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水出しっぱなしで凍結を予防する方法を詳しく解説します。

 

凍結防止で蛇口から水を流しっぱなしにする際には、次の2点を知っておきましょう。

  • 蛇口からどのくらいの水を出すのか
  • 住宅内のどの蛇口を出しっぱなしにするのか

また、水を出しっぱなしにしてどのくらい水道料金がかかるのかもお伝えするので、実行するか迷っている方は参考にしてみてください。

水出しっぱなしで水道管の凍結を防止する方法

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水出しっぱなしにして水道管の凍結を予防する方法は、昔からよく利用されています。しかし、どのくらいの水を出せばいいのか、知らない方も多くいらっしゃるでしょう。

 

水出しっぱなしで凍結を効率的に予防できるように、ここではさまざまな疑問に答えながら説明していきます。

どのくらいの量の水を流すべき?

まず、どのくらいの量の水を出しっぱなしにすべきなのかを説明します。「できればあまり水を無駄にしたくない」とポタポタとしずくが落ちる程度ですと、あまり効果がありません。

 

水量の目安は、爪楊枝の太さ、または鉛筆の芯の太さ程度(直径2〜3mmくらい)の水が途切れない一本線になっていることです。毎分500ml程度の水が流れることになります。

 

水出しっぱなしの時間帯は、最低温度がマイナス4度近くまで下がる夜間から朝方にかけてです。寝る前に出しっぱなしにして、朝起きて蛇口を閉めましょう。1日につき合計6〜8時間程度です。

水出しっぱなしにする蛇口の数

次に、どの蛇口から水出しっぱなしにするのかを説明します。水道メーター近くの蛇口を1つだけ水出しっぱなしにしても、他の蛇口が凍結する可能性があります。

 

できれば、ご自宅の蛇口すべてを水出しっぱなしにしておきましょう。キッチン・バスルーム・洗面所に設置してあるすべての水栓を開いておいてください。

 

洗濯機の水栓も、忘れないようにしましょう。洗濯機を屋外に設置している場合は、さらに凍結しやすいので保温材で包むようにしておくと安心です。

 

寒冷地にお住まいの方は、庭に設置されている屋外栓を冬の間は水抜きをしておくと、凍結の可能性が抑えられます。

何日くらい水出しっぱなしにすべき?

基本的に夜間に凍結の恐れのあるときは、常に水出しっぱなしにしておきましょう。凍結の恐れがあるのは、主に次のような状況です。

  • 最低気温がマイナス4度まで下がる
  • 冬日が数日続く

冬日とは、最低気温が0度以下の日です。

 

凍結の可能性のある日は月にどのくらいあるのかを、国内でも比較的寒冷地とされる山形市の2020年1月の気象庁のデータで確認してみましょう。1月は、山形市で1年間で最も寒い月とされています。

 

最低気温が0度を下回った日数は13日間、そのうちマイナス4度以下は0日、マイナス3度以下は4日でした。冬日が続いた日にちとマイナス3度以下の日の合計10日間は、凍結予防のために水出しっぱなしにすべきでしょう。

凍結しやすい水道管

マイナス4度にならなくても、凍結しやすい水道管の条件は以下の通りです。

  • 築20年以上の家
  • 剥き出しの水道管
  • 屋外水栓
  • 北側で日中も日が当たらない

築20年以上の住宅では水道管にトラブルがあった際に、引き直しで壁の外に設置した可能性があるためです。

 

凍結しやすい水道管は保温材など、他の凍結防止の対策も併用しておきましょう。

お湯も出しっぱなしにすべき?

お湯が流れる水道管も凍結の恐れがあるので、水出しっぱなしがおすすめです。

 

ただし、お湯を出し続けようとしても、何時間もお湯を出し続けていると、給湯器は異常を感じてガスの配給を止めてしまいます。

 

また、鉛筆の芯程度の太さの水を出していても、給湯器が機能しない仕組みになっているので、お湯は出てきません。お湯を出しっぱなしにするのではなく、お湯の通る給水管から水を出しっぱなしにします。

水出しっぱなしで水道管を凍結防止できる理由

水道管の凍結を防止するために水出しっぱなしにすることが有効な理由は、流れている水は凍結しにくい性質だからです。

 

普通、水は0度になると凍結し始めます。しかし、川のように流れている水は、凍結していないことがほとんどです。川が凍結するためには、気温がマイナス10度程度まで下がる必要があります。

 

以上のことから、水出しっぱなしにすれば、マイナス10度程度まで凍結の心配はないといえます。ただし、剥き出しになった水道管が濡れていて冷たい風が吹くと、凍結する恐れがあるので注意が必要です。

凍結防止で水出しっぱなしにしたときの料金

水道修理 電卓 料金

水出しっぱなしにしたときの水道料金が、どのくらいになるのかを解説します。

1ヶ所で水出しっぱなしにした際の料金

幅が2mm程度の量で水を流している場合、1分間に0.5L(500ml)の水が消費されます。1ヶ所の蛇口から流れる水の量は、1時間で30L、8時間出し続けるとして240Lです。

 

1Lあたりの水道料金は、以下のような条件で異なります。

  • メーター口径(水道メーターの給水管部分の大きさ)
  • 使用量
  • お住まいの自治体

ここでは、大阪市の一般的な家庭で使われる水道料金を参考にして計算します。1立方mの水道料金は、税込で約106円です。1立方mは1,000Lなので、1Lの水は0.106円。

 

0.106円×240L(8時間出しっぱなしの水の量)=25.44円

 

1ヶ所あたりの水道料金は約25円です。

水道管が凍結した場合の修理料金より安い

1ヶ所あたりの水道料金に、水出しっぱなしにする箇所の数値をかけると、一晩に必要な水道料金がわかります。

 

4ヶ所(キッチン・洗面所・浴室・洗濯機)の水を出しっぱなしにしたとしても、一晩で約102円。毎晩出しっぱなしにしたとしても、3,000円ほどです。

 

凍結の可能性のある夜だけに限ってすれば、地域によりますが10日以内で済むので、1,000円程度と考えられます。

 

水道管が凍結してトラブルになり業者に依頼すると、数千円〜数万円の修理料金が必要となるので、ずっと経済的といえるでしょう。

凍結予防のために水出しっぱなしにするメリット・デメリット

メリットやデメリット

水出しっぱなしにすると、凍結予防に効果的だということがわかりました。迷っている方に、水出しっぱなしのメリットとデメリットをご紹介します。

 

水出しっぱなしで凍結を予防するかどうかを検討する際、参考にしてみてください。

メリット

水出しっぱなしで凍結を予防する方法の最大のメリットは、何も用意していなくてもすぐ取り入れられる手軽さです。

 

普段あまり寒くならない地域で、水抜き栓といった設備や凍結防止ヒーターなどの凍結防止グッズを用意していないお宅でも、すぐに試せます。

デメリット

水出しっぱなしで凍結防止するデメリットは以下の通りです。

  • 水道代がかかる
  • 極寒では効果がない場合もある
  • 長期で留守にするときは利用できない

凍結して水道管にトラブルがあると、修理代に数万円かかる可能性があります。水道代がかかるとはいえ、水出しっぱなしの水道代は修理代と比較すると激安です。

 

また、効果が見られない場合や、留守にする際は別の方法を選びましょう。例えば、滝でもマイナス10〜30度になると、凍結する『結氷』という現象が起きてしまいます。そのため極寒地域では、効果がない場合もあります。

 

長期間家を空ける際は、ずっと水を出しっぱなしにしておくわけにもいきません。極寒の日も含めて、水抜きをしておくと安心です。

水出しっぱなしでも凍結した際の対処法

対処法

水出しっぱなしで凍結防止の対策をしていても、凍結してしまうことがあります。蛇口のハンドルが凍結している場合は無理に動かそうとせずに、まずは水道管を解凍しましょう。

 

解凍したい場合は、以下の方法を試してみてください。

  • 自然解凍する
  • ぬるま湯やドライヤー・カイロで解凍する
  • 水道修理業者に相談する

それでは、それぞれについて説明します。

自然解凍する

自然解凍は、気温の上昇を利用して解凍する方法です。自然解凍が、最も水道管への負担が少なく、水道管が破裂するなどといったトラブルになる可能性を抑えられます。

 

日中に2度以上の状態が続くのであれば、自然解凍を待ちましょう。水出しっぱなしで凍結したのであれば、水が流れ始めると解凍したことがわかります。

 

ただし、自然解凍は時間がかかる方法です。暖房で室温を高めると、解凍までの時間を短縮できるかもしれません。すぐに水が必要な場合は、以下の方法で解凍してください。

ぬるま湯やドライヤー・カイロで解凍する

自然解凍は時間がかかるので、すぐに解凍したい場合は、ぬるま湯やドライヤー、カイロを使って人工的に水道管を温めて解凍しましょう。

 

ぬるま湯を使う場合は水道管にタオルを巻いて、少しずつ50度前後のお湯をかけていきます。ぬるま湯がタオルに残り、余熱で水道管を温め続けられます。

 

「早く解凍したいから」と以下のような方法を取ると、水道管が破裂する可能性があるので、絶対にしないでください。

  • ぬるま湯ではなく熱湯を使う
  • バーナーなど火器を使う

もし水道管の凍結で水が全く使えない場合は、ドライヤーや使い捨てカイロで水道管を温めます。ドライヤーは温風状態で少しずつ温めてください。

 

カイロは、水道管にガムテープ等で貼り付けて放置できます。数箇所で作業するときはカイロが便利です。

水道修理業者に相談する

水道修理業者に依頼すると、以下のような方法で凍結した水道管を解凍します。

  • 電気解氷
  • 蒸気解氷

電気解氷は、電気を通すことで発生した熱を利用した方法です。熱が伝導しやすい金属管のみで利用できる方法なので、樹脂製の水道管には利用できません。凍結範囲によりますが、30分程度の作業で解凍できます。

 

蒸気解氷は、蒸気解氷機を利用して蒸気を作り、蒸気で水道管を温めて凍結した水道管を解氷する方法です。電気解氷に比べると少し時間がかかりますが、金属製の水道管以外も解凍できます。

水出しっぱなしでも凍結したら

水出しっぱなしで凍結防止する方法を詳しく解説しました。温暖な地域で、普段は凍結の心配がない地域でも、特別な道具が不要なのでおすすめの方法です。

 

しかし、万が一凍結してしまって水道管に何らかのトラブルがあるようなら、すぐに水道修理業者に相してください。水道管トラブルの対応は、水道局指定工事店がおすすめです。

 

クリーンライフ』は、全国で300以上の市区町村で水道局指定工事店に指定されています。電話やLINE、メールでいつでも相談できるので、お気軽にご連絡ください。

 

⇒クリーンライフに水道管の凍結について無料相談してみる

2021.10.22

日々の洗濯に欠かせない洗濯機ですが、冬場の気温低下などを理由に凍結する可能性があります。場合によっては部品や本体の破損により、多額の修理費用を伴う恐れもあるので、事前の対策が重要です。

 

そこで今回は、洗濯機の凍結防止対策を4つ紹介します。基本の水抜きの方法・手順をはじめ、凍結防止対策を講じるべきタイミングなどもお伝えするので、冷え込みが強まる前にぜひ実践してみてください。

洗濯機の凍結防止対策4つ

凍結の対策

冬は気温の低下にあわせ、洗濯機が凍結しやすくなる時期。洗濯機が凍結した場合、以下のようなトラブルを招きかねないので、前もって対策しておいてください。

  • 蛇口から水が出なくなり洗濯できない
  • 部品やパーツの故障に繋がる

本項では、洗濯機の凍結を防ぐうえで効果的な方法を紹介します。具体的な内容は、下記4項目です。

  1. 洗濯機本体とホースの水抜きを行う
  2. 毛布などで保温する
  3. 配管用の凍結防止ヒーターを巻く
  4. 洗濯機カバーを取り付ける

それぞれの対策について、詳しく見ていきましょう。

洗濯機本体とホースの水抜きを行う

洗濯機の凍結トラブルは、本体やホースに残った水によって引き起こされます。つまり、それぞれの内部に溜まった水をすべて抜く「水抜き」を行えば、凍結を予防することが可能です。

 

水抜きにかかる時間は、30分~1時間程度。必要な道具は下記4つなので、事前に準備しておきましょう。

  • タオル
  • ビニール袋
  • ドライバー
  • バケツ

適切な作業手順は、洗濯機の機種によってさまざまです。今回は、2つ存在する洗濯機のタイプ別に、適切な水抜きの方法を解説します。

タテ型洗濯機の水抜き方法

タテ型洗濯機の水抜きは、以下の手順に従って進めます。

  1. 洗濯機内を空の状態にする
  2. 蛇口を閉めて「標準コース」で洗濯する
  3. 1分後に止めて給水ホース内の水を抜く
  4. ドライバーで給水ホースを取り外す
  5. 「最短コース」で脱水して洗濯機内の水を抜く
  6. 排水口から排水ホースを取り外す

給水・排水ホースを取り外す際、内部の残留水が溢れてくることがあります。バケツなどを受け皿として使い、洗濯機周辺が水浸しにならないように注意しましょう。

 

各パーツは外している間なくさないためにも、ビニール袋に入れてしっかり保管しておくと安心です。

ドラム式洗濯機の水抜き方法

ドラム式洗濯機の水抜きは、次の流れで行いましょう。

  1. 洗濯機内を空の状態にする
  2. 蛇口を閉めて「標準コース」で洗濯する
  3. 1分後に止めて給水ホース内の水を抜く
  4. ドライバーで給水ホースを取り外す
  5. 糸くずフィルターを緩める
  6. バケツを受け皿にして水を出し切る
  7. タオルで水分を取り元に戻す
  8. 「最短コース」で脱水して洗濯機内の水を抜く
  9. 排水口から排水ホースを取り外す

作業は必ず給水ホースからはじめ、続いて糸くずフィルター、排水ホースの順に水抜きを進めてください。

 

タテ型洗濯機と違い、糸くずフィルターを水抜きする作業も必要なのがポイント。その他は、共通の手順となっています。

毛布やタオルで保温する

使い古した毛布やタオルを洗濯機全体に被せ、保温する手もあります。あわせて給水管にもかければ、凍結するリスクをより軽減できるでしょう。

 

