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水道管が凍結で破裂した場合、自分で直すのは困難です。ただし、応急処置を施すことで、被害を最小限に抑えられます。

 

そこで今回は、水道管が凍結で破裂した場合の対処法を分かりやすく解説します。

 

水道管の破裂は、見えない場所で水漏れしていると気づかないケースもあります。

 

凍結で水道管が破裂したときのサインもお伝えしますので、破損や水漏れの早期発見につながるよう参考にしてください。

水道管が凍結して破裂したときの対処法

対処法

水道管が凍結して破裂すると、基本的には修理業者に修理を依頼しなければなりません。

 

ここでは、水道管の破損による水漏れ被害の拡大を防ぐためにできる対処法を紹介します。

1.水道の元栓を時計回りで閉める

水道の元栓の閉め方・開け方

まずは止水するために、水道の元栓を閉めましょう。

 

元栓は、水道のメーターボックスの中にあります。戸建ての場合は敷地内の地面に、集合住宅の場合は玄関ドアの横にある扉の中にあるのが一般的です。

 

元栓は、時計回りに回すと閉まります。

 

固くて回らない場合は、無理に回すと破損する恐れがあるので、修理業者を呼んで対応してもらいましょう。

 

元栓の設置場所については、以下のページで分かりやすく説明していますので、ご覧ください。

元栓を閉めても水漏れが止まらないときの対処法

元栓を閉めても水漏れが止まらないときは、水道メーターが破損している可能性があります。

 

水道メーターが破損したときは、お住まいのエリアの水道局に連絡をしましょう。

 

公設の水道メーターは、原則として水道局が設置費用を負担しています。交換費用も水道局の負担となりますので、対応を依頼しましょう。

2.水道管にタオルや布などを巻く

水道管の露出している場所が破裂しているときは、元栓を閉めた後、以下の手順で破損部分にタオルや布を巻いて応急処置をします。

  1. 破裂した水道管の下に、水を受けるためのバケツを置く
  2. 水漏れ箇所にタオルを巻く
  3. タオルがびしょ濡れになったら、乾いたタオルと交換する
  4. タオルが濡れなくなるまで、タオルを交換し続ける

この作業を行うことで、水漏れ被害を最小限に食い止められます。

 

タオルが足りない場合は、以下の道具で代用できます。

  • 雑巾
  • 古布
  • 新聞紙
  • キッチンペーパー

また、段ボールやビニールシートを床に敷くと、バケツの代用になります。

 

水道管が凍結したら、落ち着いて対処することが大切です。以下のページで凍結・破裂した場合の対処法をまとめていますので、あわせてご確認ください。

3.業者(水道局指定工事店)に連絡する

応急処置ができたら、すぐに水道局指定工事店に相談してください。

 

水道管の修理を水道局指定工事店に依頼すべき理由は、次の通りです。

  • 国家資格の保有者が在籍・施工を管理している
  • 工事に必要な機器や知識を有している
  • 給水管の工事に対応できる

このような理由から、お住まいの地域の水道局指定工事店に依頼することをおすすめします。

 

水道局指定工事店について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。非指定事業者との違いを、分かりやすく解説しています。

業者選びの重要な3つのポイント

数ある水道局指定工事店の中から業者を選ぶときは、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 見積もりを取って確認する
  2. 対応スピードの早い業者を選ぶ
  3. 実績の豊富な業者を選ぶ

見積もりは1社だけでなく、複数の業者で取って比較するのがおすすめです。

 

また、水道管の破裂は素早い対処が求められますので、すぐに駆けつけてくれる業者を選びましょう。

 

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賃貸住宅の凍結による水道管破裂は入居者の責任

賃貸物件

賃貸住宅で水道管が凍結し破裂した場合は、入居者の責任になります。

 

修理費用も入居者の負担ですが、まずは管理会社や大家さんに相談してください。管理会社によって対応が異なる場合があるため、指示を仰ぎましょう。

 

集合住宅の場合、階下に水漏れ被害が及ぶことがあります。階下に被害があった場合は、賠償責任も発生します。

 

一般的に、賃貸の場合は火災保険の加入が義務付けられていますので、加入している火災保険の内容を確認しましょう。

 

賃貸・集合住宅であっても、凍結防止の対策は必須です。対策をしておけば凍結を免れますので、以下の記事を参考に対処しておきましょう。

凍結で水道管が破裂したときのサイン

水道管の破裂は、見える場所で起きるとは限りません。

 

次のようなサインを見つけたら、水道管の破裂を疑いましょう。

  • 心当たりがないのに水道料金が急に上がった
  • 床や壁が濡れてシミができている
  • 集合住宅で階下から水漏れの報告が来た
  • 蛇口・トイレの水が勢いよく出てこない

このようなトラブルを確認できたら、水漏れを確認できない場合でも、業者に相談しておくと安心です。

水道管から水漏れしているか確認する方法

水道メーターのパイロット回転運動

水漏れしているか確認する方法の一つが、水道メーターの動きを確かめることです。

 

家で水を使っていないときに水道メーターが動いていたら、水漏れしている恐れがあります。

 

水漏れを確認するときは、パイロットと呼ばれるコマ状の部分を見てみましょう。ごく微量でも水が流れていると、パイロットが回ります。

 

水漏れしていなければパイロットは回らないので、漏水を判断する際に確認してください。

水道管が凍結して破裂する原因

水道管が凍結すると、以下の理由で破裂することがあります。

  • 水道管内で水が凍って膨張する
  • 水道管が古く劣化している

 

水が凍ると、体積が約9パーセント増加します。水道管の中はもともと水で満たされているため、膨張すると圧力がかかり破裂してしまうというわけです。

 

水道管が破裂する原因と対処法は、以下のページで詳しく解説していますので、予防対策とあわせてご覧ください。

凍結で水道管が破裂したときの修理費用の相場

料金

凍結で水道管が破裂したときの修理費用の相場を紹介します。

 

水道管の破裂の修理 10,000円~50,000円
見えない部分の水道管の修理 30,000円~50,000円
水道管全体を交換 300,000円~500,000円
漏水調査 10,000円~30,000円

修理料金の幅が広いのは、修理する範囲によって料金に差が出るためです。

 

破損した1ヶ所を直すだけなら、10,000円~50,000円程度で修理できるでしょう。

水道管の凍結・破裂は補償される?

水道管の凍結による破裂は、基本的には補償の対象外になります。

 

集合住宅で階下に水漏れ被害が及んだ場合、個人賠償責任保険の特約があれば、補償があります。

 

水漏れが起きている場合は、水漏れによってダメージを受けた部分は補償対象になるケースがあります。しかし、水道管の修理や交換に対しては、補償されません。

 

ただし、水道管の凍結修理費用の補償を含む保険に契約していれば、凍結によって破裂した箇所の修理に利用できます。

 

火災保険の適用については、以下の記事で詳しく解説しています。水道管の修理は高額になるケースがありますので、修理の前に確認しておきましょう。

凍結で水道管が破裂したときの水道代

凍結が原因で水道管が破裂して大量の水漏れがあった場合、高額の水道料金が発生することがあります。

 

水道代はどの程度水が漏れていたかによって変わりますが、直径5mmの水漏れであれば、1か月で5,000円程度高くなるでしょう。

 

水の量が多ければ高額になり、直径10mmであれば、1か月で30,000円ほど高くなる可能性もあります。

 

