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水道管トラブルの対処法・修理

一軒家で水道管が水漏れした場合、早急に対処することが必要です。水漏れを放置すると、建物に深刻な被害をもたらす恐れがあります。

 

そこで本記事では、一軒家で水道管から水漏れが起こる3つの原因、対処法や修理費用について紹介します。 水漏れの対処法を知ることで、水漏れによる被害を最小限に抑えられるでしょう。

 

一軒家で水道管の水漏れでお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

一軒家で水道管の水漏れが起きたときの対処法

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一軒家では、水道管があらゆるところに設置されており、いつ水漏れが起こるか分かりません。万が一、水漏れが起きた場合には、早急な対処が必要です。

 

水漏れを発見したときは、次のような手順で対処してください。

  1. 水漏れ箇所の特定
  2. 止水栓または元栓を閉める
  3. 修理する

適切な対処で、水道管の水漏れ被害を最小限に抑えましょう。それでは、それぞれについて詳しく説明します。

1.水漏れ箇所の特定

一軒家の水道管で水漏れが起きた場合、まずはどこから水漏れしているのかを特定することが重要です。水道を使用していないのに水道メーターの針が動いてれば、どこかで水漏れが起きています。

 

水が漏れている場所は、水滴や水音、水染みなどで見つけられます。万が一、水漏れ箇所が分からない場合は、水漏れが起こる可能性が高い場所を探してみてください。

 

一軒家で水漏れが起きやすい場所は、次の通りです。

  • トイレ
  • キッチン
  • 洗面台
  • 浴室
  • 外水栓

水道管の水漏れが起きやすい場所を知っておけば、早期発見につながります。

2.止水栓または元栓を閉める

水漏れ箇所を特定したら、止水栓または元栓を閉めて水の流れを止めましょう。止水栓は水道管に直接つながっている栓で、各水回りに設置されています。

 

元栓は一般的には水道メーターの近くにあり、家の水道全体を止めることができる栓です。止水栓や元栓を閉めれば、一時的に水道管の水漏れを止められます。

 

止水栓や元栓が見つからない場合は、水道局や水道修理業者に相談してみてください。

3.修理する

水漏れ箇所を特定し、止水栓または元栓を閉めたら、早急に修理する必要があります。修理方法は水漏れの原因や箇所によって異なり、自分で修理するか水道修理業者に依頼するかの2択です。

 

軽度の場合、自分で修理することもできます。対処方法が分からない場合は、水道修理業者に依頼することをおすすめします。修理が遅れると水が床や壁に浸み込み、家の内部にダメージを与える可能性があるので、なるべく早く対処してください。

 

いずれにせよ、水道管の水漏れを発見したら、早期に修理することが大切です。なるべく早く対処すれば、被害は最小限に抑えられるでしょう。

一軒家で起こる水道管の水漏れの見つけ方

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一軒家で起こっている水道管の水漏れは、なるべく早く発見し、対応することが重要です。

 

水漏れを発見するためには、水道メーターの確認、水滴や水染みの確認など、いくつかの方法があります。見つけ方を知っておくことで、水漏れを早期に発見して、被害を最小限に抑えられます。

 

それでは、一軒家で起こる水道管の水漏れの見つけ方について解説します。

自分で確認する

自分で水道管の水漏れが起きているかどうか確認する主な方法は、

  • 水道料金
  • 水道メーター

の2つです。目視で確認できれば簡単に発見できますが、目には見えない部分で知らない間に水漏れが起きている可能性もあります。

 

そのため、普段から水道料金や水道メーターに気をつけておく必要があります。それぞれの水漏れの見つけ方について、詳しく解説します。

水道料金

水道料金は、水道メーターで計測された使用量に応じて毎月請求されます。 水漏れが起きている場合は、使用していない間にも水が流れ出ているため、水道料金が高くなってしまいます。

 

毎月の水道料金が急激に高くなった場合は、水漏れを疑いましょう。早い段階で水漏れを発見して修理することで、無駄な水道料金を抑えられます。

水道メーター

水道メーターは、水の使用量を計測するための器具です。 水道管の元栓を閉めた状態で水道メーターを確認すれば、水漏れがあるかどうかを判断できます。

 

元栓を閉めているのに水道メーターが回転している場合は、どこかで水漏れが起きているという証です。水漏れが疑われるときは、一度水道メーターを確認してみましょう。

 

ただし、ごく微量の水漏れであれば、水道メーターでは発見できない可能性もあります。

水道修理業者に依頼する

一軒家の水道管の水漏れを見つけるには、水道修理業者に依頼するのもひとつの方法です。専門知識や経験があるので、早期に問題を解決してくれるでしょう。

 

水道管の水漏れを自力で発見できない場合は、なるべく早く水道修理業者に依頼してください。早期解決するためには、プロの技術と知識が重要です。

 

ただし、水道修理業者に依頼する際には、事前に料金や作業内容、修理期間などについての説明をしっかりと受けてください。修理を依頼する前に、必ず複数社の見積もりをとり、納得した上で対応してもらいましょう。

水道修理業者による水漏れの診断と修理

専門的な知識と経験を持つ水道修理業者に水漏れの診断を任せれば、水漏れの原因や修理方法を正確に特定することが可能です。素人ではわからない細かい点も確認してもらえるので、確実に水漏れが解消できます。

 

修理については、水漏れの箇所に応じて

  • 水道管の交換や修理
  • パッキンや配管部品の交換
  • シール材の補修

などが行われます。

 

また、修理作業が終了した後には、水漏れがきちんと解消されているか確認し、業者によっては水圧のチェックまで行ってくれます。

水道修理業者の選び方と注意点

水道修理業者を選ぶ際には、まず業者の信頼性や実績を確認することが大切です。 インターネットや口コミなどを参考に、信頼できる水道修理業者を選びましょう。

 

また、作業前には見積もりの提示や、作業内容をきちんと説明してくれる業者を選んでください。高額な請求をしたり、不要な修理をすすめたりする業者には注意が必要です。

 

さらに、保証やアフターサポートについても確認し、業者選びは慎重に行ってください。

一軒家で水道管の水漏れが起きたときの修理費用

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一軒家の水道管を修理する場合、費用の相場は20,000円〜30,000円ほどです。壁や床といった見えない場所で水漏れが起きていると、30,000円〜50,000円程度かかるケースもあります。

 

なお、一軒家で水道管の水漏れによる高額な水道料金は、いくつかの救済措置が使用できるかもしれません。思わぬ高額な水道料金が減額されることもあるので、以下を参考に適用されるかどうか確認してみてください。

火災保険の適用

一般的に、火災保険の「水漏れ補償」で水漏れによる被害が補償される場合があります。 具体的には、以下の場合です。

  • 水道管の破裂
  • 配管の不備によって発生した水漏れで、壁や床などに浸水

ただし、火災保険の補償範囲は保険会社によって異なるため、契約内容を確認することが重要です。また、水漏れによる減額を補償する場合でも、修理費用すべてが補償されるわけではありません。

 

水漏れによる被害についての保険金を受け取るためには、各保険会社の必要な手続きを適切に行うことが必要です。

水漏れによる高額な水道料金の減免

水漏れによる高額な水道料金は、水漏れの箇所や原因によって減免制度が適用される場合あります。減免の対象となる金額は、条件によって異なります。

 

