トイレの給水管に水漏れなどのトラブルが発生した場合、給水管の交換を検討しなければいけません。

 

給水管がどういった状態になれば交換した方がよいのか、その目安・確認方法をお伝えしつつ、自力で給水管を交換する方法や注意点をお伝えします。

 

また、専門業者に給水管の交換を依頼したときの費用事例や業者選びのポイント、修理費用を安く抑える方法などについても詳しく解説しますので、最後までご覧ください。

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トイレの給水管の構造

まずは、トイレの給水管および周辺の構造を理解しておきましょう。

構造や仕組みを知れば、修理に必要な知識を身に付けられます。

止水栓

止水栓はトイレの蛇口と水道管の間に設置された、水の流れを止める栓です。貯水タンク付近の壁や床にあるはずです。タンクレストイレの場合は、便器内に隠れていることもあります。

 

止水栓の主な役割は

  1. 修理や故障時に、水の流れを止める
  2. 水勢を調節する

上記2点です。

 

給水管などのトイレのパーツを交換する際は、必ず止水栓を閉めて作業します。

 

止水栓の種類は大きく分けると、「マイナス溝タイプ」「内ネジタイプ」「ハンドルタイプ」の3種類があります。前半2つはマイナスドライバーで、ハンドルタイプは文字通りハンドルで開け閉めができ、ドライバーが不要なところが良い点です。

分岐水栓

分岐水栓は、温水洗浄便座が付いているトイレでは、止水栓の上に取り付けられていることが一般的です。

 

温水洗浄便座から水を出すには、水道管からの水の経路を二口に分ける必要があるため、分岐水栓が取り付けられています。よって、分岐水栓は、温水洗浄便座を使わなければ必要のない部品ともいえます。

トイレの給水管の交換を検討すべきケース

続いて、トイレの給水管の交換を検討すべきタイミングについてお伝えします。

給水管から水漏れがしてきた

トイレの給水管から水漏れが起きることはよくあります。決して珍しいケースではありません。当然、水漏れした状態で使い続けるわけにはいきませんので、給水管の交換を検討すべきです。

 

しかし、一見すると給水管から水が漏れているように見えるかもしれませんが、実は違うところに水漏れの原因があるということもあります

 

給水管を交換する前に一度確認してほしいことがあるので、詳しくは次章で解説します。

給水管がサビてきた

給水管の寿命は、10~15年程度といわれています。使われている素材や使用状況によって前後しますが、必ず経年劣化していきます。

 

「トイレの給水管を交換する」と聞くと、滅多に起きないイレギュラーなことだと思われる方もいるかもしれませんが、そうでもありません。

 

給水管は月日が経つなかで確実に劣化していき、サビついていきます。特に、外側からは分からないけど、内側はかなりサビているケースも多々あります。サビが原因で、腐食やつまり、水漏れなどのトラブルに繋がりますので、給水管の交換を検討した方が良いでしょう。

給水管が損傷した

経年劣化でひび割れや腐食が起きることもあれば、物理的な力が加わって、給水管が損傷してしまうことも考えられます。

 

給水管に穴が開くほどの力を加えることは、基本的にはないと思います。しかし、固いものを給水管にぶつけたり、上に落としたりして、給水管に傷をつけてしまった場合は、水漏れなどの被害が広がる前に、給水管を交換しましょう。

トイレの給水管を交換する前に確認すべきこと

トイレの給水管付近から水漏れしていることに気付いたとき、「すぐに給水管を交換しないと!」と考える方がいるかもしれませんが、少し待ってください。

 

実は、トイレの給水管からの水漏れが起きた際、給水管の劣化や損傷の前に疑うべき原因が2つあります。

  1. ナットが緩んでいないか?
  2. パッキンが劣化していないか?

