キッチンやトイレなどの汚水を下水道管まで送り出す「排水管」は、快適な暮らしを送るうえで欠かせないものです。

 

そんな排水管ですが、寒くなってくると凍結し、水を流せなくなってしまう恐れがあります。破裂して高額な修理費用が発生する場合もあるため、注意が肝心です。

 

今回は排水管の凍結を防ぐための6つの予防策のほか、万が一凍結してしまったときに役立つ対処法などをご紹介します。

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排水管の凍結防止方法

排水管の凍結を予防する方法を、大きく6つに分けて紹介します。

水抜きしておく

水抜き栓を使う

そもそも排水管が凍結する理由は、水道管内部に水が溜まっているからなので、水抜きによる防止方法は非常に効果的です。

 

具体的には、次のような手順で進めていきます。

  1. 家中の蛇口を閉める
  2. 水抜き栓を閉める
  3. 高い位置から順に、全ての蛇口を開ける
  4. 水が抜けたら、全ての蛇口を閉める

水を完全に抜くには、開いた状態の蛇口に空気を取り込ませる必要があります。最後は必ず蛇口に手を当てて、空気を吸い込んでいるかどうか確認しましょう。

水を流しっぱなしにする

少量の水を出しっぱなしにする

絶えず流動する川が凍りにくいという原理を活かし、蛇口から水を流しっぱなしにしておくのも凍結防止に有効です。水の量は、チョロチョロと流れ出るくらいを保つ必要があります。

 

ただし、大寒波では水を流しっぱなしにしても凍結する可能性が高いので、寒冷地域に住む方は他の対策での予防を検討するのが無難でしょう。また、流しっぱなしにした分の水道代がかかる点にも注意が必要です。

 

家計への負担が気になるのであれば、他の方法で排水管の凍結を防ぎましょう。

寒冷地用蛇口に交換

従来の蛇口から耐寒性能に優れた寒冷地用蛇口に交換し、排水管凍結のリスクを軽減することも可能です。

 

寒冷地用蛇口とは、水抜きができる仕様の蛇口のこと。従来付属している逆止弁がなく、内部の水を抜いて凍結防止対策が講じられるようになっています。

 

最近は、機能性とデザイン性をあわせ持つ商品が多数存在。蛇口の老朽化が気になるようになったら、買い替えを検討しましょう。

 

商品選びで迷った際は、以下のようなタイプがおすすめです。

  • コマとスピンドルが一体型になった「固定コマ」
  • 水が内部に溜まりにくい形状のもの

いずれかを選択すれば、より効果を実感しやすくなります。

タオルやスポンジで温める

自宅にあるタオルやスポンジを巻き付けて保温すれば、いざ外気が低下した日にも排水管凍結を防げます。より大きな効果を得るためには、隙間を一切つくらないのがコツです。

 

排水管を覆うように巻き付けた後、上から水に強いビニールテープやラップ等でしっかり固定してください。屋外の排水管に施す際には、雨対策として上からビニール袋等をかぶせるといった工夫も必要です。

 

いずれも相当の数を要することになりますが、一つひとつの値段はそれほど高くありません。さまざまな凍結防止グッズの中でも、家計への優しさが特徴です。

配管保温材を取り付ける

保温材を巻きつける

タオルやスポンジよりも保温性が高く、見栄えも良い配管保温材は、見た目重視の方におすすめです。主な種類には、次のようなものが挙げられます。

  • ロックウール
  • ポリスチレンフォーム
  • グラスウール

そしてこれらは、用途や予算別に使い分けられています。排水管の凍結防止に重宝されているのが、3つの中でも安価に購入できるグラスウール素材です。

 

最近では、ネットショッピングやホームセンターなどでも販売されており、簡単に入手できます。

 

タオルやスポンジ同様、雨対策は欠かせません。屋外の排水管に施す際は、ビニールテープやラップでしっかり防水対策をしましょう。

凍結防止ヒーターを導入する

配管保温材以上の保温性を求める場合は、凍結防止ヒーターの導入を検討してみてください。

 

凍結防止ヒーターとは、自動で外気を感知して、保温機能を作動させる便利なグッズです。さらには、一定の気温に達すると、自動で通電を停止させる機能まで持ちあわせています。

 

初期投資が必要ではあるものの、一度購入すれば、約10年~20年に渡り活躍してくれるのがポイントです。

 

消費電力が15Wや12Wなどさまざまなタイプを展開しているので、購入時は選び間違いのないように注意しましょう。一般的に、消費電力が大きい方が優れた保温性能を発揮し、値段も高い傾向にあります。

 

寒冷地では12Wだと保温性能が足りず、凍結してしまう可能性があるので、注意してください。

排水管が凍結する原因

排水管が凍結する原因
冬が近づくにつれて発生リスクが高まる排水管の凍結は、次のような原因から発生しています。

外気の低下

排水管が凍結する最大の原因は、気温の低下によるものです。一般的には、外気がマイナス4℃を下回ると凍結のリスクが高まるといわれています。

 

