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給湯器トラブルの対処法・修理

給湯器を交換する際は、リモコンをそのままにせず、同時交換がおすすめです。

 

リモコンをそのままにすれば、交換時の費用を削減できると考えられがちですが、実際は多くのデメリットがあります。

 

本記事では、給湯器の交換時にリモコンをそのままにすると起こるトラブルやそのまま再利用できるケースについて解説するので、ぜひご活用ください。

 

リモコンをそのままにしてはいけない理由や再利用できる条件を確認すれば、給湯器を交換する際に適切な判断ができます。

給湯器のリモコンは基本的にそのまま使えない

給湯器のリモコンは基本的にそのまま使えない

給湯器を交換した際、リモコンは基本的にそのままでは使えません。

 

同じメーカーでも型番や発売年が異なると、通信規格やシステム制御が変更されているケースがあります。

 

しかし、リモコンをそのまま再利用できる場合もあるので、ここで確認して給湯器交換の際に活用しましょう。

通信規格やシステム制御が異なる

給湯器のリモコンがそのまま使えない理由は、メーカー独自の通信規格やシステム制御プロトコルが採用されているためです。

 

メーカーは新しい機種を発売する際に、制御信号やプロトコルを更新する場合があり、世代が異なる給湯器とリモコンでは通信規格が合わない可能性があります。

 

たとえば、同じメーカーの製品であっても、型番や製造年が異なると通信方式が変更されているケースがあるため、注意が必要です。

 

通信規格が合わないリモコンを接続すると、電源が入らなかったり温度調整ができなかったりするほか、エラーが表示されてしまう不具合が発生します。

そのままリモコンを再利用できるケース

そのままリモコンを再利用できるケースは、次の条件を満たしている場合のみです。

  • 給湯器本体のメーカーが同一であること
  • 給湯器の機種が同一であること
  • リモコンの型番が完全に一致していること
  • メーカーの公式な互換性の確認にて適合していること

給湯器とリモコンの間に完全な互換性がある場合に限り、既存のリモコンをそのまま使用できます。

 

ただし、互換性があったとしても、新しい給湯器の新機能にリモコンが対応していなかったり、保証が適用されなかったりするため、専門業者に相談したうえで決定しましょう。

給湯器交換でリモコンをそのままにすると起こるトラブル

給湯器交換でリモコンをそのままにすると起こるトラブル

給湯器の交換でリモコンをそのままにすると、次のようなトラブルが考えられます。

確実に互換性が認められているものでない限りは、トラブルにつながるので注意しましょう。

電源が入らない・動作が不安定になる

給湯器を交換した際にリモコンをそのままにすると、電源が入らなかったり動作が不安定になったりする可能性があります。

 

通信規格が一致しない場合には、リモコンを操作しても給湯器が作動しないケースも少なくありません。

 

また、リモコンで操作した内容が正しく反映されず、誤作動する可能性もあります。

 

そのため、基本的には給湯器の交換と同時にリモコンも交換しましょう。

正しく温度調整できない

リモコンをそのままにして互換性がない場合は、正しく温度調節ができないトラブルにもつながりかねません。

 

たとえば、リモコンでは設定した温度が反映されず、全く温度調整できなくなったり、 または温度が大きくずれてしまうような不具合が生じるでしょう。

 

また、風呂とキッチンのリモコンが異なるような場合では、優先設定が機能しなくなる恐れもあります。

 

同時に使用した際の温度が調整できなくなることもあるため、リモコンはそのままにせず給湯器本体の交換と同時に交換しましょう。

自動湯張りや追い焚き・予約機能が使えない

給湯器交換の際にリモコンをそのままにすると、自動湯張りや追い焚きなどの便利機能が使えなくなる可能性があります。

 

新しい給湯器に自動湯張りや追い焚き、予約機能などが搭載されていたとしても、リモコンがそのままだと使用できない可能性が高いため、注意が必要です。

 

せっかくの便利な機能を活用できないだけでなく、日常生活の利便性も損なわれるので、給湯器交換の際には、必ずリモコンも同時に交換しましょう。

 

または、新しい給湯器を購入する際に、現在使用しているリモコンとの互換性をメーカーに確認したうえで選定してください。

給湯器交換時にリモコンを一緒に交換すべき理由

給湯器交換時にリモコンを一緒に交換すべき理由

給湯器の交換時にリモコンを一緒に交換すべき理由には、次のものが挙げられます。

互換性の問題だけでなく、保証や寿命の観点からもさまざまなリスクが生じる可能性があるので、同時交換すべき理由を把握して、一緒に交換しましょう。

不具合のリスクを最小限に抑えられる

給湯器の本体と同時にリモコンを交換すれば、互換性の問題による不具合のリスクを最小限に抑えられます。

 

リモコンをそのままにすると、通信やシステム制御などによるトラブルが考えられますが、交換する給湯器に付属するリモコンを設置すれば、安定した動作を確保可能です。

 

故障や施工不良などのトラブルは避けようがないものの、不具合のリスクを最小限に抑えられる観点から、給湯器のリモコンはそのままにせず一緒に交換しましょう。

メーカー保証が適用される

メーカーの保証が適用される点は、給湯器と同時にリモコンも交換すべき理由といえるでしょう。

 

給湯器メーカーは、本体と指定のリモコンをセットで使用する状況を前提に、製品を設計および製造しています。

 

そのため、互換性のないリモコンや旧型のリモコンを組み合わせて使用した場合、故障や不具合が生じたときに保証が適用されない可能性が高いでしょう。

 

保証を確実に受けるためにも、給湯器とリモコンの同時交換が最も安全な選択肢です。

給湯器とリモコンの寿命を統一できる

給湯器本体とリモコンの寿命を統一できる点も、同時に交換すべき理由の一つです。

 

給湯器本体の寿命は、一般的に約10~15年になります。

 

一方、リモコンの寿命は約5~10年程度と、給湯器本体より短い場合が多いため、そのままにした場合は、給湯器本体の寿命を迎える前に故障し、再度工事が必要になる可能性があります。

 

寿命を統一すれば、次回の交換時期も明確に把握でき、計画的なメンテナンスが可能です。

 

保証期間も揃えられるので、管理しやすくなる点もメリットといえるでしょう。

最新リモコンに搭載されている機能が使える

給湯器とともにリモコンも交換すれば、最新リモコンに搭載されている便利な機能が活用できます。

 

最新モデルの給湯器には多彩な機能が搭載されており、無線LAN対応によるスマホとの連携にて、外出先からお湯張りや温度設定の操作が可能です。

 

また、省エネ運転をサポートするエコガイド機能やインターホン機能による浴室との通話など、さまざまな機能があります。

 

最新リモコンの導入により、日常の利便性が大幅に向上するので、快適な給湯環境を実現できるでしょう。

給湯器の交換にかかる費用内訳

給湯器の交換にかかる費用内訳

給湯器の交換にかかる費用内訳は、次のとおりです。

ここでは、給湯器の交換にかかる費用の解説と、リモコンをそのままにした場合の費用について解説します。

給湯器の本体価格

給湯器を交換する際は、本体の購入費が必要です。タイプや号数により価格が異なるので、相場を把握しましょう。

 

給湯器の価格相場は、次のとおりです。

給湯器の種類 価格相場
タンク式給湯器 10万~25万円程度
貯湯式給湯器 20万~40万円程度
従来型コンビネーションボイラー 30万~60万円程度
エコジョーズタイプコンビネーションボイラー 40万~100万円程度
オンデマンド式給湯器 15万~30万円程度
浴室暖房乾燥機付き給湯器 20万~60万円程度

給湯器の交換にかかる費用を事前に把握すれば、計画的な設備投資ができるほか、給湯器が壊れたときの予算も立てやすくなります。

給湯器交換の工事費用

給湯器の交換にかかる工事費用の相場は、3万~5万円です。

 

工事費用は、現在の給湯器の取付状況や業者により異なります。

 

作業人数や配管の結び替えなど、ほかにも費用が変わる内容が多いため、必ず見積もりを取ったうえで依頼しましょう。

 

見積もりを取る際は、1社のみではなく3社程度から相見積もりを取り、最も費用が安い業者を選ぶことがおすすめです。

 

リモコンをそのままにしても割引は期待できない

給湯器交換の工事費用を少しでも安くしたいと考え、リモコンをそのままにしようとするケースが考えられますが、実際は割引への期待は難しいでしょう。

 

一般的な工事費の中には、既設給湯器の撤去作業と新規給湯器の設置作業に加えて、必要な作業費が含まれており、リモコン設置による追加費用はかかりません。

 

なかにはリモコンの交換工事費用として5,000~1万円を含む業者もいますが、基本的にはそのままにしても交換しても金額に大差はないため、リモコン交換費用の節約は困難です。

 

下記の記事では、給湯器の交換にかかる費用に加えて、給湯器の選び方から交換の際に確認すべきポイントまで解説しているので、あわせて読んでみてください。

失敗しない給湯器の交換業者の選び方

失敗しない給湯器の交換業者の選び方

給湯器の交換業者を選ぶ際は、失敗しないためにも次の選び方がおすすめです。

適切な業者を選べば、安心して給湯器の交換を任せられます。

専門性の高い業者を選ぶ

給湯器の交換業者を選ぶ際は、専門性と実績が豊富な業者を選ぶことがおすすめです。

 

交換作業には、ガス配管や電気配線、給水設備の専門知識が求められるため、それぞれ有資格者が在籍している業者を選びましょう。

 

また、年間の施工実績が豊富な業者なら、さまざまな設置環境や機種に対応できる経験があるので、信頼できます。

 

業者のホームページで施工実績や保有資格を確認し、口コミ評価も参考にしてください。

見積もり内容を明示してくれる業者を選ぶ

見積もり内容を詳細まで明示してくれる業者を選ぶことも大切です。

 

不明瞭な「一式」と表記される項目が多い見積もりは、あとから追加費用を請求されるリスクがあるため注意しましょう。

 

信頼できる業者は、配管工事の範囲から古い給湯器の撤去費用など、作業内容ごとに金額を分けて提示してくれます。

 

また、見積もりの段階で保証内容や工事日程についても明記している業者であれば、より安心して依頼できるでしょう。

 

複数の業者から相見積もりを取る場合も、内訳が明確であれば比較検討がしやすくなります。

保証やアフターサービスが充実した業者を選ぶ

給湯器交換を依頼する際は、保証内容とアフターサービスが充実している業者を選びましょう。​

 

給湯器の保証は、主に製品本体を対象とした商品保証と、施工不良を対象とした工事保証の2種類です。

 

商品保証はメーカーが提供する標準保証が1~3年程度ですが、優良業者では7~10年の無料延長保証を付帯しているケースもあります。

 

工事保証は多くの業者で10年程度の期間を提供しており、施工箇所の不具合による故障を無償で修理してもらえるような内容が主です。

 

充実した保証とアフターサービスを提供する業者を選ぶことで、給湯器を長期間安心して使用できます。

 

ただし、保証内容は業者により期間や適用条件が異なるので、依頼前に必ず確認しましょう。

給湯器の交換ならクリーンライフにお任せ!

給湯器の交換を検討する際は、全国各地で水道局指定工事店に認定されている『クリーンライフ』がおすすめです。

 

見積もりや出張料金が無料なだけでなく、早朝や夜間、休日などの割増料金も無料なので、お得な料金で給湯器を交換できます。

 

また、作業時間の目安が30~60分と迅速かつ丁寧に交換できる点も特徴です。

 

リモコンをそのままにせず、最新の省エネモデルに変えることもできるため、ぜひ検討してみてください。

給湯器の交換をクリーンライフに相談する

2025.12.03

この記事では、給湯器はつけっぱなしでよいのかについて徹底解説します。

 

給湯器を使うと電気代やガス代がかかるため、お湯を使わないときは、電源を消しておくほうがよいと思うかもしれません。ただ、こまめな電源のオンオフが故障の原因になる場合があります。

 

本記事をきっかけに、給湯器の仕組みや節電できる額などを知っておきましょう。

 

記事後半では、給湯器の電源を都度消す際の注意点についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

基本的に給湯器はつけっぱなしでも安全性に問題はない

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安全性の面からいうと、基本的に給湯器はつけっぱなしでも問題ありません。

 

現代の給湯器は、水が流れるときにガスが燃焼します。そのため、水が流れていなければ、電源が入っていてもガスは燃焼しません。

 

万が一、ガス漏れがあっても、安全装置が作動するため心配ありません。

 

ただ、古い給湯器の場合は、故障のリスクがあったり、そもそも仕組みが違ったりするため、つけっぱなしにする際は注意が必要です。

つけっぱなしに注意すべき給湯器の種類

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基本的に、給湯器はつけっぱなしでも大丈夫ですが、以下に該当する場合はつけっぱなしに注意してください。

それぞれ、なぜつけっぱなしに注意しなければならないかを把握しておきましょう。

10年以上使っている

同じ給湯器を10年以上使っている場合は、注意してください。なぜなら、一般的に給湯器を安全に使用できる期間は10年といわれているからです。

 

10年以上使っていると、お湯がぬるくなったり出なくなったりなど、トラブルが発生しやすくなります。

 

つけっぱなしにより誤作動が起きる可能性もあるため、なるべく早く点検・修理するのがおすすめです。

 

給湯器の寿命については、以下の記事でも詳しく解説しています。寿命のサインや寿命を延ばすコツも紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。

バランス釜タイプ

バランス釜タイプは、種火によって点火するタイプの給湯器です。つけっぱなしだと、種火がついたままになり、火災が起きる可能性があります。

 

現代では、バランス釜タイプはほとんど使われていませんが、もし現在も使っている場合は注意してください。

 

自宅の給湯器がバランス釜タイプだったり、10年以上使っていたりする場合は、修理業者に点検・修理してもらうのがおすすめです。

 

新型給湯器への交換に関する相談にも乗ってくれるので、一度相談してみるとよいでしょう。

 

修理業者『クリーンライフ』へ給湯器の点検・修理・交換を依頼してみる

給湯器はつけっぱなしにしないほうがお得?