主に次のようなケースでは、水道料金の減額や免除が認められる可能性があるので、自治体や水道局に確認してみてください。

  • 地下などの発見しにくい場所での水漏れ
  • 地震などの自然災害での水道管破損による水漏れ
  • 適切な使用方法にもかかわらず生じた水漏れ

ただし、減免の申請には一定の期限があり、早期に申請することが大切です。また、水漏れの原因が自己責任だと、減免が適用されない場合があります。

一軒家で水道管の水漏れが起きる3つの原因

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一軒家で水道管の水漏れが起きる主な3つの原因は、以下の通りです。

  1. 水道管の寿命
  2. 凍結による破損
  3. 地震による破損

それぞれの原因について、詳しく説明します。

1.水道管の寿命

水道管の寿命は、材質や使用状況によって異なりますが、約40年とされています。一般的な耐用年数は、次の通りです。

  • ポリエチレン管は30年~40年程度
  • 硬質塩化ビニール管は20年~25年程度
  • 鉄管は15年~20年程度

適切なメンテナンスや修繕を行い、長持ちさせることも可能です。耐用年数を把握し、交換する目安としてください。

2.凍結による破損

冬場の寒さによって水道管が凍結してしまうと、管内の水が膨張して破裂することがあります。 破裂してしまった箇所から水漏れが起こります。

 

凍結するのは、以下の部分が多いです。

  • 屋外に露出した水道管
  • 屋内で十分な断熱がされていない部分

特に地下にある水道管は凍結しやすいため、注意が必要です。

 

凍結を防ぐためには、適切な断熱材を使用したり、水を止めて水抜栓を使用したりするなどの対策が有効です。

3.地震による破損

水道管が水漏れする原因の1つに、地震による破損があります。地震による地盤の揺れによって、水道管が破損し、水漏れを引き起こしてしまいます。

 

特に、古い住宅で水道管の交換が適切に行われていない場合、地震による水道管の破損が起こりやすくなります。また、壊れた水道管から漏れ出た水が床下にたまり、湿気やカビの原因になることもあります。

 

そのため、地震が起きたあとには、水漏れが発生していないかどうかの確認が必要です。

一軒家で水道管の水漏れがもたらす影響

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一軒家で水道管の水漏れが起こると、さまざまな問題が生じます。被害を最小限にするためにも、早期発見・早期対応に努めましょう。

水道料金があがる

一軒家で水道管の水漏れが起こると、水道料金があがります。家計にも負担がかかってしまうので、水道管の水漏れを発見したら、なるべく早く対処しましょう。

 

また、自治体によっては、水漏れによる水道料金の減免制度が設けられているところもあります。水漏れが原因で水道料金があがってしまった場合は、減免制度が適用されるのか自治体や水道局に相談してみてください。

地盤沈下

水道管の水漏れが原因で地盤が流れ出た水によって、軟弱化、沈下する可能性があります。地盤沈下が発生すると、建物に損傷を与えたり、外部の水路や排水路の流れにも影響を与えたりすることがあります。

 

水道管の水漏れをなるべく早く対処することで、地盤沈下による被害を未然に防げるでしょう。

地面が乾かない

水道管の水漏れが起きると、周囲の地面が湿ったまま乾かないことがあります。 特に、屋外にある水道管の水漏れは、庭や路上に水たまりを作り、転倒や車の滑りなどの危険性があります。

 

また、水たまりによって周囲の植物や芝生が枯れ、地面の下に水がたまって根腐れや腐食を引き起こします。地面がなかなか乾かない場合は、水漏れを疑い、適切な対応を取りましょう。

水道管の水漏れを未然に防ぐための対策

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水道管の水漏れは、大きな被害になる前に対策しておくことが大切です。そこで、未然に防ぐためにはどのような対策が必要なのか、紹介します。

  • 水道管の定期点検
  • 水道管の凍結予防対策
  • 定期的な水道メーターの確認

上記のような対策をとっておけば、万が一水漏れが起きたとしても早期に発見でき、最小限の被害で済むでしょう。

水道管の定期点検

水道管は長年使用していると、劣化して破裂する可能性があります。 そのため、定期的に点検を行い、異常がないか確認することが大切です。

 

また、水道管には耐用年数があるので、寿命が来た水道管は交換することを検討しましょう。 水道管の交換は、専門の水道修理業者に相談してみてください。

水道管の凍結予防対策

寒冷地などでは、水道管が凍結する可能性があります。凍結すると水が膨張し、水道管が破裂したり、水漏れが起こったりするリスクが想定されます。そのため、事前に水道管の凍結予防対策を行うと効果的です。

 

水道管の凍結予防対策として効果的なものは、次の通りです。

  • 少量の水を流し続ける
  • 水道管を断熱材で覆う

事前に対策しておくことで凍結予防になり、水漏れが起こる可能性は低くなります。

一軒家で水道管の水漏れでお困りのときは

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一軒家で水道管の水漏れが起きたときは、なるべく早く適切な対処が大切です。

 

私たちクリーンライフでは、24時間365日相談を受けつけており、緊急のトラブルにも素早く対応。洗練されたスタッフが、一軒家で起きた水道管の水漏れ対応に駆けつけます。

 

夜間・早朝はもちろん、休日でも割増料金は不要なので、お気軽にお問い合わせください。

 

⇒クリーンライフに水道管の水漏れの相談をしてみる

2023.03.22

一戸建ての水道管は普段人目につかない場所に設置されていることが多く、気付かぬうちに劣化が進行。水漏れや健康被害を引き起こす要因となるため、注意が必要です。

 

今回は一軒家の水道管交換をすべきタイミングや、工事費用の目安をお伝えします。水道管の交換費用を抑えるための3つのコツ、工事を行わないことによるリスクなども解説するので、ぜひチェックしてみてください。

一軒家の水道管を交換すべきタイミング

一軒家の水道管は、使っていると次第に老朽化していきます。

 

一般的な寿命は40年とされているものの、適切なタイミングは土壌の状態、水道管の素材などによって変化。下記の状況に直面しているのであれば、早めの交換を検討する必要があります。

  • 水道管の寿命を超えている
  • 水の状態に違和感がある
  • 水道管の劣化によるトラブルが発生している

一軒家の水道管を交換すべきタイミングについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

水道管の寿命を超えている

水道管の交換時期の目安として、最も参考にされるのが各水道管の耐用年数です。耐用年数の目安は素材ごとに異なるため、下記を参考に判断してみてください。

  • ポリエチレン管:30年~40年
  • 硬質塩化ビニル管:20年~25年
  • 鉄管(鉛管):15年~20年

以前は金属製の鉄管や鉛管が普及していましたが、他の素材に比べるとやや短命というデメリットがあり、近年は他の素材を採用することがほとんどです。

水の状態に違和感がある

一戸建ての水道管から供給される、水の状態をチェックすることも重要です。一軒家に住み始めてからずっと同じ水道管を使っている方は、何らかの違和感を生じるようになったタイミングで早期に交換を検討しましょう。

 

「違和感」の具体的な症状には、下記のようなものがあります。

  • 水の色がおかしい
  • いつもと味が違う
  • 鉄の臭いを強く感じる

特に、以前普及していた金属製の水道管は内部のサビが原因となって、風味に明らかな変化を生む可能性が高いです。

 

金属以外から成る素材であれ、油断は禁物。劣化に伴う破損や破裂により、水道管の素材が水に溶け出してしまうこともあるので、少しの違和感にも注意が必要です。

水道管の劣化によるトラブルが発生している

常に高い水圧にさらされ、地震や冬場の凍結のダメージも免れない水道管。寿命を迎えて著しく劣化した場合、さまざまなトラブルに繋がる恐れがあります。

 

