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水道修理

お湯が出ない原因や対処法を解説します。以下の2種類の状況に分けて解説するので、まずは住宅全体の水栓を確認してください。

  • お湯が出ないが水は出る
  • お湯も水も出ない

意外と単純な原因で、すぐに解消できる場合も少なくありません。給湯器の故障だとあわてずに、落ち着いて対応してみましょう。

 

対応しても解消できない場合は、業者に相談してください。どのような業者に相談可能かも解説していきます。

お湯が出ないが水は出る原因・対処法

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水は出ているのにお湯が出ないケースは、住宅内のすべての水栓(蛇口)を開けてお湯が出るかどうかを確認してみましょう。お湯が出る水栓があるなら、給湯器に問題がないと考えていいでしょう。

一部の水栓だけお湯が出ない原因・対処法

一部の水栓からはお湯が出る場合は、お湯が出ない箇所の設定などに問題があると考えられます。

水栓の温度設定が低い

知らないうちに温度設定が変わっていたのかもしれません。掃除をしているときなどに、うっかり触っている可能性があります。

 

設定温度を確認してみましょう。温度設定が変わっていたら、いつもの温度にすれば解決します。

水栓の故障

設定温度に問題がなければ、水栓(蛇口)の故障です。以下のような対応で、解決できます。

  • バルブカートリッジを交換する
  • 水栓を交換する

水栓の寿命は10年、水栓の部品類の寿命は5年といわれています。水栓を使用して、5年程度なら部品交換のみで解決するでしょう。

 

カートリッジの交換はご自分でも可能です。ただし、水栓のメーカーと型番を確認して、お使いの水栓にぴったりのカートリッジを購入する必要があります。間違えると、せっかく交換しても修理が完了できません。

どの蛇口からもお湯が出ない原因・対処法

住宅内の蛇口を開けてみて、どこからもお湯が出ない場合は、給湯器が機能していません。しかし、給湯器の故障を疑う前に、次の4つの点を確認してください。

  • ガスの元栓が閉まっている
  • 水抜き栓が詰まっている
  • 給湯器の設定ミス
  • 電気系統の問題

以上の4つの原因で給湯器が機能していないのなら、簡単に解消できるでしょう。しかし、いずれも問題がなければ、給湯器本体に何らかの不具合が生じている可能性があります。

ガスの元栓が閉まっている

お掃除のときや外出時に、ガスの元栓を閉めて忘れているケースです。ガスの元栓が閉められるとガスが供給されないので、給湯器が作動しません。

 

ガスの元栓が縦になっているかを確認してください。横になっているとガスが供給されていない状態です。

 

また、安全装置が作動してガスが供給されない場合もあります。

  • 地震
  • ガスの消し忘れ
  • ガス漏れ
  • ガス圧低下
  • プロパンガスの残量不足

説明書を確認して、安全装置を解除しましょう。プロパンガスを利用してる場合、新しいプロパンガスを注文してください。

水抜き栓が詰まっている

給湯器には、水抜き栓が設置されています。寒い時期に給湯器内の水が凍結しないために、給湯器本体から水を取り除くために利用する栓です。

 

水抜き栓のフィルターが詰まっていると、以下のような給湯器の不具合が生じます。

  • お湯が出にくくなる
  • 水が温まらない

水抜き栓は、給湯器と配水管の接続部周辺に設置されています。給湯器の取扱説明書か、メーカーの公式サイトで確認して、水抜き栓のフィルターを掃除してください。古い歯ブラシを用意しておくと便利です。

 

水抜き栓を外すと水がこぼれるので、下にバケツなどを置いて床が濡れないように気をつけましょう。

給湯器の設定ミス

単に給湯器の設定ミスという場合もあります。

  • リモコンの電源が入っていない
  • 設定温度が低い
  • 水栓のサーモスタットの設定温度が低い

以上の点を確認してみてください。リモコンに表示される文字が薄くなったら、電池が切れそうになっているので電池の交換をしてください。

電気系統の問題

ガス給湯器も電気で作動しています。電気が通っていないとお湯が出てきません。以下の点を確認してください。

  • 電気プラグが抜けていないか
  • ブレーカーが落ちていないか
  • 電池が切れていないか(電池を入れるタイプの場合)

電池交換は約1年ごとが目安です。

給湯器の故障

給湯器の寿命は、10〜15年程度といわれています。しかし、使用頻度が高いと10年以内でも故障することがあります。給湯器はガスや電気が通っているため、ご自分での修理は難しいでしょう。

 

保証期間内ならメーカーに相談してください。

お湯も水も出ない原因と対処法

お湯も水も出ない場合は、給水に問題があります。次の点を確認してみましょう。

  • 断水している
  • 凍結している
  • 水道の元栓・止水栓が閉まっている
  • ガス給湯器の給水元栓が閉まっている

それぞれについて解説していきます。

断水している

ご近所でも水が出ないか確認してみましょう。ご近所も水が出なければ、断水の可能性があります。また、マンションなどの集合住宅なら、設備点検の際も水が止まります。

 

断水している場合は、そのまましばらく待っていましょう。

凍結している

外気温がマイナス4度以下になっていると、凍結の可能性が出てきます。以下の箇所が凍結していないか確認してください。

  • 水道管
  • 水道メーター
  • 給湯器内の水

特に屋外に設置した給湯器や屋外で剥き出しになっている水道管は、凍結しやすいので注意が必要です。凍結した場合は、自然に解凍するまで待つか、ぬるま湯をかけて解凍しましょう。

 

すぐに解凍したいからといって熱湯をかけると、トラブルの原因になるので絶対に熱湯や高温のお湯を使わないでください。

水道の元栓・止水栓が閉まっている

箇所によって水もお湯も出ないなら、出ない箇所の止水栓が閉まっているのかもしれません。住宅全体で水もお湯も出ないなら、元栓を確認してください。

ガス給湯器の給水元栓が閉まっている

給湯器の給水元栓が開いているかどうかを確認してください。

 

給湯器は、水が給湯器に入って温められた後、蛇口や浴槽に送られます。給水元栓が閉まっていると、給湯器内に水が送られないため、お湯が出ません。

 

給湯器の給水元栓は、給水器本体の下に設置されています。触ってみてネジ状のものがあれば、それが給水元栓です。しかし、ガス管の元栓と間違えないように注意してください。

賃貸のマンション・アパートでお湯が出ない場合の注意点

賃貸住宅に住んでいる方は、給湯器にかかわらずどのようなトラブルでも、まずは大家さんや管理会社へ相談してください。設備点検をしている可能性もあります。

 

また、勝手に自分で修理すると、トラブルの原因になる可能性も。良かれと思って自分で修理した結果、悪化したら買い替えや賠償などの責任問題が発生するかもしれないので、注意が必要です。

 

給湯器などもともと設置されている設備に不具合が生じたら、大家さんが修理費用を負担するケースがほとんどです。老朽化が激しい機器類に関しては、交換もしてもらえるでしょう。

 

対応に時間がかかる可能性もあるので、少しでもおかしな点がある時点で早めに相談してください。お湯が全く出ないような緊急性のある場合も、大家さんや管理会社に対応を確認しましょう。

お湯が出ない給湯器の修理・交換かの見極め方

給湯器を設置して2〜3年程度なら、修理がおすすめです。商品保証が1~2年ついているほか、購入店によっては独自の延長保証があるので、保証期間を確認してください。保証期間なら無料で修理可能です。

 

給湯器の寿命は約10年10年以上使っている場合は、修理代が高額になりがちなので、交換を検討してください。

 

以下のような症状があれば、交換が必要な可能性が高いです。

  • 点火しにくくなった
  • 点火したあと、不燃焼が原因で異臭がある
  • お湯の温度が上下する
  • 給湯器の排気口周辺が錆びている
  • 給湯器から異音がする

新製品は、省エネにも配慮しており、ガス代の節約になる機種が数多く販売されています。

お湯が出ない際に相談できる業者

給湯器からお湯が出ないときに、次のような業者に相談できます。

  • ガス会社
  • 給湯器メーカー
  • 水道修理業者

メリット・デメリットを確認して、ニーズにあった業者に相談してください。

ガス会社

ガスの契約をしているガス会社なら、安心して依頼できます。ただし、修理に来てくれる業者は外注のケースが多いため、少し割高になる傾向です。

  • メリット:安心感
  • デメリット:高額になる可能性・機種を選べない可能性

新しい給湯器を設置する際に、ガス会社が取り扱っている機種のみになるので選択肢が限定されます。

給湯器メーカー

お使いの給湯器の製造メーカーなら、部品をすぐに調達し迅速に対応してくれるでしょう。また、安心感がある点がメリットです。

 

ただし、給湯器メーカーに修理を依頼すると、修理が不要でも故障診断料が発生します。メーカーや事業所から自宅までの距離で異なりますが、4,000円程度必要です。

  • メリット:部品調達が迅速で、的確な修理が可能
  • デメリット:修理が不要でも故障診断料が発生・給湯器本体の値引率が低い

給湯器を交換する場合の値引き率が低いので、費用が高額になりがちです。

水道修理業者

給湯器に対応している水道修理業者なら、迅速な対応が期待できます。

 

多くの水道修理業者は年中無休で対応しているので、いつでも相談可能です。すぐに来てほしい場合も、即日対応。点検して見積もりだけなら料金が発生しない業者がほとんどなので、気軽に相談できる点もポイントです。

 

また、業者間での競争があるため、アフターサービスや料金も良好で、比較して最適な業者を選べます。

 

ただし、慎重に業者選びをしないと、トラブルになることもあるので注意が必要です。

  • メリット:迅速に対応可能・多くの業者で点検は無料・最適な業者を選べる
  • デメリット:慎重に業者を選ばないとトラブルになる可能性

業者選びに迷ったら、給湯器の修理・交換の見積もりが無料の『クリーンライフ』にお任せください。

お湯が出ない際に依頼する業者の選び方

水道修理業者

修理業者を選ぶ際は、以下の5つの点を確認して選びましょう。

  • 即日対応が可能
  • 適正価格で運営
  • 給湯器修理の実績が多い
  • ご自宅の給湯器メーカーに対応している
  • 水道局指定工事店に登録されている

それぞれをもう少し詳しく説明します。

即日対応が可能

お湯が出ないとき、「すぐに修理をしてもらいたい」「少なくとも原因を突き止めてもらいたい」場合には、即日対応してくれる業者がおすすめです。

 

仕事から帰ったときにお湯が出なくて困るような際にも、すぐに対応可能な24時間受付している業者なら、理想的です。

適正価格で運営

中には、高額請求してくる業者もいるので注意が必要です。

 

特に給湯器の交換が必要な場合は、高額出費になるので、複数の業者に相見積もりをしてもらってください。最低3社以上の業者への相見積もりがおすすめです。

 

給湯器を修理すればまだ使えるのに、交換をすすめる業者もいる可能性があるので、複数の業者への相談は必須です。相見積もりをすれば、適切な対処法と適正価格が分かります。

給湯器修理の実績が多い

給湯器はガスや電気が通っているので、経験のあるスタッフに来てもらわないと危険です。

 

給湯器修理には、以下のような資格者が必要なので、どの業者でも依頼できるわけではありません。

  • 第二種電気工事士
  • 給水装置工事主任技術者
  • ガス機器設置スペシャリスト

公式サイトで、給湯器修理の実績が多いかどうかを確認すれば、給湯器に正式に対応している業者だと分かります。

ご自宅の給湯器メーカーに対応している

業者がご自宅の給湯器メーカーに対応していないと、部品が必要な際に問題が生じます。業者の公式サイトで、対応メーカーを確認してください。メーカーに対応していれば、部品の調達が迅速です。

 

また、対応しているメーカーなら、スタッフが各機種のトラブルになりやすい傾向なども熟知しているので、修理がスムーズに進みます。

水道局指定工事店に登録されている

給湯器の交換や修理に、以下のような水道局指定工事店のみできる施工が必要なケースがあります。

  • 給水管や水栓の新設が必要
  • 給水管の種類を変更しなくてはならない

給湯器交換にいつでも必要なわけではありません。しかし、万が一必要となった場合に備えて、最初から水道局指定工事店に依頼しておけば安心です。

 

また、公的に認められた業者なので、安心感があります。技術面でも設備面でも信頼できるので、水道局指定工事店に指定されている業者がおすすめです。

お湯が出ないとお困りの方へ

お湯が出ない原因や対処方法をご紹介しました。ご紹介した方法で解決しない場合は、水道修理業者に相談するのがおすすめです。即日対応できる業者なら、すぐに原因を突き止めてくれます。

 

業者選びに困ったら『クリーンライフ』にお任せください。年中無休で24時間対応しています。お電話をいただいたら、すぐに駆けつけて点検しますので、お気軽にご相談ください。

 

『クリーンライフ 』は、全国で300以上の自治体で水道局指定工事店に指定されていますので、安心して任せられます。
⇒クリーンライフにお湯が出ない相談をしてみる

2024.01.04
2024.12.09

アパートでお湯が出ないときに対処を施すには、まず現在起きているトラブルその原因を理解する必要があります。

 

お湯が出ない原因は、給湯器や給水設備の故障であったり、単にお湯を使いすぎていたりとさまざまです。

 

そこで今回は、ケース別にアパートでお湯が出ない原因やその対処法をご紹介します。

 

「家賃は減額されるのか」「お風呂はどうするべきか」といった疑問も解決できる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

【ケース別】アパートでお湯が出ない原因・対処法

アパートでお湯が出ない原因となる給湯器

アパートで突然お湯が出なくなった場合に考えられる原因としては、以下の4つが挙げられます。

 

  • 給湯器の不具合
  • 給水設備の不具合か断水
  • 混合水栓の故障
  • お湯の使いすぎ

 

ここでは、アパートでお湯が出ない主な原因とその対処法について、詳しく解説します。

水は出るがお湯が出ないなら「給湯器の不具合」

水は正常に出る一方でお湯だけが出ない場合、給湯器が何らかの原因で機能していない可能性が高いです。特に、お湯が出ないだけでなくガスコンロの火もつかないなら、給湯器の不具合を疑いましょう。

 

給湯器に起こり得る不具合としては、以下のようなケースがあります。

  • 給湯器の安全装置が作動している
  • 給湯器が故障している
  • 給湯器が凍結している

給湯器の故障は自力で対処できるトラブルではないため、修理や交換が必要になります。以下の記事では給湯器が故障する原因も詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

 

【対処法-1】ガス代の支払い状況を確認する

ガス代の未払いに心当たりがある場合、まずは支払い状況を確認しましょう。

 

契約しているガス会社に問い合わせ、未払い分の有無を確認する方法が確実です。ガス会社によっては、会員用のオンラインサービスで支払い実績や未払い料金の金額を確認できる場合もあります。

【対処法-2】給湯器の復帰を試みる

ガス代の未払いがなければ、ガスコンロの火がつくかどうかを確認しましょう。ガスコンロの火もつかない場合、給湯器が停止していると考えられます。

 

給湯器は、以下のようなケースで安全装置が作動し、ガスが遮断される仕様になっているからです。

  • ガスの使いすぎ(コンロを長時間使用するなど)
  • お湯の使いすぎ(お風呂にお湯を入れすぎて溢れさせるなど)
  • 強い地震の発生

安全装置でガスが遮断されているなら、大抵は復帰の操作で解決します。

 