被せるタイミングは、洗濯機を使った後です。

 

中でも屋外に設置している洗濯機ほど、意識的な対策を心掛けてください。冬は日中であれ、稼働中以外は毛布やタオルをかけておくことをおすすめします。

配管用の凍結防止ヒーターを巻く

続いて紹介するのは、配管用の凍結防止グッズの一つである、凍結防止ヒーターを巻く方法。寒冷地で洗濯機を屋外に設置しているご家庭では、お馴染みの凍結防止対策です。

 

凍結防止ヒーターは、水道管に沿わせるように巻き付けます。設置には、保温材を使うといいでしょう。

 

寒冷地で主流の対策ともあって、抜群の効果が期待できます。

洗濯機カバーを取り付ける

洗濯機カバーの取り付けによって、洗濯機の凍結を防ぐことも可能。この凍結防止グッズも、冬場の寒冷地において重宝されています。

 

より効果的な製品を選ぶ際、重要なのは耐熱性の高さです。耐熱性が高ければ高いほど、優れた効果を得られるでしょう。

 

素材としては、以下のような洗濯機カバーがおすすめです。

  • オックスフォードなどの厚手素材のもの
  • 素材の層を重ねて厚手に仕上げているもの

4面包タイプで洗濯機全体をしっかり覆えるものでも、凍結するリスクを大幅に軽減してくれます。

 

洗濯機の凍結防止対策を要するタイミング

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洗濯機の凍結防止対策は、トラブルを予防するために行います。以下は、対策を行うべきタイミングの一覧です。

  • 気温がマイナス4℃以下の場合
  • 洗濯機が外に設置されている場合
  • 洗濯機を長期間使っていない場合

実際に凍結してからでは手遅れなので、対策を要するタイミングはしっかり把握しておきましょう。

気温がマイナス4℃以下の場合

洗濯機を含む水回りの設備・機器は、外気がマイナス4℃を下回る際に凍結する恐れがあります。特に、給水ホースや排水ホースといった水の通り道が、凍結状態に陥る場合が多いです。

 

凍結トラブルの発生率は、一日の中でも気温低下が著しい夜間や日中に高まりがち。こまめに天気予報やニュースをチェックし、強い冷え込みが見込まれるようなら事前の対策を心掛けてください。

洗濯機が外に設置されている場合

マイナス4℃以下の気温下では、洗濯機が凍結しやすくなります。設置環境が屋外の場合、ダイレクトに影響を受ける可能性が高いので、該当する人は十分注意しましょう。

 

室内置きの洗濯機であれ、油断は禁物です。屋外の水道管が凍結し、洗濯機の動作不良が生じるケースも考えられます。

洗濯機を長期間使っていない場合

冬季に出張や旅行などで自宅を長期間留守にする際も、洗濯機の凍結防止対策を講じたうえで外出しましょう。以下のような場所に水が溜まり、凍結トラブルを引き起こしかねません。

  • 蛇口
  • 給水ホースや排水ホース
  • 配管

この場合は、確実な水抜きによって凍結のリスクを抑えられます。先述した水抜き方法を参考に、上記の内部に溜まった水をすべて抜くようにしてください。

 

作業後は、必ず蛇口を閉めましょう。

洗濯機の凍結を防止できなかったら自然解凍

十分な対策を講じても、少なからず洗濯機の凍結トラブルは発生します。

 

万が一、凍結を防止できなかった場合に推奨したいのが、そのまま放置すること。余計な作業や手間もなく、最も安全に凍結状態の解消を目指せます。

 

ただ、洗濯機の設置環境が日当たりの悪い室内だと、自然解凍まで多大な時間を要する可能性が高いです。洗濯機置き場周辺をストーブで温めるなどし、自然解凍を促すといいでしょう。

 

別の手段としては、洗濯槽や水道管にドライヤーの温風を当てる方法も有効です。温度の急激な変化は、各部位の破損に繋がる恐れがあるため、急ぎだからと熱風を当てるのは避けましょう。

 

洗濯機で凍結防止できず自然解凍を待てない際の対処法

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洗濯機の凍結後に自然解凍を待つ余裕がない場合、お湯を使った対処法が役立ちます。

 

以下には、洗濯機の中でも特に凍結しやすい箇所をまとめました。

  • 蛇口(水道管)
  • 給排水ホース
  • 洗濯機本体

本項では、上記それぞれの凍結解消に効果的な方法を紹介します。また、自分で対処できない場合の選択肢もお伝えするので、落ち着いた対応によってトラブルを確実に解消しましょう。

蛇口(水道管)の凍結部分にお湯をかける

まずは、蛇口や水道管の凍結状態を解消する方法について、解説します。

 

作業手順は、以下の通りです。

  1. 40℃程度のお湯(ぬるま湯)を用意する
  2. 蛇口の凍結部分にタオルを巻き付ける
  3. ぬるま湯をゆっくりかける

タオルを巻くことで、後からかけるぬるま湯での解凍が効率よく進みます。

 

熱湯を使うと急激な温度変化により、蛇口や水道管が破損する恐れがあるので要注意。直接手で触れてみて、火傷してしまうほど高温のお湯は避けましょう。

 

ぬるま湯を少しずつかけるのも、温度変化を和らげるコツです。

凍結したホースにお湯をかける

給水ホースや排水ホースが凍結した際は、以下に従って解凍を目指します。

  1. 40℃程度のお湯(ぬるま湯)を用意する
  2. 給水ホースや排水ホースを取り外す
  3. 外したホースをぬるま湯に浸す
  4. 再度ホースを取り付ける

この場合にも、お湯の温度は40℃前後。凍結部分の破損を招きかねないので、ホースの曲げ伸ばしは絶対に止めましょう。

 

ホースの取り外しが難しい場合、まずは下記どちらかの方法をお試しください。

  • 気温の上昇による自然解凍を待つ
  • お湯とタオルを用いてゆっくり解凍する

その後、ホースが外せるようになったら作業を開始しましょう。

洗濯槽にお湯を注ぐ

洗濯槽本体の内部が、凍結してしまうケースも多いです。

 

他の対処法同様、まずはぬるま湯(40℃程度)を用意しましょう。洗濯槽が半分以上浸かるようにしたいので、目安としては約5Lのお湯を準備します。

 

以降の作業手順は、以下の通りです。

  1. 洗濯槽内にぬるま湯を流し入れる
  2. 10~30分程度放置する
  3. 解凍できたら「脱水コース」で洗濯槽内の水を抜く

洗濯機の内部に水が残っていると、再び凍結を招く恐れがあります。長く放置しすぎず、凍結しそうなら水を抜くようにしてください。

水道修理業者に相談する

自力での対処には、各部位の破損リスクが伴います。下記2つに該当する方は、水道修理業者への依頼を検討しましょう。

  1. 自力での対処に不安を感じる場合
  2. いずれの対処法でも凍結が解消されなかった場合

依頼先を決める際は、複数業者から見積もりをとり、以下などを比較する相見積もりを行うと安心です。

  • 凍結修理のサービス内容
  • 凍結修理にかかる料金

洗濯機の凍結修理費用は、業者ごとにさまざま。中には相場を無視し、高額な料金を請求する悪徳業者も混在します。

 

そういった業者によるぼったくり被害に遭わないためにも、相見積もりを通して地域での相場観を掴むことが重要です。

 

洗濯機の凍結を防止できなかったときは

気温が急激に低下する日や冬場の長期外出時は、洗濯機の凍結防止対策が欠かせません。水抜きをはじめ、十分な対策を講じるようにしてください。

 

万が一、洗濯機が凍結してしまった際にはクリーンライフへのご相談がおすすめです。

 

最短30分でご自宅にお伺いし、無料で事前見積もりを実施。適切な対処によりトラブルを即日解消いたします。

 

⇒クリーンライフに洗濯機のトラブルを相談してみる

2021.10.22

冬場に発生しやすい、お風呂の凍結トラブル。寒冷地以外の地域であれ、そのリスクはゼロではありません。

 

お風呂の凍結を未然に防ぎたければ、以下を把握することが大切です。

  • 凍結しやすい気温
  • 給湯器や水道管の使用頻度
  • 給湯器や水道管の設置環境

そこで今回は、上記を含めたお風呂の凍結防止対策・対処法などを紹介。水漏れにかかわる注意点や、凍結修理を業者に依頼した場合の料金相場もお伝えします。

お風呂の凍結防止対策4つ

凍結の対策

お風呂を凍結させないためには、事前の対策が重要となります。具体的には、下記4つの凍結防止対策を施すといいでしょう。

  1. お湯を流しっぱなしにする
  2. 凍結防止ヒーターを動かす
  3. 自動ポンプ運転を活用する
  4. 給湯器の水抜きを行う

どれも手軽に実践できるものばかりなので、ぜひご活用ください。

お湯を流しっぱなしにする

はじめに紹介するのは、給湯栓(蛇口)からお湯を流しっぱなしにする方法。流動する水が、凍りにくいという特性を活かしています。

 

流す量は、細い水がチョロチョロと流れる程度で十分です。水の出方に変化があると、すでに凍結し始めている恐れがあるので、こまめにチェックすることをおすすめします。

凍結防止ヒーターを動かす

最近は、多くの給湯器に凍結防止ヒーターが備え付けられています。ヒーターを動かし、凍結を防ぐことも可能です。

 

凍結予防ヒーターとは、凍結防止を目的に給湯器に搭載されたヒーターのこと。外気温の低下に合わせ、自動的に作動する仕組みとなっています。

 

当然ながら、電源が入っていないヒーターは作動しません。寒波の到来前に、電源プラグがコンセントに差し込まれているかどうか、確認しておくと安心です。

自動ポンプ運転を活用する

追い焚き機能付きのお風呂では、自動ポンプ運転を活用する手もあります。

 

自動ポンプ運転とは、凍結防止ヒーターと同じく外気温の低下に合わせ、自動的に作動して凍結防止を図る機能。あらかじめ、浴槽に水張りをしておく必要があります。

 

自動ポンプ運転の活用時には、下記2点に注意しましょう。

  • ブレーカーを落とさない
  • 浴槽内のお湯を循環金具より5cm以上残しておく

ブレーカーが落ちた状態では、自動ポンプ運転が作動しません。

 

残り湯がない場合もポンプ運転が始まらないので、必ず浴槽内のお湯を循環金具より5cm以上残すようにしてください。

給湯器の水抜きを行う

給湯器内の水抜きをする方法も、お風呂の凍結を防止する対策の一つです。以下は、実際に水抜きしてから元通りにするまでの一連の手順となっています。

  1. 給湯器のスイッチをOFFにする
  2. ガス栓・給水元栓を閉める
  3. 浴室の蛇口を開け切る
  4. 水抜き栓を回して完全に水を抜く
  5. コンセントから電源プラグを抜く
  6. 水抜き栓・給湯栓を閉める
  7. 給水元栓を全開にする
  8. 蛇口から水が出ることを確認する
  9. ガスの元栓を開けて電源プラグを差す

一度抜いた電源プラグは、必ず差し直すように注意しましょう。お風呂をはじめ、他の水回りでもお湯が使えない状況に陥る恐れがあります。

お風呂が凍結しやすい気温

お風呂が凍結しやすくなるのは、外気温が0℃を下回るタイミングです。

 

0℃というのは、水が氷になる気温の目安。この気温下では、下記2つを含む水回りの凍結リスクが高まります。

  1. 給湯器
  2. 水道管

水を溜めている給湯器は当然ながら、そこから接続される水道管も凍結しやすい部分です。

 

気温条件以外では、以下も凍結の要因となり得ます。

  • 給湯器・水道管が凍結しやすい設置環境にある
  • 給湯器・水道管を長らく使っていない

凍結しやすい設置環境には、住宅の北側や風当たりの強い場所が該当。長期間の外出などに際し、水の流れが一定期間滞る場合も、十分な対策を心がけましょう。

お風呂が凍結したときの対処法

対処法

対策を講じたからといい、お風呂の凍結を完全に防止できるとは限りません。万が一、防ぎきれなかった凍結トラブルについては、下記2つの対処法をお試しください。

  1. 凍結部分が自然解凍されるまで待つ
  2. 給水元栓を温める

続いて、それぞれの作業手順や注意点を解説します。

凍結部分が自然解凍されるまで待つ

一つ目は、外気温の上昇によって凍結部分が自然解凍されるのを待つ方法。下手に触れて次の状況に陥るリスクを抑え、安全に解凍できる可能性が高いです。

  • 給湯器や水道管の損傷を招く
  • 高額な出費が伴う修理を要する

解凍までの所要時間は、以下などの条件によって変動します。

  • 居住エリア
  • その日の外気温

寒冷地では、日中・夜間の外気温が大差ない日も珍しくありません。凍結状態の早期解消を目指したければ、後述の対処法を採用するといいでしょう。

給水元栓を温める

お風呂の凍結を急ぎで解消したければ、給水元栓にお湯をかけて温めましょう。作業の流れは、以下の通りです。

  1. 給水元栓にタオルを巻く
  2. 上からぬるま湯をかける

タオルには、温度変化を和らげる役割があります。配管は急激な温度変化に弱いので、破裂を防ぐためにも必ず巻くようにしてください。

 

加え、お湯の温度にも要注意。必ず50℃目安のぬるま湯を使い、熱湯の使用は避けましょう。

 

対処後に再凍結しないよう、水気をしっかりとるのもポイントです。

 

お湯の準備にあたって蛇口が回らない場合は、別の対処法をご検討ください。無理に回そうとすると、蛇口を破損させてしまう恐れがあります。

 

お風呂の凍結を解消した後の注意点

無事にお風呂の凍結状態を解凍できたら、以下から漏水していないかどうかを確認してください。

  • 給湯器本体
  • 給湯器周辺の配管

凍結した配管は、内部の水が膨張すると亀裂が入り、破裂する危険性があります。

 

確認する手段としては、水道メーターの状態をチェックする方法が有効です。

水道メーターのパイロット回転運動

水道を使用していないにもかかわらず、水道メーターが回っている場合は要注意。水回りのいずれかで、漏水している可能性が疑われます。

 

