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キッチンつまり・水漏れ

キッチンの水栓(蛇口)からの水漏れの原因、対処方法をご紹介します

 

水栓のどの部分から水漏れしているのかを知れば、原因がわかります。キッチンの水栓は、主に以下の2種類です。

  • レバーを動かして水を出す「シングルレバー混合水栓」
  • ハンドルが2つついている「ツーハンドル混合水栓」

それぞれの水漏れの原因や対処方法を解説するので、参考にしてみてください。

キッチンのシングルレバー混合水栓からの水漏れの原因

キッチンの蛇口

キッチンのシングルレバー混合栓のどの部分から水漏れがあるのか確認しましょう。

  • レバー下から
  • スパウト周辺から
  • 吐水口から

各箇所からの水漏れ原因を解説します。原因を知って、対処していきましょう。

レバー下からの水漏れの原因

シングルレバー混合栓は、レバーを上下左右に無段階に動かして、適切な水量と水温の水を排出する水栓です。

 

レバー下からの水漏れの原因は、次の2つが考えられます。

  • カバーナットの緩み
  • バルブカートリッジの劣化

まずは、レバーハンドルを外して モーターレンチでカバーナットを締め直してみましょう。それでも水漏れが直らないなら、バルブカートリッジの劣化が原因です。

 

バルブカートリッジの耐用年数は、約10年。キッチンをよくお使いなら、10年未満でもバルブカートリッジを交換する必要があります。

スパウト周辺からの水漏れの原因

水栓のスパウトとは、水が出てくる吐水口に繋がる細長い部分です。キッチンの水栓のスパウトは、比較的長いものが多い傾向があります。

 

スパウトとレバー下の本体との接続部分などからの水漏れの原因は、概ね以下の2つです。

  • 接続部分のOVパッキンの劣化
  • バルブカートリッジの劣化

パッキン、またはバルブカートリッジを交換すれば、トラブルを解消できます。

吐水口からの水漏れの原因

レバーを下げて、水を止めた状態でも吐水口からしずくが落ち続ける状態の原因は、バルブカートリッジの劣化です。

 

放置すると漏水の量が増え、水道料金が高額になるので、早めに対処しましょう。

キッチンツーハンドル混合水栓の水漏れの原因

ツーハンドルの蛇口

キッチンのツーハンドル混合水栓で水漏れが起きやすい場所は、以下の通りです。

  • ハンドルの下
  • スパウトの接続部
  • 吐水口

それぞれの水漏れの原因を解説します。

ハンドルの下からの水漏れの原因

ツーハンドル混合水栓で水漏れが起きる箇所で最も多いのが、ハンドル下です。ハンドルを強くひねりすぎると、内部のパッキンなどの部品が摩耗しやすくなります。

 

ハンドル下からの水漏れの原因は、以下の4つが考えられます。

  • ナットの緩み
  • 三角パッキンの劣化
  • スピンドルの劣化
  • コマパッキンの劣化

ツーハンドル混合水栓のカバーナットの締め直し方

まずはナットを締め直して、それでも水漏れが直らなかったら部品を交換しましょう。

スパウトの接続部の水漏れの原因

水栓からパイプ状に突き出した吐水口をもつスパウト。スパウトの根元の接続部分からの水漏れの原因は、概ね以下の2つです。

  • ナットの緩み
  • コマパッキンの劣化

ナットが緩んでいないか確認してください。ナットを締め直しても水漏れが続くなら、コマパッキンの劣化が原因です。

吐水口からの水漏れの原因

ハンドルを締めても吐水口から水がポタポタと落ちているなら、コマパッキンの劣化が考えられます。

キッチンの水栓の水漏れ修理方法

キッチンの水栓の水漏れ修理方法を説明します。まずは、必要な道具や交換部品をそろえましょう。作業前に必ず止水栓、または元栓を閉めてください。

 

用意ができたら、バルブカートリッジやパッキンを交換していきましょう。

止水栓・元栓を閉める

修理を始める前に、必ず止水栓か元栓を閉めておきましょう。そのまま作業すると、水栓のレバー・ハンドルを外した際に水が噴出してしまう可能性があります。

 

止水栓の場所は、キッチンの場合シンク下です。水栓につながる給水管をたどれば見つかるはずです。

 

もし、どれが止水栓か分からない場合は、水道メーター横に設置された水道の元栓を閉めてください。閉めたあとで、水栓から水が出ないか確認しておきましょう。

キッチンの水栓修理に必要な道具類

用意するものは、以下の道具です。

  • モンキーレンチ
  • 胴体固定用レンチ(水栓を固定するため)
  • マイナスドライバー
  • ピンセット

マイナスドライバーの用途は以下の通りです。

  • ハンドルの中央についているビス(多くの場合、青と赤)を持ち上げる
  • こびりついた古いパッキンを取り除く

ピンセットは、コマなど小さなものを取り出すために使います。やっとこなどでも代用可能です。

キッチンの水栓修理に必要な交換部品

水漏れ修理のための交換部品の選び方を含め、説明します。

バルブカートリッジ

バルブカートリッジは、メーカーの公式サイトやネットショップで購入できます。

  • メーカー
  • 型番

以上2点を確認して、間違えないように選んでください。純正対応なので、専用カートリッジしか対応できません。

パッキン・スピンドル

パッキンは、水栓のサイズに合わせて購入します。対応するパッキンを知る2つの方法を紹介します。

  • 水栓の取り付けネジの外径(外側の直径)を測る
  • メーカー名と型番を調べる

メーカー名と型番は、蛇口本体の根元に貼っているシールに記載されています。古くなって見えない場合は、取扱説明書を確認してみましょう。

 

パッキンやスピンドルは、サイズさえあえば互換性があります。オンラインでの購入が不安な方は、取り外した部品をホームセンターに持っていくと確実です。

 シングルレバー混合水栓の水漏れ修理方法

シングルレバー混合水栓は、バルブカートリッジかパッキンを交換します。

バルブカートリッジ交換方法

シングルレバー水栓のレバーの設置方法には、主に以下の2種類があります。

  • キャップでネジ部が隠れている
  • 外側からネジで固定されている

キャップがあるか確認して、まずはレバーハンドルを外しましょう。以下の流れでカートリッジを交換します。

  1. キャップを外し、ドライバーを使ってネジを外す
  2. レバーハンドルを手で持ち上げるようにして、外す
  3. 外カバーを手で時計回りに回して、外す
  4. 内カバーを工具で外す
  5. カートリッジを取り外す(パッキンが本体に残ったらマイナスドライバー等で完全に除去)
  6. 新しいカートリッジをセットする
  7. 取り外した部品を、順番を間違えないようにセットする

止水栓を開け、水漏れがないか確認しましょう。

パッキン交換方法

以下の流れで、パッキンを交換します。

  1. レバーを取り外す
  2. バルブカートリッジを外す
  3. スパウト、OVパッキンを外す
  4. パッキンが設置されていた場所を拭き取る
  5. 新しいOVパッキンに交換
  6. 逆の手順で、水栓を組み立てる

最後に止水栓を開けて、トラブルが解決したか確認して完了です。

ツーハンドル混合水栓のパッキン・スピンドル交換方法

ツーハンドル混合栓の水漏れ修理方法をご紹介します。以下の部品を交換していきましょう。

  • 三角パッキン
  • コマパッキン
  • スピンドル

順に説明します。

三角パッキンの交換

ツーハンドル混合水栓の三角パッキンを交換

三角パッキン交換の手順は、以下の通りです。

  1. ハンドルキャップについているビスをゆるめ、ハンドルを引き抜く
  2. カバーナットをモンキーレンチでゆるめ、取外す
  3. 新しい三角パッキンに交換する
  4. カバーナット、ハンドルキャップを設置する