【給湯器の復帰方法】

  1. 家にあるすべてのガス機器を止める
  2. 自分の世帯の給湯器にある「復帰ボタン」を反時計回りに回して外す
  3. 復帰ボタンを赤いランプが点灯するまでしっかりと押す
  4. 赤いランプが点滅したら3分程度待つ
  5. ランプの点滅が消えたら復帰完了

ランプの色を確認しながら、復帰するか試してみましょう。

【対処法-3】給湯器の凍結ならぬるま湯で溶かす

朝晩の気温が著しく低下する真冬の時期なら、給湯器が凍結している可能性もあります。

 

給湯器の内部にある給水管は、気温が低くなると中に残ったお湯とともに凍結します。これにより、蛇口までお湯が供給されないというケースです。

 

給湯器が凍結している場合は自然に溶けるのを待つか、ぬるま湯を少しずつかけて溶かしていきましょう。タオルの上からお湯をかけていくと、より緩やかに溶かせます。

 

熱湯をかけると急激な温度変化で給水管が破裂する恐れがあるため、お湯は必ず人肌ほどの温度に留めましょう。

 

水もお湯も出ないなら「給水設備などの不具合か断水」

蛇口をひねったときにお湯も水も出ない場合、アパートの給水設備・止水栓・元栓いずれかの不具合か計画断水が実施されている可能性が高いです。

 

計画断水の場合は事前に掲示板やポスティングで詳細が通知されるため、確認してみましょう。

 

計画断水でない場合、止水栓の不具合なら自力で対処できる可能性があります。給水設備の不具合は入居者が対処できるトラブルではないため、管理会社や大家さんに連絡のうえ対応を依頼しましょう。

【対処法】止水栓・元栓の復帰を試みる

止水栓は、キッチン・洗面台・浴室・トイレなど、各水回りの近くに設置されています。まずはお湯が出ない水回りの止水栓を確認し、反時計回りに回して開きましょう。

 

一方でアパートの元栓は、玄関ドアの横などに配置されているメーターボックスの中にあります。水道メーターの近くにあるバルブハンドルが元栓で、反時計回りに回すと開きます。

 

ただし、集合住宅だと、複数軒分の元栓が1ヶ所に並んでいる場合も多いです。他の部屋の元栓を動かさないように注意しましょう。

一部の蛇口だけお湯が出ないなら「混合水栓の故障」

「キッチンの蛇口だけお湯が出ない」「お風呂だけお湯が出ない」など、一部の水回りだけお湯が出ないなら、混合水栓の故障が疑われます。

 

混合水栓とは、1つの蛇口から水とお湯の両方を出せるタイプの水栓です。水用・お湯用2つのハンドルか、左右に水とお湯の切り替えが可能な1つのハンドルが設置されています。

 

混合水栓は設置から10年程度経つと劣化症状が出やすくなり、水とお湯の切り替えができずお湯が出なくなる場合があります。

【対処法】水道業者に修理をしてもらう

混合水栓の故障を自力で対処するのは、ほぼ不可能と考えましょう。

 

混合水栓の修理には、レンチ・精密ドライバー・水栓レンチなど、さまざまな工具が必要です。また、適合するサイズを考慮しながら、自分で部品を調達しなければならない難しさもあります。

 

失敗すれば以下などのトラブルにもつながるため、無理をせず水道業者に相談のうえ、修理や交換を依頼すべきです。

  • 水が出ない
  • 水が漏れる

ただし、賃貸住宅のアパートの場合はいきなり水道業者に依頼はせず、管理会社や大家さんへ連絡しましょう。

電気給湯器でお湯が出ないなら「使いすぎ」の可能性も

オール電化の賃貸住宅で電気給湯器やエコキュートが使われている場合、使いすぎによるお湯切れが生じているケースもあります。

 

電気給湯器やエコキュートは、あらかじめ温められたお湯がタンクに溜まっており、それを出して使うのが基本的な仕組みです。

 

そのため、一度に多くのお湯を使うと、タンク内のお湯が切れて使えなくなります。

【対処法】お湯が沸くのを待つか沸き増しする

お湯が切れている場合、お湯が再び沸く夜間まで待つ他ありません。

 

ただし、沸き増しの操作・設定に対応している電気給湯器であれば、すぐにお湯を沸かせます。操作・設定方法は使用している機種によって変わるため、詳しくは取扱説明書を確認しましょう。

 

その代わり、電気代が高くなるというデメリットも伴います。

アパートでお湯が出ないときの修理費用負担

アパートでお湯が出ないときの修理費用

給湯器や混合水栓など、備え付けの設備が故障してお湯が出ない場合は業者による修理が必要です。その際、「修理費用は誰が負担するのか」という疑問が浮かぶ方も多いでしょう。

 

ここでは、アパートでお湯が出ないときの修理費用負担について詳しく解説します。

ほとんどの場合は貸主が費用を負担する

基本的に給湯器や混合水栓などの修理費用は、住宅の貸主側が負担します。賃貸住宅における設備は、貸主の持ち物という扱いになるからです。

 

また、設備の修理は借主の報告後、貸主側が修理業者を手配して費用を支払うという流れが多いです。修理業者の手配にあたって、借主側が日程調整や作業の立ち会いをする必要があります。

借主が費用を負担させられるケースもある

給湯器や混合水栓を含め、住宅の設備の修理費用はすべてのケースで貸主に負担してもらえるわけではありません。故障したにもかかわらず貸主への報告を怠ると、借主側の負担になる場合があります。

 

賃貸住宅の借主には、「善管注意義務」が適用されます。これは民法第644条に記されている、何かを委任された人に発生する義務のことです。借主は物件の一時的な管理者とみなされ、善管注意義務を全うする必要があります。

 

そのため、借主は住宅の設備に不具合が生じたら、迅速に貸主へ報告しなければなりません。報告を怠って他の入居者に損害が発生すれば、責任を問われて修理費用の支払い・損害賠償を求められる恐れがあります。

アパートでお湯が出ないときは家賃が減額される?

アパート(賃貸物件)の貸主には、借主から収益を得る権利と借主に物件を使用させる義務があります。その義務には、ただ使用させるだけでなく、物件の引き渡し後に支障がない状態を積極的に維持することも含まれるのがポイントです。

 

これを踏まえると、借主に過失がないのにアパートでお湯が出なくなった場合は、「支障がない状態を維持する」という義務が履行されていないのでは?という視点も生まれます。

 

アパートでお湯が出なくなった際、義務不履行の責任として家賃が減額されることはあるのでしょうか。

家賃が減額されるかどうかはケースバイケース

アパートのお湯が出なくなった場合、家賃が減額される可能性はあります。

 

民法611条には、「借主に故障の責任がないケースで賃借物が故障した場合は、使用できなくなった部分の割合に応じて賃料が減額される」という規定があるからです。

 

給湯器が故障しても、アパートでの生活が全般的に不可能となるわけではありません。給湯器が直るまでの期間は、アパートでの生活全体のうち、お風呂やお湯を使えない事実を各々の基準で数値化のうえ家賃を減額することになります。

 

しかし、賃借人が一方的に減額率を決めて主張し、トラブルに発展するリスクも潜んでいます。家賃の減額を求めたところで、スムーズかつ納得のいく金額で家賃が減額されない恐れもある点は留意すべきです。

まずは契約書を確認すべき

貸主によってはトラブルを避けるため、故障で設備が使えなくなった場合の賃料の減額率について契約書に明記しています。

 

また、家賃の減額割合の計算日数に含まれない「免責期間」が設定されている場合もあります。この期間中に設備が修繕されて問題なく使えるようになれば、家賃は減額されません。

 

お湯が出なくなった場合を含め、部屋の設備に何らかのトラブルが生じた際の対応は貸主によって異なります。まずは契約書の内容を確認してから、貸主に相談しましょう。

アパートでお湯が出ない期間の入浴方法

アパートでお湯が出ないときの入浴

アパートでお湯が出なくなると、多くの場合で浴室が使えなくなります。設備が直るまでの間は、以下の方法で対処しましょう。

  • 近隣の銭湯を利用する
  • 近くに家族や友人が済んでいれば浴室を借りる
  • 電気ケトルでお湯を沸かして使う
  • ボディシートで体を拭く

それぞれの詳細を、以下で解説します。

近隣の銭湯を利用する

近所に銭湯など公共の浴場があれば、それを利用するのが確実な方法です。日数によっては入浴料で出費がかさみますが、どの方法よりもリラックスして体を洗えます。

 

公共の浴場が苦手なら、漫画喫茶のシャワーを使うのもおすすめです。

近くに家族や友人が住んでいれば浴室を借りる

近くに家族や友人が住んでいる場合は、浴室を貸してもらう手もあります。多少の迷惑をかけてしまう点も気に留めながら、事前に連絡のうえ状況を説明し、許可を得ましょう。

電気ケトルでお湯を沸かして使う

近くに頼れる人や施設がなければ、電気ケトルなどで沸かしたお湯をお風呂に溜めて使う方法もあります。

 

ただし、1回でできるお湯の量は限られているため、何度もお湯を沸かしてはお風呂に移す作業を繰り返す手間が生じます。

ボディシートで体を拭く

入浴そのものが難しい場合は、専用のボディシートで体を清潔に保ちましょう。汗を拭くための小さなシートだけでなく、大判・厚手の全身用ボディシートも数多く販売されています。

 

無香料で肌に優しい成分を配合したシートもあり、香りや肌への刺激が気になる方も安心です。

アパートでお湯が出ない状況にお困りの方へ

アパートでお湯が出ない原因が給湯器や給水設備の不具合だったら、必ず最初に管理会社や大家さんへ連絡をしましょう。その際、修理対応の詳細について教えてもらえます。

 

指定給水装置工事事業者の『クリーンライフ』では、給湯器の修理や交換サービスも行っております。修理経験豊富なプロが迅速かつ丁寧に対応いたしますので、必要な際はお気軽にご相談ください。

 

>⇒クリーンライフに給湯器の故障を相談してみる

2024.01.04
2024.12.09

中古住宅の水道管を交換する際にかかる費用は、決して安いものではなく、高額になるケースが多いです。

 

水道管は年数が経過することで老朽化が進み、水漏れや水圧の低下などのさまざまな問題が起こりやすくなります。

 

そこで本記事では、中古住宅における水道管の交換費用について解説します。費用を安く抑える方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

中古住宅の水道管の交換が必要な場合

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中古住宅を購入した場合、水道管の交換が必要かどうかを確認しなければなりません。水道管といっても、種類や耐用年数はさまざまです。

 

大まかに水道管の交換が必要となるのは、次のような場合です。

  • 耐用年数が経過している
  • 水漏れや水圧低下が起きている

中古住宅の購入を検討している場合、快適な暮らしを送るためにも、水道管がきちんと機能しているかが重要となります。それでは、水道管の交換が必要な場合について、それぞれ詳しく説明します。

耐用年数が経過している

水道管は、素材によって耐用年数が設定されており、当然ながら期間が経過してれば交換が必要です。また、地震による揺れや環境の影響を受けやすく、一概に耐用年数内であれば交換不要とは言い切れません。

 

主な水道管の耐用年数の目安は、次の通りです。

種類 耐用年数
亜鉛メッキ鋼管 15~20年(1978年4月~使用禁止)
硬質塩化ビニルライニング鋼管 20~25年
樹脂管 40年

中古住宅では、水道管が設置されてからの経過年数や状態によっては、交換が必要となります。そのため、中古住宅を購入する際は、水道管のチェックも必須です。

 

問題がない場合でも、耐用年数を参考に交換を検討してみてください。

水漏れや水圧低下が起きている

水漏れや水圧低下が起きている場合は、水道管の交換が必要です。 水道管は、長年の使用や老朽化によって劣化が進み、破裂や水漏れ、水圧低下などのトラブルが発生します。

 

水漏れは、建物の損壊や隣接する他の住宅への被害を及ぼすため、修理する必要があります。 水圧低下は、シャワーや水道の使用に支障をきたすため、快適な生活を送る妨げになるでしょう。

 

水漏れや水圧低下が起きているかどうかは、素人では判断が難しいため、水道修理業者に相談してください。万が一問題があれば、適切な方法で水道管を交換する必要があります。

 

中古住宅の水道管を交換する方法

おすすめの水道修理業者

中古住宅の水道管を交換する方法には、大きく分けて以下の3つがあります。自分の目的や希望にあった方法を選んでください。

  • フルリノベーション
  • 修理箇所を限定
  • DIYで交換

それでは、それぞれについて詳しく説明します。

フルリノベーション

水道管のフルリノベーションは、以下の場合に行います。

  • 中古住宅を購入してから長い年月が経過
  • 築年数の古い中古住宅を購入

水道管が老朽化し、劣化によって水漏れや水圧低下などのトラブルを発生している場合が多いです。

 

フルリノベーションとは、建物を解体して基礎から作り直すような、全面的なリノベーションを指します。そのため、水道関連の設備や配管の改修も同時に行えます。

 

建物全体だけでなく、水道管の耐用年数を延ばすことができ、快適な生活を送るために必要な設備や配管を最新のものに更新可能です。 ただし、コストがかかるため、費用がどのくらい必要か把握しておく必要があります。

修理箇所を限定

水漏れや水圧低下の原因を特定できていれば、修理箇所だけを交換できます。修理箇所を限定して交換する方法は、部分的な交換のため時間と費用を抑えられます。

 

しかし、問題の原因を見過ごしてしまうと、別の箇所でも同様の問題が発生する可能性があり、注意が必要です。

 

また、修理箇所を限定して交換する場合でも、水道管の材質や耐用年数に合わせた適切な工事を行うことが重要です。自己判断で交換すると、以下のように、交換したことによって別の問題を引き起こす可能性があります。

  • 劣悪な部材を使ってしまった
  • 取り付け方を誤った

必ず水道修理業者など専門家の意見を聞き、適切な方法で交換を行いましょう。

DIYで交換

中古住宅の水道管をDIYで交換する場合、以下の手順を守って行うことが重要です。

  1. 水道管の取り外し
  2. 新しい水道管の取り付け
  3. 水漏れチェック

ただし、工具や技術が必要となるため、DIY初心者は業者への依頼がおすすめです。素人が自己判断で交換することは危険です。

 

中古住宅の場合、建物の構造や配管の仕様を確認し、専門的な知識や技術が必要となります。

 

また、法律で定められた水道設備工事の技術基準を満たさない施工を行った場合、建築基準法や水道法に違反し、罰則が科せられる可能性があります。そのため、水道管の交換は専門業者に依頼することをおすすめします。

 

⇒クリーンライフに水道管の交換の相談をしてみる

中古住宅の水道管の交換費用

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中古住宅の水道管の交換費用は、主に次の3つの要素から構成されています。

  • 診断費用
  • 工事費
  • 材料費

つぎに、中古の一戸建てとマンションにおける、水道管の交換費用について説明します。

中古の一戸建て

中古の一戸建てにかかる水道管の交換費用は、どのくらいの規模の交換が必要かによって大きく異なります。一般的に、フルリノベーションによる交換工事は、数百万円程度かかります。

 

一方、修理箇所を限定した部分的な交換の場合やDIYによる交換の場合は、数万円から数十万円程度で行えるでしょう。

 

ただし、交換する箇所や配管の種類、地域によって費用が異なります。そのため、正確な見積もりは、必ず業者に依頼してください。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することがおすすめです。

中古のマンション

中古のマンションの場合、水道管の交換費用は、50~100万円程度が目安です。一戸建てに比べて複雑な配管構造や共有部分の問題があるため、交換費用が高額になることがあります。

 

具体的には、集合住宅の場合は各戸の水道管だけでなく、以下の交換も必要になる可能性があるためです。

  • 共有部分の水道管
  • ポンプ

共有部分の交換費用については、マンション全体で負担することになり、管理組合や管理会社との協議が必要となります。

 

また、中古マンションでも物件の種類や規模、建物の年数や状態によって交換費用が異なります。事前に、専門業者の見積もりをとることが重要です。

水道管の交換費用は誰が負担するのか?