自力で改善されない水漏れは、早めに水道修理業者に相談しましょう。長期間の放置は、症状を悪化させる要因となり得ます。

 

お風呂の凍結修理を業者に依頼した際の料金相場

自力で解消できないお風呂の凍結トラブルは、水道修理業者に依頼しましょう。本項では、業者を利用する際に想定される料金相場を下記2項目に分け、お伝えします。

  • お風呂の凍結修理での基本料金の相場
  • お風呂の凍結修理での総額の相場

業者利用時の出費が気になる方は、ぜひご一読ください。

お風呂の凍結修理での基本料金の相場

お風呂が凍結した場合、下記2つの修理を要するケースが多いです。

  • 水道管
  • 給湯器

以下には、それぞれの修理にかかる基本料金の相場をまとめました。

水道管の修理 12,000円~25,000円
水道管の修理(蒸気解氷を行う場合) 20,000円~50,000円
給湯器の修理 20,000円~50,000円

上記は、あくまで目安として捉えましょう。実際の金額は、被害の深刻性のほか、水道管と給湯器の設置環境などによっても変わってきます。

お風呂の凍結修理での総額の相場

利用する業者によっては、以下なども凍結修理費用に含みます。

  • 出張費
  • 時間外料金
  • 休日料金

出張費の相場は、0〜3,000円程度です。

 

時間外料金は夜間・早朝の依頼で生じ、休日料金は土日・祝日の依頼時に発生。それぞれ相場は、4,000円前後を見積もっておきましょう。

 

すべて発生すると想定した場合、総額の相場は次の通りです。

水道管の修理 19,000円~32,000円
水道管の修理(蒸気解氷を行う場合) 27,000円~57,000円
給湯器の修理 27,000円~57,000円

総額も被害状況や、用いる部品などによって変動します。実際の金額は、見積もりで確認しましょう。

 

お風呂の凍結修理で利用する業者の選び方

お風呂の凍結修理で利用する業者は、以下を意識して選ぶのがおすすめです。

  • 事前に見積もりを実施している
  • 24時間素早く対応している
  • 修理費用が適正である
  • 保証・アフターサポートが充実している

水道修理業者は、依頼先によってサービスの質や修理費用が大きく異なります。

 

中には、相場とかけ離れた料金に設定している悪質な業者も存在。本項の内容を参考に、信頼のおける優良業者への依頼を叶えましょう。

水道局指定工事店である

水道修理を手掛ける業者は、各地域に無数に存在します。納得のいく依頼を実現するには、前提条件として「水道局指定工事店」への相談が重要です。

 

水道局指定工事店とは、その名の通り各自治体の水道局から指定を受けた業者のこと。主に、以下のような特徴があります。

  • 給水装置工事主任技術者が在籍している
  • 指定を受けた都道府県内に営業所を置く
  • さまざまな水道修理に必要な機械器具を有している
  • 欠格要件に該当しない

指定を受けているかどうかは、お住まいの自治体の公式サイトにて確認してみてください。

24時間素早く対応できる

凍結状態が酷い場合、早急な対処が重要となります。突如生じた凍結トラブルは、24時間対応の業者に依頼することで、早めの復旧を目指すようにしてください。

 

特におすすめしたいのが、夜間や早朝などの依頼時も時間外料金を課さない業者。日中と変わらない出費にもかかわらず、迅速に駆け付けてくれるので安心です。

修理費用が適正である

水道修理費用を決めるのは、作業を手掛ける業者自身。地域によっては、周辺エリアでの相場を無視した、高額請求をいとわない業者もあるかもしれません。

 

ぼったくりの被害に遭いたくなければ、作業前の段階で必ず見積もりをお願いしましょう。

 

料金相場を把握したい方は、「相見積もり」を行うのがおすすめです。はじめから依頼先を1つに限定せず、複数の業者から見積もりをとって比較することで、地域における相場観が分かります。

保証・アフターサポートが充実している

お風呂の凍結トラブルは、気温条件などによって再発を防げない恐れもあります。せっかく修理したばかりでも、短期間のうちに同様の症状に陥ってしまう可能性はゼロでないため、保証・アフターサポートが充実している業者を選ぶといいでしょう。

 

保証の具体例には、次のようなものがあります。

  • 無料の1年保証
  • 有償の長期保証

修理後のお風呂を長く安心して使い続けたいなら、有償の保証を検討してもいいかもしれません。

お風呂の凍結トラブルでお困りなら

お風呂の凍結を防止するには、事前の対策が何よりも肝心です。著しい気温低下や長期外出が見込まれる場合、今回紹介した対策を通じて、凍結トラブルを未然に回避しましょう。

 

お風呂が凍結し、自力での対処が不安な方は、全国300以上の市区町村で水道局指定工事店に指定されている『クリーンライフ』をご利用ください。高度な知識・設備機器をもとに、各症状の即日解消を目指すことが可能です。

 

⇒クリーンライフにお風呂のトラブルを相談してみる

2021.10.22

凍結による水道管破裂などで漏水した場合に、保険でカバーできるのかどうかを解説します。

 

漏水すると水道管の修理費用だけではなく、漏水によってダメージを与えた壁紙や床材、家具類の修復費用も必要です。また、マンションなど集合住宅にお住まいの場合、階下への賠償責任が生じてしまうことも。

 

水道修理業者へ依頼する前に、火災保険の適用条件等を確認しておくと安心です。申請に必要な書類や申請手順も解説するので、参考にしてみてください。

水道管が凍結して漏水した際に使える保険の特約

ご自宅の火災保険を確認して、以下のような特約があるかどうかを確認してください。

  • 水道管凍結修理費用保険金
  • 水濡れ損害補償
  • 残存物取片付け費用保険金
  • 臨時費用保険金
  • 個人賠償責任保険

それぞれの特約がどのようなトラブルに対応しているのかを、説明します。

水道管凍結修理費用保険金

水道管が凍結したことにより破裂などが起きた際に、水道管の修理費用(実費)が支払われる特約です。「1回の凍結で、1敷地内で10万円」など限度額を設定しています。

 

保険会社によって、契約内容に多少の差異はあります。限度額に関してソニー損保、東京海上日動火災保険、損保ジャパンの公式サイトを見ると、いずれも限度額に関しては同じでした。

水濡れ損害補償

「水漏れ」と「水災」は混同しやすい案件で、補償内容は全く異なります。「水濡れ」補償は、給排水設備の事故で水漏れが起き、水濡れなどの損害が発生してしまった際に支払われる補償です。

 

「水災」は、台風などで直接的に水の被害が生じた場合を指します。凍結によって給排水管が破裂して水漏れが起き、家具類や住宅にダメージが与えられた場合の損害補償です。

 

家具類や壁・床材などのリフォーム費用は支払われますが、水道管の修復費用は支払われません。

残存物取片付け費用保険金

「残存物取片付け費用保険金」とは、トラブルによって被害を受けた壁材や床材、家財道具といった残存物を片付ける際に必要な、清掃費用や搬出費用の実費を支払う保険です。

 

具体的には、以下のような場合に支払われます。

  • 水漏れで濡れた床材がめくれてしまって、交換が必要になった際の古い床材の搬出費用
  • マットレスが濡れてしまい、処分しなくてはいけなくなった際のマットレス処分費用

迅速に支払いが進むために、損害保険金としてまとめられている保険会社もあるので、確認してください。

臨時費用保険金

「臨時費用保険金」とは、損害保険金が支払われるまでの間に、生活のために必要な金銭が支払われる保険です。

 

水道管が凍結して破裂した場合、住んでいる住宅全体に被害が生じて住める状態ではなくなる場合があります。ご自宅が住めない状態になったら、別の住居を探さなくてはいけません。

 

臨時の住居など、一定期間に生活するために必要な雑費が支払われます。

個人賠償責任保険

「個人賠償責任保険」は過失によって他人に損害を与えた際に、損害を賠償するための保険です。

 

凍結した水道管が破裂して水漏れが起き、階下に水が落ちて、家財道具や壁・床材などにダメージを与えてしまった際に支払われます。

 

火災保険に特約として設定されていなくても、意外と契約をしている方が多い保険です。個人賠償責任保険は、カードや自動車保険等に付帯されていることがあるので、確認してください。

凍結による漏水は火災保険でカバーできない場合も

火災保険

火災保険には、さまざまな特約を付与していることがほとんどです。

 

特約によって、保険金が支払われる要件は変わってきます。特約がない場合は基本的に、凍結による漏水で水道管を修理する場合の費用はカバーできないことがほとんどです。

火災保険とは

火災保険は、火災が起きたときはもちろん、破裂・爆発、風災、雪災、盗難といったアクシデントで損害が生じた際に、保険対象の建物や家財に補償を与える保険です。

 

火災保険には、さまざまな種類があり、補償の対象も異なるので、契約を確認してどのような災害に対応しているのかを確認してください。

「破裂・爆発補償」は適用されない

火災保険の多くは、特約のない保険でも「破裂・爆発補償」があることがほとんどなので、「水道管の凍結による破裂」が適用されるのではないかと考える方も多いようです。

 

しかし、「破裂・爆発補償」とは、気体や蒸気の急激な変化によるトラブルです。具体的には、以下のようなケースで保険金が支払われます。

  • ガス漏れを知らずに、火をつけた途端爆発した
  • カセットコンロのボンベが爆発した
  • 隣家のガス爆発で住宅に被害を被った

補償内容がよくわからないときは、保険会社のお客様センターに問い合わせてみてください。

マンションなどの集合住宅で凍結による漏水が起きたら

マンションでは、管理会社が対応すべき水道管の凍結もあります。寒冷地のマンションは凍結防止をしているかと思いますが、普段比較的暖かい地域ですと、凍結防止対策が完全ではない可能性が高いです。

 

寒冷地のマンションでも、配水設備のサーモスタットなどの凍結防止システムが故障していることもあります。

 

急な寒波で水が出なくなると、ご自分で水道修理業者を手配すべきなのか、管理会社に連絡すべきなのか迷ってしまう方に向けて、マンションでの漏水が起きた場合の対処法を解説します。

自宅部分なのか共用部分なのか確認する

戸建て住宅と異なり、マンションは自宅部分かどうかの判断が難しい場合があります。

 

基本的には水道メーターから住宅までなら、自宅の専用部分になりますが、以下の要件によっても微妙に変わるので、不安な方は管理会社に確認してください。

  • マンションの構造
  • 給水システムの種類

また、マンションでは、意外な部分が共用部分になっています。例えば、バルコニー、ベランダ、窓(ガラス)は共用部分なので、勝手にリフォームができません。

 

まずは、どの部分が凍結しているのかを確認して、それが専用部分か共用部分かを確認します。隣人等に確認して、どの住宅も水が出にくくなっていたら、共用部分に問題があると考えられます。

 

トラブルの原因が共用部分なら、管理会社に連絡してください。

火災保険の補償内容を確認する

凍結による漏水が専有部分なら、水道の元栓を閉めて、火災保険を確認しましょう。「水漏れ」といった特約が付与しているかが、重要です。

 

階下に住んでいる方に、トラブルがないかどうかも確認しておきましょう。

賃貸の場合は大家さんか管理会社に確認

賃貸のマンションなど集合住宅にお住まいの方は、大家さんか管理会社に知らせてください。

 

賃貸契約時に、『借家人賠償責任保険』を契約していれば、修理が必要になれば保証される可能性があります。借家人賠償責任保険は火災保険とは異なり、住んでいる人の過失でも保険適用されることがほとんどです。

 

賃貸住宅で借りている室内の水道管が凍結してトラブルが起きた場合は、入居者に責任があります。「水抜きをしていたのに、責任がありますか?」と不満に思う方も多いでしょう。

 

しかし、水抜きをきちんとしていたら、凍結はしなかったはずです。水が少し残っていたことが原因なので、入居者のミスということになってしまいます。

凍結による漏水被害の火災保険申請方法

必要書類

凍結で漏水が起きたら、いち早く火災保険の申請が必要です。申請期間が決まっているので、できるだけ迅速に必要書類を整えてください。

申請手順

凍結で被害があった際の火災保険金の申請は、以下の流れで進みます。

  1. 保険会社に問い合わせをし、申請に必要な書類の用意
  2. 書類を保険会社に送付
  3. 保険会社(損害保険登録鑑定人)による審査・現地調査
  4. 結果の通知、給付金の支払い

保険会社に問い合わせをするときは、次の点をまとめておくとスムーズです。

  • 契約者氏名
  • 保険証番号
  • 水漏れが起き始めた日時と場所
  • ご自分の電話番号(以後の連絡のため)

問い合わせをすると、必要な書類が一式郵送されてきます。内容を確認して、申請の用意を始めましょう。

 

損害保険登録鑑定人が立ち会いして審査・現地調査が行われるまで、修理をしないで状況がわかるようにしておきます。

 

ただし、保険金額が高額ではなく、状況がよくわかるような写真等があれば、現地調査なしで審査が通ることがあります。

申請に必要な書類

申請に必要な書類を見ていきましょう。

  • 保険金請求書
  • 事故内容報告書
  • 損害箇所の写真
  • 修理見積書
  • 損害明細書
  • 建物登記簿謄本

保険内容や状況によっては、以下の書類が必要な場合もあります。

  • 印鑑証明書
  • 住民票

漏れがないように、送られてきた書類を確認して必要書類を揃えましょう。

注意したいこと

被害の状況がよくわかるようにすることが大切です。損害箇所の写真は、状況がよくわかるように5枚くらい用意してください。

 

損害箇所にフォーカスした写真だけではなく、全体像が見えるものも用意しておくとわかりやすいです。念のためにたくさん撮影し、状況を伝えやすい写真を選びましょう。

凍結による漏水で火災保険が下りず納得いかないときは?

