作業員待機中
13時25分現在、近くの作業員が最短30分〜でお伺いできます。
水道管トラブルの対処法・修理

水道の水漏れを発見したときの最初にできる対処方法は、水道の元栓を止めることです。建物によって水道の元栓がどこにあるのか、どんな役割があるのかなどを詳しく解説します。

 

どこに水道の元栓があるのかを知っていればすぐに対処できますが、探している間にも水漏れは止まりません。

 

本記事では、元栓の設置場所や止水栓との違いも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

水道の元栓はどこにあるのか?建物別の設置場所

bathroom gda4198192 640

水道の元栓が設置されている場所は、建物によって違います。水道トラブルが発生する前に、それぞれの建物の設置場所を確認しておきましょう。

戸建て住宅

戸建て住宅の場合は、戸建てごとに個別に水道の元栓が設置されています元栓は、青色の四角いプラスチック、または金属製のフタで地中に埋め込んでいる水道のメーターボックスの中にあります。

 

フタを開ければ、水道の使用量のメーターと元栓が設置されているでしょう。フタ自体が見当たらなければ、土や枯れ葉などで隠れている場合もあるので、入念に探してみてください。

 

水道の元栓の場所を事前に知っておけば、万が一のトラブルの際すぐに対処できるので、被害を最小限にできます。

マンション

マンションの場合は、玄関のすぐ近くにある鉄製扉の中に水道の元栓が設置されています。扉の中に水道メーターやガスメーターがあり、住戸ごとに取り付けられているので、比較的見つけやすいでしょう。

 

設置場所は、マンションだけでなく、団地などの集合住宅でも同様の配置になります。間取り図には、「PS(パイプシャフトあるいはパイプスペース)、MB(メーターボックス)」と記載されています。

アパート

アパートの場合は、築年数によって井戸水を使用していることもありますが、水道の元栓は一般的に戸建て住宅と同様、地中に埋まっているメーターボックスの中にあります。部屋ごとに埋め込んであったり、敷地内の隅に設置されていたりします。

 

水道局に確認すれば、水道の元栓の設置場所を教えてくれますが、管理会社や大家さんでも把握しているので、分からなければ聞いてみるといいでしょう。

 

万が一、アパート全体の元栓を閉めてしまったら、全部屋の水道が止まってしまいますので、気をつけてください。

ビル

ビルの場合、水道の元栓はビル全体をコントロールできるので、基本的に関係者以外は立ち入れないところにあります。元栓を閉めると、ビル内全ての水道が止まってしまうため、ビルの管理者が管理しています。

 

そのため、やむを得ない事情などでどうしても水道の元栓を閉めなければならないときは、ビルの管理者に相談してください。

水道の元栓の役割

給水管の凍結防止対策6選

水道の元栓には、どのような役割があるのでしょうか。役割を知っていれば、水道トラブルが起きたときに役立ちますので、それぞれ説明します。

水漏れを止める

どこかわからない水漏れが発生したときに、水道の元栓を閉めれば、水漏れを止めることができます。手に負えないような水漏れが発生したら、応急処置として元栓を閉めれば、素早く水を止められます。

 

ただし、元栓を閉めれば、供給されている水道設備すべてが使えなくなるので、生活に支障をきたしてしまうでしょう。そのため、なるべく早く水道修理業者に相談してください。

水道管の凍結防止

寒冷地方では、さまざまな要因で水道管が凍結してしまいます。水が凍結してしまうと、水が膨張して水道管に亀裂が入ったり、破裂したりします。

 

主な凍結の原因としてあげられるのは、以下です。

  • 外気温が0℃になったとき
  • 気温が氷点下に近く、風が強いとき

そのため、長期で家を留守にしたり、事前に冷え込むとわかっている日には、水道の元栓を閉めて水の流れを止めます。事前に対策をしておくことで、水道管の凍結を防げるでしょう。

 

ただし、元栓を閉めるだけでは不十分なので、水抜きもきちんとしてください。

水道の元栓の開閉方法

istockphoto 843817196 612x612 1

次に水道の元栓の開閉方法について、注意点も含めて説明します。

水道の元栓の開け方

水道のメーター横に設置されている元栓には、バルブがついています。水道の元栓の開け方は全国共通で、反時計回りにまわします。

 

