この記事では、トイレのカビの落とし方について徹底解説します。
トイレのカビは放置すると、あっという間に繁殖します。場所ごとに落とし方が異なるので、本記事を参考に、自宅の状況に合わせて対処してみましょう。
記事後半では、トイレのカビの効果的な予防法についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
【場所別】トイレのカビの落とし方

以下の場所ごとに、トイレのカビの落とし方を紹介します。
- 便器
- 壁
- 床
- タンクの中
- ノズル(ウォシュレット)
場所によってカビの落とし方は異なるので、それぞれ見ていきましょう。
また、最悪の場合、死に至るケースもあるため、次の章で解説する注意点も必ずご覧ください。
便器

便器は直接的に尿や便が触れるので、カビが繁殖しやすい場所です。便器のカビは、主に以下2つの方法で取り除きます。
- 重曹・クエン酸を馴染ませてこすり落とす
- 塩素系カビ取り剤を馴染ませてこすり落とす
重曹・クエン酸や塩素系カビ取り剤に加え、カビをこすり落とすためのトイレブラシも100円均一ショップで入手できるので、準備しておきましょう。
重曹・クエン酸を馴染ませてこすり落とす
重曹・クエン酸を使う際は、以下の手順でカビを落としましょう。
- 重曹を便器内に振りかける
- 水100mlに対してクエン酸小さじ1杯を混ぜたクエン酸スプレーを作る
- クエン酸スプレーを便器内に吹き付ける
- 10分ほど放置する
- トイレブラシでカビをこすり落とす
- トイレレバーを回して洗い流す
重曹とクエン酸が混ざると炭酸ガスが発生し、カビが落ちやすくなります。また、10分ほど放置してカビと馴染ませると、トイレブラシでこすっただけで簡単にカビが落ちます。
なかなかカビが落ちない場合は、重曹とクエン酸を入れた後、一晩放置してからこすり落としてみてください。重曹とクエン酸がカビの根元まで行き届くので、頑固なカビも落としやすくなります。
重曹とクエン酸は、お子さんがいるご家庭や敏感肌の方でも使えるのが特徴です。
塩素系カビ取り剤を馴染ませてこすり落とす
塩素系カビ取り剤を使う際は、以下の手順でカビを落としましょう。
- 便器内に塩素系カビ取り剤を吹き付ける
- 説明書きに記載のある時間、放置する
- トイレブラシでカビをこすり落とす
- トイレレバーを回して洗い流す
塩素系カビ取り剤はカビ取りに特化しているので、強力な洗浄力が持ち味です。
ただ、注意点として、放置時間は説明書きに従ってください。勝手に放置時間を延ばすと、便器を傷める可能性があります。
また、塩素系カビ取り剤を流す際に便座や床に飛び散った場合は、水拭きできれいに拭き取りましょう。
カビを含む黒ずみの落とし方について、以下の記事で解説しています。予防法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
壁
トイレの壁は触れる機会こそ多くありませんが、水はねや尿の飛び散りなどで湿り、カビが生えるケースがあります。
トイレの壁のカビは、重曹とクエン酸で対処するのがおすすめです。以下の手順でカビ取りをしてみましょう。
- 水100mlに対して重曹小さじ1杯を溶かした重曹スプレーを作る
- 重曹スプレーを壁に吹き付ける
- 水に濡らして絞った雑巾で拭き取る
- 水100mlに対してクエン酸小さじ1杯を混ぜたクエン酸スプレーを作る
- クエン酸スプレーを壁に吹き付ける
- 同じく水に濡らして絞った雑巾で拭き取る
- 乾いたぞうきんで乾拭きする
- 換気して乾燥させる
重曹とクエン酸には除菌・消臭効果があるので、カビが生えにくくなる効果も期待できます。
ただ、壁の素材によって、変色してしまう可能性があります。最初に、壁の隅のほうで変色するか確認してから使うのがおすすめです。
床
床は水しぶきや尿はねが飛び散りやすいため、カビが繁殖しやすい部分です。
床のカビ取りも、重曹とクエン酸を使って対処するのがよいでしょう。手順は、以下のとおりです。
- 重曹の粉末と水を3:1で混ぜて重曹ペーストを作る
- 重曹ペーストをカビに塗布する
- 水100mlに対してクエン酸小さじ1杯を混ぜたクエン酸スプレーを作る
- 重曹ペーストの上からクエン酸スプレーを吹き付ける
- 上からラップを被せて30分ほど放置する
- 雑巾で拭き取る
重曹ペーストは重曹スプレーよりもしっかりカビに絡みつくので、頑固なカビにも対処できます。
なお、床がタイルやクッションフロアなどの場合は、塩素系カビ取り剤を使うのもよいでしょう。