納得いかない女性

火災保険金を申請しても、審査が通らない場合があります。そこですぐにあきらめないで、もう一度トライしてみましょう。

 

再度トライして、保険金が支払われたというケースも少なくありません。

追加書類を提出する

火災保険会社の査定に通らなかった原因は、火災保険が下りる条件を満たせなかったと判断されたからかもしれません。

 

追加書類で、火災保険の補償範囲であると証明されれば、再審査で通る可能性があります。

保険会社のお客様センターに相談する

審査をする担当者によって、結果が左右されることがあります。保険会社の申請窓口より、お客様センターに相談することで、火災保険の審査に通る可能性があるので、トライしてみてください。

 

また、お客様センターに相談すると、追加書類についても適切なアドバイスがもらえるかもしれません。各保険会社のお客様センターは、公式サイトか契約書を参照してください。

凍結で漏水が発生してお困りなら

凍結で漏水した場合に、利用できる保険について解説しました。契約しているご自身の保険内容を正しく把握して、利用してください。

 

保険金の申請には、水道修理業者が作成する見積もりが必要です。『クリーンライフ』では24時間年中無休で、電話・LINE・メールを受け付けています漏水でお困りの際は、お気軽にすぐご連絡ください。

⇒クリーンライフに水道管の凍結を相談してみる

2021.10.22

水道管が凍結で破裂した際の、対処方法を解説します。対処法を知っておけば、被害を最小限に食い止められるので、参考にしてみてください。

 

水道管が破裂する原因は、水道管の老朽化よりも凍結が断然多い傾向です。凍結で破裂すると、水漏れなど大きなトラブルが起きます。

 

あわせて、修理料金の目安や利用できる保険の種類、水道代が高額になった場合の減免方法も説明します。

水道管が凍結して破裂した際の対処法

対処法

水道管が凍結して破裂すると、水漏れが始まります。マンション等の集合住宅に住んでいる方は、階下への被害も心配です。

 

できるだけ被害を少なくするための対処法をお伝えするので、参考にしてみてください。

元栓を閉める

まずは、元栓のある場所を確認しましょう。

 

戸建てにお住まいなら、敷地内の地面に「量水器」や「止水栓メーター」と記載されたフタがあるので、開けてみてください。マンションやアパートは、玄関ドアの横にある扉の中に、水道メーターと一緒に設置されているはずです。

 

元栓の形態はハンドル式やレバー式がありますが、回す方向は同じで時計回りに回すと閉まります。ただし、回しにくくなっている場合に、無理に動かそうとすると破損してしまいます。

 

元栓を閉めても水が止まらない原因と対処法

元栓を閉めたのに水が出続けているなら、水道メーターが破損した可能性があります。水道メーターの交換は、お住まいの地域を管轄にする水道局が対応してくれます。

 

市役所や水道局の公式サイト等で、電話番号を確認して問い合わせてください。

タオル等で応急処置をする

破裂した水道管が見える場所にある場合は、タオル等で応急処置ができます。次の手順を参考にしてください。

  1. 水道管の下に、水を受けるためのバケツを用意する
  2. 水漏れ箇所にタオルを巻く
  3. タオルがびしょ濡れになったら、乾いたタオルと交換する
  4. タオルが濡れなくなるまで、タオルを交換し続ける

これで、床や壁などの被害を最小限に食い止められます。マンションなどの集合住宅にお住まいの方は階下になんらかの影響がなかったかの確認が必要です。

 

破裂した水道管を自分では修理できません。下手に触ってしまうと、被害が倍増してしまう可能性があります。

水道局指定工事店に相談する

応急処置後、すぐに水道局指定工事店に相談してください。破裂した水道管が壁の内部など見えない場所にある場合は、壁にシミができる前に修理業者に連絡しましょう。

 

どの水道修理業者でもいいわけではなく、お住まいの地域で水道局指定工事店に指定されている業者への依頼が必須です。

 

非指定の業者ではパッキンや蛇口の交換といった、簡単な作業しかできません。

水道管が凍結して破裂する原因

原因

水道管内の水が凍結すると、なぜ水道管が破裂する可能性があるのか解説します。原因は次の2つが考えられます。

  • 凍結して水が膨張するため
  • 水道管が老朽化しているため

それでは、解説していきます。

凍結して水が膨張するため

水は、凍ると体積が9%ほど大きくなります。水が氷になって膨張するため、水道管が破裂するのです。

 

例えば、缶ジュースを凍らせると、缶が破裂してしまうことがあります。これと同じ理由で水道管が破裂するのです。

水道管が老朽化しているため

水道管が新しいと、水道管内の水が凍結しても、破裂に至らないこともあります。しかし、老朽化していると、少しの圧力で破裂する可能性が増加します。

 

築年数の長い住宅ですと、水道管が老朽化している可能性が高いです。水道管の法定耐用年数は、40年です。築年数が40年を超えているお宅は、注意が必要です。

凍結で水道管が破裂した際の修理料金

料金

凍結により水道管が破裂した際に、破損箇所のみの修理でいいのか、住宅全体の配管交換が必要なのかで修理料金は大きく異なります。

 

破損箇所のみなら、1万円〜5万円です。しかし、配管全体を交換するとなると、戸建ての場合で35万円~55万円と高額な修理料金が必要です。

水道管の破裂は保険の対象?

水道管のトラブルによって水道管の修理が必要になっても、保証の対象外であることがほとんどです。

 

「水漏れ」補償を含めている場合は、水漏れによってダメージのあった壁紙などは補償対象ですが、水道管の修理費用は含まれません。

 

個人賠償責任保険の特約があれば、階下に迷惑をかけたときの補償があります。賃貸の場合は、契約時に個人賠償責任保険が加えられていることがほとんどです。また、カードなどにも特約が付随している可能性があるので、確認してください。

 

水道管の凍結修理費用の保険金を契約している場合は、水道管が凍結によって修理が必要になった場合に利用できます。凍結の可能性が高い地域にお住まいの方は、契約を検討してみてください。

凍結で水道管が破裂した際の水道料金

凍結が原因で水道管が破裂して大量の水漏れがあった場合、高額の水道料金が発生することがあります。特に見えない場所で破裂すると1ヶ月もの間、水が流れ続けているため高額になりがちです。

 

自治体によっては水漏れによって高額になった水道代を安くできるので、確認しましょう。

水道料金の減免制度の利用が可能か確認

お住まいの地域や水漏れの状況によっては、「水道料金の減免制度」という水道料金の増額分の負担を軽減する制度を取り入れています。

 

自治体によって制度の有無、可能な申請理由が異なるので確認が必要です。まずは、水道局の公式サイトで確認し、細かいことは電話などで問い合わせましょう。

漏水修理証明書の発行を水道局指定工事店に依頼

減免制度の申請にあたって「漏水修理証明書」が必要な自治体もあります。「漏水修理証明書」は、水道局指定工事店に指定されている水道修理業者に依頼してください。

 

非指定業者に修理を依頼すると、証明書の発行をしてもらえないので、依頼前に確認が必要です。指定工事店は、お住まいの市(区・町・村)役所の公式サイトで確認できます。

減免制度の利用方法

自治体によって利用の流れは異なりますが、概ね以下のような流れです。

  1.  水道局指定工事店に修理を依頼
  2. 「漏水修理証明書」の発行を依頼
  3. 「減免申請証明書」の用意し、必要事項を記入
  4. 漏水修理証明書と減免申請証明書を水道局に提出
  5. 審査して減免分の料金が口座に支給

普段の水道料金から増額分を計算し、増額分の7割程度が返金されることが多いようです。自治体によって計算方法が異なりますが、全額返金することはまずありません。

凍結で破裂した水道管を修理する業者の選び方

破裂した水道管の修理は高額になるので、慎重に業者を選ぶ必要があります。以下の点を確認して、じっくり選んでください。

水道局指定工事店であることは必須条件

水道修理業者を選ぶ際に、水道局指定工事店であることが必須なのは以下の理由によるものです。

  • 水道料金の減免制度を利用する際、漏水修理証明書の発行を依頼できる
  • 水道管の修理・工事は指定業者しかできない

また、水道局指定工事店は公的に認められているため、トラブルになる可能性は少ないと考えられます。

 

しかし、サービス面はそれぞれ異なるので、必ず見積もりを取って、料金やアフターサービスなども確認してから依頼してください。

見積書を無料で発行するかどうか確認

見積書を無料で発行してくれる水道修理業者の方が、トラブルの可能性が少ない傾向です。なお、見積書に作業内容を細かく記載してくれると、検討しやすいという利点があります。

 

見積もり無料としていても、必ずしも見積書を無料で発行してくれるかどうかはわかりません。問い合わせ時に確認が必要です。

複数の業者に相見積もり

水道局指定工事店の中から、個人住宅の修理を行なっている業者を3社以上選んで、相見積もりをして比較検討してから依頼しましょう。

 

3社以上に依頼すると、適切な作業内容と適正価格がわかります。また、駆けつけるスタッフの態度も比較できるので、希望に近い業者への依頼ができます。

賃貸住宅の凍結による水道管破裂の責任は入居者

悩んでいる女性

賃貸住宅における水道管破裂の原因が凍結の場合は入居者の責任になるので、修理費の負担は入居者です。

 

修理業者を安易に選ぶと、修理の仕方が悪くトラブルの元になる可能性があります。まずは管理会社や大家さんに相談した方が確実です。

 

マンション等の集合住宅にお住まいで、階下に水漏れなどの被害があった場合は賠償責任も発生します。

 

賃貸住宅の契約時に、火災保険への加入が義務付けられていることがほとんどです。加入している火災保険の補償内容を確認し、凍結や水漏れが適用されるか確かめましょう。

 

手元に火災保険関連の書類がない場合は、大家さんや管理会社に問い合わせてください。

凍結による水道管破裂を予防する方法

水が流れている蛇口

寒い日が続き、水道管の凍結による破裂を予防するために、以下の方法を試してみてください。

  • 水抜きをする
  • ちょろちょろと水を出す
  • 水道管を保温する
  • 給湯器の凍結防止をする

それでは、簡単にやり方を説明します。

水抜きをする

寒冷地にお住まいで水抜き栓が設置されているなら、水抜きをしていると安心です。特に、長期間にわたる旅行で水を利用しないような場合は、水抜きをしておきましょう。

 

水抜き栓を操作して、各水回りの水抜きネジから残った水を取り除きます。水抜きしても、水が少しでも残っていると凍結するので、水が残っていないかどうかの確認が必要です。

 

確認方法は、短めのホースを利用します。

  1. 水栓や給湯器の水抜きネジを外した状態で見えている穴に、ホースを差し込む
  2. ホースに息を吹き込む

息を吹き込んで異音(ボコボコ)が聞こえたら、水がまだ残っています。異音が聞こえなくなるまで、再度水抜きを行ないましょう。

ちょろちょろと水を出す

蛇口を少しだけ開いて水を一晩中出しっぱなしにしておくと、凍結を予防できます。動いている水は、動かない水と比較して、凍結しにくいためです。

 

出しっぱなしにする水の量は、鉛筆の芯程度の太さで十分です。バケツなどに溜めておけば、お掃除等に利用でき、無駄になりません。

 

ただし、マイナス10度以上になると、水を流しているだけでは凍結する可能性があります。また、日当たりの悪い場所といった凍結しやすい場所では、効果があまり期待できません。

 

凍結の可能性が高い場合は、別の方法も併用すると安心です。

水道管を保温する

むき出しになっている水道管は、保温材やタオルなどで保温しましょう。保温材はホームセンターや通販で購入可能です。

 

水道管が屋外にあり、雪や雨で濡れる可能性がある場合は、濡れないようにビニール袋でカバーします。防水性の高いテープで保温材を固定して、落ちないように保護してください。

 

気温が下がりやすい場所でむき出しになっている水道管は、凍結防止ヒーターが確実です。蛇口部分もカバーしておくと、凍結の可能性がほとんどありません。

給湯器の凍結防止をする

ほとんどの給湯器は、凍結防止機能を装備しています。凍結防止機能を活用し、凍結対策をすることで給湯器周辺の水道管の凍結も予防できます。

 

凍結防止機能には、以下のようなものがあります。

  • 凍結防止ヒーター:給湯回路の配管を保温
  • 自動ポンプ運転:浴槽に湯を張って、追い焚きを継続

給湯器の凍結防止機能を利用する場合は、給湯器のコンセントを差し込んだままにする必要があります。

凍結した水道管が破裂したら

凍結で水道管が破裂した際の、対処方法を中心に紹介しました。水道管の修理は、水道局指定工事店にしか依頼できません。

 

水道局指定工事店は、市町村の公式サイトに掲載されています。しかし、指定業者は法人にしか対応していない場合もあるので、確認が必要です。

 

どの業者に依頼すればいいのかわからない方は、『クリーンライフ』にご相談ください。全国300以上の市町村で水道局指定工事店に指定されています。

 

⇒クリーンライフに水道管の凍結を無料相談してみる

2021.10.22

蛇口の凍結防止におすすめの方法をご紹介します。近年、寒波が襲うことが増え、凍結は北海道や東北だけの問題ではありません。

 

蛇口が凍ると、水が使えなくなるだけではなく、水道管破裂といったトラブルが起きる恐れもあります。九州地方でも、起きる可能性があるので注意が必要です。

 

寒波が近づいた際に気をつけたいこと、蛇口が凍結してしまった場合の対処方法も紹介するので、参考にしてみてください。

蛇口の凍結防止方法6つ

蛇口

蛇口を凍結させないために、簡単に実行できる6つの防止方法を紹介します。

  • 水をチョロチョロ出しっぱなしにする
  • タオルを巻く
  • 水抜きする
  • 給湯器の追い炊き機能を作動する
  • 耐寒性能の高い蛇口に交換
  • 保温材を使う

順次説明していきますので、参考にしてください。

水をチョロチョロ出しっぱなしにする

動きのない水は凍りやすいので、できるだけ流れを止めないようにすることが大切なポイントです。

 

大量の水を出す必要はありません。水の太さが5〜8mm程度、鉛筆の芯の太さ程度で十分です。ポタポタとしずくが落ちる程度ですと、凍結の可能性があります。

 

1ヶ所だけ水を出していても、出していない蛇口が凍る可能性があるので、凍結の恐れのある箇所の蛇口はすべて出しっぱなしにしておくと安心です。

 

水を出しっぱなしにする時間帯は、凍結の可能性がある深夜(0時)から朝方(6時)までが目安です。

 