カバーナットを設置する際、締めすぎないようにしましょう。作業後は止水栓を開き、水漏れが解消したか確認して完了です。

コマパッキンの交換

ツーハンドル混合水栓のコマパッキンを交換

コマパッキンの交換方法を説明します。図を参考にし、交換してください。

  1. キャップの上についているビスを外して、ハンドルを引き抜く
  2. カバーナットをモンキーレンチで反時計回りに回して取り外す
  3. 三角パッキン・パッキン受け・スピンドル・コマをピンセットなどを使って取り外す
  4. 新しいコマパッキンを上下反対にならないように気をつけて、交換する
  5. コマ・スピンドル・パッキン受け・三角パッキンを設置する
  6. カバーナットを設置し、モンキーレンチで時計回りに回して締める

最後に止水栓を開けて、動作確認をして終了です。

スピンドルの交換

ツーハンドル混合水栓のスピンドルを交換

スピンドルの交換方法を説明します。

  1. ビスを外して、ハンドルを引き抜く
  2. カバーナットをモンキーレンチで左側に回して外す
  3. 三角パッキン・パッキン受け・スピンドルを、ピンセットまたは割り箸で挟んで外す
  4. 新しいスピンドルを設置して、水栓を組み立てる

三角パッキン・スピンドル・コマパッキンは、一度に全て交換しておくと安心です。どちらのハンドルの部品も全て交換しておきましょう。

キッチン水栓の水漏れ修理を業者に依頼

水道修理業者

蛇口からの水漏れで、すぐに水道修理業者に依頼すべきケースと料金の目安をご紹介します。

業者に依頼すべきケース

以下のような場合は、業者にすぐに依頼してください。

  • 水漏れの量が多い
  • 水漏れ箇所が特定できない
  • 古い蛇口で、分解が難しい

床が水浸しになるほどの大量な水漏れなら、止水栓を閉めてすぐにプロの修理業者への依頼がおすすめです。

 

大量に水漏れがあると、正確な水漏れ箇所を確認しにくいでしょう。複数箇所からの水漏れという可能性もあります。水栓からだけではなく、給水管からの水漏れもあればプロ以外に対応できません。

 

大量の水漏れがなくても、水漏れ箇所がわからない場合も適切な処置ができないため、業者に依頼しましょう。

 

古い蛇口は、さび付いて動かなくなっている可能性があります。無理に分解しようとすると、配管に負担がかかり配管からの水漏れが始まるかもしれません。

 

仮に分解できても、組み立てる際にボルトやナットを締められなくなる可能性もあるので、業者への依頼がおすすめです。

キッチン水栓の水漏れ修理料金の相場

キッチン水栓の作業料金の相場をご紹介します。水栓交換の相場料金は、同じホール数で大きさも同じ場合です。穴を開け直す必要があれば、別途加算されます。

作業内容 相場料金
パッキン交換 3,000円~5,000円+部品代
スピンドル交換 8,800円~16,000円+部品代
バルブカートリッジ交換 8,000円~11,000円+部品代
水栓交換 ワンホール混合栓 8,000円〜12,000円+水栓の本体代
ツーホール混合栓 11,000円〜14,000円+水栓の本体代
壁付き混合栓 8,000円〜11,000円+水栓の本体代

上記以外に、業者によってかかる料金があります。

料金項目 相場料金
基本料金 0円〜5,000円
出張費 0円〜4,000円
休日・夜間・早朝の割増料金 0円〜9,000円
予約キャンセル料金 見積もり料金の0%〜100%(キャンセル時期による)
見積もり料金 0円〜

以上の料金は、作業内容に関係ない料金です。業者によって決められているので、問い合わせ時に質問しておくといいでしょう。

キッチンの水栓の交換時期

キッチンで悩む女性

パッキンやカートリッジを交換すれば、水漏れは止まるはずです。しかし、水栓本体を交換した方が良い場合もあります。

キッチン水栓の寿命が10年を超えているとき

キッチン水栓の耐用年数は約10年です10年以上使用していると、パッキンを交換してもすぐに別の箇所の不具合が始まる可能性があります。

 

また、製造が終了されている型番なら、交換部品がなくなってしまうケースも少なくありません。そのため、水栓を設置して10年以上経過していたら、交換を検討した方が良いでしょう。

10年未満でも新しい機能付き水栓に交換したいとき

新しい機能のついた水栓に交換したいと思ったら、10年未満でも交換を検討しましょう。キッチンでの家事がやりやすくなるので、おすすめです。

 

ハンドル式の水栓をレバーハンドルにすれば、洗い物で水を止めたり出したりが楽なので、節水できます。その他、新しい機能は以下のように多彩です。

  • 節水機能付き
  • シャワー付き(吐水口がシャワー切り替え・ホースがついたシャワー付き)
  • 浄水器付き
  • タッチレス

また、おしゃれなデザインの水栓に交換するだけで、キッチンの雰囲気が変わります。

キッチンの水栓から水漏れがあったら

キッチン水栓からの水漏れの原因や対処方法をご紹介しました。道具さえそろっていれば、水栓の修理は難しくありません。ただし、交換部品を間違えないで購入してください。

 

しかし、少しでも不安があれば、水道修理業者に相談しましょう。プロのスタッフが、短時間で水漏れを解消します。

 

すぐに水漏れを解消したい場合は、私たち『クリーンライフ』にご相談ください。年中無休で24時間対応しており、最短30分でお伺いできます。
⇒クリーンライフにキッチン水栓の水漏れを相談してみる

2025.04.28

キッチンの排水口から悪臭がするときは、汚れの蓄積やつまりが原因の可能性があります。

 

排水口の臭いを解消するには、原因を見極めて適切に対処することが大切です。

 

そこで今回は、キッチンの排水口の嫌な臭いの対処法を紹介します。

 

簡単にできる対処法やすぐに試せる予防法をお伝えしますので、参考にしてください。

キッチンの排水口が臭い原因・対処法

キッチンのシンク

キッチンの排水口から臭いがする原因は、主に以下の5つが考えられます。

  • 排水口のフタ・ゴミ受けにぬめりがある
  • ゴミ受け下の部品がずれている
  • 水がなくなっている
  • 排水トラップに汚れが溜まっている
  • 排水管に汚れが溜まっている

原因別に対処法をまとめましたので、臭いが気になる方はお試しください。

排水口のフタ・ゴミ受けにぬめりがある

排水口のフタやゴミ受けにぬめりがあると、排水口の臭いの原因になります。

 

排水口のフタ・ゴミ受けは雑菌の繁殖が進みやすいため、一目見てわからなくても、触れてみるとぬるぬるしていることがあります。

 

ぬめりを放置するとゴミ受けが目詰まりを起こし、臭いが悪化する可能性もあるので注意してください。

対処法:重曹で掃除する

重曹とクエン酸で排水管のつまり解消
排水口付近のぬめりには、重曹を使った掃除が効果的です。重曹と合わせてクエン酸を使うと、より高い効果を期待できます。

 

重曹とクエン酸は、マツモトキヨシなどのドラッグストアや100円ショップ、ドン・キホーテなどのディスカウントショップなどで購入できます。お値段も100円~300円と手軽ですので、持っておくと便利です。

 

【手順】

  1. ゴミ受けのゴミを取り除く
  2. 重曹1/2カップ(100ml)を排水口のフタ・ゴミ受けに振りかける
  3. 上からクエン酸1カップ(200ml)を振りかける
  4. 発泡したら約1時間放置する
  5. 水できれいに流す

アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸は、組み合わせると化学反応によって二酸化炭素の泡が発生します。

 

放置するだけで汚れが剥がれ落ちるので、手軽に掃除できます。

ゴミ受け下の部品がずれている

キッチンの排水口

ゴミ受けの下には「ワン」と呼ばれる部品があり、その部品がずれていると排水管から臭いが上がってきます。

 

ワンはお椀を逆さまにしたような形状をしており、下水管から上がってくる悪臭をとどめてくれる機能がある部品です。

 

万が一ワンに破損があった場合も臭いの原因になりますので、掃除をしても臭いが消えないときは確認しましょう。

対処法1:ワンを取り付ける

ワンがズレているときは、正しく取り付けましょう。

 

ワンを取り付けるときは、ワンについている爪を設置場所の溝に沿わせるように設置し、ひねりながらはめ込みます。

 

正しく取り付けられていれば臭いはなくなるので、ズレて設置されていないか確かめましょう。

対処法2:ワンを交換する

ワンが歪んでいたり破損したりしている場合は、新しいものと交換しましょう。

 

ワンは個人で購入・交換が可能です。コーナンなどのホームセンターや、Amazonなどのネット通販で、約2,000円~4,000円で販売されています。

 

購入するときは、サイズや種類をよく確認してください。サイズなどを間違えると、臭いが上がってくる原因になります。種類が分からないときや適切なワンが見つからないときは、業者に修理を依頼しましょう。

水がなくなっている

キッチンの排水口の封水

シンクの排水口のワンを外したところにある排水トラップには、水が常に溜まっており、その水を「封水」といいます。

 

排水トラップに封水があることで、下水からの臭いや虫が入り込むのを防いでいます。

 

日常的に使用するキッチンの封水は、基本的になくなることはありません。しかし、以下のような原因によって、水がなくなることがあるので注意してください。

  • しばらく家を留守にしている
  • 外食続きでキッチンを使っていない
  • 大量の水を一気に流す
  • 大雨が降ったとき

しばらく家を空けていたり、外食続きでキッチンを使っていなかったりすると、封水が蒸発して水がなくなってしまうケースがあります。

 

大量の水を一気に流すと、封水が押し出されてなくなってしまうことも。

 

また、大雨が降ると雨水が下水管に大量に流れ込み、排水管の水圧のバランスが崩れ、封水が排水管に引き込まれてしまうこともあります。

対処法1:水を排水口に注ぐ

水が蒸発してしまったときは、排水口に水を注げば封水は戻ります。

 

大量に水を流すと圧力で排水管に流れてしまうので、ゆっくり少しずつ水を流しましょう。

 

水をゆっくり流しても封水が戻らない場合は、排水トラップの破損など別の原因も考えられるでしょう。

対処法2:水道修理業者に相談する

封水に水が戻らないときは、排水トラップの破損が考えられます。排水トラップが破損したときは、水道修理業者に修理を依頼してください。

 

排水トラップの交換は、適切に作業しないと、水漏れにつながる恐れがあります。

 

水道修理業者であれば適切に修理してくれるため、自分で直そうとせず業者に相談しましょう。

排水トラップに汚れが溜まっている

排水トラップとは、排水管の中にある水(封水)が溜まる部分のことです。

 

排水トラップに水が溜まることで、排水管の臭いを防いでくれます。害虫やネズミの侵入を防ぐ役割もあり、衛生環境を保つには欠かせないものです。

 

その排水トラップに汚れが溜まっていると、排水口に臭いがあがってきます。

 

排水トラップに汚れが溜まっているときは、以下の対処法をお試しください。

対処法:フタやワンを掃除する

排水トラップに汚れが溜まっているときは、排水口のフタやワン、ゴミ受け、排水トラップを掃除しましょう。フタやワン、ゴミ受けの掃除は、重曹を使う方法が便利です。

 

排水トラップの掃除は、以下の手順で行います。

 

【手順】

  1. 排水口のフタ・ゴミ受け・ワンを外す
  2. 台所用洗剤・スポンジを使って、排水トラップの中を掃除する
  3. 細かい部分を歯ブラシでこすって汚れを落とす
  4. 最後にぬるま湯を流す

スポンジと歯ブラシを使えばほとんどの汚れは落とせますが、汚れが落ちないときは重曹とクエン酸を使うと良いでしょう。

 

仕上げにぬるま湯を流して十分洗い流します。その際に熱湯をかけると、排水トラップや排水管がダメージを受ける恐れがあります。

 

破損につながる恐れもありますので、必ず45℃~50℃程度のぬるま湯を使用してください。

排水管に汚れが溜まっている

キッチンの排水口が臭うときは、排水管に汚れが溜まっている可能性もあります。

 

排水管の汚れの原因には、以下のものが考えられます。

  • 油汚れ
  • 食べカス
  • 食材カス
  • 石鹸カス

これらが排水管に流れると、臭いだけでなくつまりの原因にもなります。排水管の汚れは目では確認できず、気づくと臭いやつまりがひどくなることもあるので、注意が必要です。

 

排水管に油が詰まっているときは、以下の記事を参考にしてみてください。

対処法1:お湯を一気に流す

排水溝にお湯を流す
排水口の汚れは、お湯を一気に流すことで解消できる可能性があります。

 

一気に流すと水が周囲に飛び散る可能性がありますので、周りにビニール袋やタオルを敷いておくと安心です。

 

【手順】

  1. キッチンの床にビニールシートやタオルを敷いておく
  2. バケツにお湯(50℃程度)を溜める
  3. お湯を排水口に向かって一気に流す
  4. 30分放置する
  5. 水がスムーズに流れるようになったか確認する

お湯を流すと油汚れが解けて、汚れが落ちやすくなります。

 

熱湯を使うと、排水管が破損する恐れがあります。給湯器の温度を50℃に設定し、ぬるめのお湯を使用しましょう。

 

お湯を一気に流す方法は、キッチン以外のつまりや臭い解消にも使えます。以下の記事で詳しい手順ややり方を紹介していますので、参考にしてください。

対処法2:液体パイプクリーナーで洗浄する

排水管の汚れ除去には、液体パイプクリーナーもおすすめです。

 

液体パイプクリーナーは、マツモトキヨシなどのドラッグストアやコーナン・カインズなどのホームセンター、スーパーなど、さまざまな場所で購入できます。

 

身近な店で売られており、値段も300円程度とお手ごろです。

 

【手順】

  1. 排水口の目皿などを取り外す
  2. パイプクリーナーを注ぐ
  3. しばらく放置する
  4. 水をたっぷり流す

液体パイプクリーナーは、必ず商品の説明の通りに適切な量を使用してください。放置する時間についても、取り扱い説明に従って、時間を守りましょう。

 

液体パイプクリーナーを使った排水口の掃除については、以下の記事が参考になります。おすすめの商品も紹介していますので、商品選びにもお役立てください。

排水ホースの接続部分にすき間がある

キッチンのシンク下から臭いが生じている場合は、排水ホースと排水管の接続部分にすき間がある場合があります。

 

排水ホースの接続部分にすき間があると、下水の嫌な臭いが漏れてきます。接続部分のすき間は、排水ホースを押し込んでしまったり、物をぶつけることで生じます。

 

シンク下に収納をしている場合は、物がホースに当たらないように注意しましょう。

対処法:すき間をふさぐ

防臭ゴムの取り付け方

排水ホースの接続不良で悪臭が生じている場合は、すき間を防げば悪臭を抑えられます。

 