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続いて、料金に着目して、給湯器はつけっぱなしのほうがいいのかについて考えていきます。給湯器に関わってくる料金は、主に以下の2つです。

給湯器の仕組みとあわせて、料金について見ていきます。

ガス代

現代の給湯器の仕組みとして、水が流れたときにガスを燃焼させてお湯にします。給湯器がつけっぱなしでも、水が流れなければガスは使われず、ガス代はかかりません。

 

そのため、ガス代に関しては、給湯器がつけっぱなしでもこまめに消しても変わりません。

 

ただ、シングルレバータイプの場合、水栓がお湯寄りになっていて、給湯器がつけっぱなしだと、意図せずお湯が流れてガス代がかかってしまうケースが考えられます。

電気代

電気代に関しては、給湯器をつけっぱなしにしておくと待機電力が発生します。それほど大きな電力ではありませんが、わずかながら電気代はかかります。

 

以下の条件で、つけっぱなし時にかかる1ヶ月の電気代を計算すると、41.4円になりました。

 

【条件】

  • 給湯器の電源オン状態とオフ状態の電力差は2W
  • ガス代は30円/kWh
  • 1日の給湯器使用時間は1時間(23時間は待機)

【計算式】

 

2W÷1,000×30円×23時間×30日=41.4円

 

1ヶ月で40円程度ですが、都度電源を消していると節約になります。

 

ただ、電源を消したことを忘れて、お湯にするために水を流すことが頻繁にあると、水道代が余計にかかってしまうので注意が必要です。

給湯器の電源を都度消す際の注意点

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節電のために、給湯器の電源を都度消す際は、以下の3点に注意しましょう。

一つずつ注意ポイントを見ていきます。

頻繁な電源のオンオフは避ける

頻繁に電源のオンオフを繰り返すと、故障の原因になります。

 

また、今電源がオンになっているのかオフになっているのかわからなくなり、無駄に水道代やガス代がかかってしまう可能性も考えられます。

 

そのため、都度消しする際は、寝るときに給湯器の電源をオフにするのがおすすめです。

凍結防止機能が作動しているか確認する

給湯器には凍結防止機能が搭載されているタイプがあり、特に、寒い地域に住んでいる場合は欠かせない機能です。

 

基本的に、凍結防止機能はコンセントが挿さっていれば作動します。しかし、頻繁な電源のオンオフによって給湯器が故障すると、凍結防止機能も作動しません。

 

そのため、凍結防止機能が作動する地域や時期の場合は、頻繁な電源のオンオフは避けたほうがよいでしょう。

コンセントは抜かない

給湯器のリモコンの電源は消しても、コンセントは決して抜かないでください。コンセントが挿さっていないと、ガス漏れの安全装置や凍結防止機能が作動しません。

 

すると、給湯器が使えなくなったり、ガス漏れによる被害が発生したりする可能性があります。節約以前に安全の問題なので、コンセントは常に挿しておきましょう。

給湯器を修理・交換するなら修理業者がおすすめ

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古い給湯器を使っていたり、給湯器が故障したりしたときは、修理業者へ依頼して修理・交換してもらいましょう。

 

給湯器はガスが関係したり構造が複雑だったりするため、自力での対処は不可能です。現場の状況に合わせて適切に対処してくれるので、プロにお任せするのが賢明な選択です。

 

給湯器の調子が悪い程度でも、プロの目線からアドバイスしてくれます。相談ベースでも構いませんので、迷ったらまずは一度依頼してみましょう。

給湯器を修理・交換する際の費用相場

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給湯器の修理・交換にかかる費用相場は、以下のとおりです。

作業内容 料金相場
ガス漏れ修理 5,000円〜30,000円
ガスバルブ交換 10,000円〜20,000円
配管やタンク修理 10,000円〜50,000円
交換・取付 10,000円〜20,000円+材料費

給湯器の本体価格相場は、以下のとおりです。

給湯器の種類 価格相場
タンク式給湯器 100,000円~250,000円
オンデマンド式給湯器 150,000円~300,000円
貯湯式給湯器 200,000円~400,000円
浴室暖房乾燥機付き給湯器 200,000円~600,000円
従来型コンビネーションボイラー 300,000円~600,000円
エコジョーズタイプコンビネーションボイラー 400,000円~1,000,000円

給湯器にはさまざまなタイプがあるので、自宅に設置できるか、必要な機能はどれかなどを吟味したうえで選択しましょう。

 

また、修理業者によっては、作業料のほかに出張費や休日・夜間の割増料金などがかかるケースがあります。事前に、電話やホームページなどで確認しておくのがおすすめです。

 

給湯器の交換費用については、以下の記事でも詳しく解説しています。給湯器交換の流れや給湯器の選び方についても解説しています。こちらもぜひ、あわせてご覧ください。

給湯器の修理・交換を依頼する業者の選び方

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給湯器の修理・交換を依頼する業者は、以下の3点を重視して選んでみてください。

  • 水道局指定工事店に指定されているか
  • 実績の豊富さ
  • 口コミでの評判がよいか

水道局指定工事店に指定されている業者であれば、一定の知識や技術を持っていることが保証されます。特に、初めて修理業者へ依頼する場合は、悪徳業者を避けるためにも、水道局指定工事店の中から選ぶのがおすすめです。

 

また、給湯器の修理・交換に関する実績の豊富さもチェックしておきましょう。水道局指定工事店に指定されていても、給湯器の修理・交換に精通しているとは限りません。

 

ホームページで施工事例を紹介している修理業者は多いので、給湯器関連の依頼をこなしているか、確認しておくと安心です。

 

さらに、依頼前に口コミでの評判を調べておくとよいでしょう。ホームページだけではわからない情報が載っている場合があります。作業時の対応やアフターケアに関してなど、実際に利用した人の声は一番参考になるので、欠かさず見ておきましょう。

給湯器の修理・交換を検討しているなら『クリーンライフ』へお任せください

基本的に、給湯器はつけっぱなしにしていても問題ありません。とはいえ、わずかながら待機電力は発生するため、少しでも節電したい場合は、都度消すのがよいでしょう。

 

ただ、頻繁にオンオフを繰り返すと給湯器に負担がかかり、故障の原因になるケースもあります。また、10年以上使っていたり、バランス釜タイプだったりする場合は、交換がおすすめです。

 

給湯器の修理・交換は、『クリーンライフ』へお任せください。お電話1本ですぐに駆けつけ、出張・見積もりは無料です。メールやLINEで無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。

 

クリーンライフに給湯器の修理・交換について相談してみる

2025.12.03

給湯器の異音には、すぐに対処が必要な危険な音と、使い続けても問題ない正常な音があります。

 

なかには、放置すると重大な事故につながる異音もあるので、音の種類に合わせて適切に対処する必要があります。

 

そこで今回は、給湯器から異音がする原因と対処法を、異音の種類別に解説します。

 

対処する必要がないケースもありますので、この記事を参考に正しく判断してください。

【異音別】給湯器の原因と対処法

給湯器

給湯器の異音は、音の種類によって原因と対処法が異なります。

 

以下で異音の種類別に対処法をまとめました。

異音の種類 原因 対処法
キュルキュル 給湯器のポンプの作動音 対処の必要なし
ブーン モーター・凍結防止ヒーターの作動音 対処の必要なし
カタカタ 給湯器の振動による音 周辺に劣化や不良がないか確認
キーン ウォーターハンマー現象 業者に点検を依頼
シュー 水漏れ 水道の元栓を閉めて業者に連絡
ゴー 排気口に異物の混入 業者に連絡
ガタガタ 劣化や異物の混入 業者に点検を依頼

異音には、対処しなくてはならないものと、放置しても大丈夫なものがあります。

 

上記の表、そしてより詳しく解説する以下を参考に、対処法をお試しください。

正常:キュルキュルという音の対処法

キュルキュルという音の原因は、給湯器のポンプの作動音です。

 

寒くなると給湯器の凍結を防ぐための循環ポンプが作動し、給湯器からキュルキュルという異音が聞こえます。

 

とくに問題があるわけではないので、心配はありません。

正常:ブーンという音の対処法

ブーンという音は、給湯器のモーターの作動音の可能性が高いでしょう。

 

給湯器はお湯を止めてからもしばらくはモーターが回り続けるため、給湯器を使用していないときにもブーンと音がすることがあります。

 

モーターによる正常な音であれば、運転停止後に次第に止まるでしょう。

 

また、冬になると凍結防止ヒーターの作動によって、音がすることもあります。凍結を防ぐために必要な機能ですので、問題ありません。

 

給湯器の凍結については、以下の記事が参考になります。給湯器の凍結の対処法も紹介していますので、ぜひご覧ください。

正常:カタカタという音の対処法

カタカタという音の原因は、給湯器の振動によって、配管カバーなどが揺れて音を立てている可能性が高いです。

 

給湯器を固定しているビスが緩くなっていると、音が鳴ることもあります。

 

給湯器本体に異常があるわけではありませんが、施工不良や経年劣化の可能性もありますので、給湯器本体と周辺を点検しておくと安心です。

異常:キーンという音の対処法

キーンという音がするときは、ウォーターハンマー現象が起きている可能性があります。

 

ウォーターハンマー現象とは、水道管内でお湯や水が勢いよくぶつかったときに発生する現象です。水圧が急に変化することが原因で、音が聞こえます。

 

急激な水圧の変化や水の勢いは、配管に強いダメージを与えます。配管の水漏れや給湯器の故障の原因にもなるため、業者に点検を依頼しましょう。

 

元栓を少し絞ると、一時的に音が鳴らなくなることもあります。しかし、給湯器が点火しづらくなることもあるため、業者に依頼したほうが安心です。

異常:シューという音の対処法

シューという異音は、給湯器本体や配管からの水漏れの可能性があります。

 

水漏れを放置すると、建物の劣化を起こしたり、階下の部屋にまで被害が及ぶ恐れがあります。水漏れを発見したらすぐに水道の元栓を閉めて、業者に連絡をしましょう。

 

水道の元栓の閉め方・開け方

水道の元栓は、時計回りで閉まります。

 

給湯器の水漏れについては、以下のページで詳細を解説しています。修理費用の相場もまとめていますので、参考にしてください。

異常:ゴーという音の対処法

ゴーという異音がするときは、排気口に異物が混入している可能性があります。

 

ゴミやホコリ、虫などが入り込むと、排気口がふさがってしまい排ガスが排出されず、給湯器の劣化や故障を引き起こす恐れがあります。

 

不完全燃焼を引き起こす原因にもなるため、早急に業者に連絡をしましょう。

異常:ガタガタという音の対処法

ガタガタと音がする場合、考えられる原因は複数あります。

  • モーターの劣化や故障
  • 異物の混入
  • 給湯器の部品の劣化

原因が何かを特定するのは難しいため、業者に点検を依頼しましょう。

 

給湯器が故障する原因については、以下のページで詳しくまとめていますので、参考にしてください。

給湯器で異音がするときのチェックポイント

給湯器のリモコン

給湯器で異音がするときは、以下の点を確認しましょう。

  • エラーコードの表示
  • 周辺でガスの臭いがするか
  • 排気口がふさがっていないか

なぜ確認する必要があるのか、順にお伝えします。

エラーコードの表示を確認する

まずは、給湯器のリモコンにエラーコードが表示されているか確認しましょう。

 

多くのメーカー・機種では、給湯器に異常が発生するとリモコンにエラーコードが表示されます。

 

エラーコードの内容と対処法については、取扱説明書やメーカーのホームページに記載されていますので、説明に沿って対処しましょう。

周辺でガスの臭いがするか確認する

異音の種類によっては、給湯器の周辺でガス漏れ・不完全燃焼が起きている可能性があります。

 