特別な道具を必要としないので、寒冷地以外でもすぐに取り入れられる方法です。「お水がもったいない」と感じる方はバケツ等に溜めておけば、掃除等に利用できます。

タオルを巻く

急に寒くなって蛇口専用の保温材などを用意していなくても、タオルで十分に保温できます。効果的なタオルの巻き方を紹介するので、以下を参考にしてください。

用意するもの

タオルは巻きやすいように、あまり厚みのないスポーツタオルサイズがおすすめです。

  • タオル
  • ビニールテープ
  • ビニール袋

ビニール袋は、スーパーマーケットやコンビニなどのレジ袋で十分です。ビニール袋は以下の目的で使用します。

  • 保温する
  • 水分を避ける

穴の空いていない、通気性の低い素材の袋を選びましょう。

タオルで保温する手順

水分が残っていると、凍りやすいので注意してください。タオルを巻く前に、乾いた布(タオル等)で、蛇口や水道管の水分を拭き取りましょう。

  1. 蛇口の上からタオルを被せて、巻きつける
  2. ビニールテープを使って固定する
  3. 上からビニール袋を被せて、ビニールテープを使ってさらに固定する

屋外の水栓は、濡れないようにビニール袋をしっかり固定してください。2枚重ねて設置すれば、さらに安心です。

水抜きする

寒冷地にお住まいなら、ほとんどの住宅に水抜き栓が設置されています。水道管に水が残っていなければ、凍る水がないので、凍る心配がありません。

 

水抜き栓の種類や設置場所などは、住宅によって異なります。事前に確認しておくと安心です。引っ越したばかりで、初めての冬を迎える場合は忘れないようにしましょう。以前の住居とシステムが異なるかもしれません。

水抜きをする手順

水抜き栓の場所を確認したら、次のように水抜きを始めます。

  1. 水抜き栓を閉める
  2. 各水回りの蛇口をひねって、水を出し切る
  3. 蛇口下に設置された水抜き用ネジを開けて、水を出し切る
  4. 水抜きができたら、蛇口を閉める

固定コマの水栓を設置しておくと、水抜きが簡単です。

 

また、洗濯機はベランダなど寒い場所に置いてあることが多く、蛇口が凍結しやすいので、忘れずに水抜きをしておきましょう。

給湯器の追い焚き機能を作動させる

バスルームが住宅の北側にあり、バスルームの蛇口が夜間に凍結する可能性があるなら、給湯器の追い焚き機能を使う方法をお試しください。

 

ただし、追い焚き機能が搭載されている給湯器に限ります。一般的な方法は、以下の通りです。

  1. バスタブ内の残り湯が、循環アダプターより上にあることを確認する
  2. 設定温度を35度にして、追い焚きする

設定温度を35度程度にしておけば、ガスの消費量を抑えられます。リモコンで操作するタイプなら、一定の気温以下になれば、自動的に追い焚き機能が作動する給湯器もあるので、取扱説明書を確認してください。

 

ガス代はかかるというデメリットがあります。しかし、バスタブに温水が張ってあれば、バスルーム周辺の気温も保たれる点が大きなメリットです。

耐寒性能の高い蛇口に交換する

凍結しにくい水栓に交換しておくと安心です。寒い時期になる前に用意しておきましょう。水栓本体全部を交換しなくても、以下のような一部だけの交換・設置でも十分です。

  • ハンドル部分だけを凍結防止水栓上部に替える
  • 水栓と水栓柱の間に凍結防止ソケットを設置する(屋外栓の場合)

凍結防止水栓上部や凍結防止ソケットは、サーモスタットが搭載されており、2℃前後以下に気温が下がると水栓内部の水を排出して凍結を防ぐシステム。Amazonなどで6,000円程度で購入可能で、取り付けも比較的簡単です。

 

形態が凍結しにくいようにデザインされた水栓もあります。少し傾斜した形で、水が内部に溜まりにくいので、凍結を防止します。本体価格は1万円〜です。

 

ご自分での交換が難しい場合は、水道修理業者に依頼しましょう。交換の作業費用の目安は、本体価格別で約1万円です。

保温材を使う

寒波が近づく前に用意する余裕があるなら、通販やホームセンターで以下のような保温材を購入しておきましょう。

  • グラスウール
  • 水栓凍結防止ヒーター
  • 保温テープ
  • 保温カバー

保温テープはポリ塩化ビニルなどの素材で、耐水性もあるタイプがおすすめです。ただし、粘着性が高いため、除去するのに時間がかかることが欠点。簡単に着脱するタイプがご希望なら、マジックテープ付きの保温カバーがおすすめです。

 

もし、小包郵送用に用意している気泡緩衝材があれば、保温剤として利用できます。気泡緩衝材は、プチプチやエアキャップといった名前で知られている素材です。ガムテープで固定すれば、凍結防止に利用できます。

凍結防止ヒーターによる凍結防止方法

水栓凍結防止ヒーターの使い方を紹介します。水栓凍結防止ヒーターは、蛇口を包み込むような形になったものに電源コードが設置されて、蛇口を温めるアイテムです。

 

気温がマイナス10度以下になると、水を流し続けても凍ってしまうことがあるので、ヒーターを設置しておくと安心です。以下を参考に設置してみてください。

  1. 蛇口に水栓凍結防止ヒーターを包み込むように設置する
  2. ナットを取り付け穴に設置し、ドライバーで締め付ける
  3. コンセントを電源プラグに差し込む(コードは1.5〜2m)

水道管用のヒーターを水道管に巻き付けて、余った部分を蛇口にも巻き付けておくという方法もあります。

蛇口を凍結防止すべき基準

凍結

気温がマイナス4度以下になると、蛇口や水道管の凍結が心配されます。天気予報をチェックして、マイナス4度以下になりそうなら、凍結防止対策を始めましょう。

 

水は0度以下になると、凍ります。ただし、気温が0度になっても水道管内は0度にならないため、まだ凍りません。そのため、目安温度をマイナス4度としているのです。

 

しかし、気温がマイナス4度まで下がらなくても、以下のような条件があれば凍結しやすいので、注意が必要です。

  • 日の当たりにくい北側に設置されている蛇口
  • 風が常時当たっている場所に設置されている蛇口
  • むき出しになっている水道管につながっている蛇口

特に水に濡れた状態で放置されると、凍結しやすくなります。屋外にある蛇口は、乾いた布で拭いた後でビニールなどで覆っておきましょう。

凍結防止策をしても蛇口が凍った際の対処法

凍結防止対策をしていても、蛇口が凍結してしまうことがあります。

 

凍結すると水が出ないため、あわてて蛇口を無理にひねってしまいがちです。しかし、無理に蛇口をひねると、蛇口内部に設置されているパッキン等を傷めてしまう可能性があります。

 

以下の方法で、凍結した蛇口を解凍してください。

  • 自然解凍を待つ
  • ぬるま湯をかける
  • ドライヤー・カイロで温める

それぞれについて解説します。

自然解凍を待つ

蛇口が凍結していても、日中に気温が上がると自然と解凍されていきます。温める方法よりも時間がかかりますが、蛇口にダメージを与えない最良の方法です。

 

室内なら暖房を入れれば、少しずつ気温が上がっていくでしょう。屋外も日が当たりやすい場所なら、自然解凍もスムーズです。

 

ただし、すぐに水を使いたい場合や寒い日が続いて自然解凍できない場合は、人為的に温めて解凍するしかないでしょう。

ぬるま湯をかける

ぬるま湯を利用した解凍方法です。熱湯の方が効果がありそうと思って熱湯を使うと、急激な温度変化で蛇口や水道管が破損する恐れがあります。必ず50度程度のぬるま湯を使いましょう。

 

【用意するもの】

  • 50度程度のぬるま湯
  • タオル

50度のぬるま湯は、普段なら沸騰したお湯と常温の水を半々で混ぜればできますが、水が冷たくなっているので、沸騰したお湯を6割程度に増やして混ぜます。

 

【解凍の手順】

  1. 凍っている蛇口と水道管にタオルを巻く
  2. ぬるま湯をゆっくりかけて温める

蛇口に直接ぬるま湯をかけるよりも、タオルを巻いてタオルの上からお湯をかけたほうが効率的です。少ないお湯で、時間をかけて温められます。

 

様子を見て、解凍が十分できなかったら、再度ぬるま湯を用意して温めてみましょう。

ドライヤー・カイロで温める

ドライヤーは温度調整ができるので、徐々に水道管や蛇口を温めたいときに便利です。あまり高温に設定せず、距離を置いて少しずつ温めてください。

 

屋外の蛇口など、コンセントのない場所にある場合は、使い捨てカイロを貼り付けて温める方法もあります。

 

使い捨てカイロを用意する際に、次の2点を確認してください。

  • 最高温度
  • 持続時間

熱すぎると蛇口にダメージを与えてしまうので、低温で45度くらいのタイプがおすすめです。また、持続時間は、カイロの種類によって5~14時間と差があります。

水道修理業者に相談する

しばらく寒さが続きそうで、自然解凍は期待できない上に、温めても水が出てこない場合は、プロの水道修理業者への相談がおすすめです。

 

もしかしたら、凍結によって蛇口や水道管にトラブルが発生しているのかもしれません。凍結するほど寒い時期は、水道管の凍結が原因で破裂・水漏れが起きる可能性もあります。

 

24時間電話等で相談できる水道修理業者も多いので、まずは相談してみると安心です

蛇口の凍結防止に失敗したら

蛇口が凍結しないための防止方法を中心に解説しました。温暖な地域にお住まいの方は、水抜きといった設備が不十分なので、特に注意が必要です。

 

万が一凍結しても、あわてずにゆっくり解凍してください。無理に解凍するとトラブルのもとです。凍結によって水道管が破裂したなどのトラブルが生じたら、すぐに水道修理業者へ相談しましょう。

 

急なトラブルでお困りの際は、『クリーンライフ』にご相談ください。24時間年中無休で対応しているので、いつでもお気軽にお問合せ可能です。

 

⇒クリーンライフに蛇口凍結の相談をしてみる

2021.10.22

水道管など、水回りの凍結が気になる季節。気温が何度から凍結の心配をすべきなのか、また、凍結しやすい条件は何か解説します。

 

水道管などが凍結すると、水回りの設備が使用できなくなるだけではなく、水道管が破裂する可能性があります。

 

水道管が破裂すると大きな損失が生じる可能性があるので、天気予報を参考にして対応が必要です。凍結しやすい条件とあわせて、凍結予防の方法も紹介するので、参考にしてみてください。

水道管は何度から凍結する?

温度計を持つ女性

水道管が凍結する気温は、マイナス4度とされています。水は0度で凍結しますが、気温が0度でも水道管内は0度にならないので、凍結しません。

 

以下のような条件が揃うと凍結しやすくなるので、注意が必要です。

  • 日中でも、気温がマイナス4度以下になる
  • 真冬日が何日か続く
  • 長時間使用しない水回り設備がある

真冬日というのは、日中の最高気温が零下の日です。つまり、1日中0度を超えない日が続くと、マイナス4度にならなくても凍結しやすいため、注意しましょう。

 

夜中から朝にかけては、長時間利用しない水回りがあるので、最も凍結しやすい時間帯です。夜中にトイレを利用することがあっても、キッチンの水栓などを使わないために、朝起きて水が出なくなっていることもあります。

エコキュート・給湯器は何度から凍結する?

エコキュートや給湯器は、屋外に設置されていることが多いので、水道管同様にマイナス4度になるような寒波が近づいてきたら、凍結の心配があります。

 

一般的に、日中に日が当たらない北側や東側に設置されているため、さらに可能性が高まるのです。

 

ただし、現在のエコキュートや給湯器には、凍結防止機能が搭載されています。凍結防止機能が作動していれば、マイナス15度までは凍結する可能性はありません。

 

エコキュートの凍結防止機能は以下の通りです。

  • 凍結予防運転
  • 凍結防止運転

給湯器にも、以下のような凍結防止機能がついています。

  • 凍結予防ヒーター
  • 自動ポンプ運転

ただし、凍結防止機能は電源がないと機能しないので、コンセントを入れておく必要があります。

凍結後に何度から溶ける?

