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トイレつまり・水漏れ

本記事では、トイレの止水栓がどこにあるのかをはじめ、種類も含めて紹介します。

 

トイレの止水栓は閉めすぎると故障するリスクもあり、適度に閉めることが大切です。また、止水栓は複数の種類があり、形によって閉め方・開け方が異なります。

 

今回は、どれくらい閉めたら水が止まるのか、閉めすぎるとどうなるのかもまとめました。トイレのトラブルや水漏れでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

トイレの止水栓とは

トイレの止水栓

トイレの止水栓とは、トイレの給水管と便器をつなぐ部分に取り付けられている栓のことです。止水栓を閉めることで、トイレへの水の供給をストップできます。

 

ここでは、止水栓の役割や止水栓のある場所について詳しく解説します。

トイレの止水栓の役割

止水栓は、トイレの修理やメンテナンスの際に、一時的に水を止めたり水量を調節したりするために使います。止水栓を閉めることで、トイレタンク内の部品交換やウォシュレットの修理などを安全に行うことが可能です。

 

また、トイレタンクで水漏れが発生した場合などに、止水栓を閉めると水漏れを一時的に止められます。

 

しかし、止水栓は、あくまで一時的に水を止めるためのものです。根本的な解決は、水道修理業者などに依頼して修理してもらいましょう。

 

止水栓については、以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

トイレの止水栓はどこにある?

トイレの止水栓

トイレの止水栓は、一般的に便器の後ろ側や壁や床から伸びている給水管の途中にあり、具体的な場所はトイレの種類や設置状況によって異なります。

 

一般的なタンク式のトイレでは、給水管が壁や床から出ており、タンクに接続されるまでの間に止水栓が設置されています。基本的には、便器の真後ろや左右どちらかの側面にあることが多いです。

 

給水管を辿っていくと、比較的簡単に見つけることができます。タンクレストイレは、便器裏にあるパネルや蓋を外すと止水栓があり、わかりにくいので注意しましょう。

 

止水栓の場所がわかりにくく、水漏れが止まらないときは、水道の元栓を閉めるのがおすすめです。水道の元栓の位置を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

トイレの止水栓の種類

止水栓

トイレの止水栓には、主に外ネジタイプ・内ネジタイプ・ハンドルタイプの3種類があります。それぞれのタイプについて詳しく解説します。

外ネジタイプ

外ネジタイプの止水栓は、給水管から突き出た部分にマイナスの溝があり、この溝にマイナスドライバーを差し込んで回転させることで開閉します。

 

多くのトイレで採用されており、比較的開閉しやすいのが特徴です。止水栓を時計回りに回すと閉まり、反対に回すと開けることができます。

内ネジタイプ

内ネジタイプの止水栓は、外ネジタイプと同様にマイナスドライバーで開閉するタイプの止水栓ですが、ネジ穴が外側に突出しておらず、くぼんでいるのが特徴です。

 

外ネジタイプと比べて、止水栓の表面が滑らかで見た目がスッキリしています。外ネジタイプと同じく、時計回りで閉まり反時計回りで開きますが、突起がないので少し回しづらいので注意しましょう。

ハンドルタイプ

ハンドルタイプは、ハンドルのように手で回して開閉するタイプの止水栓です。

 

ハンドルタイプの止水栓は、蛇口のハンドルと同じく、手で回して開閉できるハンドルが付いています。したがって、マイナスドライバーなどの工具が不要です。

 

緊急時など、素早く水を止めたい場合に便利ですが、少しの反動でも動いてしまう可能性があります。そのため、掃除などをする際はぶつかって無意識に開閉してしまわないように注意しましょう。

止水栓の正しい閉め方

マイナスドライバー

トイレの止水栓を正しく閉めることは、水漏れなどのトラブルを防ぐために重要です。ここでは、止水栓の正しい閉め方について解説していきます。

1.必要なものを用意して養生する

トイレの止水栓を閉める作業は、水漏れなどのトラブルを防ぎ、安全に作業を進めるために、事前に必要なものを用意しておくことが大切です。

 

止水栓を回す際に必要な道具は、以下にまとめました。

  • マイナスドライバー
  • 雑巾・タオル
  • バケツ
  • ゴム手袋
  • ビニールシート

マイナスドライバーは、止水栓の形状にあったものを用意しましょう。形状にあっていないものを使用すると、溝を傷つけてしまう可能性があるので注意してください。

 

作業中に水が飛び散ってしまうことを考え、雑巾・タオル・バケツなども用意します。ウォシュレットの場合は、漏電防止の為に電源を抜いておきましょう。

 

また、床を保護するために、ビニールシートなどを敷いて養生するのも大切です。特に、フローリングの床は水に弱いため、必ず養生しましょう。

2.時計回りに回す

止水栓を閉める際は、回す方向を間違えないようにしてください。どのタイプでも、時計回りに回すと閉められます。

 

止水栓を回す際に急激な力を加えると、止水栓や配管を破損する恐れがあります。力任せに回さず、ゆっくりと回すことを意識しましょう。

 

また、止水栓が固くて回らない場合は、無理に力を加えずに潤滑剤を使用したり、水道修理業者などに依頼したりすることを検討してください。

3.回した回数を記載する

止水栓を閉めた後は、開ける際に元の状態に戻せるように、回した回数をスマートフォンのメモ機能を使ったり、紙に書いたりして覚えておきましょう。

 

止水栓の開閉状態を写真に撮っておくのも、後で確認する際に役に立つのでおすすめです。また、止水栓を開ける際は、記載した回数分を反時計回りに回せば、元の給水量に戻せます。

4.トイレの水を流す

止水栓を閉め終わったらトイレの水を流して、水がせき止められているか確認しましょう。正常に閉まっていれば、トイレのレバーを引いて流すとタンクの中が空になります。

 

タンクレストイレの場合は、メーカーや機種によって方法が異なる場合があるので、取扱説明書を確認しましょう。トイレの水を流す際には、便器内に異物がないか確認することも大切です。

 

異物がつまった状態で止水栓を閉めてしまうと、排水管を傷つける可能性があります。異物がつまっている場合は、止水栓を閉める前に取り除いてください。

止水栓の正しい開け方

トイレの止水栓

止水栓を開ける際は、閉めたときと逆方向の反時計回りに回し、閉めたときと同じ回数だけ回転させてください。主な手順は、以下の通りです。

  1. ウォシュレットの電源プラグを入れる
  2. 止水栓を閉めたときと同じ回数だけ回す
  3. 水が流れるか確認する

元の状態よりも開け過ぎてしまうと、水を溜めたときに水量が多くなり、タンクから水があふれる可能性があります。実際にトイレの水を流してみて、水量を見ながら開けてみるのがおすすめです。

 

基本的には、止水栓を開ける・閉める手順は同じなので、正しい動かし方を覚えておきましょう。回した回数が分からないときは一気に開けず、少しずつ開けながら水圧を確認してください。

止水栓の調節方法

トイレの床にある止水栓

トイレの止水栓を開けたときに、回した回数が分からなくなってしまったときや水圧を調整したいときは、以下の調節方法を試してみましょう。

  1. 止水栓を閉める
  2. トイレタンクのフタを開ける
  3. タンク内にある浮き玉を手で下に押しておく
  4. 水位を見ながら、止水栓を調整をする
  5. 水位の調節が終わったら、タンクのフタを閉める

適切な水位は、タンク側面や内側に記載された水位線、またはオーバーフロー管の先端から1~2cm下の位置です。水位が低い場合は止水栓を開けて給水量を増やし、高い場合は閉めて減らします。

 

タンクレスでタンク内の水量を確認できないときは、便器内に流れる水圧を見ながら調整してください。

トイレの止水栓の交換方法

トイレの止水栓交換は、手順を間違えると水漏れなどのトラブルにつながる可能性があります。以下の手順を参考に、止水栓の交換を行いましょう。

  1. 水道の元栓を閉める
  2. 止水栓を取り外す
  3. 新しい止水栓を取り付ける

止水栓を取り外したり、取り付けたりするためにはモンキーレンチやマイナスドライバーなど、さまざまな道具が必要です。

 

また、交換には、専門的な知識が必要になる部分も多くあります。失敗すると重大な水漏れやトラブルを引き起こすリスクもあるため、作業は慎重に行ってください。

 

トイレの止水栓交換は、水漏れや故障時に必要となる作業ですが、専門知識と工具が必要になるので、基本的には業者への依頼を検討しましょう。

トイレの止水栓の修理・交換を頼むケース

水道修理業者

トイレの止水栓に以下のような症状がある場合は、業者に依頼するのがおすすめです。

  • 止水栓が回らない
  • 止水栓の根元から水漏れしている
  • 止水栓のサビや劣化がが激しい

それぞれの項目ごとに詳しくみていきましょう。

止水栓が回らない

トイレの止水栓は長期間使用されないことが多いため、内部のパッキンや弁が劣化して回らなくなってしまうことがあります。

 

無理に回そうとすると止水栓本体だけでなく、給水管や壁内の配管を破損する可能性があるため、業者に依頼しましょう。

 

専門の業者であれば、専用の工具や潤滑剤を使用して、止水栓を安全に回すことができます。また、修理の際に劣化した部品の交換もしてもらえるので安心です。

止水栓の根元から水漏れしている

止水栓の根元からの水漏れは、止水栓本体または給水管の接続部分の劣化が原因であることが多く、パッキンや弁の劣化、本体の腐食などが考えられます。

 

また、誤った修理方法を選択すると、水漏れが悪化したり他の部品を破損させたりするリスクもあります。これらの原因を特定して適切な修理を行うには、専門的な知識と技術が必要です。

 

トイレの止水栓の根元から水漏れしている場合は、素人判断で修理せずに業者へ依頼しましょう。

止水栓のサビや劣化が激しい

止水栓のサビや劣化が激しい場合は止水栓本体だけでなく、給水管や壁内の配管も劣化している可能性があります。サビや劣化が激しい止水栓は交換する必要があるため、業者に依頼して新しい止水栓に交換してもらいましょう。

 

止水栓の交換は自分でできないわけではありませんが、劣化が激しいときは交換の際に水漏れを引き起こす恐れがあります。大きなトラブルを防ぐためにも、プロへの依頼がおすすめです。

 

また、止水栓には複数の種類があるので、どれを選んだら良いか分からないときも、業者へ相談してください。プロの業者なら、トイレの形状に合う部品を選んで取り付けてくれます。

 

トイレの止水栓でお困りならご相談ください!

今回は、トイレの止水栓について詳しく解説しました。

 

止水栓が回らなかったり、トイレの水漏れが止まらなかったりする場合は、ぜひ『クリーンライフ』へお任せください!クリーンライフでは無料で見積もりを行っており、事前に費用を把握した上で依頼をご検討いただけます。

 

また、トイレのトラブル全般に対応できるため、水漏れの原因が分からないときにもおすすめです。ご相談後は、早急に現場まで駆けつけて対応いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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2025.03.03

少しずつ流れるトイレつまりを、ラバーカップを使って解消する方法を解説します。

 

ラバーカップを使えば、すぐに解消できるケースも少なくないのでおすすめです。ただし、ラバーカップを使ってはダメなトイレつまりもあるので、注意してください。

 

今回はラバーカップの使い方から、使う前の準備、注意事項までわかりやすく解説していきます。ラバーカップで解消できない場合の対処法も説明するので、最後までお読みください。

トイレつまりで少しずつ流れるときにラバーカップで解消する方法

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トイレでラバーカップを使うときは水ハネが起きるので、床などに汚水が飛び散る可能性があります。養生をして、床や周辺が濡れないように養生をしてください。

 

【養生に利用できるもの】

  • ビニール袋
  • ブルーシート
  • 古いバスタオル

養生テープを使って、養生に使っているものが動かないように固定しましょう。

 

養生テープがない場合は、以下で代用できます。

  • ビニールテープ
  • マスカーテープ
  • マスキングテープ
  • ガムテープ

準備をしたら、ラバーカップでつまり解消します。手順を説明するので、確認してから始めましょう。

1.止水栓を閉めて電源を切る

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間違って水を流してしまわないように、止水栓を閉めます。トイレの止水栓は、給水管をたどると見つかります。床、またはタンクの横に設置してあることがほとんどです。

 

止水栓は、次の2種類があります。

  • ハンドル
  • ネジ式

いずれも、時計回りに回せば閉められます。

 

ただし、古くなってネジが固くなっている止水栓を無理に閉めるのは、給水管などの破損の原因になります。無理せずに、水道の元栓を閉めてください。

 

次に電源プラグを抜きます。電源プラグを抜いて、以下のようなトラブルを回避します。

  • 誤操作で勝手に水が流れる
  • ノズルから水が噴出する
  • 電源プラグを濡らして感電する

 

止水栓の場所や閉め方は、以下の記事を参考にしてください。

2.水位を調整する

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トイレつまりが原因で、以下のようにトイレの水位が適切ではない場合は、水位を調整します。

  • トイレが溢れそうになっている
  • つまりに引っ張られて水がほとんどなくなっている

ラバーカップを効果的に利用できる水位は、ワン部分が隠れるくらいです。

 

水位が高い場合は、灯油ポンプで吸い上げるか、紙コップ等で水を汲み出してください。水位が低いなら、水を足します。

 

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水ハネが心配な方は、ビニールシートを便器の上に広げて、中央に穴を開けてラバーカップを通した状態で作業しましょう。

3.ラバーカップを押す・引く

ラバーカップは、以下のように使用します。

  • ラバーカップのワン部分をゆっくり押し込む
  • ワン部分を密着させて、勢いよく引っ張り上げる
  • 1と2を数回繰り返す

ラバーカップは、引っ張るのがコツです。押し込んでつまりの原因を押し流すのではなく、引っ張り出します。

 

排水管でボコッと空気が入り込んだような音がしたら、トイレつまりを解消できた可能性があります。

4.水が流れるか確認する

本当につまりが解消したかどうかを、水を流して確認します。バケツで水を流してみましょう。バケツの水を少しずつ、様子を見ながら流しましょう。

 