排水ホースのすき間を埋めるのには、防臭ゴムを使うのがおすすめです。

 

防臭ゴムは、1,000円程度でホームセンター(コーナンやコメリなど)などで手軽に入手できるアイテムです。排水管の口径に合ったものを選び、以下の手順で取り付けましょう。

 

【手順】

  1. 排水ホースを排水管から外す
  2. 防臭ゴムを排水ホースに通す
  3. 排水ホースを排水管に接続する
  4. 接続部の排水管に防臭ゴムを被せる

防臭ゴムを使うほかにも、配管用のパテで埋める方法や、防水ビニールテープを巻き付ける方法もあります。

 

いずれも、応急処置としてできる方法ですので、排水ホースに隙間ができてお困りの際は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

外にある汚水桝でトラブルが生じている

汚水桝

家の外には、住宅の生活排水が一時的に集まる「汚水桝」があります。

 

その汚水桝に汚れが蓄積してつまっていたり、破損していたりすると、キッチンの排水口に嫌な臭いが上がってくることがあります。

 

汚水桝は敷地内に設置されていることが多く、マンホールよりも一回り小さい蓋がされています。

 

汚水桝は定期的な清掃・点検が推奨されていますので、排水口の臭いが気になるときは確認してみましょう。

対処法:汚水桝を掃除する

汚水桝に汚れが溜まっているときは、汚水桝を掃除して流れをスムーズにしましょう。

 

汚水桝を掃除する手順を紹介します。

 

【用意する物】

  • ひしゃく・スコップ
  • ゴム手袋
  • ビニール袋
  • ホースや高圧洗浄機

汚れが飛び散るのが気になる場合は、汚水桝の周辺をビニール袋で養生しておきましょう。

 

汚水桝のフタの開け方

【手順】

  1. 汚水桝のフタを開ける
  2. 桝の中の表面に浮かぶ汚れをひしゃくですくい出す
  3. 下に沈殿している汚れを取り除いてビニール袋に入れる
  4. 排水管をホースや高圧洗浄機で洗浄する
  5. 汚水桝の壁を洗浄する

汚水桝を掃除する際に汚れが飛び散る可能性がありますので、汚れてもよい服装で作業してください。

 

取り除いた汚れは、各自治体の処分方法に従って処分してください。

 

賃貸のキッチンの排水口が臭いときの注意点

ここまで紹介した対処法で賃貸のキッチンの臭いが改善しないときは、管理会社・大家さんに相談しましょう。

 

部品の故障や配管の設置不良によって排水口が臭う場合、部品交換や修理を行う必要があります。

 

賃貸の場合、過失でなければ水回りの修理費用は基本的に大家さんの負担です。

 

勝手に修理を依頼すると、借主が費用を負担しなければならなくなる可能性もありますので、必ず先に相談してから対処法を決めましょう。

 

排水口の臭いについては、以下の記事でも対処法を紹介しています。臭いを防ぐ方法も解説していますので、参考にしてください。

キッチンの排水口の臭い解消を業者に頼むポイント

シンク下を確認する水道修理業者

対処法を試しても排水口の臭いが取れないときは、水道修理業者に相談することをおすすめします。

 

信頼できる修理業者を選ぶために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 水道局指定工事店に依頼する
  • 複数の業者に見積もりを頼む
  • 口コミ評価の高い業者に依頼する

水道局指定工事店とは、給水・排水設備の工事などに対応できる業者で、各自治体の水道局等から指定されています。

 

非指定業者よりも信頼度が高いので、業者選びで困ったときは水道局指定工事店に必ず依頼しましょう。

 

水道局指定工事店のなかから口コミ評判の高い複数の業者に見積もりを依頼し、比較・検討してください。

 

水道局指定工事店についてより詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。指定工事店の特徴や、非指定工事店との違いを分かりやすく解説しています。

キッチンの排水口の臭い解消の料金相場

業者に排水口の臭い解消を依頼する前に、作業の料金相場を把握しておきましょう。

 

料金の相場は、以下の通りです。

作業内容 料金相場
キッチンの軽度つまり 6,000円~8,000円
ローポンプ使用 6,000円~8,000円
トーラー使用 8,000円~18,000円
高圧洗浄機使用 28,000円~60,000円
排水管の交換 6,000円~8,000円
排水トラップの交換 7,000円~15,000円

作業料金に加えて、基本料金3,000円〜5,000円程度や、出張費が発生する場合があります。

 

業者によっては時間外に別料金がかかることもありますので、必ず事前に確認してください。

 

つまりが原因で排水口から臭いがするときは、以下の記事も参考にしてください。キッチンの排水口のつまりについて、対処法や料金相場をわかりやすくまとめています。

キッチンの排水口の臭いを防ぐ方法

キッチンの排水口

キッチンの排水口の臭いは、対策することである程度予防できます。

  • 排水口に直接油を流さない
  • 食べカスや食材を放置しない
  • シンクを使ったら掃除をする
  • 除菌スプレーを排水口・ゴミ受けにかける

上記の4つの予防法について、詳しく解説します。

油を排水口に直接流さない

油を排水管に流さない方法

油が排水口に流れると、排水管の途中で冷えて固まり、臭いやつまりの原因になります。

 

固まった油には食べカスや石けんカスも付着しやすくなるので、油は排水口に流さないことが大切です。

  • 油は固めて捨てる
  • 油汚れのついた食器はキッチンペーパーで落としてから洗う

このように工夫することで、油が排水口に流れるのを防げます。

 

油は一度固まると落としにくいので、なるべく直接流さないようにしましょう。

排水口に食べカスや食材を放置しない

排水口に溜まった食べカスや食材は、すぐに処分しましょう。食べカスを放置していると、排水口に流れて臭いやつまりの原因になる可能性があります。

 

とくに排水口に流れやすいのは、以下のものです。

  • 野菜の皮
  • 食材の切れ端
  • ヘタ

このようなゴミが流れていかないように、排水口のゴミ受けにはネットをしておきましょう。ネットはこまめに交換し、ゴミを溜めないようにしてください。

シンクを使った後に掃除する

シンクを使ったら掃除をし、清潔な状態を保つのもポイントです。汚れが溜まっていると臭いの原因になり、衛生的にも良くありません。

 

シンクを使った後は必ずゴミ受けのゴミを捨て、軽く掃除をしておくときれいな状態を維持できます。排水口周りについても、最低でも1週間に1回は掃除してください。

 

キッチンの排水管掃除の方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。手順をわかりやすくまとめていますので、お掃除の参考にしてください。

丸めたアルミホイルを排水口に入れてぬめり予防

手軽にぬめりを防ぐ方法として、丸めたアルミホイルを排水口に入れておく方法が有効です。

 

アルミホイルが水に濡れると金属イオンが発生します。金属イオンはぬめりの原因になる雑菌が嫌うため、予防に適しています。

 

【手順】

  1. 2㎝くらいに丸めたアルミホイルを2、3個作る
  2. ゴミ受け・排水口をきれいに掃除する
  3. 丸めたアルミホイルをゴミ受けに入れる

アルミホイルは固く丸めるのではなく、ふんわり丸めるのがコツです。

 

ヌメリがある状態の場所にアルミホイルを入れても効果は薄いので、まずはきれいに掃除をしてからアルミホイルを入れましょう。

除菌スプレーを排水口やゴミ受けにかける

排水口やゴミ受けに、除菌スプレーをかけるのもぬめり予防になります。

 

