあります。

お風呂の排水溝つまりの予防法

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お風呂の排水溝がつまると、お湯が溜まってしまったり、不快な臭いが発生したりすることがあります。排水溝がつまってしまう原因を理解し、予防策を講じることでつまりを予防できます。

 

そこで、どのような予防法があるのか紹介します。

シャンプー・コンディショナーの残りカスを流さない

シャンプーやコンディショナーなどの洗髪用品の残りカスを流さないことが大切です。洗髪用品は油分を含んでいるため、排水溝に残ると油脂汚れの原因となり、つまりを引き起こす可能性があります。

 

また、洗髪用品の溶け残りもつまりの原因となるので、適切な使用容量で溶け残らないような工夫も必要です。万が一、残りカスを流してしまった場合は、しっかりと流すように心がけましょう。

ヘアキャッチャーを設置する

お風呂の排水溝つまりを防止するために、ヘアキャッチャーの設置が有効です。

 

ヘアキャッチャーは排水溝に取り付けられる小さなフィルターで、髪の毛や石鹸カスなどの固形物をキャッチし、ためてくれます。使用後はフィルターを取り外し、固形物を捨てるだけで簡単に清掃ができます。

 

また、ヘアキャッチャーの代用品として、古いストッキングも有効です。目が細かいので、より多くの髪の毛やぬめりなどを取り除けるでしょう。

定期的に排水溝を清掃する

お風呂の排水溝つまりを予防するためには、定期的な清掃が必要です。排水溝に溜まった髪の毛や石鹸カス、皮脂や垢などの固形物を取り除くことで、つまりの発生を防止できます。

 

定期的な清掃方法としては、

  • ハンガー
  • ワイヤーブラシ
  • ラバーカップ

などの道具を使って手作業でつまりを取り除く方法や、ドレンクリーナーやパイプクリーナーなどの薬剤を使用する方法があります。

 

清掃の頻度は、家庭の使用状況や排水溝の状態によって異なりますが、1ヶ月に1回程度が目安です。習慣づけて清掃することで、お風呂の排水溝つまりを予防できるでしょう。

お風呂の排水溝の掃除の仕方

掃除道具・掃除

お風呂の排水溝の掃除は、つまりを予防するためにも重要な作業です。定期的に行うことで、排水溝内にたまった皮脂や髪の毛、石鹸カスなどの固形物を取り除き、スムーズな水の流れを保ちます。

 

お風呂の排水溝の掃除では、ピンセットや薬剤、ブラシなど、さまざまな道具を使えます。それぞれの道具で使い方や注意点が異なりますので、以下を参考にしてみてください。

排水溝につまった髪やゴミを手で取り除く

手軽に行える排水溝の掃除方法としては、次のように手で取り除く方法があります。

  1. 必要な道具を準備する(ビニール手袋、長めのピンセットまたはハサミ)
  2. 水を流す
  3. ビニール手袋をつける
  4. ピンセットやハサミでつまりを取り除く

手で取り除く方法は簡単で手軽ですが、つまりが深い場所にある場合は取り除けないこともあります。

薬剤を使用する

排水溝を掃除する際には、薬剤を使用する方法もあります。前述した、パイプクリーナーもそのひとつです。粉末タイプや液体タイプなど、さまざまな種類があります。

 

主な手順は次の通りです。

  1. 排水溝のパーツを取り外し、ゴミを取り除く
  2. 排水溝に薬剤をかける
  3. 一定期間放置する
  4. しっかり洗い流す

薬剤が汚れを分解し、洗い流してくれます。ただし、使用する際には、取り扱いに注意しましょう。薬剤によっては、皮膚に刺激があるものや、排水管にダメージを与えるものもあります。

 

そのため、使用後は薬剤が排水溝に残らないように、水でしっかりと流しましょう。

クエン酸と重曹を使用する

クエン酸と重曹を使用してお風呂の排水溝を掃除する方法は環境に優しく、人体への影響も少ないため、安心して使用できます。

 

手順は次の通りです。

  1. 重曹とクエン酸(分量3:1で混ぜ合わせる)を排水溝とパーツに振りかける
  2. ぬるま湯を注ぐ
  3. 30分程度放置する
  4. 水でしっかり流す

クエン酸と重曹で発泡し、お湯をかけることで汚れを浮き上がらせます。あとは流すだけなので、手軽に掃除ができます。

 

ただし、皮膚や目に触れると刺激を与えるため、使用時は手袋や保護メガネなどを着用し、しっかり換気を行ってください。

ハンドル付き排水溝ブラシを使う

ハンドル付き排水溝ブラシは、排水溝の中にある髪の毛やゴミを効果的に除去できます。ハンドルが付いているので、手に汚れが付きにくく、力を入れやすいのが特徴です。

 

以下が使用する手順です。

  1. ブラシを排水溝に挿入する
  2. 力を入れてこする
  3. 何度か繰り返す

排水溝ブラシは、ホームセンターやインターネット通販などで購入できます。簡単にできる作業なので、業者に依頼する前に、自分で排水溝ブラシを試してみるとよいでしょう。

 

形状は異なりますが、前項で紹介したワイヤーブラシやハンガーでも同じような効果が得られます。ただし、いずれも力を入れすぎると排水管を傷つけてしまう恐れがあるので、注意が必要です。

お風呂の排水溝つまりでお困りなら

お風呂の排水溝のつまりは、髪の毛や石鹸カスなどが原因となって起こります。日頃からの予防が重要であり、排水口を清潔に保ち、つまりが起こりにくい環境を作ることが大切です。

 

もし、お風呂の排水溝つまりでお困りなら、私たちクリーンライフにご相談ください。アフターフォローが充実しており、適切な対応を素早く行います。

 

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