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給湯器の修理・交換

「給湯器の水抜き」と聞くと難しそうに感じますが、実は手順さえわかればとても簡単な作業です。

 

給湯器の水抜きは、快適なバスタイムや凍結予防には欠かせないメンテナンスの一つでもあります。

 

そこで今回は、給湯器の水抜きについて、手順を分かりやすくまとめました。

 

簡単にできる方法や水抜きを行う頻度について解説していますので、この記事を参考にぜひお試しください

給湯器の水抜き方法

給湯器

給湯器の水抜きは、手順通りに行えばそれほど難しくありません。

 

作業を安全に行うために、以下の道具を用意してください。

  • ドライバー
  • 軍手

手順を確認したうえで、安全に配慮して行いましょう。

ガス給湯器における水抜き

ガス給湯器の水抜きの手順は、次の通りです。

  1. 給湯器の電源を切る
  2. 給湯器の水栓元栓とガス栓を閉める
  3. 家中のお湯の蛇口をすべて開ける
  4. 給湯器の水抜栓を開ける
  5. 給湯器の電源プラグを抜く

ガス給湯器の水抜栓は、給湯器の下部に設置されているのが一般的です。

 

ただし、水抜栓の場所や水抜きの手順は給湯器のメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書で確認してから作業しましょう。

水抜き後に給湯器を使う方法

水抜き後に給湯器を使うときは、以下の手順で作業してください。

  1. 家中の蛇口を閉める
  2. 給湯器の水抜栓を閉める
  3. 給水元栓を全開にし、蛇口を開けて水が出るか確認する
  4. 給湯器の電源プラグを差す
  5. 給湯器のガス栓を開け、電源を付ける
  6. お湯の蛇口を開けて、お湯が出ることを確認する

以上の方法で、水抜き後に給湯器を使えます。

 

基本的な操作は上記の通りですが、機種によって異なる場合があります。必ず取扱説明書を確認してから作業しましょう。

エコキュートにおける水抜き

エコキュートの水抜きは、基本的に以下の手順で行います。

  1. 漏電遮断器をオフにする
  2. 元栓を閉める
  3. 逃し弁・排水栓を開けて、排水する
  4. 排水栓を閉める
  5. 元栓を開けて水を出す
  6. 逃し弁を元に戻す
  7. 漏電遮断器をオンにする
  8. 蛇口からお湯と水が出るのを確認する

排水栓を開けると熱湯が出ることがあるので、火傷に注意して作業してください。

 

また、感電を防ぐために、漏電遮断器は濡れた手で触らないようにしましょう。

 

エコキュートはメーカーごとに水抜き方法が異なる場合があるため、取扱説明書やホームページで確認して作業してください。

水抜き以外の給湯器の凍結防止方法

給湯器

給湯器の凍結防止には、水抜き以外の方法もあります。

  • 蛇口の水を出しっぱなしにする
  • 給湯器の凍結防止機能を作動させる
  • 保温材を巻く

給湯器が凍結しやすいのは夜間ですので、気温が下がりそうな日は上記の方法を試してみましょう。

 

詳しい方法については、以下の記事を参考にしてください。凍結したときの対処法もあわせてお伝えしますので、ぜひご覧ください。

給湯器の水抜きが必要な理由

給湯器

給湯器の水抜きは、定期的に行うことが推奨されています。

 

ここでは、水抜きが必要な理由を3つお伝えします。

給湯器の凍結を防ぐため

給湯器の凍結を防ぐのに有効な方法が、水抜きです。

 

とくに、以下の場合は給湯器の水抜きをおすすめします。

  • 長期間家を留守にするとき
  • 気温が0度以下になるとき

給湯器に水が残っていると凍ってしまい、蛇口からお湯が出なくなってしまいます。

 

給湯器をしばらく使わないときや、気温が極端に下がるときは凍結しやすいので、水抜きで対策しておきましょう。

 

ガス給湯器・エコキュートが凍結しやすい気温、場所については、以下の記事も参考にしてください。

給湯器の寿命を延ばすため

給湯器の水抜きには、貯水タンク内の清掃の意味もあります。

 

水抜きを行わないと汚れが蓄積されていき、機器に悪影響を与える可能性があります。給湯器を安全に長く使うためにも必要な作業ですので、定期的に行うのがおすすめです。

 

給湯器の寿命は約10年といわれています。給湯器の交換時期の目安や故障のサインについては、以下の記事を参考にしてください。

 

お湯を清潔に使うため

水抜きしないと貯水タンクに汚れが溜まっていき、お湯に汚れが混じることがあります。

 

汚れが配管を通り、お風呂の浴槽にまで到達すると、浴槽に黒い汚れが浮いたり、お湯が白く濁ったりする原因にもなります。

 

お湯を清潔に使うためにも、水抜きは欠かせません。お湯に異変を感じたときは、水抜きすることをおすすめします。

給湯器の水抜きをする頻度とタイミング

給湯器の水抜きは、給湯器の使用頻度にもよりますが、年2~3回行うのが理想です。部品の点検やメンテナンス、水漏れなどの不具合のチェックとあわせて、定期的に行いましょう。

 

以下のような症状があるときも、水抜きが必要です。

  • 凍結する可能性がある
  • お湯に汚れが混ざっている
  • 断水があった

断水があるときは、貯水タンクに汚れが入り込まないように、給水元栓を閉めておきます。

 

断水中にお湯の蛇口をひねってしまった場合は、貯水タンクに汚れが混じることがあるので、水抜きをして水を入れ替えましょう。

給湯器の水抜きをしないと起こるトラブル

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給湯器の水抜きは、給湯器を安全に長く使うためには欠かせない作業です。

 

給湯器の水抜きを怠ると、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

凍結する可能性がある

気温が下がるときに給湯器の水抜きを行わないと、給湯器が凍結する可能性があります。

 

給湯器が凍結すると、お湯が使えなくなります。給湯器から蛇口までの配管まで凍結すると、水も使えなくなります。

 

給湯器と給湯器の配管が凍結すると、配管内の水が膨張し、配管が破損することもあるでしょう。

 

給湯器が破損するとお湯が使えないだけでなく、修理費用が高額になりやすいため、水抜きで凍結を防ぐことが大切です。

貯水タンク内に汚れが溜まる

水道水に含まれるミネラルやカルシウムが貯水タンク内に蓄積すると、汚れや水垢の原因になります。

 

貯水タンク内に汚れが蓄積すると、簡単に落とすことは難しくなります。

 

貯水タンクの汚れは悪臭や水質悪化につながる場合もあるため、定期的に水抜きを行うことが重要です。

お風呂のお湯が汚れる

貯水タンクの汚れは配管を通って、蛇口から流れます。お風呂やキッチンに到達すると、蛇口からゴミや黒い汚れ、白く濁ったお湯が出ることもあります。

 

水が汚れると、快適に水回りを使えなくなるうえに、不衛生です。

 

快適にお風呂やキッチンなどを使うためにも、定期的な水抜き作業とメンテナンスが必要になります。

給湯器が故障しやすくなり寿命が短くなる

貯水タンクが汚れていると、部品の劣化や配管・フィルターの目詰まりの原因になります。

 

フィルターが目詰まりすると、給湯器の効率の低下や故障につながることも考えられます。劣化や故障を繰り返すようになると、給湯器の寿命が短くなりやすく、注意が必要です。

 

給湯器が故障する原因は、貯水タンクの汚れだけではありません。以下のページで故障の原因と対処法をまとめていますので、ご覧ください。

水抜きをしても凍結したときの対処法

対処法

水抜きをして凍結対策をしていても、給湯器が凍結することがあります。

 

もし、給湯器が凍結してしまったら、以下の対処法をお試しください。

  • 自然解凍を待つ
  • 40℃くらいのぬるま湯を配管部分にかける
  • 修理業者を呼ぶ

給湯器の凍結は、自然解凍を待つのが安全な方法です。日中に気温が上がれば、多くの場合は自然に溶けてお湯が出るようになります。

 

解凍を急ぐ場合には、配管部分にタオルを巻き、上から40℃程度のぬるま湯をかけて溶かす方法もあります。

 

しばらく待ってみても解凍できないときや、水漏れを確認したときは、修理業者を呼んで対応してもらいましょう。

 

給湯器の凍結については、以下の記事で対処法を解説しています。修理費用の相場もあわせて紹介していますので、ご確認ください。

給湯器の水抜きをしても故障・凍結したときは

給湯器の水抜き方法を紹介しました。

 

給湯器は定期的に水抜きなどのメンテナンスを行うことで、より長く安全に使用できます。凍結予防にも有効ですので、気温が下がると予想されるときには対策しておきましょう。

 

水抜きをしても給湯器が故障や凍結したときは、できるだけ早く修理をするのが望ましいでしょう。

 

クリーンライフ』でも、給湯器の修理を行っています。給湯器の修理、交換は電話やWebで相談を受け付けていますので、お困りの際は気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器の修理・交換を相談してみる

2024.10.20
2024.10.30

「お湯が出ないのに水は出る」という症状は、給湯器のよくあるトラブルのひとつです。

 

給湯器の故障と思いきや、凍結や蛇口の故障など、給湯器本体以外の原因も考えられます。

 

そこで今回は、給湯器でお湯が出ないのに水は出る原因と対処法をわかりやすく解説します。

 

お湯が出ないときのチェックポイントをお伝えしますので、症状に合わせた対処法をチェックしてみてください。

お湯が出ないのに水は出るときのチェックポイント

チェックポイント

お湯が出ないのに水は出るときは、給湯器の故障がまず考えられます。

 

お湯が出ないのが、一部の蛇口なのか全部の蛇口なのかで対処法が異なるため、まずは以下のポイントをチェックしてください。

どの蛇口でお湯が出ないのか確認する

お湯が出ない状況になったときは、お湯が出ない蛇口が、一部の蛇口なのかすべての蛇口なのかを確認しましょう。

 

もし一部の蛇口でのみ、お湯が出ないものの水は出るときは、蛇口の故障だと考えられます。

 

給湯器のお湯が出ない原因は、いくつかあります。以下のページで7つの原因別に対処法を解説していますので、あわせてご確認ください。

ガスが付くかどうかを確認する

蛇口の確認をしたら、ガスが付くかどうか以下の点を確認しましょう。

  • ガスメーターの栓が開いているか
  • 給湯器にエラー表示がないか
  • 給湯器の電源が入っているか
  • コンセントが入っているか

料金の未払いなど、何らかの理由でガスが止められている可能性もあります。キッチンのコンロなどの、他のガス機器が使用できるか試してみましょう。

 

お湯が出ない原因は、給湯器の故障以外にも考えられます。故障でなければ自分で対処できるケースもありますので、以下の記事を参考にしてみてください。

給湯器でお湯が出ないのに水は出るときの対処法

給湯器

給湯器で「お湯が出ないけど水は出る」といっても、さまざまな原因があります。

 

原因と対処法を、以下の表でまとめました。

原因 対処法
ガスがつかない リモコンを確認する
ガスメーターを確認する
リモコン・電源プラグをリセットする
修理業者に相談する
ガスはつくがお湯が出ない フィルターのゴミを取り除く
水漏れを確認する
給湯器を交換する
給湯器が凍結している 自然解凍を待つ
配管にぬるま湯をかける
蛇口が故障している 蛇口を修理・交換する
オール電化の場合 エラー表示に従って対応する
電源プラグを差し直す

ここからは、対処法を詳しく解説していきます。

ガスがつかない場合の対処法

給湯器のガスがつかない場合は、給湯器のガスだけがつかないのか、すべてのガス機器が使用できないのかで対処法が異なります。

対処法1.リモコンを確認する

ガスがつかないときは、室内に設置されているリモコンにエラーコードが表示されていないか確認してみましょう。

  • 給湯器の点火不良
  • 燃焼ファンの異常
  • 過熱防止装置が作動

エラーコードからは、上記のような不具合を判断できます。

 

エラーコードについてはメーカー・機種によって表示方法が異なるため、取扱説明書を確認しましょう。

 

説明書には、コード別に対処法が記載されています。自分で対処できるものもありますので、説明書に従って対応しましょう。

対処法2.ガスメーターを確認する

ガスメーターはガス漏れや地震で安全装置が作動し、すべてのガスの供給がストップすることがあります。

 

ガスメーターを確認し、ガスが正常に供給されていることを確かめましょう。表示ランプを確認し、赤く点滅しているときはガスが遮断されている状態です。

 

ガスメーターの復帰ボタンを押し、ガスの復帰作業を行ってください。復帰ボタンの位置などは機種によって異なるため、分からない場合は取扱説明書に従って作業しましょう。

対処法3.リモコン・電源プラグのリセット操作を行う

一時的なシステムエラーで、給湯器が運転されないことがあります。一時的な不具合に対しては、リモコン・電源プラグのリセット操作でお湯が出る可能性があるので、試してみてください。

 

【リモコンのリセットの手順】

  1. 給湯器の運転を停止する
  2. リモコンの電源を切る
  3. リモコンの電源を入れる
  4. エラー表示が消えたか確認する

 

【電源プラグのリセット手順】

  1. 給湯器の電源プラグを抜く
  2. 10秒ほど待ってから再び差し込む

上記の作業を行い、再起動されるか確認してみましょう。

 

ただし、ガスのにおいがするときは引火の恐れがあるので、作業は行わないでください。雨の日も感電の恐れがあるので、安全上作業は避けましょう。

対処法4.修理業者に相談する

上記の対処法を行ってもガスがつかないときは、給湯器自体の故障が疑われます。

 

その場合は、修理業者に点検・修理を依頼しましょう。

 

ちなみに、給湯器の寿命は約10年とされています。10年以上使用している場合は寿命も考えられますので、交換も視野に入れておきましょう。

ガスはつくがお湯が出ない場合の対処法

ガスはつくがお湯が出ない・水は出る場合は、以下の対処法をお試しください。

対処法1.水抜栓を確認してフィルターのゴミを取り除く

水抜栓のフィルターにゴミがつまっていると、出湯量が減り、お湯が出ないことがあります。

 

水抜栓フィルターを確認し、汚れているときは以下の手順でゴミを取り除きましょう。

  1. 給湯器の給水元栓を閉める
  2. キッチン・お風呂など、すべての給水栓を開ける
  3. 水抜栓を左に回して外す
  4. 配管とつながっているバンドから外す
  5. フィルターを歯ブラシを使って水洗いできれいにする
  6. 水抜栓を取り付ける
  7. 給水栓を全て閉める
  8. 給水元栓を開け、水漏れがないか確認する