ぬめり防止に有効な除菌スプレーには、以下のものがあります。

  • カビキラー こすらずヌメリ取り&除菌
  • クリーパ ヌメリ防止スプレー
  • ドーバー パストリーゼ77

除菌スプレーは、ホームセンター(カインズ・コーナンなど)、ドラッグストア(ウエルシア・スギ薬局など)で購入できます。価格は500円~1,000円程度です。

 

掃除をした後に除菌スプレーを吹きかけるだけで、簡単にぬめり防止や臭いの予防ができます。

キッチンの排水口の臭いがどうしても取れないときは

キッチンの排水口の臭いは、原因によっては自分で対処することが可能です。臭いを防ぐには日ごろのお手入れが大切ですので、こまめに掃除をして清潔な環境を整えましょう。

 

しかし、原因によっては掃除をしても臭いが取れなかったり、自分では対処できないケースもあります。

 

自分で臭いを消せないときは、私たち『クリーンライフ』にご相談ください。臭いを取るだけでなく、排水管の水漏れやつまりにも対応可能です。

 

24時間年中無休で駆けつけますので、お困りの際は気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにキッチンの排水口の臭いを相談してみる

2025.04.28

キッチンの排水管を掃除する方法を解説します。

 

キッチンの排水管は、水回りの中でも特につまりや悪臭が気になる場所です。簡単にできる方法ばかりなので、キッチンの臭いが気になったら、すぐに試してみてください。

 

軽微なトラブルのうちに掃除で対策していれば、深刻なトラブルになりません。悪臭やつまりを予防する方法もお伝えするので、清潔なキッチンをキープしましょう。

キッチンの排水管を掃除する方法

掃除道具

キッチンの排水管の掃除は大掛かりではなく、簡単にできるものもあります。

 

今回は以下の6つの掃除方法を紹介するので、実践してみてください。

  • シンクにお湯をためる
  • 歯ブラシやパイプ用ブラシを使う
  • 液体パイプクリーナーを注ぐ
  • 重曹とクエン酸をかける
  • ラバーカップを押し引きする
  • ワイヤーブラシを使う

なお、キッチンの排水管を掃除する前に、部品を外しておきましょう。

 

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排水口のフタ、ゴムフタ、ゴミ受け、ワンを取り外してください図を参考に、順に外しておきましょう。

シンクにお湯をためる

シンクにお湯をためて、一気に流す方法です。お湯の温度と水圧で、排水管内の汚れを流します。

 

【用意するもの

  • 50℃前後のお湯
  • フェイスタオル
  • ゴム手袋
  • 雑巾

熱湯を使うのは、NGです。塩ビ製の排水管の耐熱温度は主に60℃なので、熱湯を使うと変形します。熱湯と水を同量混ぜると、50℃前後のお湯を簡単に用意できます。

 

【手順】

  1. 排水口のゴミ受けなどを取り外す
  2. 排水口にフェイスタオルを詰め込む
  3. お湯をシンクに注ぐ
  4. フェイスタオルを引っ張って一気にお湯を流す

フェイスタオルの端をシンクのふちに引っ掛けておくと、引っ張りやすいです。

 

お湯を使った掃除方法の注意点などは、以下の記事を参考にしてください。

歯ブラシやパイプ用ブラシを使う

排水管の上や手前なら、歯ブラシやパイプ用ブラシで掃除できます。歯ブラシやパイプ用ブラシで、排水管についた汚れやぬめりをこすって落としましょう。

 

試験管を洗うブラシなども、有効です。Amazonなどでさまざまな太さの試験管ブラシが、10本セットで1,000円以下で販売されています。

 

ただし、排水管内にブラシを落としてしまうと、なかなか取り出せません。さらに詰まりの原因になるので、注意が必要です。

液体パイプクリーナーを注ぐ

液体パイプクリーナーは、水酸化ナトリウムや次亜塩素酸ナトリウムを含み、油汚れや毛髪などを溶かす洗剤です。

 

以下の3点を確認して選んでください。

  • 水酸化ナトリウムが1%以上
  • ジェルタイプなど、粘度の高いもの
  • ボトルが使いやすい

放置時間が短く、ボトルの持ちやすいものを選びましょう。500円〜1,000円で、ウエルシアやマツモトキヨシなどのドラッグストア、通販サイトで購入できます。

 

【手順】

  1. 排水口の目皿などを取り外す
  2. 液体パイプクリーナーを注ぐ
  3. 放置する
  4. 水を十分流す

注ぐ量や放置時間は、説明書に準じてください。長く放置していても、効果が上がるわけではありません。

 

以下の記事で、液体パイプクリーナーの選び方やおすすめ製品を紹介しているので、参考にしてください。

重曹とクエン酸をかける

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重曹とクエン酸は、パイプクリーナーほどのつまり解消の効果はありません。

 

しかし、シンク周りは食べ物を扱うので、重曹とクエン酸の利用もおすすめです。いずれも食べても大丈夫な食品添加物なので、安心です。

 

【手順】

  1. 重曹カップ1(200cc)を排水口にできるだけ均等になるように振りまく
  2. クエン酸2分の1カップ(100cc)を50℃程度のお湯100mlで溶かす
  3. クエン酸水を重曹の上から注ぐ
  4. 5分~10分放置する
  5. 水で流す

重曹もクエン酸も、スーパーマーケットやドラッグストア、通販サイトなどで1kg袋が1,000円以下で販売されています。

 

ダイソーやセリアなどの100均の場合は、300g程度の袋です。少しだけ使ってみたい方は、100均のものをおすすめします。

ラバーカップを押し引きする

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すっぽんとも呼ばれるラバーカップは、トイレつまりだけではなく、キッチンの排水管つまりにも有効です。

 

カップが排水口より小さいと、空気が入り込んでうまくつまり解消ができませんカップが排水口より一回り大きいものを選びましょう。

 

ドラッグストア、スーパー、通販サイトなら1,000~2,000円で購入可能です。ダイソーやセリア、キャンドゥといった100均のお店でも販売しています。

 

【手順】

  1. 排水口にラバーカップを置く
  2. カップに水がかぶる程度に水位を調整する
  3. ラバーカップをゆっくり押して密着させる
  4. 勢いよく引っ張る
  5. 3、4を繰り返す

ラバーカップは、勢いよく引っ張ることがポイントです。

ワイヤーブラシを使う

排水溝でワイヤーブラシを使う

ワイヤーブラシとは、1m以上のワイヤーの先にブラシが設置されて、排水管の中に挿入して汚れをこすり落とす道具です。

 

カインズやコーナンなどのホームセンター、通販サイトで1,000円〜3,000円で売られています。セリアやダイソーといった100円ショップでも、ワイヤー部分が短いタイプが手に入ります。

 

【手順】

  1. ブラシ部分から、排水口に挿入する
  2. 動けなくなるまで押し進める
  3. 回転・上下運動して汚れをしっかりこする
  4. 汚れが落ちたら、ワイヤーブラシを取り出す
  5. 水を少しずつ流してみる

蛇腹タイプの排水パイプは、穴を開けてしまう可能性があるので、使用は控えてください。また、無理やり奥にワイヤーを入れると、排水管が破損する恐れがあるため、注意しましょう。

 

以下の記事で、ワイヤーブラシを使った排水管の掃除方法を詳しく解説しています。

キッチンの排水管を掃除するときの注意点

 

注意点

シンク下の排水管が詰まっていると、取り外して掃除したくなる方もいるでしょう。しかし、排水管を取り外すと、再度取り付けられなくなる可能性があるのでおすすめできません。

 

「設置した」と思っても、接合部分から水漏れが生じたり、破損したりといったトラブルが生じることが少なくありません。

 

