トイレでトラブルが起きたとき「どこに修理を依頼すればよいか分からない!」と焦る方は多いでしょう。
全国には数多くのトイレ修理業者が存在しており、どこに頼むのがベストなのか判断するのは簡単ではありません。
そこで今回は、トイレ修理をどこに頼むのがよいのか、依頼先5つや業者選びのポイントを解説します。
トイレ修理を実際に頼むときに押さえておきたいポイントもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
トイレ修理はどこに頼む?依頼先5つ
水漏れやつまりなど、トイレ修理の依頼先は大きく5つあります。
ここでは、トイレのトラブルで困ったときの相談先について、詳しく解説していきます。
地域密着型の「工務店」
工務店は住宅の新築や増改築、水回りのリフォームなどを行っている業者です。地域に根差した業者が多く、小回りが利くので迅速な対応が期待できます。
建設のプロなので、トイレ修理以外の設備修理にも対応可能です。リフォームを考えている場合には、修理も含めて適したプランを提案してくれるでしょう。
ただし、水のトラブルに特化した業者ではないため、どんなトイレ修理にも対応できるわけではありません。水道修理業者とは異なるため、水道局指定業者でない工務店も多く、できる工事が限定される場合があります。
アフターケアの有無は工務店によって異なりますが、自宅を建ててもらった工務店ならアフターケアの一環として、トイレ修理に対応してもらえる可能性が高いでしょう。
自社製品の修理に強い「トイレのメーカー」
TOTOやLIXILなど、トイレメーカーでも修理に対応しています。
トイレメーカーは、自社製品の機能や特徴、情報を把握しているのが強みです。製品を知り尽くしているため、どのような症状であっても、適切に対応してもらえるでしょう。
まだ新しい製品であれば、メーカーの保証期間内の可能性もあります。保証期間内なら、無料で修理を受けられるケースもあります。
ただし、メーカーの修理には時間がかかるのが難点です。緊急時でも日程調整をしてから訪問になることが多いため、すぐに修理に来てほしいときには向いていません。
その分、温水洗浄便座(ウォシュレット)など、電子基板の故障もしっかりとサポートしてもらえる安心感はあります。
修理料金を抑えられる「個人事業主」
くらしのマーケットなどに登録している、個人事業主にトイレ修理を依頼するケースもあります。
くらしのマーケットを利用するメリットは、修理を依頼する人を簡単に選べる点です。評判の良い人に依頼したり、依頼したことがある人をリピート利用もできます。
ただし、技術力や知識には差があります。万が一トラブルが起きた場合は、個人事業主と依頼主の間で問題を解決しなければなりません。
その分、料金も事業主が個人で決めているため、専門の業者と比べると安く修理できます。個人事業主に依頼する場合は、料金とサービスのバランスを考えて選ぶ必要があります。
住まいのことなら何でも相談できる「便利屋さん」
昔から地域にある「便利屋さん」にもトイレ修理を頼めます。
なんでも屋さんとも呼ばれる便利屋さんは、住まいのトラブルをお任せできる業者です。たとえば、パッキンや蛇口の交換などに対応しています。
ただし、便利屋さんは水道修理の専門業者ではありません。そのため、専門的な修理や複雑な修理になると、対応できない可能性があります。
必ずしもトイレ修理に対応しているわけではありませんが、一度利用しておくと、今後何か住宅トラブルが起きたときも、すぐ依頼できるでしょう。
高い技術と知識が期待できる「水道修理業者」
水道修理業者は、トイレのつまりや水漏れ、キッチン・お風呂など、水回りの修理に特化した業者です。
水道修理業者は24時間年中無休で対応しているところが多く、困ったときにはすぐ駆けつけてくれる強い味方です。年末年始やGWなどの長期休み、深夜帯の時間にも対応しているため、急なトイレ修理にも迅速な対応が期待できます。
専門知識や道具、設備を備えており、幅広い工事に対応できるのも強みです。
トイレ修理には水道修理業者が適していますが、業者選びは慎重に行う必要があります。業者の中には悪徳業者も存在しているため、見積もりを取ってしっかり見極めましょう。
トイレ修理業者の選び方
どの業者にトイレ修理を頼むか迷ったときは、次の5つのポイントを押さえておきましょう。
適当に選ぶと悪質な業者に依頼してしまう恐れがあるので、慎重に選ぶことが大切です。
水道局指定工事店か確認する
トイレ修理を頼むときは、必ず「水道局指定工事店」に依頼してください。
水道局指定工事店は給排水装置の工事を適切にできるとして、自治体の水道局から認められた業者です。一定の知識と技術があり、工事に必要な設備が整っているため、対応力が期待できます。
安心してトイレ修理を任せるためにも、水道局指定工事店であることを確認しておきましょう。
水道局指定工事店の詳細は、以下のページでもご確認いただけます。
緊急対応が可能な業者を選ぶ
トイレは毎日使用するものなので、トラブルはすぐにでも解決したいものです。
トイレで水漏れやつまりが起きたときにはすぐに駆けつけてくれて、迅速に対応してくれることが重要になります。水道修理業者は24時間年中無休で対応している業者が多いので、一刻も早く来てくれる業者を選ぶと良いでしょう。
ただし、深夜・休日に対応している業者の中には、依頼すると割増料金が発生する業者もあります。割増料金が発生すると料金が割高になるので、修理を頼む前に確認しておきましょう。
アフターケアが充実している業者を選ぶ
アフターケアの有無も、トイレ修理業者選びにおいて重要なポイントになります。