水抜栓を外す際、お湯が出てくることがあるので注意してください。

対処法2.水漏れしている箇所がないか確認する

お湯が出ないのに水は出るときは、経年劣化や取り付けの不具合で、配管の水漏れが起きている可能性があります。

 

水漏れが起きている場合は、給湯器の周辺が濡れている場合があります。給湯器周辺を確認し、水漏れがないか確かめましょう。

 

給湯器で水漏れしている場合、基本的には修理業者に点検を依頼する必要があります。安全性を考えて、以下の応急処置をしておきましょう。

  1. 給湯器の運転を止める
  2. ガス栓・止水栓を閉める

水漏れによって漏電や一酸化炭素中毒を起こす恐れがありますので、すぐに使用を中止してください。

 

応急処置の方法や対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。修理費用の相場も紹介していますので、あわせてご覧ください。

対処法3.経年劣化の場合は交換を検討する

経年劣化で給湯器が故障し、お湯が出ないのに水は出る場合は、本体の交換を検討しましょう。

 

給湯器を10年以上使用している場合、修理するよりも経済的な可能性があります。

 

古い給湯器は故障を繰り返す可能性が高いため、交換を視野に入れて業者に相談することをおすすめします。

給湯器が凍結している場合の対処法

冬になると増えるのが、給湯器の凍結です。

 

「凍結によって、お湯が出ないけど水は出る」と予想される場合は、以下の対処法をお試しください。

対処法1.自然解凍されるのを待つ

給湯器の凍結は、基本的には自然に溶けるのを待つ方法が安全です。

 

気温が上昇するにしたがって、自然解凍されるケースがほとんどです。半日ほど待ってみて、解凍できたかどうか確かめてみましょう。

 

寒冷地や、給湯器が日当たりの悪い場所にある場合、昼になっても給湯器が解凍できないこともあります。

 

その場合は、以下の方法を試すか、業者に相談してみましょう。

対処法2.排水管にぬるま湯をかける

解凍を急ぐ場合や、日中の気温が上がらないときは、排水管にぬるま湯をかけて解凍する方法もあります。

 

ぬるま湯とタオルを用意して、以下の手順で作業してください。

  1. タオルを配管に巻き付ける
  2. 40度程度のぬるま湯をタオルの上からかける
  3. タオルを外し、配管についた水滴を残らず拭き取る

配管に水が残っていると再び凍る恐れがあるので、しっかり拭き取りましょう。

 

また、熱湯を使うと、配管が破損する恐れがあります。必ず40度程度のぬるま湯を用意してください。水道からお湯が出ないときは、沸かしたお湯に水を足し、お風呂のお湯くらいの温度に調節してください。

 

給湯器の凍結防止策については、以下の記事で分かりやすくまとめています。冬になると凍結が増えますので、あわせてご覧ください。

蛇口が故障している場合の対処法

一部の蛇口からお湯が出ない、水は出るときは、蛇口の故障が考えられます。

 

例えば、蛇口のバルブカートリッジという部品が故障すると、温度調節ができなくなり水しか出ません。

 

バルブカートリッジの交換は自分でできますので、以下の手順で行いましょう。

  1. 止水栓を閉める
  2. 蛇口のネジを緩めてレバーを外す
  3. バルブカートリッジを新しいものと交換する

バルブカートリッジの詳しい交換手順は、以下の記事で紹介しています。手順を間違うと水漏れする恐れもありますので、以下のページでご確認ください。

オール電化の場合の対処法

オール電化の場合、給湯器はエコキュートや電気温水器を使用します。

 

そのため、お湯が出ないが水は出る原因は、設備不良や貯水タンクのお湯切れが考えられます。

対処法1.エラー表示を確認して対応する

まずは、リモコンにエラー表示がないか確認しましょう。

 

オール電化で、水は出るもののお湯が出ない場合、よくある原因はお湯切れです。お湯切れのエラーが表示されているときは、沸き増し運転をしてみてください。

 

それ以外の不具合でエラーが表示されることもありますので、エラー内容に従って作業しましょう。

 

エラー表示の内容については機種・メーカーによって異なるため、取扱説明書をご確認ください。

対処法2.電源プラグを抜いて差し直す

給湯器の単純な不具合によって、水だけが出て、お湯が出なくなることもあります。

 

その場合は、給湯器本体の電源プラグを抜き差しして、給湯器をリセットしましょう。

 

ただし、以下のときは危険ですので、絶対に電源プラグを触らないでください。

  • 雨が降っている
    ※感電の恐れがある
  • ガスのにおいがする・ガス漏れしている
    ※引火の恐れがある

上記の場合は、業者に連絡して、安全に作業してもらいましょう。

 

お湯が出ないが水は出る原因や対処法は、以下の記事でも紹介しています。チェックポイントをまとめていますので、給湯器の不具合でお困りの方は、チェックしてみてください。

給湯器の修理・交換費用の相場

PRICE

給湯器の修理費用・交換の相場は、以下の通りです。

 

簡単な部品の交換 5,000円~10,000円
精密機器の修理 30,000円~50,000円
ガス漏れの修理 5,000円~30,000円
配管の修理 10,000円~50,000円
給湯器の交換 150,000円~350,000円

簡単な部品の交換、配管の修理であれば、10,000円程度で修理できます。しかし、精密機器の故障や修理の範囲が広い場合には、修理費用が高額になることもあるでしょう。

 

まずは業者の見積りを取り、修理か交換か、ベストな方法を選択しましょう。

 

給湯器の交換費用は、以下のページが参考になります。業者の選び方も解説していますので、業者に相談する前にご覧ください。

給湯器を修理・交換するケース

給湯器を修理か交換かで迷ったときは、以下のケースを目安にしてください。

 

【給湯器を修理するケース】

給湯器を修理するケースは、次の通りです。

  • 使用年数が5年以下
  • 保証期間内
  • 水漏れなど、配管の交換だけで済む場合

使用年数が短い場合や保証期間内の場合、無償で対応してもらえる可能性が高いでしょう。

 

また、配管の交換だけで済む場合は、修理費用が高額にならないので修理がおすすめです。

 

【給湯器を交換すべきケース】

給湯器を交換すべきケースは、次の通りです。

  • 給湯器を10年以上使用している場合
  • 保証期間をすぎており、修理費用が高額になる場合

給湯器の寿命は10~15年といわれています。古い給湯器は、修理をしても故障を繰り返す可能性が高いため、故障を機に交換を検討するのがおすすめです。

給湯器のお湯が出ないためにお困りのときは

給湯器で水は出るのにお湯が出ないときの対処法を紹介しました。

 

突然お湯が出なくなると慌ててしまいますが、落ち着いて対処すれば自分で直せることもあります。

 

「原因が分からない」「対処が難しい」ときは、修理業者に相談するのが安心です。使用年数によっては交換になるケースもあるので、専門業者に相談してみましょう。

 

クリーンライフ』でも、給湯器の修理や交換に対応しています。状況に合わせた提案をさせていただきますので、お困りの際はぜひご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器の修理・交換を相談してみる

2024.10.20
2024.10.30

厳しい寒さが続く季節になると、給湯器が凍結してお湯が出なくなることがあります。

 

ここでは、給湯器が凍結する原因と対処法を分かりやすく解説します。

 

給湯器の凍結は極寒の地域で起こるトラブルのようですが、実はそれ以外の地域で起こりがちです。事前にできる凍結対策と、修理費用の相場もあわせてお伝えしますので、確認しておきましょう。

 

給湯器が凍結したときの対処法

給湯器

お湯が出てこなくなってしまったときは、給湯器の凍結が考えられます。

 

急に気温が下がったときなど、凍結に心当たりがあるときは、慌てずに以下の対処法を試しましょう。

対処法1.自然解凍を待つ

簡単で安全な方法は、自然に解凍されるのを待つことです。

 

日中になり気温が上がれば、凍結した給湯器は自然に解凍されます。給湯器の電源を切り、半日ほど待ってみましょう。

 

ただし、日中の気温が上がらないときは、溶けないこともあります。しばらく待ってもお湯が出ないときは、修理業者に問い合わせてみましょう。

 

お湯が出るようになったら、給湯器本体から水漏れしていないか確認してください。もし水漏れしていたら、漏電の恐れもあるので速やかに修理業者を呼びましょう。

対処法2.配管にぬるま湯をかける

給湯器の解凍を急ぐときは、配管にぬるま湯をかけて溶かす方法もあります。

 

【ぬるま湯をかける手順】

  1. 給湯器の電源を切る
  2. キッチンやお風呂のお湯の蛇口を開ける
  3. 凍結した配管部分にタオルを巻き、40度程度のぬるま湯を掛ける
  4. 蛇口から水が出てきたら、蛇口を閉める
  5. タオルを外し、お湯をかけて濡れた部分をしっかりとふき取る
  6. 給湯器や配管から水漏れしていないか確認する
  7. 給湯器の電源を入れる

ぬるま湯をかけて良いのは、外の配管部分だけです。給湯器本体にぬるま湯をかけると故障の恐れがあるため、注意して作業してください。

 

ぬるま湯をかけると解凍時間を短縮できますが、給湯器や配管の故障には注意してください。

対処法3.修理業者に相談する

給湯器の凍結は、修理業者に依頼すると安全に解決できます。

  • しばらく待っても解凍できない
  • 凍結は解消したもののお湯が出てこない
  • 給湯器や配管から水漏れする

このようなケースの場合、自分で給湯器を直すのは困難です。

 

自分で直すのが難しい場合は、すぐに修理業者に修理を依頼することをおすすめします。

 

業者を選ぶ際は、必ず相見積もりを取り、信頼できる業者を見極めてから依頼してください。

 

給湯器やエコキュートの凍結については、以下の記事で詳しく解説しています。凍結しやすい気温や場所、凍結対策などをまとめていますので、参考にして対策しておきましょう。

凍結で給湯器が破損した場合の症状・対処法

注意点

凍結によって給湯器が破損した場合、以下のような症状があります。

  • 配管が破損する
  • 水漏れが発生する
  • 破損個所から漏電する
  • 電源が落ちて故障する

症状別に対処法をお伝えします。

配管が破損する

給湯器の凍結で起きやすいのが、配管の破損です。

 

配管の中の水が凍結すると、中で膨張して配管が破損するケースがあります。配管が破損した場合、修理業者に修理を依頼する必要があります。

 

破損状況や範囲、箇所によっては、修理費用が高額になることもあるでしょう。まずは見積りを依頼し、比較して検討しましょう。

 

水・お湯が出ないときに、配管が破損しているかどうか判断できない場合もあるかもしれません。以下では凍結で水・お湯が出ないときの対処法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

水漏れが発生する

給湯器や配管が破損すると、水漏れが発生することがあります。

 

水漏れがある場合は、放置せず、すぐに対処する必要があります。できるだけ早く修理業者に連絡し、状況を確認してもらいましょう。

 

給湯器本体から水漏れしている場合、給湯器内部で配管が破損している可能性があります。そのため、修理を依頼しても、本体を交換することになるケースがほとんどです。

 

凍結で水漏れした場合、保証期間内であっても有償での修理になる可能性が高いため、業者に相談・確認をしましょう。

 

給湯器の水漏れ修理については、以下のページで費用などの詳細をまとめています。対処法も紹介していますので、あわせてご覧ください。

破損箇所から漏電する

給湯器の破損で怖いのが、漏電です。給湯器の内部の部品に水がかかると、漏電して電気回路まで故障する可能性があります。

 

漏電すると機械が感知して給湯器は停止しますが、高額な修理費用が発生します。

 

漏電している箇所に触れると、感電することもあるので注意しなければなりません。

 

ただの故障と思っていると重大な事故に発展するケースもあるので、給湯器に異変を感じたら修理業者に連絡をしましょう。

電源が落ちて故障する

給湯器が凍結すると不具合が起き、電源が落ちて使えなくなることがあります。

 

内部の電子回路や部品が破損して電源が落ちた場合、考えられる対処法は、給湯器の修理または交換です。

 

費用を抑えるのであれば修理になりますが、給湯器の使用年数によっては交換を検討することをおすすめします。

 

給湯器の寿命や交換時期のタイミングを以下の記事にまとめていますので、修理を依頼する前にご確認ください。

給湯器が凍結する原因

給湯器

給湯器や配管の凍結は、いくつかの原因が考えられます。

  • 外気温がマイナス4度以下になった
  • 給湯器が北側の日陰にある
  • 配管内の水が流れていない
  • 給湯器の電源プラグを抜いていた

このような原因によって、凍結することがあります。

 

水は流れていると凍りにくいため、就寝時や長期間留守にするときは、凍結防止の対策を行いましょう。

また、給湯器には凍結防止機能が搭載されていますが、通電していないと機能しません。長期不在の際や夜間も電源プラグを指したままにしておき、凍結防止機能を活用しましょう。

給湯器の凍結しやすい場所と対策

給湯器を保温する

給湯器の凍結しやすい場所は、以下の通りです。

  • 給水・給湯用の配管
  • 給湯器本体
  • 給湯器と配管の接続部分

ここからは、場所ごとに凍結を防ぐ対策をお伝えします。

給水・給湯用の配管は保温材を使う

保温材を巻きつける

給水・給湯用の配管は給湯器の外側にあるため、凍結しやすい場所です。配管部分は凍結防止機能が働かないため、対策をしないと凍結する可能性が高くなります。

 

とくに凍りやすいのは、冷たい水が通る給水用の配管です。給水・給湯配管には保温材を使用し、凍結を防ぎましょう。

 

給水管の凍結防止策は、以下の記事が参考になります。予防に有効なアイテムと使い方を解説していますので、ぜひご一読ください。

給湯器本体は水抜きをしておく

給湯器本体は凍結防止機能によって凍結を防げますが、気温が低すぎたり、電源が入っていなかったりすると、機能が働かず凍結することがあります。

 

給湯器本体の凍結予防には、水抜きが有効です。給湯器の中に残った水を抜くことで、凍結を予防できます。

  1. 運転スイッチを切る
  2. ガスの元栓と給水元栓を閉める
  3. キッチン・お風呂・洗面台などの蛇口を全開にする
  4. 水抜栓を外し、水を抜く
  5. 電源プラグを抜く

以上の手順で給湯器の水抜きができます。

 

水抜き方法は、給湯器の機種やメーカーによって異なります。必ず取扱説明書を読み、手順に沿って作業してください。

 

長期間家を留守にするときには、水道管の水抜きもしておくことをおすすめします。以下のページで水抜き方法をまとめていますので、あわせて対策しておきましょう。

給湯器と配管の接続部分は断熱材で保温する

給湯器と配管の接続部分は金属でできているため、凍結する可能性が高い場所です。本体の凍結防止機能では、接続部分までは凍結を防げません。

 