排水管に破損・サビなどのトラブルがあったり、つまりがひどい場合は、排水管の交換が必要です。交換は、業者に依頼した方が良いでしょう。

 

以下の記事で、排水管を交換すべきケースや費用をわかりやすく解説しているので、参考にしてください。

キッチンの排水管掃除を業者に頼むタイミング

水道修理業者

キッチンの排水管が以下のような状態なら、業者に相談したほうが良いでしょう。

  • 悪臭がする
  • 水の流れが悪い
  • つまりの原因がわからない
  • 排水トラップ、または排水管が破損している

業者なら原因を特定して、ご自分で修理するよりもはるかに短時間でトラブルを解決します。放置するとどんどん悪化してしまうので、早めに相談しましょう。

 

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キッチンの排水管掃除の料金相場

排水管のつまり解消方法

台所の排水管のつまり除去作業の費用相場を紹介します。

 

作業内容 相場料金
簡単なつまり解消作業 6,000円~8,000円
ローポンプ 6,000円~8,000円
トーラー 8,000円~18,000円
高圧洗浄 28,000円~60,000円
排水管の交換 6,000円~8,000円
排水トラップの交換 7,000円~15,000円

作業料金の他に、業者によっては出張費や休日・早朝・深夜の割増料金などが加算されます。見積もりをして合計金額を確認してから、正式に依頼しましょう。

 

キッチンの排水管つまりの原因

キッチンの排水管のつまりの原因は、主に以下の5つです。

  • 油汚れ
  • 食材のカス
  • 洗剤カス
  • 固形物
  • 汚れが絡み合ってできるぬめり

特に油汚れは、蓄積し硬化していくので注意が必要です。

 

以下の記事で、排水管つまりの原因や対策する方法を解説しているので、参考にしてください。

水を注いで臭いがなくなる場合もある

キッチンの排水口の封水

キッチンの排水管の悪臭がひどい原因は、汚れではなく封水不足の場合があります。封水とは、排水口の下の排水トラップで溜まっている水のことです。

 

封水には、下水の臭いや害虫が排水管を通って、排水口から室内に入り込まないようにする役割があります

 

特に夏場は水が蒸発してしまい、封水不足になることも。水を少し注ぐだけで封水の量が元に戻れば、悪臭が解消できるかもしれません。お試しください。

 

以下の記事で、キッチンの排水口が臭い原因と対処法を解説しています。悪臭が気になる方は、参考にしてください。

キッチンの排水管のつまり・臭いを防ぐ方法

キッチンの排水管のつまりや悪臭を予防する方法は、以下の4つです。

  • 油を排水口に流さない
  • シンクをお湯で洗い流す
  • 排水口にネットをつける
  • 定期的に排水管・排水口を掃除する

すぐに取り入れられる方法なので、参考にしてみてください。

油を排水口に流さない

キッチンのつまり・悪臭の原因は、油汚れが突出しています。揚げ油をそのまま排水口に流す人はいないかもしれませんが、油のついたフライパンや食器類をシンクに直接入れている人は多いでしょう。

 

食器類やフライパンをシンクに入れる前に、キッチンペーパーで一拭きするだけで、排水管の汚れが予防できます。揚げ物などで大量に油を使ったときは、「固めるテンプル」などの凝固剤を使って、固めてから捨てましょう。

 

少量の油でも水に溶けないため、少しずつ排水管に付着して蓄積していきます。

 

以下の記事で、油汚れによるつまりの解消法や油がつまりの原因になりやすい理由を解説しているので、参考にしてください。

シンクをお湯で洗い流す

1日の終わりに、シンクへ50℃前後のお湯を流すようにしましょう。お湯を流すと排水管に残った油が溶けて流れていき、蓄積しにくくなります。

 

ただし、熱湯を流すと、排水管の変形などトラブルの元です。塩ビ製の排水管の耐熱温度は60℃なので、60℃を超えないようにしてください。

排水口にネットをつける

排水口に食べカスなどが入り込まないようにしましょう。ゴミ受けだけでは、不十分です。排水口用のネットをつけておけば、小さなカスも引っかかり、つまりを防げます。

 

排水口用ネットは、コンビニエンスストアや100円ショップで購入できます。ファミリーマートで25枚セット100円、セブンイレブンで30枚入り121円とリーズナブルなので、毎日交換して清潔を保ちましょう。

定期的に排水管・排水口を掃除する

こまめにキッチンの排水管・排水口を掃除すれば、汚れが落ちやすいので、定期的に手入れする習慣をつけましょう。

 

また、定期的に業者へ排水管洗浄を頼むのもおすすめです。マンションなどの集合住宅は、管理会社が年に1度くらいの頻度で洗浄しています。

 

戸建ての場合も、3年に1度くらいの頻度で依頼するとつまり・悪臭を避けられます。以下の記事で、業者に高圧洗浄を依頼した場合の料金や流れを解説しているので、参考にしてください。

キッチンの排水管を掃除してもつまりが解決しないときは

キッチンの排水管の掃除方法を解説しました。つまりや悪臭は、掃除で解決することがほとんどです。

 

ただし、頑固なつまりは、なかなか除去できません。また、原因不明の悪臭に悩んでいる方も多いようです。

 

原因がわからない、対処しても解決しない場合は、プロの水道修理業者に相談してください。

 

私たち『クリーンライフ』は、キッチン排水管の洗浄にも対応しています。24時間365日稼働しているので、いつでもお気軽にご相談ください。お見積もりは無料です。

 

⇒クリーンライフにキッチンの排水管の相談をしてみる

2025.04.28

キッチンの排水管は、食べカスや洗剤カスでつまりやすい場所です。

 

しかし、つまりの原因が分かっていたり、つまりかけの状態であれば、自分で直すこともできます。

 

そこで今回は、キッチンの排水管のつまりの解消法を、イラスト付きで分かりやすく解説します。

 

家にあるものや、手軽に購入できるもので試せる解消法を紹介しますので、ぜひお試しください。

キッチンの排水管のつまりを解消する方法

シンクを掃除する女性
ここからは、キッチンの排水管のつまりを解消する方法を紹介します。

  • 液体パイプクリーナーを注ぐ
  • ペットボトルを使う
  • 重曹とクエン酸をかける
  • お湯をためて一気に抜く
  • ワイヤーブラシを使う
  • ラバーカップを使う
  • 真空式パイプクリーナーを使う

以上の方法を解説しますので、実践してみてください。

液体パイプクリーナーを注ぐ

キッチンの排水管が完全に詰まっておらず、「詰まりそう」な状態であれば、液体パイプクリーナーがつまり解消に使えます。

 

液体パイプクリーナーは少しでも流れる場合に有効ですので、完全に詰まっているときは、お湯を流す方法を試しましょう。

 

液体パイプクリーナーといえば、以下の商品が代表的です。

  • パイプユニッシュ
  • パイプクリーナー
  • ピーピースルー
  • パイプハイター

これらの商品は、ホームセンターやドラッグストア、ドン・キホーテなどの量販店・ディスカウントストアで購入できます。価格は300円~1,000円程度です。

 

【手順】

  1. 排水トラップを外す
  2. 排水管に45~50℃のお湯を流す
  3. 液体パイプクリーナーを注ぐ
  4. 30分~1時間程度放置する
  5. 水が流れるか確認する

液体パイプクリーナーを流したら、30分~1時間放置します。放置時間が長すぎるとはがれた汚れが下にたまり、パイプの途中でつまる恐れがあります。放置する時間は必ず守りましょう。

 

液体パイプクリーナーを注ぐ量は、製品によって異なりますので、必ず使用方法を確認してから実践してください。

 