ここで気をつけなければいけない点は、中途半端に開けておくことです。節水目的で「半分くらいに」と考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、中途半端にしておくと、止水機能に支障をきたす可能性があります。

 

そのため、水道の元栓を開けるときは、全開にしてください。ただし、バルブのタイプによっては、全開にした後に少し戻しておく方がいい場合もあります。

 

どれくらい開けたらいいのか分からない場合や不安なときは、管轄の水道局に問い合わせてみてください。

水道の元栓の閉め方

水道の元栓の閉め方も全国共通で、バルブを時計回りにまわします。元栓はハンドルのついているタイプと、溝のあるタイプの2種類です。

 

閉めるときに気をつけなければいけないのは、締めすぎることです。締めすぎるとバルブの故障にもつながるので、自然に回るところまでで留めておきましょう。

 

もし元栓を閉めても水が止まらない場合は、バルブの劣化や故障している可能性があるので、なるべく早く水道修理業者に相談してください。

 

水が止まったかどうかの確認はメーターが回っていないか、蛇口をひねって水がでないかなどで確認できます。

水道の元栓が回らない原因

istockphoto 1282472510 612x612 1 e1672061644875

水道の元栓が回らない原因には、いくつかあります。今回は、よくある原因を5つ紹介します。

サビが固着している

水道の元栓にサビが固着し、動かなくなる場合があります。その場合、サビ落としや潤滑剤を使用し、しばらくそのまま放置しておきます。しばらく置くことで、円滑に回るようになります。

 

潤滑剤を使用するときには、軍手やゴム手袋を使って手が滑らないようにしましょう。

 

また、工具の使用で力がない方でも元栓を回せるでしょう。よく利用される道具は、次の通りです。お持ちのものがあれば利用してください。

  • ペンチ
  • モンキーレンチ
  • 止水栓キー

バルブを工具ではさみ、時計方向に動かせば、元栓は閉まります。

 

昔の住宅の場合は、元栓が旧式の六角形のパイプを回す形のものもあります。その場合、手では回すことができないので、必要な工具を使用しなければいけません。

回す方向を間違えている

水道の元栓の開閉方向を、実際の方向と反対の方向にまわしている可能性があります。開閉方向は全国共通で、以下のようになっています。

  • 時計回りで閉まる
  • 反時計回りで開く

思い込みで回してしまっている場合があるので、おかしいなと思ったら、一度水道局や水道修理工事店などに相談してみてください。

元栓内部のつまり

水道の元栓内部に汚れなどが溜まってくると、バルブが固着してしまう場合があります。バルブの固着は、元栓自体を解体してバルブ内を掃除しなければいけません。

 

元栓は自治体の管理区分のため、勝手に掃除や修理はできないので、管轄の水道局に相談しましょう。

水道メーターバルブの故障

水道の元栓は、水道メーターバルブの故障が原因で回らなくなるケースもあります。水道メーターバルブが故障したときは、管轄の水道局に依頼し交換しなければなりません。

 

また、水漏れが発生したときは、被害が大きくなる前に水道修理業者に依頼しましょう。

ゴムパッキンの破損

水道の元栓内部にゴムパッキンがはめ込まれていて、ゴムパッキンが破損したり劣化したりすると、バルブを回転させるためのスピンドルに破片が入り込んでしまいます。

 

ゴムパッキンの破片などが入ってしまったことが原因で、元栓が回らなくなります。

 

また、ゴムパッキンだけに限らず、他の部品が劣化や破損すれば、その部品などが原因で元栓が回りません。いずれにしても、元栓内部の修理や清掃が必要なため、水道局に相談してください。

水道の元栓と止水栓の違い

istockphoto 1350605356 612x612 2

水道の元栓と止水栓は、同じものだと思っている方もいるのではないでしょうか。それぞれの違いについて説明します。

水道の元栓

水道の元栓とは、各家庭すべての水の流れをコントロールするもので、元栓を開閉すれば水が供給されたり、止めたりできます。いわば、家中の水のおおもととなる場所です。

 

水道の元栓は、水道のメーターボックスの中にあります。原因となる場所がわからない水のトラブル以外で使うことはほぼないでしょう。

 