ガス漏れしていると周辺でガスの臭いがするので、ガス栓を閉めた状態で確認してみましょう。

 

ガス漏れしている給湯器を使い続けると、引火や一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがあるため、すぐに使用を中止してください。

 

給湯器のメーカーや専門業者に連絡し、対処してもらいましょう。

排気口がふさがっていないか確認する

給湯器の排気口を確認し、ゴミや昆虫などの異物が混入していないか確かめましょう。

 

排気口がふさがれているとガスがスムーズに排出されず、ファンモーターの動作音が聞こえることがあります。

 

また、給湯器の水漏れによって、内部の部品が排気口をふさいでいる可能性もあります。

 

自分で判断するのが難しいときは、業者に点検を依頼しましょう。

給湯器に異常があるときの対処法

!を指す様子

給湯器に異常があるときの対処法を、住まい別に解説します。

  • 戸建ての持ち家
  • マンション・アパート・賃貸

住まいによって対処法が異なりますので、参考にしてください。

【戸建ての持ち家】業者に依頼

戸建ての持ち家の場合は、自分で給湯器の修理を業者に頼む必要があります。

 

給湯器の修理の依頼先は、主に以下の4つです。

  • 給湯器メーカー
  • 水道修理業者
  • ガス会社
  • 住宅の施工会社やリフォーム会社

保証期間内であれば、給湯器メーカーや施工会社に依頼するのがおすすめです。

 

水漏れを伴う場合や、修理を急ぐ場合には、水道修理業者に依頼すると迅速な対応が期待できます。給湯器の交換も水道修理業者に依頼できますので、状況に合わせて依頼先を選びましょう。

 

給湯器の交換費用は以下の記事にまとめましたので、交換を検討中の方は参考にしてみてください。

【マンション・アパート・賃貸】管理者に相談

マンション・アパート・賃貸の場合は、自分で判断する前に大家さんか管理会社に相談してください。

 

給湯器の故障にかかる修理費用・交換費用については、故意による故障でない限り、大家さんの負担になるケースがほとんどです。

 

自分で業者を呼んで修理をすると、費用を負担しなくてはならない可能性があります。

 

大家さん・管理会社が修理業者に連絡し、状況の確認や修理を行うのが一般的ですので、自分で判断して業者を呼ばないように注意しましょう。

 

なお、アパートでお湯が出ないときは、以下の記事をご覧ください。「水は出るがお湯は出ない」「水もお湯も出ない」など、状況別に原因・対処法をまとめています。

給湯器から異音がするときの修理費用の相場

PRICE

給湯器から異音がするときの、修理にかかる費用の相場をまとめました。

給湯器の部品の交換 5,000円~10,000円
安全装置の修理 1,0000円~50,000円
精密機器の修理 30,000円~50,000円
ガス漏れの修理 5,000円~30,000円
配管の修理 10,000円~50,000円
給湯器の交換 150,000円~350,000円

給湯器の部品交換は、1万円以内でできるケースがほとんどです。配管の修理などは、修理の範囲や状態によって、料金に差があります。

 

給湯器の交換になると料金が高額になりますので、相見積もりを取って比較・検討することをおすすめします。

 

なお、『クリーンライフ』は出張費・お見積もりは無料です。24時間365日いつでもお気軽にご相談ください。

 

給湯器の修理業者の選び方

給湯器の修理業者を選ぶときは、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • アフターフォローや保証が手厚いか
  • 適正価格で修理できるか
  • 対応スピードが早いか
  • 口コミ評判が良く、実績豊富か

これらのポイントを押さえて、信頼できる業者を選びましょう。

 

業者を比較するには、相見積もりを取るのがおすすめです。口コミなども確認し、評判の良い業者に見積もりを依頼しましょう。

 

給湯器の修理・交換を依頼する業者については、以下の記事で選び方を詳しく解説しています。業者とのトラブルを防ぐ方法も紹介していますので、参考にしてください。

給湯器の異音でお困りのときは

給湯器の異音には、正常なものから重大な事故につながるものまであります。

 

音の種類や原因によって対処法が異なりますので、異音で困ったときは専門の業者に相談するのがおすすめです。

 

私たち『クリーンライフ』でも、給湯器の異音に関する修理を行っています。24時間年中無休・即日対応も可能ですので、お困りの際は気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器の修理・交換を相談してみる

2025.12.03

給湯器の電源が入らない原因は、給湯器本体の故障だけではありません。給湯器や配管の凍結、安全装置の作動など、いくつかの原因が考えられます。

 

そこで今回は、給湯器の電源が入らない原因と対処法を分かりやすく解説していきます。

 

原因によっては、業者に頼らず自分で対処できることもありますので、この記事を参考にお試しください。

給湯器の電源が入らないときに確認すること

給湯器の電源が入らないときは、最初に以下の点を確認してください。

状況 原因
リモコンがつかない ・リモコンの電源が入っていない
・リモコンが故障している
落雷した ・安全装置が作動した
気温が低い ・給湯器や配管が凍結した
地震が起きた ・ガスの供給が止まっている
水量が少ない ・水圧が不足している
給湯器本体の故障 ・経年劣化
・部品の破損
・給湯器や配管の凍結
水漏れ・ガス漏れ ・施工不良
・凍結による破損
・経年劣化
液晶パネルがつかない ・液晶パネルの故障

状況によって原因、対処法が異なるため、適切に対処できるよう確認しておきましょう。

給湯器の電源が入らない原因・対処法

チェックポイント

給湯器の電源が入らない原因は、給湯器の故障だけではありません。

 

原因別に対処法を紹介するので、参考に対処してみてください。単純な原因で電源がつかないのであれば、すぐに自分で対処できます。

リモコンの電源が入っていない

電源が入らないときは、最初にリモコンを確認してみましょう。リモコンの表示パネルの電源がオフになっているかもしれません。

 

また、エコモードに自動で切り替わっていると、消費電力を抑えるために電源がオフになっている可能性もあります。

 

リモコンが切れているときは電源スイッチを押し、電源が入ることを確認しましょう。

リモコンが故障している

リモコンの電源スイッチを押してもオンにならないときは、リモコンが故障している可能性があります。

 

リモコンが経年劣化や配線不良で故障すると、アラーム音が鳴らなかったり、リモコンのパネルが表示されなくなるケースがあります。

 

リモコン本体の故障が原因であれば、リモコンを交換することになるでしょう。その際は、専門業者に修理・交換を依頼しましょう。

落雷で安全装置が作動した

落雷で電流が過剰に発生した場合、安全装置が作動して給湯器が使えなくなることがあります。

 

近くで落雷があったときは、以下の対処法をお試しください。

  • 給湯器のコンセントを抜き、10秒後に差し込む
  • リモコンの電源を切り、入れ直す

上記の方法を試しても直らないときは、落雷によって給湯器の伝送基盤がダメージを受けている可能性があります。その場合、修理業者に修理を依頼してください。

給湯器・配管が凍結している

給湯器や配管は、外気温が0度を下回ると凍結することがあります。給湯器・配管が凍結すると、水が流れないため給湯器は作動しません。

 

給湯器の凍結には、以下の対処法が有効です。

  • 自然解凍を待つ
  • 配管にぬるま湯を掛ける

配管に熱湯をかけると破損する恐れがありますので、必ず40度程度のぬるま湯を使用してください。

 

給湯器の凍結については、以下の記事が参考になります。凍結の対処法を詳しくまとめていますので、お困りの方は参考にしてください。

ガスの供給が止まっている

地震が起きたりガスを長時間使い続けていたりすると、ガスの供給が停止することがあります。

 

ガスコンロを点火して付かないときは、ガスの供給が止まっている可能性が高いでしょう。ガスメーターを確認し、赤いランプが点滅していないか確かめてください。

  1. ガスの元栓を全て閉める
  2. ガスメーターの復帰ボタンを外す
  3. 復帰ボタンを数秒押し込んで離す
  4. 赤いランプが点灯したら、点滅に変わるのを待つ
  5. 赤いランプの点滅が消えたら復帰完了

上記の手順で、ガスの供給を復帰できます。

 

上記の方法を試しても直らないときは、業者に調査を依頼しましょう。

水圧が不足している

給湯器には点火に必要な水量が設定されており、水量が少ないとお湯が出ません。水圧が不足している可能性がある場合は、給水バルブを全開にして水圧を高めましょう。

 

あわせて、給湯器の水抜き栓フィルターも確認してください。フィルターがつまっていると水圧が低下するので、フィルターを水洗いしてつまりを解消してください。

給湯器本体が故障している

給湯器本体が故障していると、電源が入りません。

 

給湯器本体の故障は、以下の原因が考えられます。

  • 電装基板などの部品の故障
  • 経年劣化による故障
  • 凍結による破損

このような原因で故障している場合、修理または給湯器の交換が必要です。

 

給湯器の故障の原因と対処法については、以下の記事で詳しくまとめていますので参考にしてください。

水漏れ・ガス漏れが発生している

給湯器や配管で水漏れ・ガス漏れが発生していると、給湯器の電源が入らない場合があります。

 

給湯器の周辺を確認し、水漏れやガス漏れが発生していないか確かめましょう。シューッと音がするときやガスの臭いがするときは、ガス漏れしている可能性があります。

 

放置すると、引火や一酸化炭素中毒などの重大な事故につながる恐れもありますので、すぐに換気をして業者に連絡してください。

 

給湯器の水漏れについては、以下の記事で原因と対処法を紹介しています。修理費用の相場もまとめていますので、ぜひご覧ください。

液晶パネルで不具合が起きている

液晶パネルの不具合が原因の場合、以下のケースが考えられます。

  • 節電・エコモードになっている
  • パネルの故障や配線不良

消費電力を抑えるために節電モードになっている場合は、電源スイッチを押すかお湯を使えばパネルが付きます。それでもパネルがつかない場合は、パネルの故障や配線不良が考えられます。

 

お湯が出るのにパネルがつかない場合も故障が予想されるので、業者に連絡をして修理または交換をしましょう。

マンションで給湯器の電源が入らない時の対処法

マンションで給湯器の電源が入らないときは、まず上記で紹介した対処法を試してください。

 

それでも電源が入らないときは、業者に連絡する前に、管理会社または大家さんに連絡をしましょう。

 

とくに賃貸の場合、物件の管理者は管理会社や大家さんになります。管理会社を通じて修理業者に修理を依頼できるケースもあるので、自身で判断する前に相談するのが適切です。

 

賃貸物件の場合は基本的に、管理会社やオーナーが修理費用を負担することになるので、必ず管理会社を通して対応しましょう。

給湯器を自分では直せないケースと対処法

給湯器の故障には、自分で直せないケースもあります。

 

以下のケースの場合、自分で直すのは困難です。

  • 液晶パネルが表示されない
  • リモコンコードがダメージを受けている
  • 給湯器本体が故障している

このようなケースで自分で対処できないときは、業者に相談するのが適切です。

 

とくに、給湯器の使用年数が長い場合は、本体を交換しなければならない可能性があります。

 

給湯器の耐用年数や交換時期については、以下の記事を参考に対処してください。

給湯器の修理費用の相場

PRICE

給湯器の修理は、以下の料金が相場です。

 

部品の交換 5,000円~10,000円
リモコンの修理 15,000円~30,000円
安全装置の修理 10,000円~50,000円
精密機器の修理 30,000円~50,000円
ガス漏れの修理 5,000円~30,000円
配管の修理 10,000円~50,000円
給湯器本体の交換 150,000円~350,000円

リモコン修理や液晶パネルの部品交換であれば、それほど高額にはなりません。

 

しかし、給湯器本体を交換するとなると高額になることもありますので、まずは見積りを依頼しましょう。

 

給湯器の交換にかかる費用は、以下のページで詳細をまとめています。業者の選び方も解説していますので、修理を依頼する前にご覧ください。

修理か交換か迷ったときの判断基準

給湯器を修理か交換か迷ったときは、以下の基準を参考に判断してください。

 

【給湯器を修理するケース】

  • メーカーの保証期間内である
  • 使用年数が短い

【給湯器を交換すべきケース】

  • 耐用年数を超えて使用している
  • 保証期間を過ぎている

メーカーの保証期間内であれば無償で対応してもらえるので、修理を依頼するのが合理的です。

 

しかし、耐用年数を超えて使用している場合や、保証期間を過ぎている場合は、交換になる可能性が高いでしょう。

 

古い給湯器は修理をしても故障を繰り返す可能性が高いので、交換を視野に入れて相談するのがおすすめです。

 

給湯器の修理の依頼先で迷ったときは、以下の記事を参考にしてください。業者の選び方や費用について、分かりやすく解説しています。

給湯器の修理業者の選び方

給湯器の修理業者を選ぶときは、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 水回りの修理に対応できる業者を選ぶ
  • アフターフォローが充実している業者を選ぶ
  • 対応スピードの早い業者を選ぶ