タンクの中
トイレタンクは常に水が入っているうえに密閉されているため、カビが繁殖しやすい環境です。
トイレタンク内にはさまざまな部品があるため、塩素系カビ取り剤を使うと各部品を傷める可能性があります。
そのため、トイレタンク内のカビ取りは重曹とクエン酸を使いましょう。トイレタンクのカビ取りは、以下の手順で行います。
- 止水栓を時計回りに回して閉める
- タンクのフタを真上に持ち上げて開ける
- 水を流してタンク内を空にする
- 水100mlに対して重曹小さじ1杯を溶かした重曹スプレーと、水100mlに対してクエン酸小さじ1杯を混ぜたクエン酸スプレーを作る
- 重曹スプレー、クエン酸スプレーの順でタンク内に吹き付ける
- 10分ほど放置する
- トイレブラシでこすり落とす
- 水で洗い流す
- フタをして止水栓をもとに戻す
トイレタンクの掃除については、以下の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。
ノズル(ウォシュレット)
ノズルは水が出る場所なので湿気が溜まりやすく、カビが生えやすい場所です。ちなみに、「ウォシュレット」はTOTOの温水洗浄便座の商品名です。
ノズルのカビ取りには、塩素系カビ取り剤がおすすめです。以下の手順で対応しましょう。
- ノズルを出す
- 塩素系カビ取り剤を吹き付ける
- 説明書きに記載のある時間、放置する
- トイレブラシでカビをこすり落とす
- 水で洗い流す
ノズルを出す際、ノズル掃除のボタンを押せばノズルが出てきます。ない場合は、電源を切った後にノズルの先端をつまんで引き出しましょう。
また、ノズルに塩素系カビ取り剤を吹き付けた後、ラップやキッチンペーパーを被せると、よりカビに浸透するのでおすすめです。
ただ、塩素系カビ取り剤を推奨していないメーカーもあります。その場合は、中性洗剤にするか、トイレ掃除用シートで拭き取る程度にしておきましょう。
トイレのカビ取りをするときの注意点
トイレのカビ取りをするときは、以下の2点に注意しましょう。
- 塩素系洗剤と酸素系洗剤を混ぜない
- 換気しながら作業する
最悪の場合は死に至るケースもあるため、なぜ注意しなければならないのかを把握しておきましょう。
酸素系洗剤と塩素系洗剤を混ぜない
酸素系洗剤と塩素系洗剤を混ぜると、有毒な塩素ガスが発生します。塩素ガスを吸い込むと、人体に以下の影響があります。
| 吸引レベル | 影響 |
|---|---|
| 微量 | のど・鼻への刺激 咳 目の痛み |
| 中程度 | 呼吸困難 めまい 頭痛 吐き気 |
| 高濃度 | 肺水腫 呼吸困難 最悪の場合は命に関わる中毒事故 |
最悪の場合は命に関わる重大な事故になるため、絶対に酸素系洗剤と塩素系洗剤は混ぜないでください。
混ぜてはいけないものには、「まぜるな危険」の表記があります。洗剤を使う前に、確認する癖をつけておくとよいでしょう。
また、直接混ぜなくても、酸素系洗剤を使った後に同じ場所に塩素系洗剤を使うと、有毒ガスは発生します。そのため、ほかの洗剤を使うときは、水でよく流してからにしましょう。
換気しながら作業する
カビは毒素を排出しており、吸い込んでしまうと体に悪影響が出ます。
換気せずに密室で掃除していると、カビの毒素を吸い込んでしまう可能性があるため、必ず換気しながら作業しましょう。
また、酸素系洗剤と塩素系洗剤が混ざって有毒ガスが発生してしまった場合、換気していないとすぐに有毒ガスで満たされてしまいます。
万が一の場合に備える意味でも、窓を開けたり換気扇を回したりして、換気を心がけましょう。
トイレにカビが発生しやすい3つの原因
トイレにカビが発生しやすいのは、以下3つの原因が揃っているからです。
- 温度が高い
- 湿度が高い
- 雑菌が多い
カビはどのような条件下で発生しやすいのか、詳しく見ていきましょう。
温度が高い
カビは温度が20℃~30℃の場所で繁殖しやすいといわれています。トイレは一般的に狭い空間であり、密閉されています。
また、換気はしていてもエアコンはないため、高温が維持されやすい環境です。そのため、カビにとっては絶好の繁殖場所になるのです。
湿度が高い
カビは湿度が70%~80%を超えたあたりから、爆発的に増えるといわれています。
トイレには常に水が溜まっており、少しずつ蒸発しています。湿気が密室空間にこもると、湿度が上がりやすい環境が構築されてしまうのです。
マンションやアパートでトイレに窓がついていない場合は、よりカビが繁殖しやすいでしょう。また、梅雨の時期はそもそも湿度が高くなるので、カビが発生しやすくなります。