ハンドレバーやボタンを操作して、水を流すのは絶対にNGです。タンクの水を流すと、つまりが解消されていない場合に、便器から水が溢れます。

 

トイレつまりが解消したら、ラバーカップを水洗いして天日でよく乾かしてから、収納してください。ラバーカップのお手入れ方法や使う上での注意事項は、以下の記事で紹介しています。

少しずつ流れるトイレつまりを解消するラバーカップの代用品

トイレつまりで少しずつ流れるとき、ラバーカップを用意していない方は、以下で代用できます。

  • ペットボトル
  • ビニール袋
  • ラップ

代用品を使う際も、準備してから作業しましょう。

 

【準備】

  1. 養生する
  2. 止水栓を閉めて電源を切る
  3. 水位を調整する

それでは、それぞれのやり方を解説します。

ペットボトル

ペットボトルの底から4cm程度のところを切って、ラバーカップのように利用します。ペットボトルは500mlサイズがちょうど良いケースが多いですが、排水口によっては2Lサイズが合う場合もあります。

 

【手順】

  1. ペットボトルの底を切って、トイレの排水口に密着する
  2. 飲み口はしっかり塞いだ状態で、押したり引いたりする
  3. 水をバケツで流して、つまりが解消できたか確認する

 

以下の記事で、ペットボトルを使った方法をわかりやすく説明しています。

ビニール袋

ビニール袋をつけた手で作った拳を、ラバーカップの代わりに利用する方法です。

 

【手順】

  1. 数枚のビニール袋で利き手を包む
  2. 輪ゴムでビニール袋を固定する
  3. 拳を作り、トイレの排水口に密着させて押したり引いたりする

バケツの水を少しずつ流して、つまりが解消できたか確認して完了です。

 

手が小さいと、排水口をちゃんと塞げないので効果が薄いかもしれません。以下の記事で、注意点やつまり解消のためのコツを解説しているので、参考にしてください。

ラップ

ラップを便器に巻き付けて、空気が入り込まないようにし、圧力をかけてつまりを解消する方法です。

 

【手順】

  1. 便座を上げて、便器にラップをたっぷり巻き付ける
  2. ラップの中心部分を押して、引くを繰り返す

ラップをたくさん使って、密閉することがポイントです。ラップが破れて水の中に入ると、さらに詰まってしまうので注意してください。

 

以下の記事でラップを使った方法も含め、簡単にできるつまり解消方法を説明しているので、参考にしてください。

ラバーカップで解消できる少しずつ流れるトイレつまり

トイレ付近で微笑む人物

ラバーカップを利用できる少しずつ流れるトイレつまりの原因は、次の3つです。

  • トイレットペーパー
  • 排泄物
  • 水に溶ける製品

基本的に水に溶けるものがつまりの原因なら、ラバーカップで対応可能です。それぞれの詳細を見ていきましょう。

トイレットペーパー

トイレットペーパーも、国産ならJIS規格で製造されています。JIS規格とは日本工業規格のことで、品質を一定に守るために決められた規格です。

 

JISでは以下のように、トイレットペーパーの各箇所のサイズにも規定があります。

  • 紙幅
  • 芯の内径
  • ロール直径
  • ロールの長さ

また、100秒で水に溶けることも条件です。

 

海外製のトイレットペーパーは国によって水質・水圧が異なるので、溶け方は異なります。日本のトイレで溶けにくい種類のトイレットペーパーもあるので、JIS規格の国産がおすすめです。

排泄物

基本的にトイレは排泄物を流すことを前提に作られているので、排泄物で詰まることはないと考えられます。ただし、排泄物の水分が減って固くなると、トイレつまりの原因になります。

 

【排泄物が固くなる原因】

  • 運動不足・筋力不足
  • 食物繊維・水分の摂取不足
  • ストレス

犬や猫の排泄物は人間のものより溶けにくいので、便器に流さないでください。

 

硬い排泄物が原因のトイレつまりの解消法や、排泄物が原因でつまらないための予防法を以下の記事でわかりやすくまとめています。参考にしてください。

水に溶ける製品

「便器に流しても良い」として販売されている製品があります。トイレットペーパーと比較すると水に溶けにくいので、注意が必要です。

 

2020年に公益社団法人『日本下水道協会』が検査した結果、トイレットペーパーのように100秒で溶ける製品はありませんでした。水に溶けると書かれていても、トイレットペーパーのようには溶けないのです。

 

しかし、時間をおけば水に溶けるので、ラバーカップの使用は可能です。以下の記事で、ラバーカップ等の対処が可能な少しずつ流れるトイレつまりの原因や注意事項を解説しています。

ラバーカップNGの少しずつ流れるトイレつまり

トイレつまりの原因によっては、ラバーカップを使うと悪化する、または、使っても改善しないケースがあります。

 

ラバーカップ使用がNGの少しずつ流れるトイレつまりについて、説明します。

固形物でつまっている

トイレの排水管が原因の場合

つまりの原因が水に溶けないものですと、ラバーカップの使用で、つまりの原因が排水管の奥に入り込んでしまいます。

  • 紙おむつや生理用品
  • 動物の排泄物
  • ボールペンやスマホなどの小物類
  • 食べ残した食品や吐瀉物

こういったものが奥に入り込むと、便器の着脱作業などが必要になります。修理代が高額になるので、絶対にラバーカップを使用しないようにしましょう。

 

トイレつまりの原因がわからない場合も、ラバーカップの使用はNGです。万が一、固形物だった場合に、悪化してしまいます。

トイレつまりの原因をゴム手袋で取り出す

特に紙おむつや生理用品は、水を吸い込んで肥大してすぐにつまりが生じるので、落としたらすぐに取り出しましょう。

汚水桝で不具合が生じている

戸建てにお住まいの場合は、汚水桝で不具合が起きている可能性があります。マンションなどの集合住宅なら、管理会社が年に1度程度の頻度で汚水桝の清掃をしていますが、戸建ては自分で対応しなければなりません。

 

汚水桝の周辺に次のような異変がないか、確認してください。

  • 汚水枡が溢れている
  • 周辺が臭い
  • 害虫が増えている

以下の記事で、汚水桝の掃除を自分でできるケースと、業者に依頼すべきケースの見極め方をわかりやすく説明しています。

排水管が汚れている

排水管にトラブルがあれば、少しずつ流れる場合であっても、ラバーカップでトイレつまりはなかなか改善しません。

 

排水管が以下のような状態だと、汚れが蓄積し、トイレつまりにつながります。

  • 排水管に固形物(小物など)が詰まっている
  • 排水管が劣化している

以下の記事で、トイレの排水管の仕組み、起こりうるトラブルをわかりやすく説明しています。排水管の掃除方法も解説しているので、参考にしてください。

排水管に尿石が蓄積している

トイレの排水管には尿石が蓄積して、流れが悪くなるケースも少なくありません。尿石とは、尿に含まれる成分が石のように固まったものです。尿石は、ラバーカップでは除去できません。

 

以下の記事で、尿石を落とす掃除方法を説明しているので、参考にしてください。

ラバーカップでトイレつまりを解消できない場合の対処法

ラバーカップで少しずつ流れるトイレつまりを解消できない場合は、他の方法を試してください。その際も、養生して、止水栓を閉め、電源を切ることを忘れないようにしましょう。

真空式パイプクリーナーを使う

 

パイプクリーナーの使い方

真空式パイプクリーナーは、ラバーカップをさらに強力にしたトイレつまり解消アイテムです。強い圧力をかけられるため、ラバーカップより効果が期待できます。

 

つまり箇所の排水口のサイズに合わせて、ワン部分を交換して使用できる点も魅力です。

 

【真空式パイプクリーナーを使ったつまり解消の手順】

  1. トイレの排水口にワン部分を密着する
  2. 真空式パイプクリーナーのハンドルを引き上げる
  3. ハンドルを押す
  4. 2、3を繰り返す
  5. 水が引き始めたら、バケツで水を流してみる

 

真空式パイプクリーナーの選び方や使う際の注意点を以下の記事で確認して、正しい方法でトライしてください。

お湯を使う

トイレットペーパーや排泄物をお湯で柔らかくして、トイレつまりを解消します。少し高いところから注ぐので、水圧がトイレつまり解消をさらに促進します。

 

【お湯を使ったつまり解消の手順】

  1. バケツに50℃前後のお湯を用意する
  2. 少し高いところから注ぐ
  3. 1時間放置する

放置後、水が流れるか確認してください。効果を上げようと、熱湯を使うのはNGです。熱湯を使うと、陶器製の便器にヒビが入る可能性があるので、絶対に流さないでください。

 

以下の記事で、お湯を使ったつまり解消法をわかりやすく解説しています。お湯が効果的なつまりの種類や注意事項もあわせて解説しているので、参考にしてください。

洗剤を注ぐ

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洗剤を注ぐと、つまりが溶けやすくなります。ここでは、手に入りやすく、危険性の少ない食器用液体洗剤を使った方法を紹介します。

 

【食器用洗剤を使ったつまり解消の手順】

  1. 洗剤100mlを便器に注ぐ
  2. 50~60℃のお湯を注ぐ
  3. 30分程度放置する

バケツで水を流して、トイレつまりを解消できたか確認してください。

 

以下では洗剤の種類や、洗剤で効果のあるつまりについてもわかりやすく説明しています。

業者に相談する

ラバーカップ等でつまり解消を試みても改善が見られないなら、水道修理業者への相談がおすすめです。知らないうちに固形物を落としてしまったなど、想定外の原因で詰まっているのかもしれません。

 

【トイレつまり解消の料金相場】

軽度のトイレつまり 8,000円〜
中度のトイレつまり 10,000円〜
重度のトイレつまり 15,000円〜

ほとんどの水道修理業者は、見積もりを無料で行っています。まずは見積もりを確認してから、依頼するか検討しましょう。

 

トイレつまり解消の修理料金について、以下の記事でさらに詳しく説明しています。作業料金以外に料金がかかる場合もあるので、参考にしてください。

少しずつ流れるトイレつまりを解消できずお困りなら

水が少しずつ流れるトイレつまりで、ラバーカップを使って解消する方法を解説しました。

 

ただし、固形物が詰まっているなら、ラバーカップを使うと悪化してしまいます。原因がわからない場合も注意が必要です。

 

どうしたら良いのかわからない方は、水道修理業者に相談してください。私たち『クリーンライフ』は、年中無休で24時間ご相談が可能です。点検・見積もりは無料なので、お気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレつまりについて相談してみる

2025.03.03

少しずつ流れる状態のトイレつまりを、お湯で解消する方法を説明します。

 

軽微なつまりなら、お湯で解消できる可能性が高いので、試してみましょう。ただし、つまりの原因がトイレットペーパーや水に流せる製品の使いすぎ、排泄物の場合にかぎります。

 

少しずつ流れる状態でも放置すると、本格的に詰まってトイレが使えなくなる可能性があります。お湯を使った方法なら、簡単にすぐできるのでおすすめです。

 

お湯を使ったトイレつまり解消法の注意点も解説するので、正しい方法で解消してください。

お湯を使った少しずつ流れるトイレつまりの解消方法

トイレを養生する

お湯は、少し高いところから注ぐため、水ハネが生じる可能性があります。床や周辺が濡れないように、養生しておくと安心です。

 

【養生に必要なもの】

  • ブルーシート、新聞紙やバスタオルなど
  • 養生テープ、ガムテープやビニールテープなど

床が濡れないように、ブルーシートなどを敷き詰めます。大判で床をカバーできるものなら、新聞紙やバスタオルなど何でもOKです。

 

ただし、動かないように固定しないと、せっかく養生しても濡れてしまう可能性があります。養生テープなどでブルーシートなどを固定して、動かないようにしましょう。

 

養生テープが用意できない場合は、ガムテープやビニールテープなど家にあるテープをご利用ください。

 

養生したら、以下の手順で作業します。

1.止水栓を閉めて電源を切る

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トイレつまり解消作業中に、間違ってレバーやボタンを触って水が流れると大変です。止水栓を閉めて、電源を切れば、水が流れてしまうのを防げます。ウォシュレット等の電源プラグを、外しておきましょう。

 

トイレの止水栓は、床、または壁に設置されています。タンクにつながる給水管を辿ってみてください。ねじ式の場合はマイナスドライバーで、ハンドル式は手で、時計回りに回すと閉まります。

 

ただし、もし汚れやサビなどで止水栓が動かなくなっていたら、無理に動かさずに水道の元栓を閉めて、給水を止めましょう。止水栓についてもっと知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

2.便器の水を通常の水位まで減らす

トイレつまりで少しずつしか水が流れず、便器内の水が溢れそうになっていたら、水位を調整します。

 

給油ポンプを使って、便器の中の水(封水)を取り除きます。給油ポンプがなければ、紙コップなど使い捨て容器を使って、汲み出しましょう。

 

バケツから注ぐお湯の圧力を排水口に働きかけられるように、できるだけ水位を低くするのがつまり解消を成功させるコツです。

3.お湯を注ぐ

お湯をバケツに用意します。少し高いところから排水口に向かって注ぐので、取り扱いやすい大きさのバケツを用意しましょう。バケツがないときは、鍋や洗面器などでも構いません。

 

お湯は50℃前後が目安です。熱湯と水を半々に混ぜて、手を入れて10秒程度我慢できるくらいが適温です。

 

熱湯を使うと、陶器製の便器にヒビが入るかもしれないので、絶対50℃前後のお湯を使いましょう。

 

お湯は、トイレより少し高い位置から注ぎます。つまりの原因に働きかけるため、排水口に向かって注ぎましょう。持ち上げられないほど重かったら、少しお湯を捨てて持ち上げられる重さに調整してください。

お湯でトイレつまりが解消できる理由

お湯がトイレつまりに効果があるのは、以下の理由があります。

  • つまりを溶かす
  • 水圧でつまりを押し出す

特に水圧が、つまりに働きかけています。つまりを押し流すイメージを持って注ぐのがコツです。

 