経年劣化によるトラブルとして、よく見られる症状が水漏れです。長年のダメージによって、亀裂や破損が生じた部分から水が漏れ出ているときは、別の場所でも同様の症状が発生するリスクを考慮する必要があるかもしれません。

 

一軒家の水道管を交換するときの工事費用

料金相場

一軒家の水道管が劣化した際の交換工事は、プロの水道修理業者に任せるのが基本です。

 

工事にかかる費用は、水道管が設置された環境や工事内容などによって変動。本項では、一軒家の水道管交換にかかる費用の相場を、下記2通りの工事内容別に解説します。

  • 水道管の一部を交換する場合
  • 水道管そのものを交換する場合

あわせて費用を抑えるための3つのコツもお伝えするので、一戸建ての水道管を交換すべき時期に入った方は、少しでもお得に工事を完結させましょう。

一軒家の水道管交換にかかる費用の相場

一軒家の水道管の交換工事は、主に次の2通りの方法で進められます。それぞれの工事にかかる費用相場をまとめました。

水道管の一部を交換する場合

水道管の一部を交換する工事の場合は、1万円程度の費用で済むことが多いです。

 

住宅メーカーに相談すると、業者への依頼までに中間コストが発生。さらに料金が上がってしまう可能性があります。交換箇所や新しく設置する水道管の素材によって、多少高額になるケースもあることも念頭に置いておきましょう。

水道管そのものを交換する場合

水道管を全体的に交換する必要があれば、数十万円程度の出費となる可能性が高いです。目安としては、10万円~100万円程度を見越しておきましょう。

 

交換箇所の位置によっては、料金の請求先が水道局になるケースもあります。一戸建てと公共の道路の境界に近い部分で工事を実施する際は、事前に各自治体に問い合わせてどちらが費用を負担するか明確にしておくと安心です。

水道管の交換費用を抑える3つのコツ

続いて、一軒家の水道管交換にかかる費用を抑えるコツをお伝えします。少しでも出費を少なくしたいときは、次の3つのコツを実践するといいでしょう。

  • 相見積もりを行う
  • 水回りをまとめてリフォームする
  • 自治体の補助金を活用する

突然の水漏れに慌ててしまい、「業者ならどこでも同じ」と安易に依頼先を決めることだけは絶対に避けてください。場合によっては、相場を大幅に上回る料金を請求される恐れもあります。

相見積もりを行う

水道修理業者を選ぶ際は、各業者から見積もりをとって相見積もりを行うことが重要です。

 

基本料金や作業料金などは、業者別に異なります。工事内容が同じとはいえ、全く違う金額を提示される可能性は大いにあり得ますし、差額が数万円にもなるケースも珍しくはありません。

 

見積もりは、最低でも3社に依頼するのがおすすめです。現場周辺を拠点とする複数の業者から見積もりをとれば、地域における大まかな相場を知ることができます。

 

「見積もり作成をお願いする際に、どのような対応をされたか」というのも依頼先を絞るための判断材料になるでしょう。説明が丁寧で、迅速な対応をしてくれる業者ほど信頼性が高いといえます。

水回りをまとめてリフォームする

一軒家の水道管が劣化し、交換が必要になるタイミングで水回りをまとめてリフォームすることにより、費用を抑える手もあります。

 

何十年も使い続けた水回りの設備は、水道管同様にメンテナンスを要する可能性が高いです。近々他の水回りもリフォームする予定があれば、一つの水道修理業者に工事を一式お願いしましょう。

 

多くの業者は、水回りをまとめてリフォームする場合に割引を実施。別々に依頼するよりも、大幅に予算を抑えられます。

 

工事の相談をする前に、あらためて水道管以外の水回りのリフォーム時期も考えるようにしてください。

自治体の補助金を活用する

劣化を理由に一軒家の水道管を交換する場合、自治体によっては補助金制度を使える可能性があります。具体的には、鉛管を使用中の家庭に適用されるケースが多いです。

 

補助金の給付にあたり、多くの自治体では着工前の申し込みを必須としています。あらかじめお住まいの自治体に問い合わせたり、ホームページを確認したりして、補助金制度の詳細を確認しておきましょう。

一軒家の水道管を交換しないことによるリスク

危険

水道管の劣化に伴う交換工事は、一戸建てに住み続けるうえで避けて通れないもの。しかし、多額の予算を考えると「なかなか工事の依頼に踏み切れない」という方もいるかもしれません。

 

ただ、一軒家の水道管を適切な時期に交換しないでいると、複数のリスクに直面する危険性があります。主なリスクとして注意すべきは、次の3つです。

  • 突発的な水漏れが発生してしまう
  • 水道管破裂で深刻な漏水被害が生じる
  • 健康に悪影響が及ぼされる

水道管交換を放置することで、家計や住む人の健康が脅かされないように気を付けましょう。

突発的な水漏れが発生してしまう

寿命を過ぎた水道管を放置し続けているのであれば、いつ水漏れが発生してもおかしくない状況です。ポタポタ垂れる程度の症状であれ、放置期間が長くなれば水道料金を跳ね上げる要因となり得ます。

 

さらに厄介なのが、床下や地中に埋まっている水道管からの水漏れ。トラブルの発生になかなか気づけないため、住宅内にカビ・害虫を発生させたり、家電製品を故障させたりする危険もあります。

 

水漏れというのは、基本的に放置すればするほど症状が悪化していくので、早めの対処が大切です。

水道管破裂で深刻な漏水被害が生じる

一軒家の水道管を交換しないリスクは、水漏れだけにとどまりません。常に高い水圧にさらされている水道管は、劣化によって破裂し、多大な漏水被害を招く恐れもあります。

 

近年、国内で多発する地震の影響を受け、より破裂の危険性が高まっているとされる水道管。万が一、破裂してしまった場合は水漏れの比にならないほどの大量の水が溢れ出すため、水道料金が相応に跳ね上がるでしょう。

 

普段目に付かない箇所での漏水被害であれば、水道料金を減免してもらえる可能性もあります。適用条件は自治体によって異なるので、問い合わせなどで確認してください。

健康に悪影響が及ぼされる

以前主流だった金属製の水道管を使用している家庭では、健康被害への注意も必要です。鉄管や鉛管などの水道管にできたサビは水にとけ込み、摂取した人の健康に悪影響を及ぼす危険があります。

 

長期間トラブルを放置し、日常的に鉛を摂取してしまうと「鉛中毒」を発症するリスクが上昇。次のような不調をきたすことが懸念されています。

  • 頭痛
  • 腹痛
  • 歩行障害

人の生活に欠かせない水は、安全性の高い状態で供給されるべきです。水道水の見た目や風味に違和感があれば、直ちに交換工事を検討しましょう。

一軒家の水道管交換を業者に依頼する理由

水道修理業者

高額な出費を心配して、一軒家の水道管交換を自力で完結したいと考える方は多いでしょう。ただ、水道管に関わる工事の大半は、素人が軽々しく行えるものではありません。

 

本項では、水道管の交換工事をプロの業者に任せるべき理由について解説します。

DIYは法律で禁止されている

そもそも水道管をDIYで交換することは、「水道法」という法律で禁止されています。水回りのトラブルの中で、誰でも対処できるのは下記2つだけです。

  • 蛇口本体の交換
  • 蛇口周辺の部品交換(パッキンなど)