水道管の交換にかかる費用は、お住まいの住宅が自分の持ち家なのか、それとも賃貸なのかによって、誰が負担するのかが異なります。それぞれの場合について、説明します。

持ち家の場合

当然ながら、自宅の敷地内にある水道管の交換費用は自己負担です。しかし、建物の外にある水道管については、各自治体により、費用負担のルールが異なります。

 

一般的に道路の地下にある水道管は、公共のものです。そのため、自宅の敷地外の水道管の交換については、必ず自治体の水道局や役所の担当部署に問い合わせましょう。

賃貸住宅の場合

水道管の交換にかかる費用は、原則として大家や管理会社が負担します。生活する上で、必要な設備の一つであるためです。

 

ただし、水道管の交換が必要になった原因が入居者の不注意や故意によるものであった場合は、入居者に負担が求められることがあります。

 

ただし、入居者が自ら工事事業者を選定する際には、事前に大家や管理会社との相談が必要です。トラブルに発展しないためにも、契約書をよく確認してから相談しましょう。

中古住宅で水道管の交換費用を節約する3つの方法

直し方が分かった女性

中古住宅の水道管の交換は、費用がかかる大きな修繕の一つです。しかし、いくつかの方法を用いることで、費用を節約できます。ここでは、節約するための3つの方法を紹介します。

優先順位の決定

中古住宅で水道管の交換費用を節約するためは、優先順位を決めておくことが重要です。一般的にフルリノベーションすれば、長い目で見れば節約になる可能性はあります。

 

ただし、費用は高くなってしまうため、予算の都合上、すべての水道管の交換ができない場合もあるでしょう。修繕や交換の優先順位を決め、節約できることがないか検討してみてください。

 

節約する上で、次の優先順位を参考にするとよいでしょう。

  1. 水漏れなど、緊急性の高い箇所の修繕
  2. 修理箇所を限定
  3. DIYで対応
  4. 業者の見積もりを比較

自分でできることをDIYで行い、業者に依頼する箇所を限定することも、費用を抑える方法の一つです。

住宅ローンの活用

中古住宅で水道管の交換を行う場合にも、住宅ローンの活用が可能です。住宅ローンは、リフォームローンよりも金利が低く設定されています。

 

住宅ローンの借り入れ時に、交換費用も含めたリフォーム費用を一括して融資してもらえれば、少しでも安く抑えられるでしょう。

 

中古物件を購入する際は、リフォーム費用も視野に入れて検討してみてください。ただし、借り入れには返済義務が伴うため、借り入れ前に返済計画をしっかりと把握しておくことが大切です。

リフォーム減税や補助金

中古住宅の水道管の交換費用を抑えるために、リフォーム減税や補助金を活用することもできます。リフォーム減税とは、住宅のリフォームにかかる費用の一部が所得税から控除される制度で、水道管交換費用も対象となります。

 

ただし、一定の条件がありますので、詳細については税務署や国税庁のホームページを確認してください。

 

また、補助金についても、各自治体や国が実施している場合があります。 補助金の金額や対象となる費用、条件などは自治体によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

中古住宅の水道管を交換するときの注意点

注意

中古住宅の水道管を交換するとき、いくつかの注意点があります。いざ水道管を交換しようと思っても、できない可能性もあるので、気をつけておくべき点を把握しておきましょう。

 

それでは、注意点について説明します。

水道管の交換が難しい場合

建物の構造や水道管が設置されている箇所によっては、水道管の交換が難しい場合があります。既存の住宅では柱や壁、水道管など、動かせない部分が存在します。

 

そのため、中古住宅は、希望通りのリフォームが可能かどうか事前に把握した上で、購入してください。

 

また、すでに中古住宅にお住まいの方は、移動できない部分を把握した上で、水道管の交換を検討してください。

マンションの場合

マンションは共同所有物であり、たとえ専有部分であっても勝手に水道管の交換はできません。各マンションのルールに従い、水道管を交換する前には、必ずマンションの管理組合に相談してください。

 

主な注意事項は、次の通りです。

  • 管理組合の承認を得る
  • 工期の確認をする
  • 施工業者の選定に注意する
  • 管路調査を実施する
  • 費用負担の確認をする

以上のように、マンションの水道管を交換する際には、管理組合や近隣住戸への配慮など、多くの注意点があります。

 

規則内容によっては、希望通りの工事ができない可能性もあるので、注意が必要です。

予算オーバーの場合

中古住宅の水道管の交換は、修理箇所が多いほど、費用が高額になります。 万が一、予算オーバーになってしまった場合は、以下のような方法を検討してみてください。

  • 修理箇所を限定する
  • 時期を選ぶ
  • 住宅ローンを利用する
  • 補助金を利用する
  • リフォームローンを利用する

以上のような方法で、予算を抑えられます。

 

中古住宅の購入の際は、物件の費用だけでなく、リフォーム代金も考慮しなければなりません。予算オーバーのため、リフォームをあきらめなければならない事態にならないように、予算はしっかり把握しておきましょう。

中古住宅の水道管を交換する業者の選び方

水道業者選びに悩む人

中古住宅で水道管を交換する際には、信頼できる業者を選ぶことが重要です。水道修理業者の選び方における、次の2つのポイントについて説明します。

  • 相見積もりをとる
  • 水道局指定工事店である

それでは、2つの詳細をお伝えします。

相見積もりをとる

相見積もりをとることは、中古住宅の水道管交換業者を選ぶ上で非常に重要なポイントの一つです。相見積もりをとれば、複数社の比較が可能となります。

 

相見積もりをとる際には、業者に同じ条件で見積もりを依頼し、比較しやすいようにしてください。また、見積もりは、以下などが明記されていることを確認しましょう。

  • 作業内容
  • 材料の種類
  • 数量
  • 価格
  • 工期

業者選びにあたっては、口コミや評判、実績、保証内容なども確認することが大切です。信頼性の高い業者を選ぶことで、作業後のフォローなども安心して受けられるでしょう。

水道局指定工事店である

水道局指定工事店とは、各自治体の水道局から認められた水道修理業者のことです。さまざまな条件をクリアしており、技術的な信頼性が高く、安心して水道管の交換工事を依頼できます。

 

水道局指定工事店に認められる条件として、掲げられているのは次の事項です。

  • 給水・排水工事に必要な設備を所有
  • 国家資格「給水装置工事主任技術者」が在籍
  • 不当な工事を行わない

業者選びの基準として、水道局指定工事店であるということは、一つの安心材料です。

中古住宅で水道管を交換するなら

中古住宅で水道管を交換する場合は、高額な費用が発生します。より快適な暮らしを長く送るためにも、水道修理業者は慎重に選ばなければなりません。

 

中古住宅での水道管の交換を検討中でしたら、私たちクリーンライフへお気軽にご相談ください。豊富な知識と経験をもつスタッフが、水道管に関するトラブルを解決に導きます。

 

⇒クリーンライフに水道管の交換の相談をしてみる

2024.01.04
2024.12.09

蛇口からの水漏れの原因や、対処法を分かりやすく説明します。

 

蛇口からの水漏れは、わずかな水漏れでも水道代が高くなるので、迅速な対応が必要です。ハンドルや土台など、箇所別に原因と修理方法をお伝えします。

 

ただし、水漏れは、水道修理業者に依頼すべき場合もあります。修理料金の目安や業者の選び方もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。

 

蛇口から水漏れしたときの応急処置

蛇口

蛇口から水漏れしているのに気付いたら、まずは応急処置を行いましょう。後々業者に修理を頼むにしろ、できるだけ早くポタポタと流れ落ちる水を止めなければ、水道料金が高額になります。

 

具体的な応急処置の方法は、下記の通りです。

  • 止水栓・元栓を閉める
  • ナットを緩める・締める

いずれか一方、もしくは両方を実践すれば、ひとまず応急処置は完了します。具体的な手順については以下で紹介するので、水漏れが発生したときの参考にご覧ください。

止水栓・元栓を閉める

蛇口から水漏れが発生した際は、止水栓を閉めて水道の給水を止める必要があります。止水栓の位置は水回りの箇所ごとに異なるので、以下の表を参考にしてみてください。

水回り箇所 止水栓のある場所
キッチン シンク下の扉の中
浴室 蛇口の下側
洗面所 ボウル下の扉の中
給湯器 給湯器本体の下から出ている給水管

止水栓は、手で回す「ハンドルタイプ」とマイナスドライバーで回す「ネジ式」があります。いずれのタイプの止水栓も、時計回りに回すと閉まります。

 

止水栓のある場所や役割については、下の記事を参考にしてください。

 

しかし、以下のような場合は、止水栓ではなく、元栓を閉めます。

  • 止水栓が硬くて動かない
  • 止水栓の場所がわからない
  • 洗濯機の蛇口のようにそもそも止水栓がない

水道の元栓の場所

一般的に、元栓は住宅の屋外に設置されているため、水道メーターを目印に探しましょう。また、元栓を閉めると、家中の水道が使えなくなる点には注意が必要です。

 

水道管の中に水が溜まっている場合、止水栓・元栓を閉めてもすぐに給水が止まらないケースもあります。完全にストップするまでは下にバケツを置いたり、水漏れ箇所に直接雑巾を当てたりして対処しましょう。

 

元栓の場所については、以下の記事でより詳しく解説しています。

ナットを緩める・締める

止水栓を閉めても蛇口の水漏れが止まらなければ、ナットを緩める・締めるといった方法を試してみてください。

 

緩んだナットは、軽く締める程度で十分です。あまりに強く締めすぎると、ナットが割れてしまう恐れがあります。

 

軽く締めても症状が変わらない場合は、ナット自体が劣化しているかもしれません。部品交換によって、新しいものに取り替える必要があります。

【箇所別】蛇口から水漏れする原因・修理方法

浴室

必要な道具が揃えば、蛇口の水漏れ修理をスタートできます。

 

ここでは、水漏れが発生している部位別の修理方法を解説します。原因をしっかり突き止めたうえで、適した対処を実施してください。

ハンドル・レバーの根本から水漏れ

ツーハンドル混合水栓の三角パッキンを交換

ハンドルやレバーの根本からの水漏れの原因は、三角パッキンやOVパッキンの劣化です。

 

ハンドルタイプの蛇口の水漏れを解消するには、三角パッキンを交換する必要があります。修理の方法は下記の通りです。

  1. ハンドル上部真ん中の赤・青のビスを外す
  2. 内部のネジを外し、ハンドルを外す
  3. レンチでナットを緩め、新しいパッキンに交換する
  4. 逆の手順で元通りにする

レバータイプの水漏れ時には、蛇口根本のOVパッキンを要チェックします。元栓を閉めて、下記の手順で行いましょう。

  1. レバー根本のネジを緩め、レバーを外す
  2. 蛇口の根本を押さえながらレンチでナットを緩め、最後は手で回して外す
  3. バルブカートリッジを外し、スパウトを外す
  4. マイナスドライバーでOVパッキンを外す
  5. 新しいOVパッキンに交換する
  6. 逆の手順で元通りにする

元栓を開けて、水漏れがないか確認して終了です。

 

蛇口のハンドルに関するトラブルは、以下の記事でまとめています。

吐水口から水漏れ

ツーハンドル混合水栓のコマパッキンを交換

蛇口の吐水口やパイプ先からの水漏れ時は、ハンドルタイプならコマパッキン、レバータイプならバルブカートリッジの不具合が原因です。

 

コマパッキンの交換手順は次の通りです。

  1. 元栓を閉める
  2. ペンチでカラービスを外し、ハンドルを外す
  3. ハンドル下のナットをレンチで外す
  4. ナット下の三角パッキンを外した後、スピンドルを外す
  5. 新しいコマパッキンに交換する
  6. 逆の手順で元通りにする
  7. 元栓を開く

 

バルブカートリッジの水漏れには、下記のように対応します。

  1. 止水栓を閉める
  2. レバー下のネジを外す
  3. ハンドルを外し、スパウトのカバーを外す
  4. 新しいカートリッジに交換する
  5. 逆の手順で元通りにする
  6. 止水栓を開く

消耗品なので、定期的な交換が重要です。

スパウトの根本から水漏れ

吐水口に繋がるスパウトの根本から水漏れしていれば、OVパッキンやバルブカートリッジ等の部品が劣化している恐れがあります。

 

OVパッキンは前項の「ハンドル・レバーの根本から水漏れ」、バルブカートリッジは「吐水口から水漏れ」の内容を参考に、修理を行いましょう。

 

水漏れの原因がいくつか考えられる部位なので、どの部品が原因となっているかをしっかり見極めることが、スムーズに交換作業を進めるためのポイントです。

土台・壁の根本から水漏れ

単水栓と混合栓

蛇口の根本である土台や壁からの水漏れは、シールテープの劣化によって発生します。巻き直しでの修理が可能ですが、単水栓・混合水栓かで手順が異なるので、それぞれ解説していきます。

 

単水栓は、下記の流れで作業を進めましょう。

  1. 残留水を出し切る
  2. 壁から蛇口を外す
  3. 給水配管の汚れを取り除く
  4. 配管との接合部分にシールテープを巻き直す
  5. 蛇口を元の位置に戻す

混合水栓の修理手順は、下記の通りです。

  1. 蛇口とクランクを外す
  2. 壁からクランクを外す
  3. 給水配管の汚れを取り除く
  4. クランクを仮設置し、回転数や高さを確認する
  5. シールテープを巻き直す
  6. クランクを元の位置に戻す
  7. 蛇口とクランクを接続する

古いシールテープを丁寧に取り除いてください。

 

混合水栓や単水栓といった水栓の種類について確認したい方は、以下の記事に詳しく説明しています。

給水ホースから水漏れ

給水ホース本体または逆止弁に使われるパッキンが劣化すると、蛇口でなくホースから水漏れすることもあります。主にトイレやシンク下、洗面台下で発生しやすいケースです。

 

給水ホースの交換修理は、下記のように進めてください。

  1. ネジを外し、蛇口側はロックレバーを押して給水ホースを取り外す
  2. 蛇口側にニップルがあれば、プラスドライバーを使ってネジを外す
  3. ホース本体、もしくはパッキンを新しいものに交換する

ニップルがなければ、蛇口側のナットは接合部分のロックレバーを押すだけで、簡単に外せます。

蛇口の水漏れ修理を業者に頼むときの判断目安

水道修理業者

以下のような場合は、水道修理業者への依頼がおすすめです。

  • 自分で修理すると、失敗しそうで不安だ
  • すぐに修理してほしい
  • 部品を買いに行く時間がない
  • 水道工事の道具を持っていない
  • 水漏れ箇所がわからない

修理業者に依頼すれば、間違った部品を買ってしまったという失敗もありません。

 