排水管に引っかかっていたトイレットペーパーや排泄物などが、お湯で溶けやすくなり、水圧で流されていくのでつまりが解消されます。

 

トイレつまりで水が少しずつ流れる原因や解消方法を、以下の記事でわかりやすく解説しているので参考にしてください。放置でも大丈夫なケースも説明しています。

お湯で対処OKの少しずつ流れるトイレつまりの原因

トイレをチェックする人物

お湯を注いで解消できる少しずつ流れるトイレつまりの原因は、以下のとおりです。

  • 大量のトイレットペーパー
  • 排泄物
  • 水に溶ける製品

それぞれについて、説明します。

大量のトイレットペーパー

便器メーカーの公式サイトによると、トイレットペーパーは大洗浄で約5m、小洗浄で約2mまで流せると掲載されています。ダブルタイプのトイレットペーパーなら、もっと少なくても詰まる可能性があります。

 

2mがどのくらいなのか、1度測ってみて確認しておきましょう。2m前後なら、大洗浄で流したほうが安心です。

排泄物

排泄物は、基本的に水に溶けますが、体調によっては硬くなって水に溶けにくくなります。また、バリウムを飲んだあとの排泄物は硬くなるので注意が必要です。

 

食物繊維を増やして、できるだけ溶けやすい便を出すようにすると、トイレつまり防止ができるだけではなく、健康促進にもつながります。

 

また、ペットの排泄物は人間のものと比較して水分が少なく、溶けにくいのでつまりの原因になりやすいです。特に散歩中にティッシュペーパーに包んでいると、さらに詰まってしまいます。

 

また、トイレ砂の猫の排泄物は、猫の毛も大量に含まれているので、ゴミとして捨てましょう。

 

大便が原因のトイレつまりを解消する方法や注意点を、以下の記事でわかりやすく説明しているので、参考にしてください。

水に溶ける製品

以下のような「水に溶ける」「水に流せる」とされている製品は、トイレットペーパーほど溶けやすいわけではありませんが、少しずつ溶けていきます。

  • ティッシュペーパー
  • お尻ふき
  • トイレクリーナー
  • ペットのトイレ砂

お湯を注ぐことで、溶けやすくなります。ただし、水に溶ける製品のみです。水に溶けにくいものを一緒に流していると、お湯を流しても溶けないので注意してください。

 

例えば、ペットのトイレ砂に猫のおもちゃ、猫の毛が含まれる排泄物などが混じっていると、溶けない場合があります。

 

放置して自然に解消するようなトイレつまりなら、基本的にはお湯の使用がおすすめです。放置しても大丈夫なつまりかどうかの見極め方を、以下の記事で確認してください。

お湯はNGの少しずつ流れるトイレつまりの原因

お湯では対処できない、少しずつ流れるトイレつまりの原因をご紹介します。何度もお湯を注いでいるうちに、溢れ出してしまうこともあるので、注意してください。

固形物

以下のような固形物は、お湯では溶けません。

  • 生理用品・おむつ
  • メガネなどの小物類
  • 洗剤のキャップなど、プラスチック製品

特に生理用品やおむつは、水を吸い込んで肥大します。つまりが悪化するので、手を突っ込んで取れるのであれば、お湯をかけずにゴム手袋をして取り出してください。

 

固形物が奥に入り込むと、便器を外さないとつまりが取れなくなります。少しずつ流れるトイレつまりであっても、できるだけ迅速に業者に相談しましょう。

尿石

尿石は、尿の成分が石のように変化した物質です。便器や排水管にこびりついて、悪臭・つまりといったトラブルの原因になります。

 

軽微なうちなら、清掃で尿石を除去すればつまりが解消できる場合もあります。尿石は、サンポールなどの尿石除去剤の使用がおすすめです。

 

以下の記事で、掃除方法や注意事項をわかりやすく説明しているので、参考にしてください。

汚水桝の不具合

戸建てにお住まいなら、汚水桝の不具合がトイレつまりの原因になるケースがあります。汚水桝の不具合が原因なら、汚水桝のメンテナンスが必要です。

 

汚水桝のメンテナンスは、マンションなどの集合住宅なら、年に1度程度の頻度で実施されています。しかし、戸建ての場合は自分で対応しなければならず、忘れがちです。

 

汚水桝周辺に悪臭がないか、溢れそうになっていないか確認しましょう。周辺に異常が見られなくても、フタを開けて内部の確認が必要です。

 

汚水桝の掃除は、ご自分でも可能です。以下の記事で、掃除に必要なものややり方を確認してください。

お湯で少しずつ流れるトイレつまりが直らないときの解消法

お湯を注いでもトイレつまりの改善が見られないときの対処法を紹介します。

 

いずれの方法もお湯を使った方法と同様に、養生をして、止水栓を閉めて電源プラグを抜いてから始めてください。

洗剤を使う

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洗剤の成分がつまりを溶けやすくします。食器用液体洗剤なら、常備しているお宅がほとんどなので、試してみてください。

 

中性の食器用洗剤は、以下のように使用します。

  1. 便器内の水量を調整する
  2. 食器用洗剤100mlを便器に注ぐ
  3. 50〜60℃前後のお湯を便器に入れ、20〜30分ほど放置する

 

以下の記事で、洗剤の種類や注意事項を含め、洗剤を使ったトイレつまり解消法を解説しています。

ラバーカップを使う

ラバーカップは、すっぽんという名前でも知られているつまり解消アイテムです。

  1. ラバーカップを便器の排水口に押し付ける
  2. 勢いよく引き上げる

トイレつまりが解消するまで、上記を数回繰り返します。

 

ラバーカップ(すっぽん)の詳しい使い方は、以下の記事で解説しています。

ラバーカップがないときは、ペットボトルやビニール袋等で代用できます。代用品によるつまり解消方法は、以下の記事で図解で説明しているので、参考にしてください。

真空パイプクリーナーを使う

真空パイプクリーナーは、ラバーカップよりも強い圧力でトイレつまりを解消するアイテムです。ラバーカップ同様、ワン部分を排水口に押し当てて、ハンドル操作でつまりを解消します。

 

以下の記事で、真空式パイプクリーナーの選び方や正しい使い方をわかりやすく説明しています。

水道修理業者に相談する

少しずつ流れるトイレつまりで以下の状況が生じたら、水道修理業者に相談してみましょう。

  • お湯でまったく改善しなかった
  • 他の方法も試してみたがダメだった
  • 原因がもしかしたら、水に溶けないものかもしれない

無理をすると、少しずつ流れる状況から悪化し、完全に詰まってしまう可能性があります。水道修理業者なら、的確に原因を突き止めて短時間で解消するので、効率的です。

 

ほとんどの修理業者は、相談や見積もりを無料で対応しています。ただし、次の3つのポイントを押さえて、信頼できる業者を選んでください。

  • 水道局指定工事店に指定されている
  • 口コミで高評価を得ている
  • 実績が多い

最低3業者に相見積もりをして、比較検討して選びましょう。

 

トイレつまり解消にかかる料金の相場

水道修理業者にトイレつまり解消を依頼した場合の、作業料金の相場をご紹介します。

 

作業内容 料金の相場
軽微なトイレつまり解消 4,000円〜8,000円
薬剤使用 3,000円〜
ローポンプ使用 7,000円〜20,000円
便器の着脱 10,000円〜40,000円
排水管の高圧洗浄 25,000円~35,000円
トーラー使用 10,000円~30,000円

作業料金以外に、業者によっては基本料金、早朝・深夜・休日の割増料金、出張費がかかります。

 

相場料金より高額な業者はもちろん、格安の業者も信用できません。相場料金を知って、信頼できる業者を選びましょう。

 

下記の記事でトイレつまり解消費用について、わかりやすく説明しているので参考にしてください。

トイレつまりで少しずつ流れる状態を予防する方法

少しずつ流れるようなトイレつまりが生じないように、以下の予防方法を実行しましょう。

  • 水をたっぷり流す
  • 水に流せる製品を流さない
  • 溶けやすいトイレットペーパーを使う

節水はやめて、水をたっぷり流すようにしましょう。排泄物が多く、トイレットペーパーも大量に使う場合は、数回に分けて水を流すと詰まりを予防できます。

 

大のときは、必ず大洗浄を使いましょう。倹約のために常に小洗浄しか使わないと、十分に流れません。

 

また、水に流せるティッシュペーパーやお尻ふきも、流さない方が安心です。トイレットペーパーも、溶けやすいものを選ぶとトイレに流れやすく、つまりを防げます。

トイレつまりで少しずつ流れる状態が気になるなら

トイレつまりで水が少しずつ流れる状態をお湯を使って解消する方法をご紹介しました。

 

ただし、トイレつまりの原因がわからない場合やお湯を使っても全く改善しない場合は、業者への依頼がおすすめです。無理をすると、悪化させてしまう可能性も。

 

業者選びに迷ったら、私たち『クリーンライフ』をご検討ください。年中無休で24時間相談を受け付けています。

 

お電話のほか、LINE、メールのご利用が可能です。点検・お見積もりは無料なので、お気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレつまりについて相談してみる

2025.03.03

蓄積した頑固な尿石・黄ばみには、強力な尿石除去剤「デオライト」が効果的です。

 

ただし、成分が強力な分、取り扱いには十分注意しなければなりません。

 

そこで今回は、デオライトの安全な使い方を分かりやすく解説します。

 

デオライトの種類ごとの用途、デオライトを使う際の注意点もお伝えしますので、ご使用の前にご確認ください。

デオライトの種類と使用方法

バケツや洗剤

尿石除去やトイレつまりに使用されるデオライトには、下記の4種類があります。

 

種類 用途 使用量の目安 放置時間
デオライトL 軽度の尿石・表面の黄ばみ除去 250ml 15分
デオライトSS 重度の尿石・小便器トラップの尿石除去 250ml 30分
デオライトSP 重度の尿石・小便器下部の尿石除去 250ml 15分
デオライト 便器の壁面や内側の尿石除去 500ml 1時間

4種類の中ですぐに購入できるのが、デオライトLです。デオライトLはAmazonやホームセンターなどで販売されており、1,000円~1,500円程度で購入できます。

 

デオライトL以外の製品は医薬用外劇薬に指定されており、業務用として使用されるのが一般的です。購入するには「劇物譲受書」を提出しなければなりません。

 

家庭で使用する場合は、デオライトLを用意しましょう。

デオライトの使い方

HowTo

ここからは、デオライトLの使い方を紹介します。

 

【用意する物】

  • デオライトL
  • 保護メガネ
  • マスク
  • ゴム手袋

安全に作業するために、保護メガネやマスクを用意して、皮膚や目を守りましょう。

 

また、薬剤の臭いで気分が悪くなることもあるので、ドアや窓を開けて換気扇を回しながら作業してください。

洋式・和式トイレの場合

デオライトLの使い方

洋式・和式トイレにデオライトLを使う手順は、次の通りです。

  1. 250mlのデオライトLを用意する
  2. 便器に溜まった水をくみ出す
  3. デオライトLを便器に投入する
  4. 15分ほど放置する
  5. 汚れが落ちているのを確認したら、水を流す

デオライトの標準使用量は、1回約250mlです。大量に流せばよいわけではないので、用量を守って適切に使用しましょう。

 

最後には十分に水を流し、便器にデオライトが残らないようにします。ゴム手袋などの使用した道具は、適切に洗浄してください。

小便器の場合

デオライトLを小便器で使用

小便器にデオライトLを使用する場合、以下の手順で作業します。

  1. 便器の目皿を外し、バケツなどでデオライトLに5分浸す
  2. ブラシで磨いて尿石を落とす
  3. デオライトLを便器に250ml投入し、15分放置する
  4. 1回の作業で落ちない場合は、一連の作業を繰り返し行う
  5. たっぷりの水を流す

作業を行うときは必ずゴム手袋をはめて、直接皮膚につかないように注意してください。

 

また、小便器の目皿は陶器でできているため、取り扱いには注意してください。地面に落とすと簡単に割れてしまうので、バケツの上で洗うとよいでしょう。

 

作業が終わったら1L以上の水を便器に流し、薬剤が残らないようにしてください。

デオライト使用後に中和する手順

浄化槽を使用している場合、デオライトを使った後に、中和を行う必要があります。デオライトは強酸性のため、中和をしないと浄化槽に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

 

中和の方法は、次の2つがあります。

  • ピーピースルーを便器に投入する
  • 10L以上の水を便器に注ぐ

ピーピースルーがない場合は、10Lほどの水を便器注いで、薄めることでも対応できます。

デオライトを使うときの注意点

注意点

デオライトには強力な成分が含まれているため、使う際は以下の点に注意してください。

  • 塩素系の薬剤と混ぜない
  • 皮膚や目に入らないように十分注意する
  • 使用後はしっかりと洗い流す

安全にデオライトを使うためにも、以下で説明する注意点を必ずご一読ください。

塩素系の薬剤と混ぜない

塩素系の薬剤とデオライトを一緒に使用すると、有毒な塩素ガスが発生する恐れがあります。

 

塩素ガスは人体に危険を及ぼす恐れがあり、吸うと気分が悪くなったり、肺水腫を起こしたり、最悪の場合は死に至る可能性もあります。

 

塩素系の薬剤を使用する場合は、デオライトとは別の日に使うようにしましょう。

皮膚や目に入らないように十分注意する

デオライトを使う際は、皮膚や目に薬剤が入らないよう、保護具を着用することが重要です。

  • 保護メガネ
  • ゴム手袋
  • マスク

上記の3点は必ず着用し、直接デオライトと接触しないようにしてください。

 

万が一皮膚や目にデオライトがついた場合は、すぐに大量の水で洗い流しましょう。また、必要に応じて医師の診断も受けてください。

使用後はしっかりと洗い流す

デオライトを使ったら、しっかりと洗い流して残らないようにしましょう。

 

デオライトが陶器を溶かすことはありませんが、表面のコーティングに影響を与える可能性はあります。

 

デオライトは強い酸性の薬剤なので、既定の時間を大きく超えて使用すると、コーティングがはがれる恐れがあるので注意してください。

 