夜間に凍結しても、日中に気温が上がれば解凍します。気温が2〜6度以上になれば解凍するのですが、真冬日が続いて日中に気温が上がらないと解凍しにくくなります。

 

室内の水道管が凍結しているのであれば、暖房をつけて室内温度を上げれば解決するかもしれません。凍結の状態によって、丸1日以上の時間が必要な場合もあります。

凍結しやすい水道管の場所

冬場の外にある蛇口

気温がマイナス4度にならなくても、以下のような条件の場所では凍結の恐れがあります。

  • 北側の日当たりの悪い場所
  • 風当たりの強い場所
  • 水の使用頻度が少ない場所

さらに詳しく、凍結しやすい理由を含めて解説していきます。

北側の日当たりの悪い場所

屋外に設置されている水道管や給湯器で、北側の日当たりの悪い場所や建物の影になっている場所なら、マイナス4度にならなくても、凍結の可能性があります。

 

日当たりの悪い場所にある蛇口や水道管は、0度になったら凍結しないように対策を始めましょう。

風当たりの強い場所

風が当たりやすい場所は、気温がマイナス4度を上回っていても凍結の恐れがあります。水が入ったままの水道管や機器類が屋外でむき出しになっているなら、凍結しやすいので早めの対応が必要です。

 

屋外にある洗濯機や給湯器、屋外栓などに風が当たらないように、周りに防風設備を設けておきましょう。

水の使用頻度が少ない場所

あまり利用しない場所の水は凍結しやすいので、注意しなければなりません。動いている水は凍結しにくいのですが、反対に動いていない水は簡単に凍結してしまうためです。

 

例えばトイレは、夜中でも使用する人がいれば水が動くので、よっぽど温度が低くならない限り凍結の心配は少ないでしょう。しかし、その他の水回りは、夜間から朝まで8時間前後使わないことがあります。

 

また、長期の旅行から帰宅したら水道管が凍結して破裂してしまい、部屋の中が水浸しになっていたケースも少なくありません。

水道管が凍結した場合の対処方法

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以下の方法で、ゆっくりと時間をかけて解凍してください。

  • 自然に解凍させる
  • ぬるま湯をかける
  • カイロ・ドライヤーなどを使用する

解凍できたかどうか確認する際に蛇口も凍っていて動かない場合は、無理に蛇口をひねらないようにしましょう。無理に蛇口をひねると、パッキンにダメージを与えてしまう可能性があります。

 

それでは、解凍のやり方を順次解説していきます。

自然に解凍させる

何もせずに、放置して自然に解凍させる方法が、水道管や蛇口等にダメージを与えない最良の方法です。人為的に温めると、水道管を破裂させてしまう可能性があります。

 

気温が2度以上になると解凍し始め、半日程度で完全に解凍できるので、仕事に行って帰宅した頃には解凍されている可能性が高いです。

 

しかし、凍結によって、水道管が破裂している可能性も見逃すわけにはいきません。もし水道管が破裂していたら、自然解凍により水漏れが始まる可能性も。

 

帰宅したら水浸しになっている可能性を考えて、水道の元栓を閉めておくと安心です。

ぬるま湯をかける

凍結した水道管にタオルを巻いて、ゆっくりと40〜50度程度のぬるま湯をかけると少しずつ解凍されていきます。タオルを巻くとぬるま湯の余熱を利用できるため、効率的に解凍できるでしょう。

 

50度のぬるま湯は、手を入れて10秒程度は我慢できる温度です。目安としては、沸騰したお湯に同量程度の水を加えればできます。水を加えながら、手を入れて確認してください。

 

蛇口から水が出てくるようになるまで、数回繰り返しましょう。蛇口から水が出るようになって解凍が確認できたら、水道管を乾いた布で拭き取っておくと、再度凍結する可能性を抑えられます。

 

ただし、少しでも早く解凍したいからと、熱湯を使用しないでください。熱湯をかけると、急激な温度変化で水道管が破裂してしまう可能性があります。

カイロ・ドライヤーを使用する

水道管が凍ってお湯が用意できない場合は、カイロやドライヤーを利用して解凍できます。

 

ドライヤーの温風を少し離れた場所から送ると、効果的です。あまり熱風を近づけずに、ゆっくりと解凍していきましょう。場所によってはコンセントが近くになく、延長コードが必要になるかもしれません。

 

コンセントが近くにない場所の水道管が凍ってしまったら、使い捨てカイロが便利です。使い捨てカイロを水道管にガムテープや紐を使って固定しておけば、ドライヤーのように持っている必要もありません。

 

カイロの機能持続時間を確認して、放置しましょう。10時間以上効果が持続するタイプのカイロもあります。

水道管の凍結の予防対策

配管の凍結防止

水道管が凍結しないために、凍結を予防する方法を3つ紹介します。

 

予防方法は以下の通りです。

  • 水抜きをする
  • 水道管から少しだけ水を出し続ける
  • 保温材を使用する

それでは、それぞれについて説明します。

水抜きをする

水抜きをして水道管に水がない状態なら、凍結しないので防止に有効な方法です。北海道や東北、北陸地方といった寒冷地なら、多くの地域で水抜き栓が完備されているので、利用してください。

 

特に、旅行などで家を空ける際には、忘れずに水抜きをしておきましょう。水抜き栓のある場所を確認して、住宅全体の水抜きをします。

 

やり方は以下の通りです。

  1. 水抜き栓を回して、給水を止める
  2. 水回り箇所に残っている水を取り除く
  3. 水が残っていないか確認する

水栓には水抜きネジがあるので、ドライバーで開けて残った水を出し切ります。洗濯機の水栓も、忘れずに水抜きしてください。

蛇口から少しだけ水を出し続ける

寝る前に蛇口から少量の水を出しっぱなしにする方法です。ただし、あまりに量が少ないと凍ってしまうので、少なくとも鉛筆の芯の太さ程度の水を出しておきましょう。

 

水抜き栓など凍結防止のための設備がないエリアにお住まいでも、すぐに取り入れられる方法です。

 

住宅全体の蛇口から水を出しておくと、安心できます。1ヶ所だけの水道を出しっぱなしにしていても、水を出していない蛇口だけ、凍ってしまう可能性があるためです。

一晩水を出しっぱなしにした場合の水道料金は?

夜12時から朝の6時まで水を出しっぱなしにしていると、6時間で約180リットルの水が消費されます。1リットルあたりの水道料金は0.2円(仙台市水道局調べ・自治体によって異なる)なので、1ヶ所につき約36円。

 

4ヶ所の蛇口を出しっぱなしにしたとしても、144円程度です。水を出しっぱなしにする時間を12時間に伸ばしても、300円以下で済みます。

保温材を使用する

以下のような保温材で、むき出しになっている水道管や蛇口を包み込むと凍結防止になります。

  • ポリエチレンチューブ
  • グラスウール
  • スチロールカバー
  • エアロフレックスチューブ

ビニール製の保護材が添付されている保護材なら、ワンタッチで設置できます。もし保護材がついていない保温材を購入した場合は、防水性のあるテープで固定してください。

 

グラスウールは有害物質ではありませんが、切断時に微細な繊維が発生します。吸い込んでも体内に蓄積することはありませんが、マスクや手袋等の着用がおすすめです。

 

もっと手軽な保温材なら、次の2つがおすすめです。

  • アルミシート
  • 気泡緩衝材

気泡緩衝材はプチプチとも呼ばれる、割れ物を郵送する際などに利用するプラスチックシートです。アルミシート、気泡緩衝材、どちらも100円ショップでも売られており、保温剤として不要になってもさまざまな用途で利用できます。

マイナス4度になったら凍結注意

凍結の可能性があるのは、何度からなのかを解説しました。マイナス4度になると凍結の可能性は高まりますが、マイナス4度にならなくても凍結する場合があります

 

旅行等で長期間家を空ける場合は、特に注意が必要です。水抜きなど、確実な対策をして凍結しないようにしてください。

 

しかし、対策しても凍結してトラブルが起きたら、『クリーンライフ』にご相談ください。24時間年中無休で対応しています。お急ぎの場合はお電話がおすすめですが、LINE・メールでも受け付けています。

⇒クリーンライフに水道管凍結について相談してみる

2021.10.22

冬場は、寒冷地以外でも水道管の凍結トラブルが多発。

 

「凍結したらどうすればいいか、適切な対処法が分からない」と思いながら下手に触れた場合、破裂して高額な修理費用を請求されるケースもあります。いざというときは適切な対処を行いましょう。

 

本記事では、水道管が凍結したときの正しい対処法についてお伝えします。あわせて破裂時の応急処置や、業者を利用した場合の料金相場もお伝えするので、緊急時にはぜひご参照ください。

水道管が凍結したらどうすればいい?対処法4つ

水道管の凍結トラブルは、早朝に発生することが多いです。

 

通勤・通学前などにトラブルが起きると、焦って誤った行動をとってしまう恐れもあります。本項の内容を参考に、適切な対処法を実践することで、症状を早期に改善しましょう。

 

水道管が凍結した際の主な対処法には、下記4つがあります。

  1. 自然に溶けるまで待つ
  2. ぬるま湯をかける
  3. 使い捨てカイロで温める
  4. ドライヤーの温風を送る

引き続き、具体的な作業方法・手順などを解説します。

自然に溶けるまで待つ

夜間の気温低下による凍結は、日中の気温上昇につれて自然に解消されることが多いです。ただ放置するだけでいいので、配管を傷つけにくいという点で最もおすすめの対処法といえます。

 

凍結以外に破損などが確認されなければ、なるべくこの方法を採用しましょう。

 

放置時間は、凍結の状況によって変わってきます。多くの場合、午前中には解凍される可能性が高いです。

 

トイレをなるべく早く使用したいなど、早期解消を希望する際は別の対処法をお試しください。詳しい方法については、この後紹介していきます。

ぬるま湯をかける

水道管の凍結部分をタオルや布などで覆い、その上からゆっくりぬるま湯をかける方法もあります。お湯は30~40℃前後のものを用意し、熱湯は絶対に使わないようにしてください。

 

熱湯の使用がNGな理由は、水道管に急激な温度変化をもたらすためです。給水管・排水管などの配管は、温度の変化に敏感で、場合によっては破裂してしまう恐れがあります。

 

破裂した水道管の修理では、高額な出費を伴うケースが多数。突然の出費を防ぐためにも、必ずぬるま湯を使いましょう。

使い捨てカイロで温める

そもそも水道管の凍結により、お湯が用意できない方もいるかもしれません。その際は、凍結部分に使い捨てカイロを当て、水道管本体を温めましょう。

 

ただ放置する場合に比べ、凍結状態の解消までの時間が短くなるはずです。

 

おすすめなのが、水道管にカイロを縛り付けておく方法。ガムテープなどでしっかり固定すれば、その場に人がいなくとも安全に作業を進められます。

 

多くのカイロは保温時間が長いので、交換頻度が低い点も作業にあたってのメリットといえるでしょう。

ドライヤーの温風を送る

ドライヤーの温風を当て、少しずつ解凍する方法もお湯を用意できない場合に有効です。安定した温度で温め続けることで、凍結トラブルの早期解消につながります。

 

ぬるま湯を使った対処法同様、急激な温度変化には注意が必要です。熱風ではなく温風に設定し、ゆっくり温めるよう意識して作業しましょう。

 

不安な方は、水道管にタオルを巻いてから温めると安心。凍結部分と少し離れた位置から風を送るのも、温度変化を和らげるうえで有効です。

水道管が凍結で破裂したらどうする?対処の流れ

凍結した水道管は、内部の水の圧力によって破裂する恐れがあります。また、凍結状態を解消するために熱湯やドライヤーの熱風を利用し、自ら破裂させてしまう可能性もゼロではありません。

 

破裂後の誤った対処により、以下のような状況に陥ってしまうこともあるので、十分注意しましょう。

  • 床下から水漏れする
  • 修理で高額な費用がかかる

本項では、水道管が凍結で破裂した際の対処法を解説します。

1.水道の元栓(止水栓)を閉める

まずは、水道の元栓(止水栓)を閉めてください。開けたまま作業した場合、水漏れのリスクが高まってしまいます。

 

元栓の設置場所は、駐車場や庭の地面に埋められたメーターボックス内である可能性が高いです。メーターボックスが分からなければ、フタ部分に「量水器」「止水栓メーター」などと記されているものを探しましょう。

 

メーターボックスを開けると、中には水道メーターとバルブがあります。バルブの方を時計回りに回し、止水してください。

 

バルブが回しにくい場合、無理に開けようとするのはNG。破損して水が止まらなくなるケースもあるので、必ず水道業者に相談してください。

2.破裂した部分に応急処置をする

元栓を閉め終わったら、水道管の破裂部分に応急処置を施します。あらかじめゴム手袋を装着し、作業中のケガや汚れの付着を予防しましょう。

 

応急処置の手順については、以下にまとめました。

  1. 水道管の破裂した部分にタオルを巻く
  2. 水の受け皿として下にバケツを置く
  3. 水を吸い切ったタオルは都度交換する

自分で水道管に触れるのは、この工程まで。余計な作業によって、症状を悪化させないようにしてください。

3.水道修理業者に依頼する

応急処置の後は、水道修理業者(指定給水装置工事事業者)に水道管の修理を依頼してください。水道管関連の工事は法律により、有資格者のみに許可されています。

 

自分で対処しようとして、逆に状況を悪化させないよう注意しましょう。

 

水道メーター本体に破損が見られるようなら、自治体の水道局に連絡してください。修理費用がかからないうえ、水道メーター周辺の工事まで無料で請け負ってくれるケースもあるためです。

水道管の凍結で破損した際の修理料金の相場

凍結による水道管の破損時は、信頼のおける水道修理業者への依頼が不可欠です。傷ついた部分が見当たらないにしろ、以下に該当する際は、プロの業者に相談しましょう。

  • どの対処法でも凍結が解消できなかった場合
  • 自力での対処に不安を感じる場合

修理にかかる料金は、トラブルの詳細や破損箇所によってさまざま。おおよその相場としては、2万〜5万円を想定しておくといいでしょう。

 

そのほか依頼する業者によっても、修理費用は大きく変動します。修理前には必ず見積もりを実施してもらい、納得できる料金設定の業者を利用してください。

⇒クリーンライフの水道管の修理料金を見てみる

水道管の凍結が起こりやすい条件

下記4つに該当する場合、水道管の凍結トラブルが起こりやすくなるので注意しましょう。

  1. 気温がマイナス4℃を下回る場合
  2. 真冬日(氷点下)の日が数日続いた場合
  3. 水道管が凍結しやすい位置にある場合
  4. 冬場に長期間水道を使わなかった場合

気温がマイナス4℃以上であれ、油断は禁物です。冷え込みの強い日が数日続き、凍ってしまったという事例は珍しくありません。

 

また、水道管が以下のような場所に設置されている場合も要注意です。

  • 屋外でむき出しになっている
  • 屋内でも外気と同じ温度下にある
  • 住宅の北側や日陰に設置されている
  • 風当たりが強い場所に設置されている

冬場の長期外出時には、事前の対策が重要。特に効果的なのは、水抜きをする方法です。

水道管を凍結させないための予防対策

水道管が凍結してしまうと、水回りが使えず生活が不便になります。凍結部分が破損した場合には、多額の出費を伴う可能性もあるため、前もって対策を講じておくことが重要です。

 

本項では、下記4つの凍結予防対策を紹介します。

  1. 少量の水を流しっぱなしにする
  2. 保温材やタオルを活用する
  3. 水抜栓で水抜きを行う
  4. 夜間に追い焚きし続ける

自分に合った方法をもとに、突然の水回りの使用制限や出費を回避しましょう。

少量の水を流しっぱなしにする

はじめに紹介するのは、蛇口から少量の水を出しっぱなしにしておく方法です。チョロチョロと糸状の水が流れ出るよう、開栓具合をご自身で上手く調節してください。

 

作業は夜寝る前に行い、起床時まで水を流し続けます。

 

少量の水とはいえ、当然ながら水道代は発生。蛇口直下にバケツなどの受け皿を用意しておけば、翌日の生活用水として利用できるので、出費が気になる方はぜひお試しください。

 