水回りの修理に対応できる業者に依頼すれば、水漏れ修理などにも迅速な対応が期待できます。

 

また、給湯器の修理は早い方が良いので、対応スピードの早い業者がおすすめです。

 

信頼できる業者を見極めるためにも、必ず複数の業者で見積もりを取って比較しましょう。

 

給湯器の修理の依頼先

給湯器の修理の依頼先は、主に以下の4つです。

  • 水道修理業者
  • 給湯器メーカー
  • ガス会社
  • 住宅メーカーなどの施工会社

保証期間内であれば給湯器メーカーや施工会社、水漏れを伴う場合は水道修理業者に相談するなど、ケースにあわせて依頼すると良いでしょう。

 

それぞれにメリットデメリットがありますので、以下のページで詳細をご確認ください。各業者の違いや特徴を分かりやすく解説しています。

給湯器の電源が入らなくてお困りのときは

給湯器の電源が入らない原因には、自分で直せるケースと、業者に修理を依頼すべきケースがあります。

 

こちらで紹介した対処法を試しても直せないときや、対処法が分からず困ったときは、迷わず修理業者に修理を依頼しましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でも、給湯器の修理や交換を行っています。安心して給湯器を使用していただけるよう対応いたしますので、お困りの際は気軽にご相談ください。

 

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2025.12.03

「給湯器の水抜き」と聞くと難しそうに感じますが、実は手順さえわかればとても簡単な作業です。

 

給湯器の水抜きは、快適なバスタイムや凍結予防には欠かせないメンテナンスの一つでもあります。

 

そこで今回は、給湯器の水抜きについて、手順を分かりやすくまとめました。

 

簡単にできる方法や水抜きを行う頻度について解説していますので、この記事を参考にぜひお試しください

給湯器の水抜き方法

給湯器

給湯器の水抜きは、手順通りに行えばそれほど難しくありません。

 

作業を安全に行うために、以下の道具を用意してください。

  • ドライバー
  • 軍手

手順を確認したうえで、安全に配慮して行いましょう。

ガス給湯器における水抜き

ガス給湯器の水抜きの手順は、次の通りです。

  1. 給湯器の電源を切る
  2. 給湯器の水栓元栓とガス栓を閉める
  3. 家中のお湯の蛇口をすべて開ける
  4. 給湯器の水抜栓を開ける
  5. 給湯器の電源プラグを抜く

ガス給湯器の水抜栓は、給湯器の下部に設置されているのが一般的です。

 

ただし、水抜栓の場所や水抜きの手順は給湯器のメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書で確認してから作業しましょう。

水抜き後に給湯器を使う方法

水抜き後に給湯器を使うときは、以下の手順で作業してください。

  1. 家中の蛇口を閉める
  2. 給湯器の水抜栓を閉める
  3. 給水元栓を全開にし、蛇口を開けて水が出るか確認する
  4. 給湯器の電源プラグを差す
  5. 給湯器のガス栓を開け、電源を付ける
  6. お湯の蛇口を開けて、お湯が出ることを確認する

以上の方法で、水抜き後に給湯器を使えます。

 

基本的な操作は上記の通りですが、機種によって異なる場合があります。必ず取扱説明書を確認してから作業しましょう。

エコキュートにおける水抜き

エコキュートの水抜きは、基本的に以下の手順で行います。

  1. 漏電遮断器をオフにする
  2. 元栓を閉める
  3. 逃し弁・排水栓を開けて、排水する
  4. 排水栓を閉める
  5. 元栓を開けて水を出す
  6. 逃し弁を元に戻す
  7. 漏電遮断器をオンにする
  8. 蛇口からお湯と水が出るのを確認する

排水栓を開けると熱湯が出ることがあるので、火傷に注意して作業してください。

 

また、感電を防ぐために、漏電遮断器は濡れた手で触らないようにしましょう。

 

エコキュートはメーカーごとに水抜き方法が異なる場合があるため、取扱説明書やホームページで確認して作業してください。

水抜き以外の給湯器の凍結防止方法

給湯器

給湯器の凍結防止には、水抜き以外の方法もあります。

  • 蛇口の水を出しっぱなしにする
  • 給湯器の凍結防止機能を作動させる
  • 保温材を巻く

給湯器が凍結しやすいのは夜間ですので、気温が下がりそうな日は上記の方法を試してみましょう。

 

詳しい方法については、以下の記事を参考にしてください。凍結したときの対処法もあわせてお伝えしますので、ぜひご覧ください。

給湯器の水抜きが必要な理由

給湯器

給湯器の水抜きは、定期的に行うことが推奨されています。

 

ここでは、水抜きが必要な理由を3つお伝えします。

給湯器の凍結を防ぐため

給湯器の凍結を防ぐのに有効な方法が、水抜きです。

 

とくに、以下の場合は給湯器の水抜きをおすすめします。

  • 長期間家を留守にするとき
  • 気温が0度以下になるとき

給湯器に水が残っていると凍ってしまい、蛇口からお湯が出なくなってしまいます。

 

給湯器をしばらく使わないときや、気温が極端に下がるときは凍結しやすいので、水抜きで対策しておきましょう。

 

ガス給湯器・エコキュートが凍結しやすい気温、場所については、以下の記事も参考にしてください。

給湯器の寿命を延ばすため

給湯器の水抜きには、貯水タンク内の清掃の意味もあります。

 

水抜きを行わないと汚れが蓄積されていき、機器に悪影響を与える可能性があります。給湯器を安全に長く使うためにも必要な作業ですので、定期的に行うのがおすすめです。

 

給湯器の寿命は約10年といわれています。給湯器の交換時期の目安や故障のサインについては、以下の記事を参考にしてください。

 

お湯を清潔に使うため

水抜きしないと貯水タンクに汚れが溜まっていき、お湯に汚れが混じることがあります。

 

汚れが配管を通り、お風呂の浴槽にまで到達すると、浴槽に黒い汚れが浮いたり、お湯が白く濁ったりする原因にもなります。

 

お湯を清潔に使うためにも、水抜きは欠かせません。お湯に異変を感じたときは、水抜きすることをおすすめします。

給湯器の水抜きをする頻度とタイミング

給湯器の水抜きは、給湯器の使用頻度にもよりますが、年2~3回行うのが理想です。部品の点検やメンテナンス、水漏れなどの不具合のチェックとあわせて、定期的に行いましょう。

 

以下のような症状があるときも、水抜きが必要です。

  • 凍結する可能性がある
  • お湯に汚れが混ざっている
  • 断水があった

断水があるときは、貯水タンクに汚れが入り込まないように、給水元栓を閉めておきます。

 

断水中にお湯の蛇口をひねってしまった場合は、貯水タンクに汚れが混じることがあるので、水抜きをして水を入れ替えましょう。

給湯器の水抜きをしないと起こるトラブル

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給湯器の水抜きは、給湯器を安全に長く使うためには欠かせない作業です。

 

給湯器の水抜きを怠ると、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

凍結する可能性がある

気温が下がるときに給湯器の水抜きを行わないと、給湯器が凍結する可能性があります。

 

給湯器が凍結すると、お湯が使えなくなります。給湯器から蛇口までの配管まで凍結すると、水も使えなくなります。

 

給湯器と給湯器の配管が凍結すると、配管内の水が膨張し、配管が破損することもあるでしょう。

 

給湯器が破損するとお湯が使えないだけでなく、修理費用が高額になりやすいため、水抜きで凍結を防ぐことが大切です。

貯水タンク内に汚れが溜まる

水道水に含まれるミネラルやカルシウムが貯水タンク内に蓄積すると、汚れや水垢の原因になります。

 

貯水タンク内に汚れが蓄積すると、簡単に落とすことは難しくなります。

 

貯水タンクの汚れは悪臭や水質悪化につながる場合もあるため、定期的に水抜きを行うことが重要です。

お風呂のお湯が汚れる

貯水タンクの汚れは配管を通って、蛇口から流れます。お風呂やキッチンに到達すると、蛇口からゴミや黒い汚れ、白く濁ったお湯が出ることもあります。

 

水が汚れると、快適に水回りを使えなくなるうえに、不衛生です。

 

快適にお風呂やキッチンなどを使うためにも、定期的な水抜き作業とメンテナンスが必要になります。

給湯器が故障しやすくなり寿命が短くなる

貯水タンクが汚れていると、部品の劣化や配管・フィルターの目詰まりの原因になります。

 

フィルターが目詰まりすると、給湯器の効率の低下や故障につながることも考えられます。劣化や故障を繰り返すようになると、給湯器の寿命が短くなりやすく、注意が必要です。

 

給湯器が故障する原因は、貯水タンクの汚れだけではありません。以下のページで故障の原因と対処法をまとめていますので、ご覧ください。

水抜きをしても凍結したときの対処法

対処法

水抜きをして凍結対策をしていても、給湯器が凍結することがあります。

 

もし、給湯器が凍結してしまったら、以下の対処法をお試しください。

  • 自然解凍を待つ
  • 40℃くらいのぬるま湯を配管部分にかける
  • 修理業者を呼ぶ

給湯器の凍結は、自然解凍を待つのが安全な方法です。日中に気温が上がれば、多くの場合は自然に溶けてお湯が出るようになります。

 

解凍を急ぐ場合には、配管部分にタオルを巻き、上から40℃程度のぬるま湯をかけて溶かす方法もあります。

 

しばらく待ってみても解凍できないときや、水漏れを確認したときは、修理業者を呼んで対応してもらいましょう。

 

給湯器の凍結については、以下の記事で対処法を解説しています。修理費用の相場もあわせて紹介していますので、ご確認ください。

給湯器の水抜きをしても故障・凍結したときは

給湯器の水抜き方法を紹介しました。

 

給湯器は定期的に水抜きなどのメンテナンスを行うことで、より長く安全に使用できます。凍結予防にも有効ですので、気温が下がると予想されるときには対策しておきましょう。

 

水抜きをしても給湯器が故障や凍結したときは、できるだけ早く修理をするのが望ましいでしょう。

 

クリーンライフ』でも、給湯器の修理を行っています。給湯器の修理、交換は電話やWebで相談を受け付けていますので、お困りの際は気軽にご相談ください。

 

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2025.12.03

「お湯が出ないのに水は出る」という症状は、給湯器のよくあるトラブルのひとつです。

 

給湯器の故障と思いきや、凍結や蛇口の故障など、給湯器本体以外の原因も考えられます。

 

そこで今回は、給湯器でお湯が出ないのに水は出る原因と対処法をわかりやすく解説します。

 

お湯が出ないときのチェックポイントをお伝えしますので、症状に合わせた対処法をチェックしてみてください。

お湯が出ないのに水は出るときのチェックポイント

チェックポイント

お湯が出ないのに水は出るときは、給湯器の故障がまず考えられます。

 

お湯が出ないのが、一部の蛇口なのか全部の蛇口なのかで対処法が異なるため、まずは以下のポイントをチェックしてください。

どの蛇口でお湯が出ないのか確認する

お湯が出ない状況になったときは、お湯が出ない蛇口が、一部の蛇口なのかすべての蛇口なのかを確認しましょう。

 

もし一部の蛇口でのみ、お湯が出ないものの水は出るときは、蛇口の故障だと考えられます。

 

給湯器のお湯が出ない原因は、いくつかあります。以下のページで7つの原因別に対処法を解説していますので、あわせてご確認ください。

ガスが付くかどうかを確認する

蛇口の確認をしたら、ガスが付くかどうか以下の点を確認しましょう。

  • ガスメーターの栓が開いているか
  • 給湯器にエラー表示がないか
  • 給湯器の電源が入っているか
  • コンセントが入っているか

料金の未払いなど、何らかの理由でガスが止められている可能性もあります。キッチンのコンロなどの、他のガス機器が使用できるか試してみましょう。

 

お湯が出ない原因は、給湯器の故障以外にも考えられます。故障でなければ自分で対処できるケースもありますので、以下の記事を参考にしてみてください。

給湯器でお湯が出ないのに水は出るときの対処法

給湯器

給湯器で「お湯が出ないけど水は出る」といっても、さまざまな原因があります。

 

原因と対処法を、以下の表でまとめました。

原因 対処法
ガスがつかない リモコンを確認する
ガスメーターを確認する
リモコン・電源プラグをリセットする
修理業者に相談する
ガスはつくがお湯が出ない フィルターのゴミを取り除く
水漏れを確認する
給湯器を交換する
給湯器が凍結している 自然解凍を待つ
配管にぬるま湯をかける
蛇口が故障している 蛇口を修理・交換する
オール電化の場合 エラー表示に従って対応する
電源プラグを差し直す

