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蛇口交換

今回は、キッチンの蛇口の交換方法を詳しく解説していきます。

 

単水栓や壁付け混合水栓など、種類別に自分で蛇口を交換する方法を紹介。また、キッチンの蛇口を選ぶポイント、業者に交換を依頼した場合の料金相場もあわせて紹介します。

 

キッチンの蛇口交換に自信がない方も、この記事を参考にチャレンジしてみてください。

自分でできるキッチンの蛇口の交換方法

キッチンの蛇口

キッチンの蛇口交換に特別な資格は必要ないため、手順が分かれば自分で交換できます。

 

ここでは、蛇口の種類別に交換方法を解説していきます。

 

【用意するもの】

  • 新しい蛇口
  • ドライバー
  • モンキーレンチ
  • シールテープ
  • 古い歯ブラシ
  • 雑巾

新しい蛇口を用意するときは、サイズや型を間違えないように注意してください。

 

それでは、蛇口の種類別に交換方法を解説していきます。

単水栓の交換方法

壁付の単水栓は簡易キッチンなどで使われている蛇口です。単水栓の交換は、以下の手順で行います。

  1. 止水栓を閉める
  2. 蛇口を開けて残留水をすべて出す
  3. 蛇口を取り外す
  4. 歯ブラシや雑巾で給水管をきれいにする
  5. 単水栓の根元にシールテープを数回巻く
  6. 給水管に右回しで蛇口を取り付ける
  7. 水を出して漏れなければ完了

壁付け単水栓の場合、給水管を軸に蛇口を左回りに回すと取り外せます。固くて回せないときは、モンキーレンチを使用してください。

 

シールテープを巻く回数は、多くても少なくても水漏れの原因になります。取り付けてみて漏れるようであれば、テープを巻く回数を増減させてみましょう。

壁付け混合栓の交換方法

壁付け混合水栓は、割と古いキッチンに取り付けられている蛇口です。そのため、劣化によって水漏れすることが多々あります。

 

壁付け混合栓は、以下の手順で交換しましょう。

  1. 止水栓を閉める
  2. モンキーレンチで水栓を固定している左右のナットを外す
  3. 水栓を外す
  4. 壁にあるクランクを左回しで取り外す
  5. 給水管を歯ブラシや雑巾できれいにする
  6. クランクにシールテープを巻いて取り付ける
  7. クランクに水栓本体を取り付けてナットで固定する
  8. 水栓が床と平行になるように調整する
  9. 水を出して漏れなければ完了

新しい水栓を取り付ける際にクランクの根元を逆回転させると、シールテープがダメになってしまいます。

 

テープを巻くところからやり直す必要があるため、水平に調整する際は根元を回さないように注意してください。

カウンター型混合栓の交換方法

カウンター型混合水栓を交換する際は、念のために水の元栓を閉めておくと安心です。

  1. 止水栓・水道の元栓を閉める
  2. 床にタオルを敷く
  3. カウンター下のお湯と水の給水ホースの固定ナットを外す
  4. 水栓の固定を外す(ナットで固定されている場合は、専用の工具で外す)
  5. 台座と水栓の固定を外して、台座ごと水栓を持ち上げる
  6. 止水栓についている逆止弁を取り外す
  7. ドライバー・レンチを使って台座を取り付ける
  8. 台座に新しい水栓を取り付ける
  9. ドライバーで台座と水栓を固定する
  10. 給水栓に新しい混合栓の逆止弁を取り付ける
  11. 逆止弁に給水ホースを取り付ける
  12. シャワーホースがある場合、シャワーの給水ホースを蛇口と接続する
  13. 水を出して漏れなければ完了

給水ホースにはお湯用と水用があるので、確認してから逆止弁に取り付けてください。

 

単水栓・壁付け混合栓と比べると手順が複雑ですが、仕組みを理解していれば自分でも蛇口を交換できます。

賃貸の場合は管理会社に相談

賃貸でキッチンの蛇口を交換する場合、必ず管理会社に相談してください。

 

賃貸の場合は、蛇口は貸主の所有物になります。そのため、管理会社や貸主に無断で交換するのは良くありません。

 

もし、水漏れや劣化による故障で交換するのであれば、貸主の負担で交換できるケースがほとんどです。蛇口などの修理費用については契約書に記載されていますので、まずは確認してみましょう。

 

水漏れで困っているのであれば、止水栓を閉めて被害の拡大を防ぎ、速やかに管理会社に連絡してください。

自分でキッチンの蛇口を交換する際の注意点

注意点

自分でもキッチンの蛇口の交換はできますが、施工経験がないと難易度が高くなります。

 

ここからは、自分でキッチンの蛇口を交換する際の注意点を解説しますので、DIYをお考えの方は参考にしてください。

蛇口の型やサイズを間違えない

新しい蛇口を購入する際は、型やサイズを間違えないように注意してください。

 

原則、同じ設置タイプに交換しますが、設置タイプが同じ蛇口でも取付穴の口径が違ったり、配管の長さが足りなかったりすることがあります。

 

型やサイズがよくわからないときや、挑戦してみたものの上手く設置できなかったときには、近くの水道修理業者に相談しましょう。

水漏れに注意する

キッチンの蛇口の取り付け方を間違えると、水漏れするリスクがあります。

 

正しく設置できなければ、長く安心して使うことはできません。また、マンションなどで水漏れを起こすと、自宅だけでなく階下にまで漏水被害が及ぶこともあります。

 

水漏れのリスクを考慮するのであれば、水回りのプロである水道修理業者に依頼することをおすすめします。

タッチレス水栓の取付には資格が必要

蛇口の取り付けでも、電源を必要としない蛇口であれば資格がなくても設置できます。

 

しかし、タッチレス水栓など電源を必要とする場合には、第2種電気工事士以上の資格が必要です。

 

DIYが得意で設置できる人であっても、無資格で施工することは法律上で禁止されています。配線作業などを要する施工であれば、資格を持つ専門業者に相談してください。

キッチンの蛇口を選ぶポイント

Point

毎日のように使うキッチンの蛇口は、キッチンの大きさや使い方に合うものを選びたいものです。

 

何を基準に選ぶべきかお困りの方は、以下のポイントを参考にしてください。

機能性で選ぶ

キッチンの蛇口には、便利に使えるさまざまな機能が備わっています。

  • タッチレス水栓
  • 浄水器内蔵型
  • 引き出せるホース付き
  • シャワーの切り替え機能

このような機能性に優れた蛇口を選べば、日常の家事がぐっと楽になります。

 

必要な機能、ほしい機能は人によって異なりますので、自分に合った機能を備えた蛇口を選びましょう。

キッチンに合うサイズの蛇口を選ぶ

取り付ける場所に合うサイズの蛇口を選ぶことも大切です。

 

蛇口には、ストレートタイプやスワンタイプ、パイプを自由に動かせるフレキシブルタイプなど、さまざまなタイプがあります。

 

使いやすさも考慮して、キッチンに合うサイズの蛇口を選びましょう。

蛇口のタイプを確認して選ぶ

必ず蛇口のタイプを確認して、正確に取り付けられるものを選びましょう。

 

取付穴の数や位置によって、取り付けられる蛇口が異なります。現在使用している蛇口がどのタイプか確認し、同じタイプの蛇口を選んでください。

キッチンの蛇口交換の費用相場

費用相場

キッチンの蛇口を、自分で交換した場合と業者に依頼した場合の費用相場をまとめました。

 

DIYを検討している方も、業者に依頼する予定の方も、修理料金の相場を把握しておきましょう。

自分で交換する場合の費用相場

自分で交換する場合の費用相場は、以下の通りです。

単水栓 3,000円~
シングルレバー混合栓 7,000円~
ツーハンドル混合栓 7,000円~

上記に加えて、工具などが必要な場合は別途費用がかかります。

 

蛇口は種類によって価格差があり、単純な蛇口であれば安価ですが、機能性が高い蛇口になると5万円以上するものもあります。

 

自分で交換すれば作業料金はかからず、本体価格のみで施工できるので料金は抑えられるでしょう。

業者に依頼した場合の費用相場

つづいて、業者に依頼した場合の費用相場です。

単水栓 15,000円~
シングルレバー混合栓 20,000円~
ツーハンドル混合栓 25,000円~

業者に依頼すると作業料金がかかり、単水栓で15,000円~が費用の目安になります。

 

コストを抑えるのであれば、蛇口本体の価格が安いものを選びましょう。自分で交換するより費用はかかりますが、DIYの手間を考えるとコスパは悪くありません。

 

蛇口の交換費用については、以下で詳しく解説しています。詳細はご確認ください。

キッチンの蛇口交換を安く抑える方法

キッチンの蛇口交換を少しでも安く抑えるために、以下の方法をお試しください。

蛇口本体を安く購入する

蛇口本体を安く購入すれば、蛇口交換の費用を安く抑えられます。

 

業者によっては取り替えだけを依頼することもできますので、ネットやホームセンターで安く購入して、業者に取付だけ頼むと安く施工できます。

工事費用が安い業者を探す

安く施工できる業者を探すのもひとつです。

 

工事費用が安い業者を探すのなら、複数の業者で見積もりを取って比較します。

 

相見積もりを取って、安く施工できる業者に依頼すると良いでしょう。ただし、安さだけで決めるのは危険ですので、サービス内容や技術力、スタッフの対応などを見て、総合的に判断してください。

キッチンの蛇口交換はどこに頼む?依頼先4つ

キッチンの蛇口を点検する業者

いざキッチンの蛇口交換を頼むとなると、どこに頼むのかが問題です。

 

キッチンの蛇口交換を依頼できる先は、大きく4つあります。

保証期間内なら「キッチンの蛇口のメーカー」

まだ設置してから間もない場合や、保証期間内にトラブルで交換したいのであれば、キッチンの蛇口のメーカーに修理を頼むのがおすすめです。

 