もし水道の元栓にトラブルが起きたときは、管轄の水道局に相談してください。通常、元栓に関するトラブルは、水道修理業者では対応できません。

水道の止水栓

水道の止水栓とは、家庭内の水道設備にそれぞれついているものです。元栓は家庭内全ての水をコントロールしているのに対し、止水栓はそれぞれの水道設備の水をコントロールしています。

 

そのため、止水栓はキッチンや洗面台、トイレなど各水道設備のそばに設置されているのが一般的です。

止水栓の設置場所

istockphoto 1333889068 612x612 3

それぞれの水道設備には、止水栓が設置されています。水漏れが発生する前に場所を確認しておきましょう。

キッチン

キッチンの止水栓は、すぐわかるタイプとそうではないタイプがあります。シンクの下の収納スペースにある給水管と給湯管にそれぞれ止水栓が設置されています。

 

キッチンの水を止めたい場合は、2つの止水栓をどちらも止めましょう。どちらも時計回りにまわせば、水道を止められます。

 

むき出しで設置されているタイプはすぐに分かりますが、止水栓をカバーで隠して見えないようにしているタイプは、分かりにくいです。また、カバーはドライバーなどでネジを取り外す作業が必要ですが、破損しやすくなっているので、注意してください。

トイレ

トイレの止水栓は、トイレタンクの横、またはウォシュレット下のどちらかに設置されています。2種類のタイプがあり、次のどちらかです。

  • 溝があるタイプ
  • ハンドルのついてあるタイプ

どちらも時計回りにまわせば、水を止められます。

 

ほとんどのトイレの止水栓は、タンクの背面の壁、または床から突出している場合が多いです。タンクと突出している部分がパイプで繋がっているタイプが一般的といえるでしょう。

 

また、トイレのタイプによって、止水栓は便器下のカバーの中に収納されている場合もあります。止水栓が見当たらない場合は、便器のカバーを取り除いて確認してください。

浴室

浴室の止水栓は、蛇口本体に設置してあるか、浴槽や鏡の下にあるパネル内に設置されています。パネル内の止水栓の場合、目立たない場所にあるので分かりにくいかもしれません。

 

水漏れが発生しているときは急を要するため、すぐに見つからないときは元栓を閉めましょう。元栓を閉めたあとで止水栓を探してください。

洗面台

洗面台の止水栓は、洗面台下の扉を開けたところにある収納スペースの中に設置されています。

 

給水管と給湯管にそれぞれ止水栓がついており、ハンドルタイプと溝タイプがあります。ハンドルタイプは蛇口をひねって、溝タイプはマイナスドライバーを使用して開閉してください。

 

ほかの止水栓同様に、時計回りで水を止められます。

水道の元栓がどこかわからなかったら

d54c1ae18c0ebd7f9f30419e92ae1fc4 e1672063533514

水漏れが起きたときに水道の元栓の場所を知っていれば、被害は少なくできます。元栓を閉めれば、水が漏れ続けることはありません。

 

ただし、「元栓がどこにあるのか分からない」「場所を分かっていても閉め方が分からない」など、お困りの際はお気軽にクリーンライフへご相談ください。

 

急なトラブルにも最短30分で駆けつけ、どんな小さなお悩みも対応します。

⇒クリーンライフに水道の元栓の相談をしてみる

2023.05.25
2024.01.18

給水管から水漏れを見つけたら、どう対処すればいいのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。特に初めて水漏れの場面に出くわした場合、知識がなければすぐに対処するのは難しいです。

 

今回は、給水管から水漏れしたときの原因や対処方法をご紹介します。正しい知識で適切に対処するためにも、ぜひ参考にしてください。

給水管の水漏れトラブルの原因

給水管は、私たちに必要不可欠な水の供給をしてくれる管のことです。

 

一般的には、水道管の方が聞きなじみがあるのではないでしょうか。水道管も間違いではありませんが、厳密には給水管や排水管などと使い分けられています。

 

今回は給水管にスポットを当てて、水漏れトラブルの原因について説明します。

経年劣化

給水管は素材によって異なりますが、錆びや腐食によって劣化し、水漏れを引き起こします。

 

