排水管の高圧洗浄をした方が良いケースについてお伝えします。悪臭やつまりなど排水管のトラブルは、高圧洗浄で解決する場合も少なくありません。

 

  • 高圧洗浄を業者に依頼する
  • ご自分で高圧洗浄機を購入して洗浄する

上記それぞれのメリット・デメリットも解説します。

 

排水管のつまりなどのトラブルで、高圧洗浄をするかどうか検討中の方は、参考にしてください。

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排水管の高圧洗浄が必要な4つのケース

トイレの排水管トラブルにお困りの方へ

排水管の高圧洗浄が必要なのは、以下の4つのケースです。

  • 排水管の流れが悪い
  • 排水管からゴボゴボと異音がする
  • 排水管や排水口が臭い
  • 1年以上排水管を洗浄していない

それぞれについて、さらに詳しく説明します。

排水管の流れが悪い

排水管の流れが悪いのは主に、排水管の壁面に汚れが蓄積して、水の通路が細くなっているためです。ヘドロ状の汚れは放置していると、硬化してさらに取れにくくなります。

 

汚れの上にさらに汚れが蓄積され、完全に排水管を塞いでしまうと完全なつまりが生じます。キッチンの排水管は油汚れ、トイレは尿石や排泄物、浴室・洗面台は毛髪などが原因です。

 

高圧洗浄なら、排水管の奥まで洗浄でき、汚れや毛髪などによるつまりを改善しやすいため、おすすめです。しかし、固形物など、汚れ以外で詰まっていると高圧洗浄では解決できない可能性があるため、注意してください。

 

以下の記事を参考にして、排水管のつまりの状況を確認してみましょう。少し流れる状態なら、ご自分で対処できる可能性があります。

排水管からゴボゴボと異音がする

排水管からゴボゴボと異音がしたら、逆流の前兆です。排水管に何かがつまっている可能性があります。放置していると逆流するかもしれないので、高圧洗浄をはじめとした迅速な対応が必要です。

 

ゴボゴボと異音がする原因は、逆流になる可能性以外に以下が考えられます。

  • 排水管が劣化しているために、水圧が不安定
  • マンションで、他の部屋で同時に水を使ったために配管に入り込んだ空気

マンションの場合は、時間が経つと異音が消えることがほとんどです。しかし、気になる場合は、管理会社に問い合わせましょう。

 

逆流が心配な方は、以下の記事を参考にしてください、急に逆流が起きた場合の応急処置や、対処法を説明しています。

排水管や排水口が臭い

排水管や排水口から悪臭がすると、排水管に汚れが溜まっている可能性があります。排水口の目皿やヘアキャッチャーを洗っても臭いのなら、排水管の高圧洗浄が必要かもしれません。

 

排水口から悪臭がするのは、排水管の汚れ以外に以下のような原因も考えられます。

  • 封水切れ
  • 排水ホースや塩ビ管が破損している・ずれている
  • 排水桝(汚水桝)が汚れている・壊れている

封水切れは、水が蒸発しているだけの場合もあります。排水管の中にある排水トラップに溜まっている水が、封水です。封水が少し足りないなら、少し水を足して様子を見てみましょう。

 

排水管や排水口の悪臭の原因や対処法を、以下の記事で詳しく解説しています。臭いが気になる方は、参考にしてください。

1年以上排水管を洗浄していない

特に何もトラブルがない場合でも定期的に排水管を高圧洗浄すると、つまりを予防し、排水管の寿命を伸ばします。

 

詰まっていなくても、排水管内に汚れが溜まっているケースが大半のため、高圧洗浄がおすすめです。もしも1年以上排水管を洗浄していないなら、高圧洗浄を検討してみてください。

排水管の高圧洗浄を業者に頼むメリット

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排水管の高圧洗浄を業者に依頼すると、以下のようなメリットがあります。

  • 排水管が確実にキレイになる
  • 逆流や破損などのトラブルを防げる
  • 排水管のトラブルを予防できる

水道修理業者に高圧洗浄を依頼すれば、経験のある作業スタッフが、高性能の高圧洗浄機で効率的に排水管をキレイにしてくれます。作業中に逆流等のトラブルも起きないので、安心です。