日本において水道は、個人ではなく公共のものという認識。素人が軽々しく触れてしまい、各水道設備に異常をきたす恐れを防いでいるのです。

トラブルが悪化する要因になる

水道管関連の工事は大変複雑で、下手に触るとトラブルが悪化する要因にもなり得ます。いくらDIYが得意だからといい、法律に違反して、自分で対処しようとすることは絶対にやめましょう。

 

勝手な判断で工事を行った場合、ケガや余計な被害に繋がりかねません。二次被害によって、当初予定していたよりも多額の出費を免れない恐れもあるので、必ずプロの業者の力を借りてください。

一軒家の水道管交換の依頼先に困ったら

老朽化した水道管を使い続けてしまうと、さまざまなトラブルや健康被害に繋がる恐れがあります。少しの違和感に気付き次第、点検や交換工事を検討するように心掛けましょう。

 

一軒家の水道管に関する悩みがあれば、いつでも私たちクリーンライフにご相談ください。水回りのプロがすぐに現場まで駆け付け、最善の対処法によって各トラブルを解消しています。

 

⇒『クリーンライフ』に水道管の水漏れトラブルの相談をしてみる

2023.03.22

長年一軒家に住んでいるうちに、自然と劣化する水道管。

 

寿命を迎えたことに気付かないでいると、漏水によって水道費用が上がったり、住む人の健康に悪影響を及ぼしたりと、さまざまなトラブルに直面する危険があります。

 

今回は、一軒家の水道管が寿命を迎える時期の目安や、水道修理業者に相談した際の費用相場についてまとめました。一軒家の水道管の寿命を無視し、使い続ける場合のリスクも解説します。

【種類別】一軒家における水道管の寿命の目安

水道管の寿命は、一般的に40年程度とされています。ただ、実際の耐用年数は水道管の種類や、一軒家での設置状況に応じて異なるため、一概に言い切ることは難しいです。

 

本項では、水道管の素材別の寿命の目安をご紹介。現在、水道管で主に使用されているのは、下記の3種類です。

  • 樹脂管
  • 硬質塩化ビニルライニング鋼管
  • 水道用亜鉛メッキ鋼管

あくまでも寿命・耐用年数は目安の数値なので、水道管の交換時期を検討する際の参考にしてみてください。

樹脂管の寿命

今日最もメジャーである、樹脂製の水道管。サビつく心配が不要で、耐震性能も高いことから寿命の長い素材として注目されています。メンテナンスのしやすさゆえ、他の素材に比べて多少高額になりがちです。

 

寿命・耐用年数の目安は、30年~40年程度。熱に弱いというデメリットがあり、熱湯で溶けてしまった部分から水漏れする可能性があることは念頭に置いておきましょう。

硬質塩化ビニルライニング鋼管の寿命

築30年前後の一軒家で目にすることが多い、硬質塩化ビニルライニング鋼管。通称、「塩ビ管」として知られる水道管です。

 

寿命・耐用年数の目安は、20年~25年程度。内部に張られたビニルの膜がサビ止めの役割を果たしており、耐久性に優れているのが特長です。比較的安価で加工はしやすいですが、強い衝撃や急激な温度変化に弱いというデメリットがあります。

水道用亜鉛メッキ鋼管の寿命

1995年以前に建てられた一戸建てには、水道用亜鉛メッキ鋼管が使用されている可能性が高いです。

 

亜鉛メッキ鋼は安価に入手できる一方でサビつきやすく、亜鉛が水道水に溶け出すデメリットも持ちあわせる素材。水を口にする人の健康に悪影響を及ぼしかねないので、現在は使用を禁止されています。

 

寿命・耐用年数の目安は、15年~20年程度です。未だ自宅の水道管が亜鉛メッキ鋼製だという方は、早めの交換を検討した方がいいでしょう。

一軒家における水道管の寿命を無視するリスク

注意点

一戸建てに使われている水道管が寿命を迎えたにもかかわらず、放置し続けてしまうとさまざまなトラブルに繋がるリスクが上昇します。

 

今回は、中でも頻発しがちなトラブルについて解説。具体的な症状は、次の4つです。

  • 水漏れの症状が発生する
  • 水が濁ったり異臭を放ったりする
  • 健康被害を招く恐れがある
  • 工事費用が高額になる

一見問題なさそうで、実は床下や地中の水道管周辺に何らかの異常が見つかることもあるので、しっかりチェックしておきましょう。

水漏れの症状が発生する

一軒家で金属製の水道管を使っている場合、サビの影響で一部が損傷して水漏れを引き起こすことがあります。金属以外の素材であれ、冬場は凍結によって水道管が破裂し、深刻な漏水被害を招く恐れがあるので、定期的なメンテナンスが欠かせません。

 

もしも普段目に付かない場所で水漏れが発生してしまった場合、トラブルが発生したことになかなか気づけないのが厄介です。故意でなくとも放置し続けた結果、屋内にカビや害虫を発生させるなどの二次被害を生んでしまう危険が伴います。

 

水道管関連のトラブルは、放置期間が長引くほど症状を悪化させる可能性が高いです。些細な変化にも気付き次第すぐ対処し、早期解決を目指しましょう。

水が濁ったり異臭を放ったりする

寿命を迎えた水道管を使い続けていると、下記2つの症状が確認されるケースもあります。

  • 水道水の色が濁ってくる
  • 鉄のような異臭を放つ

どちらも金属製の水道管で発生しやすいトラブルで、原因は水道管の経年劣化によるサビや腐食です。水の風味や臭いに違和感があれば、一軒家における水道管が寿命を迎えたサインかもしれません。

健康被害を招く恐れがある

現在使用が禁止されている亜鉛メッキ鋼製の水道管を使っている場合は、すでに耐用年数を大幅に上回っている可能性が高いです。

 

素材に鉛を含む水道管は、寿命を過ぎると深刻な水漏れトラブルを引き起こすばかりでなく、住む人の健康に被害を及ぼすリスクも高まります。

 

耐用年数の目安である15年~20年を過ぎているご家庭は、早期に違う素材の水道管に交換しましょう。

工事費用が高額になる

寿命を過ぎた水道管でトラブルが生じた際、放置すればするほど症状は悪化していきます。同時に対処に必要な作業が複雑化するため、工事にかかる費用は高額になりがちです。

 

初めのうちはポタポタ垂れる程度の症状だったにもかかわらず、次第に水道管から大量の水が噴き出すトラブルへと発展するケースはゼロではありません。

 

場合によっては、近隣住民を巻き込むまでに被害が拡大する可能性もあるので、トラブルの発生前に水道管交換を検討する必要があります。

一軒家の水道管が寿命を迎えた際の選択肢

対処法

一軒家で使用中の水道管が寿命を迎えたときは、きちんとした対処が欠かせません。水道管のメンテナンス工事には、次の2通りの方法が存在します。

  • 新しい水道管に交換する
  • クリーニングでサビを除去する

ご家庭の水道管の状況に合わせて、最適な対処法を見極めることが大切です。

新しい水道管に交換する

1つ目の対処法が、新しい水道管への交換工事です。特に、亜鉛メッキ鋼製の水道管を使っている一戸建てにお住まいの方は、健康への影響も考慮して早めに交換することをおすすめします。

 