液体パイプクリーナーを使った排水口のつまりの対処法は、以下のページで詳しく解説していますので、参考にしてください。

ペットボトルを使う

ペットボトルで排水管のつまり解消

完全につまっておらず、キッチンの排水管がつまりそうな状態であれば、ペットボトルを使う方法も効果的です。

 

【ペットボトルの選び方】

  1. 1.5~2Lのサイズ
  2. 丸い形
  3. 柔らかい素材

排水口にぴったりはまる形が望ましいので、1.5~2Lサイズの円形のペットボトルを用意してください。ペットボトルを押して空気を送る必要があるため、素材は柔らかい方が効率的です。

 

【手順】

  1. 排水管のフタやトラップを外す
  2. 排水口を覆うように、ペットボトルをセットする
  3. ペットボトルの側面を両手で押し、排水口に空気の圧力を送る
  4. 数回くり返した後、水を流し込み、つまりが解消されたか確認する

コツは、ペットボトルと排水口に隙間ができないようにセットすることです。隙間があるとうまく空気の圧力を送れず、つまりの解消につながりません。

 

数回空気で圧力を送り、つまりを解消しましょう。

重曹・クエン酸をかける

重曹とクエン酸で排水管のつまり解消

キッチンの排水管が完全につまる前であれば、重曹とクエン酸をかけてつまりを解消できる可能性があります。

 

重曹やクエン酸は、ホームセンターやドラッグストア、ネットショップで購入できます。百均でも販売されており、100円~300円程度で購入可能です。

 

【手順】

  1. 排水トラップを外す
  2. 排水口の中に重曹を振りかける
  3. 重曹の上にクエン酸を全体に行き渡るようかける
  4. 重曹とクエン酸が化学反応を起こして発泡する
  5. 約1時間放置する
  6. 40~50℃のぬるま湯で洗い流す

重曹とクエン酸は、1:2の割合を目安にしてください。クエン酸を振りかけると発泡し、つまりの解消に効果を発揮します。

 

1時間ほど放置したら、40~50℃のぬるま湯で洗い流しましょう。熱湯を流すと排水管がダメージを受けて損傷する恐れがありますので、必ずぬるま湯を用意してください。

 

給湯器の温度設定を適温に変更し、流す方法もおすすめです。

お湯をためて一気に抜く

キッチンの排水管が完全につまってしまった場合には、お湯をためて一気に抜く方法がおすすめです。

 

とくに油汚れが原因のつまりに効果的ですので、「少しずつ流れていたのに、ついに完全に詰まって流れなくなった」というときに、お試しください。

 

【用意する物】

  • タオル
  • 50℃のお湯

タオルは、排水口に栓ができる程度の大きさのものを準備してください。

 

【手順】

  1. 排水トラップを外す
  2. タオルを排水管につめて、栓をする
  3. シンクに50℃程度のお湯をためる
  4. タオルを一気に引き抜く
  5. 水が流れるか確認する

タオルをつめる際に端をシンクから出しておくと、引き抜きやすいです。

 

お湯の温度は50℃程度にするよう注意してください。熱湯を流すと配管を破損したり、変形したりする恐れがあります。

 

給湯器の温度を50℃に設定してシンクにお湯をためるか、沸騰したお湯と同じくらいの量の水を混ぜ、お風呂よりも熱いくらいの温度に調整してください。

 

お湯を流してつまりを直す方法は、以下のページで紹介しています。詳しい手順や注意点をまとめていますので、参考にしてください。

ワイヤーブラシを使う

排水溝でワイヤーブラシを使う
ワイヤーブラシは、排水管にブラシを突っ込んで、つまりを解消するための道具です。ワイヤーブラシを使う方法は、油汚れや食べかすのつまり解消に効果的です。

 

ワイヤーブラシはホームセンターで、1,000円~1,500円で購入できます。近くに購入できる店舗がない場合は、Amazonなどでも購入できるのでご検討ください。

 

【ワイヤーブラシの選び方】

  • 十分な長さがあるもの
  • 途中で折れない強度があるもの

ワイヤーブラシが短いと、つまりの対象物まで届かない可能性があります。また、途中で折れたりしないように、ある程度長さがあり、強度の高いものを選びましょう。

 

【手順】

  1. ワイヤーブラシを排水口に入れる
  2. つまりに当たったらハンドルを回転させて対象物を削る
  3. ワイヤーブラシが通るまで回転させる
  4. 水を流す

対象物にブラシの先端が当たったら、ハンドルを回転させて汚れを削ります。

 

ワイヤーブラシを使ったつまりの解消法を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。手順を分かりやすく解説しています。

ラバーカップを使う

排水溝でラバーカップを使う
ラバーカップ(すっぽん)は、キッチンの排水管のつまりにも使用できます。

 

ただし、キッチンで使用する際は、必ず排水管の形状を確認してください。一般的な塩ビパイプであれば、ラバーカップを使用可能です。

 

しかし、排水管がジャバラホースの場合は、ラバーカップを使用してはいけません。ジャバラホースでラバーカップを使用すると、水漏れなど二次被害につながる恐れがあるので注意してください。

 

キッチンの排水管のつまりには、キッチン用のラバーカップを使いましょう。キッチン用は持ち手がハンドル状になっているものも多く、弱い力でも水圧をかけやすいのが特長です。

 

【手順】

  1. 排水トラップを外し、シンクに水をためる
  2. ラバーカップを排水口に対して垂直にあて、密着させる
  3. ぐっと押し込む
  4. 勢いをつけて一気に引っ張る
  5. 水が流れるか確認する

上記の手順を何度か繰り返すと、つまりが解消され、スムーズに水が流れ出します。

 

油汚れや食べカスのつまりには有効ですが、固形物のつまりの解消には適していませんので、使用しないでください。

 

ラバーカップは、ホームセンターやドンキホーテ、ドラッグストアなどで、1,000円程度で購入できます。Amazonなどのネットショップでも購入できますので、1つ持っていると便利です。

真空式パイプクリーナーを使う

排水溝で真空式パイプクリーナーを使う

真空式パイプクリーナーは、ラバーカップよりも強力なつまり解消道具です。1,000円~2,000円でホームセンターなどで売られていますが、近くに購入できるお店がない場合は、Amazonなどのネットショップでも購入できます。

 

真空式パイプクリーナーは、食べカス・油汚れなどのつまりに効果を発揮します。ただし、固形物が原因のつまりには使用できませんので、注意してください。

 

真空式パイプクリーナーには、S・M・Lなど、いくつかのサイズがあります。キッチンの排水口のサイズならMかLが一般的ですが、購入する前に排水口のサイズを確認し、ぴったり合うものを選びましょう。

 

【手順】

  1. 排水トラップを外す
  2. 排水口にカップ部分を押し当てる
  3. ゆっくりとハンドルを押し下げ、勢いよくハンドルを引っ張る
  4. つまりが解消されるまで何度か繰り返す

ラバーカップと同様に、勢いよくハンドルを引くのがポイントです。

 

ラバーカップよりも強力ですので、キッチンの排水管のつまりが解消できず困ったときは、ぜひお試しください。

 

キッチンの排水管のつまりを解消するときの注意点

キッチンの排水管のつまりを解消するときは、排水管を取り外してはいけません。

 

排水管を自分で取り外すと、適切に処置できずに、水漏れにつながる恐れがあります。

 

元に戻す際に接続が甘かったり、パッキンがうまくはまっていなかったりすると、しばらくしてから水漏れすることもあるので注意してください。

 

排水管を外す作業が発生する場合は、必ず専門業者に相談しましょう。

 