現在多くの住宅で使用されているのは耐久性に優れた塩ビ管で、経年劣化は避けられません。そのため、給水管本体の破損やひび割れ、接続部のパッキンの劣化になどによって水漏れが起きてしまうのです。

自然災害による影響

台風や洪水などの自然災害により、給水管で水漏れが起こることがあります。地震などの大きな揺れでは、接続部の金具がゆるんだり、破損したりして水漏れを起こします。

 

目には見えない部分がダメージを受けることもあるので、災害後は水道メーターを注視しておくといいでしょう。

給水管から水漏れしたときの対処方法

22057830 m

給水管から水漏れを見つけたときは、すぐに対処しなければなりません。水漏れしている箇所が判明しているかどうかでも、対処方法は変わってきます。

 

まずは、止水栓または元栓を閉めて水の流れを止めることが先決です。

 

放置すれば、床材やクロスが剥がれてきたり、カビが発生したりと二次被害にも繋がります。水道料金が高額請求されることにもなりかねないので、一刻も早く対処することが大切です。

自分でできる対処方法

給水管から水漏れの量が少ないなど、パッキンの劣化、ボルトやナットの緩みが原因の場合は、ある程度知識があれば自分で対処できます。

 

それでは、自分でできるパッキンの交換について説明します。

  1. 水漏れしている箇所の止水栓を閉め、水の流れを止める。
    (止水栓の場所がわからないときや止水栓をうまく閉められない場合は、元栓を閉める。)
  2. 洗浄管のサイズを確認する。
    (パイプの太さにより、パッキンのサイズも異なるので、現物をホームセンターなどに持ち込んで購入するのがおすすめ。)
  3. パッキンが用意できれば、水漏れしている箇所のパッキンを新しいものに交換。
  4. 止水栓または元栓を開き、水を流す。
  5. 水漏れが解消されているか確認する。

上記の方法で水漏れが解消されなければ、業者に依頼することをおすすめします。ただし、業者が休みだったり、予約がいっぱいですぐの対応ができなかったりする場合もあるので、自分で応急処置をすることも大切です。

応急処置の方法

給水管で水漏れしている箇所がわかっている場合は、補修用テープを巻くなどして応急処置が可能です。

 

応急処置として使用するテープには、さまざまな種類があります。水で濡らして使用するものや、テープをそのままぐるぐる巻きにして使えるものなどがあります。

 

使いやすいものや、どのような水漏れに対応しているかを基準に選ぶといいでしょう。ホームセンターなどで購入が可能な、水漏れ補修テープとして使われる主な3種類をご紹介します。

  • 自己融着テープ

石油が原料の合成ゴムで、伸ばして巻きつけて使用する補修テープです。接着剤やのりは使用されていないので、通常の状態では粘着力がありません。

 

伸ばすことによってテープの表と裏が密着して一体化し、テープとしての役割を果たします。耐老化性・耐水性が高く、高度な電気絶縁性もあるので、配管の水漏れの応急処置にも使われています。

  • 防水補修テープ

防水気密テープとも呼ばれ、ポリエチレン製などの防水性・気密性の高い防水補修テープです。

 

粘着剤が使われており、テープの表面が防水仕様となっています。曲線面でもぴったり貼り付けられるので、配管の水漏れだけでなく、配線の養生などさまざまな場面で活用されています。

  • 水道用ラップテープ

主に、排水管の水漏れに使用する補修テープです。シリコン製でテープ同士が密着するため、接着剤不要で手がベタつきにくく、剥がしてもあとが残りません。

 

ただし、使用するのは、水漏れの勢いが弱い場合に限ります。伸縮性が高く、凹凸部にも簡単に巻き付けられます。

修理業者に依頼する

自分で対処できない給水管の水漏れに関しては、業者に依頼しましょう。前項で述べたパッキンやボルトやナットの交換で解消されれば問題ありません。

 

しかし、水漏れの主な原因は、給水管自体の老朽化や破損などが多いため、一般的に素人が修理できないことが多いです。安易な考えで自分で応急処置で済ませていると、被害が大きくなる場合もあります。

 