無償で対応してもらえる可能性があるので、まずは保証期間を確認してみてください。

 

故障ではないのに交換したいのであれば、交換は自費になります。また、緊急性の高い修理でもすぐに対応してもらえない可能性はありますので、注意してください。

ポイントを貯めるなら「家電量販店」

家電量販店でも蛇口を取り扱っており、交換工事を依頼できます。

 

家電量販店のポイントを集めている、またはポイントが貯まっているのであれば、お得に依頼できるでしょう。店員さんが店頭にいるため、その場で説明を受けることが可能です。

 

ただし、家電量販店に依頼すると工事業者を選べないため、業者の当たり外れがある可能性があります。取扱商品も多くはありませんが、気に入った商品をお得に購入できるのであれば利用しても良いでしょう。

お店で直接相談するなら「ホームセンター」

ホームセンターでもキッチンの蛇口を購入・取り付けができます。

 

ホームセンターも店頭に説明してくれるスタッフがいるため、その場で質疑応答ができるのがメリットです。

 

一方で、選べる商品の数は多くないため、求めている商品は購入できない可能性があります。

スピードと技術力を求めるなら「水道修理業者」

対応スピードの早さと技術力で選ぶなら、水道修理業者です。

 

水道修理業者は水回りのトラブルに特化しているため、蛇口の交換に伴う水漏れなどのトラブルにも対応できます。24時間年中無休で対応している業者も多く、急なトラブルにも迅速な対応が期待できるでしょう。

 

なかには悪徳業者も存在しているため注意が必要ですが、信頼できる業者に依頼できれば安心して任せられます。

 

⇒クリーンライフにキッチンの蛇口交換について相談してみる

キッチンの蛇口交換を依頼する業者の選び方

キッチンの蛇口交換を依頼するときは、以下の点に注意して業者を選んでください。

施工実績が豊富な業者を選ぶ

キッチンの蛇口交換を依頼する前に、施工実績を確認しておきましょう。

 

施工実績や経験の量は、技術力と比例しています。キッチンの蛇口交換自体はそれほど難しい工事ではありませんが、知識や経験が豊富なことに越したことはありません。

 

技術力が高ければ、施工スピードの早さも期待できます。

保証制度やアフターサポートを確認する

保証制度とアフターサポートの有無も、業者選びで重要なポイントです。

 

蛇口交換の後に、不具合が生じる可能性もあります。万が一施工箇所にトラブルが起きても、迅速に対応してもらえれば安心です。また、保証制度が充実していれば、無償または安価な料金で対応してもらえます。

 

蛇口の交換を依頼する際は、保証制度やアフターサポートの詳細を確かめておきましょう。

水道局指定工事店を選ぶ

信頼できる業者を見極めるのも大切です。

 

信頼できる業者の特徴の一つが「水道局指定工事店」であることです。各自治体の水道局指定工事店は、「適切に水道工事ができる」と認められている業者です。

 

蛇口交換は非指定工事店でも対応できますが、一定の水準以上の知識や技術を備えている水道局指定工事店の方が、信頼度は高いといえるでしょう。

 

蛇口交換を依頼する業者の選び方は、以下のページでも解説していますのでお役立てください。

キッチンの蛇口の交換を検討するなら

キッチンの蛇口の交換方法と費用相場を紹介しました。

 

キッチンの蛇口から水漏れや異音がするときは、交換時期かもしれません。蛇口の交換は自分でもできますが、DIYに慣れていないと取り付けにてこずったり、うまく取り付けられない可能性もあります。

 

蛇口交換に自信がないときは、私たち『クリーンライフ』にぜひご相談ください。キッチンの蛇口の交換や修理にも迅速に対応いたします。

 

⇒クリーンライフにキッチンの蛇口交換について相談してみる

2024.05.18
2024.06.06

混合水栓の交換は難しそうですが、道具さえ揃えればご自分でも可能です。今回は、混合水栓の種類別に交換方法を紹介するので、トライしてみましょう。

 

ただし、混合水栓の交換は、水道修理業者に依頼した方がおすすめの場合もあります。どういう場合におすすめなのかを説明するので、当てはまるなら迷わずに業者に依頼してください。

 

業者の選び方や費用相場も、あわせて説明します。

自分で混合水栓を交換する方法

洗面台にある混合水栓

混合水栓を交換するために必要な道具と、種類ごとの交換方法を説明します。

混合水栓の交換に必要な道具

混合水栓の交換に必要な道具は、以下のとおりです。

  • モンキーレンチ
  • 立水栓取付レンチ
  • 六角レンチ
  • マイナスドライバー
  • 雑巾
  • ビニールシート(養生のため)
  • バケツや洗面器
  • 歯ブラシ(取り外した箇所の清掃のため)
  • シールテープ(壁付タイプのみ)
  • プラスドライバー(浴槽デッキタイプの点検口を開けるため)

モンキーレンチは、水漏れの修理などにも不可欠な道具です。

混合水栓の交換の準備

給水を止めてから、作業を始めます。

 

混合水栓を交換する前に、以下の2つを済ませておきましょう。

  1. 止水栓・元栓を閉める
  2. 蛇口を開けて、内部に残った水を出し切る

給水を止めても、水栓本体や給水管に水が残っています。水栓のハンドル(レバー)を開けて、残留水を出し切っておきましょう。

 

止水栓の場所が分からない方は、以下の記事を参考に探してみてください。

水道の元栓の場所は、こちらの記事が参考になります。

壁付タイプ混合水栓の交換の仕方

壁付タイプの混合水栓は、クランクで水栓を固定しています。

 

以下の手順でクランクを外し、混合水栓を交換しましょう。

ステップ1:古い混合水栓を取り外す

古い混合水栓やクランクが壁に固着していたら、無理に外すと給水管にダメージを与えてしまいます。給水管が壊れると修理代が高額になるので、無理に外さずに水道修理業者への依頼がおすすめです。

  1. 混合水栓の後部に設置された固定ナットをゆるめて、本体をクランクから外す
  2. クランクを反時計回りに回して、壁から取り外す
  3. クランクを外した箇所(穴)を古い歯ブラシ等で掃除する
  4. コーキングやシールテープの残りなどが取れないなら、カッターを使って除去する

クランクを外した後は汚れを完全に取らないと、新しいクランクとの間に隙間ができて、水漏れの原因になります。

ステップ2:新しいクランクを仮設置する

新しいクランクを仮設置してみます。

  1. 新しいクランクにシールテープを巻きつける前に、仮に設置してみる
  2. 設置した際に、何回回転すべきなのかをチェックする
  3. 新しいクランクにシールテープを少し引っ張り気味にして、回転方向に5〜9回程度巻きつける
  4. シールテープを指で馴染ませる

シールテープを馴染ませた後に、金属配管用シール材を塗ると設置しやすくなります。

ステップ3:新しい混合水栓を設置する

新しいクランクを設置するとき、クランクの2つの設置箇所が左右バランス良くなるように調整しながら設置します。

  1. 新しいクランクを設置する(ステップ2の2番目で数えた数より1つ少ない回数でやめる)
  2. クランクにパッキンを設置して、混合水栓を設置する
  3. クランクを調整して、左右の高さが同じになるようにする
  4. 混合水栓の後部の固定ナットを締める
  5. パッキンとスパウトを設置する
  6. ナットをしっかり締める

元栓を開いて水が漏れないか確認して、水漏れがあれば再度設置しましょう。

台付タイプワンホールタイプ混合水栓の交換の仕方

まずはカウンターの下で、配管が見える状態か確認してください。化粧板等で見えないようにしている場合は、ご自分での交換は難しいので、業者に依頼しましょう。

ステップ1:古い混合水栓を取り外す

まずは、古い混合水栓を取り外します。

  1. カウンターの下で、配管と混合水栓を接続しているナットや逆止弁を外す
  2. カウンターの下で混合水栓を固定している金具を外す
  3. 混合水栓を引き抜いて取り外す
  4. 取り外したあとの穴など、接続部分周辺を掃除する

カウンターの上に台座があるタイプもあります。台座がある場合は、台座も一緒に取り外します。

ステップ2:新しい混合水栓を設置する

混合水栓によっては、アダプターが必要な種類もあります。説明書を確認して、設置してください。

  1. 台座のあるタイプは、台座を設置する
  2. 新しい混合水栓を設置する
  3. 逆止弁にパッキンを設置して止水栓に接続する
  4. 逆止弁に給水ホースを取り付ける

給水して水漏れがないか確認して、終了です。

台付タイプツーホールタイプ混合水栓の交換の仕方

ツーホールタイプは、作業を始める前に給水管・給湯管がナットではなく、直接接続されている場合があります。直接接続されている場合は、配管を切って、ステンレスフレキ管の交換が必要です。

ステップ1:ツーホールタイプ混合水栓を取り外す

混合水栓を外す際に、ナットなどがどのように接続しているのかを確認しておきましょう。

  1. カウンター下の給水管と給湯管の接続部のナットを緩めて、水栓から外す
  2. 台の下で水栓を固定している金具を外して、水栓を引っ張って取り外す
  3. 取り付け穴など、取り付けてあった箇所を歯ブラシで清掃する

汚れは水垢が多いので、酸性の洗剤がおすすめです。

ステップ2:新しい混合水栓を設置する

カウンターでの混合水栓の接続は、立水栓取付レンチを利用します。

  1. 新しい混合水栓を穴に設置する
  2. カウンターの下側から固定金具を設置して取り付ける
  3. 逆止弁のあるタイプは、パッキンを設置して逆止弁と接続する

