この記事ではトイレの水が流れない原因や対処法、応急処置について解説します。

 

ラバーカップやワイヤーブラシはホームセンター・ネットなどで購入できるので、トイレトラブル時にすぐ対応できるよう、ご自宅に備えておくのもおすすめです。

 

自分で対処してみたけれど、どうしてもトイレの水が流れないときは業者に依頼しましょう。お得に修理業者を利用するためのポイントも紹介します。

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トイレで水が流れないときの応急処置

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まずは、トイレの水が流れないときの応急処置をお伝えします。

 

自分でやるのが心配な方は無理に対処せず、専門の業者来訪までのつなぎとして参考にしてください。

弱い水圧はバケツで対処

水圧が弱くてトイレの水が流れないのなら、バケツに水を汲み、高い場所から便器へ一気に流すと対処できます。

 

この対処方法は集合住宅の水道調査や洗浄により、一時的に水道を止める際の対応策と同じです。

 

トイレの水が水圧の弱さによって流れないケースでしたら、比較的簡単に対処できるので、修理を急ぐ必要はありません。

つまっている物を取り除く

次は、トイレにトイレットペーパーを大量に流してしまったり、流してはいけない物を誤って落としたりしたせいで便器がつまってしまい、水が流れないケースの応急処置です。

 

このケースでは、つまっている物を便器から取り除く必要があります。

 

水が流れない原因の物を取り除くのに役立つアイテムがラバーカップです。すっぽんといえば分かる方も多いでしょう。

 

便器とラバーカップを真空状態にするのがポイントです。真空状態にして、柄を真上に勢いよく引っ張ります。一気に水が流れ込んで行けば、対処成功です。

 

詳しい方法は、トイレつまりはラバーカップで対処するで紹介します。

トイレで水が流れないときの自分でできる対処法

トイレトラブルは突然やってくることが多いです。いつ起こっても対処できるよう、備えておくと役立つアイテムを厳選して3つ紹介します。

  • ラバーカップ
  • ワイヤーブラシ
  • ピーピースルー

次に、対処法を紹介します。

止水栓を回して調節する

止水栓は給水管に設置されており、次の2つの役目を持っています。

  • 水を止める
  • 水の量を調節する

基本的に給水管をたどると止水栓がありますが、床に設置している場合もああります。見つからないときは床も確認してください。

 

止水栓の形状には次の3種類があります。

  • ハンドルタイプ
  • 内ネジタイプ
  • 外ネジタイプ

ハンドルタイプは手で開けられますが、ネジタイプはマイナスドライバーが必要です。

 

止水栓を閉めたまま忘れているときは、開くと水が流れ出します。閉めていないが給水量が少なめなら、調節して量を増やしましょう。

 

止水栓を一旦、反時計回りに回して全開にし、水量が多すぎる場合は時計回りに少しずつ回して調整していきます。タンクを開けた状態ですると、水量がわかります。

トイレタンク内の部品を交換する

タンク内の部品が機能していないと、水が流れなくなります。タンクを開けてみて、部品を確認してみましょう。

  • フロートバルブ(ゴムフロート)を繋ぐ鎖が切れていないか
  • フロートバルブが劣化していないか
  • ボールタップが劣化していないか

以上を確認して、劣化している部品を交換してください。

 

フロートバルブがゴム製の場合は、触ってみて手に黒いものがつけば交換時期です。止水栓を閉めるマイナスドライバーのほか、ボールタップ交換にはモンキーレンチかウォーターポンププライヤーが必要です。

 

【ボールタップの交換方法】

  1. 止水栓を閉める
  2. レバーを引いて、タンクを空にする
  3. トイレタンクの蓋を開ける
  4. 鎖を外して、ボールタップを取り外す
  5. 新しいボールタップを設置してフタをする

トイレタンクの部品の交換方法の詳細は、以下の記事を参考にしてください。

トイレつまりはラバーカップで対処する

ラバーカップ(プランジャー、スッポン)を備えているご家庭も多いです。トイレがつまって、慌ててホームセンターへ買いに行った経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 