接続部分は結露でも凍結しやすいため、断熱材で保温すると、凍結予防になります。

 

接続部分に断熱材を巻き付け、冷気から守りましょう。断熱材はホームセンターなどで購入できます。

 

その他の給湯器の凍結防止対策については、以下の記事で確認できます。注意点や対処法も解説していますので、凍結予防にお役立てください。

凍結した給湯器の修理費用の相場

PRICE

給湯器が凍結した場合、修理費用の相場は以下の通りです。

 

【基本料金】

基本料金 5,000円~
見積もり 0円
出張費 0円~5,000円
夜間・休日の割増料金 0円~4,000円

 

【修理料金】

給水・給湯配管の修理 8,000円~50,000円
給湯器の電子基板の修理 25,000円~45,000円
燃焼系の修理 15,000円~30,000円
水制御系の修理 10,000円~30,000円
安全装置系の修理 8,000円~55,000円
給湯器本体の交換(本体費用含む) 150,000円~300,000円

燃焼系は、燃焼ファンなど給湯器の燃焼に関わる部分です。水制御系は、水量センサーや弁など、水量や水流を制御する部分になります。

 

故障箇所によっては修理費用が高額になりますので、給湯器の使用年数によっては交換を検討したほうが良いケースもあります。

 

給湯器の交換を検討される場合は、以下の記事も参考にしてください。業者選びのポイントや費用相場をまとめていますので、業者に相談する前に確認しておきましょう。

給湯器修理の依頼先

給湯器の修理の依頼先は、いくつかあります。

  • 給湯器専門業者
  • 給湯器メーカー
  • ガス会社
  • 水道修理業者

給湯器の保証期間内であれば、給湯器メーカーに相談しましょう。水漏れを伴う場合には、水道修理も可能な水道修理業者がおすすめです。

 

給湯器の修理・交換先で迷ったときは、以下の記事を参考にしてください。依頼先の選び方や注意点を、分かりやすくまとめています。

賃貸で給湯器が凍結したときの対処法

賃貸で給湯器が凍結した場合、まず管理会社や大家さんに連絡しましょう。

 

給湯器が故障した場合の修理費用は、故意に壊した場合を除いて、大家さんが負担するのが一般的です。

 

凍結による故障を放置していて状況が悪化した場合、入居者が修理費用を負担しなければならない可能性があります。

 

凍結であれば自然解凍を待ち、しばらく待っても直らないと判断した場合は、管理会社か大家さんに連絡しましょう。

 

賃貸であっても、給湯器の凍結防止策は必要です。以下の記事で凍結防止策をまとめていますので、参考にしてください。

給湯器の凍結で困ったときは

給湯器の凍結について、対処法を紹介しました。

 

給湯器が凍結すると、お湯が使えないだけでなく、水漏れや故障の原因にもなります。給湯器が故障した場合は修理を依頼し、状況によっては交換も視野に入れると良いでしょう。

 

私たち『クリーンライフ』でも、給湯器の修理・交換を行っています。現地調査・見積もりは無料ですので、お困りの際はぜひご検討ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器の修理・交換を相談してみる

2024.10.20
2024.10.30

給湯器のトラブルでよくあるのが「水漏れ」です。給湯器の水漏れには、経年劣化や部品の破損、凍結などさまざまな原因が考えられます。

 

そこで今回は、給湯器の水漏れの原因や対処法を紹介します。

 

給湯器の水漏れは緊急性が高いケースもありますので、原因と対処法をしっかりと見極めましょう。給湯器の水漏れ修理の費用相場や、水漏れを放置するリスクについても解説しています。

給湯器の水漏れの原因と対処法

給湯器

給湯器から水漏れすると、水道代やガス事故の心配があります。

 

水漏れにはさまざまな原因が考えられますが、ここでは、主な原因を4つ紹介します。

水漏れの原因

給湯器の水漏れの主な原因は、以下の4つです。

  • 経年劣化
  • 施工不良
  • 凍結による破損
  • 長期間使用していなかった

給湯器本体や配管の劣化など、経年による劣化が原因の一つです。その他にも、凍結による破損や、施工不良なども考えられます。

 

給湯器を長期間使用していないと、圧力の関係で水抜栓から水が漏れることも。この場合は、お湯を出してみて、異常がなさそうならそのまま使用できます。

給湯器の水漏れの基本的な対処法

給湯器で水漏れしたら、まず以下の手順で対処してください。

  1. 給湯器のエラーコードを確認する
  2. 給湯器の運転を止める
  3. 水漏れ箇所を確認する
  4. ガス栓・止水栓を閉める

被害がこれ以上拡大しないために、電源を止めてガス栓・止水栓は必ず閉めましょう。

 

それぞれの工程について、一つずつ詳しく解説します。

1.エラーコードを確認する

給湯器で水漏れを見つけたら、リモコンにエラーコードが表示されていないか確認してください。

  • 111
  • 112
  • 113

このようなコードが表示されている場合、水漏れによって点火不良が起きている可能性があります。

 

本来であればこの場合、安全装置が働き給湯器は運転を停止するはずです。しかし、水漏れしている給湯器を無理に使い続けると、正常に作動せずに一酸化炭素が発生する恐れもあるので注意してください。

2.給湯器の運転を止める

つづいて、給湯器の電源を落として運転を止めます。

 

水漏れが発生したまま使い続けると、思わぬ事故につながる可能性があります。まずは運転を止めて、安全を確保したうえで水漏れを確認しましょう。

3.水漏れ箇所を確認する

次に、水漏れががどこで起きているのか、発生箇所を確認します。

  • 水抜き栓
  • 配管の接続箇所
  • 給湯器本体

以上の3ヶ所で水漏れが起こりやすいので、目視で確かめてください。

4.ガス栓・止水栓を閉める

給湯器の電源を落としたら、ガス栓・止水栓も念のために閉めておきましょう。

 

ガス栓を閉めれば、ガス漏れの心配はなくなります。

 

水漏れの原因や発生箇所がわからなくても、止水栓を閉めてしまえば、一旦水は止められるので安心です。

大量に水漏れしている場合の対処法

給湯器の内部から大量に水漏れしているときは、非常に危険な状態です。

 

ポンプが破損していたり、パーツに穴が開いている可能性があります。破損した箇所からガス漏れする恐れもあるので、迅速に対処する必要があります。

 

このような場合、すぐに使用をやめて、修理業者に連絡してください。大量の水漏れを放置すると、住宅内にも水が浸入する恐れもあります。

ポタポタ少量の水が漏れる場合の対処法

給湯器からポタポタと少量の水が落ちてくるときは、経年劣化や凍結による破損の可能性が高いです。

 

部品の交換や、修繕が必要になりますので、一旦給湯器の使用をやめて、業者に修理を依頼してください。

長期間使用していなかった場合の対処法

給湯器を長期間使用していないと、水抜栓から水が漏れることがあります。この場合、お湯を出してみて異常がなさそうであれば、そのまま使用してもかまいません。

 

ただし、冬場は凍結している可能性もあるので注意してください。凍結で水漏れした場合は、業者を呼んで修理してもらう必要があります。

賃貸・マンションで水漏れした場合の対処法

賃貸・マンションで水漏れしたときは、まず水漏れ箇所を確認しましょう。

 

つづいて、以下の手順で対処してください。

  1. ガス栓を締める
  2. 止水栓を締める
  3. 給湯器の電源を止める
  4. 管理会社に連絡する

賃貸で給湯器が故障した場合、大家さんの負担で修理や交換ができる可能性があります。

 

業者を呼んでもらえるはずですので、まずは管理会社に連絡をしましょう。

給湯器の水漏れは修理・交換どちら?

給湯器を修理する道具

水漏れが起きた給湯器は、状況によって修理か交換になります。

 

給湯器を交換するケースと修理するケースを詳しく解説します。

給湯器を交換するケース

給湯器を交換するケースは、以下の通りです。

給湯器を10年以上使用している

10年以上使用している給湯器は、交換したほうが経済的で安全です。

 

使用年数が長い給湯器の場合、水漏れを修理できたとしても、またすぐに故障を繰り返す可能性があります。何度も修理をするのであれば、新しい給湯器に交換したほうがコスパが良いでしょう。

 

10年以上使用していればメーカーの保証期間も切れていますので、交換を視野に入れて業者に相談してください。

給湯器の内部が破損している

給湯器の内部が破損している場合、大量の水漏れが発生する可能性があります。

 

内部が破損していると、修理費用が高額になるかもしれません。同じトラブルを繰り返す可能性もあるため、本体を交換したほうが、費用を安く抑えられます。

給湯器を修理するケース

つづいて、給湯器を修理するケースを紹介します。

使用年数が10年未満

使用年数が10年未満の場合、保証期間内の可能性があります。

 

保証期間内であれば、無料または格安で修理できますので、まずは修理を依頼してみましょう。

 

また、使用年数が短い給湯器は、簡単な修理で直ることも。簡単な作業なら料金も安くすみます。

配管が破損している

配管の破損が原因であれば、パーツの交換・修理で給湯器の水漏れは直ります。

 

修理料金が安く時間もかかりませんので、業者に修理を依頼してください。

給湯器の水漏れは自分で対処できる?

給湯器は自分で直すことはできるのでしょうか。

 

「給湯器のパッキンの交換程度なら自分でできる」と考える方は多いでしょう。しかし、給湯器には電気やガスが使用されているため、自分で対処するのは危険です。

 

ここからは、給湯器を自分で直す危険性と、修理の依頼先をまとめて解説します。

自分で給湯器の修理をするのは危険

給湯器を自分で修理するのは危険です。必ず、専門知識と技術を持つ業者に相談してください。

 

給湯器の修理や交換をする場合、作業の内容によっては資格が必要です。無資格の場合、内容によっては法令違反になります。

 

安全に修理するためにも、必ず資格を持つ業者に相談しましょう。

給湯器の水漏れ修理の依頼先

給湯器の水漏れは、以下の依頼先に修理を頼みます。

  • 水道修理業者
  • 給湯器メーカー
  • ガス会社など

専門知識のある水道修理業者なら、水漏れ修理からガス給湯器の交換まで、スムーズに対応できるでしょう。

給湯器の水漏れ修理の費用相場

費用相場

給湯器の水漏れ修理の費用相場を、以下にまとめました。

給湯器の修理費用の相場

以下にまとめたのが、給湯器の修理費用の相場です。

作業内容 料金相場
給湯器の部品からの水漏れ 10,000円~
大量の水漏れ 20,000円~
給湯器の水道管からの水漏れ 20,000円~
給湯器の配管からの水漏れ 30,000円~
給湯器の接続部からの水漏れ 35,000円~

どこから水漏れしているのか、どれくらいの量の水が漏れているのかによって、修理料金は異なります。

 

正確な金額を示すには、状況を確認する必要があるため、まずは見積もりを依頼しましょう。

給湯器の水漏れは水道代の減免申請ができる場合も

給湯器の水漏れに長く気づいていないと、水道代が高額になって驚くケースがあります。

  • 過失がない
  • 自然災害を原因とする破損
  • 適切に使用していたのに水漏れが起きた

このようなケースの場合、自治体によっては、水道代の減額に対応しています。

 

減免される金額や申請方法は自治体によって異なるため、自治体のホームページなどで確認してください。

給湯器の水漏れを放置するリスク

リスク

少量の水漏れであれば、通常通りに給湯器を使えることもあります。

 

しかし、この水漏れを放置すると、さまざまなリスクが考えられます。

一酸化炭素中毒を起こす可能性がある

給湯器のバーナー部分に水がかかると、点火不良や不完全燃焼が起きます。すると、一酸化炭素が発生。室内に一酸化炭素が流れ込むと、重大な健康被害につながる恐れがあります。

 

密閉された部屋に一酸化炭素が流れ込むと、吐き気や意識障害、頭痛、手足のしびれを起こすことも。

 

一酸化炭素は無臭であるため、気づきにくいのも難点です。身を守るためにも、水漏れが起きたらすぐに対処してください。

火災につながる

水漏れを放置すると内部の部品が腐食し、ガス漏れや電気系統がショートする原因になります。

 

ガス漏れやショートが起きると、火災を引き起こす可能性があり大変危険です。水漏れによって漏電する可能性もあります。

 

給湯器本体に備わった安全機能で火災は防げるはずですが、水漏れしている状態では確実に動作するとは限りません。

下の階に被害が及ぶ

集合住宅で2階以上の部屋に住んでいる場合、下の階や隣家のベランダに水漏れ被害が拡大する可能性があります。

 

このような水漏れは、放置しても直ることはありません。近隣とのトラブルにもなりかねませんので、早めに手を打つことが大切です。

給湯器の水漏れでお困りのときは

給湯器の水漏れの原因や対処法を紹介しました。

 

給湯器の水漏れを放置すると、火災や一酸化炭素中毒などさまざまなリスクがあります。水道代にも影響しますので、早く対処することが大切です。

 

給湯器の水漏れでお困りのときは、私たち『クリーンライフ』にご相談ください給湯器の修理・交換にも迅速に対応いたします。

 

⇒クリーンライフに給湯器の水漏れについて相談してみる

2024.10.20
2024.10.30

給湯器の寿命は、10~15年といわれています。しかし、使い方や環境などで、7年くらいでも寿命が来ることがあります。

 

寿命が来たかどうかの見極め方を知っておくと、「急にお湯が使えなくなった」という状況を回避できます。給湯器の交換は出費が多く、大変です。

 

そこで今回は給湯器の寿命や、故障のサインの見極め方をわかりやすく解説するので、参考にしてください。あわせて寿命を長くする方法も、お伝えします。

給湯器の寿命(耐用年数)の目安

給湯器

給湯器の種類によって、寿命(耐用年数)は異なります。種類ごとに寿命の目安を紹介するので、参考にしてください。

 

給湯器の種類 寿命
ガス給湯器 10年ほど
電気温水器 10年〜15年ほど
石油給湯器 8年〜10年ほど
ハイブリッド給湯器 10年ほど

以下の要素で、寿命は変わります。

  • 家族の人数
  • 給湯器を使う頻度
  • 給湯器の設置箇所
  • メンテナンスの状態

給湯器の設置場所が、寒暖の差が激しい場所や日差しの強い場所なら、寿命は短くなりがちです。ただし、日当たりの悪い場所で凍結しやすく、凍結すると破損する可能性が高まります。

 

また、製造中止から10年程度で、交換部品の製造を中止することがほとんどなので、10年を超える給湯器は修理が難しくなります。

給湯器の寿命を示す5つのサイン・症状

給湯器のリモコン

給湯器に次のような症状が現れたら、寿命の可能性があります。

  • エラー表示が出る
  • お湯が安定して出なくなった
  • 異音・異臭がする
  • 給湯器から水漏れする
  • サビが発生している

それぞれについて、説明します。

エラーコードが表示される

給湯器にトラブルが生じると、リモコンにエラーが表示されます。

 