蛇口の水漏れ修理に不安を感じる方は、業者へ気軽に相談してみましょう。

水道修理業者を選ぶときのポイント

水道修理業者に依頼する際は、安易に選ばず、慎重に選びましょう。悪徳業者を選んでしまうと、納得のいく結果になりません。

 

以下の点を確認すれば、信頼できる優良業者を選べます。

  • 水道局指定工事店に指定されているか
  • 高評価の口コミが多いか
  • アフターサービスがあるか

特に、水道局指定工事店であることは重要です。水道局指定工事店なら、蛇口だけでなく、給水管にトラブルがあった場合も、修理を依頼できます。

 

水道局指定工事店とはどのような業者なのか、次の記事で確認しておきましょう。

蛇口の水漏れ修理の料金相場

蛇口の水漏れ修理を水道修理業者に頼む場合は、ある程度まとまった費用が必要となります。水道修理業者に頼む前に、以下であらかじめ費用相場を押さえておきましょう。

修理内容 料金相場
部品のみ交換 8,000円〜15,000円
蛇口本体の交換 10,000円〜20,000円

交換する部品が増えるにつれて修理費用も高額になるので、注意しましょう。

 

下記の記事で、業者の選び方から蛇口交換の費用目安まで、詳しく説明しています。

蛇口の水漏れ修理に必要な道具

蛇口の水漏れ修理に必要な道具

水漏れした蛇口の応急処置を行ったり、自分で修理にあたったりする際は、いくつか道具が必要になります。

 

100円ショップ等で手軽に買える道具もあれば、ホームセンターまで行かないと入手できない専門的な工具もあるので、あらかじめ道具を用意しておくと安心です。

 

ここでは蛇口の水漏れ修理に必要な道具をまとめているので、工具を揃えるうえで参考にしてみてください。

精密ドライバー

蛇口の水漏れ修理をする際、ネジを回す作業で欠かせないのが精密ドライバーです。

 

ネジのサイズ、ハンドルの形状ごとに違う種類のものを使い分ける必要があるので、プラス・マイナスの両方を含めた一式で用意しておくと便利でしょう。

 

取り扱い場所は、100円ショップからホームセンターまでさまざま。価格は高くても2,000円程度で、手軽に揃えやすいのが特長です。

モンキーレンチ

精密ドライバーに続き、水漏れ修理に必須のモンキーレンチ。主にボルトを緩めたり、締めたりする役割を持つ道具です。

 

ボルトを掴むアゴの幅を、ウォームギヤで好きに調節できるのがポイント。ガタつきの発生が抑えられるため、ボルトやナットの頭を傷つける心配がありません。

 

水回りの修理用には、22mm以上に開口するタイプが重宝されています。ホームセンター等に置かれていることが多いので、購入時には用途に合う商品を見極めるようにしてください。

水栓レンチ

蛇口自体を取り外す必要のある修理では、水栓レンチが必須です。壁と蛇口の接合部分から、水漏れしたシーン等で使用されています。

 

専門的な工具で普段はあまり目にしませんが、ホームセンターに行けば手に入る可能性が高いでしょう。販売価格の目安は、1,000円~1,500円前後です。

ピンセット

水漏れ修理は小さなパーツを扱うことも多いため、ピンセットがあると作業を進めやすくなります。蛇口内部に使われる、パッキンやナットを掴むときにも大活躍するでしょう。

 

販売価格は安いもので100円程、高いものでも1,000円前後と比較的安価な道具といえます。

蛇口の水漏れを放置するのは危険

危険

発生部位や症状の重さにかかわらず、蛇口の水漏れを放置するのは良くありません。

 

修理が遅れると下記3つのトラブルに繋がるリスクがあるので、軽度の場合もすぐに対処してください。

水道料金が増加する

水漏れを放置し続けると、実際に水を使っていなくとも勝手に水道使用量が増えてしまいます。

 

確定した水道代を見るまでトラブルに気付かなかった場合、通常の倍ほどになる高額な水道代を請求されるケースも少なくありません。

 

ポタポタ垂れる程度の症状であっても、24時間流しっぱなしではかなりの水量となり得ます。些細な異変でも気付いたらすぐ対処し、余計な費用の発生を防ぐようにしてください。

悪臭やアレルギーの原因になる

水漏れで湿気を帯びた住宅はカビの温床となり、悪臭を放ち始めるリスクがあります。カビは屋内至るところに発生するため、住まいの印象を悪くすることに繋がりかねません。

 

また、カビはアレルゲンにもなり得る有害物質です。万が一、発生してしまった際には早急に解決を目指すようにし、大切な家族の健康を守りましょう。

被害が拡大して近隣住宅を巻き込む

マンション・アパートやシンクが2階にある二世帯住宅で水漏れが発生した場合、近隣住民を巻き込むまでのトラブルに発展してしまうケースもあります。

 

配管を伝った壁染みや火災による被害等、階下の住人に何らかの影響を及ぼしたときは、補償を負う義務が生じるかもしれません。高額な補償金の支払いによって自身の生活に支障をきたさないためにも、水漏れトラブルは早期解決を目指すように努めましょう。

蛇口の水漏れを早く解決したいときは

蛇口の水漏れ

蛇口からの水漏れの原因や対処法をお伝えしました。

 

ご自分でも対処できることがありますが、すぐに水漏れを解消したいときは、業者への依頼がおすすめです。私たち『クリーンライフ』は、お電話をいただいたら最短30分で駆けつけます。

 

300以上の自治体で水道局指定工事店に指定されており、幅広い水回りトラブルに対応できるため、いつでもお気軽にご相談ください。さまざまなメーカーの蛇口に対応しています。

 

⇒『クリーンライフ』に蛇口の水漏れトラブルの相談をしてみる

2024.01.04
2024.12.09

「蛇口が故障した」「高機能な蛇口に取り換えたい」などの理由で蛇口の交換が必要になった場合、交換作業をどこに頼むべきか分からない方は多いのではないでしょうか。

 

今回は蛇口交換ができる業者と、それぞれに依頼した場合の料金相場を解説します。蛇口交換を検討中の方はぜひ参考にしてください。

蛇口交換はどこに頼むべき?

蛇口

トイレやキッチン、洗面所などの水回りに欠かせない蛇口。交換作業が必要になった際、どこに頼むべきなのでしょうか。

 

主な依頼先には、下記の4つが挙げられます。

  1. 蛇口のメーカー
  2. 水道修理業者
  3. ホームセンター
  4. 家電量販店
料金相場 メリット デメリット
蛇口のメーカー 2.5万円〜13万円 最新モデルが揃っている 定価販売が多く費用が高い
水道修理業者 2万円〜6万円 作業は水道修理のプロが行う 在庫が安定しない
ホームセンター 3万円〜12万円 様々なメーカーの中から選べる 業者を自分で選べない
家電量販店 2.5万円〜12万円 様々なメーカーの中から選べる 業者を自分で選べない

それぞれの業者のメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

蛇口のメーカー

蛇口交換は、製造から販売を手がける蛇口メーカーに依頼できます。蛇口メーカーは最新モデルが充実しており、機能性を求めている人におすすめです。

 

保証サービスも充実しているため、交換後に不具合を起こした場合でも、保証期間内であれば無償で交換してもらえることがほとんどです。

 

ただし、販売価格は定価のケースが多いため、費用を抑えたい人にはあまり向いていないでしょう。

水道修理業者

水漏れなどのトラブルを伴う蛇口の交換であれば、水道修理業者がおすすめです。トラブルの対応から蛇口交換まで、プロが一貫して作業を行います。

 

ただし、業者によっては蛇口本体の在庫が安定しておらず、交換は後日となることも多いです。トラブルには連絡一つでスピーディーに対応してくますが、蛇口交換が必要になった際はその点も留意しておきましょう。

 

⇒『クリーンライフ』の蛇口(水栓)の施工事例を見てみる

ホームセンター

蛇口交換の依頼はホームセンターでも可能です。ホームセンターでは様々なメーカー品の上位モデルから廉価版まで揃っているので、予算に合わせて蛇口を購入できます。

 

ただし、交換作業はホームセンターが委託する業者が行うため、どんな業者が来るか事前にわからないことがほとんどです。ホームセンターで蛇口交換を依頼する際は、作業時のトラブルなどにも補償があるかどうか確認しておきましょう。

家電量販店

家電量販店も蛇口交換を依頼できる業者の一つです。ポイント還元やセールなどのキャンペーンを利用すると、お得に蛇口交換ができる可能性があります。

 

ただし、交換作業はホームセンターと同様に、委託する業者が行います。また、店舗によっては在庫状況が異なるため、場合によっては取り寄せになることも留意しておきましょう。

賃貸では蛇口交換をどこに頼む?

蛇口を点検する水道修理業者

賃貸住宅の場合は、勝手に蛇口交換をすることはできません。ここでは賃貸の場合の蛇口交換について解説します。

1.水漏れしている場合は応急処置必須

水漏れが発生した場合は、すぐに応急処置を行いましょう。特にマンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの場合は、下の階まで被害が広がるおそれがあります。

 

多くの場合、蛇口などの水栓設備にはそれぞれに止水栓が設置されており、それを閉めることで蛇口の水を止めることができます。止水栓を閉めても水漏れが止まらない場合は、元栓を閉めて家全体の水を止めましょう。


2.管理会社や大家さんに相談

賃貸で蛇口交換をしたい場合は、管理会社や大家さんへの相談が必要です。賃貸住宅の設備は管理会社や大家さんに管理権限があるため、住人が勝手に交換してはいけないことになっています。

 

また、蛇口の交換に至った原因が老朽化などの場合は、管理会社または大家さんが交換費用を負担してくれます。蛇口の交換を希望する場合は、まず管理会社に相談しましょう。

蛇口のタイプ別|本体費用相場

蛇口4タイプ

蛇口の交換費用は、蛇口本体の費用によって大きく異なります。蛇口のタイプは主に次の3つで分かれます。

  • 単水栓か混合水栓か
  • ワンホール混合栓かツーホール混合栓か
  • 台付混合栓か壁付き混合栓か

ここでは蛇口のタイプ別に本体費用相場を解説します。

蛇口のタイプ|単水栓か混合栓か

単水栓と混合栓

蛇口のタイプは大きく分けて、単水栓か混合栓かの2つに分かれます。それぞれの特徴と本体費用相場を下記の表にまとめました。

特徴 本体費用相場
単水栓 1つの蛇口から水かお湯どちらかしか出ないタイプ。屋外の蛇口や洗濯機用の蛇口の多くは水しか出ない単水栓。 2,000円〜4,000円
混合栓 1つの蛇口から水もお湯も出るタイプ。キッチンやお風呂、洗面台には一般的に混合水栓が使われている。 1万円〜5万円

蛇口のタイプ|ワンホール混合栓かツーホール混合栓か

ワンホール水栓とツーホール水栓

上記のイラストの通り、蛇口には取り付ける給水管の穴が1つのタイプと2つのタイプがあります。それぞれの特徴は下記のとおりです。

特徴 本体費用相場
ワンホール混合栓 蛇口を取り付ける給水管の穴が1つのタイプ。 1万円〜10万円
ツーホール混合栓 蛇口を取り付ける給水管の穴が2つのタイプ。取り付けの際はそれぞれの穴の距離を測る。 1万円〜1.5万円

蛇口のタイプ|台付き混合栓か壁付き混合栓か

台付き水栓と壁付き水栓

蛇口のタイプには台付き混合栓と壁付き混合栓の2つのタイプがあります。それぞれの特徴と本体費用相場は下記のとおりです。

特徴 本体費用相場
台付き混合栓 給水管の取り付穴がシンクや洗面台の上にあり、蛇口を台に取り付けるタイプ。 2万円〜5万円
壁付き混合栓 給水管の取り付け穴が壁にあり、蛇口を壁に取り付けるタイプ。 1万円〜3万円

蛇口交換を頼む業者の選び方

悩んでいる女性

蛇口交換を依頼する業者は、下記のポイントを踏まえて選びましょう。

  • 水道局指定工事店
  • 保証が充実している
  • 料金設定が明瞭

それぞれ詳しく解説します。

水道局指定工事店

蛇口交換を依頼する際は、水道局指定工事店を選びましょう。水道局指定工事店とは、その地域の水道局から水道工事を適切に行える修理業者として認められている業者のことを指します。

 

蛇口の交換のみであればどの水道業者でも施工は可能ですが、トラブルを伴う場合はに指定工事店に任せた方が安心です。

保証が充実している

蛇口交換を依頼する場合は、保証やアフターフォローが充実している業者を選びましょう。蛇口交換直後は問題がなくても、数日後にトラブルが発生するケースもあります。

 

そうした万が一の場合でも、保証やアフターフォローを用意している業者であれば安心です。蛇口交換を依頼する際は確認しておきましょう。

料金設定が明瞭

蛇口の交換を依頼する際は、料金が明瞭に設定されている業者を選びましょう。蛇口交換を行う業者の中には、料金設定を曖昧にして高額な費用を請求する悪徳業者も存在します。

 

ホームセンターや家電量販店に依頼する場合はどんな業者がくるかわからないため、確認する術はありませんが、自分で業者を選べる場合はホームページなどでしっかり料金を確認しましょう。

蛇口交換は自分で行うことも可能

蛇口修理に必要な道具

道具と知識さえあれば、蛇口本体のみを購入して自分で交換することも可能です。自分で蛇口交換をする場合に必要な道具と手順は以下のとおりです。

 

【用意するもの】

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • モンキーレンチ
  • 六角レンチ

【自分で蛇口交換をする手順】

  1. マイナスドライバーで止水栓を閉め、給水を止める(止水栓がない場合は、元栓を閉める)
  2. ナットを緩め、蛇口を取り外す
  3. 新しい蛇口本体と部品を取り付ける
  4. 新しい蛇口の逆止弁を給水管と接続する
  5. 逆の手順で止水栓を開け、水の出方に問題がないことを確認(元栓を閉めた場合は、元栓を開ける)

自分で蛇口を取り付ける場合にかかる費用は本体の購入費のみとなるため、出費を抑えることができます。

 

ただし、取り付けに失敗すると水漏れなどのトラブルに発展し、余計な修理費用がかかる可能性もあります。DIYに慣れていなかったり、工具やパーツの扱いに慣れていない人は、無理に自分で交換せずに業者へ依頼しましょう。

 

⇒『クリーンライフ』に蛇口交換の相談をしてみる

蛇口交換をどこに頼むか悩んだら

今回は、蛇口交換の依頼先と業者の選び方、交換費用相場について解説しました。

 

蛇口交換はメーカーやホームセンター、家電量販店などで交換できますが、水回りのことは水道のプロである水道修理業者への依頼がおすすめです。蛇口は自分で交換することも可能ですが、失敗した場合はトラブルに発展する可能性があります。

 

業者選びに迷う場合は、私たち『クリーンライフ』にお任せください。水道局指定工事店として、蛇口交換をスピーディーに解決します。

⇒『クリーンライフ』に蛇口交換の相談をしてみる

2024.01.04
2024.12.09

キッチンや風呂、洗面台などで使われる水道蛇口(水栓)は、定期的に交換する必要があります。

 

交換工事にかかる費用は、依頼先ごとにさまざま。また、蛇口の種類や設置場所によっても大きく異なるので、おおよその目安を知っておくと安心です。

 