ここからは、対処法を詳しく解説していきます。

ガスがつかない場合の対処法

給湯器のガスがつかない場合は、給湯器のガスだけがつかないのか、すべてのガス機器が使用できないのかで対処法が異なります。

対処法1.リモコンを確認する

ガスがつかないときは、室内に設置されているリモコンにエラーコードが表示されていないか確認してみましょう。

  • 給湯器の点火不良
  • 燃焼ファンの異常
  • 過熱防止装置が作動

エラーコードからは、上記のような不具合を判断できます。

 

エラーコードについてはメーカー・機種によって表示方法が異なるため、取扱説明書を確認しましょう。

 

説明書には、コード別に対処法が記載されています。自分で対処できるものもありますので、説明書に従って対応しましょう。

対処法2.ガスメーターを確認する

ガスメーターはガス漏れや地震で安全装置が作動し、すべてのガスの供給がストップすることがあります。

 

ガスメーターを確認し、ガスが正常に供給されていることを確かめましょう。表示ランプを確認し、赤く点滅しているときはガスが遮断されている状態です。

 

ガスメーターの復帰ボタンを押し、ガスの復帰作業を行ってください。復帰ボタンの位置などは機種によって異なるため、分からない場合は取扱説明書に従って作業しましょう。

対処法3.リモコン・電源プラグのリセット操作を行う

一時的なシステムエラーで、給湯器が運転されないことがあります。一時的な不具合に対しては、リモコン・電源プラグのリセット操作でお湯が出る可能性があるので、試してみてください。

 

【リモコンのリセットの手順】

  1. 給湯器の運転を停止する
  2. リモコンの電源を切る
  3. リモコンの電源を入れる
  4. エラー表示が消えたか確認する

 

【電源プラグのリセット手順】

  1. 給湯器の電源プラグを抜く
  2. 10秒ほど待ってから再び差し込む

上記の作業を行い、再起動されるか確認してみましょう。

 

ただし、ガスのにおいがするときは引火の恐れがあるので、作業は行わないでください。雨の日も感電の恐れがあるので、安全上作業は避けましょう。

対処法4.修理業者に相談する

上記の対処法を行ってもガスがつかないときは、給湯器自体の故障が疑われます。

 

その場合は、修理業者に点検・修理を依頼しましょう。

 

ちなみに、給湯器の寿命は約10年とされています。10年以上使用している場合は寿命も考えられますので、交換も視野に入れておきましょう。

ガスはつくがお湯が出ない場合の対処法

ガスはつくがお湯が出ない・水は出る場合は、以下の対処法をお試しください。

対処法1.水抜栓を確認してフィルターのゴミを取り除く

水抜栓のフィルターにゴミがつまっていると、出湯量が減り、お湯が出ないことがあります。

 

水抜栓フィルターを確認し、汚れているときは以下の手順でゴミを取り除きましょう。

  1. 給湯器の給水元栓を閉める
  2. キッチン・お風呂など、すべての給水栓を開ける
  3. 水抜栓を左に回して外す
  4. 配管とつながっているバンドから外す
  5. フィルターを歯ブラシを使って水洗いできれいにする
  6. 水抜栓を取り付ける
  7. 給水栓を全て閉める
  8. 給水元栓を開け、水漏れがないか確認する

水抜栓を外す際、お湯が出てくることがあるので注意してください。

対処法2.水漏れしている箇所がないか確認する

お湯が出ないのに水は出るときは、経年劣化や取り付けの不具合で、配管の水漏れが起きている可能性があります。

 

水漏れが起きている場合は、給湯器の周辺が濡れている場合があります。給湯器周辺を確認し、水漏れがないか確かめましょう。

 

給湯器で水漏れしている場合、基本的には修理業者に点検を依頼する必要があります。安全性を考えて、以下の応急処置をしておきましょう。

  1. 給湯器の運転を止める
  2. ガス栓・止水栓を閉める

水漏れによって漏電や一酸化炭素中毒を起こす恐れがありますので、すぐに使用を中止してください。

 

応急処置の方法や対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。修理費用の相場も紹介していますので、あわせてご覧ください。

対処法3.経年劣化の場合は交換を検討する

経年劣化で給湯器が故障し、お湯が出ないのに水は出る場合は、本体の交換を検討しましょう。

 

給湯器を10年以上使用している場合、修理するよりも経済的な可能性があります。

 

古い給湯器は故障を繰り返す可能性が高いため、交換を視野に入れて業者に相談することをおすすめします。

給湯器が凍結している場合の対処法

冬になると増えるのが、給湯器の凍結です。

 

「凍結によって、お湯が出ないけど水は出る」と予想される場合は、以下の対処法をお試しください。

対処法1.自然解凍されるのを待つ

給湯器の凍結は、基本的には自然に溶けるのを待つ方法が安全です。

 

気温が上昇するにしたがって、自然解凍されるケースがほとんどです。半日ほど待ってみて、解凍できたかどうか確かめてみましょう。

 

寒冷地や、給湯器が日当たりの悪い場所にある場合、昼になっても給湯器が解凍できないこともあります。

 

その場合は、以下の方法を試すか、業者に相談してみましょう。

対処法2.排水管にぬるま湯をかける

解凍を急ぐ場合や、日中の気温が上がらないときは、排水管にぬるま湯をかけて解凍する方法もあります。

 

ぬるま湯とタオルを用意して、以下の手順で作業してください。

  1. タオルを配管に巻き付ける
  2. 40度程度のぬるま湯をタオルの上からかける
  3. タオルを外し、配管についた水滴を残らず拭き取る

配管に水が残っていると再び凍る恐れがあるので、しっかり拭き取りましょう。

 

また、熱湯を使うと、配管が破損する恐れがあります。必ず40度程度のぬるま湯を用意してください。水道からお湯が出ないときは、沸かしたお湯に水を足し、お風呂のお湯くらいの温度に調節してください。

 

給湯器の凍結防止策については、以下の記事で分かりやすくまとめています。冬になると凍結が増えますので、あわせてご覧ください。

蛇口が故障している場合の対処法

一部の蛇口からお湯が出ない、水は出るときは、蛇口の故障が考えられます。

 

例えば、蛇口のバルブカートリッジという部品が故障すると、温度調節ができなくなり水しか出ません。

 

バルブカートリッジの交換は自分でできますので、以下の手順で行いましょう。

  1. 止水栓を閉める
  2. 蛇口のネジを緩めてレバーを外す
  3. バルブカートリッジを新しいものと交換する

バルブカートリッジの詳しい交換手順は、以下の記事で紹介しています。手順を間違うと水漏れする恐れもありますので、以下のページでご確認ください。

オール電化の場合の対処法

オール電化の場合、給湯器はエコキュートや電気温水器を使用します。

 

そのため、お湯が出ないが水は出る原因は、設備不良や貯水タンクのお湯切れが考えられます。

対処法1.エラー表示を確認して対応する

まずは、リモコンにエラー表示がないか確認しましょう。

 

オール電化で、水は出るもののお湯が出ない場合、よくある原因はお湯切れです。お湯切れのエラーが表示されているときは、沸き増し運転をしてみてください。

 

それ以外の不具合でエラーが表示されることもありますので、エラー内容に従って作業しましょう。

 

エラー表示の内容については機種・メーカーによって異なるため、取扱説明書をご確認ください。

対処法2.電源プラグを抜いて差し直す

給湯器の単純な不具合によって、水だけが出て、お湯が出なくなることもあります。

 

その場合は、給湯器本体の電源プラグを抜き差しして、給湯器をリセットしましょう。

 

ただし、以下のときは危険ですので、絶対に電源プラグを触らないでください。

  • 雨が降っている
    ※感電の恐れがある
  • ガスのにおいがする・ガス漏れしている
    ※引火の恐れがある

上記の場合は、業者に連絡して、安全に作業してもらいましょう。

 

お湯が出ないが水は出る原因や対処法は、以下の記事でも紹介しています。チェックポイントをまとめていますので、給湯器の不具合でお困りの方は、チェックしてみてください。

給湯器の修理・交換費用の相場

PRICE

給湯器の修理費用・交換の相場は、以下の通りです。

 

簡単な部品の交換 5,000円~10,000円
精密機器の修理 30,000円~50,000円
ガス漏れの修理 5,000円~30,000円
配管の修理 10,000円~50,000円
給湯器の交換 150,000円~350,000円

簡単な部品の交換、配管の修理であれば、10,000円程度で修理できます。しかし、精密機器の故障や修理の範囲が広い場合には、修理費用が高額になることもあるでしょう。

 

まずは業者の見積りを取り、修理か交換か、ベストな方法を選択しましょう。

 

給湯器の交換費用は、以下のページが参考になります。業者の選び方も解説していますので、業者に相談する前にご覧ください。

給湯器を修理・交換するケース

給湯器を修理か交換かで迷ったときは、以下のケースを目安にしてください。

 

【給湯器を修理するケース】

給湯器を修理するケースは、次の通りです。

  • 使用年数が5年以下
  • 保証期間内
  • 水漏れなど、配管の交換だけで済む場合

使用年数が短い場合や保証期間内の場合、無償で対応してもらえる可能性が高いでしょう。

 

また、配管の交換だけで済む場合は、修理費用が高額にならないので修理がおすすめです。

 

【給湯器を交換すべきケース】

給湯器を交換すべきケースは、次の通りです。

  • 給湯器を10年以上使用している場合
  • 保証期間をすぎており、修理費用が高額になる場合

給湯器の寿命は10~15年といわれています。古い給湯器は、修理をしても故障を繰り返す可能性が高いため、故障を機に交換を検討するのがおすすめです。

給湯器のお湯が出ないためにお困りのときは

給湯器で水は出るのにお湯が出ないときの対処法を紹介しました。

 

突然お湯が出なくなると慌ててしまいますが、落ち着いて対処すれば自分で直せることもあります。

 

「原因が分からない」「対処が難しい」ときは、修理業者に相談するのが安心です。使用年数によっては交換になるケースもあるので、専門業者に相談してみましょう。

 

クリーンライフ』でも、給湯器の修理や交換に対応しています。状況に合わせた提案をさせていただきますので、お困りの際はぜひご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器の修理・交換を相談してみる

2025.12.03

厳しい寒さが続く季節になると、給湯器が凍結してお湯が出なくなることがあります。

 

ここでは、給湯器が凍結する原因と対処法を分かりやすく解説します。

 

給湯器の凍結は極寒の地域で起こるトラブルのようですが、実はそれ以外の地域で起こりがちです。事前にできる凍結対策と、修理費用の相場もあわせてお伝えしますので、確認しておきましょう。

 

給湯器が凍結したときの対処法

給湯器

お湯が出てこなくなってしまったときは、給湯器の凍結が考えられます。

 

急に気温が下がったときなど、凍結に心当たりがあるときは、慌てずに以下の対処法を試しましょう。

対処法1.自然解凍を待つ

簡単で安全な方法は、自然に解凍されるのを待つことです。

 

日中になり気温が上がれば、凍結した給湯器は自然に解凍されます。給湯器の電源を切り、半日ほど待ってみましょう。

 

ただし、日中の気温が上がらないときは、溶けないこともあります。しばらく待ってもお湯が出ないときは、修理業者に問い合わせてみましょう。

 

お湯が出るようになったら、給湯器本体から水漏れしていないか確認してください。もし水漏れしていたら、漏電の恐れもあるので速やかに修理業者を呼びましょう。

対処法2.配管にぬるま湯をかける

給湯器の解凍を急ぐときは、配管にぬるま湯をかけて溶かす方法もあります。

 

【ぬるま湯をかける手順】

  1. 給湯器の電源を切る
  2. キッチンやお風呂のお湯の蛇口を開ける
  3. 凍結した配管部分にタオルを巻き、40度程度のぬるま湯を掛ける
  4. 蛇口から水が出てきたら、蛇口を閉める
  5. タオルを外し、お湯をかけて濡れた部分をしっかりとふき取る
  6. 給湯器や配管から水漏れしていないか確認する
  7. 給湯器の電源を入れる

ぬるま湯をかけて良いのは、外の配管部分だけです。給湯器本体にぬるま湯をかけると故障の恐れがあるため、注意して作業してください。

 

ぬるま湯をかけると解凍時間を短縮できますが、給湯器や配管の故障には注意してください。

対処法3.修理業者に相談する

給湯器の凍結は、修理業者に依頼すると安全に解決できます。

  • しばらく待っても解凍できない
  • 凍結は解消したもののお湯が出てこない
  • 給湯器や配管から水漏れする

このようなケースの場合、自分で給湯器を直すのは困難です。

 

自分で直すのが難しい場合は、すぐに修理業者に修理を依頼することをおすすめします。

 

業者を選ぶ際は、必ず相見積もりを取り、信頼できる業者を見極めてから依頼してください。

 

給湯器やエコキュートの凍結については、以下の記事で詳しく解説しています。凍結しやすい気温や場所、凍結対策などをまとめていますので、参考にして対策しておきましょう。