リンナイ・パロマなどの主要メーカーの給湯器は、以下の通りエラーコードが統一されています。

エラーコード 内容
111 点火不良
632 給湯・ふろ循環ポンプの異常
140・14 本体や内部の異常加熱
888・88 点検時期のお知らせ

888・88は標準使用期間(耐用年数)が過ぎたことを示すので、表示されたら交換の検討時期です。その他のエラーコードとエラーの内容については、取扱説明書に記載されています。

 

取り扱い説明書を確認の上で、点検または修理を依頼しましょう。

お湯が安定して出なくなった

何らかの不具合が生じて、以下のようにお湯が安定して出なくなることがあります。

  • お湯が出るまで時間がかかる
  • お湯の温度が不安定である
  • 点火しづらい

経年劣化によって給湯器の機能が劣化すると、お湯を沸かす効率が悪くなります。

 

上記のような状態でも、なんとかお風呂の利用は可能です。しかし、突然お湯が出なくなる可能性があるので、そろそろ交換も念頭に入れて業者に相談しましょう。

異音・異臭がする

燃焼が正しく行われないと、突然「ボンッ」というような異音が聞こえたり、燃焼しなかったガスの異臭がしたりします。

 

異音や異臭の原因は、ガス漏れや不燃焼などです。給湯器が劣化していると考えられます。

 

そのまま使い続けると引火や爆発の可能性もあるので、点検・修理を依頼しましょう。給湯器の故障の原因を、以下の記事で確認してみてください。

水漏れしている

給湯器から水漏れしている場合は、給湯器内部の熱交換機や配管の接続部から漏れている可能性があります。

 

水漏れが起きると、電気設備に影響があります。また、火災の原因にもなるので、大変危険です。修理代が高額になるため、修理より交換をおすすめします。

 

給湯器の水漏れの原因と対処法は、以下の記事にまとめました。参考にご覧ください。

サビが生じている

給湯器の目に見える場所がサビついている場合は、機器内部もサビているかもしれません。サビを放置すると、給湯器本体の故障の原因になります。

 

サビが大きく広がっているのを確認したら、給湯器の交換を検討しましょう。

給湯器が寿命なら交換時期

給湯器を修理する道具

給湯器が故障したとき、修理で直るのか、交換したほうが良いのか、迷う方は多いでしょう。購入から1~3年未満の場合は修理を検討しましょう。

 

以下のようなケースは、寿命がきた可能性があります。

  • 設置して10年以上
  • エラー表示が頻繁に出るなど、寿命のサインがある

寿命が来たなと思ったら、交換を検討してください。以下の3つの点を確認しながら、交換する給湯器を選びましょう。

  • 機能
  • 設置場所
  • 号数

以下の記事で、給湯器の選び方を詳しく解説しているので、交換をお考えの方は参考にしてください。

給湯器の交換費用の相場

給湯器の交換費用の相場は、以下のとおりです。

ガス給湯器 5万円~30万円程度
電気温水器 20万円~40万円程度
石油給湯器 15万円〜50万円程度
ハイブリッド給湯器 70万円〜90万円程度

号数や機能によって、本体価格は上下しますが、参考にしてみてください。

給湯器の交換業者の選び方

給湯器を交換する際にトラブルにならず、正しい方法で給湯器を設置できる業者を選びましょう。業者を選ぶ際に以下のポイントを押さえてください。

  • 業者の口コミを確認する
  • 料金や作業内容を公式サイトで確認する
  • 所有資格を確認する

給湯器の設置実績の多い業者が、おすすめです。

給湯器の交換に必要な資格

給湯器の交換には、下記の資格が必要です。

  • 液化石油ガス設備士
  • ガス可とう管接続工事監督者
  • 給水装置工事主任技術者
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • 第二種電気工事士
  • 簡易内管施工士

都市ガス給湯器やプロパンガス給湯器、石油給湯器といった給湯器の種類によって、必要な資格が異なります。

 

一般住宅における石油給湯器については、特に資格は定められていません。しかし、安全な施工のためにも、資格や経験のある業者に依頼することをおすすめします。

賃貸物件の給湯器は管理者に相談

基本的に給湯器の経年劣化による故障は、大家さんが修繕義務を負い、交換が必要なら大家さんに交換義務があります。

 

しかし、入居者が勝手に交換すると、対応してもらえなくなるので、まずは管理者に相談してください。入居者に以下のような過失がない限り、物件所有者が修繕・交換に対応します。

  • 空焚きした
  • 凍結させた
  • 強い成分が含まれた入浴剤を頻繁に使っていた

大家さんが直接管理していない場合は、管理会社に相談しましょう。

寿命が過ぎた給湯器を使うリスク

寿命が過ぎた古い給湯器を使い続けていると、思わぬ事故につながるリスクもあります。

 

以下のリスクを防ぐためにも、給湯器の寿命が過ぎていたら修理・交換を検討しましょう。

お湯が出なくなる

小さな不具合でも給湯器を使い続けていると、突然壊れてお湯が使えなくなる恐れがあります。

 

すぐに給湯器を修理・交換できれば良いですが、部品がなかったり人手不足だったりで、すぐには対応してもらえない可能性もあります。

 

給湯器の在庫がないと、交換までに数日かかることも。お湯が出ないと日常生活にも支障が出ますので、完全に壊れるまでに交換を検討しましょう。

火災が発生する

寿命が来た古い給湯器を使い続けることで、火災が発生するケースがあります。

 

給湯器の火災事故の主な原因は「ガス漏れ」と「不完全燃焼」です。ガス漏れした給湯器を使っていると、漏れたガスに引火して、爆発する恐れも。

 

給湯器からガスのにおいを感じたら、使用をやめてすぐに点検を依頼してください。

 

⇒クリーンライフに給湯器のトラブルについて相談してみる

熱いお湯が出てやけどする

給湯器が故障すると温度調節がうまくいかず、突然に熱いお湯が出ることがあります。

 

シャワーや蛇口から突然熱湯が出ると、やけどしてしまうので、寿命が来たら早めに業者へ相談しましょう。

給湯器の寿命を延ばすコツ

お風呂に設置された給湯器のリモコン

給湯器の一般的な寿命は10年ですが、それよりも短い期間で壊れてしまうケースがあります。

 

給湯器は使い方を工夫すると、寿命を縮めるのを防ぐことが可能です。

お湯は必要なときだけ出す

一般的に給湯器の寿命は、約10年といわれますが、耐用可能な燃焼時間をもとに計算しています。例えば、ガス給湯器の場合は、3,650時間の燃焼に耐える設計です。

 

つまり、無駄に燃焼時間を増やすと、それだけ寿命が短くなります。お湯は必要なときだけ使うようにすれば、それだけ給湯器の寿命が長引きます。

凍結を防止する

給湯器の凍結で故障すると、以下のような箇所に不具合が生じます。

  • 給湯器の配管
  • 電気基盤

凍結が原因の故障は、保証期間中でも修理が有料になるので、凍結防止はとても重要です。

 

以下の記事で、給湯器の凍結しやすい箇所、凍結の予防法をわかりやすく解説しています。

給湯器の近くに物を置かない

給湯器の周辺、特に排気口周辺に物を置いていると、不具合が生じやすくなります。排気口近くに物を置いていると、排気ガスが給湯器の吸気口に入り込み、ショートサーキットを起こしてしまいます。

 

ショートサーキットは不完全燃焼を誘発し、給湯器が故障する原因になります。給湯器の周辺、特に吸気口や排気口を塞ぐような場所に物を置かないようにしましょう、

強い成分が含まれた入浴剤の使用に注意する

入浴剤が、故障の原因になる場合があります。以下のように、入浴剤を使う際には注意が必要です。

  • イオウ成分を含んだ入浴剤は配管の腐食の原因
  • 炭酸入浴剤が発泡してる間は追い焚きしない
  • バスソルトは、追い焚きできない

お湯に溶かしてもお湯が透明のままの入浴剤がおすすめです。

スイッチを切った状態で給湯栓を開けない

リモコンのスイッチを切った状態で給湯栓を開けると、給湯器内部に結露ができるため故障の原因になり、寿命が短くなります。

 

同様に、サーモスタット式混合水栓の利用時に、スイッチを切った状態で水を利用するときは、必ずハンドルを「水」に設定しましょう。

給湯器の寿命で交換をお考えなら

給湯器の寿命や交換の時期・サインについて解説しました。

 

給湯器の寿命は約10年とされていますが、基準よりも早く故障することもあります。

 

クリーンライフ』では、給湯器の交換・修理・点検を行っています。水回りのプロが希望に沿った提案をさせていただきますので、給湯器のトラブルでお困りの方は気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器のトラブルについて相談してみる

2024.10.20
2024.10.30

給湯器の凍結は、しっかり対策をしておけば防止できます。

 

この記事では、給湯器の凍結を防止する方法を5つお伝えします。

 

今すぐできる対策や、道具なしでできる凍結防止法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。対策を行う際の注意点や、凍結しやすい場所別におすすめの凍結防止策もお伝えします。

給湯器を凍結防止する方法5選

給湯器

給湯器の凍結を防ぐには、以下の5つの方法が有効です。

  1. 水を出しっぱなしにしておく
  2. 凍結防止ヒーターを作動させる
  3. 自動ポンプ運転を作動させる
  4. 保温材を配管に巻く
  5. 水抜きをする

上の対策ほど簡単で、下に行くほど対策に手間がかかります。

 

ここでは上記の対策について、簡単な方法から順に分かりやすく解説していきます。

水を出しっぱなしにしておく

少量の水を出しっぱなしにする

給湯器の凍結対策として手軽にできるのは、水を出しっぱなしにしておく方法です。

 

水は流れていると凍りにくいため、少量の水で良いので以下の手順で流しっぱなしにしてみましょう。

  1. リモコンの運転スイッチをオフにする
  2. お湯の出る蛇口から5mm前後の太さの水を出す

とくに気温が下がる夜間から早朝にかけては、水を出しっぱなしにしておくと凍結防止に有効です。

 

水を出しっぱなしにする方法は、水道管の凍結防止にも役立ちます。以下のページで詳しい手順や注意点を解説していますので、ご確認の上でお試しください。

凍結防止ヒーターを作動させる

給湯器を保温する

近年の給湯器には、凍結防止ヒーターが搭載されています。

 

凍結防止ヒーターを作動させていれば、給湯器内にある配管の水の凍結は防げるでしょう。

 

凍結防止ヒーターを作動させるには、電源プラグがコンセントに差し込まれていないといけません。電源プラグを差しておけば、一定以下の外気温になると、凍結防止ヒーターが自動で作動します。

自動ポンプ運転を作動させる

自動ポンプ運転は、追い焚き機能付きの浴槽の配管に、自動で水を循環させる機能です。水を循環させ続けることで、給湯器の凍結を防止します。

 

自動ポンプ運転も、外気温が一定以下になると、自動で作動します。

 

ただし、浴槽の水が循環口より上に残ってなければなりません。浴槽の水は、循環口の上部より5㎝以上ある状態にしておきましょう。

保温材を配管に巻く

保温材を巻きつける

給湯器の外の配管周辺には、保温材を巻く方法が凍結防止に効果的です。

 

保温材は、給水・給湯用の配管に巻きます。保温材はホームセンターなどで入手でき、ワンタッチで取り付けられるものもあるので、自分で取り付けることも可能です。

 

外に出ている配管は凍結防止ヒーターでは保温できないため、保温材を使って凍結対策をしておきましょう。

 

保温材の巻き方や注意点は、以下のページで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

水抜きをする

気温が極端に下がって凍結が予想されるときや、長期間家を留守にするときには、給湯器の水抜きをすると凍結対策になります。

 

水抜きは、一般的に次の流れで行います。

  1. 給湯器の電源を切る(※電源プラグは抜かない)
  2. ガス栓と給水栓の元栓をしっかり閉める
  3. 給湯器につながっている蛇口をすべて全開にする
  4. 水抜き栓を開き切って水を抜く
  5. 電源プラグを抜く

水抜栓の場所は、給湯器の種類によって異なります。手順も機種やメーカーによって異なる場合があるため、必ず取扱説明書で確認してから作業しましょう。

 

水抜き後に給湯器を使用する際は、以下の手順で元に戻します。

  1. 水抜き栓を閉める
  2. すべての給湯の蛇口を閉める
  3. 給水元栓を開ける
  4. 蛇口から水が出るか確認する
  5. ガスの元栓を開ける

再度給湯器を使用する際も、給湯器の取り扱い説明書を確認したうえで作業してください。

給湯器が凍結しやすい条件や環境

給湯器

給湯器が凍結しやすい条件や環境を押さえておけば、凍結を防ぐのに役立ちます。

 

ここからは、給湯器が凍結する理由を解説していきます。

0℃を下回る

水は0℃を下回ると凍り始めるため、気温が0℃より低くなると給湯器も凍結しやすくなります。

 

一晩0℃になる程度なら凍結することは少ないですが、氷点下が続くと凍結する可能性は高くなります。

 

0℃を下回ると、給湯器本体よりも、給湯器の配管が凍る恐れがあります。気温が下がると予想される日は、給湯器本体・配管ともに対策を行うことが大切です。

給湯器が北側にある

給湯器が陽が当たりにくく、風が当たりやすい北側に設置されていると、凍結しやすくなります。

 

北側は昼間でも気温が上がりにくいため、一日を通して凍結しやすい場所です。

 

また、凍結すると自然解凍もしにくいため、長く給湯器が使えなくなる可能性があります。

 

とくに、北風が強く吹く日は注意しましょう。気温が0℃より高くなる日でも、設置場所によっては凍結しやすくなるので注意が必要です。

給湯器を長期間使わない

水は流動していると凍りにくいため、給湯器を長期間使わない状態が続くと、凍結のリスクが高くなります。

 

旅行などで家をしばらく空けるときには、気温の変化に応じて凍結対策をしましょう。

 

配管の中に水が残っていると凍結しやすいため、長期間使わないときは水抜きしておくと安心です。

 

対策をしていても凍結し、水・お湯が出ないときは、以下のページで対処法を紹介していますのでご覧ください。

給湯器で特に凍結しやすい場所

給湯器でとくに凍結しやすい場所は、以下の4ヶ所です。

  • 給水用の配管(水道菅)
  • 給湯用の配管
  • 追い焚き配管
  • 給湯器本体と配管の接続部分

ここからは、凍結しやすい場所に適した凍結の防止方法をお伝えします。

給水用の配管(水道管)