また、タイルの目地や金属面にデオライトが付着すると、変色やサビの原因になることもあります。

 

デオライトはしっかりと水で洗い流し、液体が残らないようにしましょう。

デオライトで尿石が落ちないときの対処法

スプレーボトルとスポンジ

デオライトのような強力な薬剤を用いても、尿石や黄ばみが残ることがあります。

 

デオライトで尿石が落ちないときは、以下の対処法をお試しください。

サンポールを使う

トイレの尿石落としには、サンポールもよく使用されます。

 

サンポールの使い方は、次の通りです。

  1. サンポールを2回プッシュ、汚れが気になる場所にかける
  2. ブラシでこする
  3. 尿石が落ちるまで数回繰り返す

サンポールはAmazonやホームセンター、ドラッグストアなど身近な店舗で購入でき、値段も300円前後と手軽に購入できるのが魅力です。

 

サンポールのノズルは、便器のフチ裏にまで液が届きやすい構造になっています。デオライトの方が強力ですが、サンポールなら隅々まで掃除しやすいため、試すのも良いでしょう。

 

サンポールの使い方については、以下のページを参考にしてください。尿石の落とし方をより詳しくまとめています。

メラミンスポンジやサンドペーパーを使う

デオライトのような強力な薬剤を使っても落ちない頑固な尿石は、メラミンスポンジやサンドペーパーで削って落とす方法もあります。

 

尿石部分にクエン酸水などをかけて、サンドペーパーやメラミンスポンジでこするだけです。

 

ただし、サンドペーパーが使用できるのは、陶器の便器部分だけになります。

 

また、強くこすると便器本体を傷つけてしまう可能性が高いため、素人が行う場合は十分注意しなければなりません。

 

取れない黄ばみを除去する方法は、以下のページでも紹介しています。尿石を落とすトイレ掃除の方法を解説していますので、ぜひご覧ください。

専門業者に掃除を依頼する

デオライトを使っても尿石が落ちないときは、専門業者に依頼するのが賢明です。

 

便器の見える部分の尿石が落とせても、排水口の奥にまで付着した尿石は簡単には落とせません。また、便器の尿石を無理に落とそうとすると、便器が傷ついてしまう可能性もあります。

 

業者に依頼すれば、業者専用の薬剤を使用して、便器を傷つけないように尿石を除去してくれるでしょう。

 

高圧洗浄機などを使って、配管の尿石を落とすことも可能です。

トイレのリフォームを検討する

トイレを長く使用していると、見えない部分にまで尿石がこびりつき、トイレがつまりやすくなることがあります。

 

トイレの耐用年数は15年ほどといわれており、使用年数が長いと、トイレの部品にも不具合が起き始めます。

 

使用年数が長く掃除しても落ちないほど汚れがひどいときは、トイレのリフォームも視野に入れて業者に相談してみましょう。

 

最近は便器のフチがない尿石の付きにくい便器もありますので、リフォームの際は検討してみてください。

デオライトでも汚れが落ちないときは

デオライトは尿石除去に適した洗剤ですが、医薬用外劇物に指定されている種類もあるため、取り扱いには注意が必要です。

 

素人が使用するには危険も伴うため、作業に自信がない場合は業者に依頼することをおすすめします。

 

トイレの尿石や黄ばみでお困りの方は、私たち『クリーンライフ』にご相談ください。尿石が原因のトイレのトラブルにも対応していますので、お気軽に無料相談・見積もりをご利用ください。

 

⇒クリーンライフにトイレの尿石について相談してみる

2025.03.03

バリウムは粘着性が高く固まりやすいため、検査後にトイレを使うと流れにくいことがあります。

 

バリウム検査後にトイレを使用するときは、つまらせないように注意して使うことが大切です。

 

そこで今回は、バリウムでトイレが流れない原因と対処法をわかりやすく解説します。

 

トイレをバリウムでつまらせないための対策もお伝えしますので、参考にしてください。

バリウムでトイレが流れない原因と対処法

トイレ

バリウムは、健康診断で胃などのレントゲン検査を受ける際に、使用するものです。バリウムを飲んだ後には白い便が排泄され、通常はトイレに流れますが、まれに流れなくなってしまうことがあります。

 

それは、バリウムに以下のような性質があるためです。

  • 固まりやすい
  • 粘着性が高い
  • 節水型トイレでは流れにくい

バリウムの原料となる硫酸バリウムは金属なので水に溶けず、便器に付きやすいという特徴があります。

 

また、水より重く沈殿することから、節水型トイレなどで水圧が弱いと、押し流せなくなってしまうのです。

 

万が一、バリウムが原因でトイレが流れないときは、次の対処法を試してみてください。

トイレブラシでこする

便器をブラシでこする

便器内にバリウム便が張り付いて流れないときは、トイレブラシでこすって落とす方法がおすすめです。

 

便が流れてもトイレにこびりついてしまうこともあるので、優しくこすって落としましょう。

 

ただし、落ちないからといって強くこすったり、金属製のタワシなどでこするのはやめてください。便器に傷がつくと、傷に汚れが溜まり雑菌が繁殖しやすくなります。

 

細かい場所で大きいブラシを使いにくいときは、ゴム手袋をはめて歯ブラシでこするのがおすすめです。

割り箸でほぐして流す

バリウムを割り箸でほぐす

バリウム便が硬く流れないときは、割り箸を使ってほぐして流しましょう。

 

ほぐして流れればよいですが、流れないときは便器に残った便を割り箸でつかみ、ビニール袋に入れて廃棄してください。バリウムを無理に流すと、トイレがつまる恐れがあります。

 

粘着性があると排水管にこびりつく可能性もありますので、トイレに流すときはトイレットペーパーに包んで流すとよいでしょう。

 

節水モードは使用せず、必ず「大」のレバーで水を流してください。

ぬるま湯を流して柔らかくする

お湯とバケツの使い方

硬くなったバリウムも、ぬるま湯を使うと柔らかくなってほぐれる可能性があります。

 

便器にバリウムが残っているときは、ぬるま湯をそっと流してみましょう。

  1. 40℃程度のぬるま湯を用意する
  2. お湯をそっとバリウムにかける
  3. ブラシで優しくこする

一度で汚れが落ちないときは、何度か同じ作業を繰り返してみましょう。

 

また、便器が破損しないように、お湯は必ずぬるま湯を使用し、熱湯は使わないでください。

 

お湯は、トイレつまりを直すのにも使える便利なアイテムです。バリウムが原因のトイレつまりでお困りの方は、以下のページをご覧ください。

酸性の洗浄剤を使う

バリウムの除去には、酸性の洗浄剤を使うのもおすすめです。

 

トイレの洗浄剤には、中性・塩素系・酸性のものがあります。酸性の洗剤を用意しましょう。

  1. バリウムに直接酸性洗剤をかける
  2. 軽くブラシでこする

一度に洗剤をかけると便器に流れ込んでしまうため、バリウムの部分に少しずつかけるのがポイントです。

 

バリウムが原因でトイレの水が流れない、溢れそうなときは、以下のページを参考にしてください。簡単にできる対処法をわかりやすく解説しています。

バリウムでトイレが流れないときの注意点

注意点

バリウムでトイレが流れないときは、以下の点に注意してください。

  • 放置せずにすぐ対処する
  • こすりすぎてトイレを傷つけない
  • 熱湯を使用しない

雑に作業するとトイレの破損にもつながりますので、慎重に作業しましょう。

放置せずにすぐ対処する

バリウムでトイレが流れなくなったり、便が取れないときは、放置せずにすぐ対処することが重要です。

 

自然と流れるようになることもありますが、放置することでつまりが悪化したり、こびりついた汚れが落ちにくくなることがあります。

 

バリウムは粘着性が高いため、すぐに取り除かないと掃除が困難です。固形化が進んでしまう前に、早めに対処することをおすすめします。

 

トイレの水が流れない原因は、バリウムだけではありません。つまりが疑われるときは、以下の記事を参考に適切に対処してください。

こすりすぎてトイレを傷つけない

バリウムが取れないからといって強くこすりすぎると、便器を傷つけてしまう恐れがあります。

 

便器に傷がつくと傷に汚れが入り込み、雑菌が繁殖します。汚れや悪臭の原因にもなりますので、傷つかないように優しく作業してください。

 

便器は陶器なので、傷がついてしまうと修復は困難です。固いブラシやサンドペーパーのようなアイテムの使用は、控えたほうが良いでしょう。

熱湯を使用しない

ぬるま湯をかけることでバリウムを落としやすくなりますが、熱湯を使うのは厳禁です。

 

使用するお湯は、40℃~50℃のぬるま湯を用意しましょう。50度以上の熱湯を使用すると、便器が破損する恐れがあります。

 

便器が割れると本体を交換する必要があるため、修理費用が高額になるので注意してください。

対策をしてもバリウムが流れないときの対処法

TOILET

事前の対策やトイレつまりの対処法を試しても、バリウムが流れないことがあります。

 

対策をしてもバリウムが流れないときは、水道修理業者に相談するのがおすすめです。

 

無理にトイレを流そうとすると、以下の恐れがあります。

  • つまりが悪化する
  • 排水管を傷つける
  • 破損する

困ったときはプロに相談し、トイレのトラブルを解消してもらいましょう。

水道修理業者の選び方

数ある水道修理業者の中からどこに相談すればよいか迷ったときは、以下のポイントを押さえて信頼できる業者を選びましょう。

  • 相見積もりを取って比較する
  • 口コミ評判を調べる
  • 水道局指定工事店に依頼する

水道修理業者の中には、悪質な業者が存在しているのも事実です。

 

悪質な業者を避けるためにも、水道局指定工事店の中から、相見積もりを取ることをおすすめします。複数の業者で比較し、納得のいく業者に修理を依頼してください。

 

ぼったくり業者を回避するコツは、以下の記事でも紹介しています。押さえておきたいポイントと注意点をまとめていますので、業者選びの参考にしてください。

修理料金の相場

トイレ詰まりを業者に依頼した場合、以下の料金が目安になります。

症状 料金
軽度のトイレ詰まり 5,000円
中度のトイレ詰まり 10,000円
重度のトイレ詰まり 15,000円
高圧洗浄 25,000円
便器の着脱 15,000円

軽度~中度のつまりなら、10,000円程度で修理を依頼できます。つまりが悪化するほど料金は高額になりますので、症状が酷くなる前に業者に相談してください。

 

自分でトイレつまりを直したい方は、以下の記事を参考にしてください。自分でできるトイレつまりの対処法を紹介しています。

バリウムでトイレをつまらせないコツ

Point

バリウムでトイレをつまらせないためには、バリウム検査後のトイレの使い方を工夫することです。

 

トイレのつまりやバリウムの付着を防ぐ方法をお伝えしますので、取り入れてみてください。

便器内にトイレットペーパーを敷いておく

バリウム検査後にトイレを使用するときは、便器内にトイレットペーパーを敷いてから使う方法が効果的です。

 

トイレットペーパーを敷くことで、便器にバリウムが付着するのを防ぎます。さらに、排便後に上からトイレットペーパーをかぶせてトイレを流すと、つまり予防により効果的です。

 

ただし、トイレットペーパーの使用量が多いと、流れ切らなかったり、かえってつまりの原因になることもあります。過剰にトイレットペーパーを使用するのは避け、適量を使用しましょう。

水分を多めに摂る

バリウムの検査前から検査後には、水分を多めに摂ってバリウムの排出を促しましょう。

 

水分を多く摂取することで、バリウムが体内で固まらずに排出できます。

 

水分の摂取量の目安は、1日2リットル程度です。カフェイン入りのドリンクやアルコールではなく、水やお茶を飲むことが推奨されています。

 

バリウムに関係なく排便や健康管理には水分の補給が重要ですが、バリウム検査の前後には特に意識しておきましょう。

検査の後に下剤を飲んでおく

便が排出されるのが遅くなると、体内でどんどん硬くなってしまいます。

 

硬くなるとトイレがつまりやすくなるため、バリウムは早く排出することが大切です。なるべく早く排出したほうが、体の負担の軽減にもつながります。

 

早く排出するには、検査後の下剤を飲むことです。検査後には下剤が処方されることが多いので、処方された場合はできるだけ下剤を飲みましょう。

 

下剤について不安な場合は、医療機関に相談しながら摂取してください。

使い捨てトイレを使う

トイレ詰まりやトイレの汚れを防ぐには、非常用の使い捨てトイレを使う方法もあります。

 

使い捨てトイレは災害時にも必要ですので、いくつか持っておくと便利です。ホームセンターやネットでも購入できますので、バリウム検査の前に購入しておくと安心でしょう。

 

使い捨てトイレの処分方法は自治体によって異なりますので、使用する前に確認しておきましょう。

バリウムでトイレが流れずすぐ解決したいなら

バリウムでトイレが流れなくても、慌てずに対処すれば解決するケースがほとんどです。

 

しかし、放置すると固まってしまったり、うまく流れずにつまってしまうケースもあります。無理に流そうとすると便器を傷つける可能性もあるので、正しい方法で流しましょう。

 

バリウムでトイレが流れずにお困りの方は、私たち『クリーンライフ』にご相談ください。無料で相談・見積もりを行っており、即日対応も可能です。

 

⇒クリーンライフにトイレのトラブルについて相談してみる

2025.03.03

通常のトイレ掃除では落とすのが難しい頑固な尿石は、クエン酸や重曹などを使うと落としやすくなります。

 

尿石を放置するとさらに頑固で落ちにくくなるため、早めの除去と予防が大切です。

 

そこで今回は、頑固な尿石の取り方を紹介します。

 

尿石のお掃除方法とあわせて、尿石をできにくくする対策もお伝えしますので、今後の参考にしてください。

頑固な尿石の取り方

トイレ掃除

トイレの頑固な尿石は、無理に取ろうとすると便器が傷ついてしまう可能性があります。

 

便器を傷つけない、頑固な尿石の取り方を6つ紹介します。

クエン酸水を使って汚れを落とす

アルカリ性の尿石には、酸性のクエン酸水が効果的です。

 