寒冷地では、逆止弁のないタイプの利用がおすすめです。逆止弁があると水抜きができません。

ステップ3:混合水栓と給水管・給湯管を接続する

給水管・給湯管が動かないように、モンキーレンチで固定して作業します。配管をねじると、水漏れの原因になるので注意が必要です。

 

逆止弁のあるタイプは、逆止弁に接続します。

  1. 混合水栓と給水管・給湯管にパッキンやナットをつけて、仮につなぐ
  2. つないだ状態を確認して、問題ないならナットを固定する

仮につなぐ際は、ナットを締め付けないよう注意してください。元栓を開けて給水し、水漏れがなければ完了です。

コンビネーション水栓の交換の仕方

コンビネーション水栓は、2つの穴に水栓本体とレバーを設置したタイプです。主として洗面所で利用されます。

ステップ1:コンビネーション水栓とレバーを取り外す

水栓とレバー、両方を取り外します。

  1. レバーと蛇口本体を給水ホースから取り外す
  2. 固定された台座を水栓レンチで取り外す
  3. レバーと水栓本体を引き抜くようにして取り外す

取り外したあと、水垢などの汚れが付着していたら清掃しておきます。

ステップ2:逆止弁を交換する

コンビネーション水栓は、基本的にワンホール水栓と同じ構造なので、逆止弁がついていることが多い傾向です。

  1. 止水栓の逆止弁をモンキーレンチで取り外す
  2. 新しい逆止弁を設置する

逆止弁がついていない場合は、次のステップに進みましょう。

ステップ3:新しいコンビネーション水栓を設置する

レバーと水栓をそれぞれの穴に設置します。

  1. 台の穴、それぞれに水栓とレバーを設置する
  2. 台の裏から固定する

台の裏は見えにくいので、懐中電灯等を用意しておきましょう。

ステップ4:コンビネーション水栓と給水管を接続する

レバーの操作で水栓から水が出るように、接していきます。

  1. 逆止弁と給水ホースを接続する
  2. クリップとキャップで固定する
  3. レバーと水栓を給水ホースに接続する

元栓を開けて給水し、水漏れがないか確認して終了です。

デッキタイプ水栓の交換の仕方

デッキタイプ水栓は、水栓が浴槽のフチに設置されたタイプです。

ステップ1:古い水栓を取り外す

デッキタイプの水栓は、止水栓と一体化しています。水栓を取り外すと、止水栓も一緒に取り外されます。

  1. 水栓を設置している下部にある点検口を、プラスドライバーを使って開ける
  2. 水栓にホースを固定しているナットをモンキーレンチで外して、ホースを取り外す
  3. 立水栓取付レンチで水栓を固定している座金を緩めて、水栓を取り外す
  4. 取り外したあとに掃除する

点検口がないタイプは、ご自分での取り外しは難しいので業者に依頼してください。

ステップ2:新しい水栓を設置する

止水栓の設置が必要なこと以外は、台付混合水栓と同じやり方で設置できます。

  1. 止水栓を給水管に取り付ける
  2. 水栓本体を取り付け、穴に差し込む
  3. 台下から立水栓取付レンチを使って金具を締め付ける
  4. フレキホースが劣化していたら、交換する
  5. フレキホースと給水・給湯配管を接続し、モンキーレンチでナットを締める
  6. シャワーを接続する
  7. 水栓本体にスパウトを設置する

元栓を開けて給水し、水漏れがないか確認できたら完了です。

 

混合水栓の他、自分で蛇口を交換する方法は以下の記事でまとめています。参考にしてみてください。

混合水栓の種類を確認するポイント

POINT

ご自分で混合水栓を交換する場合、設置されている水栓と同じ種類がおすすめです。異なる種類の水栓を設置すると、穴の開け直しなど、新たな工事が必要になる可能性があります。

 

ここでは、同じ種類の混合水栓を選ぶためのチェックポイントをご紹介します。

設置場所

混合水栓が設置されている場所を、まず確認してください。

例えば、浴室の場合は、壁または浴槽のフチに取り付けられた台の上に設置されています。

 

また、壁付けタイプで設置場所の下に天板や水切りなどがあると、クランクが回せないため設置できない場合があります。

 

以下の記事ではキッチンや浴室など、設置場所に蛇口の種類をまとめました。こちらもぜひ確認してみてください。

ホールの大きさと数

混合水栓のホールの数は、1つまたは2つです。ただし、シャワーの穴が別についている場合もあります。1つ穴タイプにシャワーの穴があっても、2つ穴タイプの混合水栓は設置できません。

 

2つの場合、ホール間の距離も確認が必要です。基本的には、国産品は規格が決まっており、105mm~225mmなら交換できます。しかし、外国製や古いタイプは、現在の国産規格と異なる場合があります。

ハンドルの種類と数

よく利用されるハンドルタイプの混合水栓は、主に以下の2種類です。

  • ツーハンドル
  • シングルレバー

ツーハンドル部分をレバー型に変えることも可能です。ハンドルのトラブルなら、ハンドルのみの交換で解決する場合もあります。

 

蛇口のハンドルでトラブルが起きたら、以下をご覧ください。

洗面所は「排水栓の操作棒」の種類も確認

洗面所の混合水栓は、排水栓の種類も確認が必要です。以下のような種類があります。

  • ポップアップ式
  • ワンプッシュ式
  • ゴム栓式
  • 貫通穴(排水金具)なし

ゴム栓式は手動で開閉するタイプなので、一番シンプルな構造です。

 

洗面台の蛇口については、以下で詳しく触れています。

混合水栓の交換を業者に依頼がおすすめのケース

水道修理業者

混合水栓の交換を業者に依頼した方が良いケースは、以下のとおりです。

  • 混合水栓が古くて給水管から取れない
  • 混合水栓の交換作業に少しでも不安がある
  • 混合水栓の交換でタッチレスにしたい

それぞれについて説明します。

混合水栓が古くて給水管から取れない

築年数の古い住宅で、長い間交換していない混合水栓は給水管に癒着して取り外しが難しい場合があります。無理に取り外すと給水管が壊れてしまい、修理代が高額になるので、業者への依頼がおすすめです。

 

古い混合水栓は規格が異なり、ホールの大きさも違う可能性もあるので、取り外せたとしても設置できないかもしれません。

混合水栓の交換作業に少しでも不安がある

混合水栓の交換は、そんなに難しい作業ではありません。しかし、失敗すると水漏れなどのリスクがあります。少しでも不安があれば、業者に依頼しましょう。

 

途中で不安になった場合も、不安になった時点で作業をやめて業者に依頼してください。業者に依頼するときは、持ち込み部品に対応しているか確認しましょう。

混合水栓の交換でタッチレスにしたい

タッチレスにしたい場合、電気工事が必要です。その他、さまざまな機能付きの新しいタイプの混合水栓にしたい場合は、業者に相談した方がいいでしょう。

賃貸で混合水栓を交換するときの注意点

賃貸住宅で混合水栓を交換する場合は、何らかのトラブルがあれば、大家さんに費用負担があることがほとんどです。

 

「新しい機能をつけたい」「もっと使いやすくしたい」といった理由なら、入居者の負担になります。原状回復の義務があるので、古い水栓を保管しておいた方が良いでしょう。

 

しかし、入居者の負担になるからといって、勝手に交換できません。必ず、大家さんや管理会社に相談してから、交換しましょう。

 

ご自分で交換した方が節約できますが、万が一失敗すると損害賠償が発生するので、ご自分での交換作業はおすすめできません。

混合水栓の交換を業者に頼む場合の費用相場

業者に混合水栓の交換を依頼した際の、作業料金の相場です。

作業項目 費用相場
ワンホール混合栓の交換 7,000~11,000円
ツーホール混合栓の交換 10,000〜13,000円
壁付き混合栓の交換 7,000~10,000円
コンビネーション水栓の交換 16,000〜30,000円以上
デッキタイプ水栓の交換 13,000〜16,000円以上

上記に加えて、混合水栓の本体価格と基本料金(3,000円〜5,000円)等が加算されます。依頼前に、必ず見積もりをしてもらいましょう。

 

蛇口の交換費用は、以下で詳しく解説しています。

混合水栓の交換依頼の業者の選び方

混合水栓の交換で業者を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてください。

  • 水道局指定工事店か確認する
  • 希望メーカーの蛇口の取扱いがある
  • 口コミ評価が高い
  • 交換費用の目安が公開されている
  • 見積書が項目ごとに丁寧に書かれている

お住まいの自治体で、水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)に指定されている業者かどうか確認してください。

 

給水管が古い場合や蛇口が癒着して取れない場合など、給水管の修理が発生するかもしれません。基本的に混合水栓の交換には資格は不要ですが、給水管の交換や新設は、指定工事店しか対応できません。

 

もしもの場合に指定業者に依頼しておくと、トラブルが起きてから業者を改めて探す必要がありません。

水道局指定工事店は、以下でより詳しくお伝えしていますので、参考にご覧ください。

指定工事店なら、技術も安定しているので安心です。相見積もりをして、信頼できる業者を選びましょう。

 

ぼったくりを避けるため、業者に依頼する前に、以下を確認しておくのもおすすめです。

混合水栓を交換するなら

混合水栓の交換方法や注意点などをご紹介しました。混合水栓の交換は、資格なしにできる作業です。しかし、途中で少しでも不安になったら、水道修理業者に相談してください。

 

私たち『クリーンライフ』は、持ち込み商品の取り付けにも対応しています。途中で不安になったら、すぐにご相談ください。

 

深夜・早朝・休日の割増料金はないので、交換してほしいときにいつでも駆けつけます。ほとんどの地域で、お問合せ後、最短30分でお伺い可能です。

⇒クリーンライフに混合水栓の交換について相談する

2024.05.18
2024.06.06

蛇口を交換する方法、注意点を解説していきます。まずは、どのようなタイプの蛇口なら交換可能なのかを、説明します。

 