給水管の水漏れの原因で非常に多いのが、「パッキンの劣化」ともいわれています。給水管を交換する前に、まずは上記2つのポイントをチェックしましょう。

ナットの緩みの修理方法

水漏れの原因が「ナットの緩み」だった場合、専門的な器具なども使わず、ナットを締め直すだけでトラブルが解消でき、給水管を交換しないで済むケースがあります。

 

ナットを締め直す手順は以下の通りです。

  1. 止水栓を閉める
  2. ナットを増し締める
  3. 止水栓を少しずつ解放し、水漏れしないか確認する

ナットを締め直しても改善しない場合、次は「パッキンの劣化」を疑いましょう。

トイレの給水管のパッキン交換方法

給水管の中には複数のパッキンが設置されており、給水管と同様、消耗品であるパッキンも当然経年劣化していきます。使用開始してから10年も経てば、かなり劣化しているケースもあり、それが原因で水漏れが起きます。

 

裏を返せば、劣化したパッキンさえ交換すれば、給水管を交換しなくても水漏れが直ることがよくあるのです。

 

以下では、パッキンが設置されている場所ごとに、パッキンの交換方法を解説します。

 

いずれにも共通する注意点として、交換用のパッキンは、基本的に古いパッキンと同じ種類・サイズのものを購入してください。サイズの違うパッキンをはめると、たとえ新しいものでも水漏れが直らないことがあるので、気を付けてください。

トイレタンクとの接続部分のパッキン交換方法

まずは、タンクと給水管の接続部分から水漏れがしている場合の交換方法をお伝えします。

 

<用意するもの>

  • 交換用のパッキン
  • モンキーレンチ
  • バケツ
  • マイナスドライバー

 

パッキンの交換手順
  1. ドライバーで止水栓を閉める
  2. 床に水がこぼれないようバケツを設置する
  3. モンキーレンチでタンクと給水管の接続部のナットを緩める
  4. 給水管を外し、古いパッキンと新しいパッキンを交換する
  5. ナットを元に戻す
  6. 止水栓を開け、水漏れしないか確認する

 

モンキーレンチでナットが緩めにくいと感じたときは、タンクの内のボールタップを固定しつつ行うとやりやすいです。

 

金属製のナットがサビて動かない場合は、無理せず専門業者に依頼することを検討しましょう。

止水栓との接続部分のパッキン交換方法

続いて、止水栓と給水管の接続部のパッキンを交換する方法を紹介します。

 

<用意するもの>

  • 交換用のパッキン
  • ウォーターポンププライヤー
  • バケツ

 

パッキンの交換手順
  1. 水道の元栓を閉める
  2. 床に水がこぼれないようバケツを設置する
  3. ウォーターポンププライヤーで、止水栓のナットを緩める(左回し)
  4. ナットを外して出てくるパッキンを交換する
  5. スピンドルも左に回して取り外す
  6. 中から出てくるパッキンも新しいパッキンに交換する
  7. これまでと逆の手順で各パーツを元に戻す
  8. 止水栓を開け、水漏れしないか確認する

 

止水栓周りから水漏れしている場合、止水栓を閉めても水は止まりません。作業前に、家の水道の元栓を閉める必要があるため、トイレ以外の水回りも一時的に使えなくなることに注意してください。

 

また、スピンドルが劣化していれば、このタイミングで新しいものに交換すると良いでしょう。

分岐水栓との接続部分のパッキン交換方法

最後は、分岐水栓と給水管の接続部にあるパッキンを交換する方法です。

 

<用意するもの>

  • 交換用パッキン
  • モンキーレンチ
  • バケツ
  • マイナスドライバー

 

パッキンの交換手順
  1. 止水栓を閉める
  2. 床に水がこぼれないようバケツを設置する
  3. モンキーレンチで分岐水栓と給水管の接続部のナットを緩める
  4. 給水管を外し、古いパッキンと新しいパッキンを交換する
  5. ナットを元に戻す
  6. 止水栓を開け、水漏れしないか確認する

 