スッポンを使ったつまり解消法の手順は、以下のとおりです。

  1. スッポンのゴムでできたおわん型部分をトイレの排水口にしっかり密着させる
  2. スッポンをゆっくりと押し込む
  3. スッポンを勢いよく引き戻す
  4. 2・3を数回繰り返す

ポイントは勢いよく引き戻すことです。水を少しだけ流して、つまりが改善したかどうかを確認してください。

つまりの原因をワイヤーブラシで取り除く

トイレつまりの解消に、ワイヤーブラシも役立ちます。

 

長いワイヤーの先端にブラシが繋がっているため、便器の奥からつまりの原因を取り除くのに便利です。ワイヤー部分が柔らかく、排水管がP字型やS字型でも1本あれば十分対応できます。

 

ワイヤーブラシを使ったトイレつまりの解消手順は、以下のとおりです。

  1. ワイヤーのブラシが付いている部分を便器の排水口から奥に入れる
  2. ワイヤーに異物感を感じたら、ハンドルを回してつまりをこそげ落とす

水を少し流してみて、つまりが改善されたかどうか確認しましょう。

ピーピースルーで汚れを溶かす

ピーピースルーとは、排水管の汚れを溶かす液体です。吐瀉物や排泄物のような物質に効果があります。

 

普段から排水管の汚れを落としていれば、トイレつまりの原因をつくらずに済みます。液体で汚れを溶かしてくれるので、掃除の手間もありません。スムーズに流れなくなった際に、早めにピーピースルーを流しておくと安心です。

 

ピーピースルーを使った解消方法の手順は、以下のとおりです。

  1. 便器内の水位を通常程度に調節する
    (水位が上がっているときは、水を汲み出す)
  2. ピーピースルーを説明書で推奨する量を入れる
  3. 水を注ぐ
  4. 約30分放置する

ピーピースルーKで1回の使用量は250g〜300gです。ピーピースルーの種類によって異なるので、必ず説明書を読んで適量を使用してください。

故障したレバーを修理する

浮き球とレバーはつなぐ必要があります。レバーの型番を調べて用意、修繕が必要です。

 

お使いのトイレレバーの型番を確認し、ホームセンターなどで購入すれば、ご自身で修理できます修理をする際は、必ず止水栓を閉めてから行いましょう。

 

「修理するのは不安」という方は、業者に依頼しましょう。型番を伝えれば、部品も用意してくれます。

トイレの水が流れない原因5つ

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突然のトイレトラブル。なぜ水が流れないのか、原因をチェックしましょう。注目すべき点は、大きく分けて5つあります。

  1. 断水
  2. 大雨
  3. 水圧が弱い
  4. つまり
  5. レバーの故障

水圧が弱くて水が流れないのか、大量のトイレットペーパーがつまっているのか、レバー故障によるものなのかなど、トイレの水が流れない原因をチェックしてみましょう。

 

具体的なチェックポイントを説明します。

断水している

急にトイレの水が流れなくなって、故障かなと思う前に断水していないかの確認が必要です。断水のお知らせが来ているのを、うっかり見逃しているのかもしれません。

 

住宅内の蛇口から水が出るか確かめてください。すべての蛇口で水が出ない場合は、水道局の公式サイトなどで断水情報が出ていないか確認してみましょう。

 

 

もし断水が原因で水が流れないなら、水が流れるまで待っているしかありません。

大雨で排水管が水を処理しきれない

大雨が降ると雨水が下水道に入り込んで満水になり、処理できなくなります。水が引くまで待つしかありません。

 

しかし、どうしてもトイレの水を流したい場合もあるでしょう。できるだけ浴室など他の場所で水を流さないようにしておくと、トイレの水を流せるようになる可能性があります。

止水栓が閉まっている

トイレで水を勢いよく流すために必要なのは、水圧です。水圧が弱いと流れません。

 

水圧を調整できる止水栓をチェックします。節水のために、止水栓をあえてきつくしていたり、掃除の際に止水栓を閉めて忘れている場合があります。

 