給水用の配管は、水が通る場所です。外気の影響で水温が低下すると、冷えて凍結しやすくなります。

 

給水用の配管(水道管)には、以下の対策をお試しください。

  • 水を少しずつ流しっぱなしにする
  • 断熱材(保温材)を巻く

断熱材(保温材)はホームセンターなどで入手でき、自分でも設置できます。ただし、正しく設置しないと十分に効果を発揮できないため、不安な場合は業者に設置を依頼しましょう。

給湯用の配管

給湯用の配管は、中にお湯が流れています。そのため、給水用に比べると凍結リスクは低いといえます。

 

しかし、長い間使用していない場合や、気温が著しく下がる日には、凍結のリスクが高まるので注意が必要です。

 

給湯用の配管も、給水用の配管と同様の対策を行います。

追い焚き配管

追い焚き配管も、給湯用の配管と同様にお湯が通る配管です。

 

比較的凍結しにくい場所ですが、しばらく使用していなかったり、氷点下の日が続いたりすると、凍結する可能性があります。

 

追い焚き配管の凍結は、以下の方法で予防します。

  • 自動ポンプ運転を作動させる
  • 給湯器の凍結防止ヒーターを作動させる
  • 配管に保温材を巻く

追い焚き配管が凍結すると、水の循環ができなくなり、追い焚きができなくなります。その状態で自動運転を行うと、水圧で接続部が外れ、水漏れすることもあるので注意しましょう。

給湯器本体と配管の接続部分

給湯器本体と配管の接続部分は、金属でできています。そのため冷えやすく、凍結する可能性が高い場所です。

 

また、むき出しになっている部分でもあるため、外気温と給湯器内の水の温度差によって、結露が発生して凍結することもあります。

 

接続部分の凍結予防には、断熱材を使った対策が有効です。

給湯器が凍結したときの対処法

給湯器

対策をしていても、気温や条件によっては凍結してしまうことがあります。

 

給湯器が凍結したときは、以下の対処法をお試しください。

  • 自然解凍されるまで気温上昇を待つ
  • ぬるま湯をかける

具体的な方法について、詳しくお伝えします。

自然解凍されるまで気温上昇を待つ

最も安全で手軽な方法は、自然解凍されるまで気温上昇を待つことです。道具などを使用しないため、給湯器と配管の故障リスクを抑えられます。

 

給湯器の凍結の多くは、気温が下がる夜間に起こります。昼になると気温が上昇するため、自然に凍結が解消されるケースがほとんどです。

 

自然解凍を待つ場合は、以下の手順で行います。

  1. 給湯器のリモコンの電源を切る(※本体の電源は切らない)
  2. 自然解凍されるまで待つ
  3. 水漏れしていないか確認する

解凍されるには気温が上がる必要があるため、半日ほど待ってみましょう。解凍されたあとは、水漏れしている箇所がないか確認してください。

 

ポタポタと少量の水が漏れている場合は、配管が破裂している恐れがあります。そのまま使い続けるのは危険ですので、水道修理業者に速やかに相談してください。

 

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ぬるま湯をかける

急ぎで給湯器を解凍したいときは、応急処置としてぬるま湯を使う方法があります。作業の手順は、以下の通りです。

  1. 給湯器のリモコンの電源を切る(※本体の電源は切らない)
  2. 給湯栓を少しだけ開く
  3. 給湯器の配管部分にタオルを巻き付ける
  4. 上から30~40℃のぬるま湯をかける
  5. 蛇口から水が出ることを確認する

ぬるま湯を使うと早く解凍できますが、コンセントにお湯がかかったり、ぬるま湯が凍結するなどの恐れがあります。

 

リスクのある方法ですので、基本的には自然解凍を待ちましょう。

 

給湯器の凍結については、以下の記事も参考になります。対策や対処法、修理料金の相場も紹介していますので、ご覧ください。

給湯器の凍結やトラブルでお困りのときは

給湯器の凍結の防止法を紹介しました。

 

給湯器はしっかり対策をしておけば、凍結を防げます。ただし、対策をしていても、気温や気象条件によっては、凍結してしまうこともあります。

 

凍結の状況や配管の破損具合によっては、業者に相談した方が安全に対処できるでしょう。

 

クリーンライフ』でも、給湯器の凍結やトラブルに対応しています。年中無休で即日対応していますので、給湯器のトラブルでお困りの方は、気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器の凍結トラブルの相談をしてみる

2024.10.20
2024.10.30

日常生活に必須の給湯器は、適切な時期に買い替える必要があります。交換・修理を要する際は、下記いずれかに依頼すると安心です。

  • ガス会社
  • 給湯器メーカー
  • 家電量販店・ホームセンター
  • 給湯器販売会社
  • 水道修理業者

今回は、給湯器を買い替える時期の目安や費用相場について解説します。あわせて交換・修理の依頼先候補、給湯器本体を選ぶ際の注意点などもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

給湯器の買い替えにかかる費用相場

給湯器

給湯器の買い替えにかかる費用は、次の2つに内訳できます

  1. 給湯器の本体価格
  2. 交換工事の費用

本項では、上記それぞれの料金相場を解説します。前もって予算を把握したい方は、目安までにご覧ください。

給湯器の本体価格の相場

用いる燃料別に、給湯器本体の価格相場をまとめました。

ガス給湯専用 55,000円~70,000円
ガス給湯+追い焚き 99,000円~100,000円
ガス給湯+追い焚き+暖房 150,000円~230,000円
灯油給湯専用 55,000円~70,000円
灯油給湯+追い焚き 99,000円~100,000円
灯油給湯+追い焚き+暖房 150,000円~200,000円
電気給湯専用 55,000円~70,000円
電気セミオート(お湯はり) 99,000円~130,000円
電気フルオート(お湯はり+保温+足し湯) 150,000円~230,000円

必要な性能も考慮し、金額の目安を確認しておきましょう。

 

エコジョーズの本体価格の相場は、200,000円~400,000円。エコキュートの本体価格の相場は、150,000円~300,000円です。

 

希望するグレードや機能によって、本体の価格が大きく変わります。業者によっても価格が異なるため、複数の業者で比較・検討しましょう。

給湯器の交換工事の費用相場

給湯器を交換する場合、標準工事の費用相場は40,000円~50,000円程度。標準工事とは、既存の給湯器と同じ機種に交換する場合を指します。

 

以下は、給湯器交換の主な作業内容です。

  • 既存給湯器の撤去・処分
  • ガス管・給水管・追い焚き管の接続(既存のものをそのまま使う場合)
  • リモコンの取り付け(既存の給湯器がリモコン付きの場合)
  • 電気工事
  • 電力契約の申請
  • 給湯器の試運転

新たに設置場所や性能を変更する際は、別途で追加工事分の料金が発生します。具体的な金額については、着工前の見積もりの段階で確認しておきましょう。

給湯器を買い替える・交換する際の選び方

給湯器

給湯器の買い替えに失敗しないためには、次の3点に注意した製品選びが重要です。

  1. 給湯器の号数(サイズ)を確認する
  2. 既存の給湯器と同じタイプを選ぶ
  3. 燃料代を考える

前もって確認しておき、ご家庭に合った給湯器を見つけてください。

給湯器の号数(サイズ)を確認する

給湯器から出せるお湯の量は、号数によって異なります。

 

号数とは、「水温+25℃のお湯を1分間に出せる量」のこと。号数が大きくなるにつれ、一定の時間内により多くのお湯が出せる仕組みとなっています。

 

一般的な家庭では、以下を参考に号数を決めるとよいでしょう。

  • 1〜2人暮らし:16号
  • 2〜3人暮らし:20号
  • 3〜5人暮らし:24号

適切な号数というのは、水道の使用環境によっても変わってきます。上記は、あくまでも目安としてお考えください。

既存の給湯器と同じタイプを選ぶ

給湯器には主に3つのタイプがあり、それぞれ次のような名称で呼ばれています

  1. 屋外据置タイプ
  2. 屋外壁掛けタイプ
  3. PS(パイプシャフト)標準設置タイプ

一戸建てに多いのが、屋外据置タイプ。屋外壁掛けタイプは、一戸建ての屋外またはマンションのベランダに設置されるケースが多いです。

 

マンションでメジャーなPS標準設置タイプは、玄関横のパイプスペースの中に設置されています。

 

基本的に、給湯器の設置場所を変えることはできません。買い替えの際は、既存の給湯器と同じタイプを選ぶ必要があります。

燃料代を考える

給湯器の代表的な燃料は、以下の通りです。

  • ガス
  • 灯油
  • 電気

たいていのご家庭はガス給湯器を使っていますが、寒冷地ではランニングコストの低い灯油給湯器が重宝されています。また、オール電化の住宅では、必然的に電気給湯器が選ばれるでしょう。

 

燃料代は、地域によっても変動します。ご自身のライフスタイルや居住エリアを考慮し、メリットの多い燃料を選ぶようにしてください。

給湯器の買い替えを検討すべき時期

一般的な給湯器の耐用年数は、10年~15年程度です。快適に使い続けるには、寿命を迎える前に交換する必要があります。

 

ただ、設置環境や使い方次第では耐用年数を過ぎていなくても、本体の劣化状況が著しくなるケースも。目安としては、以下のような状況に陥った際の買い替えを推奨します。

  • リモコンのエラー表示が出る
  • お湯の温度が安定しない
  • 給湯器本体の周辺で水漏れしている
  • 給湯器から異音が聞こえる
  • 使用中に異臭を感じる

以降では、各項目の詳細を解説します。

リモコンのエラー表示が出る

給湯器に不具合があると、リモコンに2桁または3桁のエラー表示が出るようになります。エラーの原因や解除方法が分からないときは、給湯器の取扱説明書を確認しましょう。

 

場合によっては、リモコンの交換・修理を依頼する必要があるかもしれません。あわせて自力での対処が難しいときも、業者に点検を依頼するのが無難です。

お湯の温度が安定しない

お湯の温度が安定しなくなる症状は、長年使った給湯器に見られがちです。以下を試しても状況が変化しなければ、経年劣化による不具合の可能性を疑いましょう。

  • ガス栓・給水元栓が半開きになっていないことを確認
  • 複数の場所で同時にお湯を使っていないことを確認

以前に比べてお湯が沸くまで時間を要するようになった際も、給湯器本体が著しく劣化している恐れがあります。

 

たいていの給湯器は、1時間で100Lのお湯を沸かすことが可能です。外気の温度などで多少の差はあるものの、翌日までお湯が沸かない場合には、買い替えや修理を検討した方がよいかもしれません。

給湯器本体の周辺で水漏れしている

給湯器周辺が水で濡れている際は、以下のような箇所から水漏れしている可能性が高いです。

  • 給湯器内部の熱交換器
  • 配管などの接続部分

水漏れの症状は、放置期間の長さに比例して悪化する傾向が見られます。あわせて修理費用が高くなるリスクも高まるため、気付いた時点で早期対処を心掛けてください。

 

給湯器の内部から水漏れしている場合は、目視で原因を特定するのが困難です。困ったら専門業者に依頼し、水漏れの症状が軽度なうちに解消を目指しましょう。

給湯器から異音が聞こえる

お湯を出すタイミングで、「ピー」「ガンッ」などの異音が聞こえたときも要注意です。次のような理由から、給湯器の内部で不完全燃焼が起きている恐れがあります。

  • 給気と排気のバランスが悪い
  • 空気とガスのバランスが崩れている

放置するのは危険なので、早急に買い替えを考えた方がよいでしょう。

使用中に異臭を感じる

ガス管が劣化し、亀裂などからガスが漏れ出るケースもあります。排気口から出る煙によって、目がチカチカする状況にも注意しましょう。

 

黒い煙が出ていれば、不完全燃焼が起きている可能性が高いです。修理・交換を要するケースが多いため、絶対に放置はせず、早い段階で専門業者に相談してください。

 

業者が到着するまで、給湯器の使用を控えることも重要です。

給湯器の買い替え・交換に利用できる補助金

給湯器の買い替え・交換の際には、補助金を利用できます。

 

「給湯省エネ2024事業」では、高効率給湯器の導入支援として、補助金を提供しています。対象となるのは、以下の給湯器です。

  • ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
  • 電気ヒートポンプ・ガス瞬間式 併用型給湯機(ハイブリッド給湯機)
  • 家庭用燃料電池(エネファーム)

上記の機器に対しては、要件を満たせば1台につき8万円~18万円が補助されます。さらに、性能加算額として加算要件を満たしていれば、性能に応じた定額が補助されます。

 

交付申請受付期間は2024年3月29日からで、予算が上限に達し次第終了です。

【どこに頼む?】給湯器の買い替えで利用する業者5つ

水道修理業者

 

給湯器の買い替えにあたって利用する業者は、下記5つから選択可能です。

  1. ガス会社
  2. 給湯器メーカー
  3. 家電量販店・ホームセンター
  4. 給湯器の販売会社
  5. 水道修理業者

それぞれの特徴や、依頼する際のメリット・デメリットなどを紹介します。

技術力が確かな「ガス会社」

給湯器の交換・修理の依頼先には、生活に欠かせないガスを供給するガス会社も含まれます。ガス会社は主に下記2種類に分別でき、その身近さゆえに利用を検討する方が多いです。

  1. 都市ガス会社
  2. プロパンガス会社(LPガス会社)

都市ガス会社の中には、以下のような大手も存在します。

  • 東京ガス
  • 大阪ガス
  • 東邦ガス
  • 西部ガス

依頼先としての安心感が抜群である一方、給湯器本体の割引率に期待できない点は要注意です。取り扱う給湯器メーカーも少なく、限られたラインナップから製品を選択する必要があります。

 

技術力は確かであるものの、高額な出費となる可能性も視野に入れておきましょう。

安心して利用できる「給湯器メーカー」

給湯器の製造を手掛けるメーカーに、交換・修理を依頼することもできます。以下には、代表的なメーカーの名前をまとめました。

  • リンナイ
  • ノーリツ
  • パーパス
  • パロマ

ガス会社同様、知名度が高く安心して利用できるのが特長です。

 

メーカー直々の施工となるため、必要な部品などもすぐに入手可能。素早く確実に、トラブルからの復旧を目指せます。

 

給湯器本体の価格や、工事費用は高めの印象です。安さよりも安心感重視の方に、ぜひおすすめしたい依頼先といえます。

ラインナップが豊富な「給湯器の販売会社」

給湯器の販売や交換・修理を実施する、給湯器の販売会社も依頼先候補の一つです。

 

ガス会社や給湯器メーカーと比べた場合、取り扱う製品のラインナップの豊富さがポイント。市場規模が大きいために、次のような特典を用意し、顧客を得ようとする会社も多く見受けられます。