分岐水栓側のナットを緩める際、フレキシブルホースで作業が難しい場合は、タンク側に付いているナットを取り外してから作業してください。

トイレの給水管の交換方法

ナットを締め、パッキンを交換したにも関わらず水漏れが直らないなど、明らかに給水管自体に異常が認められた場合は、新しい給水管に交換しましょう。

 

新しい給水管を用意することさえできれば、交換作業自体は、パッキンを交換するのとほぼ同じ手順で行うことができます。

手順1.給水管の下にバケツを置く

まずは、給水管の下にバケツを置いておきましょう。

 

バケツを置くことが難しい場合は、トイレの床に雑巾など、汚れてもよいタオルを用意しておきましょう。

手順2.止水栓を閉める

トイレの止水栓のタイプにもよりますが、マイナスドライバーもしくはハンドルで止水栓を閉めて、水の流れを一時的に止めてください。

 

マイナスドライバーを使う場合、片手で止水栓を押さえながら行ってください。

手順3.ナットを緩める

モンキーレンチで取付ナットを緩めましょう。順番としては、まず上側のナットを緩めてから、下側のナットを緩めていきましょう。

手順4.給水管を取り外す

ナットが緩めば、あとは手回しで取り外し、給水管を外してください。

 

ナットがサビるなどして回せない場合は、無理矢理力を加えようとせず、専門業者に相談することを考えましょう。周囲の部品などを傷つけたり、けがの恐れがあります。

手順5.新しい給水管・パッキンをつける

新しいパッキンを先端に取り付けることを忘れず、新しい給水管を取り付けます。

取り付ける際は、下側から順につけていきます。まずは、手回しでOKです。

手順6.ナットを閉める

最後の仕上げにモンキーレンチを使って、ナットをきちんと閉めましょう。

 

止水栓を開き直して、水漏れしないか確認し、問題がなければ給水管の交換は完了です!

トイレの給水管を交換する際の注意点

トイレの給水管は自力でも交換することができます。しかし、注意してほしいことがあります。

少しでも不安を感じたら作業ストップ

とにかく「無理をしないこと」を徹底してください。

 

作業自体に複雑な工程はありませんが、作業中、とにかく少しでも不安を感じたら、それ以上は進めずに手を止めてください

 

力づくで進めてしまった場合、水漏れの症状が余計に酷くなったり、部品やタンクが損傷してしまったりなど、余計に修理代がかかってしまうことがあります。

 

「少しでも不安を感じたら作業ストップ」を頭に入れておいてください。

 

また、正しい部品を購入する自信がない方も、業者にお任せした方が良いでしょう。間違ったものを取り付けてしまうと、これも故障の原因になってしまいます。

水漏れ用テープはあくまでも応急処置

新しい部品を買いに行くまで、または依頼した業者が来るまで、耐水性の高い水漏れ用テープを給水管に巻くことで、一時的に水漏れを止めることができます。

 

水漏れの程度にもよりますが、じわじわと水が染み出てくる程度であれば、水漏れ用テープで対処可能です。勢いよく吹き出るレベルの水漏れには、効果が薄いでしょう。

 

ただ、見た目は水漏れが止まっても、これはあくまでも応急処置で根本的な問題解決ではありません。なるべく早く給水管を修理・交換しましょう。

トイレの給水管トラブルは専門業者に相談

トイレの給水管を自分で交換することに抵抗があったり、自信がなかったりする方は、専門の知識・道具を持った専門業者に依頼しましょう。

 

ここでは、

  • 専門業者にトイレの給水管の交換を依頼したときの費用事例
  • 専門業者に依頼する際に気を付けてほしい3つのポイント

をお伝えします。

専門業者に依頼した場合の修理費用の目安

今回は、弊社クリーンライフで修理をした場合の費用事例を、修理時間の目安とあわせてご紹介します。

 

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
給水管交換 30~60分 13,200円

 

劣化しているのが給水管だけであれば良いですが、現地点検をした結果、その他の部品も同様に劣化していたり、交換した方が良い状態である可能性も否定できません。その場合は、上記の費用以外にも修理費用が必要になってきます。

 

専門業者に修理を依頼する場合は、ホームページを見て全てを分かった気にならず、必ず現地点検・出張見積もりを依頼して、正しい作業内容・修理費用を提示してもらうことが大切です。

 

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ポイント1.水道局指定工事店であるか?