以下の記事では、水道管の素材別に適切な交換時期を解説。一軒家で使用中の水道管の種類に合わせて、交換時期を把握しておきましょう。

クリーニングでサビを除去する

設置環境によっては、クリーニングによるサビの除去で同じ水道管を使い続けられるケースも存在します。

 

サビを取り除いた後は、内部をコーティングして水の流れや水質を改善。今後寿命を迎えるまで安心して使い続けられるよう、適切な処置を行う必要があります。

一軒家の水道管が寿命を迎えたら業者に相談

水道修理業者

一戸建ての水道管周辺におけるトラブルは複雑で、素人では対処が難しいです。

 

十分な知識やスキルを備えた技術者以外は、触れることすら法律で禁止されている水回りも多数。基本的には、プロの水道修理業者を頼ってトラブルを解消する流れになるでしょう。

 

ただ、水道管関連の工事にはある程度の費用が発生します。いざというときの出費に備え、あらかじめ大まかな費用相場を理解しておきましょう。

水道管工事にかかる費用

一軒家の水道管を交換する際の工事費用の相場をまとめました。同じ交換工事とはいえ、一部交換か全面的な交換かで金額は全く違うので、ご自宅の水道管の状況と照らし合わせてみてください。

給水管の一部を交換 ~10,000円
給水管を全面的に交換 10万円~20万円
排水管の一部を交換 ~15,000円
排水管を全面的に交換 20万円~30万円
給水管・排水管の両方を全面的に交換 25万円~50万円

給水管・排水管の一部交換で済めば、高くても15,000円前後の出費で完結。経年劣化が著しく、給水管・排水管の両方を全面交換する場合は、50万円程度の高額な出費を要するケースもあります。

水道管の工事費用を抑えるコツ

水道管の交換工事にかかる費用を少しでも抑えたいときは、下記3つのコツを踏まえて依頼先を選ぶことが重要です。

  • 相見積もりを行う
  • 水回りをまとめてリフォームする
  • 自治体の補助金を活用する

地域ごとに異なる工事費用の相場を知るため、複数の水道修理業者から見積もりをとって相見積もりを行うのは必須事項。複数の水回りをまとめてリフォームすることで、特別割引を受けられる業者を選ぶのもポイントです。

 

自治体によっては、既定の基準を満たす一戸建てにおける水道管交換に補助金制度を設けていることもあります。お住まいの地域の公式サイトを確認し、該当する場合は上手に活用しましょう。

業者選びに失敗しないための4つのポイント

水道管交換をご自身でDIYするのは難しいため、依頼時には信頼のおける水道修理業者を選べるかどうかが肝心となります。

 

本項では、業者選びに失敗しないためのポイントをまとめました。依頼先を絞るうえで、具体的に意識すべき項目は次の4つです。

  • 実績が豊富で利用者の評価が高い
  • 指定給水装置工事事業者である
  • 緊急時も迅速に対応している
  • アフターフォローが充実している

上記すべてを満たしていることを最低条件として、自分に合った1社を見極めましょう。

実績が豊富で利用者の評価が高い

水道修理業者の実績数は、各業者の対応力を知るための物差しとなります。長年地域で営業し続けられる背景には、相応の知識やスキルがあると考えて問題ないでしょう。

 

どんな水回りのトラブルにも対応できる業者であれば、水道管の劣化状況を踏まえて最適な対処法を提案してもらえます。

 

水を供給する水道管は、日常生活に欠かせないもの。実績のある業者に依頼し、各トラブルを早急に解決しましょう。

 

実際に業者を利用した方の口コミ、評価などを参考にするのもおすすめです。

指定給水装置工事事業者である

信頼性の高さを判断するうえで、「指定給水装置工事事業者」であるかどうかも重要なポイントです。

 

水道局から指定を受けた業者であれば、給水装置に関わる工事を適正に行えるとみなせます。周辺の「指定給水装置工事事業者」を把握したいときは、各自治体のホームページをチェックするといいでしょう。

 

しかし、指定を受けていれば「確実に安心」というわけではないので、あわせて複数社の見積もりをとることも重要です。

緊急時も迅速に対応している

劣化した水道管から水漏れが発生している場合、早急にトラブルを解消しないとトラブルを深刻化させる要因となりかねません。

 

だからこそ、工事を依頼したいタイミングで対応してもらえる業者を選ぶ点も大切です。できるだけ本社や支店が自宅周辺にあり、いつでもスピーディに駆け付けてくれる業者に相談してみてください。

 

近場を拠点にしていれば、出張費が無料になる可能性も高いです。余計な出費を抑え、より満足度の高い工事を実現できるでしょう。

アフターフォローが充実している

構造が複雑で、工事後も何かとトラブルが再発しやすい水道管。いざというときに備え、アフターフォローが充実している水道修理業者を選ぶ点にも気を付けましょう。

 

おすすめしたいのは、工事終了後の定期点検やサポートを約束している業者です。緊急性の高いトラブル、不備などが確認された場合も気軽に相談できる依頼先であれば、工事中の安心感がより一層高まります。

一軒家の水道管が寿命を迎えて困ったときは

一軒家での生活に欠かせない水道管は、定期的なメンテナンスによって安全性を維持する必要があります。ご自宅の水道管の種類に合わせて、最適な時期に工事を検討しましょう。

 

クリーンライフには、豊富な施工実績を有するスタッフが勢ぞろい。充実のアフターフォローも用意しているので、業者の利用が初めての方でも安心です。

 

⇒『クリーンライフ』に水道管の水漏れトラブルの相談をしてみる

2023.03.22

水道の水漏れを発見したときの最初にできる対処方法は、水道の元栓を止めることです。建物によって水道の元栓がどこにあるのか、どんな役割があるのかなどを詳しく解説します。

 

どこに水道の元栓があるのかを知っていればすぐに対処できますが、探している間にも水漏れは止まりません。

 

本記事では、元栓の設置場所や止水栓との違いも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

水道の元栓はどこにあるのか?建物別の設置場所

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水道の元栓が設置されている場所は、建物によって違います。水道トラブルが発生する前に、それぞれの建物の設置場所を確認しておきましょう。

戸建て住宅

戸建て住宅の場合は、戸建てごとに個別に水道の元栓が設置されています元栓は、青色の四角いプラスチック、または金属製のフタで地中に埋め込んでいる水道のメーターボックスの中にあります。

 

フタを開ければ、水道の使用量のメーターと元栓が設置されているでしょう。フタ自体が見当たらなければ、土や枯れ葉などで隠れている場合もあるので、入念に探してみてください。

 

水道の元栓の場所を事前に知っておけば、万が一のトラブルの際すぐに対処できるので、被害を最小限にできます。

マンション

マンションの場合は、玄関のすぐ近くにある鉄製扉の中に水道の元栓が設置されています。扉の中に水道メーターやガスメーターがあり、住戸ごとに取り付けられているので、比較的見つけやすいでしょう。

 

設置場所は、マンションだけでなく、団地などの集合住宅でも同様の配置になります。間取り図には、「PS(パイプシャフトあるいはパイプスペース)、MB(メーターボックス)」と記載されています。

アパート

アパートの場合は、築年数によって井戸水を使用していることもありますが、水道の元栓は一般的に戸建て住宅と同様、地中に埋まっているメーターボックスの中にあります。部屋ごとに埋め込んであったり、敷地内の隅に設置されていたりします。

 

水道局に確認すれば、水道の元栓の設置場所を教えてくれますが、管理会社や大家さんでも把握しているので、分からなければ聞いてみるといいでしょう。

 