  • 本体価格が定価の8割引き
  • 無償でアフターフォローを実施

給湯器をなるべく安く買い替えたければ、割引率の高さに着目して依頼先を選ぶとよいでしょう。

お得に依頼しやすい「家電量販店・ホームセンター」

ヤマダ電機やカインズホームなどの大手家電量販店・ホームセンターでも、給湯器の交換工事に対応しています。リフォーム事業を手掛けていれば、水回り周辺の改修工事を同時に任せられるのがメリットです。

 

省エネに繋がるリフォームであれば、補助金制度の対象になる可能性もあります。具体的な補助内容や、申請方法は各自治体のHPにてご確認ください。

 

家電量販店・ホームセンターによっては、独自のポイント制度を用意しているかもしれません。上手に活用し、よりお得に依頼しましょう。

サービスが充実している「水道修理業者」

水道修理業者でも、給湯器の買い替えができます。水道修理だけでなく、給湯器の取付や修理、交換にも対応しており、業者によって、さまざまな充実したサービスを提供しています。

  • アフターサービスが充実している
  • 多機種を取り扱っている
  • 水回りのプロ
  • 給湯器の設置・交換・修理実績が豊富

このように、水道修理業者にはたくさんのメリットがあります。

 

クリーンライフでも給湯器の設置に対応していますので、買い替えをお考えの際はご検討ください。

給湯器の買い替えで利用する業者の選び方

給湯器の交換・修理には、水回りの高度な知識が不可欠です。

 

触れる箇所によっては、有資格者でないと対応できないケースも存在します。以下のような事故を防ぐためにも、自分で対応せずに専門業者を利用するよう心掛けましょう。

  • 水漏れ
  • ガス漏れ
  • 漏電

本項では、給湯器の買い替えで利用する業者の選び方を解説します。

対応が素早い

まずは、対応の素早さを確認しましょう。問い合わせ時のスタッフの受け答えの良さはもちろん、HPで「トラブルの即日解消」を謳っている業者がおすすめです。

 

給湯器は、日常生活に欠かせない設備。だからこそ、できるだけ早く復旧を目指せる業者を選ぶようにしてください。

実績豊富で接客が丁寧である

水道修理業者の施工実績数は、技術力の高さに比例する傾向があります。実績が豊富なほど、さまざまな異常に対して的確な施工を実施してもらえるケースが多いです。

 

具体的な施工内容や業者ごとの評価が気になる際は、以下もご確認ください。

  • 公式サイトの施工実例
  • 利用者による口コミ・評判

口コミは写真や直筆コメント入りなど、より信憑性の高い情報を参考にすることを推奨します。

 

加えて、スタッフの接客態度も要チェックです。大切な給湯器を任せるからこそ、利用者の立場に立って丁寧なサービスを提供してくれる業者を選びましょう。

有資格者が在籍している

給湯器本体の交換は、有資格者でないと対応できません。給水装置工事主任技術者やガス設備士など、各施工に必要な資格の保持者が在籍する業者を選びましょう。

 

悪質な業者の中には、無資格にもかかわらず交換作業を手掛けているところもあるので、要注意です。

保証・アフターサービスが充実している

工事費用が安いからといい、安易に依頼先を決めるのは危険です。必ず保証・アフターサービスの有無や内容を確認し、施工後もきちんとサポートしてくれる業者を利用してください。

 

一般的な給湯器は1年間のメーカー保証、BL(ベターリビング)認定品は2年間の保証付き。さらに、業者独自のアフターサービスも備わっていれば、より安心でしょう。

 

保証・アフターサービスが整っていない業者は、万が一支払い後に不備やトラブルが見つかっても対応してくれません。悪徳業者に依頼してしまった場合、わざと雑な作業を実施される恐れもあるので気を付けましょう。

給湯器の買い替えで業者選びに困ったときは

給湯器を快適に使い続けるには、適切なタイミングでの買い替えが必要です。交換作業には高度な技術を要するため、必ず専門業者を利用しましょう。

 

依頼先を決めかねている方は、『クリーンライフ』にお任せください。24時間年中無休で、給湯器の交換・修理のご依頼を受け付け中です。無料見積もりから、お気軽にご利用いただけます。

 

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2024.10.20
2024.10.30

給湯器のお湯が出ないときの対処法を、原因別に分かりやすく解説します。

 

「お湯だけ出ないのか」「お湯も水も出ないのか」「蛇口の一部でお湯が出ないのか」によって、原因は異なります。原因がわかると、簡単にトラブルが解消できることもあるので、原因を突き止めましょう。

 

しかし、原因によっては、給湯器の修理を業者に任せる必要があります。修理料金の相場もお伝えしますので、参考にしてみてください。

 

給湯器のお湯が出ないときにまず確認すべきこと

どの蛇口からお湯が出ないのか、水は出るのか確認しましょう。症状によって、原因が想定できます。

症状 原因
お湯も水も出ない 断水
止水栓・元栓が閉まっている
凍結
一部の蛇口でお湯が出ない 蛇口の不具合
すべての蛇口でお湯が出ない 水抜き栓のつまり
リモコンの不具合
給湯器の経年劣化による不具合

原因によっては、簡単に解決する場合があります。

 

給湯器からお湯が出ないのに水は出るケースについては、以下の記事で詳しく触れています。蛇口から水は出ているなら、参考にしてみてください。

給湯器のお湯が出ないときの原因・対処法

給湯器の修理

給湯器からお湯が出ない原因ごとに、対処法をご紹介します。原因は以下の7つです。

  • 断水している
  • 水道の元栓・止水栓が閉まっている
  • 凍結している
  • 水抜き栓フィルターが詰まっている
  • 蛇口のバルブカートリッジが故障している
  • 給湯器のリモコンに不具合が生じている
  • 経年劣化により給湯器が故障している

順に説明していきます。

断水している

お湯だけではなく、水も出ないのか蛇口をひねってみてください。水も出ない場合は、断水しているのかもしれません。水道局からのお知らせをうっかり見落としてしまった可能性があります。

 

水道局の公式サイトやご近所の人に、断水していないか確認しましょう。工事などで断水しているのなら、待つしかありません。

水道の元栓・止水栓が閉まっている

水道の元栓の閉め方・開け方

まず、水道の元栓が閉まっていないか確認しましょう。点検や蛇口交換、掃除などで元栓を閉めたまま、忘れているのかもしれません。

 

元栓は水道メーターの横にあります。反時計回りに回せば、開きます。元栓の場所や開け方の詳細は、次の記事内で確認してください。

元栓が開いていたら、もしかしたら給湯器の止水栓が閉まっているのかもしれません。給湯器の止水栓は、給湯器本体の下に設置されていることがほとんどです。

 

しかし、給湯器の止水栓はメーカーによっても異なるので、どこにあるのかわからないときは、給湯器の取扱説明書を確認してください。

 

止水栓の開け方や、回らない場合の対処法は以下の記事を参考にしてみてください。

給水元栓が閉まっているケースも

ガス給湯器の場合は、給湯器の内部で水を温める仕組みです。給湯器の内部に「給水バルブ」とも呼ばれる給水元栓が閉まっているとお湯が出ません。

 

給水元栓は、給湯器本体に接続している給水管の根元近くにあるので、完全に開いているか確認してください。

凍結している

急に寒くなってお湯が出ないトラブルが起きたら、給湯配管が凍結しているのかもしれません。給湯配管が凍結している場合、自然解凍を待つのが一番安全でリスクの少ない方法です。

 

しかし、以下のような場合は、給湯配管にタオルを巻いて40度程度のぬるま湯をかけて解凍します。

  • すぐにお湯を使いたい
  • 日中の気温が上がりそうにない

すぐに解凍したいからと、熱湯を使わないでください。配管にダメージを与えてしまいます。

 

以下のページで給湯器が凍結した場合の対処法を紹介しているので、参考にしてください。

給湯器の凍結を防止する方法は、以下にまとめています。凍結しそうな場合にぜひご覧ください。

水抜き栓フィルターが詰まっている

給湯器の水抜き栓には先端にフィルターがついており、定期的に掃除をしないと詰まってしまいます。

 

フィルターがゴミで詰まるとお湯が出にくくなり、そのまま放置すると、お湯が完全に出なくなることもあります。

 

フィルターが詰まっている場合は、歯ブラシなどでこすり、水洗いをしましょう。水抜き栓は給湯器のすぐ下の給水接続口に設置されており、簡単に取り外せます。

 

水抜き栓は、凍結防止で水抜きしたいときに重要な箇所です。以下の記事で、水抜きの方法に触れています。

蛇口のバルブカートリッジが故障している

水は出るのにお湯が出ないときは、バルブカートリッジが故障している可能性があります。

 

バルブカートリッジは蛇口のレバーを外した中にあり、混合水栓から出る水の量・温度を調節する役割があります。

 

給湯器本体や給湯配管に異常がなければ、バルブカートリッジの不具合によってお湯が出なくなっているケースがほとんどです。以下の手順を参考に、新しいバルブカートリッジと交換してください。

 

【バルブカートリッジの交換手順】

  1. 止水栓を閉めて、蛇口のレバーを引き抜く
  2. カートリッジの押さえを反時計回りに回す
  3. マイナスドライバーでカートリッジを取り外す
  4. 新しいカートリッジを、取り出した部品と逆の手順ではめていく
  5. レバーを差し込み、止水栓を開ける

バルブカートリッジ周辺には部品が多く、元に戻すのに手こずる可能性があります。作業に自信がない場合は、業者に依頼することをおすすめします。

給湯器のリモコンに不具合が生じている

以下のようなリモコンの不具合で、お湯が出なくなることがあります。

  • リモコンのスイッチ・電池が切れている
  • 温度設定が低くなっている

リモコンを確認して、スイッチが切れていたら入れてください。

 

温度設定が低くなっていれば、利用したい温度に設定し、お湯が出るか確認しましょう。

電源プラグ・ブレーカーも確認

電源プラグがコンセントから抜けていないか、ブレーカーが降りていないかも確認してください。電気が流れていないと、ガス給湯器も作動しません。

安全装置が作動して電源がつかない場合も

安全装置が作動したことにより、ガスが給湯器に来ていないケースもあります。以下のような原因で、安全装置が作動します。

  • 地震
  • ガスの消し忘れ
  • ガス漏れ
  • ガスの圧力が低下

給湯器のお湯が出ないときは、ガスの安全装置も確認してみましょう。なお、安全装置によりガスが遮断されていると、ガスコンロも使えないはずです。

経年劣化により給湯器が故障している

電源や水道の元栓などを確認しても問題が見つからない場合は、経年劣化による給湯器の故障が考えられます。

  • 給湯器から黒い煙が出る
  • ガス臭い
  • お湯が出ない・お湯がぬるい
  • 給湯器本体からの水漏れ
  • お湯の温度が安定しない
  • 給湯器から異音が聞こえる
  • エラーコードが頻繁に表示される

以上のようなトラブルが起きたら、給湯器の寿命かもしれません。給湯器の耐用年数は10年〜15年です。しかし、環境や使い方でもっと短くなる可能性があります。

 

給湯器の寿命の見分け方は、以下の記事でわかりやすく説明しているので、参考にしてください。

給湯器の主なエラーコード

給湯器に不具合が生じると、リモコンにエラーコードが表示されます。

 

以下は、リンナイの給湯器の主なエラーコードと対処法です。

19・190・191 運転スイッチを切り、再び入れ直す
610 運転スイッチを切り、再び入れ直す
930 中和器の交換をする
110 給湯栓を閉め、ガスが来ているか確認する
920 中和器の交換をする

 

ノーリツの給湯器を使っている方は、下記を参考にしてください。

11 給湯器以外のガス機器が使用できるか、ガスの供給を確認する
012 運転スイッチを切り、再び入れ直す
901 業者への修理・点検の依頼が必要

エラーコードを確認し、適切に対処しましょう。

 

給湯器の故障の原因については、以下のページでより詳しくまとめています。対処法を症状別にわかりやすく解説していますので、給湯器の不具合でお困りの方は、参考にしてみてください。

給湯器のお湯が出ないときの修理料金の相場

料金相場

お湯が出ない給湯器の修理料金は、場所や原因などによって変わってきます。各業者の基本料金・作業料金にも左右されるので、依頼の前に相場を押さえておくことが大切です。

 

【基本料金の相場】

見積もり料金 0円~
キャンセル料 0円~3,000円
基本料金 3,000円~5,000円
出張料金 0円~4,000円
早朝・夜間の割増料金 0円~5,000円

【作業料金の相場】

パッキン交換が必要な場合 5,000円~6,000円程度
パッキン以外の部品交換が必要な場合 7,000円~2万円程度
給湯器本体の交換が必要な場合 撤去費用約1万円+本体代(10万円~30万円)

給湯器本体の交換が必要な場合、費用総額は本体代に左右されます。必要な機能を考慮して、予算に合った製品を選びましょう。

 

給湯器の交換費用の詳細は、以下の記事で確認できます。業者の選び方や相場をまとめていますので、修理を依頼する前にご確認ください。

給湯器の修理の依頼先

給湯器のお湯が出ないトラブルを自力で解消できなければ、下記のいずれかに修理・交換を依頼する必要があります。

  • ガス会社
  • 給湯器メーカー
  • 給湯器の販売業者
  • 水道修理業者

依頼先によって、特徴や強みが異なります。それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、症状と状況にあわせた依頼先を選ぶとよいでしょう。

 

給湯器の修理の依頼先については、以下の記事で徹底比較しています。依頼先ごとの特徴やメリット・デメリット、費用の相場などを解説していますので、依頼先選びにお役立てください。

給湯器の修理を安く済ませる方法

給湯器の修理・交換にかかる出費をなるべく抑えたい場合は、下記3つのコツを意識して依頼先を選びましょう。

  1. キャンペーンを利用する
  2. 修理はなるべく早く依頼する
  3. 割増料金や出張費を避ける

トラブルが軽度なうちに修理を依頼すれば、修理料金は安く済みます。

 

簡単に料金を安くできるのは、キャンペーンを利用する方法です。業者のホームページで、キャンペーンの実施状況・内容を確認しておきましょう。

 

なお、私たち『クリーンライフ』でも、下記のキャンペーンを実施中です。

  • WEBからの依頼で3,000円割引(※修理料金の総額が1万円以上の場合)
  • 2回目以降の利用者は作業料金から10%割引

給湯器の修理・交換にもキャンペーンをご利用いただけますので、気軽にご相談ください。

 

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給湯器のお湯が出ないためにお困りなら

水道修理業者に相談する様子

給湯器のお湯が出ない7つの原因と、それぞれへの対処法をご紹介しました。

 