あまりにも水漏れの量が多く料金が高額になれば、請求の際に気付くはずです。

減免制度で水道代が下がる場合もある

水漏れの状況によっては、水道料金の減免制度を利用して、水道代の増額分の負担を軽減できます。

 

ただし、自治体によって制度の内容や利用条件が異なるため、詳細はお住まいの自治体に確認してください。

 

一般的な減免制度の利用方法は、以下の通りです。

  1.  水道局指定工事店に修理を依頼する
  2. 「漏水修理証明書」の発行を依頼する
  3. 「減免申請証明書」を用意し、必要事項を記入する
  4. 修理が完了したら、減免の申請書・証明書を水道局に提出する
  5. 審査完了後、減免分の料金が支給される

上記は一般的な流れなので、詳細は各自治体に問い合わせて確認しましょう。

 

減免申請には漏水修理証明書が必要な場合もあり、水漏れ修理が完了していないと行えません。

 

また、申請は指定工事業者が手続きを代行するケースもあります。

凍結による水道管の破裂防止対策

水が流れている蛇口

冬に水道管の破裂を防ぐには、凍結防止対策を行うことが重要です。

 

凍結による破裂防止には、以下の対処法が役立ちます。

  • ちょろちょろと水を出す
  • 水道管を保温する
  • 水抜きをする
  • 給湯器の凍結防止をする

簡単ですぐに試せる方法は、蛇口から5mm程度の水を出しっぱなしにすることです。

 

寒波が続くときには、水を出しっぱなしにしても凍結する恐れがあるため、水道管を保温したり、水道管の水抜きをして凍結を防ぎましょう。

水道管が凍結で破裂して相談したいときは

凍結で水道管が破裂した際の対処法を中心に紹介しました。

 

水道管の修理は、水道局指定工事店にしか依頼できません。自分で対処することはできませんので、信頼できる業者を探して相談しましょう。

 

業者選びでお困りの際は、『クリーンライフ』にご相談ください。全国300以上の市町村で水道局指定工事店に指定されており、適正価格で修理させていただきます。

 

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2021.10.22

蛇口の凍結防止におすすめの方法をご紹介します。近年、寒波が襲うことが増え、凍結は北海道や東北だけの問題ではありません。

 

蛇口が凍ると、水が使えなくなるだけではなく、水道管破裂といったトラブルが起きる恐れもあります。九州地方でも、起きる可能性があるので注意が必要です。

 

寒波が近づいた際に気をつけたいこと、蛇口が凍結してしまった場合の対処方法も紹介するので、参考にしてみてください。

蛇口の凍結防止方法6つ

蛇口

蛇口を凍結させないために、簡単に実行できる6つの防止方法を紹介します。

  • 水をチョロチョロ出しっぱなしにする
  • タオルを巻く
  • 水抜きする
  • 給湯器の追い炊き機能を作動する
  • 耐寒性能の高い蛇口に交換
  • 保温材を使う

順次説明していきますので、参考にしてください。

水をチョロチョロ出しっぱなしにする

動きのない水は凍りやすいので、できるだけ流れを止めないようにすることが大切なポイントです。

 

大量の水を出す必要はありません。水の太さが5〜8mm程度、鉛筆の芯の太さ程度で十分です。ポタポタとしずくが落ちる程度ですと、凍結の可能性があります。

 

1ヶ所だけ水を出していても、出していない蛇口が凍る可能性があるので、凍結の恐れのある箇所の蛇口はすべて出しっぱなしにしておくと安心です。

 

水を出しっぱなしにする時間帯は、凍結の可能性がある深夜(0時)から朝方(6時)までが目安です。

 

特別な道具を必要としないので、寒冷地以外でもすぐに取り入れられる方法です。「お水がもったいない」と感じる方はバケツ等に溜めておけば、掃除等に利用できます。

タオルを巻く

急に寒くなって蛇口専用の保温材などを用意していなくても、タオルで十分に保温できます。効果的なタオルの巻き方を紹介するので、以下を参考にしてください。

用意するもの

タオルは巻きやすいように、あまり厚みのないスポーツタオルサイズがおすすめです。

  • タオル
  • ビニールテープ
  • ビニール袋

ビニール袋は、スーパーマーケットやコンビニなどのレジ袋で十分です。ビニール袋は以下の目的で使用します。

  • 保温する
  • 水分を避ける

穴の空いていない、通気性の低い素材の袋を選びましょう。

タオルで保温する手順

水分が残っていると、凍りやすいので注意してください。タオルを巻く前に、乾いた布(タオル等)で、蛇口や水道管の水分を拭き取りましょう。

  1. 蛇口の上からタオルを被せて、巻きつける
  2. ビニールテープを使って固定する
  3. 上からビニール袋を被せて、ビニールテープを使ってさらに固定する

屋外の水栓は、濡れないようにビニール袋をしっかり固定してください。2枚重ねて設置すれば、さらに安心です。

水抜きする

寒冷地にお住まいなら、ほとんどの住宅に水抜き栓が設置されています。水道管に水が残っていなければ、凍る水がないので、凍る心配がありません。

 

水抜き栓の種類や設置場所などは、住宅によって異なります。事前に確認しておくと安心です。引っ越したばかりで、初めての冬を迎える場合は忘れないようにしましょう。以前の住居とシステムが異なるかもしれません。

水抜きをする手順

水抜き栓の場所を確認したら、次のように水抜きを始めます。

  1. 水抜き栓を閉める
  2. 各水回りの蛇口をひねって、水を出し切る
  3. 蛇口下に設置された水抜き用ネジを開けて、水を出し切る
  4. 水抜きができたら、蛇口を閉める

固定コマの水栓を設置しておくと、水抜きが簡単です。

 

また、洗濯機はベランダなど寒い場所に置いてあることが多く、蛇口が凍結しやすいので、忘れずに水抜きをしておきましょう。

給湯器の追い焚き機能を作動させる

バスルームが住宅の北側にあり、バスルームの蛇口が夜間に凍結する可能性があるなら、給湯器の追い焚き機能を使う方法をお試しください。

 

ただし、追い焚き機能が搭載されている給湯器に限ります。一般的な方法は、以下の通りです。

  1. バスタブ内の残り湯が、循環アダプターより上にあることを確認する
  2. 設定温度を35度にして、追い焚きする

設定温度を35度程度にしておけば、ガスの消費量を抑えられます。リモコンで操作するタイプなら、一定の気温以下になれば、自動的に追い焚き機能が作動する給湯器もあるので、取扱説明書を確認してください。

 

ガス代はかかるというデメリットがあります。しかし、バスタブに温水が張ってあれば、バスルーム周辺の気温も保たれる点が大きなメリットです。

耐寒性能の高い蛇口に交換する

凍結しにくい水栓に交換しておくと安心です。寒い時期になる前に用意しておきましょう。水栓本体全部を交換しなくても、以下のような一部だけの交換・設置でも十分です。

  • ハンドル部分だけを凍結防止水栓上部に替える
  • 水栓と水栓柱の間に凍結防止ソケットを設置する(屋外栓の場合)

凍結防止水栓上部や凍結防止ソケットは、サーモスタットが搭載されており、2℃前後以下に気温が下がると水栓内部の水を排出して凍結を防ぐシステム。Amazonなどで6,000円程度で購入可能で、取り付けも比較的簡単です。

 

形態が凍結しにくいようにデザインされた水栓もあります。少し傾斜した形で、水が内部に溜まりにくいので、凍結を防止します。本体価格は1万円〜です。

 