 

また、作業中にその他の問題点を見つけてくれるので、トラブル予防にもなります。排水管を長く清潔に維持できる点が最大のメリットでしょう。

排水管の高圧洗浄を業者に頼むデメリット

排水管の高圧洗浄を業者に頼むデメリット

高圧洗浄の業者への依頼はメリットが多い一方で、デメリットもあります。

  • 費用が比較的高額
  • 悪徳業者に引っかかる可能性がある
  • 他の住民に影響を与えてしまう場合がある

高圧洗浄は費用が2万円〜3万円ほどと高額なので、信頼できる業者への依頼が必須です。必ず見積もりをして、追加料金が発生しないことを確認してから依頼しましょう。

 

また、集合住宅の場合、建物の構造によっては他の住民の方に影響を与える可能性があります。高圧洗浄を業者に頼んでも良いのか、大家さんや管理会社に相談しておくと安心です。

自分で排水管を高圧洗浄するメリット

自分で排水管を高圧洗浄するメリット

自分で排水管を高圧洗浄する場合、「流れが悪いな」と感じたときにすぐ対応できるので、つまりを悪化させる可能性を抑えられます。自宅用の高圧洗浄機は、2万円程度から10万円程度までさまざまです。

 

国税庁が定める「減価償却資産の耐用年数表」によると、高圧洗浄機は10年程度利用できるので、経済的です。

  • 外壁・ブロック塀
  • 窓・網戸
  • テラス・ベランダ・玄関の床

以上のような、さまざまな箇所の清掃に利用できる点もメリットです。

自分で排水管を高圧洗浄するデメリット

自分で排水管を高圧洗浄するデメリット

高圧洗浄をご自分でするデメリットは、以下のように複数あります。

  • 汚水が逆流してしまう可能性がある
  • 高圧洗浄機を使いこなせないと汚れが取れない
  • 高圧洗浄機の騒音が近所迷惑になるので、長時間利用できない
  • 家庭用の高圧洗浄機は業者のものに比べるとパワーがない

排水管の汚れを完全に落とすのは、高圧洗浄機のパワー不足、作業者の技術不足でなかなか難しいようです。

 

汚れがひどく不具合が続くなら、業者に依頼した方が良いでしょう。

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排水管の高圧洗浄の費用相場

費用相場

排水管の高圧洗浄の費用がどのくらいになるのか、建物の種類別に紹介します。

 

建物の種類 費用相場
戸建て 一世帯住宅 25,000円〜
二世帯住宅 35,000円〜
マンションなど集合住宅 ~15戸の規模の小さな集合住宅 1戸あたり5,000円
30戸〜の規模の大きな集合住宅 1戸あたり4,000円
店舗 50㎡程度 35,000円〜45,000円
2階建てのビル 40,000円〜

マンションなどの集合住宅は、全建物の金額を戸数で割って、1戸あたりの金額が比較的安くなります。

業者に依頼するときは必ず見積もりを取る

戸建ての場合は、高圧洗浄を依頼する業者をご自分で探す必要があります。信頼できる業者を見つけましょう。

 

正式に依頼する前に、必ず見積もりを取ってください。あとで高額請求が生じないか、追加料金についても確認が必要です。

 

できれば、見積もり無料の複数の業者で相見積もりをしてください。アフターサービスなど条件も踏まえて、希望に合った業者を選びましょう。

集合住宅の高圧洗浄は住民による支払いが不要

マンションなどの集合住宅は、管理者が定期的に高圧洗浄を業者に依頼しています。基本的に共益金等から支払われるので、住民への料金請求はありません。賃貸にお住まいの場合も同様です。

 

ほとんどのマンションでは、1年に1度程度の頻度で高圧洗浄をしています。

 

しかし、どうしても排水管のつまりや悪臭が気になるなら、ご自分で対応してもよいでしょう。ただし、ご自分で費用を支払う必要があります。

 