万が一、アパート全体の元栓を閉めてしまったら、全部屋の水道が止まってしまいますので、気をつけてください。

ビル

ビルの場合、水道の元栓はビル全体をコントロールできるので、基本的に関係者以外は立ち入れないところにあります。元栓を閉めると、ビル内全ての水道が止まってしまうため、ビルの管理者が管理しています。

 

そのため、やむを得ない事情などでどうしても水道の元栓を閉めなければならないときは、ビルの管理者に相談してください。

水道の元栓の役割

給水管の凍結防止対策6選

水道の元栓には、どのような役割があるのでしょうか。役割を知っていれば、水道トラブルが起きたときに役立ちますので、それぞれ説明します。

水漏れを止める

どこかわからない水漏れが発生したときに、水道の元栓を閉めれば、水漏れを止めることができます。手に負えないような水漏れが発生したら、応急処置として元栓を閉めれば、素早く水を止められます。

 

ただし、元栓を閉めれば、供給されている水道設備すべてが使えなくなるので、生活に支障をきたしてしまうでしょう。そのため、なるべく早く水道修理業者に相談してください。

水道管の凍結防止

寒冷地方では、さまざまな要因で水道管が凍結してしまいます。水が凍結してしまうと、水が膨張して水道管に亀裂が入ったり、破裂したりします。

 

主な凍結の原因としてあげられるのは、以下です。

  • 外気温が0℃になったとき
  • 気温が氷点下に近く、風が強いとき

そのため、長期で家を留守にしたり、事前に冷え込むとわかっている日には、水道の元栓を閉めて水の流れを止めます。事前に対策をしておくことで、水道管の凍結を防げるでしょう。

 

ただし、元栓を閉めるだけでは不十分なので、水抜きもきちんとしてください。

水道の元栓の開閉方法

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次に水道の元栓の開閉方法について、注意点も含めて説明します。

水道の元栓の開け方

水道のメーター横に設置されている元栓には、バルブがついています。水道の元栓の開け方は全国共通で、反時計回りにまわします。

 

ここで気をつけなければいけない点は、中途半端に開けておくことです。節水目的で「半分くらいに」と考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、中途半端にしておくと、止水機能に支障をきたす可能性があります。

 

そのため、水道の元栓を開けるときは、全開にしてください。ただし、バルブのタイプによっては、全開にした後に少し戻しておく方がいい場合もあります。

 

どれくらい開けたらいいのか分からない場合や不安なときは、管轄の水道局に問い合わせてみてください。

水道の元栓の閉め方

水道の元栓の閉め方も全国共通で、バルブを時計回りにまわします。元栓はハンドルのついているタイプと、溝のあるタイプの2種類です。

 

閉めるときに気をつけなければいけないのは、締めすぎることです。締めすぎるとバルブの故障にもつながるので、自然に回るところまでで留めておきましょう。

 

もし元栓を閉めても水が止まらない場合は、バルブの劣化や故障している可能性があるので、なるべく早く水道修理業者に相談してください。

 

水が止まったかどうかの確認はメーターが回っていないか、蛇口をひねって水がでないかなどで確認できます。

水道の元栓が回らない原因

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水道の元栓が回らない原因には、いくつかあります。今回は、よくある原因を5つ紹介します。

サビが固着している

水道の元栓にサビが固着し、動かなくなる場合があります。その場合、サビ落としや潤滑剤を使用し、しばらくそのまま放置しておきます。しばらく置くことで、円滑に回るようになります。

 

潤滑剤を使用するときには、軍手やゴム手袋を使って手が滑らないようにしましょう。

 

また、工具の使用で力がない方でも元栓を回せるでしょう。よく利用される道具は、次の通りです。お持ちのものがあれば利用してください。

  • ペンチ
  • モンキーレンチ
  • 止水栓キー

バルブを工具ではさみ、時計方向に動かせば、元栓は閉まります。

 

昔の住宅の場合は、元栓が旧式の六角形のパイプを回す形のものもあります。その場合、手では回すことができないので、必要な工具を使用しなければいけません。

回す方向を間違えている

水道の元栓の開閉方向を、実際の方向と反対の方向にまわしている可能性があります。開閉方向は全国共通で、以下のようになっています。

  • 時計回りで閉まる
  • 反時計回りで開く

思い込みで回してしまっている場合があるので、おかしいなと思ったら、一度水道局や水道修理工事店などに相談してみてください。

元栓内部のつまり

水道の元栓内部に汚れなどが溜まってくると、バルブが固着してしまう場合があります。バルブの固着は、元栓自体を解体してバルブ内を掃除しなければいけません。

 

元栓は自治体の管理区分のため、勝手に掃除や修理はできないので、管轄の水道局に相談しましょう。

水道メーターバルブの故障

水道の元栓は、水道メーターバルブの故障が原因で回らなくなるケースもあります。水道メーターバルブが故障したときは、管轄の水道局に依頼し交換しなければなりません。

 

また、水漏れが発生したときは、被害が大きくなる前に水道修理業者に依頼しましょう。

ゴムパッキンの破損

水道の元栓内部にゴムパッキンがはめ込まれていて、ゴムパッキンが破損したり劣化したりすると、バルブを回転させるためのスピンドルに破片が入り込んでしまいます。

 

ゴムパッキンの破片などが入ってしまったことが原因で、元栓が回らなくなります。

 

また、ゴムパッキンだけに限らず、他の部品が劣化や破損すれば、その部品などが原因で元栓が回りません。いずれにしても、元栓内部の修理や清掃が必要なため、水道局に相談してください。

水道の元栓と止水栓の違い

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水道の元栓と止水栓は、同じものだと思っている方もいるのではないでしょうか。それぞれの違いについて説明します。

水道の元栓

水道の元栓とは、各家庭すべての水の流れをコントロールするもので、元栓を開閉すれば水が供給されたり、止めたりできます。いわば、家中の水のおおもととなる場所です。

 

水道の元栓は、水道のメーターボックスの中にあります。原因となる場所がわからない水のトラブル以外で使うことはほぼないでしょう。

 

もし水道の元栓にトラブルが起きたときは、管轄の水道局に相談してください。通常、元栓に関するトラブルは、水道修理業者では対応できません。

水道の止水栓

水道の止水栓とは、家庭内の水道設備にそれぞれついているものです。元栓は家庭内全ての水をコントロールしているのに対し、止水栓はそれぞれの水道設備の水をコントロールしています。

 

そのため、止水栓はキッチンや洗面台、トイレなど各水道設備のそばに設置されているのが一般的です。

止水栓の設置場所

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それぞれの水道設備には、止水栓が設置されています。水漏れが発生する前に場所を確認しておきましょう。

キッチン

キッチンの止水栓は、すぐわかるタイプとそうではないタイプがあります。シンクの下の収納スペースにある給水管と給湯管にそれぞれ止水栓が設置されています。

 

キッチンの水を止めたい場合は、2つの止水栓をどちらも止めましょう。どちらも時計回りにまわせば、水道を止められます。

 

むき出しで設置されているタイプはすぐに分かりますが、止水栓をカバーで隠して見えないようにしているタイプは、分かりにくいです。また、カバーはドライバーなどでネジを取り外す作業が必要ですが、破損しやすくなっているので、注意してください。