ご自分での交換が難しい場合は、水道修理業者に依頼しましょう。交換の作業費用の目安は、本体価格別で約1万円です。

保温材を使う

寒波が近づく前に用意する余裕があるなら、通販やホームセンターで以下のような保温材を購入しておきましょう。

  • グラスウール
  • 水栓凍結防止ヒーター
  • 保温テープ
  • 保温カバー

保温テープはポリ塩化ビニルなどの素材で、耐水性もあるタイプがおすすめです。ただし、粘着性が高いため、除去するのに時間がかかることが欠点。簡単に着脱するタイプがご希望なら、マジックテープ付きの保温カバーがおすすめです。

 

もし、小包郵送用に用意している気泡緩衝材があれば、保温剤として利用できます。気泡緩衝材は、プチプチやエアキャップといった名前で知られている素材です。ガムテープで固定すれば、凍結防止に利用できます。

凍結防止ヒーターによる凍結防止方法

水栓凍結防止ヒーターの使い方を紹介します。水栓凍結防止ヒーターは、蛇口を包み込むような形になったものに電源コードが設置されて、蛇口を温めるアイテムです。

 

気温がマイナス10度以下になると、水を流し続けても凍ってしまうことがあるので、ヒーターを設置しておくと安心です。以下を参考に設置してみてください。

  1. 蛇口に水栓凍結防止ヒーターを包み込むように設置する
  2. ナットを取り付け穴に設置し、ドライバーで締め付ける
  3. コンセントを電源プラグに差し込む(コードは1.5〜2m)

水道管用のヒーターを水道管に巻き付けて、余った部分を蛇口にも巻き付けておくという方法もあります。

蛇口を凍結防止すべき基準

凍結

気温がマイナス4度以下になると、蛇口や水道管の凍結が心配されます。天気予報をチェックして、マイナス4度以下になりそうなら、凍結防止対策を始めましょう。

 

水は0度以下になると、凍ります。ただし、気温が0度になっても水道管内は0度にならないため、まだ凍りません。そのため、目安温度をマイナス4度としているのです。

 

しかし、気温がマイナス4度まで下がらなくても、以下のような条件があれば凍結しやすいので、注意が必要です。

  • 日の当たりにくい北側に設置されている蛇口
  • 風が常時当たっている場所に設置されている蛇口
  • むき出しになっている水道管につながっている蛇口

特に水に濡れた状態で放置されると、凍結しやすくなります。屋外にある蛇口は、乾いた布で拭いた後でビニールなどで覆っておきましょう。

凍結防止策をしても蛇口が凍った際の対処法

凍結防止対策をしていても、蛇口が凍結してしまうことがあります。

 

凍結すると水が出ないため、あわてて蛇口を無理にひねってしまいがちです。しかし、無理に蛇口をひねると、蛇口内部に設置されているパッキン等を傷めてしまう可能性があります。

 

以下の方法で、凍結した蛇口を解凍してください。

  • 自然解凍を待つ
  • ぬるま湯をかける
  • ドライヤー・カイロで温める

それぞれについて解説します。

自然解凍を待つ

蛇口が凍結していても、日中に気温が上がると自然と解凍されていきます。温める方法よりも時間がかかりますが、蛇口にダメージを与えない最良の方法です。

 

室内なら暖房を入れれば、少しずつ気温が上がっていくでしょう。屋外も日が当たりやすい場所なら、自然解凍もスムーズです。

 

ただし、すぐに水を使いたい場合や寒い日が続いて自然解凍できない場合は、人為的に温めて解凍するしかないでしょう。

ぬるま湯をかける

ぬるま湯を利用した解凍方法です。熱湯の方が効果がありそうと思って熱湯を使うと、急激な温度変化で蛇口や水道管が破損する恐れがあります。必ず50度程度のぬるま湯を使いましょう。

 

【用意するもの】

  • 50度程度のぬるま湯
  • タオル

50度のぬるま湯は、普段なら沸騰したお湯と常温の水を半々で混ぜればできますが、水が冷たくなっているので、沸騰したお湯を6割程度に増やして混ぜます。

 

【解凍の手順】

  1. 凍っている蛇口と水道管にタオルを巻く
  2. ぬるま湯をゆっくりかけて温める

蛇口に直接ぬるま湯をかけるよりも、タオルを巻いてタオルの上からお湯をかけたほうが効率的です。少ないお湯で、時間をかけて温められます。

 

様子を見て、解凍が十分できなかったら、再度ぬるま湯を用意して温めてみましょう。

ドライヤー・カイロで温める

ドライヤーは温度調整ができるので、徐々に水道管や蛇口を温めたいときに便利です。あまり高温に設定せず、距離を置いて少しずつ温めてください。

 

屋外の蛇口など、コンセントのない場所にある場合は、使い捨てカイロを貼り付けて温める方法もあります。

 

使い捨てカイロを用意する際に、次の2点を確認してください。

  • 最高温度
  • 持続時間

熱すぎると蛇口にダメージを与えてしまうので、低温で45度くらいのタイプがおすすめです。また、持続時間は、カイロの種類によって5~14時間と差があります。

水道修理業者に相談する

しばらく寒さが続きそうで、自然解凍は期待できない上に、温めても水が出てこない場合は、プロの水道修理業者への相談がおすすめです。

 

もしかしたら、凍結によって蛇口や水道管にトラブルが発生しているのかもしれません。凍結するほど寒い時期は、水道管の凍結が原因で破裂・水漏れが起きる可能性もあります。

 

24時間電話等で相談できる水道修理業者も多いので、まずは相談してみると安心です

蛇口の凍結防止に失敗したら

蛇口が凍結しないための防止方法を中心に解説しました。温暖な地域にお住まいの方は、水抜きといった設備が不十分なので、特に注意が必要です。

 

万が一凍結しても、あわてずにゆっくり解凍してください。無理に解凍するとトラブルのもとです。凍結によって水道管が破裂したなどのトラブルが生じたら、すぐに水道修理業者へ相談しましょう。

 

急なトラブルでお困りの際は、『クリーンライフ』にご相談ください。24時間年中無休で対応しているので、いつでもお気軽にお問合せ可能です。

 

⇒クリーンライフに蛇口凍結の相談をしてみる

2021.10.22

水道管など、水回りの凍結が気になる季節。気温が何度から凍結の心配をすべきなのか、また、凍結しやすい条件は何か解説します。

 

水道管などが凍結すると、水回りの設備が使用できなくなるだけではなく、水道管が破裂する可能性があります。

 

水道管が破裂すると大きな損失が生じる可能性があるので、天気予報を参考にして対応が必要です。凍結しやすい条件とあわせて、凍結予防の方法も紹介するので、参考にしてみてください。

水道管は何度から凍結する?

温度計を持つ女性

水道管が凍結する気温は、マイナス4度とされています。水は0度で凍結しますが、気温が0度でも水道管内は0度にならないので、凍結しません。

 

以下のような条件が揃うと凍結しやすくなるので、注意が必要です。

  • 日中でも、気温がマイナス4度以下になる
  • 真冬日が何日か続く
  • 長時間使用しない水回り設備がある

真冬日というのは、日中の最高気温が零下の日です。つまり、1日中0度を超えない日が続くと、マイナス4度にならなくても凍結しやすいため、注意しましょう。

 

夜中から朝にかけては、長時間利用しない水回りがあるので、最も凍結しやすい時間帯です。夜中にトイレを利用することがあっても、キッチンの水栓などを使わないために、朝起きて水が出なくなっていることもあります。

エコキュート・給湯器は何度から凍結する?

