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給湯器トラブルの対処法・修理

給湯器の凍結によってお湯が出なくなると、生活に支障をきたす恐れがあります。

 

症状が深刻な場合、修理・交換に多額の費用が生じるケースも少なくありません。突然の出費を避けたければ、事前の予防に努めましょう。

 

今回は、給湯器が凍結する原因や予防対策を紹介します。万が一、凍結してしまった際にお試しいただきたい対処法や注意点もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

給湯器の凍結防止対策

給湯器

給湯器の凍結を防ぐには、下記4つの方法が有効です。

  1. 水を流しっぱなしにする
  2. 給湯器の水抜きを行う
  3. 給湯器の凍結防止機能を活用する
  4. 断熱材(保温材)を巻く

給湯器の凍結修理は、高額な出費を伴うケースが多数。寒波の襲来に備え、事前の対策を心掛けるようにしてください。

 

以降、具体的な予防対策の仕方を解説していきます。

水を流しっぱなしにする

水を流しっぱなしにするのは、給湯器の凍結対策としてメジャーな方法です。

 

流動する水ならば、凍結することはありません。給水栓を開き、少量の水を流し続けてみてください。

 

以下には、具体的な作業手順をまとめました。

  1. リモコンの運転を切る(※電源プラグには触れない)
  2. 給湯器のガス栓を閉める
  3. 給水栓を開く

リモコンがない場合、給水栓の元栓も閉める必要があります。4mmほどの幅で水を流し、流水量は1分間で400ml程度がベストです。

 

水の代わりに、お湯を流しっぱなしにする手もあります。ガス代や電気代がかさむものの、より高い凍結防止効果に期待できるでしょう。

給湯器の水抜きを行う

以下に該当する場合、給湯器の水抜きするのがおすすめです。

  • 給湯器を長期間使わない予定の場合
  • 外気温が零下など極端に下がる場合

水抜きは、一般的に次の流れで行います。

  1. 給湯器の電源を切る(※電源プラグは抜かない)
  2. ガス栓と給水栓の元栓を閉める
  3. 蛇口を全開にする
  4. 水抜き栓を開き切って水を抜く
  5. 電源プラグを抜く

水抜き栓の設置箇所や形状は、住宅タイプによってさまざまです。

 

多くの戸建て住宅では、水回りの床などにフタがあります。その中に、水抜き栓のハンドルが設置されていることが多いです。

 

マンションなどの集合住宅にお住まいの方は、玄関ドア横の鉄製扉内をご確認ください。

再度給湯器を使用する方法

再び給湯器を使用する際は、以下のような方法で給湯器を元に戻す必要があります。

  1. 水抜き栓とすべての給湯の蛇口を閉める
  2. 給水栓の元栓を全開にする
  3. すべての蛇口から水が出ることを確認する
  4. ガスの元栓を開けて、電源プラグを差し直す

事前に給湯器の取り扱い説明書を一読し、適切な作業を実施しましょう。

給湯器の凍結防止機能を活用する

近年は、以下のような凍結防止機能を装備する給湯器がほとんどです。これらの機能を活用し、凍結対策を施すこともできます。

  • 凍結防止ヒーター:給湯器内の給湯回路の配管を保温する機能
  • 自動ポンプ運転:給湯器と、浴槽を循環させる追い焚き配管の凍結を防ぐ機能

後者の自動ポンプ運転とは、追い焚き機能があるふろ給湯器に装備されているものです。作動させるには、浴槽に残り湯を溜めておく必要があります。

 

残り湯は、外気の低下が見込まれる前の晩には用意しましょう。循環金具より、5cm以上は上になる量を溜めておくようにしてください。

断熱材(保温材)を巻く

給湯器の凍結予防対策として、配管周辺に断熱材(保温材)などを巻く方法も効果的です。

 

具体的な作業内容は、給水・給湯用の配管、両方に断熱材を巻くだけ。必要な道具は、ホームセンターなどですべて入手可能であり、比較的容易にお試しいただけるでしょう。

 

配管部分の凍結というのは、先ほど触れた凍結防止機能では対策し切れません。一方、断熱材を配管に巻き付けるこの方法であれば、直接的な凍結対策が施せるので大変便利です。

給湯器が凍結する原因

給湯器

給湯器の凍結予防対策を講じるにあたり、押さえておきたいのが凍結してしまう原因です。主な原因には、下記3つが挙げられます。

  1. 気温が0℃以下である
  2. 給湯器を北側に設置している
  3. 給湯器を久々に使用する

それぞれが原因となり得る理由について、詳しく見ていきましょう。

気温が0℃以下である

当然ながら外気温が著しく低下すると、給湯器は凍結しやすくなります。

 

中でも、0℃を下回る日は要注意。水が氷になる目安の気温とされており、凍結する可能性が一層高まります。

 

たとえ0℃以上でも、冷え込む日は何かしら対策を講じておくと安心です。

給湯器を北側に設置している

給湯器は、住宅の裏側に設置されていることが多いです。設置箇所が北側の場合、昼間でも体感が夜間の気温と大差なく、凍結する恐れがあります。

 

強い北風が吹く日には、給湯器の設置箇所を問わず注意が必要です。冬場は天気予報などを確認し、翌日の気温に合わせて凍結対策を施しましょう。

給湯器を久々に使用する

給湯器を長期間使用せず、水の動きが止まっている間も凍結のリスクは高まりがちです。旅行などで家を長く空けることがあれば、気温の変化に応じた対策を講じましょう。

 

特におすすめなのが、給水・給湯栓内の水を抜く方法。給湯器によって作業方法が異なるため、取扱説明書を確認したうえで正しく水抜きしてください。

給湯器の凍結が起こりやすい箇所

以下には、給湯器の凍結トラブルが起こりやすい箇所をまとめました。

  • 給水用の配管(水道菅)
  • 給湯用の配管
  • 追い焚き配管
  • 給湯器本体と配管の接続部分

破損箇所によっては、修理・交換費用が高額になる恐れもあります。

 

本項では、給湯器の凍結トラブルが生じやすい箇所とあわせ、それぞれに適した予防方法を紹介。適切な対策を通じ、突然の被害や出費を防ぎましょう。

給水用の配管(水道管)

給水用の配管は、文字通り「水」の通り道。外気の影響で水温が低下すれば、冷えて凍結しやすくなります。

 

配管凍結には、以下の対策がおすすめです。

  • 水を流しっぱなしにする
  • 断熱材(保温材)を巻く

断熱材や保温材の巻き付け作業は、自力でも十分行えます。不安を感じるようなら業者などに依頼し、適切な対策を実施してもらうと安心です。

給湯用の配管

給湯用の配管も、凍結する恐れがある箇所の一つ。内部を流れるのが「お湯」であるため、給水用に比べれば、凍結するリスクは低いといえます。

 