凍結で給湯器が破損した場合の症状・対処法

注意点

凍結によって給湯器が破損した場合、以下のような症状があります。

  • 配管が破損する
  • 水漏れが発生する
  • 破損個所から漏電する
  • 電源が落ちて故障する

症状別に対処法をお伝えします。

配管が破損する

給湯器の凍結で起きやすいのが、配管の破損です。

 

配管の中の水が凍結すると、中で膨張して配管が破損するケースがあります。配管が破損した場合、修理業者に修理を依頼する必要があります。

 

破損状況や範囲、箇所によっては、修理費用が高額になることもあるでしょう。まずは見積りを依頼し、比較して検討しましょう。

 

水・お湯が出ないときに、配管が破損しているかどうか判断できない場合もあるかもしれません。以下では凍結で水・お湯が出ないときの対処法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

水漏れが発生する

給湯器や配管が破損すると、水漏れが発生することがあります。

 

水漏れがある場合は、放置せず、すぐに対処する必要があります。できるだけ早く修理業者に連絡し、状況を確認してもらいましょう。

 

給湯器本体から水漏れしている場合、給湯器内部で配管が破損している可能性があります。そのため、修理を依頼しても、本体を交換することになるケースがほとんどです。

 

凍結で水漏れした場合、保証期間内であっても有償での修理になる可能性が高いため、業者に相談・確認をしましょう。

 

給湯器の水漏れ修理については、以下のページで費用などの詳細をまとめています。対処法も紹介していますので、あわせてご覧ください。

破損箇所から漏電する

給湯器の破損で怖いのが、漏電です。給湯器の内部の部品に水がかかると、漏電して電気回路まで故障する可能性があります。

 

漏電すると機械が感知して給湯器は停止しますが、高額な修理費用が発生します。

 

漏電している箇所に触れると、感電することもあるので注意しなければなりません。

 

ただの故障と思っていると重大な事故に発展するケースもあるので、給湯器に異変を感じたら修理業者に連絡をしましょう。

電源が落ちて故障する

給湯器が凍結すると不具合が起き、電源が落ちて使えなくなることがあります。

 

内部の電子回路や部品が破損して電源が落ちた場合、考えられる対処法は、給湯器の修理または交換です。

 

費用を抑えるのであれば修理になりますが、給湯器の使用年数によっては交換を検討することをおすすめします。

 

給湯器の寿命や交換時期のタイミングを以下の記事にまとめていますので、修理を依頼する前にご確認ください。

給湯器が凍結する原因

給湯器

給湯器や配管の凍結は、いくつかの原因が考えられます。

  • 外気温がマイナス4度以下になった
  • 給湯器が北側の日陰にある
  • 配管内の水が流れていない
  • 給湯器の電源プラグを抜いていた

このような原因によって、凍結することがあります。

 

水は流れていると凍りにくいため、就寝時や長期間留守にするときは、凍結防止の対策を行いましょう。

また、給湯器には凍結防止機能が搭載されていますが、通電していないと機能しません。長期不在の際や夜間も電源プラグを指したままにしておき、凍結防止機能を活用しましょう。

給湯器の凍結しやすい場所と対策

給湯器を保温する

給湯器の凍結しやすい場所は、以下の通りです。

  • 給水・給湯用の配管
  • 給湯器本体
  • 給湯器と配管の接続部分

ここからは、場所ごとに凍結を防ぐ対策をお伝えします。

給水・給湯用の配管は保温材を使う

保温材を巻きつける

給水・給湯用の配管は給湯器の外側にあるため、凍結しやすい場所です。配管部分は凍結防止機能が働かないため、対策をしないと凍結する可能性が高くなります。

 

とくに凍りやすいのは、冷たい水が通る給水用の配管です。給水・給湯配管には保温材を使用し、凍結を防ぎましょう。

 

給水管の凍結防止策は、以下の記事が参考になります。予防に有効なアイテムと使い方を解説していますので、ぜひご一読ください。

給湯器本体は水抜きをしておく

給湯器本体は凍結防止機能によって凍結を防げますが、気温が低すぎたり、電源が入っていなかったりすると、機能が働かず凍結することがあります。

 

給湯器本体の凍結予防には、水抜きが有効です。給湯器の中に残った水を抜くことで、凍結を予防できます。

  1. 運転スイッチを切る
  2. ガスの元栓と給水元栓を閉める
  3. キッチン・お風呂・洗面台などの蛇口を全開にする
  4. 水抜栓を外し、水を抜く
  5. 電源プラグを抜く

以上の手順で給湯器の水抜きができます。

 

水抜き方法は、給湯器の機種やメーカーによって異なります。必ず取扱説明書を読み、手順に沿って作業してください。

 

長期間家を留守にするときには、水道管の水抜きもしておくことをおすすめします。以下のページで水抜き方法をまとめていますので、あわせて対策しておきましょう。

給湯器と配管の接続部分は断熱材で保温する

給湯器と配管の接続部分は金属でできているため、凍結する可能性が高い場所です。本体の凍結防止機能では、接続部分までは凍結を防げません。

 

接続部分は結露でも凍結しやすいため、断熱材で保温すると、凍結予防になります。

 

接続部分に断熱材を巻き付け、冷気から守りましょう。断熱材はホームセンターなどで購入できます。

 

その他の給湯器の凍結防止対策については、以下の記事で確認できます。注意点や対処法も解説していますので、凍結予防にお役立てください。

凍結した給湯器の修理費用の相場

PRICE

給湯器が凍結した場合、修理費用の相場は以下の通りです。

 

【基本料金】

基本料金 5,000円~
見積もり 0円
出張費 0円~5,000円
夜間・休日の割増料金 0円~4,000円

 

【修理料金】

給水・給湯配管の修理 8,000円~50,000円
給湯器の電子基板の修理 25,000円~45,000円
燃焼系の修理 15,000円~30,000円
水制御系の修理 10,000円~30,000円
安全装置系の修理 8,000円~55,000円
給湯器本体の交換(本体費用含む) 150,000円~300,000円

燃焼系は、燃焼ファンなど給湯器の燃焼に関わる部分です。水制御系は、水量センサーや弁など、水量や水流を制御する部分になります。

 

故障箇所によっては修理費用が高額になりますので、給湯器の使用年数によっては交換を検討したほうが良いケースもあります。

 

給湯器の交換を検討される場合は、以下の記事も参考にしてください。業者選びのポイントや費用相場をまとめていますので、業者に相談する前に確認しておきましょう。

給湯器修理の依頼先

給湯器の修理の依頼先は、いくつかあります。

  • 給湯器専門業者
  • 給湯器メーカー
  • ガス会社
  • 水道修理業者

給湯器の保証期間内であれば、給湯器メーカーに相談しましょう。水漏れを伴う場合には、水道修理も可能な水道修理業者がおすすめです。

 

給湯器の修理・交換先で迷ったときは、以下の記事を参考にしてください。依頼先の選び方や注意点を、分かりやすくまとめています。

賃貸で給湯器が凍結したときの対処法

賃貸で給湯器が凍結した場合、まず管理会社や大家さんに連絡しましょう。

 

給湯器が故障した場合の修理費用は、故意に壊した場合を除いて、大家さんが負担するのが一般的です。

 

凍結による故障を放置していて状況が悪化した場合、入居者が修理費用を負担しなければならない可能性があります。

 

凍結であれば自然解凍を待ち、しばらく待っても直らないと判断した場合は、管理会社か大家さんに連絡しましょう。

 

賃貸であっても、給湯器の凍結防止策は必要です。以下の記事で凍結防止策をまとめていますので、参考にしてください。

給湯器の凍結で困ったときは

給湯器の凍結について、対処法を紹介しました。

 

給湯器が凍結すると、お湯が使えないだけでなく、水漏れや故障の原因にもなります。給湯器が故障した場合は修理を依頼し、状況によっては交換も視野に入れると良いでしょう。

 

私たち『クリーンライフ』でも、給湯器の修理・交換を行っています。現地調査・見積もりは無料ですので、お困りの際はぜひご検討ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器の修理・交換を相談してみる

2025.12.03

給湯器のトラブルでよくあるのが「水漏れ」です。給湯器の水漏れには、経年劣化や部品の破損、凍結などさまざまな原因が考えられます。

 

そこで今回は、給湯器の水漏れの原因や対処法を紹介します。

 

給湯器の水漏れは緊急性が高いケースもありますので、原因と対処法をしっかりと見極めましょう。給湯器の水漏れ修理の費用相場や、水漏れを放置するリスクについても解説しています。

給湯器の水漏れの原因と対処法

給湯器

給湯器から水漏れすると、水道代やガス事故の心配があります。

 

水漏れにはさまざまな原因が考えられますが、ここでは、主な原因を4つ紹介します。

水漏れの原因

給湯器の水漏れの主な原因は、以下の4つです。

  • 経年劣化
  • 施工不良
  • 凍結による破損
  • 長期間使用していなかった

給湯器本体や配管の劣化など、経年による劣化が原因の一つです。その他にも、凍結による破損や、施工不良なども考えられます。

 

給湯器を長期間使用していないと、圧力の関係で水抜栓から水が漏れることも。この場合は、お湯を出してみて、異常がなさそうならそのまま使用できます。

給湯器の水漏れの基本的な対処法

給湯器で水漏れしたら、まず以下の手順で対処してください。

  1. 給湯器のエラーコードを確認する
  2. 給湯器の運転を止める
  3. 水漏れ箇所を確認する
  4. ガス栓・止水栓を閉める

被害がこれ以上拡大しないために、電源を止めてガス栓・止水栓は必ず閉めましょう。

 

それぞれの工程について、一つずつ詳しく解説します。

1.エラーコードを確認する

給湯器で水漏れを見つけたら、リモコンにエラーコードが表示されていないか確認してください。

  • 111
  • 112
  • 113

このようなコードが表示されている場合、水漏れによって点火不良が起きている可能性があります。

 

本来であればこの場合、安全装置が働き給湯器は運転を停止するはずです。しかし、水漏れしている給湯器を無理に使い続けると、正常に作動せずに一酸化炭素が発生する恐れもあるので注意してください。

2.給湯器の運転を止める

つづいて、給湯器の電源を落として運転を止めます。

 

水漏れが発生したまま使い続けると、思わぬ事故につながる可能性があります。まずは運転を止めて、安全を確保したうえで水漏れを確認しましょう。

3.水漏れ箇所を確認する

次に、水漏れががどこで起きているのか、発生箇所を確認します。

  • 水抜き栓
  • 配管の接続箇所
  • 給湯器本体

以上の3ヶ所で水漏れが起こりやすいので、目視で確かめてください。

4.ガス栓・止水栓を閉める

給湯器の電源を落としたら、ガス栓・止水栓も念のために閉めておきましょう。

 

ガス栓を閉めれば、ガス漏れの心配はなくなります。

 

水漏れの原因や発生箇所がわからなくても、止水栓を閉めてしまえば、一旦水は止められるので安心です。

大量に水漏れしている場合の対処法

給湯器の内部から大量に水漏れしているときは、非常に危険な状態です。

 

ポンプが破損していたり、パーツに穴が開いている可能性があります。破損した箇所からガス漏れする恐れもあるので、迅速に対処する必要があります。

 

このような場合、すぐに使用をやめて、修理業者に連絡してください。大量の水漏れを放置すると、住宅内にも水が浸入する恐れもあります。

ポタポタ少量の水が漏れる場合の対処法

給湯器からポタポタと少量の水が落ちてくるときは、経年劣化や凍結による破損の可能性が高いです。

 

部品の交換や、修繕が必要になりますので、一旦給湯器の使用をやめて、業者に修理を依頼してください。

長期間使用していなかった場合の対処法

給湯器を長期間使用していないと、水抜栓から水が漏れることがあります。この場合、お湯を出してみて異常がなさそうであれば、そのまま使用してもかまいません。

 

ただし、冬場は凍結している可能性もあるので注意してください。凍結で水漏れした場合は、業者を呼んで修理してもらう必要があります。

賃貸・マンションで水漏れした場合の対処法

賃貸・マンションで水漏れしたときは、まず水漏れ箇所を確認しましょう。

 

つづいて、以下の手順で対処してください。

  1. ガス栓を締める
  2. 止水栓を締める
  3. 給湯器の電源を止める
  4. 管理会社に連絡する

賃貸で給湯器が故障した場合、大家さんの負担で修理や交換ができる可能性があります。

 

業者を呼んでもらえるはずですので、まずは管理会社に連絡をしましょう。

給湯器の水漏れは修理・交換どちら?