雑菌が多い
カビは雑菌を栄養源として繁殖します。トイレには、以下のような雑菌が豊富に存在します。
- 排泄物
- 水滴
- 髪の毛
- ホコリ
トイレは多くの雑菌が集まる場所なので、カビにとっては繁殖しやすい環境です。
トイレという場所的に防ぐには限界がありますが、カビの発生を防ぐには、雑菌が繁殖しにくい環境づくりが必要です。
トイレのカビの効果的な予防法
トイレのカビの効果的な予防法は、以下の4つです。
- 換気する
- フタを閉めてから流す
- こまめに掃除する
- 防カビアイテムを使う
どれも簡単にできるものばかりなので、さっそく試してみましょう。
換気する
常に換気しておくと、温度と湿度の上昇を防げます。換気は以下の方法でできます。
- 窓やドアを開ける
- 換気扇を回す
晴れている日は窓を開ける、自宅にいるときはドアを開けるなど、ルールを決めておくと実践しやすいのでおすすめです。
また、換気扇は24時間回しておきましょう。電気代が気になる方もいるかもしれませんが、換気扇は回しっぱなしでも一ヶ月で数十円~数百円ほどです。
カビが発生して掃除用具を揃えたり、専門業者に依頼したりする費用を考えると安く済むため、費用対効果はよいといえるでしょう。
フタを閉めてから流す
トイレのフタを閉めてから流すと、雑菌が飛び散るのを防げます。また、使用時以外はフタを閉めておくと、水が蒸発して湿度が上がるのも防止できます。
流す前にフタを閉めるだけなので、ぜひ実践してみてください。
こまめに掃除する
トイレをこまめに掃除すると汚れが溜まるのを防げるため、カビに栄養を与えずに済みます。水分や汚れはこまめに拭き取りましょう。
できれば、1日に1回はお掃除シートで便器を拭き、1週間に1回トイレブラシを使って掃除すれば、清潔な状態を保てます。
トイレ使用後に、重曹スプレーやアルコールスプレーを吹き付けるのも効果があるので、まずは簡単にできることから始めてみましょう。
防カビアイテムを使う
各メーカーから販売されている防カビアイテムを使うと、カビの発生を抑制できます。
1ヶ月に1回くん煙剤を使ったり、トイレタンクに防カビ剤を貼ったりするだけでよいので、すぐに実践しやすいでしょう。
防カビアイテムにはさまざまなタイプがあるので、ぜひほかにも調べてみてください。
トイレのカビ悩みが解決しないときは専門業者へ依頼しよう
以下のケースに該当する場合は、カビ取りの専門業者に依頼するのが賢明です。
- 掃除しても落ちない
- 何度も再発する
- すぐに対処したい
無理に自力で対処しようとすると、状況を悪化させてしまう可能性があるほか、時間がかかってしまいます。また、何度も再発する場合は、根本から原因を解決しなければなりません。
カビ取りの専門業者は個々の状況に合わせて対処してくれるので、困ったときは頼ってみてください。
カビ取り業者の選び方
依頼するカビ取り業者を選ぶときは、以下の3つをチェックしてみましょう。
- 水道局指定工事店
- 対応の早さ
- 口コミ・評判
まず、水道局指定工事店に指定されていると、一定の知識や技術を持っていることがわかります。特に、初めて依頼する場合は参考にするとよいでしょう。
また、どのくらいのスピードで駆けつけてくれるのかも確認しておきたいポイントです。すぐにカビを除去してほしい場合は、ホームページや電話で聞いてみましょう。
さらに、口コミ・評判も重要な項目です。カビ取りの技術はどうなのか、対応はよいのかなど、ホームページだけではわからない部分がわかります。
水道局指定工事店については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。
トイレのカビ取りは『クリーンライフ』にお任せください
トイレのカビは早期発見できれば、自力で対処できます。カビが発生した場所に合わせて、対処しましょう。
しかし、カビが頑固になっていたり何度も再発したりする場合は、プロに依頼して徹底的に除去・予防してもらうのがおすすめです。
我々『クリーンライフ』は、カビ取りをはじめとしたさまざまなトイレのトラブルに対応しています。経験豊富なスタッフがプロの目線から徹底的に対応しますので、ぜひお気軽にご連絡ください。























































































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