気温が著しく下がる日は、給水用の配管同様に対策を講じるといいでしょう。

追い焚き配管

追い焚き配管とは、給湯用の配管と同じお湯の通り道です。

 

比較的凍結する頻度は低いですが、外気に触れて冷えてしまう可能性は大いにあり得ます。むき出しになっている箇所には、断熱材や保温材を巻き付けることで、凍結対策を施しましょう。

給湯器本体と配管の接続部分

内部にヒーター機能が装備されているとはいえ、給湯器本体と配管の接続部分は金属製。外気の低下と同時に、凍結する可能性が高いです。

 

接続部分がむき出しの際は、給湯器内の水と外気の温度差による結露によって、凍結する場合もあります。

 

このような配管凍結の予防には、配管同様に断熱材を使った方法が有効です。

給湯器が凍結した際の対処法

給湯器

すでに凍結してしまった給湯器は、下記どちらかの方法で解凍しましょう。

  • 自然に解凍されるまで待つ
  • ぬるま湯をかける

前者の方が一般的であるものの、緊急時などは後者が役立つ可能性も高いです。

 

引き続き、具体的な対処法をお伝えします。

自然に解凍されるまで待つ

自然解凍を待つのは、最も安全な対処法です。

 

給湯器が凍結するトラブルの多くは、夜間に発生。昼間の気温上昇にあわせ、自然と解消されます。

 

以下は、作業手順の詳細です。

  1. 給湯器のリモコンの電源を切る(※本体の電源は切らない)
  2. 自然解凍されるまで待つ
  3. 水漏れしていないか確認する

リモコンは水回り周辺に設置されていますが、なければガスの元栓を閉めましょう。

 

解凍するまでの待ち時間は、お住まいの環境によって異なります。日中、給湯栓を開けて問題なく水が出るようになれば、凍結状態が解消されたサインです。

 

ポタポタと少量の水が漏れ出ている際は、配管破裂の可能性が疑われます。なるべく早く、水道修理業者に連絡しましょう。

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ぬるま湯をかける

急ぎで給湯器を解凍する必要があれば、応急処置としてぬるま湯を使う方法があります。作業の手順は、以下の通りです。

  1. 給湯器のリモコンの電源を切る(※本体の電源は切らない)
  2. 給湯栓を少しだけ開く
  3. 給湯器の配管部分にタオルを巻き付ける
  4. 上から30~40℃のぬるま湯をかける
  5. 蛇口から水が出ることを確認する

電気コードやコンセント、プラグにお湯をかけないように注意してください。

 

また、必ずぬるま湯を使い、熱湯の使用は避けましょう。急激な温度変化は、配管破裂を招きかねないためです。

 

作業後は水気をしっかり取り、再凍結のリスクを抑えてください。

凍結した給湯器を修理依頼する際の料金相場

給湯器の凍結状態は、自然解凍で解消されるケースが多いです。一方で、凍結によって配管もしくは給湯器本体が破損した場合には、修理・交換をする必要があります。

 

以下は、修理・交換時の主な依頼先候補です。

  • リフォーム会社
  • ガス・電力会社
  • 水道修理業者
  • 給湯器のメーカー

本項では、上記のような業者に依頼した際、およそいくらの出費が生じるかを見ていきましょう。

配管が破損した場合

給水・給湯配管が凍結し、修理を依頼を要する際の症状別の料金相場をまとめました。

給水配管の破損修理 8,000円~60,000円
給湯配管の破損修理 8,000円~60,000円
破裂した配管の修理 35,000円~60,000円

配管破損時は、比較的安価で済むケースが多数。費用としては8,000円~が相場となっています。

 

症状が深刻で破裂してしまった場合は、最低でも35,000円~の出費となることを覚悟しておきましょう。

 

実際にかかる金額は、給湯器の種類や設置環境によって変動します。相場の幅がかなり大きいので、詳細は依頼先に確認してみてください。

電子基盤が破損した場合

凍結によって漏電した場合、給湯器内の電子基盤が故障する危険もあります。

 

電子基盤のような複雑な箇所は、修理に多額の出費を要しがち。平均的に、5~10万円程度を見積もっておきましょう。

 

あまりに高額であれば、給湯器本体を新しいものに交換した方が良いケースもあります。

給湯器本体の交換が必要な場合

給湯器の耐用年数は、約8~10年。給湯器本体が寿命を迎えている場合、交換費用は10~25万円程度を見込んでおきましょう。

 

金額に幅があるのは、希望するモデルの機能や性能によって販売価格が異なるためです。

 

かなり高額ではあるものの、場合によっては思い切って交換した方が賢明かもしれません。そのまま使い続けてしまうと、凍結以外の原因によって故障し、結果的により多額の出費を伴う恐れもあります。

 

金額面で不安を感じる方は、依頼先に見積もりを頼む工程から始めてみてください。

給湯器が凍結して困ったときは

給湯器が凍結した際の対処法は、基本的に自然解凍でOKです。早々の復旧を目指したければ、落ち着いて適切な対処を施すようにしてください。

 

給湯器の破損状況が酷ければ、修理・交換が必要になることもあります。自力で対処できない方は無理をせず、業者を利用しましょう。

 

依頼先に悩んだ際は、クリーンライフをご利用ください。最短30分で素早く駆けつけ、生活に不可欠な給湯器の凍結トラブルを即日対応いたします。

⇒クリーンライフに給湯器の凍結トラブルの相談をしてみる

2023.12.11
2023.12.21

突如お湯が出なくなると、「給湯器が故障したのでは?」と不安になる方は多いでしょう。ただ、お湯が出ない原因には給湯器のみならず、以下におけるトラブルが関与している可能性も高いです。

  • ガスの元栓
  • 水道の元栓・止水栓
  • 蛇口のバルブカートリッジ
  • 水抜き栓フィルター

そこで今回は、給湯器のお湯が出ない原因を7つご紹介。水は出るのにお湯が出ない場合を含む、症状別の対処法や業者への依頼がおすすめの事例もお伝えします。

給湯器のお湯が出ない原因7つ

給湯器の修理

給湯器のお湯が出ないトラブルは、主に下記7つの原因によって引き起こされます。

  1. ガス栓や水道の元栓・止水栓が閉まっている
  2. 電気系統のトラブルが起きている
  3. 給湯配管から水が漏れている
  4. 給湯配管が凍結している
  5. 水抜き栓フィルターがつまっている
  6. バルブカートリッジが故障している
  7. 給湯器で不具合・故障が発生している