クエン酸は比較的安全で刺激的な臭いが少ないため、安心して使用できます。

 

【用意する物】

  • クエン酸:小さじ1/2
  • 水:200ml
  • スプレーボトル
  • トイレブラシ

水たまり部分に尿石ができている場合は、たまっている水を抜いてから作業しましょう。

 

【手順】

  1. クエン酸水を尿石部分にかける
  2. 10分ほど放置する
  3. トイレブラシでこすって水を流す

クエン酸水は一度作ると、2~3週間使用できます。

重曹とクエン酸で汚れを分解する

クエン酸だけで落ちない尿石には、重曹もあわせて使うと効果的です。

 

【用意する物】

  • クエン酸水(クエン酸小さじ1/2+水200ml)
  • 重曹:小さじ2
  • トイレブラシ

【手順】

  1. クエン酸水を尿石部分にかける
  2. その上から重曹を振りかける
  3. 30分放置する
  4. トイレブラシでこすって水を流す

クエン酸の上から重曹を振りかけると、二酸化炭素のガスが発泡し、尿石を落としやすくなります。頑固な尿石にも効果的です。

 

クエン酸と重曹は、トイレつまりの除去にも使用できます。以下のページでトイレつまりの直し方を詳しくまとめていますので、参考にしてください。

クエン酸ペーストでパックをする

クエン酸水よりも強力なのが、クエン酸ペーストです。ペースト状にしたクエン酸で尿石をパックし、落としやすくします。

 

【用意する物】

  • クエン酸:大さじ3杯
  • 水:小さじ1杯
  • 古い歯ブラシ
  • 雑巾

【掃除の手順】

  1. クエン酸に少しずつ水を混ぜてペースト状にする
  2. 尿石にクエン酸ペーストを塗る
  3. そのまま30分放置する
  4. 古い歯ブラシで尿石をこする
  5. 水を流して雑巾でキレイにふき取る

一度で汚れを落としきれないときは、2、3回同じ作業を繰り返してみましょう。

 

クエン酸ペーストがゆるすぎるとパックの効果を得にくいので、少しずつ水を入れて固さを調節してください。

メラミンスポンジ・サンドペーパーで削り落とす

クエン酸・重曹を使っても落ちない汚れには、メラミンスポンジやサンドペーパーを使います。

 

【用意する物】

  • メラミンスポンジまたはサンドペーパー
  • クエン酸水(クエン酸小さじ1/2+水200ml)

【掃除の手順】

  1. 尿石にクエン酸水をかける
  2. メラミンスポンジやサンドペーパーで直接尿石を削る

尿石を削るのにおすすめなのは、耐水性のサンドペーパーです。ホームセンターなどでは、尿石用のたわしも購入できます。

 

尿石を削るときは、便器が傷つかないように注意して作業してください。

 

尿石を落とすトイレ掃除の方法は、以下の記事でも紹介していますのでぜひご覧ください。

サンポールを使う

頑固な尿石汚れには、クエン酸よりも洗浄力が強いサンポールを使う方法もあります。

 

【手順】

  1. サンポールを直接尿石にかける
  2. サンポールをブラシで広げて、こすって汚れを落とす
  3. 水をたっぷりかけて洗い流す

尿石が頑固なときは、サンポールをかけた上からトイレットペーパーをかぶせてパックしておきましょう。

 

サンポールは洗浄力が強いため、皮膚や目につかないように注意してください。

 

サンポールで尿石を落とす方法は、以下の記事で詳しくまとめています。注意点などもご確認の上で、安全に作業してください。

デオライトLを使う

デオライトLの使い方

サンポールよりも成分が強い業務用の洗剤が、デオライトLです。デオライトLは黄ばみに素早く反応し、強い洗浄力を発揮します。

 

【手順】

  1. デオライトLを便器に250ml流し込む
  2. 15分放置する
  3. たっぷりの水を流す

デオライトLを使う際は必ず使用上の注意をよく読み、安全に作業してください。

 

また、浄化槽を使っている場合は、デオライトLを使ったあとに中和を行う必要があります。

 

デオライトの特徴や種類については、以下の記事で紹介しています。デオライトを使った尿石の落とし方もまとめていますので、参考にしてください。

頑固な尿石を自分で取れないときの対処法

掃除道具

上記で紹介した方法でも落とせない頑固な尿石は、次の方法で対処できます。

  • プロにトイレクリーニングを依頼する
  • 便器の交換やリフォームをする

以上の方法について、詳しく解説します。

プロにトイレクリーニングを依頼する

専用の洗剤や道具を使っても尿石を除去できないときは、プロにトイレクリーニングを依頼しましょう。

 

取れない尿石を放置すると、さらに蓄積されていきます。尿石で水の流れが悪くなり、トイレつまりの原因にもなりますので、専門業者に依頼して除去することが大切です。

 

プロに依頼すればより強力な薬剤を使用し、安全に尿石を除去してくれます。

便器の交換やリフォームをする

古いトイレになると、どれだけ掃除をしても尿石や汚れが取れないことがあります。

 

トイレを長年使用しているのであれば、リフォームも視野に入れて業者に相談しましょう。

 

新しいトイレは節水効果や節電効果も期待できます。汚れや古さが気になるときは、リフォームも検討するのがおすすめです。

頑固な尿石を放置するリスク

頑固な尿石を放置していると、以下のようなリスクが考えられます。

  • トイレつまりの原因になる
  • トイレから悪臭が発生する
  • 便器の機能低下を招く

尿石汚れは見た目に良くないだけでなく、つまりや悪臭の原因になります。

 

トイレの水圧が弱くなったり、機能の低下を招くこともあります。

 

尿石は放置するとどんどん蓄積されていきますので、気づいたらすぐに対処することが大切です。

トイレの尿石を掃除するときの注意点

注意点

トイレの尿石を掃除するときは、次の点に注意してください。

 

作業方法を誤ると健康被害につながるケースもありますので、しっかり確認しておきましょう。

酸性と塩素系の洗剤を混ぜて使わない

酸素系と塩素系の洗剤は、絶対に混ぜてはいけません。

 

一緒に使用すると有毒なガスが発生し、意識障害や吐き気を催すなど、健康被害につながる恐れがあります。

 

別の洗剤を使用するときは、成分を必ず確認してください。

 

2種類の洗剤を使うときは、しっかりと洗い流した後に、別の洗剤を使いましょう。

トイレに使用できる洗剤か確認する

洗剤の種類によっては、トイレに使用できないものもあります。

 

掃除に使う前に注意事項を確認し、トイレに使用できる洗剤であることを確かめておきましょう。

 

トイレによっては、中性以外の洗剤は使えなかったり、漂泊剤の使用は禁止されているものもあります。

 

トイレの取り扱い説明書に記載されていますので、掃除の前にご確認ください。

しっかり換気をする

トイレを締め切った状態で作業していると、洗剤の臭いで気分が悪くなることがあります。

  • トイレのドアを開けておく
  • 窓を開ける
  • 換気扇を回す

上記のように換気を必ず行ってから、作業してください。

頑固な尿石を予防するための対策

トイレ

頑固な尿石の取り方を紹介しましたが、尿石はできる前に予防することが大切です。

  • トイレの後にしっかり水を流す
  • 汚れを放置しない
  • コーティング剤をかける
  • トイレをリフォームする
  • 男性も座ってトイレを使う

上記の予防法をお伝えしますので、お試しください。

トイレの後にしっかり水を流す

トイレを使った後はしっかり水を流し、便器に尿が残らないようにしましょう。

 

節水型トイレやエコモードでトイレの水を流すと、尿が流れ切れずに残っている可能性があります。

 

尿が残ると尿石に変化するため、適切な量の水で毎回しっかり流すことが大切です。

汚れを放置しない

トイレの汚れに気付いたら、放置せずすぐに掃除をしてください。

 

少しの汚れでも放置していると、蓄積してしまい簡単には落とせなくなってしまいます。こまめに掃除をし、便座の裏やフチも定期的にきれいにしておきましょう。

 

毎日の掃除は大変ですが、頑固な尿石を掃除するよりは、結果的に負担を軽減できます。

掃除の仕上げにコーティング剤をかける

掃除の後に便器をコーティングしておくと、汚れが付きにくくなります。

 

簡単にコーティングできるアイテムが、トイレスタンプです。

 

トイレの水を流すたびにスタンプからコーティングの成分が溶け出し、尿石の発生を防いでくれます。

尿石の付きにくいトイレにリフォームする

トイレのリフォームを検討しているのであれば、尿石の付きにくいトイレを検討しましょう。

 

最近はフチ裏がないトイレなど、尿石が付きにくいトイレも販売されています。

 

リフォームの際に業者へ相談し、掃除が楽になるトイレを選びましょう。

男性も座ってトイレを使う

洋式トイレで立って用を足すと、尿が便器の裏や床、壁にまで飛び散ってしまいます。

 

フチ裏は汚れに気付きにくく尿石が蓄積しやすいので、男性も座って用を足す習慣を付けましょう。

 

尿が床や壁に飛び散ると、悪臭の原因にもなります。普段の掃除を楽にするためにも、座ってトイレを使うのがおすすめです。

頑固な尿石が落ちないときは

毎日使うトイレは、こまめに掃除をしていても尿石がつきがちです。もし尿石ができてしまっても、ポイントを押さえて掃除すれば、比較的簡単に除去できます。

 

しかし、こびりついてしまった頑固な尿石は、一生懸命掃除しても落ちないものです。自分で落とせない汚れは、一度プロに相談することをおすすめします。

 

私たち『クリーンライフ』でも、尿石が原因のトイレのトラブルに対応しています。24時間年中無休で無料見積もりを受け付けていますので、気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレの尿石について相談してみる

2025.03.03

トイレの尿石落としでおすすめなのが、「クエン酸」です。クエン酸は酸性の性質を持つため、アルカリ性の尿石掃除に効果的といわれています。

 

そこで今回は、クエン酸でトイレの尿石を落とす方法を解説します。

 

クエン酸は100均などでも購入できますので、コストを抑えて掃除をしたい方にもおすすめです。特別なスキルや道具がなくてもできる方法をお伝えしますので、ぜひお試しください。

尿石をクエン酸で落とす方法

スプレーボトルとスポンジ

トイレにできる尿石は、流しきれなかった尿が原因です。

 

尿にはカルシウムやマグネシウムなどが含まれており、トイレに残ったまま変化すると、アルカリ性の結晶になります。尿は便座裏や便器のフチに黄ばみとして残りやすく、臭いの原因にもつながります。

 

尿はアルカリ性の汚れなので、中和するために酸性の成分を含んだクエン酸で掃除をするのがおすすめです。

 

ここからは、クエン酸で尿石を落とす方法を、簡単な方法から順に紹介していきます。

軽度な尿石の落とし方

軽度なクエン酸であれば、クエン酸水を作って掃除をすれば落とせます。

 

【用意する物】

  • クエン酸:小さじ1/2
  • 水:200ml
  • スプレーボトル
  • トイレットペーパー

【掃除の手順】

  1. クエン酸小さじ1/2と水200mlをスプレーボトルに入れて、クエン酸水を作る
  2. 尿石や黄ばみの部分にクエン酸水をスプレーする
  3. スプレーの上からトイレットペーパーを貼り付ける
  4. 上からさらにクエン酸水をかける
  5. 10分放置して、トイレの水を流す

以上の手順で、尿石や黄ばみを除去できます。

 

クエン酸水だけでは落ちにくい尿石も、トイレットペーパーでパックすることで落ちやすくなるのでおすすめです。

 

汚れが残る場合は、トイレの掃除ブラシで少しこすると落とせます。

頑固な尿石の落とし方

頑固な尿石には、クエン酸ペーストを使って掃除をしましょう。

 

【用意する物】

  • クエン酸:大さじ3杯
  • 水:小さじ1杯

【掃除の手順】

  1. 尿石にクエン酸ペーストを塗布する
  2. 30分放置する
  3. トイレブラシや古い歯ブラシでこする
  4. 水を流す
  5. 雑巾でキレイにふき取る

便器のフチ裏など塗りにくい部分には、歯ブラシなどを使うと塗りやすくなります。

 

クエン酸に水を少しずつ入れて、固さを調節しながらペーストを作ってください。

ウォシュレットの尿石汚れの落とし方

意外と見逃しがちなのが、ウォシュレットの尿石汚れです。ウォシュレットの尿石にも、クエン酸を使えます。

 

【用意する物】

  • クエン酸スプレー(水200ml+クエン酸小さじ1/2)
  • 歯ブラシ
  • トイレのお掃除シート

【掃除の手順】

  1. ウォシュレットのノズルを引き出す
  2. クエン酸スプレーをかけて、歯ブラシで汚れをこする
  3. お掃除シートで汚れを水分を拭き取る

ウォシュレットは電気製品ですので、必ず電源を切ってから慎重に掃除をしてください。

 

また、ノズル部分はプラスチックですので、クエン酸を塗布したら放置せず、しっかりとふき取りましょう。

 

尿石を落とすトイレの掃除方法については、以下のページで詳しく解説しています。クエン酸以外の道具を使う掃除方法も紹介していますので、お掃除の参考にしてください。

クエン酸を使った尿石落としの注意点

注意点

クエン酸は危険性の少ないアイテムですが、尿石落としに使う場合は、以下の点に注意してください。

  • 金属・プラスチック部分にはクエン酸を使用しない
  • 塩素系漂白剤と併用しない
  • しっかり換気をする
  • 目・口・皮膚を保護して作業する

以上の4点について、詳しく解説していきます。

金属・プラスチック部分にはクエン酸を使用しない

クエン酸を使用するときは、金属・プラスチック部分には使わないようにしましょう。クエン酸の成分は、金属を腐食させる可能性があります。

 

また、プラスチックへの使用も控えた方が安心です。

 

クエン酸は酸性が弱いため変色する可能性は低いですが、使用する場合はつけ置き時間を短くするなど工夫しましょう。

 