お湯が出なくなる原因は、さまざまなケースが考えられます。中には自力で対処できるケースもありますが、不安を感じる方は早期にプロの力を借りるのがおすすめです。

 

給湯器の修理・交換の依頼先に悩むことがあれば、ぜひ我々『クリーンライフ』までお気軽にご相談ください。24時間365日対応し、出張見積もりもキャンセル料も無料です。

 

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2024.10.20
2024.10.30

「お湯が出ない」「異音がする」「水漏れが起きている」など給湯器が故障すると、快適な生活は送れません。

 

本記事では給湯器が故障する原因や、症状別の対処法を詳しく解説します。賃貸住宅で給湯器が故障した場合にはどのように対処するのか、修理費用はどれくらいかについても紹介します。

 

給湯器の故障で悩まず、快適なお風呂やお湯を使用するために、ぜひ最後までお読みください。

給湯器が故障する原因

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給湯器の故障は、快適な生活に大きな影響を与える可能性があります。しかし、故障の原因を素早く見つけることで、早期に対処が可能です。

 

そこでここでは、給湯器が故障する原因について解説します。ストレスのない生活を送るためにも、どのような原因が考えられるのかを早期に発見しましょう。

給湯器の寿命

給湯器の寿命は、給湯器の種類やメーカーによって異なりますが、一般的には10年から15年程度です。給湯器が寿命に近づくと、部品の劣化や老朽化が進み、故障しやすくなります。

 

特に給湯器は、水の流れる圧力や温度変化などの影響を受けやすいため、適切なメンテナンスを行わなければ寿命が短くなります。定期的な点検やメンテナンスを行い、長く使用できるようにしましょう。

給湯器の燃焼不良や点火トラブル

給湯器の燃焼不良や点火トラブルとは、以下を指します。

  • 給湯器が正常に燃焼を行えない
  • 給湯器で点火ができない

燃料の供給や点火装置の問題が原因である場合が多く、給湯器が正常に温水を供給できなくなります。

 

点火がうまくいかない場合は、点火装置やガスバルブなどの部品の異常が主な原因です。また、不適切な取り付け、メンテナンスの不備によっても引き起こされます。

 

定期的な点検や清掃を行い、燃焼や点火に関連する部品の状態を確認しましょう。

給湯器の水圧

給湯器の水圧は、給湯器の正常な動作に重要な要素です。水圧が低い場合や急激な変動がある場合、給湯器の故障の原因となります。

 

低い水圧では給湯が十分に行われず、快適な温水供給ができません。また、急激な水圧の変動は給湯器の部品に負担をかけ、故障のリスクを高めます。

 

一方で、水の流れが速すぎる場合は、熱交換器がダメージを受けることがあります。定期的に水圧をチェックし、パイプの異常などの兆候があれば早めに対処しましょう。

給湯器のメンテナンスが不十分

給湯器のメンテナンスが不十分な場合、故障のリスクが高まります。定期的なメンテナンスは、給湯器の正常な動作を保つために重要です。

 

メンテナンス不足によって、給湯器内部の汚れや堆積物が蓄積し、燃焼や水の流れを妨げることがあります。また、部品の摩耗や劣化も進行しやすくなります

 

定期的な清掃や点検、フィルターの交換などのメンテナンス作業をこまめに実施し、給湯器の状態を良好に保ちましょう。排気システムの不具合や不適切な取り付けは、給湯器の故障や火災の原因にもなり得ます。

給湯器の電気系統の不具合

給湯器の電気系統の不具合も、故障の原因となります。電気系統に異常があると、給湯器の電源供給や制御が正常に行われません。

 

例えば、以下が起きます。

  • 配線の断線
  • コネクタの接触不良
  • 電子回路の故障

電気系統の不具合によって、給湯器の機能が制限されたり、動作が停止したりします。

 

定期的に電気系統の点検を行い、異常な電源供給や表示の変化には注意してください。必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。

給湯器が故障したときの対処法

給湯器

給湯器の故障は突然起こる場合があり、対処方法が分からない方は多いでしょう。

 

ここでは、給湯器が故障したときの具体的な対処法をわかりやすく解説します。故障に直面した際は、冷静になって適切な対応をしてください。

お湯が出ない場合

給湯器でお湯が出ない場合、以下の対処法を試してみましょう。

  1. 給湯器の電源やガスの供給が正常か確認
  2. ガスバルブが閉まっていないか、電源プラグがしっかり差し込まれているか確認
  3. シャワーヘッドや給湯器の水栓が詰まっている可能性があるので、清掃
  4. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

少しでも水量に変化が現れたら、すぐに確認するようにしてください。

ぬるま湯しか出ない場合

給湯器でぬるま湯しか出ないときは、以下を試してみてください。

  1. 温度設定を確認し、適切な温度に設定されているか確認
  2. 給湯器の温度調整ダイヤルやボタンを調整
  3. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

ぬるま湯しか出ないまま長期間放置していると、症状が悪化する可能性があります。そのため、異変に気づいたら、なるべく早く業者に相談することがおすすめです。

異音がする場合

給湯器で異音がする場合は、次の対処法を行ってみてください。

  1. 異音が発生する原因を特定
  2. 配管からの異音であれば、緩んでいるネジや部品の不良などを確認し、必要に応じて修理
  3. 給湯器の内部から異音がする場合や原因が分からない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

無理に自分で解決しようとせず、原因が分からない場合は、早めに業者に相談しましょう。

異臭がする場合

給湯器で異臭がするのであれば、以下の対処法を試してみましょう。

  1. 異臭の原因を特定
  2. ガス漏れの疑いがある場合は、速やかにガス元栓を閉めて換気
  3. 異物のつまりや汚れが原因であれば、給湯器の清掃やフィルターの交換
  4. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

ガス漏れの場合は、重大な問題になりかねませんので、原因が分からない場合は速やかに業者に相談してください。

水漏れが起きている場合

給湯器で水漏れが起きている場合、以下の対処法を実施してみてください。

  1. 水漏れの原因や場所を特定
  2. 配管からの水漏れであれば、緩んでいるネジやパッキンの劣化などを確認し、必要に応じて修理
  3. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

給湯器本体や配管など、水漏れの原因にはさまざまな場所が考えられます。原因を特定できないときは、なるべく早く相談しましょう。

エラーコードが出ている場合

給湯器でエラーコードが表示されているときは、以下を試してみましょう。

  1. エラーコードの意味や原因を調べる
  2. エラーコードに対応する対処法やリセット方法を試す
  3. エラーコードが解消されない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

取扱説明書やメーカーの公式サイトなどで、エラーコードを確認できます。

賃貸住宅で給湯器が故障したときの対応

給湯器の修理

賃貸住宅で給湯器が故障すると、修理や交換に関する手続きや費用の負担先など、分からない点も多いでしょう。

 

ここでは、賃貸住宅で給湯器が故障したときの適切な対処法を解説します。正しい手続きを行い、トラブルをスムーズに解決しましょう。

管理会社への連絡

賃貸住宅で給湯器が故障した場合、まずは管理会社に連絡しましょう。管理会社は住んでいる部屋や、建物全体の管理をしてくれています。給湯器の故障を早く報告することで、修理や対応を早く行ってもらえます。

 

連絡するときには、故障の内容や状況を正確に伝えてください。また、大家さんにも相談してみると安心です。

修理手続き

賃貸住宅の給湯器の故障で修理が必要な場合、管理会社が修理手続きを行ってくれます。

 

修理には時間がかかるケースもありますが、管理会社や大家さんが進捗状況を確認してくれます。修理が完了し、再びお湯を使えるようになるまで待ちましょう。

給湯器が故障した際の修理費用

費用・料金

故障した給湯器の種類や修理内容によって、修理費用は異なります。どの程度の費用が必要なのか、把握しておくことが重要です。

 

ここでは、給湯器が故障したときの修理費用について詳しく解説します。修理費用の見積もりや節約のポイントについて理解し、負担を最小限に抑えましょう。

修理費用の相場

給湯器の故障が起きたとき、修理費用は故障の内容や修理業者によって異なります。一般的な給湯器の修理費用の相場は、3万〜10万円程度です。

 

ただし、具体的な金額は修理業者によって違うため、必ず見積もりをもらって確認することが大切です。

給湯器の修理料金を確認するときの注意点

給湯器の修理費用は、業者や状況によって異なります。しっかりと料金を確認して、納得した上で修理を依頼しましょう。給湯器の修理料金を確認するときには、以下の点に注意してください。

複数業者へ見積もりの依頼

修理業者によって、料金やサービス内容が異なります。見積もりで判断できることは、次のような項目が挙げられます。

  • 適正な修理費用であるか
  • スタッフの対応がきちんとしているか
  • どのような修理内容か
  • 追加料金が必要なのか

複数の業者に見積もりの依頼をして、それぞれの修理費用や内容を比べてみましょう。比較することで、より信頼できる業者を選べるでしょう。

余分な料金がないか確かめる

修理業者のなかには、修理費用以外に料金が発生する業者もあります。注意したいのは、以下の料金です。

  • 出張費
  • 夜間・早朝、休日の割増料金
  • 見積もり料金

修理料金を確認するときには、余分な料金がないか確かめましょう。明確な料金を提示してくれる業者を選ぶと安心です。

キャンペーンの有無を確かめる

修理業者では、定期的にキャンペーンを実施していることがあります。キャンペーンを利用すると、割引や特典が受けられます。

 

給湯器の故障修理を依頼するときには、キャンペーンの有無も確かめてみましょう。お得なキャンペーンを活用することで、費用を抑えられます。

 

なお、私たちクリーンライフでは、以下のキャンペーンを実施しています。

  • WEB割引で3,000円値引き(※10,000円以上で利用可能)
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少しでも家計の負担を減らすために、ぜひ活用してみてください。

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給湯器の故障を防ぐ方法

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給湯器の故障は生活に大きな影響を与えるだけでなく、高額な修理費用がかかる可能性もあります。そのため、故障を未然に防ぐための対策を知っておくことが重要です。

 

ここでは、給湯器の故障を防ぐための具体的な方法を解説します。予防策を講じて、給湯器を長く安定的に使用しましょう。

定期的にメンテナンスを行う

給湯器の故障を防ぐためには、定期的なメンテナンスが大切です。メンテナンスは専門の業者に依頼することが一般的です。

 

業者は給湯器の内部を点検し、汚れや異物を取り除きます。また、部品の劣化や摩耗がないかも確認します。

 

定期的なメンテナンスによって給湯器の状態を良好に保ち、故障のリスクを低くできるでしょう。

適切な設定温度にする

給湯器の設定温度は、お湯を使う際の快適さとエネルギーの効率を考えて適切に設定しましょう。高すぎる設定温度は、故障の原因になることがあります。

 

また、お湯を出す場所によって設定温度を調整することも重要です。例えば、お風呂のお湯はやや高めに設定し、洗面台やキッチンのお湯は適度に低めに設定すると良いでしょう。

 

適切な設定温度を守ることで給湯器の負担を減らし、故障のリスクを軽減できます。

適切な水圧を保つ

給湯器の正常な動作には、適切な水圧が欠かせません。水圧が低すぎると給湯器が正常に作動しないことがありますし、逆に高すぎると故障の原因になることもあります。

 

適切な水圧を保つためには、定期的に水圧を確認しましょう。もし水圧が低い場合は、給湯器に水を補給する必要があります。

 

また、水圧が高いときは給湯器の調整弁などを使って、適切な水圧に調整しなければなりません。適切な水圧を保つことで、給湯器の故障リスクを減らせます。

給湯器が故障するときの前兆

給湯器が故障する前には、何らかの前兆や異常なサインが現れることがあります。これらのサインに気づけば、早期に対処することが可能です。

 

ここでは、給湯器が故障するときに現れる、一般的な前兆について解説します。異常な現象に気づいたら、すぐに対策を取りましょう。

お湯の出が悪くなる

給湯器が故障する前兆の一つとして、お湯の出が悪くなることがあります。例えば、お風呂に入るときにいつもより水量が少ない場合は、給湯器の中に問題が生じているサインです。

 

もしお湯の出が悪くなったら、すぐに業者に確認を依頼しましょう。専門の業者に連絡し、給湯器の点検や修理をしてもらう必要があります。

異音や振動の発生

給湯器が故障すると、異音や振動が発生することがあります。例えば、給湯器からカタカタという音が聞こえる、給湯器がガタガタと揺れるなどです。

 

異音や振動は、給湯器の中に何かしらの問題が起きている合図です。もし異音や振動を感じたら、業者に給湯器を点検してもらったり、修理を依頼したりしてください。

エラーコードの表示

給湯器が故障すると、液晶ディスプレイにエラーコードが表示されることがあります。エラーコードは数字やアルファベットの組み合わせで表示され、給湯器の中に何らかの問題があることを示しています。

 

エラーコードが表示されたら、取扱説明書を確かめたり、メーカーのサポートに問い合わせたりし、適切な対処法や修理方法を確認する必要があります。

 

エラーコードは給湯器が自己診断を行ってくれる機能なので、しっかりと対処して早めに問題を解決しましょう。

給湯器の故障でお困りなら

給湯器が故障して修理が必要なときは、原因を特定し、業者への相談と修理依頼を行いましょう。専門知識と高い技術力で、適切な対処が可能です。

 

また、予防策と定期的なメンテナンスを行えば、故障のリスクを軽減できます。

 

給湯器の故障でお悩みの際は、私たちクリーンライフへお気軽にご相談ください。24時間365日対応し、最短30分で駆けつけます。

 

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2024.10.20
2024.10.30

給湯器は使用頻度が高く、故障することは少なくありません。 給湯器のトラブルは水漏れや異音など、さまざまな症状があらわれます。

 

そこで本記事では、給湯器の修理が必要なケースや、修理の依頼先について解説します。 点検や清掃、適切な使用方法など、給湯器のトラブルを未然に防ぐ方法もお伝えします。

 

故障のリスクを軽減するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

給湯器の修理はどこに依頼するのか

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給湯器の修理は、専門業者に依頼することが望ましいです。ホームセンターや電器店などで購入した場合は、購入店に修理を依頼することも可能です。

 

修理に特化した業者に依頼すれば、より専門的かつ迅速な修理が期待できるでしょう。しかし、給湯器の修理をどこに頼むのか知らない人が多いのが現状です。

 

そこでここでは、それぞれの専門業者の特徴について解説します。

技術に長けている「給湯器専門業者」

給湯器専門業者とは、給湯器の修理や交換、取り付けなどに特化した業者です。給湯器の修理技術に長けていることが多く、迅速に対応してくれる点がメリットです。

 