単水栓、ワンホールタイプやツーホール混合水栓、壁付けタイプや台付けタイプなど、同じ蛇口の種類の方が交換しやすいので、種類の見分け方も説明します。

 

万が一、途中で業者に蛇口交換を依頼したい場合のために、費用目安もお伝えするので参考にしてみてください。

交換できる蛇口のチェックポイント

POINT

今、設置している蛇口と同じ種類なら、初めての方も交換できる可能性が比較的高いです。

 

ただし、古い蛇口の場合、形や設置方法が同じに見えても、規格が異なるかもしれません。微妙に設置箇所の大きさが違うと、設置用の穴を開け直す必要があるため、業者への相談がおすすめです。

 

どんな蛇口なら交換できるのか、以下をチェックしましょう。

単水栓か混合水栓か

単水栓は、水かお湯の一方だけが出る蛇口です。学校の水飲み場や庭の散水栓、洗濯機(一部の洗濯機は希望により混合水栓にする場合も)で利用されています。

 

一方、混合水栓はお湯と水が両方出てくる蛇口です。主に以下の3つの種類があります。

  • ツーハンドル混合水栓
  • シングルレバー混合水栓
  • サーモスタット混合水栓

2つのハンドル、または1つのレバーで温度の調節をします。サーモスタット混合水栓は、温度調整バルブが搭載されてお湯の温度を一定に保つ蛇口です。

ホールの数と大きさ

蛇口を設置する穴(ホール)の数と大きさ(穴径)を確認する必要があります。

 

ホールの数は1つ(ワンホール)、または2つ(ツーホール)です。ツーホールの場合は、ホールとホールの距離も大切です。ホール間の距離は「取付ピッチ」と呼ばれます。

 

例えば、キッチンのツーホールタイプの取付ピッチは、どのメーカーも共通で203mmです。ただし、古いタイプの蛇口は、規格が異なるので設置するときに注意してください。

蛇口が設置されている場所

蛇口の設置の仕方は、次の2種類です。

  • 壁付き
  • 台付き

壁付きはツーホール、台付きはワンホールとツーホールの場合があります。

洗面所の蛇口は排水栓の種類もチェック

洗面所の蛇口の場合は、排水栓の開閉方式の確認も必要です。以下のような種類があるので、同じ種類の蛇口を選びましょう。

  • ポップアップ式
  • ワンプッシュ式
  • ゴム栓式

ポップアップ式からワンプッシュ式へ交換する場合は排水金具を交換しなくてはならないので、ご自分での対応は難しいでしょう。ゴム栓式なら、シンプルな構造なので簡単に交換可能です。

水道の蛇口交換の基本的な知識

蛇口

蛇口交換を始める前に、おおまかなやり方を知っておきましょう。必要な道具と作業の流れを説明するので、ご自分で交換ができるかどうかの参考にご覧ください。

蛇口交換に必要な道具

蛇口の交換には、以下の道具が必要です。

  • 新しく設置する蛇口
  • マイナスドライバー・プラスドライバー
  • 六角レンチ
  • ウォーターポンププライヤー
  • モンキーレンチ(単水栓の場合は不要)
  • 立水栓取付レンチ(台付けタイプの場合)
  • シールテープ(壁付きタイプの場合)
  • バケツ
  • 雑巾
  • 古い歯ブラシ
  • 懐中電灯
  • 軍手

マイナスドライバーは、止水栓の開閉に使います。古い歯ブラシは、古い蛇口を外した箇所の掃除用です。

蛇口交換の流れ

蛇口の種類によって交換作業の方法は異なりますが、だいたいの流れは以下のとおりです。

  1. 止水栓を止める
  2. 古い蛇口を取り外す
  3. 接続部分の配管内部等を掃除をする
  4. 新しい蛇口を取り付ける
  5. 止水栓を開けて水漏れがないかを確認する

蛇口の交換作業を始める前に、必ず止水栓を閉めましょう止水栓は水回り箇所ごとに設置されています。止水栓を閉めていないと、古い蛇口を取り外した際に水があふれてしまうためです。

 

もし止水栓の場所がわからない場合は、水道メーターの横に設置された元栓を閉めてください。

【種類別】蛇口交換のやり方

モンキーレンチ

それでは、具体的に蛇口の交換方法を見ていきましょう。交換前に必ず、止水栓・元栓を閉めてください。

  • 単水栓の交換方法
  • ワンホール台付きタイプの蛇口交換方法
  • ツーホール台付きタイプの蛇口交換方法
  • ツーホール壁付きタイプの蛇口交換方法

以上の種類の順に説明します。

単水栓の交換方法

単水栓は、蛇口の交換方法の中で最も簡単です。まずは、単水栓の交換方法から説明します。

 

今回紹介するのは、壁付けタイプの単水栓の交換方法です。

  1. 止水栓・元栓を閉めて給水を止める
  2. 給水を止めても水が残っているので、蛇口のハンドルを回して残留水を出し切る
  3. 古い蛇口の本体を反時計回りに回して、取り外す
  4. 給水管内に残ったシールテープの残骸を、古い歯ブラシでこそげ落とす
  5. 新しい蛇口にシールテープを巻き付ける(時計回りに7~12回程度)
  6. 蛇口本体を時計回りに回しながら、取り付ける
  7. 水道の元栓を開けて、蛇口から水を出してみる

水漏れがなければ、完了です。

ワンホール台付きタイプの蛇口交換方法

ワンホール台付きタイプのシングルレバー蛇口の交換方法を説明します。

 

まずは、作業しやすいように、余計なものを移動しておきましょう。キッチンや洗面台の場合は、シンク下や洗面ボウル下の物入れの中も空っぽにしておくと、スムーズです。

  1. 止水栓を閉めた後で、蛇口をひねって残留水を出し切っておく
  2. 止水栓をモンキーレンチで固定して、給湯管・給水管からホースを外す
  3. 台の下側からナットを外して、古い蛇口を取り外す
  4. 蛇口の設置されていた場所を古い歯ブラシ等で掃除する
  5. 新しい蛇口本体を六角レンチで設置する
  6. 逆止弁付きソケットを給水・給湯管の止水栓に接続する
  7. 逆止弁付きソケットにホースを取り付ける
  8. 止水栓・元栓を開ける

ソケットにホースを取り付ける方式は、次の2種類があります。」

  • ワンタッチ方式
  • クイックファスナー方式

説明書を確認して、設置してください。止水栓を開けたあとに蛇口を開けて水を出し、水漏れの有無を確認して終了です。

ツーホール台付きタイプの蛇口交換方法

ツーホール台付きタイプの蛇口交換は、ワンホールタイプより難易度が高い作業です。特に、配管が見えない場所に設置されている場合は、難易度が高すぎるので業者への依頼をおすすめします。

  1. 止水栓・元栓を閉めて、蛇口を開けて残留水を出し切る
    (ツーハンドルの場合は両方のハンドルを開ける)
  2. 止水栓の蛇口側のナットを緩めてホースを取り外す
    (止水栓が回らないように、モンキーレンチで固定する)
  3. 立水栓取付レンチで蛇口を設置した台の下にある固定金具を緩めて外す
  4. 蛇口本体を引き抜くようにして取り外す
  5. 取付穴や天板周辺を掃除する
    (水垢などがついている可能性があるので、酸性洗剤を使用)
  6. 新しい蛇口を取り付ける
    (下側から固定金具を立水栓取付レンチで締め付ける)
  7. 止水栓をモンキーレンチで固定して給水・給湯配管を接続する
  8. 止水栓・元栓を開けて、蛇口を開けて水を出してみる

水漏れがなければ、終了です。

ツーホール壁付きタイプの蛇口交換方法

壁付きタイプは、壁に固定するためのクランク(脚部)で設置されています。クランクは設置が若干難しいのですが、アジャストクランクがおすすめです。

 

アジャストクランクは設置したあとに5㎜程度動かせるので、初心者でも合わせやすい仕様です。それでは、蛇口の設置方法の説明をします。

  1. 止水栓・元栓を閉めて給水を止め、蛇口をひらいて残留水を取り除く
  2. モンキーレンチで蛇口のナットを緩めて、クランクから蛇口を取り外す
  3. 反時計回りに回して、クランクを取り外す
  4. クランクを設置していた箇所を掃除する
  5. コーキングしていた場合は、カッターナイフなどで取り除く
  6. 新しいクランクにシールテープを時計回りに5〜9回程度巻きつける
  7. シールテープを指で馴染ませて、金属配管用シール材を塗る
  8. クランクを設置する(2つが同じように設置できるように調整する)
  9. 蛇口本体をクランクに設置する
  10. 止水栓・元栓を開けて、水を出してみる

もし蛇口とクランクに隙間があれば、コーキングガン等で隙間を埋めましょう。

蛇口交換の注意点

注意点

蛇口の交換をする際に、注意点を確認しておきましょう。注意点は、以下の4つです。

  • 蛇口を修理できる可能性もある
  • 賃貸の場合は勝手に交換しない
  • 失敗のリスクもある
  • 持ち込み水栓を設置する業者を見つけておく

それぞれについて説明します。

蛇口を修理できる可能性もある

「蛇口が壊れた」と思ってすぐに交換を考える前に、修理ができないかを検討してください。一般的に蛇口の寿命は、10年程度といわれています。

 

一方、蛇口内部に設置されたパッキンやカートリッジは、使い方によっては5年程度で摩耗してしまうことも。パッキンやカートリッジを交換するだけで、使えるようになる可能性があります。

 

部品交換の方が、ずっと簡単です。修理業者に依頼したとしても安価なので、設置して5年程度の蛇口は修理を検討してください。

 賃貸の場合は勝手に交換しない

賃貸住宅で蛇口の交換をする場合は、大家さんや管理会社に相談してください。不具合が原因なら、交換費用は大家さんが負担します。

 