トイレの変色や劣化が心配な場合は、目立ちにくい部分で試してから使用するのがおすすめです。

塩素系漂白剤と併用しない

塩素系漂白剤とクエン酸を混ぜて使用すると、有毒ガスが発生する可能性があります。

 

次亜塩素酸ナトリウムなど、塩素を含む漂白剤は併用しないでください。

 

有毒ガスを吸い込むと、目や体に影響を及ぼし、最悪の場合は意識障害などを引き起こすこともあるため、注意が必要です。

 

お掃除の際は洗剤の成分をよく確認し、しっかり洗い流してから成分の異なる洗剤を使用してください。

しっかり換気をする

トイレ掃除でクエン酸を含む洗剤を使用する際は、必ず十分に換気を行いましょう。

 

クエン酸の臭いが気になるときは、マスクの着用もおすすめです。

 

クエン酸が人体に悪影響を及ぼす可能性が少ないですが、万が一に備えて対策をしておきましょう。

目・口・皮膚を保護して作業する

クエン酸が直接、目や口・皮膚に入ると、炎症を引き起こす可能性があります。

 

赤みやかゆみ、痛みなどの症状が出る恐れがありますので、メガネや手袋、マスクで保護して作業してください。

 

万が一目に入った場合は、直ちに洗い流し、医師に相談してください。

クエン酸だけでは尿石が取れないときの対処法

掃除道具

クエン酸を使えばほとんどの尿石は取れますが、頑固な汚れになると取れないケースもあります。

 

クエン酸だけで尿石が取れないときは、以下の対処法をお試しください。

重曹とクエン酸の化学反応で汚れを分解する

重曹はアルカリ性、クエン酸には酸性の成分があり、併用して使うことで化学反応が起きて汚れを分解しやすくなります。

 

【用意する物】

  • 重曹
  • クエン酸(粉末)
  • ブラシ

【手順】

  1. 汚れにクエン酸を振りかける
  2. 30分ほど放置する
  3. 上から重曹を振りかける
  4. ブラシでこすって汚れを落とす
  5. 水を流す

一度で落としきれないときは、何度か繰り返すと落とせる可能性があります。

 

重曹とクエン酸の組み合わせは、掃除だけでなくトイレつまりにも効果的です。以下のページで詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。

スポンジやサンドペーパーで削り取る

こびりついた尿石は、メラミンスポンジやサンドペーパーで削り取る方法もあります。

 

【用意する物】

  • メラミンスポンジまたはサンドペーパー
  • クエン酸水
  • ゴム手袋

【手順】

  1. 尿石にクエン酸水をかける
  2. メラミンスポンジやサンドペーパーで汚れを削る
  3. 水を流す

この方法は、陶器でできている部分にだけ試せます。

 

また、強くこすると便器を傷つける恐れがありますので、傷つけないように慎重に作業してください。

しつこい尿石には尿石除去剤(サンポール)を使う

しつこい尿石汚れには、尿石除去剤(サンポール)を使うのもおすすめです。

 

【用意する物】

  • 尿石除去剤(サンポール)
  • トイレブラシ

【掃除の手順】

  1. 尿石に直接サンポールをかける
  2. ブラシでこする
  3. 汚れが落ちるまで何度か繰り返す
  4. 水を流して薬剤をしっかり流す

頑固な尿石には、薬剤の上からトイレットペーパーでラップをして放置する方法もあります。5分ほど放置したら、ブラシでこすって汚れを落としましょう。

 

サンポールを使った尿石の落とし方については、以下の記事で分かりやすく解説しています。注意点などもまとめていますので、お掃除の前にご一読ください。

クエン酸は尿石以外の汚れにもおすすめ

トイレ

クエン酸は、尿石以外の汚れ落としにも活用できます。

水垢などのアルカリ性の汚れに効果的

以下のように、水垢などのアルカリ性の汚れにもクエン酸が効果的です。

  • 水垢
  • 石けん、洗剤カスなど

トイレの気になる汚れの多くは、クエン酸で落とせます。気になる箇所にクエン酸スプレーを吹きかけて、古い歯ブラシでこすりましょう。

 

トイレの水垢が気になる方は、以下のページも参考にしてください。水垢の予防法もあわせて紹介しています。

消臭効果でトイレの臭いを予防

クエン酸には汚れを落とすだけでなく、消臭効果も期待できます。

 

クエン酸の活用方法は、次の通りです。

  • 普段のトイレ掃除に取り入れる
  • 壁や床の掃除に使う
  • 仕上げに便器に吹きかける

トイレの臭いのもとになるのは、尿石や水垢、アンモニア臭などアルカリ性の成分がほとんどです。

 

クエン酸を使うことで、汚れと一緒に臭いもスッキリきれいになりやすいので、ぜひお試しください。

トイレの尿石の予防方法

Point

トイレの尿石は、通常の掃除では落としにくいものです。

 

尿石ができる前に予防することで、普段のトイレ掃除を楽にできます。

適量の水を毎回流す

便器に尿が残っていると尿石ができやすいので、トイレの後は毎回適量の水を流しましょう。

 

節水タイプのトイレや「小」のレバーで流すと、流れ切っていない可能性があります。

 

トイレに尿石ができやすいと感じる場合は、「大」のレバーで水を流すなど工夫してみましょう。

掃除の際にクエン酸水を吹きかける

クエン酸水は、普段の掃除にも使えるアイテムです。尿石の予防としても使えるので、スプレーをトイレにおいておくことをおすすめします。

 

尿石を掃除するのは労力が必要ですが、クエン酸スプレーを吹きかけるだけなら簡単に予防できます。

 

手作りのクエン酸スプレーの保存期間は、2~3週間が目安です。

 

クエン酸スプレーをかけていても尿石ができることはありますので、便器の掃除やお手入れは定期的に行いましょう。

尿石が蓄積しないようこまめに掃除する

尿石ができないようにするには、トイレに汚れを溜めないことも大切です。

 

便座の裏やフチに尿石ができると、簡単な掃除では落とせなくなってしまいます。

 

汚れが軽度であればクエン酸スプレーをかけるだけで落とせますので、こまめな掃除を心がけましょう。

 

定期的に掃除をしている方が、放置して掃除するよりも結果的に簡単に汚れを落とせます。

クエン酸でトイレの尿石が落ちないときは

クエン酸でトイレの尿石を落とす方法を紹介しました。

 

尿石は蓄積すると落ちにくくなるため、汚れがひどくなる前にクエン酸を使って落とすのがおすすめです。クエン酸は安全性が高く手に入れやすいことから、気軽に試せます。

 

クエン酸を使っても落ちない尿石汚れは、プロに相談することも検討しましょう。私たち『クリーンライフ』でもトイレのトラブルに対応していますので、尿石汚れや尿石の臭いにお困りの方は気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレの尿石について相談してみる

2025.03.03

男子トイレの尿石つまりの除去方法を解説します。

 

サンポールやデオライトLの他、ラバーカップを使う方法も紹介します。分かりやすく手順を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

男子トイレでは、トイレットペーパーや便のつまりが起きないので、つい油断しがち。男子トイレで尿石つまりが起きやすい原因も紹介します。

 

なお、尿石が蓄積すると、以下のような症状が気になり始めます。

  • 悪臭がする
  • 流れが悪い

尿石の予防方法も解説するので、最後までお読みください。

 

男子トイレの尿石詰まり対処法

男子トイレ

男子トイレの尿石つまりをどのように除去するのか、対処法を解説します。

 

また、すぐにトイレつまりを解消する方法も説明するので、参考にしてください。

サンポールを使って掃除する

サンポールで男子トイレを掃除する

男子トイレで尿石がこびりついている箇所が排水口近くと考えられるなら、サンポールを使いましょう。

 

【用意するもの】

  • ゴム手袋
  • マスク
  • ゴーグル
  • トイレ掃除用ブラシ
  • バケツ
  • サンポール
  • 給油ポンプ、または、小さめのスポンジ

ゴム手袋やマスク、ゴーグルを装着してから、サンポールを使いましょう。

 

【準備】

金属製の目皿にサンポールは使えません。サンポールを使うと、金属が腐食してしまう可能性があります。

  1. 目皿を取り外す
  2. 窓・ドアを開ける
  3. トラップの水を給油ポンプで取り除く

給油ポンプがなければ、小さめのスポンジで水を吸い取ってください。

 

【掃除方法】

  1. サンポールを排水口にかける
  2. トイレ掃除ブラシで2〜3分こする
  3. バケツで水を少しずつ流す

水を一気に流すと溢れ出す可能性があるので、少しずつ流しましょう。

 

サンポールを使う上での注意事項などは、以下の記事を参考にしてください。

デオライトLを使って掃除する

TC 1 2

サンポールで落とせなかった男子トイレの尿石には、デオライトLを試してみてください。

 

デオライトにはデオライトSS、デオライトSPもありますが、医薬用外劇物に指定され、気軽には購入できません。一般用に販売されているのはデオライトLで、サンポールより強酸性で効果的です。

 

【用意するもの】

  • ゴム手袋
  • マスク
  • ゴーグル
  • トイレ掃除用ブラシ
  • バケツ
  • デオライトL
  • 給油ポンプ、または、小さめのスポンジ

給油ポンプは、排水口の水を取り除くために使います。もしなければ、乾いたスポンジを入れて水分を取り除いてください。

 

【準備】

  1. 窓・ドアを開けっぱなしにして、換気をよくする
  2. ゴム手袋・マスク・ゴーグルを着用する
  3.  目皿を外して、内部の水を給油ポンプで取り除く

お肌の弱い人は長袖や長ズボンを着て、肌を出さないようにした方がよいでしょう。

 

【手順】

  1. デオライトL約250gを小便器内に入れる
  2. 30分放置する
  3. ブラシでよくこすり洗いする
  4. 様子を見ながらバケツで水を流す

水が問題なく流れたら、つまりは解消しています。

 

デオライトを使ったトイレ掃除方法や注意事項は、以下の記事でさらにわかりやすく説明しています。参考にして、正しくご利用ください。

酸性洗剤と塩素系洗剤を混ぜない

サンポールやデオライトLは、酸性洗剤です。酸性洗剤に塩素系の洗剤を混ぜると、有毒な塩素ガスが発生するので、混ぜないようにしましょう。

 

塩素系洗剤を具体的に見ていきましょう。

  • ドメスト
  • トイレハイター
  • カビキラー
  • スクラビングバブル 超強力トイレクリーナー
  • オキシクリーン

基本的に黒カビを除去したいときに使う洗剤が、塩素系洗剤です。尿石掃除をしている際に、黒カビを見つけたら、同じ日に除去せずに日を改めるようにすると安心です。

すぐに詰まりを解消したいならラバーカップを使う

小便器でのラバーカップ使用方法

ラバーカップでは尿石が除去できません。しかし、軽微なつまりや尿石が尿石除去剤(サンポールなど)で柔らかくなっていたら、解消できる可能性があります。

 

【ラバーカップを使用した解消法】

  1. 小便器の目皿を外す
  2. 排水口部分にラバーカップを押し当てる
  3. 勢いよくラバーカップを引っ張る

2・3を、つまりが解消できるまで繰り返してください。

 

ただし、水が少ない小便器では、あまり効果がない場合もあります。真空式パイプクリーナーの方が威力を発揮できるので、用意しておくと安心です。

 

真空式パイプクリーナーの選び方や使い方、注意点を以下の記事で確認して上手に使いましょう。

男子トイレで尿石詰まりが起きやすい原因

原因

男子トイレは『小便器』と呼ばれるように、小の方のみに使われる便器です。男性の小のみなので、尿しか流さないのですが、以下のような理由から尿石が生じやすく、尿石によるトラブルがよく起こります。

  • 排水管が細い
  • 水があまりたまっていないので、尿が濃い
  • 男性の尿は飛び散りやすい
  • 水を流すのを忘れがち
  • 男子トイレの構造がそもそも詰まりやすい

男子トイレは、トイレットペーパーなどの異物を流さないことを前提にしているので、排水管が細く、封水の量も少ない傾向です。

男子トイレの尿石詰まり解消でやってはいけないこと

男子トイレには、絶対に熱湯を流さないでください。「尿石は、熱湯で溶けるのではないか」と熱湯をかける方がいらっしゃいます。しかし、尿石は熱湯をかけてもふやけるような性質ではありません。

 

熱湯をかけると、陶器の便器が割れてしまう可能性があります。また、排水管も温度の変化に弱いので、ダメージを与えてしまうかもしれません。

 

いずれにしても、熱湯を使うのはデメリットばかりでメリットはほとんどないので、絶対にやめましょう。

男子トイレの尿石以外の詰まりの原因

男子トイレのつまりの原因の多くは、尿石です。尿石以外では、固形物が間違って男子トイレの排水口に入り込んでしまうと、詰まります。

 

便やトイレットペーパーを流さないことを前提にしている男子トイレは、レシートなどの紙片や小さなキャップなどで、すぐに詰まってしまいます。

 

小さなお子さんが、遊びで小さなおもちゃを押し込むと、すぐに詰まってしまうので注意が必要です。周辺の掃除にトイレットペーパーを使ったときも、男子トイレ内に流さず、ゴミ箱に捨てましょう。

 

また、男子トイレは排水口・排水管が細いので、わずかな量のトイレットペーパーで、すぐに詰まってしまいます。目皿にゴミが引っかかっているのを見つけたら、直ちに取り除くなどの対応が必要です。

男子トイレの尿石詰まりを解消できないなら業者に相談

水道修理業者

無理に男子トイレのつまりの解消を自分ですると、排水管にダメージを与えてしまいます。ご紹介した方法で尿石を除去できないときは、無理をせずにプロの業者への依頼がおすすめです。

 

また、プロが点検すれば、尿石以外の詰まりの原因を見つけたときも、より効率的に修理を完了できます。

業者の尿石解消法

業者は市販されている尿石除去剤より、さらに強力な薬剤を使用して尿石を除去します。プロの業者しか扱えないような薬剤を使って、徹底的に尿石を除去可能です。

 