また、さまざまなメーカーの給湯器に対応しており、一般的な修理だけでなく給湯器の交換やリフォームなども対応していることがあります。

 

ただし、業者によって、技術力や対応範囲が異なるのがデメリットです。また、業者によっては高額な修理費用を請求することがあるため、見積もりや料金表をしっかり確認しましょう。適切でない修理を行う業者も存在するため、信頼性のある業者を選ぶことも大切です。

部品の多くを保有する「給湯器メーカー」

給湯器メーカーとは、給湯器を製造・販売している企業です。

 

メーカー直営店のメリットは、パーツ交換や修理に必要な部品を持っているため、修理する時間が短縮される場合があることです。保証期間内であれば、無償修理が可能です。

 

ただし、メーカーによっては修理専門の部署がなく、修理ができない点はデメリットです。また、保証期間が過ぎた場合や、保証に適用されないトラブルの場合は有料での修理となるメーカーがほとんどです。

すぐに連絡先が分かる「ガス会社」

ガス会社とは、都市ガスやLPガスなどの燃料を供給する企業です。給湯器の修理を頼む場合、一般的に修理業務を委託している業者に修理を依頼します。

 

一部のガス会社では、修理を請け負っていることもあります。しかし、専門業者やメーカーに比べて修理範囲が限定されることがあるため、修理前に確認が必要です。ガス会社に依頼するメリットは、請求書や検針票などですぐに連絡先が分かる点です。

 

ただし、給湯器の修理技術に特化していない点はデメリットです。ガス会社が修理を請け負うため、中には対応できない修理もあります。

対応スピードが早い「水道修理業者」

水道修理業者は、水道修理や水回りのリフォームを中心に行っている業者です。サービスの一つとして、給湯器の修理・交換にも対応しています。

 

水道修理業者に依頼するメリットは、対応スピードが早い点です。業者によっては当日対応・当日施工も可能です。価格も比較的安く、修理・交換の料金を安く抑えられます。

 

ただし、すべての水道修理業者が給湯器の修理・交換に対応しているわけではありません。どこにでも頼めるわけではないのが、水道修理業者に依頼するデメリットです。

 

水道修理業者のクリーンライフでは、給湯器の修理・交換に対応しています。見積もりをご希望の方は、ぜひご相談ください。

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給湯器を修理する・交換するケースを比較

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給湯器にトラブルが生じた場合、修理するのか交換するのかは悩ましい問題です。修理すれば費用を節約できる一方、交換すれば長期的には効果的な選択となることもあります。

 

一般的に給湯器の修理は、交換よりも費用が安いとされています。そのため、修理を選択する場合が多いでしょう。

 

ただし、修理が何度も必要となる場合、給湯器自体の寿命が限界を迎えている場合には、交換が必要です。よって、給湯器を修理するのか交換するのかは、状況によって異なります。

 

どちらの選択がよいのか、それぞれについて詳しく解説します。

給湯器を修理するケース

給湯器が故障した際、修理が可能な場合があります。故障の原因はさまざまですが、中でもよくあるのは、配管のつまりや水漏れ、点火不良、弁の故障です。

 

故障箇所によって費用は異なりますが、修理すると交換する場合に比べて安価で済むことが多いです。また、修理後は元の状態に戻るため、水圧や水温の安定性などが改善されます。

 

ただし、修理箇所によっては部品の取り寄せに時間がかかり、その間はお湯が使えなくなる可能性があるため、注意が必要です。

給湯器が水漏れしている

給湯器が水漏れを起こすと、給湯器内部の部品や機器に損傷を与え、場合によっては火災の原因になります。そのため、トラブルが深刻化する前に修理を行うことが必要です。

 

水漏れが発生した場合は、すぐに給湯器の電源を切り、水栓を閉めて水漏れを止めましょう。

 

また、すぐに給湯器の専門業者に連絡し、修理を依頼することが重要です。修理の知識や技術を持たない素人が修理を試みることは危険で、修理が中途半端な状態で終わる可能性もあります。専門業者に相談しましょう。

給湯器が異音を発している

給湯器が異音を発している場合は、原因を特定して修理する必要があります。異音を放置するとトラブルが深刻化し、最悪の場合には給湯器が故障してしまいます。

 

異音の原因は、以下のようにさまざまです。

  • 部品の摩耗や劣化
  • 異物のつまり
  • 水の圧力不足

給湯器で異音が発生した場合は、異音がする部分を特定しましょう。異音かどうか判断できない場合は、専門業者に相談してみてください。

給湯器の水温が安定しない

水温が安定しない原因は、給湯器内部の部品の故障や、水流量の不足です。また、給湯器のセンサーが不具合を起こしている可能性もあります。

 

ただし、以下のような原因も考えられるので、一概に給湯器が原因とは言い切れません。

  • ガス栓や給水元栓が全開されてない
  • 複数の場所で同時に使用している
  • 混合栓の故障
  • ガスメーターの故障

さまざまな原因が考えられるため、給湯器が故障しているかどうかすぐに判断するのは難しいです。そのため、なるべく早く専門業者に相談することをおすすめします。

給湯器が点火しない

給湯器が点火しないときも、修理が必要な場合があります。給湯器が点火しない原因は、以下が考えられます。

  • 点火装置や電気系統の故障
  • ガス漏れ

ガス漏れは非常に危険であり、絶対に素人が修理することは避けてください。点火しない場合はすぐにガスメーターを切り、専門業者に修理を依頼しましょう。

給湯器を交換するケース

給湯器が故障して修理ができない場合や、長期間使用して劣化が進んでいる場合は、交換することをおすすめします。給湯器の寿命は、メーカーやタイプによって異なりますが、一般的に10年〜15年程度です。

 

交換する場合、新しい給湯器の購入費用や取り付け費用が発生します。しかし、新しい給湯器はエコ性能が高くなっているため、古いものに比べて省エネ効果が高く、光熱費の削減にもつながります。

 

また、新しい給湯器は安全性が高く、保証期間が長い場合が多いので、長期的に見てコストパフォーマンスが高いです。ただし、給湯器の交換は、費用も取り替え作業の時間もかかります。

給湯器を8年以上使っている

給湯器の故障の理由の一つが、経年劣化によるものです。給湯器を8年以上使っているのであれば、そろそろ寿命かもしれません。給湯器の寿命は10年といわれているため、このタイミングで修理をしても、故障を繰り返す可能性があります。

 

修理を繰り返したあげく症状が改善せず、最終的に交換になることも。修理箇所が多い場合には、施工業者から交換をすすめられることもあります。

交換する方がランニングコストが安い

給湯器の交換と聞いて悩むのは、費用が高いことです。しかし、給湯器は常に性能のアップデートを繰り返しており、新しい給湯器は燃費が良いためランニングコストを抑えられます。

 

現在故障している給湯器を修理して使い続けるのと、高性能な給湯器を設置するのとでは、現在のランニングコストよりも安い可能性があります。

 

買い替えると新品になり、各メーカーの保証や工事保証が新たにつくため、修理を繰り返すよりもトータルコストも抑えられるでしょう。

給湯器の修理方法

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給湯器の修理方法は、故障の原因によって対処方法が異なります。

  • 自分で修理する
  • 専門業者に修理を依頼する

上記のケースに分けて、それぞれ解説します。

自分で修理する

給湯器の修理について、一般的には専門的な知識や技能が必要とされるため、自分で修理を行うことは推奨されていません。しかし、下記のような簡単なトラブルは、自分で修理が可能な場合があります。

  • 給湯器が故障していない場合
  • 電源やガスの供給が正常である場合
  • 排気口や燃焼器の汚れ、配管のつまりが原因の場合

修理を行う前に必ず給湯器の取扱説明書や専門書を参考にして、必要な材料や工具を揃え、必要な安全対策を講じて作業を行うことが重要です。

 

給湯器はガスや電気を使っているため、一歩間違えると火災やガス漏れなどの重大な事故につながる恐れがあります。そのため、給湯器を自分で修理するには十分な知識と経験が必要です。

 

自分で判断できない場合や危険を伴う場合には、必ず専門業者に修理を依頼しましょう。

専門業者に修理を依頼する

それぞれの専門業者に修理を依頼する場合について、詳しく解説します。

給湯器専門業者

給湯器専門業者は修理を依頼された情報を元に、修理に必要な部品や工具を持参します。現地で修理作業を行い、迅速な対応が可能です。

 

ただし、業者によって技術力が異なり、信頼できる業者かどうか判断しなければなりません。事前に口コミや評判を調べ、信頼できる業者を選びましょう。

給湯器メーカー

給湯器メーカーの多くは、自社製品に関する修理を得意としています。保証期間内の場合は、無償修理が可能です。逆に、保証期間外の場合は、修理費用がかかるため、修理前に必ず見積もりを依頼しましょう。

 

また、メーカーによって修理業者が異なるため、修理業者についても確認しておくことが望ましいです。

 

給湯器メーカーは修理だけでなく、点検や清掃のサービスも提供しています。定期的な点検や清掃は、故障の予防や長期間の安全な使用につながります。保証期間内であっても、点検してもらうことがおすすめです。

ガス会社

ガス会社に修理を依頼した場合、修理に必要な情報を聞き取り、修理担当者を派遣します。ガス会社が修理を行える範囲が限定されている場合があり、修理内容によっては他の業者に依頼する必要があります。

 

そのため、修理業務に慣れた専門業者やメーカーに比べ、修理技術や対応力が不足する可能性が高いです。さらに、多くのガス会社は修理業務を委託しているため、急いで修理をしたい場合は他の業者に依頼した方が良いでしょう。

水道修理業者

水道修理業者にも、給湯器の修理を依頼できます。水回りのプロである水道修理業者なら、給湯器の水漏れ修理や点検もスムーズです。スタッフの中には、給湯器の修理・工事ができる資格を所有している人もいます。

 

また、販売からアフターフォローまでを一貫して行っているため、給湯器本体や施工会社を探す手間を省けるのもポイントです。

 

水道修理業者なら、さまざまなメーカー・機種の修理にも対応しています。年中無休で修理に対応している業者も多いため、突発的なトラブルにも迅速な対応が期待できるでしょう。

給湯器の修理にかかる費用

専門業者に依頼した場合の料金事例

給湯器の修理にかかる費用は、修理が必要な箇所が少なく簡単な場合は、数千円程度で済みます。複雑な修理になると、数万円以上かかります。

 

給湯器修理にかかる費用は、以下のようなものが挙げられます。

ガスバルブ交換 約10,000円〜20,000円
ガス漏れ修理 約5,000円〜30,000円
配管やタンク修理 約10,000円〜50,000円

 

給湯器交換の平均的な費用は、以下のようになります。

ガス・電気給湯器 約60,000円〜100,000円
エコキュート 約200,000円〜400,000円

修理費用に加えて、業者の出張費や作業時間に応じた工賃なども請求される場合があります。事前に必ず見積もりを依頼した上で、検討しましょう。

給湯器の修理費用を安くする方法

修理費用を安くする方法

給湯器の修理費用を安くするには、以下の方法があります。

  • キャンペーン割引を利用する
  • 保証期間内か確認する
  • 複数の業者に見積もりを依頼する

少しの工夫で費用を安く抑えられるので、参考にしてみてください。

キャンペーン割引を利用する

修理業者によっては、定期的にキャンペーンを行っています。お得なキャンペーンを利用することで、修理費用を削減できるでしょう。

 

キャンペーン内容は業者によって異なりますが、修理費用や給湯器本体の割引が多いです。修理が必要になった際には、事前に複数の業者を調べて、キャンペーン内容を比較してから依頼することがおすすめです。

 

私たち『クリーンライフ』では、1万円以上の修理費用が発生する場合、WEB限定の3,000円割引を実施しています。LINEやメールでも相談を受けつけていますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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保証期間内か確認する

給湯器は、購入後一定期間内はメーカー保証がついている場合があります。もし給湯器が故障したときは、保証期間内であれば修理費用が無料もしくは割引になります。

 

そのため、修理を依頼する前に、給湯器の保証期間を確認しておくことが大切です。保証期間が切れている場合でも、メーカーによっては延長保証をしているので、修理を依頼する前に確認しておきましょう。

複数の業者に見積もりを依頼する

修理費用を抑えるためには、複数の業者に見積もりを依頼することが有効です。複数の業者に見積もりを依頼すると、修理費用の相場や詳細を知ることができます。比較すれば、適正価格か判断できるでしょう。

 

ただし、見積もりの金額が安すぎる場合は、業者の技術力や部品の品質に問題がある可能性があります。そのため、見積もりの金額だけでなく、業者の信頼性や対応力なども比較してから選ぶことが大切です。

給湯器のトラブルを未然に防ぐ3つの方法

トイレタンクの水漏れの直し方が分かった女性

給湯器のトラブルを未然に防ぐには、以下の3つの方法があります。

  • 定期点検と清掃
  • 適切な温度設定
  • 適切な水圧維持

それぞれについて、詳しく解説します。

定期的に点検と清掃をする

給湯器の定期点検と清掃は、長期間の使用によって蓄積された汚れや異物を除去し、トラブルを未然に防ぐために非常に重要です。定期点検は、専門業者に依頼するか、保証期間内であればメーカーが無償で行えます。

 

特にガス給湯器の清掃は、燃焼室や熱交換器の汚れを取り除くことで、安全性や燃費の向上にもつながります。定期的な点検と清掃は、給湯器の長寿命化にもつながります。

適切な温度に設定する

給湯器の温度設定は、節電効果や故障の原因になることがあります。適切な温度はお湯を使用する場所によって異なりますが、一般的には40℃〜45℃が目安とされています。

 

適切な温度設定であれば、熱湯によるやけどの危険性を抑え、十分な温度を確保できます。また、高温設定にすると、熱交換器の劣化を早める原因となるため、長期的な視点で見ても適切な温度設定が大切です。

適切な水圧を維持する

給湯器の正常な動作には、適切な水圧が必要です。水圧が低下すると、熱交換器内の温度が上昇し、トラブルの原因になることがあります。

 

給水タンクがない場合には水道メーターの値を確認して、水圧が適切であるかを確認することが重要です。

 

また、給水タンクがある場合には、給水タンクの水位を確認し、定期的に給水しましょう。正常な水圧を維持することで、給湯器のトラブルを未然に防げます。

給湯器の修理が必要なときは

給湯器は家庭で使用頻度が高く、生活する上で必要不可欠な機器の一つです。安全に使うためにも修理が必要になったときは、素早く対処しなければなりません。

 

給湯器のトラブルでお困りのときは、私たち『クリーンライフ』にお任せください。豊富な知識と経験で、適切な対処方法をご案内します。お電話1本で最短30分で駆けつけます。

 

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