今回は水道蛇口の交換を依頼する際の費用相場のほか、工事費用を抑える方法についても解説します。水道蛇口を交換する予定の方は、ぜひチェックしてみてください。

【種類別】水道蛇口の交換費用の相場

料金相場

水道蛇口の交換費用は、蛇口の種類や設置場所、台付きか壁付きかなどの条件で変化するので、一概にいくらと言い切るのは難しいです。

 

本項では、水道蛇口を交換する際の費用相場をキッチン・風呂・洗面台別に紹介。「蛇口本体代+交換工事費の場合」「交換工事費のみの場合」の2つのケースに分けて解説します。料金は税込です。

キッチン蛇口(台所蛇口)の交換費用の相場

機能の幅が広いキッチン蛇口(台所蛇口)は、風呂や洗面台用の製品に比べ、交換費用の幅が大きくなりがちです。キッチンの蛇口の代表例には、次の4つがあります。

  • 混合栓(ワンホールまたはツーホール)
  • タッチレス水栓
  • 浄水器内蔵型水栓
  • シャワー付き水栓

基本的に多機能な蛇口ほど、交換工事の費用相場が高くなると認識しておきましょう。

蛇口本体代+交換工事費の場合

キッチン蛇口本体の代金込みの場合、交換工事にかかる総額は次の通りです。

ワンホール混合栓 20,000円~56,000円
ツーホール混合栓 14,000円~32,000円
壁付き混合栓 15,000円~27,000円

多機能の蛇口を使っていたり、部材に別途加工が必要だったりする工事ほど、高額になる傾向があります。本体代が高いだけでなく、交換作業の手間も増えることが理由です。

交換工事費のみの場合

蛇口本体をあらかじめ用意しておく場合、発生するのは交換工事にかかる作業料金のみ。上の表と比べれば、大幅にコストダウンできるのが分かるでしょう。

ワンホール混合栓 7,000円~11,000円
ツーホール混合栓 10,000円~13,000円
壁付き混合栓 7,000円~10,000円

便利な機能付き蛇口の交換費用(蛇口本体+交換工事費)

便利な機能が多い水栓の場合は、少し高額です。ホールの大きさが同じ機種を選んだ方が安くなります。

タッチレス水栓 75,000円~190,000円
浄水器内蔵型水栓 33,000円~123,000円
シャワー付き水栓 32,000円~82,000円

ホールの大きさが異なる場合は、上記以外に別途費用が必要なケースがあります。

 

取り付けホールが大きすぎる場合は、専用の変換アダプターの設置が必要です。設置料金は別途約3,000円かかります。

 

取り付けホールが小さすぎる場合は、ホールの拡大工事をしなくてはいけません。拡大工事費用は約5,500円です。

風呂蛇口(浴室蛇口)の交換費用の相場

続いて、風呂蛇口(浴室蛇口)の交換費用の相場を見ていきましょう。

蛇口本体代+交換工事費の場合

蛇口本体代を含む交換工事の費用相場は、次の表のようになります。

壁付き混合栓 18,000円~46,000円
台付き混合栓 36,000円~40,000円

総額で4万円を超えるケースはほとんどなく、2万~3万円台の範囲で工事を完結できる可能性が高いです。

交換工事費のみの場合

キッチン蛇口同様、蛇口本体代が不要なケースでは大幅に工事費用を抑えられます。

壁付き混合栓 7,000円~11,000円
台付き混合栓 10,000円~13,000円

種類が少ない風呂蛇口は、浴槽に湯を張る際に使うシャワーなし水栓、もしくは身体などを洗う際に使うシャワー付き水栓のいずれかに分類できます。

 

自動で温度調整してくれるサーモスタット機能が付いている場合のみ、相場が上がりがちです。

機能による料金の違い(蛇口本体代+交換工事費)

サーモスタットの有無とシャワーの有無でも費用は変わります。目安料金をご確認ください。

サーモスタットあり シャワーなし 30,000円~50,000円
シャワーあり 34,000円~70,000円
サーモスタットなし シャワーなし 18,000円~46,000円
シャワーあり 26,000円~46,000円

料金は、以下の要件でも変わります。

  • デザイン性
  • 選択できるシャワーヘッドの機能
  • 素材

水とお湯それぞれの給水管の間隔が、105mm~225mmの間ならどの水栓とも交換が可能です。

洗面台蛇口の交換費用の相場

洗面台の蛇口における交換費用の相場をお伝えします。

蛇口本体代+交換工事費の場合

蛇口本体代+交換工事費の総額の費用相場は、下記の通りです。

ワンホール混合栓 22,000円~46,000円
ツーホール混合栓 14,000円~32,000円
壁付き混合栓 15,000円~27,000円

多くの工事が、2万円~3万円前後で完結しています。

交換工事費のみの場合

作業料金だけで済む場合は、次のような費用相場となります。

ワンホール混合栓 7,000円~11,000円
ツーホール混合栓 7,000円~11,000円
壁付き混合栓 7,000円~10,000円

できるだけ安く済ませたいなら、安い水道蛇口を入手できるかどうかが重要です。

 

シャワー付きの蛇口を使っている場合、比較的高額の支払いが必要になるかもしれません。

シャワーの有無による費用の違い(蛇口本体代+交換工事費)

ここでは、洗面台でシャワーが利用できるかどうかの、費用相場を紹介します。

シャワーなし 14,000円〜46,000円
シャワーあり 23,000円〜55,000円

以下の機能の有無でも料金が異なります。

  • シャワーが引き出せるタイプ
  • シャワー吐水

費用はよく利用される範囲で紹介しましたが、蛇口本体の中には9万円するタイプもあります。

水道蛇口の費用の内訳・交換時期

洗面台の水道

水道蛇口は、ある程度使っていると経年劣化によって使い勝手が悪くなったり、不具合が発生したりすることがあります。

 

寿命を迎えた蛇口をそのまま使い続けてしまうと、深刻なトラブルに繋がる恐れもあるので注意が必要です。

 

本項では水道蛇口の工事費用の内訳や、適切な交換時期について解説します。

水道蛇口の交換費用の内訳

水道蛇口の交換時に発生する費用の内訳は、大きく分けると基本的に次の3つです。

  • 作業料金
  • 出張費
  • 部材費

作業料金と出張費は、交換工事の依頼先に支払う費用です。作業料金については、各事業者の公式サイトなどで確認しておきましょう。

 

現場(自宅)までの移動にかかる出張費を抑えたい方には、「出張費無料」を謳う事業者への依頼がおすすめです。

 

また、蛇口本体や部品の購入時には、部材費も発生します。依頼先によっては、他に深夜や早朝の対応に追加費用を課していることもあるので、不安を感じる際は直接問い合わせてみてください。

水道蛇口の交換時期の目安

水道蛇口の耐用年数は、一般的に10年程度といわれています。

 

使用回数や頻度によって前後するものの、前回取り替えてから10年前後経過した蛇口は、日頃から水漏れなどの症状が見られないかチェックしておくと安心です。

 

万が一、トラブルが発生した際は早めの対処で被害の悪化を防ぎましょう。

水道蛇口の交換費用を抑える2つの方法

対処法

蛇口交換にかかる出費を抑えるお得な方法は、以下の2つです。

  • 自分で蛇口交換する
  • 蛇口本体を事前に用意しておく

特に後者は、DIYでの工事に自信がない方にもおすすめできます。少しでも費用を抑えたいときに、参考にしてみてください。

自分で蛇口交換する

自分で水道蛇口を交換すれば、作業料金ゼロで工事を完結することが可能です。

 

ただ、蛇口交換についてきちんとした知識を持ち合わせていないと、大きなトラブルに繋がる恐れがあることは念頭に置いておきましょう。

 

蛇口で水漏れしており、「自分で修理したい」と思う場合は次の記事をご活用ください。

蛇口本体を事前に用意しておく

自分で蛇口を取り付ける際に不安が残る方は、あらかじめ水道蛇口本体を用意することで交換費用を抑えましょう。蛇口を事前に用意するメリットは、全部で3つあります。

  • 通販などで購入すれば、定価より安く入手できる
  • ホームセンターで購入すれば、使用感を確認できる
  • 取付はプロに頼むので、トラブルに繋がる心配がない

蛇口を探すときは、製品の選び間違いがないように注意してください。誤った製品を用意してしまうと、プロの事業者でも取り付けられません。

水道の蛇口交換の依頼先

水道の蛇口交換の依頼先は、住宅環境を考慮して判断することが大切です。

 

いくつか存在する依頼先の中で、多くの方に利用されているのが水道修理業者。まとまった予算が必要になるものの、さまざまな水道トラブルを手掛けてきた実績ある業者ばかりで安心です。

 

ただ、悪質な業者への依頼を回避するうえで、いくつかチェックすべきポイントがあることを頭に入れておきましょう。

持ち家か賃貸かで異なる

持ち家の水道蛇口を交換する場合、工事の主な依頼先には次の4つが挙げられます。

  • 蛇口のメーカー
  • 水道修理業者
  • ホームセンター
  • 家電量販店

蛇口のメーカーには、保証期間内の蛇口を無償で交換してくれるところもあります。比較的取り替えて間もない蛇口ならば、一度保証書の内容を確認すると良いでしょう。

 

賃貸住宅にお住まいの場合は、できるだけ早く不動産の管理会社もしくは大家さんに相談してください。勝手に交換工事を頼んでしまうと、賃貸契約などの面で後々問題になる恐れがあります。

 

契約内容によっては交換工事の費用を全額負担してもらえることもあるので、自己判断で依頼先を決めないように注意してください。

業者を利用する際のチェックポイント

持ち家にお住まいで水道修理業者への依頼を考えている方は、信頼のおける業者選びに欠かせない、下記5つのポイントを押さえておきましょう。

  • 説明が丁寧で対応が早い
  • 施工実績と口コミが豊富
  • 納得のいく料金システム
  • 水道局指定工事店である
  • 充実の保証を用意

各ポイントの詳細については、次の記事内で触れています。「業者ならどこも同じ」と思わず、信頼性の高い業者を比較して選ぶようにしてください。

水道蛇口のおすすめメーカー3選

水道蛇口は、機能もデザインもピンからキリまで存在します。長く安心して使い続けられる製品をお探し中の方には、次の3つのメーカーがおすすめです。

 

いずれも国内トップクラスのシェアを誇る大手で、安心・安全の品質で高い満足度で選ばれています。ショールームで実際に触ってみると、違いや使いやすさがわかります。

TOTO

初めにおすすめするのは、水道蛇口業界の中でも老舗で安心感のある「TOTO」。キッチン・風呂・洗面台といった、水回りに必須の水栓金具のシェアは業界No.1です。

 

トイレを筆頭とする、バラエティーに富んだ製品ラインナップが魅力。スタイリッシュで高級感あるデザインも、安定した支持を集めている秘訣といえます。

LIXIL

続いて紹介するのは、住宅の建設事業や各設備の供給など、住まい関連の幅広い事業を手がける「LIXIL(リクシル)」。システムキッチンのシェアは業界No.1で、水道蛇口もTOTOに次いで国内2位のシェア率を誇ります。

 

比較的手頃な価格帯から多機能なものまで、数多くのニーズを満たす蛇口を取り扱っているのが特徴です。

SANEI

水栓を専門に手掛ける「SANEI」は、独自の技術にこだわった製品を展開するメーカー。使い勝手に優れた、シンプルなデザインの水道蛇口で話題を博しています。

 

さまざまなインテリアに馴染むので、キッチンのおしゃれなイメージと相性のいい製品を探している方にはピッタリです。DIYに挑戦する方向けに、取り付けが容易な蛇口も多数扱っています。

水道蛇口の交換で困ったら

水回りの快適性を維持するうえで、水道蛇口の交換は定期的に必要な作業です。きちんとした知識があれば、費用を抑えるために自分で工事する選択肢もありますが、不安な場合は専門業者に任せることをおすすめします。

 

困った際は、私たち『クリーンライフ』へご相談ください。水漏れなどの緊急性が高い症状であれ、迅速に対応します。

 

⇒『クリーンライフ』に蛇口の水漏れトラブルの相談をしてみる

2024.01.04
2024.12.09

そろそろ新しい蛇口にしようかとご検討中の方に、蛇口にはどんな種類があるのか、設置場所ごとに合った蛇口はどんなものなのか解説します。

 

さまざまな種類のある蛇口の特徴を知って、設置場所にあったものを選びましょう。種類や名称を知っておけば、業者への依頼の際もスムーズです。

 

本記事では、コストを抑えるために、自分で蛇口を交換する手順も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

蛇口の種類

蛇口

蛇口の種類は、一般的に単水栓と混合水栓の2種類です。それぞれについて解説します。

単水栓

単水栓は、水またはお湯のどちらか一方だけが出るタイプの蛇口です。洗濯用や屋外に設置されている蛇口は単水栓が多く、シンプルな構造でハンドルやレバーを回すだけで開閉できます。

 

設置場所や用途によってさまざまな種類があり、「水栓コマ」または「ケレップ」と呼ばれる部品で水をせき止めています。

横水栓・立水栓

庭や駐車場で利用されている蛇口です。

 

横水栓は壁に設置されているタイプです。一方、立水栓は柱に設置されるタイプなので、適切な壁面がない場所でも設置できます。

万能ホーム水栓

万能ホーム水栓は、スパウトの向きを変えられる水栓です。学校の校庭に設置されていた水栓で、スパウトの向きを変えて水を飲んだ経験のある方は多いでしょう。

 

ガーデニングなどで、ジョウロに水を入れる場合に使いやすいタイプです。

自在水栓

自在水栓は、スパウトの向きが左右に移動するタイプです。古い住宅の台所で使用されていたため、レトロなデザインにしたい方が選んでいます。

混合水栓

混合水栓は、水とお湯のどちらも出るタイプの蛇口です。キッチンや洗面台、浴室などに設置されていて、ハンドルやレバーで温度調整をします。「バルブカートリッジ」と呼ばれる部品で水をせき止めています。

 

混合水栓の種類は主に、次の3種類です。

ツーハンドル混合水栓

ツーハンドル混合水栓は、水とお湯のハンドルが2つ付いている蛇口です。構造は単水栓と同じで、それぞれのひねり具合で温度調整をします。

 

昔はハンドルタイプがよく使われていましたが、現在はレバータイプが主流になっています。水量を調節しなければいけないので、温度調整が難しいのが特徴です。

シングルレバー混合水栓

シングルレバー混合水栓は、1つのレバーで水またはお湯の出る量や温度を調整できる蛇口です。簡単に水量と温度の調整操作ができるため、作業が多いキッチンなどに設置されています。

 

ハンドル操作は、左右で温度調整、上下で吐水量の調整操作ができます。ただし、上下の吐水量調整レバーは、2000年以降は上げるタイプで統一されています。

サーモスタット式混合水栓

サーモスタット式混合水栓は、一般的に浴室で使われる種類の蛇口です。サーモスタットカートリッジの性能で、設定した温度に水温を自動調節してくれます。

 

温度調整されたお湯が出るまでの時間が短く、一定温度を保ってくれて経済的にも優しいです。

設置場所に合う蛇口の種類

キッチン

蛇口は、設置場所や取付方法によって合う種類が異なります。それぞれに合ったタイプの蛇口を選んでください。

キッチン

キッチンに合う蛇口の取り付けタイプは、次の4つです。

台付きワンホール

キッチン天板に穴を1つあけて取り付けられている蛇口です。

 