ただし、冷え込みが強い日には流している水ごと、水道管が凍結してしまうケースもあります。大寒波が見込まれる際は、別の対策を検討するのがおすすめです。

保温材やタオルを活用する

水道管に保温材やタオルを固定し、保温する手も有効です。特に、屋外でむき出しになっている水道管の凍結予防対策として、おすすめの方法といえます。

 

市販の保温材は、保温チューブと保温テープの2種類。発泡ポリエチレン製の保温チューブは、切り込みが入っていて取り付けやすくなっています。

 

保温チューブの固定に使う保温テープは、防水タイプです。雨や雪の影響で保温効果が薄れるリスクを軽減できるでしょう。

 

以下は、タオルを使う場合の作業手順です。

  1. タオルを水道管に巻き付ける
  2. 上からビニールテープで固定する
  3. さらに上からビニール袋などを被せる

最終工程でビニール袋を被せることにより、水濡れ対策を講じられます。

水抜栓で水抜きを行う

水抜栓で水抜きをする方法は、主に寒冷地で採用される方法です。蛇口内部に水がなければ、当然凍結トラブルは起こりません。

 

水抜栓には主に以下の2種類があり、設置場所は住宅によってさまざまです。

  • ハンドル式
  • 電動式

ご家庭の水抜栓のタイプや設置場所は、日頃確認しておけばいざという時も安心です。

 

水抜栓がなければ、以下の方法で水抜きしましょう。

  1. 水道メーターの横にある元栓を閉める
  2. 内部の水がなくなるまで蛇口を開けっ放しにしておく

水抜きしている間、家中の水回りで水が使えない点には要注意です。

夜間に追い焚きし続ける

夜間に風呂を追い焚きし続ける方法は、ボイラー周辺の水道管や屋外の給湯器向きの対策です。給湯器も水道管同様、冬場は凍結のリスクが高まるので、適宜予防する必要があります。

 

この方法を実践できるのは、追い焚き機能が付いている風呂のみ。スイッチさえ押しておけば、就寝中も給湯器の温度を一定に維持できるのがメリットです。

 

具体的な作業手順は、以下を参考にしてください。

  1. 風呂温度を約35℃に設定する
  2. そのまま朝まで放置する

給湯器の中には、電源を入れておけば「凍結防止ヒーター」が自動で作動するタイプも存在します。事前に取り扱い説明書をチェックし、それぞれに合った方法で凍結トラブルを防ぎましょう。

水道管の凍結時に業者を利用するときは

水道管が凍結したら、適切かつ早めの対処が重要です。強い冷え込みが予想されるようなら、寒冷地でなくとも気温の変化に十分注意しましょう。

 

緊急性の高いトラブルは、クリーンライフにお任せください。

 

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2021.10.22

水道管や給湯器の凍結防止のための「水抜き」のやり方を説明します。

 

極寒が続くときや、引っ越しや旅行で水道を使用しない日が長期間続く場合は、凍結しないために水抜きをすると安心です。

 

水道管は、凍結すると破裂してしまう可能性があります。破裂した水道管の修理は数十万円にもなる場合があるので、注意が必要です。

 

寒冷地の建物には、水抜き栓(不凍栓)がありますが、ない場合の方法も説明していきます。万が一、凍結した際の対処方法も紹介するので、参考にしてください。

凍結防止のための水抜きのやり方・注意点

やり方

水道管を中心に、トイレタンクや洗濯機、給湯器等の水抜きのやり方をご紹介します。

 

水抜き栓(不凍栓)の場所を確認し、水抜き栓を操作します。ハンドルやレバーを「水抜き」「止める」と書いている方に回すか、電動式ならボタンを押して水抜きを始めるのが一般的です。

 

水抜き栓で住宅に水が供給できなくなった後で、水道管や水回り機器に残っている水を完全に抜くと、水抜きは完了します。各箇所の水抜きを以下に説明していくので、参考にしてください。

キッチン・洗面所・浴室等の水道管の水抜き

まずは、基本的な蛇口のある場所の水抜き方法を紹介します。

  1. 水抜き栓を閉める
  2. 蛇口をひねって、水を出し切る(出し切るまで約5~10分)
  3. 蛇口下に設置された水抜き用ネジを開けて、水を出し切る
  4. 水が抜けきったら蛇口を閉める

キッチン・洗面所・浴室の蛇口に付いている水抜き用のネジは、蛇口の下部にあることが多いです。蛇口の下部にある場合は、ネジをマイナスドライバーで開閉できます。

 

蛇口の根元に水抜き用のネジが見つからない場合は、シンク(ボウル)下に設置されている物入れの扉を開けると、止水栓のハンドルがあるはずです。こちらは、手でハンドルを反時計回りで開きます。

 

止水栓の下に水を受けるバケツか鍋等を置いて、止水栓を開けましょう。お湯と水の2つが並んでいるので、2つとも同時に開けてください。

シャワー付き蛇口はシャワーも忘れずに

洗面台や浴室、キッチンの水栓でシャワーがついている場合は、シャワーホースとシャワーヘッドの水抜きも忘れないようにしましょう。シャワーヘッドを外し、ホースの中の水を出し切ります。

 

シャワーの付け根に、シャワー用水抜きネジがあるので、取り外して水抜きします。ホースとシャワーヘッド、それぞれから水を出し切り、設定をシャワー・蛇口に切り替えて確認してください。

トイレ

トイレタンクの水を空にします。水抜き栓を閉めている状態で、水が流れなくなるまでレバーを操作してタンク内の水を流してください。

 

便器内には「封水」と呼ばれる水がたまっています。封水は、下水の臭いが上昇しないための水です。普段、水を流している状態なら凍ることはありません。

 

しかし、留守にしてそのままにしていると、凍ることがあります。封水が凍ると、膨張して便器が割れることがあるので、凍らないように不凍液を入れておくと安心です。

ウォシュレットの水抜き

まず、ウォシュレットの水抜き栓を確認します。

 

多くの機種で水抜き栓は、トイレタンク下や、給水管と本体を接続している部分にあります。しかし、メーカーや型番によって異なるので、取扱説明書での確認が必要です。

 

トイレタンクの水を出し切ってから、止水栓が閉まっている状態で作業を始めます。不凍液を入れる前に、始めましょう。

  1. コンセントを抜く
  2. ウォシュレット本体を外す
  3. 水抜きレバーを引いて、水を抜く
    (3分程度かかります。水を受けるバケツを用意しておきましょう)
  4. 水抜きレバーを元に戻す
  5. ウォシュレットを取り付ける

ウォシュレットの水抜きをした後で、不凍液を便器に注いで完了です。

洗濯機

洗濯機の水抜きは、引っ越しの際にも必要なので覚えておきましょう。洗濯機の蛇口から落ちる水を受けるために、バケツなどを用意しておくと安心です。

 

洗濯機の水抜きのやり方は、以下の通りです。

  1. 蛇口を閉める
  2. 洗濯機を10秒間だけ運転する
    (給水ホースに残った水が洗濯槽に入る)
  3. 蛇口から、給水ホースを外す
    (給水ホースの外し方は取扱説明書を確認)
  4. 脱水を1分ほどして、洗濯機本体の水を抜く
  5. 排水ホースの水を抜く
  6. 排水ホースを外す
  7. 蛇口のホース接続の金具部分、またはストッパー部分を軽く指で押して水抜きを完了させる

水抜きをする際のコースの選び方は、取扱説明書を確認してください。例えば、日立の場合は「槽洗浄コース」です。

 

屋外に設置されている洗濯機は、特に凍結の可能性があるので注意が必要です。

給湯器・電気温水器

給湯器や電気温水器のように、内部に水がある機器類は凍結することがあります。凍結するとお湯が利用できなくなるだけではなく、配管が破損する可能性があるので注意が必要です。

 

寒冷地だけではなく、普段はあまり寒くならない温暖地域でも、寒波が近づいたら水抜きをしておくと安心です。特に、屋外に機器類を設置している場合は、忘れずに水抜きをしましょう。

ガス給湯器

近年の給湯器には凍結防止機能が付いているものも多いため、凍結することはあまりありません。しかし、長期で出かけるときは電源を切ることが多いので、水抜きによる凍結防止がおすすめです。

 

ガス給湯器の水抜きのやり方は、以下の通りです。

  1. 電源プラグを差し込んだままで、運転スイッチを切る
  2. ガスの元栓と給湯器の止水栓を閉める
  3. キッチンや浴室、洗面台などのお湯が出る箇所の蛇口を全開にする
  4. 給湯水抜き栓を全開にして、給湯器内の水を抜く
  5. 水抜き完了後、電源プラグを抜く

ガスの元栓や給湯器の止水栓は、給湯器本体の下部に設置されています。説明書を確認して、確実に閉めてから作業を始めましょう。

電気温水器

電気温水器本体の水が凍ることは、稀です。しかし、給水管など配管が凍ってしまうことがあるため、氷点下になったときは水抜きをしておくと安心です。

  1. 給水元栓を閉める
  2. コンセントを差し込んだまま、リモコンで運転スイッチを「切」にする
  3. お風呂、キッチン、洗面所などの水栓を全開にする
  4. コンセントを抜く

万が一凍結したときは、電源を抜いて漏電を防ぎましょう。

 屋外の水栓

寒冷地の屋外水栓には、水抜き栓が設置されていることがほとんどです。水抜き栓には、主に次の3種類があります。

  • ハンドルタイプ
  • 90度回転タイプ
  • ワンプッシュタイプ

回すタイプなら右回りに回す、プッシュタイプは押すだけで、水抜きができます。

  1. 水抜き栓を操作する
  2. ホースが付いていたら、外す
  3. 蛇口を開ける
  4. 水の抜ける音が止んだら、蛇口を閉める

水抜き栓が付いていない場合は、タオルや保温剤で巻いて凍結を防ぎましょう。

水抜き完了の確認方法

水抜きがきちんとされているかの確認方法を紹介します。

 

水抜きをしたのに「凍った!」という事例があります。これは、水抜きをしたつもりなのに、水が残っていたためです。水がなければ凍ることはないので、水抜きが間違いなくされているかどうかを確認しましょう。

 

水抜きが完全にできたかどうかの確認には、短めのホースを用意してください。手順は以下の通りです。

  1. 水栓や給湯器の水抜きネジを外して、ホースを設置する
  2. ホースに口を添えて、空気を吹き込む

水抜きが完全であれば、異音が聴こえません。もしボコボコという音が聞こえたら、再度水抜きをしてください。

凍結防止のための水抜き栓の場所・種類

「水抜き栓が見つからない」とお困りの方に、水抜き栓のある場所と水抜き栓の種類をご紹介します。

 

引っ越して初めての冬の場合、水抜き栓がどこにあるのかわからない場合があります。住宅によって種類も設置場所も異なるためです。前もって不動産会社や管理会社に教えてもらっておくと、安心です。

戸建て

水抜き栓はキッチンや洗濯機の設置箇所といった場所にあることが多いですが、トイレ内やリビングにある場合もあります。水抜き栓の数も以下のように、住宅によります。

  • 1つの水抜き栓で、住宅全体の水抜きに対応する栓がある
  • 各水まわり箇所に独立した水抜き栓がある

また、種類もさまざまで、電動式や手動式でハンドル、レバー、マイナスドライバーで開閉するタイプなどがあります。

マンション

マンションでは、凍結防止に次のような対策をしているケースがあるので、凍結の心配は戸建てより低いと考えられます。

  • パイプスペース内の水道配管に凍結防止用ヒーターが設置してある
  • 水道管に保温材が巻かれている

さらに水抜きをすると安心です。マンションの水抜き栓はほとんどの場合、玄関ドア横のメーターを保管するパイプスペースに設置されています。

 

マンションによっては、水抜きに管理会社や管理組合の許可がいるため、確認が必要です。

アパート

アパートの建物は、マンションと比較すると凍結しやすいので、どのような対応をすべきか大家さんや管理会社に確認しておくと安心です。

 

水抜き栓は、アパートの築年数や建築の種類にもよりますが、最近では多くのアパートで電動水抜き栓を室内に設置して入居者の便宜を図っています。

 

電動水抜き栓は、パネルスイッチが壁に設置されています。水抜きのボタンを押すだけの簡易設計ですが、使用前に使い方を確認しておきましょう。

水抜き栓(不凍栓)がない場合の水道管の水抜きのやり方

寒冷地以外でも、寒波が押し寄せてきて水道管の凍結が心配になるときがあります。しかし、寒冷地以外では、水抜き栓がない住宅がほとんどです。

 

「水抜栓」は、水道の「元栓」のように水を止めるだけではなく、水道管に残った水を凍結しない深さの地中に流す役割を担っています。そのため、元栓を閉めて屋内の水道管から水を抜くことは可能ですが、完全に水抜きをすることはできません。

 

温暖な地域にお住まいで、寒波が近づいて心配な方は以下のような方法で凍結を防止しましょう。

  • 水道管に保温テープやタオルを巻き付けて保温する
  • 蛇口の水をちょろちょろと流し続ける
  • メーターボックスを新聞紙や保温材などで温度が下がらないようにする

福岡にお住まいの方は、以下の記事を参考にしてください。

水抜きの解除方法

蛇口

長期外出から帰宅したときなど、水を再度使いたい場合には通水する必要があります。突然に通水すると、勢いよく水があちらこちらで飛んで大変なので、蛇口が閉まっているか確認が必要です。

  1. 水抜き栓のハンドルを通水方向に回す(「出る」「通水」と記載されている方向)
  2. 蛇口を1ヶ所ずつ開けて、通水する

水道管内に空気が残っており、通水するとゴボゴボと音がします。しばらくすると音がしなくなるので、心配はありません。

給湯器の水抜き解除方法

給湯器の水抜き解除は、各箇所の通水が終わってから以下の手順に沿って行います。

  1. 住宅内の水栓が全て閉まっているか確認する
  2. 給湯水抜き栓を閉める
  3. 給湯器の止水栓を全開にする
  4. 蛇口を一つ(どれでもいい)開けて通水していることを確認
  5. 給湯器の電源コードをコンセントに入れる
  6. 給湯器のガス栓を開く
  7. 給湯器のスイッチをONにする
  8. 蛇口からお湯が出るか確認する