エコキュートや給湯器は、屋外に設置されていることが多いので、水道管同様にマイナス4度になるような寒波が近づいてきたら、凍結の心配があります。

 

一般的に、日中に日が当たらない北側や東側に設置されているため、さらに可能性が高まるのです。

 

ただし、現在のエコキュートや給湯器には、凍結防止機能が搭載されています。凍結防止機能が作動していれば、マイナス15度までは凍結する可能性はありません。

 

エコキュートの凍結防止機能は以下の通りです。

  • 凍結予防運転
  • 凍結防止運転

給湯器にも、以下のような凍結防止機能がついています。

  • 凍結予防ヒーター
  • 自動ポンプ運転

ただし、凍結防止機能は電源がないと機能しないので、コンセントを入れておく必要があります。

凍結後に何度から溶ける?

夜間に凍結しても、日中に気温が上がれば解凍します。気温が2〜6度以上になれば解凍するのですが、真冬日が続いて日中に気温が上がらないと解凍しにくくなります。

 

室内の水道管が凍結しているのであれば、暖房をつけて室内温度を上げれば解決するかもしれません。凍結の状態によって、丸1日以上の時間が必要な場合もあります。

凍結しやすい水道管の場所

冬場の外にある蛇口

気温がマイナス4度にならなくても、以下のような条件の場所では凍結の恐れがあります。

  • 北側の日当たりの悪い場所
  • 風当たりの強い場所
  • 水の使用頻度が少ない場所

さらに詳しく、凍結しやすい理由を含めて解説していきます。

北側の日当たりの悪い場所

屋外に設置されている水道管や給湯器で、北側の日当たりの悪い場所や建物の影になっている場所なら、マイナス4度にならなくても、凍結の可能性があります。

 

日当たりの悪い場所にある蛇口や水道管は、0度になったら凍結しないように対策を始めましょう。

風当たりの強い場所

風が当たりやすい場所は、気温がマイナス4度を上回っていても凍結の恐れがあります。水が入ったままの水道管や機器類が屋外でむき出しになっているなら、凍結しやすいので早めの対応が必要です。

 

屋外にある洗濯機や給湯器、屋外栓などに風が当たらないように、周りに防風設備を設けておきましょう。

水の使用頻度が少ない場所

あまり利用しない場所の水は凍結しやすいので、注意しなければなりません。動いている水は凍結しにくいのですが、反対に動いていない水は簡単に凍結してしまうためです。

 

例えばトイレは、夜中でも使用する人がいれば水が動くので、よっぽど温度が低くならない限り凍結の心配は少ないでしょう。しかし、その他の水回りは、夜間から朝まで8時間前後使わないことがあります。

 

また、長期の旅行から帰宅したら水道管が凍結して破裂してしまい、部屋の中が水浸しになっていたケースも少なくありません。

水道管が凍結した場合の対処方法

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以下の方法で、ゆっくりと時間をかけて解凍してください。

  • 自然に解凍させる
  • ぬるま湯をかける
  • カイロ・ドライヤーなどを使用する

解凍できたかどうか確認する際に蛇口も凍っていて動かない場合は、無理に蛇口をひねらないようにしましょう。無理に蛇口をひねると、パッキンにダメージを与えてしまう可能性があります。

 

それでは、解凍のやり方を順次解説していきます。

自然に解凍させる

何もせずに、放置して自然に解凍させる方法が、水道管や蛇口等にダメージを与えない最良の方法です。人為的に温めると、水道管を破裂させてしまう可能性があります。

 

気温が2度以上になると解凍し始め、半日程度で完全に解凍できるので、仕事に行って帰宅した頃には解凍されている可能性が高いです。

 

しかし、凍結によって、水道管が破裂している可能性も見逃すわけにはいきません。もし水道管が破裂していたら、自然解凍により水漏れが始まる可能性も。

 

帰宅したら水浸しになっている可能性を考えて、水道の元栓を閉めておくと安心です。

ぬるま湯をかける

凍結した水道管にタオルを巻いて、ゆっくりと40〜50度程度のぬるま湯をかけると少しずつ解凍されていきます。タオルを巻くとぬるま湯の余熱を利用できるため、効率的に解凍できるでしょう。

 

50度のぬるま湯は、手を入れて10秒程度は我慢できる温度です。目安としては、沸騰したお湯に同量程度の水を加えればできます。水を加えながら、手を入れて確認してください。

 

蛇口から水が出てくるようになるまで、数回繰り返しましょう。蛇口から水が出るようになって解凍が確認できたら、水道管を乾いた布で拭き取っておくと、再度凍結する可能性を抑えられます。

 

ただし、少しでも早く解凍したいからと、熱湯を使用しないでください。熱湯をかけると、急激な温度変化で水道管が破裂してしまう可能性があります。

カイロ・ドライヤーを使用する

水道管が凍ってお湯が用意できない場合は、カイロやドライヤーを利用して解凍できます。

 

ドライヤーの温風を少し離れた場所から送ると、効果的です。あまり熱風を近づけずに、ゆっくりと解凍していきましょう。場所によってはコンセントが近くになく、延長コードが必要になるかもしれません。

 

コンセントが近くにない場所の水道管が凍ってしまったら、使い捨てカイロが便利です。使い捨てカイロを水道管にガムテープや紐を使って固定しておけば、ドライヤーのように持っている必要もありません。

 

カイロの機能持続時間を確認して、放置しましょう。10時間以上効果が持続するタイプのカイロもあります。

水道管の凍結の予防対策

配管の凍結防止

水道管が凍結しないために、凍結を予防する方法を3つ紹介します。

 

予防方法は以下の通りです。

  • 水抜きをする
  • 水道管から少しだけ水を出し続ける
  • 保温材を使用する

それでは、それぞれについて説明します。

水抜きをする

水抜きをして水道管に水がない状態なら、凍結しないので防止に有効な方法です。北海道や東北、北陸地方といった寒冷地なら、多くの地域で水抜き栓が完備されているので、利用してください。

 

特に、旅行などで家を空ける際には、忘れずに水抜きをしておきましょう。水抜き栓のある場所を確認して、住宅全体の水抜きをします。

 

やり方は以下の通りです。

  1. 水抜き栓を回して、給水を止める
  2. 水回り箇所に残っている水を取り除く
  3. 水が残っていないか確認する

水栓には水抜きネジがあるので、ドライバーで開けて残った水を出し切ります。洗濯機の水栓も、忘れずに水抜きしてください。

蛇口から少しだけ水を出し続ける

寝る前に蛇口から少量の水を出しっぱなしにする方法です。ただし、あまりに量が少ないと凍ってしまうので、少なくとも鉛筆の芯の太さ程度の水を出しておきましょう。

 

水抜き栓など凍結防止のための設備がないエリアにお住まいでも、すぐに取り入れられる方法です。

 

住宅全体の蛇口から水を出しておくと、安心できます。1ヶ所だけの水道を出しっぱなしにしていても、水を出していない蛇口だけ、凍ってしまう可能性があるためです。

一晩水を出しっぱなしにした場合の水道料金は?