以降では、各項目の詳細について解説します。該当する症状がないか、確認してみてください。

ガス栓や水道の元栓・止水栓が閉まっている

お湯も水も出ない場合、次のいずれかが閉まっていないことを確認しましょう。

  • ガス栓
  • 水道の元栓・止水栓

日常生活において、上記を閉めることはほとんどありません。ただ、点検・修理後に開け忘れている可能性もあるので、今一度開いているかどうか、チェックしてみてください。

電気系統のトラブルが起きている

電気で作動する給湯器は、電気系統のトラブルによって正常に機能しない場合もあります。電気系統のトラブルというと深刻に感じますが、意外にも次のような対処しやすい問題ばかりです。

  • 給湯器の電源プラグが抜けている
  • ブレーカーが落ちている
  • リモコンのスイッチが切れている

上記いずれかが、ガスの燃焼を妨げている可能性も念頭に置いておきましょう。

給湯配管から水が漏れている

給湯配管で水漏れトラブルが生じ、お湯が水道の蛇口まで届いていないケースもあります。貯湯タンクや浴槽にお湯が溜まらないときは、次の症状の発生有無も確認しましょう。

  • 湯量センサーの異常
  • ゴムパッキン・フィルターの劣化

水漏れが起きた際、重要なのは早めの対処。水漏れ箇所・原因などを特定したうえで、最適な対処法を検討するように心掛けてください。

給湯配管が凍結している

冬場に給湯器のお湯が出ないトラブルが発生した場合、給湯配管が凍結している可能性を疑いましょう。水漏れと同じで、蛇口までお湯が届かなくなる事例も多いです。

 

特に、外気がマイナス4℃を下回る日は要注意。凍結した状態を放置してしまうと、配管が破裂するリスクも高まります。

水抜き栓フィルターがつまっている

給湯器の水抜き栓にはフィルターがついており、定期的に掃除する必要があります。

 

掃除が行き届いていないと、ゴミがつまってお湯が出にくくなるので要注意。酷い場合、お湯が完全に出なくなることもあります。

バルブカートリッジが故障している

水は出るのにお湯が出ないトラブルの原因となり得る、バルブカートリッジの故障

 

バルブカートリッジには、混合水栓から出る水の量・温度を調節する役割があります。給湯器本体や給湯配管に異常がなければ、バルブカートリッジの不具合によってお湯が出なくなっているケースがほとんどです。

給湯器で不具合・故障が発生している

給湯器本体で不具合・故障が起きた場合、蛇口からは常温の水道水しか出てきません。

 

特に注意したいのが、長年使い続けている給湯器。経年劣化によって、以下のようなトラブルを多発する恐れがあります。

  • 給湯器から黒い煙が出る
  • お湯が出ない・お湯がぬるい
  • お湯の温度が安定しない
  • 給湯器から異音が聞こえる

給湯器の寿命・交換時期を理解し、適切なタイミングで新しいものへの交換を検討しましょう。

給湯器の耐用年数

給湯器の耐用年数は、一般的に10年程度とされています。使用環境や部品の劣化スピードによって微妙にズレはあるものの、10年以上使っている場合は、いつ何らかのトラブルが発生してもおかしくない状況です。

 

設置後10年以内であれば、同じ製品を購入し直しやすいのもポイント。次回の交換までがあまりに長いと、本体や部品の生産が終わっている恐れがあり、気に入ったモデルでも買い直しが効かなくなってしまうのです。

給湯器のお湯が出ないときの対処法

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前項で取り上げた給湯器のお湯が出ない原因7つ、それぞれに対する対処法をお伝えします。

 

自力で原因を特定できた場合は、適切な対処を実施してトラブルの解決を目指しましょう。

ガス栓や水道の元栓・止水栓を開ける

次の3ヶ所が閉まっている場合、それぞれを開けるだけでトラブルを解消できる可能性が高いです。

  1. ガスの元栓
  2. 水道の元栓
  3. 水道の止水栓

ガスの元栓は、つまみを回すことで開閉可能です。横になっていれば、縦にして開けるようにしてください。

 

水道の元栓の場所や開け方は、次の記事内で確認できます。

止水栓の開け方や、回らない場合の対処法は以下の記事を参考にしてみてください。

コンセントをさし直す

電気系統のトラブルによって給湯器のお湯が出ないときも、意外と簡単に問題を解消できる可能性が高いです。

 

給湯器の電源プラグが抜けてしまっている場合は、コンセントにさし直すだけでOK。ブレーカーが落ちている場合は、再度上げ直すことでガスの燃焼を促しましょう。

給湯配管を交換する

給湯配管から水漏れしていれば、まずは水が漏れている箇所を特定する必要があります。

 

接続部からの水漏れならパッキン交換で対処できる可能性がありますが、配管そのものからの水漏れ修理は素人では困難です。

 

なるべく専門業者に依頼し、トラブルの早期解消に努めてください。放置期間が長くなると、水道代やガス代が高額になる恐れもあります。

凍結状態が解凍されるまで待つ

給湯配管が凍結してしまった際は、凍結状態が自然解凍されるまで待ちましょう。

 

少しでも早い復旧を目指す場合は、ぬるま湯をかけて解凍する手も有効です。ただし、ぬるま湯の温度は「人肌程度」を厳守してください。熱湯をかけてしまうと、配管が破裂して本体交換を要する恐れがあります。

水抜き栓フィルターを掃除する

水抜き栓フィルターがつまっているせいでお湯が出ないのであれば、フィルター掃除を実施してください。

 

水抜き栓フィルターの設置場所は、給湯器のすぐ下。硬貨を使えば、簡単に取り外せます。洗浄時は、使い古しの歯ブラシがあると便利です。

バルブカートリッジを交換する

バルブカートリッジが故障している場合、新しいものへの交換によって不具合を解消できます。自力で交換する方は、以下の作業手順を参考にしてください。

  1. 新しいバルブカートリッジを用意する
  2. 蛇口の止水栓を閉める
  3. レバーを引き抜く
  4. 内部の部品を取り出す
  5. カートリッジの押さえを反時計回りに回す
  6. マイナスドライバーでカートリッジを取り外す
  7. 新しいカートリッジをはめる
  8. 取り出した部品を逆の手順ではめていく
  9. レバーを差し込む
  10. 止水栓を開ける

バルブカートリッジ周辺には部品が多く、慣れていないと元通りに戻すのも一苦労。少しでも不安要素があれば、業者を利用するのがおすすめです。

エラーを解消または修理・交換を依頼する

リモコンのエラーにより、給湯器に不具合が生じている恐れもあります。

 