給湯器を修理する道具

水漏れが起きた給湯器は、状況によって修理か交換になります。

 

給湯器を交換するケースと修理するケースを詳しく解説します。

給湯器を交換するケース

給湯器を交換するケースは、以下の通りです。

給湯器を10年以上使用している

10年以上使用している給湯器は、交換したほうが経済的で安全です。

 

使用年数が長い給湯器の場合、水漏れを修理できたとしても、またすぐに故障を繰り返す可能性があります。何度も修理をするのであれば、新しい給湯器に交換したほうがコスパが良いでしょう。

 

10年以上使用していればメーカーの保証期間も切れていますので、交換を視野に入れて業者に相談してください。

給湯器の内部が破損している

給湯器の内部が破損している場合、大量の水漏れが発生する可能性があります。

 

内部が破損していると、修理費用が高額になるかもしれません。同じトラブルを繰り返す可能性もあるため、本体を交換したほうが、費用を安く抑えられます。

給湯器を修理するケース

つづいて、給湯器を修理するケースを紹介します。

使用年数が10年未満

使用年数が10年未満の場合、保証期間内の可能性があります。

 

保証期間内であれば、無料または格安で修理できますので、まずは修理を依頼してみましょう。

 

また、使用年数が短い給湯器は、簡単な修理で直ることも。簡単な作業なら料金も安くすみます。

配管が破損している

配管の破損が原因であれば、パーツの交換・修理で給湯器の水漏れは直ります。

 

修理料金が安く時間もかかりませんので、業者に修理を依頼してください。

給湯器の水漏れは自分で対処できる?

給湯器は自分で直すことはできるのでしょうか。

 

「給湯器のパッキンの交換程度なら自分でできる」と考える方は多いでしょう。しかし、給湯器には電気やガスが使用されているため、自分で対処するのは危険です。

 

ここからは、給湯器を自分で直す危険性と、修理の依頼先をまとめて解説します。

自分で給湯器の修理をするのは危険

給湯器を自分で修理するのは危険です。必ず、専門知識と技術を持つ業者に相談してください。

 

給湯器の修理や交換をする場合、作業の内容によっては資格が必要です。無資格の場合、内容によっては法令違反になります。

 

安全に修理するためにも、必ず資格を持つ業者に相談しましょう。

給湯器の水漏れ修理の依頼先

給湯器の水漏れは、以下の依頼先に修理を頼みます。

  • 水道修理業者
  • 給湯器メーカー
  • ガス会社など

専門知識のある水道修理業者なら、水漏れ修理からガス給湯器の交換まで、スムーズに対応できるでしょう。

給湯器の水漏れ修理の費用相場

費用相場

給湯器の水漏れ修理の費用相場を、以下にまとめました。

給湯器の修理費用の相場

以下にまとめたのが、給湯器の修理費用の相場です。

作業内容 料金相場
給湯器の部品からの水漏れ 10,000円~
大量の水漏れ 20,000円~
給湯器の水道管からの水漏れ 20,000円~
給湯器の配管からの水漏れ 30,000円~
給湯器の接続部からの水漏れ 35,000円~

どこから水漏れしているのか、どれくらいの量の水が漏れているのかによって、修理料金は異なります。

 

正確な金額を示すには、状況を確認する必要があるため、まずは見積もりを依頼しましょう。

給湯器の水漏れは水道代の減免申請ができる場合も

給湯器の水漏れに長く気づいていないと、水道代が高額になって驚くケースがあります。

  • 過失がない
  • 自然災害を原因とする破損
  • 適切に使用していたのに水漏れが起きた

このようなケースの場合、自治体によっては、水道代の減額に対応しています。

 

減免される金額や申請方法は自治体によって異なるため、自治体のホームページなどで確認してください。

給湯器の水漏れを放置するリスク

リスク

少量の水漏れであれば、通常通りに給湯器を使えることもあります。

 

しかし、この水漏れを放置すると、さまざまなリスクが考えられます。

一酸化炭素中毒を起こす可能性がある

給湯器のバーナー部分に水がかかると、点火不良や不完全燃焼が起きます。すると、一酸化炭素が発生。室内に一酸化炭素が流れ込むと、重大な健康被害につながる恐れがあります。

 

密閉された部屋に一酸化炭素が流れ込むと、吐き気や意識障害、頭痛、手足のしびれを起こすことも。

 

一酸化炭素は無臭であるため、気づきにくいのも難点です。身を守るためにも、水漏れが起きたらすぐに対処してください。

火災につながる

水漏れを放置すると内部の部品が腐食し、ガス漏れや電気系統がショートする原因になります。

 

ガス漏れやショートが起きると、火災を引き起こす可能性があり大変危険です。水漏れによって漏電する可能性もあります。

 

給湯器本体に備わった安全機能で火災は防げるはずですが、水漏れしている状態では確実に動作するとは限りません。

下の階に被害が及ぶ

集合住宅で2階以上の部屋に住んでいる場合、下の階や隣家のベランダに水漏れ被害が拡大する可能性があります。

 

このような水漏れは、放置しても直ることはありません。近隣とのトラブルにもなりかねませんので、早めに手を打つことが大切です。

給湯器の水漏れでお困りのときは

給湯器の水漏れの原因や対処法を紹介しました。

 

給湯器の水漏れを放置すると、火災や一酸化炭素中毒などさまざまなリスクがあります。水道代にも影響しますので、早く対処することが大切です。

 

給湯器の水漏れでお困りのときは、私たち『クリーンライフ』にご相談ください給湯器の修理・交換にも迅速に対応いたします。

 

⇒クリーンライフに給湯器の水漏れについて相談してみる

2025.12.03

給湯器の寿命は、10~15年といわれています。しかし、使い方や環境などで、7年くらいでも寿命が来ることがあります。

 

寿命が来たかどうかの見極め方を知っておくと、「急にお湯が使えなくなった」という状況を回避できます。給湯器の交換は出費が多く、大変です。

 

そこで今回は給湯器の寿命や、故障のサインの見極め方をわかりやすく解説するので、参考にしてください。あわせて寿命を長くする方法も、お伝えします。

給湯器の寿命(耐用年数)の目安

給湯器

給湯器の種類によって、寿命(耐用年数)は異なります。種類ごとに寿命の目安を紹介するので、参考にしてください。

 

給湯器の種類 寿命
ガス給湯器 10年ほど
電気温水器 10年〜15年ほど
石油給湯器 8年〜10年ほど
ハイブリッド給湯器 10年ほど

以下の要素で、寿命は変わります。

  • 家族の人数
  • 給湯器を使う頻度
  • 給湯器の設置箇所
  • メンテナンスの状態

給湯器の設置場所が、寒暖の差が激しい場所や日差しの強い場所なら、寿命は短くなりがちです。ただし、日当たりの悪い場所で凍結しやすく、凍結すると破損する可能性が高まります。

 

また、製造中止から10年程度で、交換部品の製造を中止することがほとんどなので、10年を超える給湯器は修理が難しくなります。

給湯器の寿命を示す5つのサイン・症状

給湯器のリモコン

給湯器に次のような症状が現れたら、寿命の可能性があります。

  • エラー表示が出る
  • お湯が安定して出なくなった
  • 異音・異臭がする
  • 給湯器から水漏れする
  • サビが発生している

それぞれについて、説明します。

エラーコードが表示される

給湯器にトラブルが生じると、リモコンにエラーが表示されます。

 

リンナイ・パロマなどの主要メーカーの給湯器は、以下の通りエラーコードが統一されています。

エラーコード 内容
111 点火不良
632 給湯・ふろ循環ポンプの異常
140・14 本体や内部の異常加熱
888・88 点検時期のお知らせ

888・88は標準使用期間(耐用年数)が過ぎたことを示すので、表示されたら交換の検討時期です。その他のエラーコードとエラーの内容については、取扱説明書に記載されています。

 

取り扱い説明書を確認の上で、点検または修理を依頼しましょう。

お湯が安定して出なくなった

何らかの不具合が生じて、以下のようにお湯が安定して出なくなることがあります。

  • お湯が出るまで時間がかかる
  • お湯の温度が不安定である
  • 点火しづらい

経年劣化によって給湯器の機能が劣化すると、お湯を沸かす効率が悪くなります。

 

上記のような状態でも、なんとかお風呂の利用は可能です。しかし、突然お湯が出なくなる可能性があるので、そろそろ交換も念頭に入れて業者に相談しましょう。

異音・異臭がする

燃焼が正しく行われないと、突然「ボンッ」というような異音が聞こえたり、燃焼しなかったガスの異臭がしたりします。

 

異音や異臭の原因は、ガス漏れや不燃焼などです。給湯器が劣化していると考えられます。

 

そのまま使い続けると引火や爆発の可能性もあるので、点検・修理を依頼しましょう。給湯器の故障の原因を、以下の記事で確認してみてください。

水漏れしている

給湯器から水漏れしている場合は、給湯器内部の熱交換機や配管の接続部から漏れている可能性があります。

 

水漏れが起きると、電気設備に影響があります。また、火災の原因にもなるので、大変危険です。修理代が高額になるため、修理より交換をおすすめします。

 

給湯器の水漏れの原因と対処法は、以下の記事にまとめました。参考にご覧ください。

サビが生じている

給湯器の目に見える場所がサビついている場合は、機器内部もサビているかもしれません。サビを放置すると、給湯器本体の故障の原因になります。

 

サビが大きく広がっているのを確認したら、給湯器の交換を検討しましょう。

給湯器が寿命なら交換時期

給湯器を修理する道具

給湯器が故障したとき、修理で直るのか、交換したほうが良いのか、迷う方は多いでしょう。購入から1~3年未満の場合は修理を検討しましょう。

 

以下のようなケースは、寿命がきた可能性があります。

  • 設置して10年以上
  • エラー表示が頻繁に出るなど、寿命のサインがある

寿命が来たなと思ったら、交換を検討してください。以下の3つの点を確認しながら、交換する給湯器を選びましょう。

  • 機能
  • 設置場所
  • 号数

以下の記事で、給湯器の選び方を詳しく解説しているので、交換をお考えの方は参考にしてください。

給湯器の交換費用の相場

給湯器の交換費用の相場は、以下のとおりです。

ガス給湯器 5万円~30万円程度
電気温水器 20万円~40万円程度
石油給湯器 15万円〜50万円程度
ハイブリッド給湯器 70万円〜90万円程度

号数や機能によって、本体価格は上下しますが、参考にしてみてください。

給湯器の交換業者の選び方

給湯器を交換する際にトラブルにならず、正しい方法で給湯器を設置できる業者を選びましょう。業者を選ぶ際に以下のポイントを押さえてください。

  • 業者の口コミを確認する
  • 料金や作業内容を公式サイトで確認する
  • 所有資格を確認する

給湯器の設置実績の多い業者が、おすすめです。

給湯器の交換に必要な資格

給湯器の交換には、下記の資格が必要です。

  • 液化石油ガス設備士
  • ガス可とう管接続工事監督者
  • 給水装置工事主任技術者
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • 第二種電気工事士
  • 簡易内管施工士

都市ガス給湯器やプロパンガス給湯器、石油給湯器といった給湯器の種類によって、必要な資格が異なります。

 

一般住宅における石油給湯器については、特に資格は定められていません。しかし、安全な施工のためにも、資格や経験のある業者に依頼することをおすすめします。

賃貸物件の給湯器は管理者に相談

基本的に給湯器の経年劣化による故障は、大家さんが修繕義務を負い、交換が必要なら大家さんに交換義務があります。

 

しかし、入居者が勝手に交換すると、対応してもらえなくなるので、まずは管理者に相談してください。入居者に以下のような過失がない限り、物件所有者が修繕・交換に対応します。

  • 空焚きした
  • 凍結させた
  • 強い成分が含まれた入浴剤を頻繁に使っていた

大家さんが直接管理していない場合は、管理会社に相談しましょう。

寿命が過ぎた給湯器を使うリスク

寿命が過ぎた古い給湯器を使い続けていると、思わぬ事故につながるリスクもあります。

 

以下のリスクを防ぐためにも、給湯器の寿命が過ぎていたら修理・交換を検討しましょう。

お湯が出なくなる

小さな不具合でも給湯器を使い続けていると、突然壊れてお湯が使えなくなる恐れがあります。

 

すぐに給湯器を修理・交換できれば良いですが、部品がなかったり人手不足だったりで、すぐには対応してもらえない可能性もあります。

 

給湯器の在庫がないと、交換までに数日かかることも。お湯が出ないと日常生活にも支障が出ますので、完全に壊れるまでに交換を検討しましょう。

火災が発生する

寿命が来た古い給湯器を使い続けることで、火災が発生するケースがあります。

 

給湯器の火災事故の主な原因は「ガス漏れ」と「不完全燃焼」です。ガス漏れした給湯器を使っていると、漏れたガスに引火して、爆発する恐れも。

 

給湯器からガスのにおいを感じたら、使用をやめてすぐに点検を依頼してください。

 

⇒クリーンライフに給湯器のトラブルについて相談してみる

熱いお湯が出てやけどする

給湯器が故障すると温度調節がうまくいかず、突然に熱いお湯が出ることがあります。

 