夜12時から朝の6時まで水を出しっぱなしにしていると、6時間で約180リットルの水が消費されます。1リットルあたりの水道料金は0.2円(仙台市水道局調べ・自治体によって異なる)なので、1ヶ所につき約36円。

 

4ヶ所の蛇口を出しっぱなしにしたとしても、144円程度です。水を出しっぱなしにする時間を12時間に伸ばしても、300円以下で済みます。

保温材を使用する

以下のような保温材で、むき出しになっている水道管や蛇口を包み込むと凍結防止になります。

  • ポリエチレンチューブ
  • グラスウール
  • スチロールカバー
  • エアロフレックスチューブ

ビニール製の保護材が添付されている保護材なら、ワンタッチで設置できます。もし保護材がついていない保温材を購入した場合は、防水性のあるテープで固定してください。

 

グラスウールは有害物質ではありませんが、切断時に微細な繊維が発生します。吸い込んでも体内に蓄積することはありませんが、マスクや手袋等の着用がおすすめです。

 

もっと手軽な保温材なら、次の2つがおすすめです。

  • アルミシート
  • 気泡緩衝材

気泡緩衝材はプチプチとも呼ばれる、割れ物を郵送する際などに利用するプラスチックシートです。アルミシート、気泡緩衝材、どちらも100円ショップでも売られており、保温剤として不要になってもさまざまな用途で利用できます。

マイナス4度になったら凍結注意

凍結の可能性があるのは、何度からなのかを解説しました。マイナス4度になると凍結の可能性は高まりますが、マイナス4度にならなくても凍結する場合があります

 

旅行等で長期間家を空ける場合は、特に注意が必要です。水抜きなど、確実な対策をして凍結しないようにしてください。

 

しかし、対策しても凍結してトラブルが起きたら、『クリーンライフ』にご相談ください。24時間年中無休で対応しています。お急ぎの場合はお電話がおすすめですが、LINE・メールでも受け付けています。

⇒クリーンライフに水道管凍結について相談してみる

2021.10.22

水道管が凍結したら、適切に対処をしないと、破裂や水漏れが起こることがあります。

 

そこで今回は、水道管が凍結したらどうすべきか、対処法をまとめました。イラスト付きで紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

また、凍結で水道管が破裂したときの対処法についてもお伝えします。水漏れ被害が広がらないように、焦らずに対応しましょう。

水道管が凍結したらどうすべき?適切な対処法

水道管が凍結したら、慌てず適切に対処しなければなりません。

 

凍結した場合の主な対処法は、以下の3つです。

  1. 自然解凍されるまで待つ
  2. ぬるま湯をかける
  3. カイロやドライヤーで温める

具体的な手順を解説します。

自然解凍されるまで待つ

水道管が凍結したときは、自然解凍を待つのが最もおすすめな方法です。

 

水道管に破損や水漏れなどのトラブルがなければ、気温が上昇して自然解凍するのを待ちましょう。

 

日中に気温が上がれば、早ければ半日ほどで解凍できます。凍結の程度や気温によっては、1~2日かかることもあり、寒波が続くと溶けない場合もあります。

 

1日様子を見て解凍できないときは、修理業者に相談するか、別の対処法を試しましょう。

ぬるま湯をかける

お湯やタオルで解凍する

自然解凍できないときや、早く解凍したいときは、以下の手順でぬるま湯をかけて溶かしていきます。

  1. 水道管にタオルを巻く
  2. 40℃~50℃のぬるま湯をかけてゆっくり解凍する
  3. 解凍できたらタオルを取り、水道管についた水気をしっかり拭き取る

水道管に熱湯をかけると、割れたり、破損したりする恐れがあります。

 

必ず40℃程度のぬるま湯を使用し、様子を見ながら作業してください。

 

タオルは水道管の凍結防止にも役立つアイテムです。以下のページでタオルを使った凍結防止方法を紹介していますので、ぜひお試しください。

カイロやドライヤーで温める

ドライヤーの温風やカイロで温める
水道管が凍結したら、水が使えずお湯が用意できない可能性があります。お湯を用意できないときには、カイロやドライヤーで温める方法がおすすめです。

 

カイロは水道管に直接貼り付けて、温めて解凍します。じんわり長い時間をかけて温めて、解凍を促してくれます。

 

ドライヤーを使うときは、温風を水道管から少し離した位置から当てて、ゆっくり解凍させましょう。

 

ドライヤーを使うときは、熱風はNGです。水道管に近距離で熱風を当て続けると、急な温度変化によって、水道管が破損する恐れがあります。

水道管が凍結で破裂したときの対処法

水道管が凍結すると、内部で膨張した水の圧力で、破裂する恐れがあります。

 

また、水道管に熱湯をかけるなどの誤った対処法で、水道管が破損したり、水漏れ被害が大きくなることも予想されます。

 

凍結で水道管が破裂したら、以下の順で対処しましょう。

  1. 水道の元栓を時計回りで閉める
  2. 破裂したところにタオルを巻く
  3. 水道局指定工事店に修理を頼む

それぞれの対処法を、以下で詳しくお伝えします。

1.水道の元栓を時計回りで閉める

水道の元栓の閉め方・開け方

破裂による水漏れを止めるために、まずは水道の元栓を閉めましょう。

 

水道の元栓は、一般的にはメーターボックスの中にあります。時計回りに回すと閉まりますので、しっかり閉めて止水してください。

 

バルブが固くて回らない場合、無理に回そうとするのはNGです。元栓が破損して閉められなくなるケースもあるので、必ず修理業者に相談しましょう。

 

水道の元栓の場所が分からない場合は、以下の記事を参考にしてください。設置場所と元栓の閉め方をわかりやすく解説しています。

2.破裂したところにタオルを巻く

元栓を閉めたら、破裂した箇所にタオルを巻いて応急処置をします。

 

タオルを巻く手順は、以下の通りです。

  1. 水道管の破裂した部分にタオルを巻く
  2. 水の受け皿として下にバケツを置く
  3. 水を吸い切ったタオルは都度交換する

タオルを巻いておくだけでも、水漏れの被害を抑えられます。

 

応急処置をしたら、すぐに水道修理業者に連絡をしましょう。

3.水道局指定工事店に修理を頼む

応急処置をしたら、水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)に水道管の修理を依頼してください。

 

水道局指定工事店とは、自治体の水道局より「適切に工事ができる」として指定された事業者です。

 

給排水設備の工事・修繕は、指定工事店でなければ対応できません。

 

また、万が一業者との間にトラブルがあっても、指定工事店であれば自治体が対応してくれる場合があります。トラブルが起きる可能性もゼロではないので、指定工事店に依頼するほうが安心です。

 

水道管の凍結・破裂の対応における料金相場

水道管が凍結・破裂した場合の修理料金の相場を紹介します。

 

凍結であれば自分で対処できることもありますが、以下の場合は業者に相談するほうがよいでしょう。

  • 自分で凍結が解消できなかった場合
  • 自力での対処に不安を感じる場合
  • 水道管に破裂や水漏れが起きた場合

修理料金の相場は、以下の通りです。

 

軽微な破裂の修理 10,000円~50,000円
床下・壁内の水道管の修理 30,000円~50,000円
水道管全体の交換 300,000円~500,000円
電気解氷機や高温スチーム機を使った解凍作業 10,000円~30,000円
漏水の調査 10,000円~30,000円

修理にかかる料金は、破損箇所や範囲によって大きく差があります。

 

修理業者によっても費用が異なるため、必ず見積もりを取ってから、納得できる業者に修理を依頼しましょう。

 

⇒クリーンライフの水道管の修理料金を見てみる

水道管が凍結・破裂しやすい条件

下記3つの条件に該当する場合、水道管が凍結・破裂しやすいので注意しましょう。

  1. 気温がマイナス4℃を下回る場合
  2. 真冬日(氷点下)が数日続いた場合
  3. 冬場に長期間水道を使わなかった場合

気温がマイナス4℃を下回ると、水道管が凍結するリスクが高くなります。

 