以下は、リンナイの給湯器の主なエラーコードと対処法です。

1 運転スイッチを切り、再び入れ直す
190 給湯器の修理・点検が必要
930 中和器の交換をする
E8 ケーブルの接続状態を確認
E-20 電源プラグを抜き、再びさし直す
E-0L ガスメーター・元栓の確認後に運転スイッチを一旦切り、再び入れ直す

ノーリツの給湯器を使っている方は、下記を参考にしてください。

11 運転スイッチを切り、再び入れ直す
12 給湯栓を閉めてから運転スイッチを切り、再び入れ直す
901 業者への修理・点検の依頼が必要

コードごとに適切な対処を実施しましょう。

エラーなしの給湯器からお湯が出ないときの対処法

エラー表示がないにもかかわらず、給湯器のお湯が出ない場合は下記3つの対処法をご活用ください。

  1. 給水口フィルターを掃除する
  2. 給湯栓を絞る
  3. 蛇口の設定温度を最高にする

1つ目・2つ目の対処法は、給湯栓を開いてもお湯が出ないときに有効。加え、低温のお湯が出にくい不具合も解消できる可能性が高いです。

 

高温のお湯が出ないときは、3つ目の対処法をお試しください。サーモスタット式混合水栓の場合、通常よりも5℃~10℃程度高めに設定するのがおすすめです。

給湯器のお湯が出ないトラブルの依頼先

給湯器のお湯が出ないトラブルを自力で解消できなければ、下記のいずれかに修理・交換を依頼する必要があります。

  • ガス会社
  • 給湯器メーカー
  • 給湯器販売業者
  • 水道修理業者

それぞれの特徴を解説するので、具体的な依頼先を決める際の参考にしてみてください。

ガス会社

ガスを用いる給湯器の修理・交換は、ガス会社でも受け付けています。ホームページなどに連絡先が明記されており、作業までスムーズに事運ぶのは大きなメリットといえるでしょう。

 

交換を依頼する場合、各ガス会社が取り扱う給湯器のみしか選択できない点には注意してください。

給湯器メーカー

給湯器の製造・販売を手掛ける給湯器メーカーに、修理・交換を依頼することも可能です。

 

メーカーに依頼する大きなメリットは、メーカー保証を利用できる点。製造元との直接のやり取りにより、最適な対処を施せるのも特長です。

 

給湯器メーカーの代表例は、リンナイやノーリツ(ハーマン)など。認知度が高いメーカーを利用すれば、安心感は一層増すことでしょう。

給湯器販売業者

給湯器の販売〜設置までを手掛ける給湯器販売業者は、修理・交換の依頼にも対応しています。

 

豊富なメーカーの給湯器を取り扱っているため、より満足のいく製品に出会える可能性が高いです。業者独自の割引キャンペーンを実施している場合もあり、なるべく安く修理・交換を完結したい方にもおすすめできます。

 

依頼先選びでは、あらかじめ複数の業者から見積もりをとって相見積もりするのがコツ。修理料金の総額のみならず、サービスの内容、費用の内訳などの確認も徹底しましょう。

お湯が出ない給湯器の修理料金の相場

お湯が出ない給湯器の修理料金は、症状の深刻性や用いる部品などによって変わってきます。各業者が設定する基本料金・作業料金にも左右されるので、依頼の前段階として相場を押さえておくことが大切です。

 

以下には、給湯器の主な修理内容ごとの費用相場をまとめました。

パッキン交換が必要な場合 5,000円~6,000円程度
パッキン以外の部品交換が必要な場合 7,000円~2万円程度
給湯器本体の交換が必要な場合 撤去費用約1万円+本体代(10万円~30万円)

給湯器本体の交換が必要な場合、費用総額は本体代次第で大幅に増減します。予算と必要な機能を考慮し、ご自身に合った製品を見極めましょう。

安く給湯器を修理してもらう方法

給湯器の修理・交換にかかる出費をなるべく抑えたい場合は、下記3つのコツを意識して依頼先を選びましょう。

  1. キャンペーンを利用する
  2. 修理はなるべく早く依頼する
  3. 割増料金や出張費を避ける

以降では、各コツの詳細について解説します。信頼のおける1社への依頼を実現したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

キャンペーンを利用する

確実に修理料金を抑えるには、各業者で実施しているキャンペーンを利用する方法が有効です。前もってキャンペーンの実施状況・内容を確認し、利用条件を満たしていれば忘れずに活用しましょう。

 

ちなみに、私たちクリーンライフでも下記のキャンペーンを実施中です。

  • WEBからの依頼で3,000円割引(※修理料金の総額が1万円以上の場合)
  • 2回目以降の利用者は作業料金から10%割引

給湯器の修理・交換をなるべく安価に済ませたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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修理はなるべく早く依頼する

給湯器を含む水回りに関わるトラブルは、放置期間が長引くにつれて症状が深刻になりがち。修理料金は症状の深刻性に比例して高額になるので、自分で対処できない場合は早めに業者に相談しましょう。

 

どの業者を利用するにしろ、早期依頼に努めれば確実に発生する作業料金・部品代などの削減につながります。

割増料金や出張費を避ける

深夜・早朝の割増料金や、出張費が無料の業者選びも重要です。加え、以下が発生しないことも必ず確認しましょう。

  • 見積もり料金
  • キャンセル料

「割増料金なし」「見積もり出張費無料」などを掲げる業者を選び、給湯器の修理・交換作業以外にかかる余計な出費を防ぐようにしてください。

給湯器のお湯が出ないトラブルで困ったときは

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給湯器のお湯が出ない原因7つと、それぞれへの対処法をご紹介しました。

 

お湯が出なくなる背景には、さまざまなトラブルが関わっています。中には自力で対処できるケースもありますが、不安を感じる方は早期にプロの力を借りるのがおすすめです。

 

給湯器の修理・交換の依頼先に悩むことがあれば、ぜひ我々クリーンライフまでお気軽にご相談ください。24時間365日対応し、出張見積もりもキャンセル料も無料です。

 

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2023.12.11
2023.12.21

「お湯が出ない」「異音がする」「水漏れが起きている」など給湯器が故障すると、快適な生活は送れません。

 

本記事では給湯器が故障する原因や、症状別の対処法を詳しく解説します。賃貸住宅で給湯器が故障した場合にはどのように対処するのか、修理費用はどれくらいかについても紹介します。

 