トイレ

トイレの止水栓は、トイレタンクの横、またはウォシュレット下のどちらかに設置されています。2種類のタイプがあり、次のどちらかです。

  • 溝があるタイプ
  • ハンドルのついてあるタイプ

どちらも時計回りにまわせば、水を止められます。

 

ほとんどのトイレの止水栓は、タンクの背面の壁、または床から突出している場合が多いです。タンクと突出している部分がパイプで繋がっているタイプが一般的といえるでしょう。

 

また、トイレのタイプによって、止水栓は便器下のカバーの中に収納されている場合もあります。止水栓が見当たらない場合は、便器のカバーを取り除いて確認してください。

浴室

浴室の止水栓は、蛇口本体に設置してあるか、浴槽や鏡の下にあるパネル内に設置されています。パネル内の止水栓の場合、目立たない場所にあるので分かりにくいかもしれません。

 

水漏れが発生しているときは急を要するため、すぐに見つからないときは元栓を閉めましょう。元栓を閉めたあとで止水栓を探してください。

洗面台

洗面台の止水栓は、洗面台下の扉を開けたところにある収納スペースの中に設置されています。

 

給水管と給湯管にそれぞれ止水栓がついており、ハンドルタイプと溝タイプがあります。ハンドルタイプは蛇口をひねって、溝タイプはマイナスドライバーを使用して開閉してください。

 

ほかの止水栓同様に、時計回りで水を止められます。

水道の元栓がどこかわからなかったら

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水漏れが起きたときに水道の元栓の場所を知っていれば、被害は少なくできます。元栓を閉めれば、水が漏れ続けることはありません。

 

ただし、「元栓がどこにあるのか分からない」「場所を分かっていても閉め方が分からない」など、お困りの際はお気軽にクリーンライフへご相談ください。

 

急なトラブルにも最短30分で駆けつけ、どんな小さなお悩みも対応します。

⇒クリーンライフに水道の元栓の相談をしてみる

2023.03.22

給水管から水漏れを見つけたら、どう対処すればいいのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。特に初めて水漏れの場面に出くわした場合、知識がなければすぐに対処するのは難しいです。

 

今回は、給水管から水漏れしたときの原因や対処方法をご紹介します。正しい知識で適切に対処するためにも、ぜひ参考にしてください。

給水管の水漏れトラブルの原因

給水管は、私たちに必要不可欠な水の供給をしてくれる管のことです。

 

一般的には、水道管の方が聞きなじみがあるのではないでしょうか。水道管も間違いではありませんが、厳密には給水管や排水管などと使い分けられています。

 

今回は給水管にスポットを当てて、水漏れトラブルの原因について説明します。

経年劣化

給水管は素材によって異なりますが、錆びや腐食によって劣化し、水漏れを引き起こします。

 

現在多くの住宅で使用されているのは耐久性に優れた塩ビ管で、経年劣化は避けられません。そのため、給水管本体の破損やひび割れ、接続部のパッキンの劣化になどによって水漏れが起きてしまうのです。

自然災害による影響

台風や洪水などの自然災害により、給水管で水漏れが起こることがあります。地震などの大きな揺れでは、接続部の金具がゆるんだり、破損したりして水漏れを起こします。

 

目には見えない部分がダメージを受けることもあるので、災害後は水道メーターを注視しておくといいでしょう。

給水管から水漏れしたときの対処方法

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給水管から水漏れを見つけたときは、すぐに対処しなければなりません。水漏れしている箇所が判明しているかどうかでも、対処方法は変わってきます。

 

まずは、止水栓または元栓を閉めて水の流れを止めることが先決です。

 

放置すれば、床材やクロスが剥がれてきたり、カビが発生したりと二次被害にも繋がります。水道料金が高額請求されることにもなりかねないので、一刻も早く対処することが大切です。

自分でできる対処方法

給水管から水漏れの量が少ないなど、パッキンの劣化、ボルトやナットの緩みが原因の場合は、ある程度知識があれば自分で対処できます。

 

それでは、自分でできるパッキンの交換について説明します。

  1. 水漏れしている箇所の止水栓を閉め、水の流れを止める。
    (止水栓の場所がわからないときや止水栓をうまく閉められない場合は、元栓を閉める。)
  2. 洗浄管のサイズを確認する。
    (パイプの太さにより、パッキンのサイズも異なるので、現物をホームセンターなどに持ち込んで購入するのがおすすめ。)
  3. パッキンが用意できれば、水漏れしている箇所のパッキンを新しいものに交換。
  4. 止水栓または元栓を開き、水を流す。
  5. 水漏れが解消されているか確認する。

上記の方法で水漏れが解消されなければ、業者に依頼することをおすすめします。ただし、業者が休みだったり、予約がいっぱいですぐの対応ができなかったりする場合もあるので、自分で応急処置をすることも大切です。

応急処置の方法

給水管で水漏れしている箇所がわかっている場合は、補修用テープを巻くなどして応急処置が可能です。

 

応急処置として使用するテープには、さまざまな種類があります。水で濡らして使用するものや、テープをそのままぐるぐる巻きにして使えるものなどがあります。

 

使いやすいものや、どのような水漏れに対応しているかを基準に選ぶといいでしょう。ホームセンターなどで購入が可能な、水漏れ補修テープとして使われる主な3種類をご紹介します。

  • 自己融着テープ

石油が原料の合成ゴムで、伸ばして巻きつけて使用する補修テープです。接着剤やのりは使用されていないので、通常の状態では粘着力がありません。

 

伸ばすことによってテープの表と裏が密着して一体化し、テープとしての役割を果たします。耐老化性・耐水性が高く、高度な電気絶縁性もあるので、配管の水漏れの応急処置にも使われています。

  • 防水補修テープ

防水気密テープとも呼ばれ、ポリエチレン製などの防水性・気密性の高い防水補修テープです。

 

粘着剤が使われており、テープの表面が防水仕様となっています。曲線面でもぴったり貼り付けられるので、配管の水漏れだけでなく、配線の養生などさまざまな場面で活用されています。

  • 水道用ラップテープ

主に、排水管の水漏れに使用する補修テープです。シリコン製でテープ同士が密着するため、接着剤不要で手がベタつきにくく、剥がしてもあとが残りません。

 

ただし、使用するのは、水漏れの勢いが弱い場合に限ります。伸縮性が高く、凹凸部にも簡単に巻き付けられます。

修理業者に依頼する

自分で対処できない給水管の水漏れに関しては、業者に依頼しましょう。前項で述べたパッキンやボルトやナットの交換で解消されれば問題ありません。

 

しかし、水漏れの主な原因は、給水管自体の老朽化や破損などが多いため、一般的に素人が修理できないことが多いです。安易な考えで自分で応急処置で済ませていると、被害が大きくなる場合もあります。

 

水道に関する専門の知識や技術のある修理業者に依頼し、なるべく早く修理してもらうのが賢明です。

給水管から水漏れしたときのチェック方法

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給水管から水漏れをみつけた場合のチェック方法をご紹介します。すぐに修理業者を呼べるとは限りませんので、まずは自分でできる範囲で水漏れをチェックしてみましょう。

キッチン・洗面台の水漏れ

キッチン・洗面台の下の収納扉を開きます。中には3~4本のパイプがあります。その内の直径3cm程度の太めのパイプは排水管で、それ以外が給水管または給湯管です。

 

給水管自体や床が濡れていないかをチェックします。もし濡れていたとしても、必ずしもこれらの場所から水漏れしているとは限りません。

止水栓からの水漏れ

壁や床から出た給水管は、止水栓を経由して接続管に繋がります。止水栓にはハンドル式とマイナスドライバーで閉めるタイプがあり、ハンドル部分のパッキンの劣化が原因で水漏れが起きます。