取り付け穴は各メーカーにより異なりますが、33~55㎜が一般的です。基本、取り付け穴のサイズは共通のため、そのまま取り替えられます。

台付きツーホール

キッチン天板やステンレスプレートに穴を2つあけ、取り付けられている蛇口です。取り付け穴と穴の間は各メーカー共通で203mmのため、そのまま交換可能です。

 

ただし、アパートやワンルームマンションのミニキッチンの場合は、102mmが一般的な距離になります。

壁付き

シンク上の壁に取り付けるタイプの蛇口です。水とお湯の給水管の距離が、105~225mmであれば交換できます。壁の中にある配管はそのままで、本体と取り付けの脚のみのため、簡単に交換が可能です。

分岐水栓

分岐水栓は、キッチンに食洗機を設置する際に必要な水栓です。設置されている蛇口の種類(メーカー・型番)を調べ、マッチするタイプを取り付けましょう。

浴室

浴室に適した蛇口の取り付けタイプは、次の2つです。

台付き

蛇口が直接浴槽に取り付けられているものが台付きタイプです。一般的に壁付き蛇口が多いですが、浴槽のタイプによっては台付き蛇口が使われています。

 

浴槽から離れている場合でも、台についていれば台付き蛇口といわれています。台付き蛇口が故障して交換が必要な場合は、「浴槽のメーカーが提供している台付き蛇口」を選んでください。

壁付き

一般的に浴室の蛇口は、壁付きタイプです。壁の中に埋められた給水管と蛇口が繋がっています。そのため、交換の際は給水管の取り付け部分と、蛇口のアーム幅が一致したものを選んでください。

 

また、台付きか壁付きか確認した上で、温度調整できるサーモスタットの有無を選びましょう。

洗面台

洗面台に合う蛇口は、取り付けタイプ別に次の4つです。

台付きワンホール

洗面台の天板に穴を1つあけて取り付けられている蛇口です。取り付け穴は各メーカーともに直径35mm前後で、ほとんどそのまま交換できるでしょう。

 

現在使用しているメーカーと同じものがおすすめですが、互換性を確認できれば、他のメーカーでも問題ありません。

台付きツーホール

洗面台の天板に穴を2つあけて取り付けられている蛇口です。取り付け穴は、ほとんどのメーカーともに直径25mm前後で、穴と穴の間は102mmになります。現在使用中のメーカーと同じものがおすすめです。

 

台付きツーホールも、互換性を確認できれば違うメーカーでも問題ありません。

台付きコンビネーション

台付きコンビネーションタイプは、洗面台の天板や洗面器に操作部とシャワー部が独立しているタイプです。

 

ツーホール水栓にコンビネーションタイプ、またはコンビネーションタイプにツーホール水栓を取り付けることはできません。

 

商品によって異なるため、現在使用しているメーカーと同じものがおすすめです。

シャワーヘッド付き

シャワーヘッド付きは、名前の通り先端にシャワーヘッドが付いた蛇口です。現在は、洗面台の蛇口はシャワーヘッドが主流となっています。

 

ワンホールまたはツーホールかに限らず、「洗面台メーカーが提供している蛇口」に交換するのが基本です。

 

交換できる蛇口の種類は、各メーカーに問い合わせるか、インターネットで品番を検索して調べられます。

洗濯機

洗濯機に合う蛇口のタイプは、次の3つです。ただし、洗濯機の蛇口交換の際は、ニップルと給水ホースも適したものを選ばなければなりません。

万能ホーム水栓

万能ホーム水栓は、アパートまたは古いマンションに多く設置されているタイプです。昔、二層式洗濯機は、庭で使用するような水巻き用のホースで給水していたため、万能ホーム水栓の蛇口が設置されています。

 

ただし、現在の全自動式洗濯機の給水ホースは、そのままだと取り付けることができません。ニップルを取り付ける必要があります。

洗濯機用ワンタッチ水栓

洗濯機用ワンタッチ水栓は、ワンタッチで給水ホースを取り付けられます。

 

簡単に取り付けられますが、止水弁が付いていません。給水ホースが外れてしまえば水漏れが起こるので、注意が必要です。

洗濯機用ストッパー付き水栓

洗濯機用ストッパー付き水栓は、「オートストップジョイント」ともいわれています。主に、新築マンションや築浅マンションに設置されているタイプです。

 

万が一、給水ホースが外れてしまった場合でも、自動で水が止まります。

屋外

屋外に設置する蛇口のタイプは、散水栓と立水栓です。違いは形状で、それぞれについて説明します。

散水栓

散水栓は一般的に、玄関回りや駐車場付近に設置する地中に埋め込むタイプの蛇口です。

 

利用するときにフタを開けて、ホースに取り付けなければいけません。使用頻度が高い場合は手間がかかるので、不便に思われるでしょう。

 

また、蛇口にホースをつけたままにすることも可能ですが、きちんとフタが閉まらず、土や枯れ葉がボックスの中に溜まってしまう場合があります。使用頻度や設置場所に合わせて選んでください。

立水栓

立水栓は、同じ屋外で使用する散水栓とは形状が異なり、地面に設置する柱型のものです。毎回ホースを取り付けなければいけない散水栓とは違い、ホースを繋いだままで利用できます。

 

さまざまなデザインの立水栓があるので、おしゃれなものにしたい方や使用頻度が高い方におすすめです。ガーデニングの水やりや、ペットの足洗いなどにも活用できます。

蛇口のパーツ・機能の種類

蛇口の種類以外に、蛇口のパーツのデザインや機能の種類でも選べます。

ハンドル・レバー

蛇口の水を出したり止めたりするシステムは、以下の2種類です。

  • ハンドル式
  • レバー式

どちらが使いやすいというわけではありません。

 

ハンドル式は、ひねって回すタイプ。レバー式はレバーを上下に動かして水の開閉をし、左右に動かして温度調節をするタイプです。

スパウト形状の種類

スパウトの形は、キッチンの印象を大きく変えます。主に以下のような種類があり、形状だけではなく太さでも印象が変わるのでじっくりと選んでください。

  • ストレート
  • L字
  • U字
  • グースネック
  • フレキシブルスパウト

特に海外製は、おしゃれなデザインが豊富です。しかし、故障してもパーツを簡単に見つけられないことがあるので、その点も考慮して選びましょう。

機能付き

プラスアルファの機能がついたタイプの水栓です。以下のようなタイプが人気を集めています。

  • 伸縮自在のホース付きのシャワーがついたタイプ
  • 浄水機能付きでいつでも美味しいお水が飲めるタイプ

シャワー付きなら、キッチンのシンクや洗面台のボウル全体のお掃除が楽々です。シャワーで洗うと少しの水で綺麗になるので、節水効果も。

 

浄水機能付きは、たっぷり浄水を利用できます。浄水器の場所を取らず、ウォーターサーバーやミネラルウォーターよりコスパが良いのが魅力です。

蛇口の交換が必要なとき

蛇口

蛇口はどのタイミングで交換が必要なのか、知らない人も多いのではないでしょうか。そこで、蛇口の寿命や交換が必要なときについて説明します。

蛇口の寿命

使い方や使用頻度にもよりますが、蛇口の寿命は約10年といわれています。多くの家庭で、10年以上使用されていることも多いのではないでしょうか。

 

蛇口は経年劣化するので、耐用年数を超えて使用されている場合は、不具合が起こる前に交換を検討してみてください。

蛇口の故障

蛇口の故障でよくある症状は、以下の通りです。

  • 水が止まらない
  • 水の出が悪い
  • ハンドルが固い
  • 温度調節ができない

上記の症状が出た場合は、交換が必要です。自分で交換するか業者に依頼しましょう。

蛇口の交換方法

蛇口を点検する水道修理業者

蛇口の交換は、自分でするか業者に依頼するかの2択です。設置されている蛇口と同じタイプであれば、簡単に交換できるでしょう。それぞれについて詳しく説明します。

自分で交換する場合

蛇口の交換のみであれば、自分で行えます。自分で蛇口交換するときの手順は、以下の通りです。

交換手順

自分で蛇口交換を行うときは、必要な工具やアイテムを事前に準備しておきましょう。 新しい蛇口を購入するだけでなく、ドライバーやスパナなどの工具が必要になります。

 

蛇口の交換手順は以下の通りです。

  1. 止水栓を閉める
  2. 交換したい蛇口を取り外す
  3. 付着している汚れやサビを取り除く
  4. 新しい蛇口を取り付ける
  5. 止水栓を開ける

水が出るかどうか、確認してください。

注意点

自分で交換すれば費用は軽減できますが、デメリットも把握した上で、自分で交換するかどうか判断してください。デメリットとして挙げられるのは、次の通りです。

  • 交換作業が失敗すれば、別のトラブルが発生する可能性がある
  • 必要な工具を準備しなければならない
  • 無駄な費用が発生する可能性がある

これらに注意し、蛇口の交換を行いましょう。

業者に修理を依頼する場合

自分で蛇口を交換できない・自信がない場合は、水道修理業者に依頼することをおすすめします。交換の際にトラブルが発生する可能性もあり、スムーズに交換するには業者に依頼するといいでしょう。

 

相場や業者選びの注意点などを紹介しますので、参考にしてみてください。

費用の相場

蛇口の交換にかかる費用は、取り付け場所や蛇口の種類によって異なります。そのため費用の相場は幅広く、10,000~50,000円程度です。

 

蛇口の種類別の、交換のみの費用相場は以下の通りです。

蛇口の種類 費用相場
ワンホール混合栓 7,000円〜11,000円
ツーホール混合栓 10,000円〜13,000円
壁付き混合栓 7,000円〜27,000円
台付き混合栓 10,000円〜13,000円
単水栓 15,000円~30,000円

水道修理業者によっては、出張費や深夜・早朝・休日の割増料金が加算されることがあります。問い合わせ時に、加算されるかどうか、加算される条件等を聞いておくと安心です。

業者の選び方

業者を選ぶ際、安いだけで選んでしまうと適切な対応がされなかったり、新たに水漏れが発生したりする場合があります。口コミ評価やアフターサービスがあるかどうかなど、依頼する前に確認しておきましょう。

 

信頼のおける業者を選ぶためにも、さまざまな情報を精査して依頼することをおすすめします。次の項では、業者選びの注意点を紹介していますので、参考にしてみてください。

業者選びの注意点

業者を選ぶときには、以下の注意点を押さえておきましょう。

  • 複数社の見積もりをとる
  • 出張費や見積もりに費用が発生するか
  • キャンセル料が発生するか

見積もりは、1社だけでは適正価格かどうかの判断が難しいです。そのため、複数社の相見積もりで比較してみてください。また、見積もりの内容に不明な点があれば、きちんと説明してくれる業者を選びましょう。

 

出張費や見積もりは無料の業者が多いですが、費用が発生する業者もあります。依頼する前に、公式サイトや電話で事前に確認してから依頼してください。キャンセル料も業者によって異なるので、なるべく費用を抑えるためにも事前に調べておきましょう。

蛇口の種類でお悩みなら

蛇口

蛇口と一言で言っても、さまざまな種類やタイプがあります。設置場所や使用用途によって、適した蛇口を選ぶことが大切です。

 

もし蛇口の種類でお悩みでしたら、私たち『クリーンライフ』にお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが親切・丁寧に説明し、お悩みを解決します。

 

24時間365日対応しており、メールやLINEでも無料相談を受けつけています。

 

⇒クリーンライフに蛇口の種類を相談をしてみる

2024.01.04
2024.12.09

名前の如く、住宅等の水を止めるために設置されている止水栓。

 

きちんと役割を理解していれば、水漏れを自分で解消したり、業者に依頼するまでの応急処置として活用できたりと、さまざまなメリットがあります。

 

今回は、止水栓とは何かということをはじめ、役割や元栓との違いについて解説。

 

種類別の回し方や万が一回らない時の対処法も伝授するので、突然の水漏れの発生に備え、適切な扱い方を理解しておきましょう。

止水栓とは

止水栓

住宅の水回りに設置されている止水栓。日常生活で触れる機会が少ないため、どんな役割を持っているのかご存知ない方は多いのではないでしょうか。

 

また、「元栓と何が違うのかよく分からない」という声もよく耳にします。

 

本項では、止水栓の役割や元栓との違いについて解説するので、いざという時に両者を適切に使い分けられるようにしておきましょう。

止水栓と元栓の違いとは

止水栓はトイレやキッチン、お風呂等、住宅内の全ての水回りに設置されている栓です。それぞれ設置箇所の水流を調節していて、止水栓を止めた水回りでは蛇口の水が使えなくなります。

 

つまり、トイレの止水栓を閉めた際に水が使えなくなるのは、トイレのみ。キッチンやお風呂の水が、同時に出なくなる心配はありません。

 

一方、元栓とは住宅全体の水流を調節するもので、一つ閉めれば全ての水回りへの給水をストップできます。水漏れが発生した際、原因が分からない時はまずこの元栓を閉めるようにしてください。

 

また、止水栓のトラブルが水道修理業者への依頼で解決できるのに対し、元栓のトラブルは水道局に対応をお願いする必要があります。

止水栓の役割とは

止水栓の主な役割は、次の2つです。

  • 水回り別の水を止める
  • 水回り別の水の勢いを調節する

元栓と違い、水回りごとの水流を調節できる止水栓。特定の水回りへの給水をストップできるため、水漏れ発生時に原因が分かっている場合は、対象の蛇口に繋がる止水栓を閉めるだけで、余計な水道代の発生を防ぐことが可能です。

 

閉める強さによって、蛇口から流れ出る水の勢いを好きに調整することもできます。シャワー・洗面台といった水回りのみに適用される話ですが、水流をもう少し強めたり、弱めたりしたい時に試してみてください。

 

シャワー・洗面台以外の水回りで同様の問題があれば、止水栓ではなく元栓に原因がある可能性が高いです。

止水栓とはどこにある?水回り別の場所

水回り

止水栓は、住宅の水回りごとに設置されています。主な設置場所は、次の5つです。

  1. トイレ
  2. キッチン
  3. お風呂
  4. 洗面台
  5. 給湯器

一般的に、各水回り周辺の誰もが扱いやすいところにある場合が多いです。水回り別に大体同じ位置なので、いざという時スムーズに止めることができるよう、本項で具体的な場所を押さえておきましょう。

トイレ

トイレの止水栓の多くは、次の場所で見つかります。

  • トイレタンク後方の壁
  • 便器背面や床

大抵は、トイレタンクから伸びるホースの先に設置されています。見つからなければ、カバーパネルで覆われた床をチェックしてみましょう。

 

タンクレスタイプのトイレを使用している場合は、便座下部のカバー内に設置されているかもしれません。いずれも取扱説明書を読むことで、容易に場所を特定できます。

 

また、ウォシュレット付きのトイレには、ウォシュレットの水流調節に使う止水栓が設置されているケースもあります。トイレ自体に備え付けられたものと間違えないよう、注意してください。

キッチン

キッチンの止水栓は、シンク真下の扉を開けると見つかります。

 

普段シンク下の空間を物置として活用している家庭では、少し探しにくいかもしれません。床下から蛇口まで伸びる2本の給水管の途中に設置されているので、分かりやすいです。

 