気温が0℃以上の場合でも、気象条件や水道管の設置場所によっては凍結することもあるので、注意が必要です。

 

水道管が凍結しやすい条件や気温については、以下のページで詳しくまとめています。給湯器の凍結についても記載していますので、あわせてご確認ください。

特に凍結しやすい水道管

水道管の中でも特に凍結しやすいのは、以下の場所です。

  • 屋外でむき出しになっている
  • 屋内の水道管でも外気と同じ温度下にある
  • 住宅の北側や日陰に設置されている
  • 風当たりが強い場所に設置されている

このような場合、気温が氷点下にならなくても、水道管が凍結する可能性があります。

 

水道管の凍結を防ぐには、水抜きが有効です。とくに水道を長期間使用しない場合に効果的ですので、以下のページで詳細をご確認ください。

水道管凍結の再発を予防するための対策

水道管の凍結を防ぐには、凍結させないための対策を講じる必要があります。

 

水道管の凍結を防ぐためには、以下の対策が有効です。

  1. 少量の水を流しっぱなしにする
  2. 保温材やタオルを活用する
  3. 水道管の水抜きを行う
  4. 夜間に追い焚きし続ける

予想される気温や条件に合わせて、適切な方法で対処しましょう。

 

水道管の凍結予防策を詳しく知りたい方は、以下のページを参考にしてください。簡単にできる対策も紹介しています。

水道管が凍結・破裂してしまいお悩みなら

水道管が凍結したら、迅速かつ適切に対処することが重要です。

 

凍結は自然解凍で直ることがほとんどですが、なかには配管が破損したり、水漏れしたりするケースもあります。

 

水道管の凍結トラブルをスムーズに解決するには、専門業者に依頼するのがスムーズです。

 

クリーンライフ』でも水道管の凍結や破損の修理に対応しています。水道局指定工事店に登録されており、適正価格で安心してお任せいただけますので、気軽にご相談ください。

 

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2021.10.22

水道管や給湯器の凍結防止のための「水抜き」のやり方を説明します。

 

極寒が続くときや、引っ越しや旅行で水道を使用しない日が長期間続く場合は、凍結しないために水抜きをすると安心です。

 

水道管は、凍結すると破裂してしまう可能性があります。破裂した水道管の修理は数十万円にもなる場合があるので、注意が必要です。

 

寒冷地の建物には、水抜き栓(不凍栓)がありますが、ない場合の方法も説明していきます。万が一、凍結した際の対処方法も紹介するので、参考にしてください。

凍結防止のための水抜きのやり方・注意点

やり方

水道管を中心に、トイレタンクや洗濯機、給湯器等の水抜きのやり方をご紹介します。

 

水抜き栓(不凍栓)の場所を確認し、水抜き栓を操作します。ハンドルやレバーを「水抜き」「止める」と書いている方に回すか、電動式ならボタンを押して水抜きを始めるのが一般的です。

 

水抜き栓で住宅に水が供給できなくなった後で、水道管や水回り機器に残っている水を完全に抜くと、水抜きは完了します。各箇所の水抜きを以下に説明していくので、参考にしてください。

キッチン・洗面所・浴室等の水道管の水抜き

まずは、基本的な蛇口のある場所の水抜き方法を紹介します。

  1. 水抜き栓を閉める
  2. 蛇口をひねって、水を出し切る(出し切るまで約5~10分)
  3. 蛇口下に設置された水抜き用ネジを開けて、水を出し切る
  4. 水が抜けきったら蛇口を閉める

キッチン・洗面所・浴室の蛇口に付いている水抜き用のネジは、蛇口の下部にあることが多いです。蛇口の下部にある場合は、ネジをマイナスドライバーで開閉できます。

 

蛇口の根元に水抜き用のネジが見つからない場合は、シンク(ボウル)下に設置されている物入れの扉を開けると、止水栓のハンドルがあるはずです。こちらは、手でハンドルを反時計回りで開きます。

 

止水栓の下に水を受けるバケツか鍋等を置いて、止水栓を開けましょう。お湯と水の2つが並んでいるので、2つとも同時に開けてください。

シャワー付き蛇口はシャワーも忘れずに

洗面台や浴室、キッチンの水栓でシャワーがついている場合は、シャワーホースとシャワーヘッドの水抜きも忘れないようにしましょう。シャワーヘッドを外し、ホースの中の水を出し切ります。

 

シャワーの付け根に、シャワー用水抜きネジがあるので、取り外して水抜きします。ホースとシャワーヘッド、それぞれから水を出し切り、設定をシャワー・蛇口に切り替えて確認してください。

トイレ

トイレタンクの水を空にします。水抜き栓を閉めている状態で、水が流れなくなるまでレバーを操作してタンク内の水を流してください。

 

便器内には「封水」と呼ばれる水がたまっています。封水は、下水の臭いが上昇しないための水です。普段、水を流している状態なら凍ることはありません。

 

しかし、留守にしてそのままにしていると、凍ることがあります。封水が凍ると、膨張して便器が割れることがあるので、凍らないように不凍液を入れておくと安心です。

ウォシュレットの水抜き

まず、ウォシュレットの水抜き栓を確認します。

 

多くの機種で水抜き栓は、トイレタンク下や、給水管と本体を接続している部分にあります。しかし、メーカーや型番によって異なるので、取扱説明書での確認が必要です。

 

トイレタンクの水を出し切ってから、止水栓が閉まっている状態で作業を始めます。不凍液を入れる前に、始めましょう。

  1. コンセントを抜く
  2. ウォシュレット本体を外す
  3. 水抜きレバーを引いて、水を抜く
    (3分程度かかります。水を受けるバケツを用意しておきましょう)
  4. 水抜きレバーを元に戻す
  5. ウォシュレットを取り付ける

ウォシュレットの水抜きをした後で、不凍液を便器に注いで完了です。

洗濯機

洗濯機の水抜きは、引っ越しの際にも必要なので覚えておきましょう。洗濯機の蛇口から落ちる水を受けるために、バケツなどを用意しておくと安心です。

 

洗濯機の水抜きのやり方は、以下の通りです。

  1. 蛇口を閉める
  2. 洗濯機を10秒間だけ運転する
    (給水ホースに残った水が洗濯槽に入る)
  3. 蛇口から、給水ホースを外す
    (給水ホースの外し方は取扱説明書を確認)
  4. 脱水を1分ほどして、洗濯機本体の水を抜く
  5. 排水ホースの水を抜く
  6. 排水ホースを外す
  7. 蛇口のホース接続の金具部分、またはストッパー部分を軽く指で押して水抜きを完了させる

水抜きをする際のコースの選び方は、取扱説明書を確認してください。例えば、日立の場合は「槽洗浄コース」です。

 

屋外に設置されている洗濯機は、特に凍結の可能性があるので注意が必要です。

給湯器・電気温水器

給湯器や電気温水器のように、内部に水がある機器類は凍結することがあります。凍結するとお湯が利用できなくなるだけではなく、配管が破損する可能性があるので注意が必要です。

 

寒冷地だけではなく、普段はあまり寒くならない温暖地域でも、寒波が近づいたら水抜きをしておくと安心です。特に、屋外に機器類を設置している場合は、忘れずに水抜きをしましょう。

ガス給湯器

近年の給湯器には凍結防止機能が付いているものも多いため、凍結することはあまりありません。しかし、長期で出かけるときは電源を切ることが多いので、水抜きによる凍結防止がおすすめです。