あわせて、プロ仕様の高圧洗浄機やトーラー(ワイヤーブラシの一種)を使用して、尿石など配水管内の汚れを除去します。

 

また、男子トイレの排水管のどの部分につまりがあるのかわからない場合は、管内カメラ等を使用するのでピンポイントの作業が可能です。

業者に依頼した際の料金

水道修理業者に依頼した際の料金は、基本料金と作業料金の合計です。基本料金と作業料金、それぞれの相場料金をご紹介します。

 

【基本料金】

基本料金 3,000円〜5,000円
夜間・早朝の割増料金 0円~10,000円
出張費 0円〜5,000円
見積もり 0円

見積もりは、基本的に多くの業者が無料で対応しています。ただし、点検に時間がかかる際は、点検料を請求する業者もいるので、見積もり前にどこまで無料なのかを確認しておきましょう。

 

【作業料金】

作業内容 料金目安
簡易な薬剤を使用した掃除 3,000円〜5,000円
頑固な尿石除去 8,000円〜
薬剤による排水管の清掃 10,000円〜
高圧洗浄 20,000円〜

業者によって料金が異なるので、最低3社以上の業者に相見積もりを依頼してください。その際、料金のみではなく、アフターサービスやスタッフの態度なども含めて検討して、選びましょう。

 

男子トイレの尿石詰まり予防法

男子トイレに尿石が蓄積しないために、以下を実行しましょう。

  • 置くだけの尿石除去剤を利用する
  • サンポールを使って週に1回掃除する
  • 水を忘れずに流す

それぞれについて、説明します。

置くだけの尿石除去剤を利用する

男子トイレの目皿の上に設置するだけの、尿石除去剤がおすすめです。ケースに入っているので、掃除の際に簡単に移動できます。

 

交換用タブレットは、1個につき500円未満のものがほとんどで、交換は45日に1回とコスパ面でも優れものです。香りはハーブなどの爽やか系が中心なので、トイレを気持ちの良い空間にできます。

サンポールを使って週に1回掃除する

サンポールなど酸性洗剤を使用して、週に1回男子トイレを掃除すると、尿石を予防できます。1〜2週間に1度でもOKなのですが、週に1度、曜日を決めたほうが忘れずにすむのでおすすめです。

 

目皿が金属製の場合は、サンポールが使えないので、掃除の前に取り外さなくてはいけません。別売りで、樹脂製の目皿も販売しているので、交換しておくとサンポールでの掃除がしやすくなります。

水を忘れずに流す

用を足したあとで水を流すのを忘れないようにしましょう。

 

男子トイレはトイレットペーパーを使わないので、水を流さなくてはいけないという気持ちが薄れてしまいがちです。そのため、水を流すのを忘れてしまうケースも少なくありません。

 

また、水を流すフラッシュバルブが高い位置に設置されている小便器が多く、小さなお子さんは手が届かない場合も。センサー方式でも、お子さんが小さいためにセンサーがキャッチしないこともあります。

 

お子さん用に小さなバケツを用意するか、お子さんが使ったあとは汚れていないか、水を流したかを確認しましょう。

 

尿石の予防方法は、以下の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。

男子トイレの尿石詰まりでお困りなら

男子トイレは、トイレットペーパーや便を流さないので、比較的つまりが起きにくいと考えられがちです。

 

頑固な尿石にお悩みなら、水道修理業者へ相談してみましょう。専門器具や市販されていない強力な尿石除去剤で、尿石を分解します。

 

業者選びで迷ったときは、『クリーンライフ』にご相談ください。年中無休で24時間ご相談を受け付けています。点検・見積もりは無料なので、お気軽にご連絡ください。

 

⇒クリーンライフにトイレについて相談してみる

2025.03.03

トイレつまりで少しずつ流れる状態を放置しても、大丈夫かどうかを判断する方法を解説します。

 

トイレつまりがあっても、少しずつ水が流れていくなら利用できるので、どうしても放置しがちです。しかし、放置していたために、大変な被害が生じるケースも少なくありません。

 

少しずつ流れるときでも、できるだけ迅速な対応が必要な場合もあります。今回は見極め方や、ご自分での対処法を紹介するので、参考にしてください。

少しずつ流れるトイレつまりを放置しても大丈夫なケース

詰まっているトイレ

以下のトイレつまりは、少しずつ流れる状態を放置していても、徐々に改善する可能性があります。

  • つまりの原因が水に溶けるもの
  • 封水が自然に減った場合

それぞれについて、見ていきましょう。

つまりの原因が水に溶けるもの

トイレつまりの原因が以下のような水に溶けるものであれば、時間の経過とともに少しずつ溶けてつまりが解消します。

  • トイレットペーパー
  • 排泄物
  • 水に流せる製品

ただし、ペット用の水に流せるトイレ砂でペットの排泄物を大量に流した場合は、解消できないことも。ペットの排泄物は、人間のものより水分が少なく、溶けにくいので注意が必要です。

封水が自然に減った場合

封水が蒸発して水位が下がる

トイレの流れが悪くなっている原因が以下のような場合は、放置していても問題ありません。

  • 夏場の蒸発
  • 誘導サイホン現象

便器に溜まっている水は「封水」と呼ばれます。夏場に封水が蒸発し、水が少ないために、トイレつまりが起きる場合があります。

誘導サイホン作用

誘導サイホン現象は、マンション等でよくあるトラブルです。他家で水を大量に流したことが原因で、ご自宅の水が配水管内で引っ張られると起こります。

 

水を1度流せば、解消できることがほとんどです。以下の記事で、トイレの封水が少なくなる理由や対処法を紹介しています。

2時間放置して待ってみるのもおすすめ

少しずつ流れる量が増えているなら、放置しておいても大丈夫でしょう。水に溶けるものなら、2時間程度で改善されるはずです。

 

2時間待っても改善しなかったら、放置せずに対処してください。そのまま放置するとつまりが悪化して、トイレが使えなくなってしまう可能性が。

 

以下の記事で、少しずつ流れるトイレつまりの原因や対処法をわかりやすく解説しています。放置しても大丈夫な原因について、確認してみましょう。

少しずつ流れるトイレつまりを放置してはダメなケース

NG

次に、少しずつ流れるトイレつまりを放置してはいけないケースは、以下のとおりです。

  • 原因が固形物のとき
  • タンクから流れる水の量が少な過ぎるとき
  • 汚水桝・排水管のつまりなどトラブルがあるとき
  • 原因がわからないとき

放置すると、さらに悪化してしまうので、すぐに対処が必要です。

原因が固形物のとき

固形物は水に溶けないので、放置してもトイレつまりは改善しません。つまりの原因になっている固形物を放置すると、固形物の周囲に汚れが蓄積していき、少しずつ流れる状態から悪化します。

 

固形物に汚れが蓄積し、さらにひどい詰まりになるので、注意が必要です。突然に、トイレが使えなくなる可能性があります。

 

特に、トイレつまりの原因になる固形物は、以下のとおりです。

  • スマートフォン
  • おもちゃ
  • 紙おむつ
  • 生理用品
  • ティッシュペーパー

流してすぐで排水口の入り口に止まっているのであれば、ゴム手袋をつけて取り出しましょう。

原因が紙おむつなど吸水するもののとき

固形物の中でも、紙おむつや生理用品は水を吸い込んで体積を増やすので、つまりがあっという間に悪化します。

 

水が少しずつ流れる状態でも、数時間後に完全に水が流れない状態になる可能性があるので、迅速な対応が必要です。

男子トイレは尿石が原因の可能性

男子トイレは、別名「小便器」と呼ばれるように尿のみを流す便器です。また、小便器では用を足したあとにトイレットペーパーを使わないので、トイレットペーパーでつまりが生じることはほぼありません。

 

男子トイレが詰まるのはほとんどの場合、尿石が原因と考えられます。尿石ができないように、サンポールなどの酸性洗剤を使用した掃除を2週間に1度はしましょう。

 

男子トイレ(小便器)の尿石によるトラブルの解消方法や予防法は、以下の記事を参考にしてください。

タンクから流れる水の量が少な過ぎるとき

TC 15

トイレつまりによって水が流れないのではなく、タンクからの流水量がそもそも少ない場合は、タンク内に不具合が生じている可能性があります。

トイレタンクの構造

以下の部位に問題がないか確認しましょう。

  • 浮き玉
  • ボールタップ

上記以外に、節水のためにタンク内にペットボトルを入れていると、水量が減ります。ペットボトルはタンク内の部品の不具合の原因にもなるので、取り除きましょう。

 

タンク内のトラブルは、以下の記事を参考にしてください。意外と簡単にトラブルを解消できるケースが多いので、お試しください。

汚水桝・排水管のつまりなどトラブルがあるとき

汚水桝や排水管が汚れてつまりなどのトラブルが生じると、便器内の水「封水」が少なくなって流れにくくなる場合があります。

 

汚水桝や排水管のつまりがあると流れが悪くなり、便器内の水にも影響が出てくるので、対処が必要です。マンションなど集合住宅は、年に1度程度の頻度で汚水桝や排水管を高圧洗浄していることがほとんどです。

 

一方、戸建てにお住まいの方は、汚水桝や排水管の清掃を5年以上していないケースが少なくありません。汚水桝が溢れてしまい、ご近所にも悪臭で迷惑をかけてしまうので確認してみましょう。

 

汚水桝について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。簡単なメンテナンス方法も解説しています。

原因がわからないとき

トイレつまりの原因がまったくわからないときも、放置してはいけません。つまりの原因が固形物の可能性があるので、排水口付近に何かが残っていないか、ゴム手袋をして確認してみましょう。

 

原因に心当たりがないようなら、水道修理業者に相談してください。賃貸のアパートに住んでいる方は、まずは大家さんや管理会社に問い合わせてみましょう。

 

以下の記事で、アパートで少しずつ流れる状態になった場合の対処法を説明しています。「修理料金を支払うのは誰なのか?」といった疑問にも答えているので、ぜひ参考にしてください。

トイレつまりで少しずつ流れる原因

原因

トイレつまりで少しずつ流れる原因は、以下が考えられます。

  • トイレつまりの初期症状
  • つまりの原因が排水管の一部のみ塞いでいる
  • 汚水桝・排水管の汚れ

尿石や汚れが水の流れの一部分を塞いでいると、流れが悪くなります。また、つまりの初期症状かもしれません。

 

少しずつ流れる状態をずっと放置していると、トイレつまりが悪化してしまい、完全につまります。

 

戸建てで、便器周辺に特に問題がないのに水が流れない場合は、汚水桝のメンテナンス不足かも。汚水桝は、軽度の汚れならご自分でも清掃可能です。

 

しかし、不具合が生じるほど汚れが蓄積している場合は、業者に任せたほうが負担がありません。以下の記事で、汚水桝の清掃料金を確認してみてください。

少しずつ流れるトイレつまりを改善する方法

対処法

放置すれば大丈夫な少しずつ流れるトイレつまりを、より早く解消したい際の対処方法です。以下の方法をお試しください。

  • お湯を流し込む
  • 洗剤を流し込む
  • ラバーカップを使う

トイレつまりの原因がわからないときに、むやみに実行しないでください。「もしかしたら直るかも」と思って試してみると、悪化してしまう可能性があります。

 

これからご紹介する方法は、トイレつまりの原因が水に溶けるものの場合です。

お湯を流し込む

ぬるま湯を流すことで、つまりが水に溶けやすくなり、トイレつまりを解消する方法です。

 

【用意するもの】

  • バケツ
  • 40〜50℃のぬるま湯
  • 大判のタオルやダンボールなど養生のためのもの
  • 給油ポンプ

便器の周辺が濡れないように、タオルやダンボール、ビニールシート等で養生します。

 

絶対に熱湯は流さないでください。陶器の便器にヒビが入るなど、トラブルの原因になります。

 

【手順】

  1. 給油ポンプで便器内の水を汲み出して、水位を調整する
  2. 高い場所からぬるま湯を便器に注ぎ入れる
  3. 1時間程度、放置する

放置後、便器内の水が流れていくか確認してください。

 

下の記事で、わかりやすく解消方法を解説しています。注意事項も解説しているので、参考にしてください。

洗剤を流し込む

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手に入りやすく、ほとんどのご家庭で常備している食器用洗剤を使った方法です。

 

【用意するもの】

  • 食器用洗剤100ml
  • バケツ
  • 50℃前後のぬるま湯
  • タオルやダンボールなど養生のためのもの
  • 給油ポンプ

 

【準備】

  1. 便器周辺を濡れないように養生する
  2. 給油ポンプで増加した便器内の水を汲み出して、水位を調整する

 

【手順】

  1. 100ml程度の食器用洗剤を便器内に注ぐ
  2. 50℃前後のぬるま湯を注ぐ
  3. 20~30分そのまま放置する

水を少しずつバケツで流して、つまりが解消したかを確認しましょう。

 

下記の記事で、洗剤の選び方や注意事項をわかりやすく解説しているので、参考にしてください。

ラバーカップを使う

ラバーカップは、すっぽんという名前でよく知られているつまり解消用具です。軽微なトイレつまりなら、比較的簡単に解消できます。

 

ただし、原因が固形物なら、ラバーカップは使えません。

 

【用意するもの】

  • ラバーカップ
  • 大判のタオル・ダンボールなど養生のためのもの
  • 給油ポンプ

 

【準備】 

  1. 便器の周辺が濡れないように養生する
  2. 水位を調整する

便器内の水位は、ラバーカップのワン部分が水に隠れる程度が目安です。

 

【手順】

  1. ラバーカップを排水口に密着させる
  2. ラバーカップを押す・引くを繰り返す
  3. 排水されたら水を少しずつ流す

 

下記の記事でラバーカップの種類や選び方などをわかりやすく説明しているので、参考にしてください。

少しずつ流れるトイレつまりを放置するリスク

少しずつ流れる状態のトイレつまりをそのままにしておくと、以下のようなリスクがあります。

  • 嫌な臭いがするようになる
  • 水が溢れ始める
  • 汚水桝・排水管のトラブルが悪化する

それでは、順に見ていきましょう。

嫌な臭いがするようになる

排水管のつまりが便器内の水を引っ張って、封水が減少します。

 