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キッチンの排水管つまりの原因

シンクの排水に流れる水

キッチンの排水管のつまりには、いくつかの原因があります。

  • 油汚れ
  • 食材や洗剤のカス
  • 固形物
  • 汚水桝の不具合

これらの原因について、詳しく解説していきます。

油汚れ

キッチンのつまりの原因で多いのが、油汚れです。直接排水口に油を流していなくても、フライパンやお皿に残った油が原因でつまるケースもあります。

 

油は冷えると固まるため、排水管の途中で固まり、蓄積されてつまりの原因になります。さらに、油汚れに食材カスや洗剤カスが混じると塊になり、排水管がつまってしまうのです。

 

食器やフライパンの油汚れはキッチンペーパーで拭き取ってから、洗剤で洗うとつまりを予防できます。

 

油が原因による排水管のつまりについては、以下の記事で詳しく解説していますので、対処法など参考にしてください。

食材や洗剤のカス

キッチンの排水口には、ゴミ受けやネットを設置しているケースがほとんどしょう。しかし、ゴミ受けやネットを通り抜けて、野菜の皮などの食材カスが流れてしまうことがあります。

 

小さなカスが流れると、排水管で油汚れとくっつき、つまりを大きくする恐れがあります。洗剤のカスも同様に、油汚れとくっつき固まってしまい、つまりの原因になってしまうのです。

 

これらの汚れは、ぬめりの発生とも関係しています。ぬめりは少量でも蓄積すると大きな塊になり、排水管をつまらせる原因になるので注意が必要です。

 

ゴミ受けや排水口はこまめに掃除し、ゴミが直接流れないように工夫しましょう。

固形物

うっかり排水管に流してはいけないものを流すと、つまりの原因になります。

 

キッチンの排水管に流しやすい固形物には、次のものがあります。

  • 古い歯ブラシ
  • スプーンなどのカトラリー類
  • つまようじ
  • 輪ゴム
  • 調味料のキャップなど

固形物を排水管に流してしまった場合、ラバーカップなどを使ってもつまりを解消するのは困難です。

 

大掛かりな工事が必要になるケースも考えられるため、落とさないように十分注意しましょう。

汚水桝の不具合

汚水桝とは、生活排水が一時的に集まる場所で、固形物や異物を沈殿させて取り除く役目があります。

 

汚水桝に不具合が生じると、排水がスムーズにできなくなり、キッチンの排水管のつまりの原因になることがあります。

  • 汚水桝に異物がつまっている
  • 汚水桝に汚れがたまっている
  • 汚水桝の一部が破損している

キッチンの排水がうまくできないときは、このような汚水桝の不具合が原因かもしれません。

 

一戸建ての場合、汚水桝は定期的に清掃・点検が必要です。汚水桝の掃除方法については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

排水管を掃除しても臭うときは他の原因をチェック

排水管を掃除しても臭うときは、汚れ以外に原因がある可能性があります。

 

キッチンの排水管の臭いには、以下の原因が考えられます。

  • 排水口内に溜まっている水(封水)がなくなっている
  • 排水ホースが破損している
  • 排水管のつなぎ目に隙間がある

このような不具合があると、排水管を掃除しても臭います。

 

キッチンの排水口の臭いが気になる方は、以下の記事を参考にしてください。臭いの原因と対処法をわかりやすくまとめています。

キッチンの排水管つまりの料金相場

排水管のつまり解消方法

キッチンの排水管のつまりを解消できないときは、業者に相談しまししょう。つまりの原因が分からないときも、業者に調査を依頼することをおすすめします。

 

キッチンの排水管のつまり修理の料金相場を、以下にまとめました。

作業内容 費用相場
キッチンの軽度のつまり(少しずつなら流れる) 6,000円~8,000円
キッチンの中度のつまり(油汚れなど) 6,000円~8,000円
トーラーの使用 8,000円~18,000円
高圧洗浄機の使用 28,000円~60,000円
排水管の交換(一部) 6,000円~8,000円
汚水枡の清掃 8,000円~15,000円

業者の高圧洗浄機は一般家庭用のものより強力なため、蓄積した頑固な汚れもきれいに落とせます。

 

固形物のつまりは修理費用が高額になる可能性もあるため、必ず事前に見積もりを依頼しましょう。

 

排水管のつまり料金について詳しく知りたい方は、以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

一戸建ての排水管は定期的な洗浄がおすすめ

3年に1回は排水管洗浄

マンションなどの集合住宅の場合、管理会社や大家さんが定期的に排水管の清掃を業者に依頼しています。

 

一戸建ての場合は、居住者が自分で排水管を掃除しなければなりません。しかし、こまめに掃除をしていても、排水管の奥まで掃除するのは困難です。

 

3年に1回は業者にメンテナンスを依頼し、高圧洗浄で清掃するのがおすすめです。

 

一戸建ての排水管の高圧洗浄については、以下の記事で料金相場をまとめています。清掃料金を安くする方法も紹介していますので、ご覧ください。

キッチンの排水管つまりを防ぐ方法

キッチンの排水管がつまるとキッチンが一時的に使えなくなり、生活に支障をきたすだけでなく、溢れかえった水で衛生面も気になります。

 

キッチンの排水管のつまりはある程度予防できますので、以下の予防法を参考に対策してください。

排水口にネットをつけておく

キッチンの排水口にゴミや固形物が流れてしまわないように、ゴミ受けにはネットをつけておく必要があります。

 

ネットはゴミ受けよりも目が細かいため、小さなゴミも流れないようにキャッチすることが可能です。

 

また、そのまま捨てられるため掃除もしやすく、ゴミ受けや排水口をきれいに保てます。

 

ネットはスーパーやドラッグストア、ホームセンターなど、キッチン用品が置いてある店で購入できます。料金は100円~200円と安く、百均でも売られていますので、必ず設置してこまめに取り換えましょう。

シンク周りに余計なものを置かない

誤って排水口に流さないように、シンク周りには余計なものを置かないことが大切です。

 

キッチンの排水口に流しやすいものには、次のものがあります。

  • 古い歯ブラシ
  • 調味料
  • スプーンやフォーク
  • 置物
  • 爪楊枝など

掃除のときに落として流してしまうこともあるので、できるだけ不要なものは除いておきましょう。

定期的に掃除する

今回したキッチンのつまり解消法は、普段のお掃除にも役立つ方法です。

これらの対処法を定期的に行うことで、汚れの蓄積を防げます。

 

排水口・排水管をきれいにしておけば、つまりをあらかじめ防げますので、お掃除は欠かさないようにしましょう。

パイプユニッシュでつまりを予防する方法

パイプユニッシュは、排水管のつまり予防にも効果的なアイテムです。

 

パイプユニッシュを使った掃除は、以下の手順で行います。

  1. フタと受け皿を外す
  2. 排水口にパイプユニッシュを1目盛注ぐ
  3. 15~30分放置する
  4. 水をたっぷり流す

つまりの予防目的であれば、1目盛で十分です。

 

1週間~10日1回ほど行うと、つまり予防の効果を期待できます。

キッチンの排水管つまりをすぐに解決したいときは

キッチンの排水管のつまりは、食べカスや洗剤カスが原因であれば、自分で解消できる可能性があります。

 

しかし、固形物を流してしまった場合や、原因が分からない場合には、自分で直すのは困難です。無理に直そうとせず、業者に相談しましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でも、キッチンの排水管のつまり修理を年中無休で受け付けています。相談無料で最短30分で駆けつけますので、緊急のトラブルも気軽にご相談ください。

 

クリーンライフにキッチンの排水管トラブルを相談してみる

2025.04.28
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