 

ガス給湯器の水抜きのやり方は、以下の通りです。

  1. 電源プラグを差し込んだままで、運転スイッチを切る
  2. ガスの元栓と給湯器の止水栓を閉める
  3. キッチンや浴室、洗面台などのお湯が出る箇所の蛇口を全開にする
  4. 給湯水抜き栓を全開にして、給湯器内の水を抜く
  5. 水抜き完了後、電源プラグを抜く

ガスの元栓や給湯器の止水栓は、給湯器本体の下部に設置されています。説明書を確認して、確実に閉めてから作業を始めましょう。

電気温水器

電気温水器本体の水が凍ることは、稀です。しかし、給水管など配管が凍ってしまうことがあるため、氷点下になったときは水抜きをしておくと安心です。

  1. 給水元栓を閉める
  2. コンセントを差し込んだまま、リモコンで運転スイッチを「切」にする
  3. お風呂、キッチン、洗面所などの水栓を全開にする
  4. コンセントを抜く

万が一凍結したときは、電源を抜いて漏電を防ぎましょう。

 屋外の水栓

寒冷地の屋外水栓には、水抜き栓が設置されていることがほとんどです。水抜き栓には、主に次の3種類があります。

  • ハンドルタイプ
  • 90度回転タイプ
  • ワンプッシュタイプ

回すタイプなら右回りに回す、プッシュタイプは押すだけで、水抜きができます。

  1. 水抜き栓を操作する
  2. ホースが付いていたら、外す
  3. 蛇口を開ける
  4. 水の抜ける音が止んだら、蛇口を閉める

水抜き栓が付いていない場合は、タオルや保温剤で巻いて凍結を防ぎましょう。

水抜き完了の確認方法

水抜きがきちんとされているかの確認方法を紹介します。

 

水抜きをしたのに「凍った!」という事例があります。これは、水抜きをしたつもりなのに、水が残っていたためです。水がなければ凍ることはないので、水抜きが間違いなくされているかどうかを確認しましょう。

 

水抜きが完全にできたかどうかの確認には、短めのホースを用意してください。手順は以下の通りです。

  1. 水栓や給湯器の水抜きネジを外して、ホースを設置する
  2. ホースに口を添えて、空気を吹き込む

水抜きが完全であれば、異音が聴こえません。もしボコボコという音が聞こえたら、再度水抜きをしてください。

凍結防止のための水抜き栓の場所・種類

「水抜き栓が見つからない」とお困りの方に、水抜き栓のある場所と水抜き栓の種類をご紹介します。

 

引っ越して初めての冬の場合、水抜き栓がどこにあるのかわからない場合があります。住宅によって種類も設置場所も異なるためです。前もって不動産会社や管理会社に教えてもらっておくと、安心です。

戸建て

水抜き栓はキッチンや洗濯機の設置箇所といった場所にあることが多いですが、トイレ内やリビングにある場合もあります。水抜き栓の数も以下のように、住宅によります。

  • 1つの水抜き栓で、住宅全体の水抜きに対応する栓がある
  • 各水まわり箇所に独立した水抜き栓がある

また、種類もさまざまで、電動式や手動式でハンドル、レバー、マイナスドライバーで開閉するタイプなどがあります。

マンション

マンションでは、凍結防止に次のような対策をしているケースがあるので、凍結の心配は戸建てより低いと考えられます。

  • パイプスペース内の水道配管に凍結防止用ヒーターが設置してある
  • 水道管に保温材が巻かれている

さらに水抜きをすると安心です。マンションの水抜き栓はほとんどの場合、玄関ドア横のメーターを保管するパイプスペースに設置されています。

 

マンションによっては、水抜きに管理会社や管理組合の許可がいるため、確認が必要です。

アパート

アパートの建物は、マンションと比較すると凍結しやすいので、どのような対応をすべきか大家さんや管理会社に確認しておくと安心です。

 

水抜き栓は、アパートの築年数や建築の種類にもよりますが、最近では多くのアパートで電動水抜き栓を室内に設置して入居者の便宜を図っています。

 

電動水抜き栓は、パネルスイッチが壁に設置されています。水抜きのボタンを押すだけの簡易設計ですが、使用前に使い方を確認しておきましょう。

水抜き栓(不凍栓)がない場合の水道管の水抜きのやり方

寒冷地以外でも、寒波が押し寄せてきて水道管の凍結が心配になるときがあります。しかし、寒冷地以外では、水抜き栓がない住宅がほとんどです。

 

「水抜栓」は、水道の「元栓」のように水を止めるだけではなく、水道管に残った水を凍結しない深さの地中に流す役割を担っています。そのため、元栓を閉めて屋内の水道管から水を抜くことは可能ですが、完全に水抜きをすることはできません。

 

温暖な地域にお住まいで、寒波が近づいて心配な方は以下のような方法で凍結を防止しましょう。

  • 水道管に保温テープやタオルを巻き付けて保温する
  • 蛇口の水をちょろちょろと流し続ける
  • メーターボックスを新聞紙や保温材などで温度が下がらないようにする

福岡にお住まいの方は、以下の記事を参考にしてください。

水抜きの解除方法

蛇口

長期外出から帰宅したときなど、水を再度使いたい場合には通水する必要があります。突然に通水すると、勢いよく水があちらこちらで飛んで大変なので、蛇口が閉まっているか確認が必要です。

  1. 水抜き栓のハンドルを通水方向に回す(「出る」「通水」と記載されている方向)
  2. 蛇口を1ヶ所ずつ開けて、通水する

水道管内に空気が残っており、通水するとゴボゴボと音がします。しばらくすると音がしなくなるので、心配はありません。

給湯器の水抜き解除方法

給湯器の水抜き解除は、各箇所の通水が終わってから以下の手順に沿って行います。

  1. 住宅内の水栓が全て閉まっているか確認する
  2. 給湯水抜き栓を閉める
  3. 給湯器の止水栓を全開にする
  4. 蛇口を一つ(どれでもいい)開けて通水していることを確認
  5. 給湯器の電源コードをコンセントに入れる
  6. 給湯器のガス栓を開く
  7. 給湯器のスイッチをONにする
  8. 蛇口からお湯が出るか確認する

メーカーや型番によっても異なるので、必ず取扱説明書を確認してください。

通水時の注意点

通水方法はお住まいのエリアで、少し異なります。必ず、通水方法を管理会社や大家さん、管轄の水道局等に確認しておきましょう。

 

また、水抜きして通水すると圧力が加わって、水道管内のサビが取れて蛇口を詰まらせてしまうことがあります。吐水口についたフィルター付きキャップを外して、洗ってください。

 

それでも水が出にくくなっている場合は、水道修理業者に相談しましょう。

凍結防止で水抜きすべきケース

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マイナス4度以下になると、水道管などが凍結する可能性が高まるので、凍結防止が必要です。

 

マイナス4度にならなくても、以下の2つ以上の条件が重なると凍結しやすいので、注意が必要です。

  • 0度前後かつ強風
  • 水道管が屋外でむき出しになっている
  • 水道管や給湯器が日陰に設置してある
  • 標高が高い場所に住宅がある
  • 自宅を3日以上空ける
  • 積雪