水道に関する専門の知識や技術のある修理業者に依頼し、なるべく早く修理してもらうのが賢明です。

給水管から水漏れしたときのチェック方法

24279660 m e1664553166439

給水管から水漏れをみつけた場合のチェック方法をご紹介します。すぐに修理業者を呼べるとは限りませんので、まずは自分でできる範囲で水漏れをチェックしてみましょう。

キッチン・洗面台の水漏れ

キッチン・洗面台の下の収納扉を開きます。中には3~4本のパイプがあります。その内の直径3cm程度の太めのパイプは排水管で、それ以外が給水管または給湯管です。

 

給水管自体や床が濡れていないかをチェックします。もし濡れていたとしても、必ずしもこれらの場所から水漏れしているとは限りません。

止水栓からの水漏れ

壁や床から出た給水管は、止水栓を経由して接続管に繋がります。止水栓にはハンドル式とマイナスドライバーで閉めるタイプがあり、ハンドル部分のパッキンの劣化が原因で水漏れが起きます。

接続管からの水漏れ

止水栓と蛇口をつなぐ接続管があります。接続部は、通常ナット止めされていることが多く、ナットに取り付けられているパッキンの劣化により水漏れが起きます。

給水管からの水漏れ

床や壁までの配管と止水栓を結ぶ給水管があります。主に鋼管が使用されているので、錆びなどで劣化し、亀裂や破損した部分より水漏れが起きます。

トイレの水漏れ

トイレの給水管からの水漏れは、キッチン・洗面台と同じ構造です。キッチン・洗面台では、接続管が蛇口までつながっているのに対し、トイレは蛇口ではなくトイレタンクにつながっています。

 

前項と同じ要領でチェックが可能です。その他に、ウォシュレットやトイレタンクから水漏れする場合もあります。一般的にトイレの水漏れは、止水栓を閉めることで一時的な対処は可能です。

ウォシュレットからの水漏れ

電源を抜いて給水管や接続管、便器の脇を拭きます。数分経って拭き上げた箇所からの水漏れがないか確認します。

トイレタンクからの水漏れ

便器に水が流れ続けていたり、タンクから水が流れる音が止まらなかったりする場合は、水漏れしている可能性があります。

浴室の水漏れ

浴室は水で濡れている状態が通常なため、給水管からの水漏れを見つけることは難しいでしょう。主にシャワーホースや蛇口からの水漏れが多いです。

 

浴室では、床や壁にさまざまな配管が巡らされており、目では見えない部分で劣化や腐食が起きている可能性もあります。乾いたはずの床や壁が濡れている場合は、業者に依頼することをおすすめします。

その他の確認方法

給水管の水漏れを確認する方法として、以下の2つもあります。

水道料金の確認

毎月の水道料金が急に高くなっている場合は、水漏れの可能性を疑いましょう。明細などがない場合は、水道メーターで確認できます。

水道メーターの確認

家中の蛇口をすべて閉めた状態で、水道メーター横にあるパイロットを確認します。水を使用していない状態でメーターが回っていれば、どこかで水漏れが起きているということです。

 

ただし、ごく少量の水漏れの場合は、気づかないこともあります。

給水管の水漏れ修理にかかる費用

専門業者に依頼した場合の料金事例給水管の軽度の水漏れ修理にかかる費用は、8,000円~25,000円程度です。修理内容や業者によってもさまざまで一概にはいえませんが、パッキンの交換のみであれば8,000円~10,000円程度でしょう。

 

ただし、給水管自体の交換ともなると35万円~50万円が相場です。あくまでも目安ですので、まずは複数社から見積もりをもらうことをおすすめします。

修理業者の選び方

専門業者の選び方 3つのチェックポイント給水管から水漏れした場合、何を基準に修理業者を選べばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。修理してもらったのにきちんと直っていなかったり、高額請求されたりすることもあります。

 

トラブルを避けるためにも、修理業者を選ぶポイントをいくつか紹介します。

「水道局指定工事店」に依頼する

各自治体の水道局から認められた事業者は、「水道局指定工事店」として登録されています。

 

水道局のホームページで、登録されている業者一覧を確認できる場合もあります。わからない場合は、水道の検針票の裏面に記載されている、お客様センターなどで問い合わせが可能です。

 