封水とは便器内の水のことで、下水の臭いや虫が室内に入らないためのシステムです。封水が減少すると、下水の臭いや害虫が室内に張り込んで悪臭の原因になります。

 

下水から上がってくる悪臭は、消臭剤や芳香剤を使っても消えません。根本的な問題を解決して、便器内の水である封水を正常な水位に保つ必要があります。

 

トイレつまりによって水位が下がる原因は、以下の記事で説明しています。対処法もわかりやすく説明しているので、参考にしてください。

水が溢れ始める

トイレつまりを放置していると、完全に詰まってしまうかもしれません。完全に詰まって、レバーを操作した途端に便器から水が溢れてしまいます。

 

便器から溢れなくても、排水管がつまりで圧迫されて、接続部分から水が漏れてしまう可能性も。マンションなどの集合住宅にお住まいなら、水漏れで階下に迷惑をかけてしまいます。

 

トイレの床や床下が濡れて腐敗してしまうと、シロアリの発生など、住宅に重度のダメージを与えてしまうので、できるだけ迅速な対応が必要です。

 

以下の記事で、トイレの水が溢れそうなときの対処法を解説しています。

汚水桝・排水管のトラブルが悪化する

少しずつ流れるトイレつまりの原因が汚水桝や排水管なら、放置することでさらに悪化してしまいます。

 

例えば、以下のような原因は、放置すると時間の経過とともにさらに増加・悪化するので、なるべく早めに対処しましょう。

  • 汚水桝の汚れ
  • 排水管の尿石
  • 排水管の劣化

排水管の劣化が進むと、排水管の引き直しが必要になるため、修理費用が高額になります。

 

排水管工事について興味のある方は、以下の記事を参考にしてください。費用を抑える方法も、解説しています。

少しずつ流れるトイレつまりを放置で大丈夫かお悩みなら

トイレつまりで水が少しずつ流れるときに放置しても大丈夫なケース、放置するとリスクがあるケースを解説しました。

 

大丈夫かどうかわからないときは、すぐに対処してください。水が少しだけ流れる状態なら、軽微なトイレつまりです。比較的安い料金で解消できます。

 

業者選びに迷っている方は、私たち『クリーンライフ』にご相談ください。無料で点検・お見積もりをしますので、気軽に連絡してみてください。

 

⇒クリーンライフにトイレつまりについて相談してみる

2025.03.03

悪臭や汚れの原因でもある、トイレの尿石を予防する方法を解説します。

 

尿石は、残った尿が原因です。尿石は除去するのが難しい汚れなので、ご紹介する手軽にできる予防方法をぜひお試しください。

 

あわせて、尿石の予防に利用できる便利なグッズも紹介するので、さらに簡単に予防可能です。日頃のちょっとした工夫で、尿石のない清潔なトイレを目指しましょう。

トイレの尿石を予防する5つのコツ

トイレ

トイレに尿石ができないように、予防する方法を紹介します。

 

日常的に少し気をつけるだけの簡単な方法ばかりです。尿石の除去と比較するとずっと楽なので、以下の5つの予防のコツを試してみてください。

  • トイレの水の流し方を改善する
  • 用の足し方を改善する
  • 換気をよくする
  • 週に1度は酸性洗剤で掃除する
  • トイレ用コーティング剤を塗る

それでは、順に説明していきます。

トイレの水の流し方を改善する

尿石の原因は、流されずに残った尿です。尿をたっぷりの水で流して、尿が便器に残らないようにしましょう。以下の2点を実行すると、尿が残りにくくなります。

  • 大で流す
  • 毎回流す

特に水の流れが悪く、尿石ができやすい状態なら、『大』で流すようにすると尿が残りにくくなります。

 

また、水を倹約するために用を足しても毎回流さず、まとめて流していると、尿石ができやすいため注意しましょう。特に頻尿でお困りの高齢者の方は、倹約のためにまとめて流してしまいがちです。

 

水道代を倹約しようとせず、用を足すたびに毎回水をたっぷり流してください。

用の足し方を改善する

尿が飛び散りやすい場所

トイレの使用時は、以下のように改善しましょう。

  • 便器のフタをして水を流す
  • 腰かけて用を足す

たっぷり水を流すと、尿の飛沫が便器の外に飛び散る可能性があります。少量でも、蓄積していくと尿石になるかもしれません。水を流す際にフタを閉めることも大切です。

 

立って用を足すと尿はねが起きやすいので、注意が必要です。尿はねは、便器のふちや便座の裏側、床などに飛び散って尿石になります。

 

男性も腰かけてトイレを利用すれば、尿はねを防げるのでおすすめです。

換気をよくする

高温多湿な環境にあると、尿石の形成が促進されます。梅雨の時期や夏場といった湿気の多い時期は、特に注意が必要です。

 

湿気が高くならないように、換気をよくすることが大切です。窓を開け放すようにした方がよいのですが、マンションなど窓のないトイレも多いでしょう。

 

窓がないトイレは、ドアを開けっぱなしにしたり、除湿剤を利用したりして、湿気を抑えましょう。便器のフタを常に閉めておくと、蒸気が空気中に広がらずに湿気を抑えられます。

2分ほどブラッシングで掃除する

尿石になる前なら、さっとブラシでこするだけで尿の汚れが簡単に取れます。毎日、以下のような尿石のできやすい箇所をブラッシングして、水を流してください。

  • 便器のふち
  • 便座の裏
  • 便器の水の溜まっている箇所

2分程度でできて、清潔が保てます。

 

毎日の掃除では、洗剤は不要です。洗剤を使いたい場合は、中性洗剤を使用しましょう。

週に1度クエン酸水で掃除する

毎日トイレを水洗いすれば尿石になりにくいのですが、念のために週1回のクエン酸水を使った掃除をすると安心です。

 

【クエン酸水の作り方】

  • クエン酸小さじ1
  • 水100ml

以上をスプレーボトルに入れて、用意します。

 

【クエン酸水を使ったトイレ掃除方法】

  1. 尿石のできやすい箇所にクエン酸水をスプレーする
  2. ブラシでこすり洗いする
  3. 便座の裏やフタにもスプレーして、柔らかい布で拭き取る

クエン酸水は、水垢にも効果が期待できるので、キッチンや浴槽の掃除にも利用できます。2週間程度、保存可能です。

トイレ用コーティング剤を塗る

便器にトイレ用コーティング剤を塗ると、汚れの蓄積を防ぎ、尿石ができにくくなります。

 

コーティング剤を塗ると傷がつきにくくなるのも、おすすめポイントです。

 

傷がつくと、傷の箇所に汚れが入り込んで尿石が蓄積します。傷の中に生成した尿石は特に除去しにくいので、傷がつかないようにすると、便器を長く清潔な状態で使えます。

 

トイレ用コーティング剤は、主に次の3種類です。

  • スプレータイプ
  • 液体タイプ
  • スタンプタイプ

効果が続きやすいのは、液体タイプです。しかし、塗布が難しく、塗り残しがあると尿石ができてしまいます。

 

スタンプタイプを使用して、頻繁に塗り直しをした方が確実です。

トイレの尿石予防におすすめのグッズ

トイレ

トイレの尿石予防に便利なグッズをご紹介します。

 

以下のようなグッズを、自作または購入して使いましょう。

  • ずれない工夫をしたトイレマット
  • 尿を吸い取るパット
  • 壁のクロスコーティング

順に、使い方を含めて解説します。

 ずれない工夫をしたトイレマット

トイレマットは便器にフィットできるタイプがおすすめです。マットと便器の間から汚れが侵入しないように、ピッタリと設置し固定しておきましょう。

 

フックなどを使用して固定できるように工夫をしたトイレマットが、販売されています。トイレマット部分が使い捨てのタイプは、頻繁に尿をこぼす人がいるご家庭におすすめです。

 

また、従来のトイレマットを以下のようなアイテムで固定してもよいでしょう。

  • 滑り止めシール
  • 滑り止めシート

ただし、トイレマットをしていても、安心せずに定期的に掃除してください。

尿を吸い取るパット

便器のフチに貼り付けるタイプのパットは、尿石防止グッズとして人気です。尿が飛び散る箇所に離型紙(りけいし)を剥がして貼り付けるだけ。パットが尿をしっかり吸い取って、尿石の生成を予防します。

 

汚れたら剥がして捨てるだけなので、使い方もとても簡単です。貼り付けて約1週間が、交換時期。

 

ただし、パットは水に流せないので、便器に捨てないでください。便器に捨てると、つまりの原因になります。

壁のクロスコーティング

トイレの壁に貼っているクロスにコーティングすると汚れを防止でき、尿石予防も悪臭予防も期待できます。

 

以下の汚れも、一拭きでいつも清潔を保てるのでおすすめです。

  • 尿ハネ
  • 尿汚れ
  • 吐しゃ物
  • カビ

忙しい方は、業者にクロスコーティングを依頼するのもよいでしょう。

 

しかし、トイレくらいの小さな空間なら、ご自分でも簡単にクロスコーティングが可能です。

  1. 乾いたモップやタオルに、水回り用のコーティング剤を含ませる
  2. コーティング剤を壁に均一になるように塗る
  3. 乾いたぞうきん(柔らかい布)で乾拭きする

トイレの壁紙が汚れにくくなるので、張り替え時期を延長できて経済的です。

トイレの尿石が原因のトラブル

トイレの尿石は以下のような、さまざまなトラブルの原因です。

  • トイレつまり
  • 悪臭
  • 黒ずみ・黄ばみ

ひとつずつ、解説していきます。

トイレつまり

蓄積した尿石は、トイレつまりの原因の一つです。特に、便器から常に悪臭があれば、尿石が排水管にこびりついている可能性があります。

 

トイレが詰まる原因になるようなものを流していないのに、流れが悪くなったら、尿石が原因かもしれません。

 

トイレつまりが起きて原因が思い当たらないときは、以下の記事を参考にしてください。トイレつまりの原因を分かりやすくまとめています。

悪臭

尿素そのものは無臭ですが、尿石になる過程でアンモニアが生成されて悪臭の原因になります。トイレを掃除しても臭いが取れないなら、どこかに尿石ができているのかも。

 

以下の記事で、トイレの悪臭について解説しています。臭いが気になるときは、参考にしてみてください。

黒ずみ・黄ばみ

尿石は黒ずみや黄ばみの原因です。尿石とカビや水垢などが複雑に絡み合って、取れにくい汚れになります。

 

黒ずみや黄ばみは取りにくく、掃除が大変です。放置すると頑固な黒ずみや尿石になり、さらに落ちにくくなるため、注意してください。

 

黒ずみが気になったら、以下の記事を参考にして、できるだけ迅速に対処しましょう。

予防しないとトイレにできる尿石とは

尿石予防にも役立つ、尿石に関する豆知識を紹介します。

尿石は放置した尿が変化したもの

人の尿には以下のようなものが含まれており、最初はそんなに臭いません。

  • 尿素
  • ナトリウムイオン
  • 塩素イオン
  • アンモニウムイオン
  • カリウムイオン
  • 尿酸

時間が経過すると、雑菌によって尿素が分解されて悪臭が生じます。その後、放置すると尿石に少しずつ変化していきます。

尿石はアルカリ性の頑固な汚れ

汚れには、アルカリ性の汚れと酸性の汚れがあります。アルカリ性の汚れには酸性の洗剤、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使います。

 

まず、尿石を含むアルカリ性の汚れを見ていきましょう。

  • 尿石
  • 水垢
  • 石けんカス
  • やかんなどにつく白い汚れ
  • 湯垢

尿石などアルカリ性の汚れに効果が期待できる酸性の洗剤・溶液は、以下のようなものがあります。

  • クエン酸水
  • お酢
  • サンポール
  • デオライト
  • 酸性トイレクリーナー

酸性洗剤にはさまざまな種類がありますが、トイレの掃除には「トイレ用」としているものがおすすめです。

 

サンポールを使ったトイレの尿石除去の仕方は、以下の記事を参考にしてください。

予防してもトイレに尿石ができた場合の対処法

トイレを掃除

予防しても長年トイレを使用していると、少しずつ尿石ができてしまう可能性があります。特にご家族と住んでいたり、来客が多かったりすると防ぎきれません。

 

できてすぐの尿石なら、比較的簡単に除去できますクエン酸水やサンポールなど、酸性の洗剤を使って掃除しましょう。頑固になった尿石も、トイレットペーパーを貼り付けてパックすると、効果があがります。

 

以下の記事で、軽度・中度・重度の尿石の掃除方法を説明しているので、参考にしてください。

上記の記事を参考にして尿石を除去しようとしても取れない場合や、ご自分での掃除に不安がある方は、業者に相談しましょう。

 

掃除専門業者、または水道修理業者に依頼できます。

 

業者によるトイレの尿石除去の費用相場

以下は、水道修理業者に依頼した場合の費用相場です。

作業内容 相場
簡易な薬剤を使用した掃除 3,000円〜5,000円
頑固な尿石除去 8,000円〜
薬剤による排水管の清掃 10,000円〜

水道修理業者なら、尿石以外のお困りごとにも対処可能です。

 

掃除専門業者に依頼した場合は、1万円前後が一般的な料金です。壁紙や床、ドアなどもしっかりきれいにしてもらえます。

 

どの業者に依頼する場合も、必ず見積もりをしてもらい、料金に納得してから依頼してください。

トイレの尿石でお困りなら

トイレの尿石を予防する方法をお伝えしました。

 

どんなに予防していても尿石ができて、色のついた便器をどうにかしたいと思ったら、水道修理業者にお任せください。便器にダメージを与えない方法で、尿石を落とします。

 

どの水道修理業者に依頼すれば良いのか迷っている方は、私たち『クリーンライフ』にご相談ください。年中無休で24時間、お問い合わせを受け付けています。

 

⇒クリーンライフに尿石について相談してみる

2025.03.03
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