マンションの高圧洗浄は、全室まとめて実施すると、1戸あたりの金額は少なめです。しかし、個人で依頼すると、一戸建ての高圧洗浄よりも高額になる可能性があります。

【建物別】業者が排水管を高圧洗浄する流れ

指差し確認する水道修理業者

排水管の高圧洗浄を業者に依頼した場合の流れを、戸建てとマンション等の集合住宅に分けて解説します。

 

作業の流れを知っておくと、作業当日に慌てずに済むので、確認しておきましょう。

戸建て

3年に1回は排水管洗浄

戸建て住宅の場合は、以下の流れで排水管の高圧洗浄が行われます。

  1. 各水回り箇所のつまりの状況確認する
  2. 高圧洗浄機で排水管を清掃する
  3. 汚水桝を確認する
  4. 室外の排水管を洗浄する

トラブルが生じたために高圧洗浄を依頼した場合は、つまり箇所を調査したあとで排水管の高圧洗浄を行います。詰まっている箇所を高圧洗浄して、つまりを解消します。

 

以下の記事では戸建てで高圧洗浄を依頼する状況や費用、安く利用する方法を解説しているので、参考にしてください。

集合住宅の場合

集合住宅の排水管洗浄

マンションなどの集合住宅は、1棟単位で行うことが一般的です。専有部と共用部に分かれて、専有部は下の階から順に高圧洗浄を行います。

 

集合住宅での排水管の高圧洗浄の流れは、主に以下の通りです。

  1. 住宅内の排水口から高圧洗浄機のノズルを挿入して作業する
  2. 水漏れがないか目視で確認する
  3. 専有部から繋がる排水管や、階ごとの横引き管などを確認する
  4. 汚水枡・公共枡につながる排水管を高圧洗浄する

各戸での作業時間は、10~15分ほどです。ただし、排水管の状態で延長する場合もあります。水回りを片付けて、作業しやすいようにしておくと、スムーズです。

 

マンションで排水管の高圧洗浄をする際の、注意事項や詳しい作業の流れなどを以下の記事でわかりやすく説明しています。

排水管を自分で洗浄する方法

重曹とクエン酸で排水管のつまり解消

排水管が汚れているなと感じたら、いきなり高圧洗浄をするのではなく、ご自分で排水管を洗浄してみるのもおすすめです。汚れがついてすぐなら、以下の方法である程度は除去できます。

  • お湯を流す
  • 液体パイプクリーナーを流す
  • 重曹・クエン酸を使う
  • ラバーカップを使う

お湯を流す方法は、排水口をタオルやビニール袋で閉じた状態でお湯をシンク等にためて、一気に流します。高圧洗浄機ほどではありませんが、水圧で汚れが落とせます。

 

詳しい方法は、以下の記事を参考にしてください。月に1度程度洗浄していると、高圧洗浄をプロに依頼する頻度を抑えられます。

排水管を高圧洗浄する頻度

排水管の高圧洗浄をどのくらいの頻度ですべきなのか、住宅の種類ごとに解説します。

  • 戸建て
  • 集合住宅

順に説明するので、参考にしてください。

戸建て

戸建ての場合は、3~5年に1度の頻度での排水管の高圧洗浄が理想的です。

  • 料理で油の使用量が増えた
  • 洗髪の頻度が増えた
  • トイレで水に流せる商品を流している

こういった状況が続くと、排水管が汚れる可能性が高まります。

 

排水管のつまり防止のために、定期的にプロの業者に高圧洗浄をしてもらうのがおすすめです。汚水桝や排水管の状態をプロに見てもらうと、急なトラブルの発生も抑えられます。

集合住宅

マンションといった集合住宅では、管理者が業者に依頼し、年1〜2回高圧洗浄しているケースがほとんどです。そのため、汚水桝や排水管のつまりといったトラブルは、戸建てと比較すると少なめです。

 

クリーンライフ』もマンションの排水管の定期メンテナンスなど、法人向けサービスを提供しています。全国300以上の自治体で水道局指定工事店に指定されている業者ですので、安心してお任せください。

 

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排水管つまりの主な原因

排水管つまりの原因は、箇所によって異なります。

 