メーカーや型番によっても異なるので、必ず取扱説明書を確認してください。

通水時の注意点

通水方法はお住まいのエリアで、少し異なります。必ず、通水方法を管理会社や大家さん、管轄の水道局等に確認しておきましょう。

 

また、水抜きして通水すると圧力が加わって、水道管内のサビが取れて蛇口を詰まらせてしまうことがあります。吐水口についたフィルター付きキャップを外して、洗ってください。

 

それでも水が出にくくなっている場合は、水道修理業者に相談しましょう。

凍結防止で水抜きすべきケース

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マイナス4度以下になると、水道管などが凍結する可能性が高まるので、凍結防止が必要です。

 

マイナス4度にならなくても、以下の2つ以上の条件が重なると凍結しやすいので、注意が必要です。

  • 0度前後かつ強風
  • 水道管が屋外でむき出しになっている
  • 水道管や給湯器が日陰に設置してある
  • 標高が高い場所に住宅がある
  • 自宅を3日以上空ける
  • 積雪

剥き出しの水道管などは水抜きだけではなく、保温材などの使用もあわせてご検討ください。

水抜きをしても凍結した際の対処方法

凍結してしまったときは、以下のような方法で解凍します。

  • 自然に解凍されるのを待つ
  • 水道管を温める

凍結した際に、以下の行為はNGです。配管や水栓を壊してしまうこともあるので、絶対にしないでください。

  • 蛇口の強制開閉
  • 急激な温度変化を与える暖房器具の利用
  • 水道管に熱湯をかける

解凍するために水道管を温める際、熱湯など極端に熱いものを利用しないことが大切です。

 

水道管に問題があるかもしれないと感じたら、すぐに水道修理業者に相談してください。

水道管の凍結でお困りなら

凍結防止のための水抜き方法を解説しました。水抜きをしていれば、凍結することはないはずです。しかし、うっかり水抜きを忘れてしまったり、水がわずかに残っていて凍ってしまうこともあります。

 

「水道管が破裂したかもしれない」と心配な方は、『クリーンライフ』にご相談ください。クリーンライフは全国で300以上の市区町村で水道局指定工事店に指定されています。水道管等でトラブルがある場合も、安心してお任せください。

 

⇒クリーンライフに水道管のトラブルを相談してみる

2021.10.22

給湯器の凍結によってお湯が出なくなると、生活に支障をきたす恐れがあります。

 

症状が深刻な場合、修理・交換に多額の費用が生じるケースも少なくありません。突然の出費を避けたければ、事前の予防に努めましょう。

 

今回は、給湯器が凍結する原因や予防対策を紹介します。万が一、凍結してしまった際にお試しいただきたい対処法や注意点もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

給湯器の凍結防止対策

給湯器

給湯器の凍結を防ぐには、下記4つの方法が有効です。

  1. 水を流しっぱなしにする
  2. 給湯器の水抜きを行う
  3. 給湯器の凍結防止機能を活用する
  4. 断熱材(保温材)を巻く

給湯器の凍結修理は、高額な出費を伴うケースが多数。寒波の襲来に備え、事前の対策を心掛けるようにしてください。

 

以降、具体的な予防対策の仕方を解説していきます。

水を流しっぱなしにする

水を流しっぱなしにするのは、給湯器の凍結対策としてメジャーな方法です。

 

流動する水ならば、凍結することはありません。給水栓を開き、少量の水を流し続けてみてください。

 

以下には、具体的な作業手順をまとめました。

  1. リモコンの運転を切る(※電源プラグには触れない)
  2. 給湯器のガス栓を閉める
  3. 給水栓を開く

リモコンがない場合、給水栓の元栓も閉める必要があります。4mmほどの幅で水を流し、流水量は1分間で400ml程度がベストです。

 

水の代わりに、お湯を流しっぱなしにする手もあります。ガス代や電気代がかさむものの、より高い凍結防止効果に期待できるでしょう。

給湯器の水抜きを行う

以下に該当する場合、給湯器の水抜きするのがおすすめです。

  • 給湯器を長期間使わない予定の場合
  • 外気温が零下など極端に下がる場合

水抜きは、一般的に次の流れで行います。

  1. 給湯器の電源を切る(※電源プラグは抜かない)
  2. ガス栓と給水栓の元栓を閉める
  3. 蛇口を全開にする
  4. 水抜き栓を開き切って水を抜く
  5. 電源プラグを抜く

水抜き栓の設置箇所や形状は、住宅タイプによってさまざまです。

 

多くの戸建て住宅では、水回りの床などにフタがあります。その中に、水抜き栓のハンドルが設置されていることが多いです。

 

マンションなどの集合住宅にお住まいの方は、玄関ドア横の鉄製扉内をご確認ください。

再度給湯器を使用する方法

再び給湯器を使用する際は、以下のような方法で給湯器を元に戻す必要があります。

  1. 水抜き栓とすべての給湯の蛇口を閉める
  2. 給水栓の元栓を全開にする
  3. すべての蛇口から水が出ることを確認する
  4. ガスの元栓を開けて、電源プラグを差し直す

事前に給湯器の取り扱い説明書を一読し、適切な作業を実施しましょう。

給湯器の凍結防止機能を活用する

近年は、以下のような凍結防止機能を装備する給湯器がほとんどです。これらの機能を活用し、凍結対策を施すこともできます。

  • 凍結防止ヒーター:給湯器内の給湯回路の配管を保温する機能
  • 自動ポンプ運転:給湯器と、浴槽を循環させる追い焚き配管の凍結を防ぐ機能

後者の自動ポンプ運転とは、追い焚き機能があるふろ給湯器に装備されているものです。作動させるには、浴槽に残り湯を溜めておく必要があります。

 

残り湯は、外気の低下が見込まれる前の晩には用意しましょう。循環金具より、5cm以上は上になる量を溜めておくようにしてください。

断熱材(保温材)を巻く

給湯器の凍結予防対策として、配管周辺に断熱材(保温材)などを巻く方法も効果的です。

 

具体的な作業内容は、給水・給湯用の配管、両方に断熱材を巻くだけ。必要な道具は、ホームセンターなどですべて入手可能であり、比較的容易にお試しいただけるでしょう。

 

配管部分の凍結というのは、先ほど触れた凍結防止機能では対策し切れません。一方、断熱材を配管に巻き付けるこの方法であれば、直接的な凍結対策が施せるので大変便利です。

給湯器が凍結する原因

給湯器

給湯器の凍結予防対策を講じるにあたり、押さえておきたいのが凍結してしまう原因です。主な原因には、下記3つが挙げられます。

  1. 気温が0℃以下である
  2. 給湯器を北側に設置している
  3. 給湯器を久々に使用する

それぞれが原因となり得る理由について、詳しく見ていきましょう。

気温が0℃以下である

当然ながら外気温が著しく低下すると、給湯器は凍結しやすくなります。

 

中でも、0℃を下回る日は要注意。水が氷になる目安の気温とされており、凍結する可能性が一層高まります。

 

たとえ0℃以上でも、冷え込む日は何かしら対策を講じておくと安心です。

給湯器を北側に設置している

給湯器は、住宅の裏側に設置されていることが多いです。設置箇所が北側の場合、昼間でも体感が夜間の気温と大差なく、凍結する恐れがあります。

 

強い北風が吹く日には、給湯器の設置箇所を問わず注意が必要です。冬場は天気予報などを確認し、翌日の気温に合わせて凍結対策を施しましょう。

給湯器を久々に使用する

給湯器を長期間使用せず、水の動きが止まっている間も凍結のリスクは高まりがちです。旅行などで家を長く空けることがあれば、気温の変化に応じた対策を講じましょう。

 

特におすすめなのが、給水・給湯栓内の水を抜く方法。給湯器によって作業方法が異なるため、取扱説明書を確認したうえで正しく水抜きしてください。

給湯器の凍結が起こりやすい箇所

以下には、給湯器の凍結トラブルが起こりやすい箇所をまとめました。

  • 給水用の配管(水道菅)
  • 給湯用の配管
  • 追い焚き配管
  • 給湯器本体と配管の接続部分

破損箇所によっては、修理・交換費用が高額になる恐れもあります。

 

本項では、給湯器の凍結トラブルが生じやすい箇所とあわせ、それぞれに適した予防方法を紹介。適切な対策を通じ、突然の被害や出費を防ぎましょう。

給水用の配管(水道管)

給水用の配管は、文字通り「水」の通り道。外気の影響で水温が低下すれば、冷えて凍結しやすくなります。

 

配管凍結には、以下の対策がおすすめです。

  • 水を流しっぱなしにする
  • 断熱材(保温材)を巻く

断熱材や保温材の巻き付け作業は、自力でも十分行えます。不安を感じるようなら業者などに依頼し、適切な対策を実施してもらうと安心です。

給湯用の配管

給湯用の配管も、凍結する恐れがある箇所の一つ。内部を流れるのが「お湯」であるため、給水用に比べれば、凍結するリスクは低いといえます。

 

気温が著しく下がる日は、給水用の配管同様に対策を講じるといいでしょう。

追い焚き配管

追い焚き配管とは、給湯用の配管と同じお湯の通り道です。

 

比較的凍結する頻度は低いですが、外気に触れて冷えてしまう可能性は大いにあり得ます。むき出しになっている箇所には、断熱材や保温材を巻き付けることで、凍結対策を施しましょう。

給湯器本体と配管の接続部分

内部にヒーター機能が装備されているとはいえ、給湯器本体と配管の接続部分は金属製。外気の低下と同時に、凍結する可能性が高いです。

 

接続部分がむき出しの際は、給湯器内の水と外気の温度差による結露によって、凍結する場合もあります。

 

このような配管凍結の予防には、配管同様に断熱材を使った方法が有効です。

給湯器が凍結した際の対処法

給湯器

すでに凍結してしまった給湯器は、下記どちらかの方法で解凍しましょう。

  • 自然に解凍されるまで待つ
  • ぬるま湯をかける

前者の方が一般的であるものの、緊急時などは後者が役立つ可能性も高いです。

 

引き続き、具体的な対処法をお伝えします。

自然に解凍されるまで待つ

自然解凍を待つのは、最も安全な対処法です。

 

給湯器が凍結するトラブルの多くは、夜間に発生。昼間の気温上昇にあわせ、自然と解消されます。

 

以下は、作業手順の詳細です。

  1. 給湯器のリモコンの電源を切る(※本体の電源は切らない)
  2. 自然解凍されるまで待つ
  3. 水漏れしていないか確認する

リモコンは水回り周辺に設置されていますが、なければガスの元栓を閉めましょう。

 

解凍するまでの待ち時間は、お住まいの環境によって異なります。日中、給湯栓を開けて問題なく水が出るようになれば、凍結状態が解消されたサインです。

 

ポタポタと少量の水が漏れ出ている際は、配管破裂の可能性が疑われます。なるべく早く、水道修理業者に連絡しましょう。

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ぬるま湯をかける

急ぎで給湯器を解凍する必要があれば、応急処置としてぬるま湯を使う方法があります。作業の手順は、以下の通りです。

  1. 給湯器のリモコンの電源を切る(※本体の電源は切らない)
  2. 給湯栓を少しだけ開く
  3. 給湯器の配管部分にタオルを巻き付ける
  4. 上から30~40℃のぬるま湯をかける
  5. 蛇口から水が出ることを確認する

電気コードやコンセント、プラグにお湯をかけないように注意してください。

 

また、必ずぬるま湯を使い、熱湯の使用は避けましょう。急激な温度変化は、配管破裂を招きかねないためです。

 

作業後は水気をしっかり取り、再凍結のリスクを抑えてください。

凍結した給湯器を修理依頼する際の料金相場

給湯器の凍結状態は、自然解凍で解消されるケースが多いです。一方で、凍結によって配管もしくは給湯器本体が破損した場合には、修理・交換をする必要があります。

 

以下は、修理・交換時の主な依頼先候補です。

  • リフォーム会社
  • ガス・電力会社
  • 水道修理業者
  • 給湯器のメーカー

本項では、上記のような業者に依頼した際、およそいくらの出費が生じるかを見ていきましょう。

配管が破損した場合

給水・給湯配管が凍結し、修理を依頼を要する際の症状別の料金相場をまとめました。

給水配管の破損修理 8,000円~60,000円
給湯配管の破損修理 8,000円~60,000円
破裂した配管の修理 35,000円~60,000円

配管破損時は、比較的安価で済むケースが多数。費用としては8,000円~が相場となっています。

 

症状が深刻で破裂してしまった場合は、最低でも35,000円~の出費となることを覚悟しておきましょう。

 

実際にかかる金額は、給湯器の種類や設置環境によって変動します。相場の幅がかなり大きいので、詳細は依頼先に確認してみてください。

電子基盤が破損した場合

凍結によって漏電した場合、給湯器内の電子基盤が故障する危険もあります。

 

電子基盤のような複雑な箇所は、修理に多額の出費を要しがち。平均的に、5~10万円程度を見積もっておきましょう。

 

あまりに高額であれば、給湯器本体を新しいものに交換した方が良いケースもあります。

給湯器本体の交換が必要な場合

給湯器の耐用年数は、約8~10年。給湯器本体が寿命を迎えている場合、交換費用は10~25万円程度を見込んでおきましょう。

 

金額に幅があるのは、希望するモデルの機能や性能によって販売価格が異なるためです。

 

かなり高額ではあるものの、場合によっては思い切って交換した方が賢明かもしれません。そのまま使い続けてしまうと、凍結以外の原因によって故障し、結果的により多額の出費を伴う恐れもあります。

 

金額面で不安を感じる方は、依頼先に見積もりを頼む工程から始めてみてください。

給湯器が凍結して困ったときは

給湯器が凍結した際の対処法は、基本的に自然解凍でOKです。早々の復旧を目指したければ、落ち着いて適切な対処を施すようにしてください。

 

給湯器の破損状況が酷ければ、修理・交換が必要になることもあります。自力で対処できない方は無理をせず、業者を利用しましょう。

 

依頼先に悩んだ際は、クリーンライフをご利用ください。最短30分で素早く駆けつけ、生活に不可欠な給湯器の凍結トラブルを即日対応いたします。

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2021.10.22

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