給湯器の故障で悩まず、快適なお風呂やお湯を使用するために、ぜひ最後までお読みください。

給湯器が故障する原因

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給湯器の故障は、快適な生活に大きな影響を与える可能性があります。しかし、故障の原因を素早く見つけることで、早期に対処が可能です。

 

そこでここでは、給湯器が故障する原因について解説します。ストレスのない生活を送るためにも、どのような原因が考えられるのかを早期に発見しましょう。

給湯器の寿命

給湯器の寿命は、給湯器の種類やメーカーによって異なりますが、一般的には10年から15年程度です。給湯器が寿命に近づくと、部品の劣化や老朽化が進み、故障しやすくなります。

 

特に給湯器は、水の流れる圧力や温度変化などの影響を受けやすいため、適切なメンテナンスを行わなければ寿命が短くなります。定期的な点検やメンテナンスを行い、長く使用できるようにしましょう。

給湯器の燃焼不良や点火トラブル

給湯器の燃焼不良や点火トラブルとは、以下を指します。

  • 給湯器が正常に燃焼を行えない
  • 給湯器で点火ができない

燃料の供給や点火装置の問題が原因である場合が多く、給湯器が正常に温水を供給できなくなります。

 

点火がうまくいかない場合は、点火装置やガスバルブなどの部品の異常が主な原因です。また、不適切な取り付け、メンテナンスの不備によっても引き起こされます。

 

定期的な点検や清掃を行い、燃焼や点火に関連する部品の状態を確認しましょう。

給湯器の水圧

給湯器の水圧は、給湯器の正常な動作に重要な要素です。水圧が低い場合や急激な変動がある場合、給湯器の故障の原因となります。

 

低い水圧では給湯が十分に行われず、快適な温水供給ができません。また、急激な水圧の変動は給湯器の部品に負担をかけ、故障のリスクを高めます。

 

一方で、水の流れが速すぎる場合は、熱交換器がダメージを受けることがあります。定期的に水圧をチェックし、パイプの異常などの兆候があれば早めに対処しましょう。

給湯器のメンテナンスが不十分

給湯器のメンテナンスが不十分な場合、故障のリスクが高まります。定期的なメンテナンスは、給湯器の正常な動作を保つために重要です。

 

メンテナンス不足によって、給湯器内部の汚れや堆積物が蓄積し、燃焼や水の流れを妨げることがあります。また、部品の摩耗や劣化も進行しやすくなります

 

定期的な清掃や点検、フィルターの交換などのメンテナンス作業をこまめに実施し、給湯器の状態を良好に保ちましょう。排気システムの不具合や不適切な取り付けは、給湯器の故障や火災の原因にもなり得ます。

給湯器の電気系統の不具合

給湯器の電気系統の不具合も、故障の原因となります。電気系統に異常があると、給湯器の電源供給や制御が正常に行われません。

 

例えば、以下が起きます。

  • 配線の断線
  • コネクタの接触不良
  • 電子回路の故障

電気系統の不具合によって、給湯器の機能が制限されたり、動作が停止したりします。

 

定期的に電気系統の点検を行い、異常な電源供給や表示の変化には注意してください。必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。

給湯器が故障したときの対処法

給湯器

給湯器の故障は突然起こる場合があり、対処方法が分からない方は多いでしょう。

 

ここでは、給湯器が故障したときの具体的な対処法をわかりやすく解説します。故障に直面した際は、冷静になって適切な対応をしてください。

お湯が出ない場合

給湯器でお湯が出ない場合、以下の対処法を試してみましょう。

  1. 給湯器の電源やガスの供給が正常か確認
  2. ガスバルブが閉まっていないか、電源プラグがしっかり差し込まれているか確認
  3. シャワーヘッドや給湯器の水栓が詰まっている可能性があるので、清掃
  4. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

少しでも水量に変化が現れたら、すぐに確認するようにしてください。

ぬるま湯しか出ない場合

給湯器でぬるま湯しか出ないときは、以下を試してみてください。

  1. 温度設定を確認し、適切な温度に設定されているか確認
  2. 給湯器の温度調整ダイヤルやボタンを調整
  3. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

ぬるま湯しか出ないまま長期間放置していると、症状が悪化する可能性があります。そのため、異変に気づいたら、なるべく早く業者に相談することがおすすめです。

異音がする場合

給湯器で異音がする場合は、次の対処法を行ってみてください。

  1. 異音が発生する原因を特定
  2. 配管からの異音であれば、緩んでいるネジや部品の不良などを確認し、必要に応じて修理
  3. 給湯器の内部から異音がする場合や原因が分からない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

無理に自分で解決しようとせず、原因が分からない場合は、早めに業者に相談しましょう。

異臭がする場合

給湯器で異臭がするのであれば、以下の対処法を試してみましょう。

  1. 異臭の原因を特定
  2. ガス漏れの疑いがある場合は、速やかにガス元栓を閉めて換気
  3. 異物のつまりや汚れが原因であれば、給湯器の清掃やフィルターの交換
  4. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

ガス漏れの場合は、重大な問題になりかねませんので、原因が分からない場合は速やかに業者に相談してください。

水漏れが起きている場合

給湯器で水漏れが起きている場合、以下の対処法を実施してみてください。

  1. 水漏れの原因や場所を特定
  2. 配管からの水漏れであれば、緩んでいるネジやパッキンの劣化などを確認し、必要に応じて修理
  3. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

給湯器本体や配管など、水漏れの原因にはさまざまな場所が考えられます。原因を特定できないときは、なるべく早く相談しましょう。

エラーコードが出ている場合

給湯器でエラーコードが表示されているときは、以下を試してみましょう。

  1. エラーコードの意味や原因を調べる
  2. エラーコードに対応する対処法やリセット方法を試す
  3. エラーコードが解消されない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

取扱説明書やメーカーの公式サイトなどで、エラーコードを確認できます。

賃貸住宅で給湯器が故障したときの対応

給湯器の修理

賃貸住宅で給湯器が故障すると、修理や交換に関する手続きや費用の負担先など、分からない点も多いでしょう。

 

ここでは、賃貸住宅で給湯器が故障したときの適切な対処法を解説します。正しい手続きを行い、トラブルをスムーズに解決しましょう。

管理会社への連絡

賃貸住宅で給湯器が故障した場合、まずは管理会社に連絡しましょう。管理会社は住んでいる部屋や、建物全体の管理をしてくれています。給湯器の故障を早く報告することで、修理や対応を早く行ってもらえます。

 

連絡するときには、故障の内容や状況を正確に伝えてください。また、大家さんにも相談してみると安心です。

修理手続き

賃貸住宅の給湯器の故障で修理が必要な場合、管理会社が修理手続きを行ってくれます。

 