給水管にカバーが付いている場合は、固定用のネジを外す必要があります。施工中は、むやみに止水栓に触れないようにしましょう。

お風呂

お風呂の止水栓は、水道の蛇口周辺に設置されているケースが多いです。向かって右が水用、左がお湯用となっており、大抵は回すのにマイナスドライバーを使います。

 

見つからない時は、壁の見えにくい場所にあるかもしれません。壁に直接埋め込まれている場合は、止水栓には触れず、元栓で水流調節を行ってください。

洗面台

洗面台の止水栓はキッチン同様、蛇口の真下に設置されています。

 

洗面台下の扉を開けば、給水管が通っているのを確認することが可能。そして、管の中間あたりに、止水栓が見つかるはずです。

給湯器

給湯器の止水栓は、給湯器本体から下方に伸びる管の真ん中あたりに設置されています。メーカーによっては、給湯器の上部に止水栓があるタイプもあるので、取扱説明書を参考にするのが安心です。

 

日常生活で触る機会は少ないですが、水漏れが発生した際には止水栓を閉めることにより、給湯器への給水をストップさせる必要があります。

止水栓の種類と種類別の止め方とは

止水栓の種類

一口に止水栓といっても、種類は全部で3つ存在します。具体的な呼び方は次の通りです。

  1. 外ネジタイプ
  2. 内ネジタイプ
  3. ハンドルタイプ

それぞれの特徴や、回し方等をご紹介します。

外ネジタイプ

初めにご紹介する種類は、外ネジタイプの止水栓です。主に、トイレの止水栓に使われています。

 

開閉に使うのは、マイナスドライバー。溝が突き出ているので、ドライバーを差し込みやすいのが特徴です。給水をストップさせる場合は時計回り、水を出す場合は反時計回りに回しましょう。

内ネジタイプ

続いてご紹介する種類は、内ネジタイプの止水栓です。先ほど触れた外ネジタイプ同様、マイナスドライバーで開閉します。

 

溝が突き出ていないため、ドライバーを差し込みにくいのが難点です。溝自体のサイズは大きいので、マイナスドライバーで回すのが難しければ、水回り用の水栓ドライバーを使うようにしてください。回す方向は、外ネジタイプと同じで覚えやすいです。

 

ちなみに水栓ドライバーとは、先端部分の形状が水栓の開閉に特化した製品のこと。ホームセンター等で手軽に入手できるうえ、価格もマイナスドライバーと変わらないため、一本所持しておくと重宝します。

ハンドルタイプ

最後にご紹介する種類は、ハンドルタイプの止水栓です。名前の通り、蛇口のハンドルと同じ形状をしています。

 

蛇口から水を出すように、手で捻るだけで簡単に水を出せるタイプです。開閉にドライバーを介さなくて済む手軽さから、今日多くの方に注目されています。回す方向は、外ネジタイプや内ネジタイプと同様です。

 

開閉が容易というメリットを持つ一方、少し手が触れただけで止水栓がすぐ回ってしまう点には要注意。トラブル防止のため、水回りの手入れや掃除をする時は、作業前後にハンドルが元の位置にあるかどうかを必ず確認しましょう。

止水栓が回らない時の対処法とは

対処法

適切な方法で回しているのに、なぜか「止水栓が固くて回らない」時は、次の3つの対処法が有効です。

  1. プライヤーで回す
  2. ハンマーでたたく
  3. 水栓グリスを使用

止水栓というのは、本来誰でも容易に開閉できるよう配慮されています。強く回してしまうと止水栓を破損させてしまい、修理費用がさらに高額になる恐れがあるので、絶対にやめましょう。

プライヤーで回す

外ネジタイプが固くて回らない場合には、溝がある突起部分をウォーターポンププライヤーでつかみ、回す対処法をためしてみてください。

 

設置して以降、長年触れていなかった止水栓は汚れや水垢が溜まったり、サビついたりしている可能性があります。特に、溝部分が汚れ等で埋まってしまうと、ドライバーを差し込むのは難しいです。

 

直接つかむと、ネジ穴が潰れる「ネジなめ」や変形を引き起こす恐れがあります。対策としては、プライヤーとネジの間に布等を挟むのが有効です。

ハンマーでたたく

ハンマーでたたく対処法は、止水栓に溝がある場合に役立ちます。溝にマイナスドライバーを当て、柄の部分をゴムハンマーで軽くたたき、適度な衝撃を与えるようにしてください。

 

すると内部に溜まった汚れやサビが取れ、ドライバーが回しやすくなる場合があります。力を入れ過ぎると止水栓自体が破損したり、部品のかみ合わせが悪化したりする恐れがあるため、優しくたたくことを心がけましょう。

水栓グリスを利用

止水栓に汚れやサビが固着してしまった場合には、水栓グリス(シリコングリス)という水回りの補修パーツを使うと、ドライバーが回しやすくなるケースもあります。

 

止水栓以外に蛇口や洗濯機のホース等、配管すべてのメンテナンスに使える水栓グリスは、一つ持っておくと何かと便利。ホームセンター等で手軽に入手できるので、いざという時のために用意しておきましょう。

 

初めて触れる場合、作業は次の手順で進めるようにしてください。

  1. 止水栓についた汚れや水垢を拭き取る。
  2. ドライバーで回す部分に水栓グリスを塗る。
  3. グリスが馴染んできたら、止水栓を回してみる。

上手く馴染めば、簡単に回るようになるはずです。

止水栓を閉めるときの注意点とは

注意点

止水栓で特定の水回りの給水をストップできると、水漏れ発生時に助かります。ただ、いざ止水栓を閉める時にはいくつか注意点があるので、トラブル予防のためにも覚えておきましょう。

 

注意点の詳細は、次の通りです。

  • 水を使っていないか確認
  • しばらく水か使えないことを共有する
  • 作業終了後は元の位置に戻す

水を使っていないか確認

初めに、建物内で他の誰かが水を使っていないことを確認してください。万が一、水を使う作業をしている方がいれば、突然止水栓を閉めてしまうと困ってしまう恐れがあります。

 

作業前には必ず、住居を共にする全員に対象の水回りの給水がストップすることを伝えましょう。確認不足によって、後々トラブルを発生させないことが大切です。

しばらく水が使えないことを共有する

洗濯機や食洗器を使っていたり、お風呂を沸かしたりしている最中、各水回りの給水が止まってしまうと機械の故障に繋がる恐れがあります。作業前には、水を利用する家電製品を使っていないかどうかも確認してください。

 

稼働中の家電があれば、運転が終わってから止水栓を閉める必要があります。また、栓を閉めている間、水が使えないことを周囲に伝えておくようにしましょう。

作業終了後は元の位置に戻す

水回りのトラブルが完全に解決したら、一度閉めた止水栓を元の位置まで開け直すようにしてください。しっかり戻していないと、不具合が生じて水の勢い等に問題が発生する場合もあります。

 

だからこそ、作業前には止水栓が元々どの位置にあったのか、覚えておくことが重要です。

止水栓に関するトラブルがあったら

止水栓から繋がる水道

本記事では、止水栓とは何かという基礎的な知識や、種類別の回し方等について解説しました。正しい閉め方や注意点を知っていれば、突如自宅で水漏れが発生した際にも安心です。

 

自力での水漏れ修理が難しそうならば、プロの水道修理業者にお任せすると良いでしょう。私たちクリーンライフでも止水栓トラブルの解決に尽力しているので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに止水栓トラブルの相談をしてみる

2022.12.12
2023.01.23

給水管の凍結を防止する対策、凍結する原因について解説します。給水管が凍結しないための保温材もまとめました。

 

寒冷地では、気温が低い状況が続くと給水管が凍結し、破損してしまう可能性があります。事前に対策をとっておかなければ、水が出なくなり生活に支障をきたすため、注意が必要です。

 

また、本記事では給水管が凍結したときの対処法、修理費用も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

給水管の凍結防止対策7つ

給水管が凍結しないためにはどのような対策ができるのでしょうか。主な防止対策7つを紹介します。

少量の水を出しっぱなしにする

少量の水を出しっぱなしにする

給水管に少量の水を流し続けることで、水の凍結を防止します。一般的な目安は、水が途切れない程度の量です。

 

ただし、水の量が少なすぎてポタポタと落ちる程度では、かえって蛇口付近で水が凍ってしまう可能性があるので注意しましょう。

 

また、当然ながら、水を流し続けるので水道料金が発生します。そのため、厳冬期には一時的な対策として利用し、凍結予防アイテムの使用や水抜きがおすすめです。

水抜き栓を使う

水抜き栓を使う

水抜き栓とは、冬場に給水管などが凍らないようにするためのアイテムです。

 

寒冷地では水抜栓が設置されていることが多く、凍結防止に役立っています。水抜栓で水抜きしておけば、当然水はないので、凍ることはないでしょう。

 

水抜栓にはさまざまな種類がありますが、一般的な操作方法を紹介します。

  1. 水抜栓を閉める
  2. 蛇口を開けて水を出し切る
  3. 水が全て出たら、蛇口を閉める

給水管の凍結防止のためにも、適切に水抜きをおこないましょう。

 

また、温度が下がる冬に限らず、旅行や引っ越しなどで長期間給水管を使用しない場合も、水抜きをしておけば水漏れの心配がありません。

不凍液を入れる

不凍液を入れる

不凍液を使うと、給水管の凍結予防に役立ちます。不凍液とは、寒冷地において氷点下でも凍結しないように作られた液体のことです。

 

寒冷地以外であれ、寒波の襲来前には給水管や排水管に十分な対策を施しましょう。水まわりの中でも、以下の水は凍結しやすいので注意してください。

  • 排水トラップ内に溜まっている水
  • トイレタンク内や便器に溜まっている水

排水トラップには、下水の臭いや害虫の発生を防ぐ役割があります。その内部に溜まった水が、凍結する恐れもあるので直接不凍液を流し入れ、トラブルを回避しましょう。

メーターボックス内を保温する

メーターボックス内を保温する

メーターボックス内は空洞になっているため、冷気が入り込みます。

 

そのため、濡れないようビニール袋に詰めた発泡スチロールや布切れなどをすきまに敷いて、直接冷気が当たるのを防ぎましょう。

凍結防止ヒーターを使用する

凍結防止ヒーターは、屋外の給水管などの凍結を防ぐアイテムです。メーカーにもよりますが、外気温約3℃で通電し、約10℃で停止するようになっています。

 

凍結防止ヒーターにはさまざまな種類があり、選び方のポイントは次の通りです。

  • 配管材に適したものを選ぶ
  • 必要な長さを確認する
  • 凍結防止能力の特徴で選ぶ

 

凍結防止ヒーターを設置するときの方法や注意点は、次の通りです。

  • 樹脂製やホースには使用しない
  • 一定間隔を開けてゆるく巻く
  • 電源とつなぐ部分は熱の影響を受けないようにする
  • 使用しないときはコンセントを抜く

寿命は約10~20年といわれていますが、使用環境によっても状態は変わってくるので、10年を目安に交換を検討するといいでしょう。

給湯器を保温する

給湯器を保温する

現在ほとんどの給湯器は凍結防止機能として、「凍結予防ヒーター」や「自動ポンプ運転」が備わっていることが多いです。

 

メーカーによりますが、どちらも0~5℃の間で凍結防止機能が自動的に作動するようになっています。

 

機種により機能や使用方法は異なるので、使用している給湯器の取扱説明書を確認してください。

凍結予防ヒーター

一定の温度に下がったときに自動的にヒーターが作動し、給湯器内の配管をあたためることで凍結を予防します。なお、浴槽の水が循環アダプターより5cm以上ある状態が必要です。

自動ポンプ運転

追い焚き機能がついているお風呂で水を自動で循環させて、給湯器の凍結を予防します。

 

ただし、給湯器と浴槽をつなぐ配管の凍結防止にはなりますが、給湯器の水道管の凍結防止には効果がありません。

給水管を保温する

保温材を巻きつける

室内であれば、給水管を暖房の温かい空気に触れるようにするだけで予防対策になります。

 

また、直接外気に触れないように給水管をタオルや毛布で巻くだけで、保温効果が得られます。簡単かつ気軽に凍結防止対策ができるので、おすすめです。給水管がむき出しになっている部分をなくせば、凍結予防効果があります。

 

給水管に取り付ける保温材も便利です。ホームセンターなどで購入できるので、給水管が外気に直接触れないように対策をとりましょう。露出している配管に以下の保温材などを取り付けることで、凍結予防ができます。

ライトカバー・ライトチューブ

ポリエチレンフォーム素材の配管用保温筒で、高い断熱性や柔軟性を持っているのが特徴です。筒状になっているため、簡単に取り付けができます。

 

柔らかいので巻きつけやすく加工しやすいですが、しわが寄りやすく、経年劣化しやすいアイテムです。

パイプガード

硬質ウレタンフォームと硬質塩化ビニル製の表面素材を合わせたアイテムで、断熱・保温効果がとても高く、耐久性があるのが特徴です。比較的加工がしやすく、10年経過してもキレイなままを保っています。

 

ライトカバーと比較すると3~4倍の値段がしますが、長持ちするのでコスパはいいアイテムです。

グラスウール保温筒

ガラスを主原料としたグラスウール素材でできた保温筒は、パイプガードより保温性が高く、防湿性や耐熱性も兼ね備えているのが特徴です。

 

加工はしやすいですが、施工は難易度が高いため、専門業者に依頼することをおすすめします。

 

給水管が凍結する原因

凍結

外気温が0℃以下になると、給水管が冷やされて内部の水が凍ってしまいます。特に屋外にある給水管は凍りやすいため、事前に凍結防止対策を取ることが大切です。

 

外気温だけではなく、強い風にも影響されるため、凍結しない気温だとしても決して安心はできません。特に寒冷地では、さまざまな要因で給水管が凍結する可能性があります。

 

給水管が凍結する主な原因は、次の4つです。

  • 外気気温がマイナス4℃以下
  • 気温が氷点下に近く、風が強い
  • 給水管が屋外に設置されている
  • 給水管の埋設場所が浅い

給水管が凍結深度より浅い位置に埋められている場合も、凍結のリスクは高まります。

 

凍結深度とは、地中で水が凍ってしまう深さを表す数値のこと。具体的には、地中の温度が0℃になる深さを指します。給水管の凍結リスクを抑えたければ、この凍結深度よりも深く埋設する必要があります。

 

給水管が凍結したときの対処法

蛇口

給水管が凍結した場合、無理に蛇口を開けてはいけません。内部のパッキンが破損し、漏水につながる恐れがあります。

 

給水管が凍結したときの対処法としては、主に3つの方法があげられます。正しい知識で対処しましょう。

ぬるま湯をかける

給水管が凍結している部分にタオルや布を巻いて、ぬるま湯をゆっくりかけます。焦らず時間をかけ、給水管の凍結部を徐々に溶かすのが、おすすめの方法です。

 

早く凍結部分を溶かしたいからといって、直接熱湯を給水管にかけてしまうと、給水管が破損や破裂してしまう可能性があります。給水管は、急激な温度変化に耐えられないためです。

 

ゆっくりとお湯の温度を上げていき、凍結部分を徐々に溶かしましょう。決して熱湯はかけないように注意が必要です。

ドライヤーやカイロを使う

ドライヤーは一定温度を保てるので、給水管をゆっくりあたためる場合に効果的です。あたためる場所によっては、コードや電源の問題がありますが、延長コードで対応できるでしょう。