シャワーや蛇口から突然熱湯が出ると、やけどしてしまうので、寿命が来たら早めに業者へ相談しましょう。

給湯器の寿命を延ばすコツ

お風呂に設置された給湯器のリモコン

給湯器の一般的な寿命は10年ですが、それよりも短い期間で壊れてしまうケースがあります。

 

給湯器は使い方を工夫すると、寿命を縮めるのを防ぐことが可能です。

お湯は必要なときだけ出す

一般的に給湯器の寿命は、約10年といわれますが、耐用可能な燃焼時間をもとに計算しています。例えば、ガス給湯器の場合は、3,650時間の燃焼に耐える設計です。

 

つまり、無駄に燃焼時間を増やすと、それだけ寿命が短くなります。お湯は必要なときだけ使うようにすれば、それだけ給湯器の寿命が長引きます。

凍結を防止する

給湯器の凍結で故障すると、以下のような箇所に不具合が生じます。

  • 給湯器の配管
  • 電気基盤

凍結が原因の故障は、保証期間中でも修理が有料になるので、凍結防止はとても重要です。

 

以下の記事で、給湯器の凍結しやすい箇所、凍結の予防法をわかりやすく解説しています。

給湯器の近くに物を置かない

給湯器の周辺、特に排気口周辺に物を置いていると、不具合が生じやすくなります。排気口近くに物を置いていると、排気ガスが給湯器の吸気口に入り込み、ショートサーキットを起こしてしまいます。

 

ショートサーキットは不完全燃焼を誘発し、給湯器が故障する原因になります。給湯器の周辺、特に吸気口や排気口を塞ぐような場所に物を置かないようにしましょう、

強い成分が含まれた入浴剤の使用に注意する

入浴剤が、故障の原因になる場合があります。以下のように、入浴剤を使う際には注意が必要です。

  • イオウ成分を含んだ入浴剤は配管の腐食の原因
  • 炭酸入浴剤が発泡してる間は追い焚きしない
  • バスソルトは、追い焚きできない

お湯に溶かしてもお湯が透明のままの入浴剤がおすすめです。

スイッチを切った状態で給湯栓を開けない

リモコンのスイッチを切った状態で給湯栓を開けると、給湯器内部に結露ができるため故障の原因になり、寿命が短くなります。

 

同様に、サーモスタット式混合水栓の利用時に、スイッチを切った状態で水を利用するときは、必ずハンドルを「水」に設定しましょう。

給湯器の寿命で交換をお考えなら

給湯器の寿命や交換の時期・サインについて解説しました。

 

給湯器の寿命は約10年とされていますが、基準よりも早く故障することもあります。

 

クリーンライフ』では、給湯器の交換・修理・点検を行っています。水回りのプロが希望に沿った提案をさせていただきますので、給湯器のトラブルでお困りの方は気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器のトラブルについて相談してみる

2025.12.03

給湯器の凍結は、しっかり対策をしておけば防止できます。

 

この記事では、給湯器の凍結を防止する方法を5つお伝えします。

 

今すぐできる対策や、道具なしでできる凍結防止法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。対策を行う際の注意点や、凍結しやすい場所別におすすめの凍結防止策もお伝えします。

給湯器を凍結防止する方法5選

給湯器

給湯器の凍結を防ぐには、以下の5つの方法が有効です。

  1. 水を出しっぱなしにしておく
  2. 凍結防止ヒーターを作動させる
  3. 自動ポンプ運転を作動させる
  4. 保温材を配管に巻く
  5. 水抜きをする

上の対策ほど簡単で、下に行くほど対策に手間がかかります。

 

ここでは上記の対策について、簡単な方法から順に分かりやすく解説していきます。

水を出しっぱなしにしておく

少量の水を出しっぱなしにする

給湯器の凍結対策として手軽にできるのは、水を出しっぱなしにしておく方法です。

 

水は流れていると凍りにくいため、少量の水で良いので以下の手順で流しっぱなしにしてみましょう。

  1. リモコンの運転スイッチをオフにする
  2. お湯の出る蛇口から5mm前後の太さの水を出す

とくに気温が下がる夜間から早朝にかけては、水を出しっぱなしにしておくと凍結防止に有効です。

 

水を出しっぱなしにする方法は、水道管の凍結防止にも役立ちます。以下のページで詳しい手順や注意点を解説していますので、ご確認の上でお試しください。

凍結防止ヒーターを作動させる

給湯器を保温する

近年の給湯器には、凍結防止ヒーターが搭載されています。

 

凍結防止ヒーターを作動させていれば、給湯器内にある配管の水の凍結は防げるでしょう。

 

凍結防止ヒーターを作動させるには、電源プラグがコンセントに差し込まれていないといけません。電源プラグを差しておけば、一定以下の外気温になると、凍結防止ヒーターが自動で作動します。

自動ポンプ運転を作動させる

自動ポンプ運転は、追い焚き機能付きの浴槽の配管に、自動で水を循環させる機能です。水を循環させ続けることで、給湯器の凍結を防止します。

 

自動ポンプ運転も、外気温が一定以下になると、自動で作動します。

 

ただし、浴槽の水が循環口より上に残ってなければなりません。浴槽の水は、循環口の上部より5㎝以上ある状態にしておきましょう。

保温材を配管に巻く

保温材を巻きつける

給湯器の外の配管周辺には、保温材を巻く方法が凍結防止に効果的です。

 

保温材は、給水・給湯用の配管に巻きます。保温材はホームセンターなどで入手でき、ワンタッチで取り付けられるものもあるので、自分で取り付けることも可能です。

 

外に出ている配管は凍結防止ヒーターでは保温できないため、保温材を使って凍結対策をしておきましょう。

 

保温材の巻き方や注意点は、以下のページで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

水抜きをする

気温が極端に下がって凍結が予想されるときや、長期間家を留守にするときには、給湯器の水抜きをすると凍結対策になります。

 

水抜きは、一般的に次の流れで行います。

  1. 給湯器の電源を切る(※電源プラグは抜かない)
  2. ガス栓と給水栓の元栓をしっかり閉める
  3. 給湯器につながっている蛇口をすべて全開にする
  4. 水抜き栓を開き切って水を抜く
  5. 電源プラグを抜く

水抜栓の場所は、給湯器の種類によって異なります。手順も機種やメーカーによって異なる場合があるため、必ず取扱説明書で確認してから作業しましょう。

 

水抜き後に給湯器を使用する際は、以下の手順で元に戻します。

  1. 水抜き栓を閉める
  2. すべての給湯の蛇口を閉める
  3. 給水元栓を開ける
  4. 蛇口から水が出るか確認する
  5. ガスの元栓を開ける

再度給湯器を使用する際も、給湯器の取り扱い説明書を確認したうえで作業してください。

給湯器が凍結しやすい条件や環境

給湯器

給湯器が凍結しやすい条件や環境を押さえておけば、凍結を防ぐのに役立ちます。

 

ここからは、給湯器が凍結する理由を解説していきます。

0℃を下回る

水は0℃を下回ると凍り始めるため、気温が0℃より低くなると給湯器も凍結しやすくなります。

 

一晩0℃になる程度なら凍結することは少ないですが、氷点下が続くと凍結する可能性は高くなります。

 

0℃を下回ると、給湯器本体よりも、給湯器の配管が凍る恐れがあります。気温が下がると予想される日は、給湯器本体・配管ともに対策を行うことが大切です。

給湯器が北側にある

給湯器が陽が当たりにくく、風が当たりやすい北側に設置されていると、凍結しやすくなります。

 

北側は昼間でも気温が上がりにくいため、一日を通して凍結しやすい場所です。

 

また、凍結すると自然解凍もしにくいため、長く給湯器が使えなくなる可能性があります。

 

とくに、北風が強く吹く日は注意しましょう。気温が0℃より高くなる日でも、設置場所によっては凍結しやすくなるので注意が必要です。

給湯器を長期間使わない

水は流動していると凍りにくいため、給湯器を長期間使わない状態が続くと、凍結のリスクが高くなります。

 

旅行などで家をしばらく空けるときには、気温の変化に応じて凍結対策をしましょう。

 

配管の中に水が残っていると凍結しやすいため、長期間使わないときは水抜きしておくと安心です。

 

対策をしていても凍結し、水・お湯が出ないときは、以下のページで対処法を紹介していますのでご覧ください。

給湯器で特に凍結しやすい場所

給湯器でとくに凍結しやすい場所は、以下の4ヶ所です。

  • 給水用の配管(水道菅)
  • 給湯用の配管
  • 追い焚き配管
  • 給湯器本体と配管の接続部分

ここからは、凍結しやすい場所に適した凍結の防止方法をお伝えします。

給水用の配管(水道管)

給水用の配管は、水が通る場所です。外気の影響で水温が低下すると、冷えて凍結しやすくなります。

 

給水用の配管(水道管)には、以下の対策をお試しください。

  • 水を少しずつ流しっぱなしにする
  • 断熱材(保温材)を巻く

断熱材(保温材)はホームセンターなどで入手でき、自分でも設置できます。ただし、正しく設置しないと十分に効果を発揮できないため、不安な場合は業者に設置を依頼しましょう。

給湯用の配管

給湯用の配管は、中にお湯が流れています。そのため、給水用に比べると凍結リスクは低いといえます。

 

しかし、長い間使用していない場合や、気温が著しく下がる日には、凍結のリスクが高まるので注意が必要です。

 

給湯用の配管も、給水用の配管と同様の対策を行います。

追い焚き配管

追い焚き配管も、給湯用の配管と同様にお湯が通る配管です。

 

比較的凍結しにくい場所ですが、しばらく使用していなかったり、氷点下の日が続いたりすると、凍結する可能性があります。

 

追い焚き配管の凍結は、以下の方法で予防します。

  • 自動ポンプ運転を作動させる
  • 給湯器の凍結防止ヒーターを作動させる
  • 配管に保温材を巻く

追い焚き配管が凍結すると、水の循環ができなくなり、追い焚きができなくなります。その状態で自動運転を行うと、水圧で接続部が外れ、水漏れすることもあるので注意しましょう。

給湯器本体と配管の接続部分

給湯器本体と配管の接続部分は、金属でできています。そのため冷えやすく、凍結する可能性が高い場所です。

 

また、むき出しになっている部分でもあるため、外気温と給湯器内の水の温度差によって、結露が発生して凍結することもあります。

 

接続部分の凍結予防には、断熱材を使った対策が有効です。

給湯器が凍結したときの対処法

給湯器

対策をしていても、気温や条件によっては凍結してしまうことがあります。

 

給湯器が凍結したときは、以下の対処法をお試しください。

  • 自然解凍されるまで気温上昇を待つ
  • ぬるま湯をかける

具体的な方法について、詳しくお伝えします。

自然解凍されるまで気温上昇を待つ

最も安全で手軽な方法は、自然解凍されるまで気温上昇を待つことです。道具などを使用しないため、給湯器と配管の故障リスクを抑えられます。

 

給湯器の凍結の多くは、気温が下がる夜間に起こります。昼になると気温が上昇するため、自然に凍結が解消されるケースがほとんどです。

 

自然解凍を待つ場合は、以下の手順で行います。

  1. 給湯器のリモコンの電源を切る(※本体の電源は切らない)
  2. 自然解凍されるまで待つ
  3. 水漏れしていないか確認する

解凍されるには気温が上がる必要があるため、半日ほど待ってみましょう。解凍されたあとは、水漏れしている箇所がないか確認してください。

 

ポタポタと少量の水が漏れている場合は、配管が破裂している恐れがあります。そのまま使い続けるのは危険ですので、水道修理業者に速やかに相談してください。

 

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ぬるま湯をかける

急ぎで給湯器を解凍したいときは、応急処置としてぬるま湯を使う方法があります。作業の手順は、以下の通りです。

  1. 給湯器のリモコンの電源を切る(※本体の電源は切らない)
  2. 給湯栓を少しだけ開く
  3. 給湯器の配管部分にタオルを巻き付ける
  4. 上から30~40℃のぬるま湯をかける
  5. 蛇口から水が出ることを確認する

ぬるま湯を使うと早く解凍できますが、コンセントにお湯がかかったり、ぬるま湯が凍結するなどの恐れがあります。

 

リスクのある方法ですので、基本的には自然解凍を待ちましょう。

 

給湯器の凍結については、以下の記事も参考になります。対策や対処法、修理料金の相場も紹介していますので、ご覧ください。

給湯器の凍結やトラブルでお困りのときは

給湯器の凍結の防止法を紹介しました。

 

給湯器はしっかり対策をしておけば、凍結を防げます。ただし、対策をしていても、気温や気象条件によっては、凍結してしまうこともあります。

 

凍結の状況や配管の破損具合によっては、業者に相談した方が安全に対処できるでしょう。

 

クリーンライフ』でも、給湯器の凍結やトラブルに対応しています。年中無休で即日対応していますので、給湯器のトラブルでお困りの方は、気軽にご相談ください。

 

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2025.12.03
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