修理には時間がかかるケースもありますが、管理会社や大家さんが進捗状況を確認してくれます。修理が完了し、再びお湯を使えるようになるまで待ちましょう。

給湯器が故障した際の修理費用

費用・料金

故障した給湯器の種類や修理内容によって、修理費用は異なります。どの程度の費用が必要なのか、把握しておくことが重要です。

 

ここでは、給湯器が故障したときの修理費用について詳しく解説します。修理費用の見積もりや節約のポイントについて理解し、負担を最小限に抑えましょう。

修理費用の相場

給湯器の故障が起きたとき、修理費用は故障の内容や修理業者によって異なります。一般的な給湯器の修理費用の相場は、3万〜10万円程度です。

 

ただし、具体的な金額は修理業者によって違うため、必ず見積もりをもらって確認することが大切です。

給湯器の修理料金を確認するときの注意点

給湯器の修理費用は、業者や状況によって異なります。しっかりと料金を確認して、納得した上で修理を依頼しましょう。給湯器の修理料金を確認するときには、以下の点に注意してください。

複数業者へ見積もりの依頼

修理業者によって、料金やサービス内容が異なります。見積もりで判断できることは、次のような項目が挙げられます。

  • 適正な修理費用であるか
  • スタッフの対応がきちんとしているか
  • どのような修理内容か
  • 追加料金が必要なのか

複数の業者に見積もりの依頼をして、それぞれの修理費用や内容を比べてみましょう。比較することで、より信頼できる業者を選べるでしょう。

余分な料金がないか確かめる

修理業者のなかには、修理費用以外に料金が発生する業者もあります。注意したいのは、以下の料金です。

  • 出張費
  • 夜間・早朝、休日の割増料金
  • 見積もり料金

修理料金を確認するときには、余分な料金がないか確かめましょう。明確な料金を提示してくれる業者を選ぶと安心です。

キャンペーンの有無を確かめる

修理業者では、定期的にキャンペーンを実施していることがあります。キャンペーンを利用すると、割引や特典が受けられます。

 

給湯器の故障修理を依頼するときには、キャンペーンの有無も確かめてみましょう。お得なキャンペーンを活用することで、費用を抑えられます。

 

なお、私たちクリーンライフでは、以下のキャンペーンを実施しています。

  • WEB割引で3,000円値引き(※10,000円以上で利用可能)
  • 2回目以降の利用なら10%割引

少しでも家計の負担を減らすために、ぜひ活用してみてください。

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給湯器の故障を防ぐ方法

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給湯器の故障は生活に大きな影響を与えるだけでなく、高額な修理費用がかかる可能性もあります。そのため、故障を未然に防ぐための対策を知っておくことが重要です。

 

ここでは、給湯器の故障を防ぐための具体的な方法を解説します。予防策を講じて、給湯器を長く安定的に使用しましょう。

定期的にメンテナンスを行う

給湯器の故障を防ぐためには、定期的なメンテナンスが大切です。メンテナンスは専門の業者に依頼することが一般的です。

 

業者は給湯器の内部を点検し、汚れや異物を取り除きます。また、部品の劣化や摩耗がないかも確認します。

 

定期的なメンテナンスによって給湯器の状態を良好に保ち、故障のリスクを低くできるでしょう。

適切な設定温度にする

給湯器の設定温度は、お湯を使う際の快適さとエネルギーの効率を考えて適切に設定しましょう。高すぎる設定温度は、故障の原因になることがあります。

 

また、お湯を出す場所によって設定温度を調整することも重要です。例えば、お風呂のお湯はやや高めに設定し、洗面台やキッチンのお湯は適度に低めに設定すると良いでしょう。

 

適切な設定温度を守ることで給湯器の負担を減らし、故障のリスクを軽減できます。

適切な水圧を保つ

給湯器の正常な動作には、適切な水圧が欠かせません。水圧が低すぎると給湯器が正常に作動しないことがありますし、逆に高すぎると故障の原因になることもあります。

 

適切な水圧を保つためには、定期的に水圧を確認しましょう。もし水圧が低い場合は、給湯器に水を補給する必要があります。

 

また、水圧が高いときは給湯器の調整弁などを使って、適切な水圧に調整しなければなりません。適切な水圧を保つことで、給湯器の故障リスクを減らせます。

給湯器が故障するときの前兆

給湯器が故障する前には、何らかの前兆や異常なサインが現れることがあります。これらのサインに気づけば、早期に対処することが可能です。

 

ここでは、給湯器が故障するときに現れる、一般的な前兆について解説します。異常な現象に気づいたら、すぐに対策を取りましょう。

お湯の出が悪くなる

給湯器が故障する前兆の一つとして、お湯の出が悪くなることがあります。例えば、お風呂に入るときにいつもより水量が少ない場合は、給湯器の中に問題が生じているサインです。

 

もしお湯の出が悪くなったら、すぐに業者に確認を依頼しましょう。専門の業者に連絡し、給湯器の点検や修理をしてもらう必要があります。

異音や振動の発生

給湯器が故障すると、異音や振動が発生することがあります。例えば、給湯器からカタカタという音が聞こえる、給湯器がガタガタと揺れるなどです。

 

異音や振動は、給湯器の中に何かしらの問題が起きている合図です。もし異音や振動を感じたら、業者に給湯器を点検してもらったり、修理を依頼したりしてください。

エラーコードの表示

給湯器が故障すると、液晶ディスプレイにエラーコードが表示されることがあります。エラーコードは数字やアルファベットの組み合わせで表示され、給湯器の中に何らかの問題があることを示しています。

 

エラーコードが表示されたら、取扱説明書を確かめたり、メーカーのサポートに問い合わせたりし、適切な対処法や修理方法を確認する必要があります。

 

エラーコードは給湯器が自己診断を行ってくれる機能なので、しっかりと対処して早めに問題を解決しましょう。

給湯器の故障でお困りなら

給湯器が故障して修理が必要なときは、原因を特定し、業者への相談と修理依頼を行いましょう。専門知識と高い技術力で、適切な対処が可能です。

 

また、予防策と定期的なメンテナンスを行えば、故障のリスクを軽減できます。

 

給湯器の故障でお悩みの際は、私たちクリーンライフへお気軽にご相談ください。24時間365日対応し、最短30分で駆けつけます。

 

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2023.12.11
2023.12.21

給湯器の交換は、年数が経過して老朽化した場合や、故障が多発している場合に必要です。交換費用については業者によって異なり、事前に相場を知る必要があります。

 

そこでこの記事では、給湯器の交換費用の相場や、業者の選び方について解説。給湯器交換のメリットやデメリットもお伝えします。

 