賃貸住宅は退去の際に、原状回復の義務があります。借りる契約時と同じ状態にしなくてはいけないので、再度もともと設置された蛇口にしなくてはいけません。

 

また、自分で交換して給水管等にダメージを与えると、高額の修理費用を負担する必要があります。

失敗のリスクもある

どんなにDIYに慣れていても、蛇口の交換は状況によってはかなり難しいため、失敗する可能性があります。

 

例えば、古くなった蛇口は、給水管との接続部分が錆びているかもしれません。錆びついており、取り外しが難しくて力を入れすぎると、給水管が壊れてしまうことも。

 

DIYに慣れていても、古くなっている蛇口の場合は、上記のような予期せぬ状況が考えられます。少しでも不安になったら、無理に継続せずに水道修理業者に設置を依頼してください。

持ち込み水栓(蛇口)を設置する業者を見つけておく

蛇口の交換作業の途中で、設置できるかどうか不安になったら水道修理業者への依頼がおすすめです。しかし、全ての業者が持ち込み部品の設置を請け負っているわけではありません。

 

中には業者から購入した蛇口しか対応していないので、注意が必要です。持ち込みの蛇口を設置する業者をチェックしておきましょう。

蛇口交換を業者に依頼した際の費用相場

費用相場

蛇口交換を水道修理業者に依頼した場合の費用相場をご紹介します。費用には、蛇口の本体価格は含まれていません。

作業項目 費用相場
ワンホール混合栓の交換 7,000~11,000円
ツーホール混合栓の交換 10,000〜13,000円
壁付き混合栓の交換 7,000~10,000円
単水栓の交換 6,000〜10,000円
部品交換 3,000〜8,000円

シャワー付きやタッチレスなどは、電気工事など別の工事が必要になる可能性があります。必ず見積もりをして、依頼してください。

 

また、上記以外に業者によっては、以下のような料金が発生します。

料金項目 相場料金
見積もり料金 0円〜
基本料金 0円〜5,000円
出張費用 0円〜4,000円
早朝・深夜・休日の割増料金 0円〜8,000円
キャンセル料金 キャンセルする時期により変動

業者ごとに決められた料金で、作業に関係なく一定です。問い合わせ時に確認しておきましょう。

蛇口交換を検討中なら

蛇口交換の方法を紹介しました。元々設置している蛇口と同じ種類で、道具が揃っているなら、スムーズにできるでしょう。

 

しかし、少しでも不安があれば、途中からでもプロの水道修理業者へ依頼することをおすすめします。無理に設置しようとして、給水管にダメージを与えると大変です。

 

私たち『クリーンライフ』は、お持ちの蛇口の交換にも対応しています。もちろん、どの蛇口に交換するか迷われている方も、お気軽にご相談ください。

⇒クリーンライフに蛇口交換の相談をしてみる

2024.05.18
2024.06.06

古い蛇口の種類やよくあるトラブル、交換方法を解説します。古い蛇口にトラブルがあってそのまま使っていると、さらに大きなトラブルに繋がります。

 

古い蛇口では、以下のようなトラブルが多い傾向です。

  • 内部のサビ
  • 水漏れ

蛇口の寿命や交換方法もあわせて解説するので、参考にしてみてください。

古い蛇口の種類

外にある蛇口

古い蛇口の種類は、大きく分けると次の2種類です。

  • 単水栓
  • 混合水栓

それぞれの種類の特徴や構造、どのような蛇口があるのかを解説します。

単水栓

単水栓とは、水、またはお湯のみが出てくる蛇口です。以下のような種類があります。

  • 横水栓
  • 万能ホーム水栓
  • 自在水栓
  • 横形自在水栓
  • 立形自在水栓
  • 立水栓
  • 衛生水栓
  • カップリング付横水栓
  • 双口水栓
  • 散水栓
  • 水のみ水栓

単水栓のほとんどの種類は、主に庭や公園、公共の場所の手洗い場、食堂の厨房などで使われています。住宅内でも使用されているのは、現在では万能ホーム水栓くらいでしょう。

 

万能ホーム水栓は、吐水口のついたスタウトが上下に動くタイプです。家庭では洗濯機に使われていますが、現在ではもっと利用しやすい洗濯機専用水栓の使用が増えました。

混合水栓

混合水栓は、1つの水栓からお湯・水、どちらも出せるタイプです。お湯と水の量を調整して、適切な温度にできます。

 

混合水栓は給湯管と給水管につながっており、設置する箇所の穴の数によって、以下の2種類に大きく分けられます。

  • ワンホール混合栓
  • ツーホール混合栓

1つの穴の蛇口と2つの穴の蛇口、それぞれにどのような種類の水栓があるのかを見ていきましょう。

ワンホール混合水栓

1つの穴に設置するタイプのワンホール混合栓で、現在使われているのは以下の種類です。

  • 台付きシングルレバー混合水栓

台付きシングルレバー混合水栓は、キッチンでよく利用されている蛇口の種類です。ハンドルレバーを左右・上下に動かして、温度と水量を調節します。片手で温度・水量を調節しやすいので、使いやすいタイプです。

 

このタイプの古い蛇口は、レバーを下げると水が出るものが多い傾向でした。しかし、阪神・淡路大震災の際にレバーが事故的に下がって、水浸しになった例が多く発生しました。そのため、2000年にJIS(日本工業規格)で、レバーを上げると水が出るタイプのみに限定されています。

ツーホール混合栓

2つの穴に設置するタイプの蛇口には、主に次の種類があります。

  • 台付きツーハンドル
  • 壁付きツーハンドル
  • 壁付きシングルレバータイプ

ツーハンドルタイプは、ハンドルが2つ設置されており、それぞれ水とお湯の調整に使用されます。ハンドルにお湯は赤、水はブルーのキャップがついているものが多い傾向です。

 

また、シングルレバータイプの混合水栓も壁付けタイプがあります。壁付けタイプは壁に2つの穴が空いていますが、構造はワンホールタイプのシングルレバータイプと同様、1つのレバーで水量・温度を調整します。

 

また、サーモスタット付き混合水栓も、ツーホール混合栓の1種です。サーモスタット付き混合水栓は、温度を自動的に調整する機能がついています。設定温度のお湯を常に配給するため、シャワーが快適で、浴室で主に使われます。

古い蛇口でよくあるトラブル

水が出ている蛇口

古い蛇口をそのまま使い続け、起こりうるトラブルは主に次の3つです。

  • サビが水に混入する
  • 水漏れしやすい
  • ハンドルが動きにくい

それぞれの注意点を含めて説明します。

サビが水に混入する

古い蛇口は、金属部分が錆びてしまいます。内部のサビが増えていくと、水に混入してしまう可能性が。サビの色がついていないか確認してみましょう。白いカップに入れてみるとわかりやすいです。

 

サビの混じった水を常飲していると健康に影響があるので、特に小さなお子さんがいるご家庭ではすぐに交換しましょう。

水漏れしやすい

古い蛇口の水漏れの原因は、主に内部部品の劣化です。しかし、内部部品を交換しても水漏れが続くケースがあります。蛇口本体の劣化で、金属部分がすり減って水漏れしているのかもしれません。

 

特にスパウトと本体などの接続部分は、パッキンを交換しても緩みやすくなります。

ハンドルが動きにくい

ハンドルとの接続部分が錆びついたり、古くなって癒着したりしてハンドルが動きにくくなります。動きにくいハンドルを無理に動かそうとすると、蛇口本体や給水管等にダメージを与えてしまう可能性も。

 

水漏れ修理でパッキン交換のために、古い蛇口のハンドル部分を外そうとして、蛇口本体を壊してしまう可能性もあるので注意が必要です。

蛇口の耐用年数

蛇口の耐用年数は、10~15年といわれています。中には、住宅を建築してからずっと長年使っていらっしゃる方もいますが、古い蛇口は不具合が出やすいので交換を検討しましょう。

 

内部が錆びたり、カビ・水苔などが生えたりします。そのため、衛生的な観点からいえば、機能に問題なくても10年をすぎたら交換がおすすめです。

 

また、新しい蛇口は、さまざまな機能付きが増えている点も魅力といえます。

古い蛇口の交換方法

洗面台

古い蛇口は、ご自分での交換が可能です。ただし、交換する際に注意したいことがあります。

 

ここでは、交換前にチェックしたいポイントや交換方法を説明するので、参考にしてみてください。

古い蛇口のチェックポイント

古い蛇口と新しい蛇口がほぼ同じ仕様になっているなら、ご自分での蛇口交換が可能です。単水栓から混合栓にする場合は、新たに給水管(給湯管)を引く必要があるため、ご自分ではできません。

 

同じ混合栓、単水栓で交換する場合も以下の点を確認してください。

  • ホールの外径
  • ツーホールならホールとホールの距離
  • ワンホールかツーホールか

ホールの大きさが違うと、蛇口の接続部が穴に入らなかったり、設置後にぐらついたりします。

 

ホール間の距離は、ある程度の差は許容されます。しかし、あまりにも違うと設置できません。特に古い蛇口は仕様が異なるケースがあるので、注意が必要です。

 

ワンホール水栓の後にツーホール水栓を設置したい場合は、新たにホールを作る必要があります。また、反対にツーホール水栓をワンホール水栓にしたい場合は、ホールを閉じる(見えないようにする)工事が必要です。

古い蛇口の交換で用意するもの

古い蛇口の交換作業を始める前に、必要なものをチェックして全て揃えておきましょう。

  • 交換するための新しい蛇口
  • シールテープ:配管のすき間を埋めるため
  • ドライバー(プラスとマイナス)
  • モンキーレンチ
  • 古い歯ブラシ:蛇口を外したときに、配管を掃除するため
  • 雑巾