適切にトイレ修理をしても、再びトラブルが起きないとは言い切れません。万が一トラブルを繰り返した場合でも、アフターケアが充実している業者ならしっかりサポートしてくれるはずです。
信頼できる業者ほど修理後も丁寧にサポートしてくれるので、問い合わせた際にアフターケアの有無を確認しておくと安心です。
相見積もりを取って比較する
業者を決めるのが不安なときは、複数の業者で見積もりを取って比較しましょう。
ほとんどのトイレ修理業者が見積りは無料で行っているので、時間に余裕があれば相見積もりをお願いするのがおすすめです。
料金はもちろん、スタッフの対応力や技術力、サービス内容など、総合的に比較して判断してください。
ネットでの口コミ・評価を確認する
業者のホームページや口コミサイト確認し、口コミ・評判を確認しましょう。
- 料金
- 担当者の対応
- 訪問・修理にかかった時間
上記の意見を見て、良い意見が多いと安心です。Before・Afterの写真付きの口コミなども、参考になります。
口コミサイトの意見がすべて正しいとは言い切れませんが、トイレ修理業者選びの参考にはなるはずです。
トイレ修理を実際に頼むときのポイント
業者にトイレ修理を依頼するときは、次のポイントに注目してください。
電話で概算料金を教えてくれるか
最初に電話で問い合わせた際に、修理内容と概算の費用を教えてもらいましょう。
正確な料金は現場で状況を確認しないとわかりませんが、トイレ修理に慣れた業者ならおおよその料金を教えてくれるはずです。
電話で教えてもらった概算の金額と見積もりの額が大幅に違うときは、その差の理由を教えてもらってください。理由や内容に納得できないときは、信頼できないので断るほうが賢明です。
電話の際には、出張費や割増料金の有無、見積もりの料金についても確認しておくと安心です。
きちんと説明してくれるか
きちんと説明をしてくれるかも、トイレ修理業者を決めるうえで重要なポイントです。
状況をろくに見ずに見積もりを出したり、きちんと説明せずに修理をすすめるような業者は信用できません。
見積もりの際には、修理内容や料金の詳細について必ず説明を受けてください。疑問や不安があるときは、納得がいくまで質問しましょう。
説明に納得できなければ、他の業者を検討することをおすすめします。
見積もりが適正価格か
見積もりを出してもらったら、料金が適正価格か見極める必要があります。
適正価格か判断するには、トイレ修理を依頼する前に料金の相場を把握しておくことが重要です。
相場よりもあまりに高額なときは、他の業者にも見積もりを取って比較してみましょう。
トイレ修理の費用の相場
トイレ修理の見積もりを依頼する前に、費用の相場を把握しておきましょう。
作業内容 | 料金 |
軽度のつまり | 8,000円~ |
重度のつまり | 15,000円~ |
水漏れ | 8,000円~ |
便器の取り外し・取り付け | 20,000円~ |
部品交換 | 5,000円~ |
以上が、トイレ修理の費用相場です。あくまでも相場であり、料金は症状や状況によって異なります。
『クリーンライフ』では、おおまかな修理料金が10秒で分かる料金シミュレーションをご利用いただけます。4つの簡単な質問に答えるだけですので、トイレ修理を依頼する前にお役立てください。
以下のページでも、トイレ修理の料金相場を詳しくまとめています。料金を安くする方法についても解説していますので、トイレ修理を依頼する前にご確認ください。
悪質業者にトイレ修理を頼まないためにできること
悪質な業者に騙されないためにできることを、3つ紹介します。
トイレが故障すると慌てて業者を選びがちですので、まずは落ち着いて、以下の点に注意して対応してください。
過度に安い業者には注意する
過度にトイレ修理の料金が安い業者には、注意が必要です。
業者のホームぺージや家のポストに投函されたチラシを見ると、安すぎる業者を目にすることがあります。なかには、1,000円以内で修理できると宣伝している業者もいます。
しかし、人件費や移動費、修理にかかる時間や材料の費用を考えると、そのような低価格で修理することは不可能に近いです。
安すぎる業者には裏があり、あとから高額な費用を請求してきたり、不要な工事を追加したり、手抜き工事をしたりすることがあります。
適切な処置を受けるためにも、過度に安い料金を提示している業者は避けるべきです。
説明があいまいな業者は避ける
あいまいな説明しかしないトイレ修理業者も避けましょう。
誠実な業者であれば、修理の内容や現在の状況、料金の詳細について必ず詳しい説明があるはずです。
説明があいまいだと、あとで「言った言わない」の論争になる恐れがあります。争いを避けるためにも、説明があいまいな業者はやめておきましょう。
所有資格や実績が分からない業者には依頼しない
公式サイトなどで情報を確認し、業者の所有資格や実績を確認してください。
トイレ修理には、状況によって資格が必要な場合があります。また、どのような対処が必要なのかを見極めるためには、ある程度の実績と経験が必要です。
これらの情報が分からない場合、適切な修理を受けられるか分かりません。信頼できる業者に依頼するためにも、業者の情報が良く分からない場合は、利用しないようにしましょう。
トイレ修理をどこに頼むか迷ったら
トイレ修理をどこに頼むのか、依頼先と業者を選ぶポイントを紹介しました。
実際、水道修理業者の中には悪質な業者も存在しています。トイレ修理を依頼するときは、信頼できる業者を見極めることが大切です。
トイレ修理をどこに頼むか迷ったときは、私たち『クリーンライフ』にぜひご相談ください。トイレの水漏れやつまり、便器の交換など、さまざまなトラブルに対応しています。