業者選びのポイントや注意点を理解し、自分に合った業者選びや交換方法を検討してみてください。

給湯器の交換費用の目安

相場 現金 電卓

給湯器の交換費用は、機種や業者によって異なります。一般的には、15万円から30万円程度が相場です。

 

主に給湯器本体価格と工事費用が必要となり、何を選択するかで大きく金額が変わってきます。ここでは、それぞれの費用について紹介します。

給湯器本体価格

給湯器の本体価格は、種類やメーカー、機能などによって異なります。

タンク式給湯器 10万円~25万円程度
貯湯式給湯器 20万円~40万円程度
従来型コンビネーションボイラー 30万円~60万円程度
エコジョーズタイプコンビネーションボイラー 40万円~100万円程度
オンデマンド式給湯器 15万円~30万円程度
浴室暖房乾燥機付き給湯器 20万円~60万円程度

高機能な給湯器ほど、価格が高くなります。最近では、スマートフォンなどから操作できる給湯器も販売されています。

 

適切な給湯器を選ぶ際には、自分の家庭に必要な機能や容量、予算などを考慮した上で、慎重に選ぶことが大切です。

工事費用

工事費用は、給湯器の設置場所や取り替える給湯器の種類、工事内容などによって異なります。例えば、既存の給湯器を取り外して新しい給湯器を設置する場合は、1万円から2万円程度が相場とされています。

 

ただし、配管の位置や長さ、給湯器の大きさなどによっては、工事費用が増額することがあります。また、給湯器交換に伴って、ガスメーターの交換や、ガス栓の移動などで別途費用が必要になる場合もあり、注意が必要です。

 

給湯器交換は、業者によって費用や工事内容が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。安価という理由だけで業者に依頼せず、施工内容やアフターサービスなどもしっかりと確認しましょう。

給湯器交換の流れ

 

一般的な給湯器の交換工事の工程を紹介します。
  • 見積もりの依頼
  • 現地調査
  • 工事内容の確認と契約
  • 給湯器本体の選定
  • 給湯器の交換工事
  • 動作確認
  • 支払い

交換にかかる期間や費用は、給湯器の種類や設置場所によって異なります。業者によっても費用が異なるため、依頼する際は複数社の相見積もりがおすすめです。

交換する給湯器の選び方

給湯器

給湯器は、お湯を使うための重要な設備です。しかし、長年使用していると故障しやすくなり、交換が必要になる場合があります。

 

交換をする際には、慎重に選ぶことが大切です。そこでここでは、給湯器の選び方について解説していきます。

使用中の給湯器の確認

まずは、現在使用中の給湯器の種類や設置場所、号数、機能などを確認しましょう。現在の給湯器がどのようなタイプかによって、新しい給湯器を選ぶときの参考となります。

 

また、設置場所によっては設置スペースが限られ、選ぶべき給湯器の種類や号数が制限されることもあります。そのため、必ず使用中の給湯器のタイプを確認しておくことが大切です。

給湯器の種類

主な給湯器について、いくつか紹介します。

タンク式給湯器(貯湯式給湯器) 給湯水をタンクに貯め、いつでもお湯を使用できる
一般的な給湯器で、価格帯は比較的安価
ガス給湯器 都市ガス、プロパンガス、天然ガスを燃料
一般家庭でよく使用
電気給湯器 電気を使用してお湯を温める
狭いスペースに設置可能
エコキュート 電気を使用して、家庭用熱源をまかなう
高価格帯であるが、エネルギー効率が良い
石油給湯器 灯油を燃料として使用
高価格帯だが、省エネ効果が高い

長所・短所を考慮し、自分の家庭の使用状況や好みに合わせて選ぶことが重要です。また、機能面でも選択肢があるため、自分にとって必要な機能が搭載された給湯器を選びましょう。

給湯器の機能

給湯器を選ぶ際に重要なポイントの一つが、給湯器の機能です。給湯器の機能には大きく分けて、省エネ性、快適性、安全性の3つがあります。

省エネ性

まず、省エネ性については、エネルギー消費効率が高いものを選ぶことが重要です。

 

給湯器のエネルギー消費効率は、JIS規格によって定められています。エネルギー消費効率が高いほど、省エネ性が高くなります。

 

また、エコキュートやハイブリッド給湯器など、再生可能エネルギーを活用する機能がある給湯器も、省エネ性が高いといえるでしょう。

快適性

次に、快適性については、以下を確認しましょう。

  • 温度調節機能
  • 温度制御精度
  • お湯が出るまでの待ち時間
  • 追い焚き機能
  • 防カル機能

機能が充実している給湯器を選ぶと、お湯が快適に使えるだけでなく、無駄なエネルギー消費を抑えることも可能です。

安全性

最後に、給湯器の安全性については、以下の機能が挙げられます。

  • 漏電防止機能
  • 過熱防止機能
  • 風呂水位監視機能
  • 不完全燃焼検知機能
  • 自己診断機能

安全性の高い機能がしっかり備わっている給湯器を選ぶことで、安心して使用できます。

給湯器の設置場所

給湯器を選ぶ際には、設置場所も重要なポイントです。

屋内または屋外

まず、給湯器の設置場所が屋内か屋外かを確認しましょう。

 

屋内に設置する場合は、換気や排気に注意する必要があります。また、室内に設置する場合は、床の耐荷重や防水性能も重要です。

広さ

次に、設置場所の広さに注意しましょう。設置する給湯器の大きさや形状によって、必要なスペースが異なります。

 

設置場所が狭い場合は、コンパクトな給湯器を選ぶか、壁掛けタイプの給湯器を選ぶことを検討しましょう。

水道管の位置

さらに、設置場所の水道管の位置にも注意が必要です。水道管からの距離や高低差が大きい場合、給湯器を設置できない可能性があります。また、水道管の径や水圧も確認しなければなりません。

 

適正な水圧や水量を確保することで、快適なお湯を使用できるでしょう。

地域

最後に、地域によって設置場所に制限がある場合があります。例えば、地震の多い地域では、耐震性能がある給湯器を設置することが求められます。

 

また、ガスメーターの設置場所にも注意が必要です。地域によっては、ガスメーターの位置の問題で給湯器を設置できない場合があります。

給湯器の号数

給湯器の号数は、使用する家庭の人数や風呂のサイズなどによって決定されます。

 

一般的に、号数が大きくなるほどお湯が出る量が増えます。しかし、号数が大きすぎると、省エネ効果が薄れたり、設置場所に合わなかったりします。

 