シンク下や洗面台下から固定するタイプの蛇口なら、立水栓取付レンチも必要です。

蛇口交換のやり方

蛇口交換のやり方を紹介します。

 

交換を検討する際は、蛇口交換をご自分でするリスクを知っておきましょう。以下のようなリスクがあります。

  • 取り外すときに力を入れすぎると、蛇口本体や給水管を破損する
  • なんとか取り付けても水漏れが始まる

失敗しないように、蛇口交換の作業は慎重に行なってください。

ワンホール混合栓の交換方法

ワンホール混合栓の交換方法は、以下の流れです。

  1. 止水栓、または元栓を閉めて給水を止める
  2. 止水栓に接続しているナットと逆止弁を取り外す
  3. ワンホール混合栓を固定しているナットをモンキーレンチで取り外す
  4. 混合水栓を引き抜いて、取り外す
  5. ワンホール水栓の付属品のアダプターを設置する
  6. 新しい蛇口を差し込み、ネジでしっかり固定する
  7. 給水管や給湯管に、逆止弁を取り付けてスパナでしっかり締め付ける
  8. 止水栓を開けて、動作確認する

アダプターは、ギーギーと音が聞こえてくるまでしっかり押し込みます。しっかり設置しないと、蛇口を設置しても、ぐらついたり、水漏れしたりするので注意が必要です。

ツーホール混合栓の交換方法

ツーホール混合栓を交換する流れは、以下の通りです。

  1. 止水栓、または元栓を閉めて水の流れを止める
  2. 給水・給湯管の袋ナットをモンキーレンチで取り外す
  3. 古い蛇口を固定しているネジを取り外す
  4. 古い蛇口を引き抜いて取り外す
  5. 新しい蛇口を設置し、パッキン・座金・ナットを取り付ける
  6. 給水管・給湯管と接続する(ナットを時計回りに回して固定する)
  7. 止水栓を開いて、動作確認する

パッキンの設置忘れに気をつけましょう。パッキンを設置していないと、水漏れします。

 

また、カウンター上に設置するタイプの蛇口は、カウンター下からナットを閉めます。カウンター下からは作業しにくいので、立水栓取り付けレンチの利用がおすすめです。

古い蛇口は業者への交換依頼がおすすめの理由

蛇口をチェックする水道修理業者

蛇口の交換をご自分でする方法を紹介しました。しかし、水道修理業者に依頼した方が良い場合も多いです。

 

業者への依頼がおすすめの理由は、以下の通りです。

  • 現代の規格にあわないと交換が難しい
  • 給水管の接続部が壊れると修理代が高額になる
  • 新機能付きの蛇口と交換できる

それぞれについて、詳しく解説します。

現代の規格にあわないと交換が難しい

古い蛇口は、現行の蛇口と規格が異なるケースがあります。特に次の点が異なると、ご自分での対応は難しいです。

  • ホールの大きさが違う
  • ホールとホールの距離が極端に違う

以上のようなケースは、ホールを作り直す必要があるため、業者への依頼がおすすめです。

給水管の接続部が壊れると修理代が高額になる

古い蛇口が錆び付いて、給水管にくっついてしまっているケースがあります。無理やりに取り外そうとすると、給水管が壊れてしまうことも。

 

給水管の修理は高額です。無理に古い蛇口を取り外そうとせずに、すぐに業者に相談してください。

新機能付きの蛇口と交換できる

新しい蛇口には、以下のようなさまざまな機能がついています。 

  • タッチ水栓
  • タッチレス水栓
  • 音声認識水栓
  • 泡沫吐水
  • プルアウト蛇口
  • デュアルハンドル蛇口

タッチレス水栓は、節水にもなる点がおすすめポイント。ただし、電源が必要なため、ご自分での設置は難しいでしょう。

 

機能だけではなく、グースネックなどおしゃれなデザインの蛇口も選べます。

古い蛇口を交換したいなら

古い蛇口の種類や、起きやすいトラブルについて解説しました。古い蛇口にトラブルがあったら、放置せずに交換がおすすめです。

 

ご自分での交換も可能ですが、古い蛇口は仕様が現在販売されている蛇口と異なるケースが多いので、水道修理業者への依頼をおすすめします。

 

業者選びにお困りの方は、私たち『クリーンライフ』にご相談ください。経験豊かなスタッフが揃っており、ベストな方法をご一緒に考えていきます。

=クリーンライフに古い蛇口の修理・交換を相談してみる

2024.05.18
2024.06.06

蛇口のハンドルでトラブルが起きた際に、ハンドルの外し方を知っておくと便利です。水漏れがあった際にも、簡単にハンドルを外して部品を交換できます。

 

水漏れ以外にも、以下のようなトラブルを解消可能です。

  • ハンドルが固くて回りにくい
  • ハンドルが空回りする

トラブルがなくても、ハンドルを交換するだけで使いやすくなる場合があります。記事を参考にして、蛇口のハンドルの問題を解決しましょう。

蛇口のハンドルの外し方

蛇口のハンドル

蛇口のハンドルの外し方を説明します。蛇口のハンドルには大きく分けて次の2種類があり、それぞれに分けて外し方を説明するので、参考にしてみてください。

  • 回転式ハンドル
  • レバーハンドル

それでは、蛇口のハンドルを外すために必要な道具から見ていきましょう。ハンドルの外し方を知っていると、パッキン等の交換が簡単です。

必要な道具

必要な道具は、次の2点だけ。ネジの種類によっては、六角レンチが必要です。

  • マイナスドライバー
  • プラスドライバー

そのほか、滑り止めのついた軍手があると、固くなった蛇口も扱いやすくなります。手を傷つけることもありません。

回転式ハンドルの外し方

蛇口の回転式ハンドルを外す方法です。

  1. 止水栓か元栓を閉めて、給水を止める
  2. ハンドルの中心にある赤か青のビスを外す
  3. ハンドルを上に引っ張るようにして、取り外す

中に汚れが蓄積していて取り外しにくい場合は、タオルなどでハンドルを包んで引っ張ってみてください。

レバーハンドルの外し方

レバーハンドルには、次の3つのタイプがあります。

  • 手で上に引っ張れば取れるタイプ
  • ネジで固定されているタイプ
  • キャップの中に設置されているネジで、固定されているタイプ

ネジで固定されている場合は、ドライバーで緩めてレバーハンドルを上に引っ張っれば取り外し可能です。

 

キャップが設置されているものは、キャップを爪楊枝やマイナスドライバーなどで外してから、ネジを外します。

ハンドルタイプの蛇口の交換方法

ハンドル交換は、ハンドルに不具合があったときだけではありません。使いやすいようにハンドルタイプをレバーにしたり、可愛い陶器製のハンドルにしたりと、目的はさまざま。

 

賃貸住宅にお住まいの方も、ハンドルの交換は可能です。ただし、古いハンドルを保管しておきましょう。「原状回復義務」があるので、退去時には元に戻しておくことがとても重要です。

蛇口の回転式ハンドルの交換方法

以下の手順で、回転式ハンドルを交換します。

  1. 止水栓・元栓を閉める
  2. ハンドルの上にあるビスをマイナスドライバー等で外す
  3. ハンドルを上に向けて取り外す
  4. アダプターがついている場合は、アダプターも取り外す
  5. 新しいハンドルについているアダプターを設置する
  6. 新しいハンドルを設置する
  7. 水道の元栓を開けて、水漏れしないか動作確認する

ハンドルの種類によっては、アダプターがない場合もあります。

蛇口のハンドルをレバーに交換する方法

回転式ハンドルをレバーに交換する方法です。レバーハンドルへの交換は、以下のような点でおすすめです。

  • レバーハンドルは動かしやすい
  • こまめに止めて節水できる
  • 長いレバーなら、手が届きやすい

それでは、レバーハンドルの交換方法を見ていきましょう。

  1. 水道の元栓を閉める
  2. 古い回転式ハンドルを外す
  3. コマを取り出す
  4. 新しいシングルレバーを取り付ける(モンキーレンチで固定する)
  5. 元栓を開けて、動作確認する

水栓を開けて、水漏れがないか確認して終了です。

レバーハンドルの交換方法

レバーハンドルから、回転式のハンドルへの交換はできません。レバーハンドルの場合は、常にレバーハンドルに交換します。

 

レバーハンドルの交換方法は、以下の流れです。

  1. 止水栓、または元栓を閉める
  2. レバーのネジを取り外す(キャップ内にある場合は、キャップを外してネジを外す)
  3. レバーを上に向けて引っ張って取り外す
  4. 新しいレバーを置き、ネジを閉める
  5. 水道の元栓を開けて、動作確認する

レバーハンドルにも、陶器をプラスしたレトロなデザインのものもあります。お好きなデザインを選んでください。

蛇口のハンドルからの水漏れ解消方法

蛇口のハンドルからの水漏れの原因と解消方法を、蛇口の種類ごとに説明します。蛇口のハンドルの取り外し方を知っていると、簡単に水漏れを解消できます。

単水栓・ツーハンドル混合水栓の水漏れを解消する

単水栓・ツーハンドル混合水栓のハンドル下からの水漏れ解消方法を紹介します。

水漏れの原因

単水栓・ツーハンドル混合水栓のハンドル下からの水漏れの原因は、三角パッキンの劣化です。三角パッキンは、サイズさえ合えばメーカーの種類を問いません。

 

100円ショップの三角パッキンでも問題ありません。しかし、メーカーの三角パッキンも150円〜400円程度と安価なので、メーカー品を購入した方が安心です。

水漏れの解消方法

ツーハンドル混合水栓の三角パッキンを交換

三角パッキンを交換すれば、水漏れは解消します。以下の道具を用意してください。

  • ドライバー(プラス・マイナス)
  • モンキーレンチ
  • 新しい三角パッキン

三角パッキンは、蛇口のサイズに合わせて購入します。ツーハンドルの場合は、両方のハンドルの三角パッキンを交換しておきましょう。

 