接続管からの水漏れ

止水栓と蛇口をつなぐ接続管があります。接続部は、通常ナット止めされていることが多く、ナットに取り付けられているパッキンの劣化により水漏れが起きます。

給水管からの水漏れ

床や壁までの配管と止水栓を結ぶ給水管があります。主に鋼管が使用されているので、錆びなどで劣化し、亀裂や破損した部分より水漏れが起きます。

トイレの水漏れ

トイレの給水管からの水漏れは、キッチン・洗面台と同じ構造です。キッチン・洗面台では、接続管が蛇口までつながっているのに対し、トイレは蛇口ではなくトイレタンクにつながっています。

 

前項と同じ要領でチェックが可能です。その他に、ウォシュレットやトイレタンクから水漏れする場合もあります。一般的にトイレの水漏れは、止水栓を閉めることで一時的な対処は可能です。

ウォシュレットからの水漏れ

電源を抜いて給水管や接続管、便器の脇を拭きます。数分経って拭き上げた箇所からの水漏れがないか確認します。

トイレタンクからの水漏れ

便器に水が流れ続けていたり、タンクから水が流れる音が止まらなかったりする場合は、水漏れしている可能性があります。

浴室の水漏れ

浴室は水で濡れている状態が通常なため、給水管からの水漏れを見つけることは難しいでしょう。主にシャワーホースや蛇口からの水漏れが多いです。

 

浴室では、床や壁にさまざまな配管が巡らされており、目では見えない部分で劣化や腐食が起きている可能性もあります。乾いたはずの床や壁が濡れている場合は、業者に依頼することをおすすめします。

その他の確認方法

給水管の水漏れを確認する方法として、以下の2つもあります。

水道料金の確認

毎月の水道料金が急に高くなっている場合は、水漏れの可能性を疑いましょう。明細などがない場合は、水道メーターで確認できます。

水道メーターの確認

家中の蛇口をすべて閉めた状態で、水道メーター横にあるパイロットを確認します。水を使用していない状態でメーターが回っていれば、どこかで水漏れが起きているということです。

 

ただし、ごく少量の水漏れの場合は、気づかないこともあります。

給水管の水漏れ修理にかかる費用

専門業者に依頼した場合の料金事例給水管の軽度の水漏れ修理にかかる費用は、8,000円~25,000円程度です。修理内容や業者によってもさまざまで一概にはいえませんが、パッキンの交換のみであれば8,000円~10,000円程度でしょう。

 

ただし、給水管自体の交換ともなると35万円~50万円が相場です。あくまでも目安ですので、まずは複数社から見積もりをもらうことをおすすめします。

修理業者の選び方

専門業者の選び方 3つのチェックポイント給水管から水漏れした場合、何を基準に修理業者を選べばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。修理してもらったのにきちんと直っていなかったり、高額請求されたりすることもあります。

 

トラブルを避けるためにも、修理業者を選ぶポイントをいくつか紹介します。

「水道局指定工事店」に依頼する

各自治体の水道局から認められた事業者は、「水道局指定工事店」として登録されています。

 

水道局のホームページで、登録されている業者一覧を確認できる場合もあります。わからない場合は、水道の検針票の裏面に記載されている、お客様センターなどで問い合わせが可能です。

 

ただし、要件を満たしていれば登録が可能なため、一概に過信してはいけません。一つの安心基準として参考にするといいでしょう。中には、高額な修理料金を請求する悪徳業者が混ざっている可能性もあります。

見積もりは複数社に依頼する

業者によって金額が異なるのはよくあることですが、相場範囲内かどうか確認するためにも最低3社からの見積もりを依頼しましょう。

 

修理内容は実際に確認してみないとわからないことが多いので、出張・見積もり料が無料の業者がおすすめです。他社との比較をしたいのに見積もりに金額が発生すると、「これくらいならいいかな」と妥協しかねません。

 

また、見積もりは、具体的な内容が記載されたものを出してもらいましょう。きちんと作業内容・説明を受け、納得した上で業者を選んでください。

深夜や早朝の依頼はできるだけ避ける

水漏れをみつけたときは「すぐになんとかしないと」と焦りがちですが、深夜や早朝の依頼は避けましょう。

 

業者によっては、割増料金がかかる可能性もあります。できる範囲で応急処置などをして、通常営業時間に依頼することをおすすめします。

 

どうしても深夜や早朝に依頼したい場合は、割増料金がない業者がおすすめです。

給水管の耐用年数と交換

給水管の耐用年数は、一般的に15年程度といわれています。使用されている素材や状況によっても変わってきますが、10年も経たずして赤錆びなど発生することがあるようです。

 

トラブルとなる腐食やつまりの原因は、赤錆びだともいわれています。被害を最小限におさえるためにも定期的なメンテナンスが必要です。

樹脂管

樹脂管は、平成に入り使用されるようになった素材で、耐用年数は30年と長いです。

 

他の素材と比べて初期費用・価格ともに高めになりますが、長持ちすることに加えてメンテナンスもしやすく、長い目でみればおすすめです。

硬質塩化ビニルライニング鋼管

硬質塩化ビニルライニング鋼管は、樹脂で管の内部をコーティングしています。そのため、直管部分の劣化がおこりにくく、耐用年数は20~25年です。

 

ただし、平成元年(1989年)以前のものは、接続部に亜鉛メッキが使われているものが多いので、サビや腐食が発生しやすい傾向があります。

水道用亜鉛メッキ鋼管

水道用亜鉛メッキ鋼管は、鉄管に亜鉛メッキ加工されたものです。昭和30年~40年代頃までに建てられたマンションの給水管として使用されていました。

 

耐用年数は15~20年ですが、錆びやすく、赤水流出など水質にも悪影響を及ぼすため、現在は給水管への使用が禁止されています。

給水管の交換の目安

給水管は、以下を目安に交換しましょう。

耐用年数が超えたとき

前述のとおり耐用年数はあくまで目安であり、素材や設置環境・使用状況によっても変わってきます。給水管は健康や衛生面に直結するものなので、時期がきたら交換しましょう。

水の状態に異常が発生したとき

水の見た目や味がおかしい、異臭がするなど、異変が現れたときが交換の目安となります。特に金属製の給水管は、長年使用することでサビが発生し、水に溶け出すことで水質に異常をもたらします。

水漏れが起きたとき

給水管で水漏れが起きたときは、何かしらの原因で異常が発生している場合があります。目には見えない部分の劣化や破損が原因の可能性もあるので、自分で解決できない場合は修理業者に依頼しましょう。

 

パッキンやボルト、ナットの交換で水漏れが解消される場合はこの限りではありません。

給水管の水漏れを適切に対処したいなら

給水管の水漏れがおこる原因はさまざまありますが、サビや劣化によるものがほとんどです。水漏れが起きて放置していれば、水質異変や水の流れが悪くなることもあります。

 

生活に欠かせない給水管は、健康や衛生面に影響があるので、自分で解決できない場合はなるべく早くに修理業者へ依頼しましょう。

 

私たちクリーンライフでも、給水管の水漏れ修理に対応しています。お見積もりは無料で、深夜や早朝の割増料金はかかりません。電話またはLINE、メールでお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給水管の水漏れの相談をしてみる

2023.03.22
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