 

狭い場所では、カイロを給水管に貼ってもドライヤーと同様の効果が得られます。カイロを貼る方法であれば、その場を離れることも可能なので、ずっとその場にいる必要はありません。

業者に修理依頼する

凍結により給水管が破損や破裂、水漏れしている場合は、止水栓を閉めてすぐに業者へ連絡することをおすすめします。

 

自分で直そうと間違った対処をしてしまうと、給水管の状態が悪化し、二次災害につながる可能性があります。

 

給水管の破損など自分で対処できない場合は、迷わず専門業者に依頼しましょう。

⇒クリーンライフの修理の流れを見てみる

給水管が凍結したときの修理費用

費用や見積もり

給水管が凍結したときの修理費用は症状によって異なるので、それぞれ説明します。

給水管が凍結したときの修理費用

給水管が凍結したといっても、症状はさまざまです。給水管が凍結しているだけのときと、凍結によって二次被害が起きているときでは費用が異なります。

給水管が凍結しているだけのとき

給水管が凍結しているだけで、他に破損などがない場合は、8,000円~15,000円程度が相場です。

 

多くの業者は、電気解氷機か高温スチーム機を使用して凍結を溶かす「解氷」という作業を行います。使用する道具の違いによる費用の差はそれほどありません。

 

ただし、凍結している箇所や状態によって、30,000円程度かかることもあります。

給水管が凍結により破損しているとき

給水管の凍結が原因で破損している場合は、解氷作業より費用が高額になります。

 

作業がしやすい場所であれば、20,000円~30,000円程度が相場です。

 

逆に床に埋まっている給水管などの作業しにくい場所であれば、30,000円~50,000円程度かかることもあるかもしれません。また、二次被害で水漏れなどが起きている場合は、さらに費用がかかってきます。

 

実際に状況を調べてみなければ修理の程度がわからないため、必ず業者に見積もり依頼することをおすすめします。

追加費用が必要なとき

給水管が破損している場合は、早急に処置が必要です。以下のようなケースをはじめ、自力でどうしようもないときには夜間や休日であれ、早めの依頼を心がけましょう。

  • 止水栓を閉めても水漏れが止められない場合
  • 修理箇所がわからず、どうしようもない場合

ただ、夜間や休日の依頼は特別対応として扱われ、別途追加料金が必要になる可能性があります。業者によって異なりますが、10,000円程度が相場です。

 

出費を抑えたければ、夜間や休日の追加料金がかからない業者を選ぶとよいでしょう。

水道料金の減免

給水管の凍結が原因で破損や水漏れが発生した場合、救済措置として減免制度があります。お住まいの地域や自治体によって異なりますが、水道料金の約2~6割を免除してもらえます。

 

ただし、全額免除してもらえません。すぐに修理できなかった場合は、高額な水道料金が発生する可能性があるので、注意が必要です。

給水管の凍結にお困りなら

トイレの排水管トラブルにお困りの方へ

給水管が凍結する前に対策をしておくことで、凍結予防は可能です。ただし、給水管が凍結してしまい、お困りであれば、専門業者へ依頼した方が賢明でしょう。

 

水道局指定工事店の『クリーンライフ』は24時間365日、給水管凍結の修理を受け付けています。

 

現地での調査や出張見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給水管凍結の相談をしてみる

2024.01.04
2024.12.09

水道修理を業者に依頼した場合の料金相場や、具体的な料金事例について解説します。

 

水道修理の料金は業者によって異なりますが、悪質な業者に騙されないようにするためには、自身でも料金相場を知っておく必要があります。

 

水道修理といっても、トイレやお風呂、キッチンなど場所によって料金は異なるので、それぞれの相場や事例を知っておきましょう。

水道修理の料金は箇所によって異なる

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水道修理の料金は、修理する箇所や度合いによって異なります。

 

水道修理といってもトイレやお風呂、キッチンなど、箇所はさまざまです。さらに、水回りのつまりの修理なのか、水漏れの修理なのかによっても、費用は大きく異なります。

 

そのため、必ずしも相場の料金になるとはいえないため、都度水道修理業者に見積もりをとってもらうようにしましょう。

水道修理を業者に依頼した場合の料金相場

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水道修理を業者に依頼した場合の料金相場を紹介します。

 

以下、7つの箇所ごとに料金相場を見てみましょう。

  • トイレ
  • お風呂
  • キッチン
  • 洗面所
  • 給湯器
  • 排水管
  • 水道管

それぞれの作業内容別の料金相場を紹介するので、水道修理業者選びの参考にしてください。

トイレ修理の料金相場

トイレ修理の料金相場は、以下になります。

作業内容 料金相場
軽度なトイレつまり 5,000円~6,000円
トイレつまり(便器の取り外しが必要) 30,000円~50,000円
トイレの水漏れ 8,000円~20,000円
軽度のトイレの水漏れ 4,000円~5,000円

軽度な症状であれば5,000円程ですが、大がかりなものになると10,000円以上かかります。

 

とくに、便器の取り外しが必要になるトイレのつまりは大がかりな作業になるため、事前に見積もりをとってもらいましょう。

お風呂修理の料金相場

お風呂修理の料金相場は、以下になります。

作業内容 料金相場
軽度なお風呂のつまり 5,000円~6,000円
専門作業が必要になるお風呂のつまり 30,000円前後
お風呂の水栓交換 15,000円~20,000円
お風呂の水漏れ 4,000円前後

お風呂修理は症状により異なり、軽度な症状であれば5,000円ほどです。

 

しかし、専門的な作業になる場合は、10,000円以上かかるので、事前に確認しておきましょう。

キッチン修理の料金相場

キッチン修理の料金相場は、以下になります。

作業内容 料金相場
軽度なキッチンのつまり 5,000円~6,000円
軽度な水漏れ 5,000円前後
専門的な作業が必要になる水漏れ 12,000円~15,000円

キッチンの水漏れも他の部分と同様、5,000円程度の相場です。

 

ただし、水漏れの場合は、10,000円以上かかる可能性があります。

洗面所修理の料金相場

洗面所修理の料金相場は、以下になります。

作業内容 料金相場
軽度な洗面所のつまり 5,000円前後
中程度の洗面所のつまり 18,000円前後
蛇口の水漏れ 4,000円前後
洗面所の蛇口交換 15,000円~20,000円

洗面所の水道修理も、他の部分と同様に5,000円前後です。

 

ただし、蛇口交換になる場合は、交換に必要な蛇口の費用も合わせて高額になる可能性があります。

給湯器修理の料金相場

給湯器の水漏れ修理は3,000円~4,000円です。

 

給湯器に関しては、すぐに対応できる修理が水漏れ程度しかありません。その他、給湯器自体の修理や交換となると、現地でどのような状態になっているのか確認が必要です。

 

給湯器のメーカーに問い合わせた方が良い場合もあるので、一度現地で見てもらいましょう。

排水管修理の料金相場

排水管修理の料金相場は、以下になります。

作業内容 料金相場
軽度なつまり 5,000円前後
専門的作業が必要になるつまり 10,000円~30,000円
排水管からの水漏れ 3,000円~4,000円

排水管の修理料金も、度合いによって相場が異なります。

 

ただし、排水管のつまりに関しては、大規模な工事が必要になる可能性もあるため、10,000円以上はかかると考えておきましょう。

水道管修理の料金相場

水道管修理の料金相場は、以下になります。

作業内容 料金相場
軽度なつまり 5,000円前後
専門的作業が必要になるつまり 10,000円~30,000円
水道管からの水漏れ 3,000円~4,000円

水道管の修理料金の相場は、排水管と同様です。

 

大規模な水道管の補修などが発生する場合は、30,000円以上になる可能性もあります。

水道修理の料金事例

水道修理の料金事例では、具体的な作業による料金を紹介します。

 

今回は、クリーンライフで修理した際の料金事例です。あくまでも修理料金の目安なので、ご参考までに確認してみてください。

トイレ修理の料金事例

トイレ修理の料金事例として、以下3つの事例を表にまとめました。

それぞれを、水道修理の依頼時の参考にしてください。

トイレのつまり

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
トイレのつまり(軽度なつまり) 30~60分 500円
トイレのつまり(高圧ポンプ使用) 30~60分 5,500円
トイレのつまり(ドレンクリーナー使用) 0~60分 16,500円~

 

トイレの水漏れ

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
トイレの水漏れ 30~60分 3,300円

 

各種交換

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
ボールタップ交換 30~60分 8,800円
フロートバルブ交換 30~60分 8,800円
上水栓交換 30~60分 13,200円
タンクレバー交換 30~60分 8,800円
給水管交換 30~60分 13,200円
トイレの蛇口交換 30~60分 13,200円
フレキ管交換 約30分 8,800円
薬品洗浄 30~60分 8,800円
排水フランジ交換 30~60分 8,800円
便器用フラッシュバルブ 30~60分 22,000円
大便器用洗浄管(32mm-38mm) 30~60分 22,000円
排水弁部交換 30~60分 8,800円
タンクの交換 30~60分 16,500円
洋式トイレ脱着工事費 30~60分 33,000円
ウォシュレットの取替え•取り付け•脱着 30~60分 16,500円
便器の交換 120~240分 33,000円

 

お風呂修理の料金事例

お風呂修理の料金事例として、以下3つの事例を表にまとめました。

  • お風呂のつまり
  • お風呂の水漏れ
  • 各種交換

また、以下の修理や交換については、現地の状況によって異なります。

  • 風呂の蛇口・水栓交換
  • 浴槽の修理・塗装
  • 浴槽の交換
  • 壁・天井・床・タイルの交換
  • ドアの修理・交換
  • 換気扇の修理・交換
  • 暖房乾燥機の修理・交換

上記に関しては、現地で見積もりをとってもらいましょう。

お風呂のつまり

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
お風呂のつまり(軽度なつまり) 0~60分 5,500円~
お風呂のつまり(高圧洗浄機使用) 30~120分 27,500円~

 

お風呂の水漏れ

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
お風呂の水漏れ 30~60分 3,300円~

 

各種交換

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
風呂の蛇口・水栓交換 0~60分 13,500円~16,500円
浴槽の修理・塗装 現地状況で異なる 現地見積
浴槽の交換 現地状況で異なる 現地見積
壁・天井・床・タイルの交換 現地状況で異なる 現地見積
ドアの修理・交換 現地状況で異なる 現地見積
換気扇の修理・交換 現地状況で異なる 現地見積
暖房乾燥機の修理・交換 現地状況で異なる 現地見積

 

キッチン修理の料金事例

キッチン修理の料金事例として、以下3つの事例を表にまとめました。

  • キッチンのつまり
  • キッチンの水漏れ
  • 各種交換

キッチンのつまり

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
キッチンのつまり(軽度なつまり) 30~60分 5,500円
キッチンのつまり(ローポンプ) 30~60分 5,500円
キッチンのつまり(トーラー) 30~120分 6,500円
キッチンのつまり(高圧洗浄機使用) 30~120分 27,500円

 

キッチンの水漏れ

作業内容 修理時間目安 作業料金目安
蛇口の水漏れ 30~60分 3,300円
給水管からの水漏れ 30~60分 3,300円
排水管からの水漏れ 30~60分 3,300円

 

各種交換

作業内容 修理時間目安 作業料金目安
ディスポーザーの交換 30~60分 8,800円
食洗器の取り付け・取り外し 30~60分 8,800円
洗浄器の取り付け・取り外し 30~60分 8,800円
蛇口の交換(単水栓) 30~60分 13,200円
蛇口の交換(混合水栓) 30~60分 16,500円
換気扇の修理・交換 現地状況で異なる 現地見積

 

洗面所修理の料金事例

洗面所修理の料金事例として、以下3つの事例を表にまとめました。

  • 洗面所のつまり
  • 洗面所の水漏れ
  • 各種交換

洗面所のつまり

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
洗面所のつまり(軽度なつまり) 30~60分 5,500円
洗面所のつまり(中程度のつまり) 30~60分 16,500円
洗面所のつまり(高程度なつまり) 30~120分 27,500円
洗面所のつまり(高圧洗浄機使用) 30~60分 8,800~22,000円
薬剤洗浄 30~60分 8,800円

 

洗面所の水漏れ

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
蛇口の水漏れ 30~60分 3,300円

 

各種交換

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
パッキンの交換 30~60分 3,300円
ハンドル内部品交換 30~60分 8,800円
スパウト等の部品交換 30~60分 8,800円
カートリッジ交換 30~60分 8,800円
蛇口交換 30~60分 13,200円

 

給湯器修理の料金相場

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
給湯器からの水漏れ 30~60分 3,300円

給湯器の修理や交換については、状態によって異なるため、現地での見積もりとなります。

排水管修理の料金相場

排水管修理の料金事例として、以下の事例を表にまとめました。

  • 排水管のつまり
  • 排水管の水漏れ

排水管のつまり

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
排水管のつまり(軽度なつまり) 30~60分 5,500円
排水管のつまり(中程度のつまり) 30~120分 16,500円
排水管のつまり(高程度なつまり) 30~120分 7,500円

 

排水管の水漏れ

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
排水管の水漏れ 30~120分 3,300円

 

水道管修理の料金相場

水道管修理の料金事例として、以下2つの事例を表にまとめました。

  • 水道管のつまり
  • 水道管の水漏れ

水道管のつまり

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
水道管のつまり(軽度なつまり) 30~60分 5,500円
水道管のつまり(中程度のつまり) 30~120分 16,500円
水道管のつまり(高程度なつまり) 30~120分 7,500円

 

水道管の水漏れ

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
水道管の水漏れ 30~60分 3,300円
蛇口の水漏れ 30~60分 3,300円
蛇口の交換 30~60分 13,200円

 

水道修理料金を相場よりも安くするコツ

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水道修理の料金は箇所や度合いによって、30,000円以上かかるケースもあります。

 

なかには高い修理費用がネックになり、水道修理を依頼できない人もいるでしょう。

 

そこで、少しでも水道修理の料金を安くする方法を2つ紹介します。

キャンペーンの利用

水道修理業者で、キャンペーンを行っている場合があります。

 

業者によって異なりますが、キャンペーンを利用すれば、20~30%OFFになる場合もあるので、公式サイトで情報を確認しておきましょう。

 

ただし、期間限定の場合もあるので、気になる水道修理業者がいれば、都度確認してみてください。

 

クリーンライフでは、WEBからのご利用で3,000円OFF、2回目以降のご利用なら10%OFFの割引を行っています。

早い段階での修理依頼

水道のトラブルは早い段階で修理をしてもらうと、比較的安く済みます。

 

トラブルを放置して症状が悪化するほど、高額な修理費用がかかるので、早めの対処を行いましょう。

 

事例でも紹介したように、軽度のつまりと専門的な作業を要するつまりでは、1万円以上変わる場合もあります。

 

できるだけ安い費用で抑えられるよう、何かしらの症状があれば、早い段階で水道修理業者に相談してください。

水道修理の料金に不安があるなら

水道修理業者のなかには悪質な業者もいるため、騙されないために料金の相場を理解しておきましょう。

 

さらに、作業を行ってから料金を提示する業者もいます。

 

弊社クリーンライフ明朗会計をモットーにしており、適切な金額かつお客様に納得いただいた上で作業を行っております。

 

水道修理料金に不安がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2022.04.04
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