手順は以下の通りです。

  1. 止水栓、または元栓を止める
  2. ハンドルを取り外す
  3. カバーナットを外して、古い三角パッキンを取り外す
  4. 癒着したパッキンをドライバーなど固いもので丁寧に取り除く
  5. 新しい三角パッキンを設置する
  6. カバーナットを取り付ける
  7. ハンドルを設置する
  8. 止水栓を開けて、動作確認する

動作確認で、水漏れがなくなったかどうかを確認します。

シングルレバー混合水栓のレバーハンドル下の水漏れを解消する

シングルレバー混合水栓のレバーハンドル下からの水漏れ解消方法を解説します。

水漏れの原因

レバーハンドル下から水漏れの原因は、次の2つです。

  • ナットの緩み
  • バルブカートリッジの劣化

それぞれの原因に適した、解消方法を解説します。

解消方法

まずは、ハンドル下のナットを締め直してみましょう。ナットを締め直しても水漏れが解消できない場合は、バルブカートリッジを交換します。

 

以下を確認して、対応するバルブカートリッジを購入してください。

  • メーカー
  • 型番

これらは蛇口本体に記されています。メーカーの公式サイト、販売店などで確認して購入しましょう。

 

バルブカートリッジの交換方法は、以下の通りです。

  1. 止水栓、または元栓を閉める
  2. ネジを外す
  3. レバーハンドルを手で上に引き抜いて、取り外す
  4. バルブカートリッジを取り外す
  5. 新しいカートリッジをセットする
  6. 取り外した部品を順番を間違えないように、セットする
  7. 元栓を開けて、蛇口からの水漏れがなくなっているか確認する

バルブカートリッジを外した際に、パッキンが残っている場合があります。マイナスドライバー等を使って綺麗に取り除いてから、新しいバルブカートリッジを設置しましょう。

蛇口のハンドルが固くて動かせない場合の解消方法

ツーハンドルの蛇口

蛇口のハンドルが固い原因、解消方法を説明します。

蛇口のハンドルが固い原因

蛇口のハンドルが固い原因は、次が考えられます。

  • 部品のグリスが切れている
  • 部品が劣化・摩耗している(ゴムパッキン、ネジなど)
  • 部品がサビている
  • ミネラルが結晶化して部品に付着している

蛇口が古くなると、上記のような問題が起きてきます。

解消方法

まず、蛇口のハンドルにグリスを塗り直してみましょう。

  1. 止水栓、または元栓を閉める
  2. ハンドルを取り外す
  3. クエン酸を混ぜたぬるめのお湯(50℃前後)でハンドルを洗浄する
  4. グリスを塗ってハンドルを組み立て直す

ハンドルが動くようになったかどうかを確認してください。

 

分解して掃除している際に、水垢やミネラルの結晶化したものを見つけたら、クエン酸水を吹き付けて1時間程度放置した後で古い歯ブラシでこすり洗いします

 

以上を試しても固い場合は、パッキンを交換してみましょう。

 

もしサビを発見したら、ハンドル、または蛇口本体の交換が必要です。

蛇口のハンドルが空回りする原因・解消方法

対処法

蛇口のハンドルを回しても機能しない原因と、解消方法を説明します。

蛇口のハンドルが空回りする原因

蛇口のハンドルを回しても、水が出ない、または水が止まらない原因は次が考えられます。

  • 元栓か止水栓が閉まっている
  • キャップナットの緩み
  • スピンドル、またはコマパッキンの劣化
  • ハンドルの摩耗・劣化
  • 蛇口本体の劣化

止水栓をうっかり閉めたままにしていると、蛇口のハンドルを回しても水が出てきません。止水栓を確認してみましょう。

 

もし、蛇口が空回りして水が出ない場合は、すぐに修理業者へ依頼するのがおすすめです。無理に水を出すと、今度は水が止まらなくなる可能性があります。すでに何かの原因でハンドルが機能しないので、原因を突き止めて修理をしてください。

空回りする蛇口のハンドルの解消方法

蛇口から水が出ていてハンドルを回しても水が止まらない場合は、止水栓か元栓を閉めて修理します。

 

キャップナットを締め直してみて、それでも空回りが続くなら部品交換が必要です。蛇口のメーカー、型番を確認して、対応する部品を購入・交換してください。

 

蛇口を設置して15年以上経過していたら、蛇口本体の交換がおすすめです。

蛇口のハンドル交換を業者に依頼すべきケース

水道修理業者

以下のようなケースは、業者に蛇口ハンドルの交換を依頼しましょう。

  • 水漏れがひどい
  • 古い蛇口でハンドルが外せない
  • 自分で蛇口の修理ができない

それぞれについて、説明します。

水漏れがひどい

大量に水漏れがある場合は、ハンドルの不具合以外にもトラブルがある可能性があります。

 

どこから水漏れしているのかも判断が難しいので、業者に見てもらった方が良いでしょう。

古い蛇口でハンドルが外せない

古い蛇口でサビがひどいために、接続部分がくっついてしまっている可能性があります。キャップやハンドルが取り外せない状態になっていて、無理に取り外そうとすると蛇口本体が壊れてしまうかも。

 

蛇口だけならいいのですが、力を入れすぎて給水管までダメージを与えてしまうと、ご自分では対応できない状態になってしまいます。給水管が壊れてから修理業者に依頼すると、修理費用が跳ね上がってしまう可能性があるため、最初から業者への依頼がおすすめです。

自分で蛇口の修理ができない

以下のような要素が1つでもあれば、プロの水道修理業者への依頼がおすすめです。

  • 部品や手順を間違えないか不安
  • 自分で交換・修理するのが面倒
  • 買い物・作業に手間や時間を費やしたくない

特に不安が少しでもある方は、精神衛生上、業者に依頼した方が良いでしょう。不安を感じながら作業を進めると、失敗する可能性が高いです。

 

また、よほど手慣れていないと、蛇口交換の作業は時間がかかります。プロの水道修理業者なら1時間で交換できますが、経験の少ない方は3時間以上の作業時間がかかるかもしれません。

蛇口のハンドル交換をお考えなら

蛇口のハンドルの外し方・交換方法、トラブル解消方法を解説しました。蛇口のハンドルの外し方を知っていれば、修理や交換が簡単にできるようになります。

 

しかし、ご自分でハンドル交換や修理をする時間がない方は、業者への依頼がおすすめです。私たち『クリーンライフ』は年中無休で対応しています。

 

すぐに修理が必要なら、最短30分で駆けつけます。おしゃれなハンドルに交換したい方も、お気軽にご相談ください。
⇒クリーンライフに蛇口のハンドルについて相談してみる

2024.05.18
2024.06.06

キッチンや洗面所の蛇口の掃除方法を詳しく説明します蛇口は汚れた手で触ることが多く、意外に汚れやカビが蓄積しやすいアイテムです。

 

キッチンの蛇口は特に、汚れが食べ物に入ってしまうこともあるので清潔を保ちましょう。毎日のお手入れはクエン酸や重曹を使えば、万が一食べ物に接触しても安心です。

 

掃除で徹底してピカピカにする方法や注意点も解説するので、参考にしてみてください。

蛇口の汚れの種類を知って掃除を始める

台所の蛇口

蛇口に付着する主な汚れは、以下の通りです。

  • 黒カビ
  • 水垢
  • ぬめり
  • 赤カビ
  • 油汚れ

それぞれの性質を知って、効率よく掃除しましょう。

黒カビはアルカリ性

黒カビは黒っぽい色をした、湿気のある場所にすぐにできやすいカビです。黒カビそのものには、毒性がありません。しかし、黒カビが放出する胞子は、気管支炎喘息などのアレルギー反応の原因です。

 

黒カビは除去しても黒い色が残るので、漂白しておきましょう。黒カビはアルカリ性なので、酸性の洗剤で掃除します。

水垢はアルカリ性

水垢は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムといった、ミネラル分が蓄積してできる白っぽい汚れです。放置していると少しずつ蓄積し、ウロコ状に模様が増えていきます。

 

水垢はアルカリ性の汚れですが、石鹸カスや皮脂汚れと混じると湯垢になり、酸性の汚れに変化します。

ぬめりや赤カビは酸性

汚れを放置すると、細菌が増えてヌルヌルとした感触のぬめりが広がります。このようなぬめりは、「バイオフィルム」と呼ばれ、悪臭の原因の一つです。

 

中でもピンク色の赤カビは、「ロドトルラ」という酵母菌が増殖したぬめりです。赤カビは「かび」と名前についていますが、カビの一種ではありません。このようなぬめりは、酸性の性質をもっています。

手垢・ハンドクリーム・油汚れなどは酸性

蛇口のハンドルやレバーは手で触るため、手垢やハンドクリーム、化粧品などが付着するほか、キッチンの蛇口は油汚れが蓄積していきます。

 

油分を含む汚れは、中性洗剤でも落ちやすいのですが、もともと酸性の汚れなのでアルカリ性の洗剤が効果的です。

クエン酸スプレーで蛇口の黒カビや水垢を掃除する方法

クエン酸

クエン酸は酸性の物質で、有毒性のある黒カビを中心に、水垢といったアルカリ性の汚れに作用します。クエン酸は食用も販売されていますが、工業用、または掃除用のクエン酸を用意してください。

クエン酸水スプレーの作り方

100均などで購入できるスプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1を加えて、よく混ぜ合わせます。

 

10日前後は保管できますが、カビができやすいため、光の当たらない低温の場所に保管してください。蛇口汚れ以外に、トイレの便器周辺の掃除など用途は広いので、できるだけ早く使い切ってしまいましょう。