また、設置場所によっても適切な号数は異なります。例えば、高層マンションや集合住宅では、水圧が低下する場合があるため、号数が大きめの給湯器を選ぶことが望ましいです。

 

なお、給湯器の号数によって価格も変わってきます。大きな号数の給湯器ほど、価格は高くなる傾向があります。そのため、予算に応じて適切な号数の給湯器を選ぶことも大切です。

給湯器交換時に確認すべきポイント

トイレタンクから水漏れする原因を確認

給湯器は、お湯を使うための重要な設備です。長年使用していると故障しやすくなり、交換が必要になる場合があります。給湯器の交換は決して安いものではないため、慎重に選ぶことが大切です。

 

また、何よりも安全で、快適に使える給湯器を選びたいものです。そこで給湯器交換時に確認すべきポイントについて、いくつか紹介します。

旧給湯器の撤去方法

給湯器を交換するにあたり、まず古い給湯器を撤去する必要があります。給湯器の撤去は、プロの業者に依頼することがおすすめです。

 

依頼する前に、確認しておくべき点は次の通りです。

  • 給湯器の電源を切る
  • ガスの元栓を閉める
  • 水道の元栓を閉める
  • 給湯器内の水を抜く
  • 給湯器を固定しているボルトやナットを外す
  • 給湯器の処分方法

これらを確認・準備した上で旧給湯器の撤去ができれば、新しい給湯器をスムーズに設置できるでしょう。

新しい給湯器の設置場所

新しい給湯器の設置場所について、次の5つを確認してください。

  • 設置スペース
  • 排気管の長さ
  • ガス配管の位置
  • 水回りの位置
  • 配線の位置

以上の点を確認した上で、給湯器の設置場所を決めることが重要です。

 

設置場所によっては、設置費用が高くなったり、保守点検の負担が大きくなったりすることがあるため、事前に慎重に検討しましょう。

給湯器の容量の確認

給湯器の交換時には、給湯器の容量の確認も大切です。

 

給湯器の容量は、家庭の人数や水回りの使用頻度によって選ぶ必要があります。容量が小さいと温水が足りず、容量が大きすぎるとエネルギーの無駄使いになってしまいます。

 

給湯器の容量は交換する際にも重要なポイントとなるため、古い給湯器の容量を確認し、同等またはそれ以上の容量の給湯器を選びましょう。

ガスの種類の確認

給湯器の交換や設置を行う前に、現在使用しているガスの種類を確認する必要があります。一般的に使用されているガスは、都市ガスとプロパンガスの2種類です。

 

都市ガスを使用している場合は、管轄するガス会社に問い合わせて、プロパンガスを使用する場合は、近くのプロパンガス販売店に確認を取る必要があります。

 

また、都市ガスは、ガスメーターの口径が異なる場合があるため、給湯器の容量とガスメーターの口径が適合しているかを確認しなければなりません。給湯器交換を行う業者に依頼するか、管轄するガス会社に問い合わせて確認してください。

適正費用の確認

適正費用かどうか判断するためには、複数の業者から見積もりを取り、比較することが大切です。

 

ただし、安価な業者を選ぶと、施工技術が低かったり、後々トラブルが起こったりする可能性があります。そのため、価格だけで判断するのではなく、技術力やアフターサポートの充実度なども考慮してください。

 

さらに、見積もりに含まれない費用を請求される場合があるため、事前に確認しておくことも大切です。最終的な契約前に明確な費用の見積もりと、作業内容について確認し、納得したうえで契約しましょう。

給湯器交換によるメリット

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新しい給湯器に交換するメリットには、次のようなものがあります。それぞれについて説明します。

省エネ効果

給湯器交換による大きなメリットの一つは、省エネ効果があることです。新しい給湯器は、古いものに比べて高い効率でエネルギーを使用するため、電気代やガス代が大幅に削減されます。

 

また、新しい給湯器は高い断熱性能を持っており、給湯器自体の発熱量を減らすことが可能です。そのため、夏場には室温の上昇を抑え、冬場には室温を上げる必要がなくなり、エアコンや暖房器具の使用量を減らせます。

 

性能の高い給湯器へ交換すれば、省エネ効果により家計の負担を軽減できるでしょう。

故障リスクの軽減

給湯器は、使用頻度が高くなる家電の一つです。使用頻度が高いため、故障する可能性も高くなります。また、給湯器が故障した場合、水漏れや火災などのリスクもあります。

 

そのため、新しい給湯器に交換すると、故障リスクを軽減することが可能です。新しい給湯器は耐用年数が長く、保証期間も長いため、安心して使用できます。

 

さらに、新しい給湯器には自己診断機能がついているものもあり、故障の早期発見や対処ができるため、安全性が向上するでしょう。

快適性の向上

給湯器交換により、快適性の向上も期待できます。新しい給湯器は、追い焚き機能や温度調整機能など、機能が充実しているものが多いです。

 

また、従来のタンク式給湯器に比べ、タンクレス給湯器の方がスリムでコンパクトなため、設置場所に余裕がない場合でも設置できます。さらに、給湯器によっては、給湯器本体に防カル機能がついているものもあり、給湯器内部の熱交換効率を上げられます。

給湯器交換によるデメリット

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前項では、給湯器交換によるメリットを紹介しました。本項では、デメリットについて紹介します。

コストが高い

給湯器交換には一定の費用が必要です。交換費用は、設置場所や給湯器の種類、取り付け工事などによって異なります。特に大型の給湯器であれば、取り付けに必要な工事費用は高額になる場合があります。

 

また、交換費用には廃棄物処理費用も含まれます。古い給湯器を適切に廃棄するためには、処分にかかる費用も必要になります。そのため、交換にかかる総費用をしっかりと把握することが重要です。

保証期間が無駄になる

古い給湯器が故障する前に交換することで、保証期間が無駄になるというデメリットもあります。多くの場合、給湯器は購入後に一定期間の保証がついています。

 

保証期間中に故障が発生すれば、無償修理や交換が受けられますが、古い給湯器が故障する前に交換すれば、保証期間が無駄になるのです。

 

ただし、給湯器の寿命は10年前後とされており、寿命を超えている給湯器はいつ故障してもおかしくないため、交換時期は慎重に判断しましょう。

給湯器の交換が必要なときは

給湯器の交換が必要なときは、給湯器の種類や機能、サイズなど決めなければならない項目があります。家庭の使用量や用途に合わせて、給湯器を選びましょう。

 

給湯器交換の業者選びでお悩みでしたら、私たちクリーンライフにお任せください。出張・見積もり料金はもちろん、相談も無料で受けつけています。

 

充実したアフターフォローも提供しているので、お気軽にご相談ください。

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