水道局指定工事店とは、自治体から指定を受け、さまざまな水道工事に従事できる業者のことを指します。水道局指定工事店になるためには、多くの条件を満たす必要があり、簡単に取得できるものではありません。

 

「水道局指定工事店である」というだけで、

  • 一定のスキルがある
  • 自治体にも認められている

これらの証明になります。業者を探す際の最低条件にするもの一つの手です。

ポイント2.料金設定が適正か?

水回りの修理・工事の料金設定は、修理業者によってバラバラです。

 

必ず「相見積もり」をもらい、複数社の料金プランや作業内容を比較しましょう。作業内容に不明点があれば、スタッフに直接確認してください。

 

また、見積もりの提示金額以外に「追加料金が発生することはないのか?」を、必ず作業前に確認してください。

 

万が一、料金内訳などの質問に曖昧な回答しかしない業者がいれば、要注意です。作業後に見積もり金額以上の高額請求をしてくる可能性があるので、必ず言質をとっておきましょう。

ポイント3.対応スピードは速いか?

トイレが使えない毎日は、非常にストレスが溜まります。自分のため、家族のためにも、早急に対処する必要があります。

 

とにかくスピードを重視したい方は、「即日対応可能」な業者を選ぶのがおすすめです。

 

業者によっては、最短30分で駆けつけることができるところ、夜間や早朝の依頼も受け付けているところもあります。時間帯を問わず、急なトラブルにも即日対応してくれるとは嬉しいですね。

トイレの給水管の交換費用を安く抑える方法

トイレの給水管交換を専門業者に依頼した場合の、費用を安く抑える方法をお伝えします。

「少しでも交換費用を安くしたい」そう考える方は、ぜひ参考にしてください。

相見積もりをとる

復習になりますが、業者に依頼する場合は、必ず「相見積もり」を取るようにしてください。プランの詳細などを確認する意味もありますが、単純に複数社の中から一番安い業者を選ぶことができます。

 

ホームページに料金プランを掲載している業者も多いですが、必ず見積もりは必要です。さらにいうと、現場の状況を見てもらえる「出張見積もり」がおすすめです。

 

トイレの給水管の状態によって修理費用は前後しますので、より正確な金額を出すためには、電話だけではなく、現場を見てもらうことが重要です。

延長料金や割増料金を避ける

即日対応可能、深夜や早朝の対応がOKの業者の中には、延長料金や割増料金(土日は料金30%UP、早朝深夜は別途5,000円必要 など)を請求する業者もあります。

 

あらかじめ延長料金がない業者、割増料金のない業者を選ぶと費用を抑えられてお得です。また、出張料金がかかる業者もあるので、事前に確認する必要があります。

割引可能な業者を選ぶ

余分の費用をかけないことも大切ですが、簡単に費用を安くできる「キャンペーンやクーポン」が利用できる業者もあります。

  • WEB割引
  • 手数料無料
  • 初回限定割引 など

業者によっていろいろなキャンペーンがあるので、積極的に活用しましょう。

トイレの給水管を交換したい方へ

トイレの給水管の交換作業は自力でも可能なので、不具合を見つけたら、できる限り早急に対処しましょう。

 

しかし、無理矢理手を加えて、余計に状態を悪化させてはいけないので、自信がないとき、困ったときはすぐに専門業者に依頼しましょう。

 

私たちクリーンライフは年中無休でご依頼を受け付けており、最短30分で現場に駆けつけることができます。見積もり後の追加請求なしの明朗会計で、現地調査・出張見積もりも無料で行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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