万が一、排水管が凍結してしまうと、日常生活を送るのも大変です。家で使用した水が排出できなくなるので、料理や皿洗いといった家事も、ままならなくなってしまいます。

 

真冬日(最高気温が0℃未満の日)が数日続いた場合も、凍結の可能性が高まるので注意しましょう。

風が強い

たとえ外気がマイナス4℃を多少上回っても、油断は禁物です。

 

風が強い日や日陰では、排水管周辺の気温が下がりやすくなるため、凍結のリスクが高まります。 特に、自宅の北側や風通りの良い位置にある排水管は、要注意です。

 

昼間でも冷たい風が吹きつけると、かなり肌寒く感じられるので、夕方から夜にかけて排水管が凍結してしまう可能性は大いにあり得ます。

排水管が浅い位置にある

排水管を含む屋外配管は、凍結深度より浅い位置にあると凍結トラブルが生じやすいです。

 

凍結深度とは、地中温度が0℃になるまでの地表からの深さのこと。その位置よりも深く埋設しなければ、凍結のリスクを高めてしまう恐れがあります。

 

ご家庭の排水管がどこに設置されているか、前もって確認しておきましょう。

排水管が凍結した際の対処法

十分な対策をしても、排水管が凍結してしまう可能性があります。ここでは、実際に排水管が凍結してしまった場合、手軽に試せる対処法をいくつかご紹介します。

 

あわせて作業時の注意点もお伝えするので、ぜひご一読ください。

ドライヤーの温風やホッカイロで温める

ドライヤーの温風やカイロで温める

比較的簡単に排水管の凍結を解決できるのが、ドライヤーの温風を当て続ける対処法です。ドライヤーを使い、時間をかけてじっくり温めることで、排水管内部の解凍を目指します。

 

もう一つ手軽に実践できるのが、ホッカイロを用いた対処法です。作業手順は、以下にまとめました。

  1. 使い捨てカイロを十分に温める
  2. 排水管に密着するようにテープなどで固定する
  3. 凍結状態が解消されるまでゆっくり温める

ただし、外気が低いとあまり効果を期待できない可能性があるので、その際は別の対処法も検討しましょう。

お湯で溶かす

お湯やタオルで解凍する

ドライヤーの温風で解凍できなかった場合は、お湯で溶かす対処法が効果的です。具体的には、排水管にタオルを巻きつけ、上からお湯をかけます。

 

漏電する可能性があるので、あらかじめ周囲に電気配線がないことを確認しましょう。

 

お湯は50℃程度のぬるま湯を使い、タオルなどに含ませて間接的に温めてください。熱湯を直接かけてしまうと、急激な温度変化によって凍結部分が膨張・破裂する恐れがあるためです。

 

再凍結しないよう、タオルは冷えてきたら都度交換してください。

 

もしも排水管が破裂してしまった場合は、なるべく早く業者に依頼しましょう。下手に触れると、症状が悪化しかねません。

自然に溶けるまで待つ

排水管に損傷がなければ、自然に溶けるまで待つのがおすすめです。下手な対処により、排水管が傷つくリスクを回避できるため、最も安全な対処法といえるでしょう。

 

ただ、地域によっては昼間でも気温が低く、凍結状態がなかなか解消されない可能性があります。なるべく早く解凍したければ、別の対処法を試すようにしてください。

排水管の凍結を解決できない際は業者に依頼

排水管の凍結は、自力で解消できる可能性もあります。いずれの方法でも問題解決まで至らなかった場合には、専門業者に依頼することをおすすめします。

専門業者がおすすめの理由

これまで水回りのトラブルを解決してきた業者は、プロの目線で最適な対処法を実践し、早期に排水管の凍結を解消してくれます。

 

凍結部分に膨張や破裂が見られ、急を要する問題にも迅速に対応してくれて安心です。

 

料理や皿洗いなど、日常生活において水を使うシーンは非常に多く、なかなか解決できずにいると衛生環境の悪化に発展してしまう恐れもあります。自力の対応に限界を感じ次第、早期に業者への依頼を検討しましょう。

排水管の凍結修理の料金相場

排水管の凍結修理を業者に依頼する場合の料金相場は、20,000円~50,000円程度と幅広いです。

 

凍結の症状によって費用は前後しますが、作業しやすい場所で20,000円~30,000円程度、作業が困難な場所で30,000円~50,000円程度を見積もっておくと良いでしょう。

 

また、依頼時間が早朝や深夜だと、通常の料金に深夜料金が上乗せされる場合もあります。後に業者との間で齟齬が生じないよう、事前に見積もりを出してもらって納得したうえで、修理を依頼しましょう。

 

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排水管の凍結に困ったら

排水管排水管が凍結すると普段の生活にも支障をきたすため、早期解決を目指すのがベストです。トラブルの発生場所や症状の具合によって業者に依頼した方がいい場合もあるので、適宜判断してプロにお任せしましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でも排水管凍結時のご相談を受け付けています。水道にかかわるさまざまなトラブルに対応しているので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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