クエン酸水を使った日常的な掃除方法

クエン酸水を使用する蛇口の掃除方法、用意するものは次の通りです。

 

【用意するもの】

  • クエン酸水(スプレーボトル)
  • スポンジ

【蛇口掃除の手順】

  1. 蛇口全体にクエン酸水を吹き付ける
  2. 濡らしたスポンジで拭き取る

食器洗いが終わったときに蛇口も掃除する習慣があれば、汚れが蓄積しません。特に蛇口の設置部分は汚れが溜まりやすいので、きれいに保つのを心がけましょう。

クエン酸水をパックして頑固な汚れを落とす掃除方法

蛇口にこびりついた落ちにくい汚れなら、クエン酸水のパックがおすすめです。

 

【用意するもの】

  • キッチンペーパー
  • 食品用ラップ
  • ぞうきん
  • クエン酸水(スプレーボトル)
  • 輪ゴム、またはセロテープ
  • 古い歯ブラシ

【蛇口掃除の手順】

  1. キッチンペーパーにクエン酸を吹き付けて柔らかくして、蛇口に貼り付ける
  2. 貼り付けたキッチンペーパーの上から、再度クエン酸を吹き付ける
  3. ラップをキッチンペーパーの上から蛇口全体を包む
  4. ラップを巻いたまま1時間〜2時間放置して、パックする
    (ラップを輪ゴムかセロテープで落ちないように固定する)
  5. 1時間〜2時間後、キッチンペーパーとラップを外す
  6. 巻き付けていた濡れたキッチンペーパーで全体を拭き取って、汚れを除去する
  7. 吐水口の部分は歯ブラシで汚れを取り去る
  8. 水を全体にかけたあと、ぞうきんで拭き取って仕上げる

吐水口が外れるタイプの蛇口なら、吐水口だけクエン酸水につけておくと、汚れが取れやすくなります。

頑固な黒カビにハイターを使う蛇口の掃除方法

ハイター

キッチンハイターは、以下の効果が期待できます。

  • カビ落とし
  • ヌメリ落とし
  • 除菌
  • 漂白

黒カビの色が残ってお困りの場合にも効果的です。以下で、ハイターを使った蛇口の掃除方法を解説します。

キッチンハイターで蛇口をパック

以下を用意し、キッチンハイターで蛇口を掃除しましょう。

 

【用意するもの】

  • キッチンペーパー
  • キッチンハイター
  • ぞうきん

【蛇口掃除の手順】

  1. 蛇口にキッチンハイターをスプレーする
  2. キッチンペーパーを貼り付ける
  3. 約10分間、放置する
  4. 水をしっかり流して、ぞうきんで拭き取る

10分以上放置すると、金属部の変質が起きる可能性があります。

蛇口の吐水口をつけおき洗い

吐水口を外せるタイプなら、つけおき洗いがおすすめです。

 

【用意するもの】

  • キッチンハイター
  • キッチンペーパー
  • ぞうきん
  • プラスチックの容器(吐水口が入る大きさ)

【吐水口掃除の手順】

  1. 吐水口をプラスチックの容器に入れ、キッチンハイターを吹きかける
  2. キッチンペーパーで包んで、その上からもう1度キッチンハイターを吹きかける
  3. 10分間放置する
  4. たっぷり水を使って洗う
  5. ぞうきんで拭き取り、蛇口に吐水口をはめる

吐水口がなくならないように、プラスチックの容器に入れておくと安心です。汚れがついていたら、柔らかめの歯ブラシでこすりましょう。

キッチンハイターを排水口に流す際の注意点

キッチンハイターを排水口に流す際は、水をしっかり流しましょう。原液や原液に近い濃いキッチンハイターは、金属部分のサビや変質の原因になります。

 

また、キッチンハイターが排水管に残っていた場合に、クエン酸水など酸性の液体を流すと、有害なガスが発生してしまいます。

重曹を使った蛇口の油汚れや赤カビに適した掃除方法

重曹

ハンドクリームや手垢、油汚れには、重曹を使いましょう。重曹は食材としても使用される、無害な物質です。

重曹水の作り方

100mlのぬるま湯(50度くらい)にティースプーン1杯の重曹を入れて溶かして、スプレーボトルに入れておきます。

 

重曹水は消臭効果があるので、生ゴミなどが臭うときにもおすすめです。

重曹水を使った掃除方法

重曹水を使い、蛇口の汚れを落とす手順や用意するものを紹介します。

 

【用意するもの】

  • スポンジ
  • 重曹水の入ったスプレーボトル
  • ぞうきん

【蛇口掃除の手順】

  1. 蛇口の汚れのある箇所に重曹水を吹き付ける
  2. スポンジで汚れを除去する
  3. 蛇口の汚れが残っていたら、重曹水をもう1度吹き付けてスポンジでこする
  4. 蛇口の汚れが落ちたら、水で洗い流してぞうきんで水分を拭き取る

重曹が残るとざらざらした感触が残るので、たっぷりの水でよく洗い流しましょう。

ピカピカにしたい場合に歯磨き粉を使った蛇口の掃除方法

歯磨き粉と歯ブラシ

研磨剤が入った歯磨き粉は、こびりついた水垢などを落とします。歯磨き粉は研磨剤が入っていますが、歯のエナメルを傷つけない細かな粒子なので、蛇口を傷つけにくいのです。

 

ステンレスのくもりもきれいに落として、ピカピカに輝きます。

 

【用意するもの】

  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉(研磨剤か清掃剤入り)
  • ぞうきん

【蛇口掃除の手順】

  1. 歯磨きするときと同じように、歯ブラシに歯磨き粉をつけて用意する
  2. ピカピカにしたい部分をブラッシングする(歯を磨くときと同じ要領)
  3. 汚れが落ちたら、水で洗い流す
  4. 水分をぞうきんで拭き取る

歯磨き粉は傷がつきにくいのですが、歯ブラシで強くこすりすぎると傷がついてしまうので注意が必要です。

シャワーヘッドを分解して掃除する方法

シャワーヘッド

シャワーヘッドタイプの吐水口は、従来の吐水口よりもつまりやすいので、お手入れの回数を増やす必要があります。表面だけを掃除していると、汚れがシャワーヘッドの細かな穴に入り込んでしまいます。

 

シャワーヘッドタイプの吐水口は、分解してつけおき洗いがおすすめです。

 

おおむね以下の手順ですが、詳しくは水栓の取扱説明書を確認してください。メーカーや型番によって、分解の仕方が異なります。

  1. フィルターキャップを回して外す
  2. フィルターやパッキンを取り外す
  3. ドライバーを使ってネジを緩めて、シャワーヘッドを外す

取扱説明書が見当たらない場合は、メーカーの公式サイトで水栓の品番で検索すれば掲載されています。

 

【用意するもの】

  • 分解したシャワーヘッドをつけ込むための容器
  • クエン酸水スプレー
  • 歯ブラシ
  • ぞうきん

【蛇口掃除の手順】

  1. 分解したシャワーヘッドにクエン酸水スプレーを吹きかけて、1時間程度放置する(たっぷり吹きかける)
  2. 汚れがこびりついた場所を歯ブラシでこすり洗いする
  3. 水洗いしてぞうきんで拭き、組み立てる

シャワーヘッドのつまりが原因で水の出が悪いときにもすぐ対応できるので、分解方法をチェックしておきましょう。

蛇口を掃除する際の注意点

注意点

蛇口を掃除する際には、以下の4つの点に注意して行いましょう。

  • ゴム手袋をはめて手を守る
  • 酸性とアルカリ性の洗剤を混ぜない
  • 換気をする
  • 固いたわしでこすらない

注意したい点の詳細をお伝えします。

ゴム手袋をはめて手を守る

クエン酸は食品でもあるので、危険なことはないのですが、それでも直接触ると手荒れの原因なので注意が必要です。ハイターやクエン酸などで蛇口を掃除する際は、ゴム手袋をしてください。

 

掃除を終えたあとに、ハンドクリームでお手入れすることも忘れないようにしましょう。

酸性とアルカリ性の洗剤を混ぜない

酸性のクエン酸とアルカリ性の塩素系漂白剤を混ぜると、塩素ガスが発生します。塩素ガスは有毒で、換気の悪い場所では呼吸器障害などを引き起こす可能性があるので、注意してください。

 

一緒に使わなくても、前回掃除したときの液体が少し残っているかもしれません。掃除する前に、蛇口やシンク全体を水洗いしてから始めると安心です。

換気をする

塩素系漂白剤を利用する際は、換気をしましょう。窓を開けて、換気扇があればつけておくと安心です。

 

塩素系漂白剤は揮発性があるので、空気中に気化した塩素が混じります。気化した塩素を吸い込んでいると、敏感な方は頭痛や吐き気などの症状が出る可能性が。

 

また、うっかりクエン酸など酸性の洗剤と塩素系漂白剤が混じってしまった場合も、換気をしておけば被害を最小限にとどめられます。

硬いたわしでこすらない

ステンレスに傷をつけないために、硬いたわしや研磨スポンジを使わないようにしましょう。

 

蛇口の表面に傷がつくと汚れが入り込んで、かびが生えてしまいます。柔らかいスポンジだけを使ってください。

蛇口を掃除して気持ちの良い水回りに

蛇口の掃除方法を、汚れの種類と洗剤の相性を含めて詳しく説明しました。飲み水や料理用の水を衛生的に保つためにも、記事を参考にして定期的な掃除を心がけてください。

 

こまめに掃除をしていると、蛇口の不具合にも気づきやすくなります。

 

もし、ガタ付きや水漏れなど気になることがあれば、『クリーンライフ』にご相談ください。年中無休で24時間ご連絡を受け付けています。

⇒クリーンライフに蛇口について相談をしてみる

2024.05.18
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