排水管の主なつまりの原因を、以下の表にまとめました。

箇所 つまりの原因となる主な物 排水管つまりの対処法
洗面所 ・石鹸カス
・髪の毛
・ヒゲ
・ヘアオイル
・ヘアワックス
・ヘアピンなどの異物
・お湯とクエン酸
・ワイヤーブラシ
・真空式パイプクリーナー
詳しくはコチラ
お風呂 ・髪の毛
・皮脂
・石鹸カス
・カミソリなどの異物
・薬剤
・ラバーカップ
・真空式パイプクリーナー
・ワイヤーブラシ
・針金ハンガー
詳しくはコチラ
キッチン ・油
・洗剤
・食材の皮や種など
・タオルとお湯
・パイプクリーナー
・重曹とクエン酸
・ラバーカップ
・ワイヤーブラシ
詳しくはコチラ
トイレ ・トイレットペーパー
・ペットのフンや砂
・小物などの異物
・重曹とクエン酸
・食器用洗剤
・ラバーカップ
・真空式パイプクリーナー
・ワイヤーブラシ
・専用の薬剤
詳しくはコチラ

いずれも、日常生活で排水管に流すものが汚れとして蓄積していきます。軽度なものであれば自身で対応できますが、重度のつまりは業者へ高圧洗浄を依頼しましょう。

【場所別】排水管のつまりを防ぐ方法

高圧洗浄の頻度を少なくするために、排水管のつまり予防方法を、以下の箇所別に解説します。

  • キッチン
  • お風呂・洗面所
  • トイレ
  • 洗濯機

順に説明するので、参考にしてみてください。

キッチン

キッチンの排水口

キッチンの排水口は油や食品カスが入りやすいので、注意が必要です。

 

【キッチンの排水管つまりの予防法】

  • 揚げ油は、油を固める薬剤を利用してゴミとして捨てる
  • 食器類や鍋・フライパンについた油をキッチンペーパーで拭き取ってから洗う
  • 排水口に使い捨てネットを設置する

以下の記事で、キッチンの排水口・排水管の清掃方法やつまり予防法をわかりやすく解説しているので、参考にしてください。

お風呂・洗面所

お風呂の排水溝

お風呂や洗面所のつまりの原因である髪の毛や石鹸カスが蓄積しないように、気をつけましょう。

 

【お風呂・洗面所の排水管つまりの予防法】

  • 排水口・排水トラップの掃除を週に1回する
  • 月に1〜2回、パイプクリーナーを使う
  • ヘアキャッチャーに使い捨てのネットを被せる

毛髪等がつまりの原因になるお風呂・洗面所では、次亜塩素酸ナトリウムを主成分にしたパイプクリーナーがおすすめです。

 

以下の記事で、浴室の排水口・排水管のつまり予防法や清掃法を説明しています。

トイレ

タンクにペットボトルを入れない

水に流れる商品であっても、トイレットペーパーほど水に溶けやすくないので、トイレにはできるだけ流さないようにしましょう。

 

【トイレの排水管つまりの予防法】

  1. トイレットペーパーを大量に流すときは、複数回に分けて水を流す
  2. トイレットペーパーと排泄物だけを流す
  3. 節水対策をせずに適量の水を流す
  4. 排水管の掃除を週に1回の頻度で行う

トイレは比較的詰まりやすい箇所なので、以下の記事を参考にして予防・対処してください。

洗濯機

洗濯機の排水ホースから、糸くずや石鹸の残りなどが排出します。ドラム式の洗濯機は、特に詰まりやすいので注意が必要です。

 

【洗濯機の排水管つまりの予防法】

  • 糸くずフィルターをこまめに手入れする
  • 砂や泥がついた衣服は下洗いして、洗濯機に入れる
  • 洗剤を入れすぎない
  • 排水口の掃除を月に1回する

洗剤を入れすぎると、溶けなかった洗剤がつまりの原因になるだけではなく、洗剤ケースにこびりついて水漏れの原因にもなります。

排水管の高圧洗浄をすぐに頼みたいときは

排水管の高圧洗浄を必要とする4つのケースについて解説しました。

 

ご自分で洗浄する方法もありますが、定期的なメンテナンスやつまりが起きたときの対応は、水道修理業者への相談がおすすめです。

 

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