ただし、要件を満たしていれば登録が可能なため、一概に過信してはいけません。一つの安心基準として参考にするといいでしょう。中には、高額な修理料金を請求する悪徳業者が混ざっている可能性もあります。

見積もりは複数社に依頼する

業者によって金額が異なるのはよくあることですが、相場範囲内かどうか確認するためにも最低3社からの見積もりを依頼しましょう。

 

修理内容は実際に確認してみないとわからないことが多いので、出張・見積もり料が無料の業者がおすすめです。他社との比較をしたいのに見積もりに金額が発生すると、「これくらいならいいかな」と妥協しかねません。

 

また、見積もりは、具体的な内容が記載されたものを出してもらいましょう。きちんと作業内容・説明を受け、納得した上で業者を選んでください。

深夜や早朝の依頼はできるだけ避ける

水漏れをみつけたときは「すぐになんとかしないと」と焦りがちですが、深夜や早朝の依頼は避けましょう。

 

業者によっては、割増料金がかかる可能性もあります。できる範囲で応急処置などをして、通常営業時間に依頼することをおすすめします。

 

どうしても深夜や早朝に依頼したい場合は、割増料金がない業者がおすすめです。

給水管の耐用年数と交換

給水管の耐用年数は、一般的に15年程度といわれています。使用されている素材や状況によっても変わってきますが、10年も経たずして赤錆びなど発生することがあるようです。

 

トラブルとなる腐食やつまりの原因は、赤錆びだともいわれています。被害を最小限におさえるためにも定期的なメンテナンスが必要です。

樹脂管

樹脂管は、平成に入り使用されるようになった素材で、耐用年数は30年と長いです。

 

他の素材と比べて初期費用・価格ともに高めになりますが、長持ちすることに加えてメンテナンスもしやすく、長い目でみればおすすめです。

硬質塩化ビニルライニング鋼管

硬質塩化ビニルライニング鋼管は、樹脂で管の内部をコーティングしています。そのため、直管部分の劣化がおこりにくく、耐用年数は20~25年です。

 

ただし、平成元年(1989年)以前のものは、接続部に亜鉛メッキが使われているものが多いので、サビや腐食が発生しやすい傾向があります。

水道用亜鉛メッキ鋼管

水道用亜鉛メッキ鋼管は、鉄管に亜鉛メッキ加工されたものです。昭和30年~40年代頃までに建てられたマンションの給水管として使用されていました。

 

耐用年数は15~20年ですが、錆びやすく、赤水流出など水質にも悪影響を及ぼすため、現在は給水管への使用が禁止されています。

給水管の交換の目安

給水管は、以下を目安に交換しましょう。

耐用年数が超えたとき

前述のとおり耐用年数はあくまで目安であり、素材や設置環境・使用状況によっても変わってきます。給水管は健康や衛生面に直結するものなので、時期がきたら交換しましょう。

水の状態に異常が発生したとき

水の見た目や味がおかしい、異臭がするなど、異変が現れたときが交換の目安となります。特に金属製の給水管は、長年使用することでサビが発生し、水に溶け出すことで水質に異常をもたらします。

水漏れが起きたとき

給水管で水漏れが起きたときは、何かしらの原因で異常が発生している場合があります。目には見えない部分の劣化や破損が原因の可能性もあるので、自分で解決できない場合は修理業者に依頼しましょう。

 

パッキンやボルト、ナットの交換で水漏れが解消される場合はこの限りではありません。

給水管の水漏れを適切に対処したいなら

給水管の水漏れがおこる原因はさまざまありますが、サビや劣化によるものがほとんどです。水漏れが起きて放置していれば、水質異変や水の流れが悪くなることもあります。

 

生活に欠かせない給水管は、健康や衛生面に影響があるので、自分で解決できない場合はなるべく早くに修理業者へ依頼しましょう。

 

私たちクリーンライフでも、給水管の水漏れ修理に対応しています。お見積もりは無料で、深夜や早朝の割増料金はかかりません。電話またはLINE、メールでお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給水管の水漏れの相談をしてみる

2023.05.25
2024.01.18
お電話1本
駆けつけます!
13:25 現在、お電話いただけましたら即日修理対応可能です!
24時間・365日対応
お見積無料
0120-423-152