また、タンクの中の貯水量をチェックしましょう。十分な量まで溜まる前に水を流すと、水圧は弱くなります。少し間をおいて流すと良いです。

トイレがつまって流れない

以下の行動をしてしまうと、トイレはつまる可能性が高まります。

  • 大量のトイレットペーパーを流してしまう
  • トイレに流してはいけないものを誤って流してしまう

大量のトイレットペーパーをまとめて一度に流すのではなく、こまめに流すとつまりません。

 

また、掃除の際も注意が必要です。トイレ専用のクリーナー、そのままトイレに流せるタイプのクリーナーでも、一度に流す量が多ければ、つまりの原因になってしまうので注意しましょう。

 

軽微な不具合でも、放置すると悪化してしまいます。そのままにせずに、できるだけ迅速な対応が必要です。

タンク内の部品が故障して作動しない

浮き球を上げるレバーの故障や、タンク内の水量を調整する部品の損傷も、トイレの水が流れない原因です。

 

今では、自動で水が流れるトイレが主流になってきています。よって、手動でレバーを上げるタイプのトイレによくある故障です。以下が原因として考えられます。

  • レバーと浮き球をつなぐ鎖が外れている
  • 鎖が切れてしまって操作ができない
  • ボールタップが劣化した

トイレは頻繁に使用する水回り設備のため、劣化は防げません。普段目にしないタンク内であるため、劣化に気付きにくいのです。そのため、トラブルが起こってから劣化に気付くケースがほとんどといえます。

自分でやってもトイレの水が流れない時は業者に依頼

トイレを点検する水道修理業者

トイレの水が流れない原因に合った、応急処置や対処法を紹介しました。ご自身での修理が不安なら、業者に依頼すると安心です。

 

次にトイレトラブルに対応してくれる、修理業者の注意点やポイントを紹介します。

24時間駆けつけるか確認する

対応時間は業者によって異なり、24時間対応してくれる業者もあれば、決まった時間内限りの対応の業者もあります。

 

いつ起こるか分からないトイレトラブル。起こった時間帯によっては、営業時間外ということもあります。

 

24時間対応可能な業者であれば、営業時間を気にする必要はありません。ただし、時間帯によってはプラス料金が発生する場合もありますので、依頼を申込む際に確認すると良いでしょう。

見積もり納得後に作業を開始してもらう

トイレトラブルの修理料金の相場はさまざまです。

 

加えて、部品の交換対応になるかどうかでも、料金は違います。緊急ではないなら、何社か見積もりを出してもらい決定すると安心です。出張費や交換部品代など、見積もり内容を確認しましょう。

 

なお、支払い方法はその場の現金払いの他、クレジットカード払いやPayPay払い、銀行振込、コンビニ払いなどに対応してくれる業者もあります。見積りの段階で確認しておきましょう。

依頼前にお得な割引はあるかチェックする

お得な割引サービスを実施している業者もあります。加えて、トラブル対応はトイレに限定せず、水回り全般を対応範囲としている業者も。依頼する前に割引制度はあるか、公式サイトでチェックしてみましょう。

 

一般的にトイレ本体の寿命は10年程度といわれています。頻繁に使うからこそ、劣化もします。所定の会員登録をしておけば、割引や万が一のトラブル対応だけではなく、定期点検や本体交換割引サービスを用意している業者もあります。

 

私たち『クリーンライフ』も、以下のようなお得な割引キャンペーンを実施中です。

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定期点検でトイレトラブルを防ぐ

定期的に専門家にトイレを点検してもらえれば、突然のトラブルを防ぐことも可能です。

 

また、便器と下水管の繋がり部分の劣化により、トイレつまりが起こるというケースもあります。その場合は大きな修繕工事が必要です。

 

大きな修繕工事やトイレトラブルの予防のためにも、専門家による定期点検をおすすめします。

トイレの水が流れなくて困ったら

トイレの水が流れない原因や対処法などを紹介しました。ご自宅であれば、家族で共有し頻繁に使うスペースだからこそ、急いで解決したいものです。

 

どうしてもご自分で解消できないときは、専門家である水道修理業者に依頼しましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレ修理を承っています。

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