剥き出しの水道管などは水抜きだけではなく、保温材などの使用もあわせてご検討ください。

水抜きをしても凍結した際の対処方法

凍結してしまったときは、以下のような方法で解凍します。

  • 自然に解凍されるのを待つ
  • 水道管を温める

凍結した際に、以下の行為はNGです。配管や水栓を壊してしまうこともあるので、絶対にしないでください。

  • 蛇口の強制開閉
  • 急激な温度変化を与える暖房器具の利用
  • 水道管に熱湯をかける

解凍するために水道管を温める際、熱湯など極端に熱いものを利用しないことが大切です。

 

水道管に問題があるかもしれないと感じたら、すぐに水道修理業者に相談してください。

水道管の凍結でお困りなら

凍結防止のための水抜き方法を解説しました。水抜きをしていれば、凍結することはないはずです。しかし、うっかり水抜きを忘れてしまったり、水がわずかに残っていて凍ってしまうこともあります。

 

「水道管が破裂したかもしれない」と心配な方は、『クリーンライフ』にご相談ください。クリーンライフは全国で300以上の市区町村で水道局指定工事店に指定されています。水道管等でトラブルがある場合も、安心してお任せください。

 

⇒クリーンライフに水道管のトラブルを相談してみる

2021.10.22

給湯器の凍結は、しっかり対策をしておけば防止できます。

 

この記事では、給湯器の凍結を防止する方法を5つお伝えします。

 

今すぐできる対策や、道具なしでできる凍結防止法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。対策を行う際の注意点や、凍結しやすい場所別におすすめの凍結防止策もお伝えします。

給湯器を凍結防止する方法5選

給湯器

給湯器の凍結を防ぐには、以下の5つの方法が有効です。

  1. 水を出しっぱなしにしておく
  2. 凍結防止ヒーターを作動させる
  3. 自動ポンプ運転を作動させる
  4. 保温材を配管に巻く
  5. 水抜きをする

上の対策ほど簡単で、下に行くほど対策に手間がかかります。

 

ここでは上記の対策について、簡単な方法から順に分かりやすく解説していきます。

水を出しっぱなしにしておく

少量の水を出しっぱなしにする

給湯器の凍結対策として手軽にできるのは、水を出しっぱなしにしておく方法です。

 

水は流れていると凍りにくいため、少量の水で良いので以下の手順で流しっぱなしにしてみましょう。

  1. リモコンの運転スイッチをオフにする
  2. お湯の出る蛇口から5mm前後の太さの水を出す

とくに気温が下がる夜間から早朝にかけては、水を出しっぱなしにしておくと凍結防止に有効です。

 

水を出しっぱなしにする方法は、水道管の凍結防止にも役立ちます。以下のページで詳しい手順や注意点を解説していますので、ご確認の上でお試しください。

凍結防止ヒーターを作動させる

給湯器を保温する

近年の給湯器には、凍結防止ヒーターが搭載されています。

 

凍結防止ヒーターを作動させていれば、給湯器内にある配管の水の凍結は防げるでしょう。

 

凍結防止ヒーターを作動させるには、電源プラグがコンセントに差し込まれていないといけません。電源プラグを差しておけば、一定以下の外気温になると、凍結防止ヒーターが自動で作動します。

自動ポンプ運転を作動させる

自動ポンプ運転は、追い焚き機能付きの浴槽の配管に、自動で水を循環させる機能です。水を循環させ続けることで、給湯器の凍結を防止します。

 

自動ポンプ運転も、外気温が一定以下になると、自動で作動します。

 

ただし、浴槽の水が循環口より上に残ってなければなりません。浴槽の水は、循環口の上部より5㎝以上ある状態にしておきましょう。

保温材を配管に巻く

保温材を巻きつける

給湯器の外の配管周辺には、保温材を巻く方法が凍結防止に効果的です。

 

保温材は、給水・給湯用の配管に巻きます。保温材はホームセンターなどで入手でき、ワンタッチで取り付けられるものもあるので、自分で取り付けることも可能です。

 

外に出ている配管は凍結防止ヒーターでは保温できないため、保温材を使って凍結対策をしておきましょう。

 

保温材の巻き方や注意点は、以下のページで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

水抜きをする

気温が極端に下がって凍結が予想されるときや、長期間家を留守にするときには、給湯器の水抜きをすると凍結対策になります。

 

水抜きは、一般的に次の流れで行います。

  1. 給湯器の電源を切る(※電源プラグは抜かない)
  2. ガス栓と給水栓の元栓をしっかり閉める
  3. 給湯器につながっている蛇口をすべて全開にする
  4. 水抜き栓を開き切って水を抜く
  5. 電源プラグを抜く

水抜栓の場所は、給湯器の種類によって異なります。手順も機種やメーカーによって異なる場合があるため、必ず取扱説明書で確認してから作業しましょう。

 

水抜き後に給湯器を使用する際は、以下の手順で元に戻します。

  1. 水抜き栓を閉める
  2. すべての給湯の蛇口を閉める
  3. 給水元栓を開ける
  4. 蛇口から水が出るか確認する
  5. ガスの元栓を開ける

再度給湯器を使用する際も、給湯器の取り扱い説明書を確認したうえで作業してください。

給湯器が凍結しやすい条件や環境

給湯器

給湯器が凍結しやすい条件や環境を押さえておけば、凍結を防ぐのに役立ちます。

 

ここからは、給湯器が凍結する理由を解説していきます。

0℃を下回る

水は0℃を下回ると凍り始めるため、気温が0℃より低くなると給湯器も凍結しやすくなります。

 

一晩0℃になる程度なら凍結することは少ないですが、氷点下が続くと凍結する可能性は高くなります。

 

0℃を下回ると、給湯器本体よりも、給湯器の配管が凍る恐れがあります。気温が下がると予想される日は、給湯器本体・配管ともに対策を行うことが大切です。

給湯器が北側にある

給湯器が陽が当たりにくく、風が当たりやすい北側に設置されていると、凍結しやすくなります。

 

北側は昼間でも気温が上がりにくいため、一日を通して凍結しやすい場所です。

 

また、凍結すると自然解凍もしにくいため、長く給湯器が使えなくなる可能性があります。

 

とくに、北風が強く吹く日は注意しましょう。気温が0℃より高くなる日でも、設置場所によっては凍結しやすくなるので注意が必要です。

給湯器を長期間使わない

水は流動していると凍りにくいため、給湯器を長期間使わない状態が続くと、凍結のリスクが高くなります。

 

旅行などで家をしばらく空けるときには、気温の変化に応じて凍結対策をしましょう。

 

配管の中に水が残っていると凍結しやすいため、長期間使わないときは水抜きしておくと安心です。

 

対策をしていても凍結し、水・お湯が出ないときは、以下のページで対処法を紹介していますのでご覧ください。

給湯器で特に凍結しやすい場所

給湯器でとくに凍結しやすい場所は、以下の4ヶ所です。

  • 給水用の配管(水道菅)
  • 給湯用の配管
  • 追い焚き配管
  • 給湯器本体と配管の接続部分

ここからは、凍結しやすい場所に適した凍結の防止方法をお伝えします。

給水用の配管(水道管)

給水用の配管は、水が通る場所です。外気の影響で水温が低下すると、冷えて凍結しやすくなります。

 

給水用の配管(水道管)には、以下の対策をお試しください。

  • 水を少しずつ流しっぱなしにする
  • 断熱材(保温材)を巻く

断熱材(保温材)はホームセンターなどで入手でき、自分でも設置できます。ただし、正しく設置しないと十分に効果を発揮できないため、不安な場合は業者に設置を依頼しましょう。

給湯用の配管

給湯用の配管は、中にお湯が流れています。そのため、給水用に比べると凍結リスクは低いといえます。

 

しかし、長い間使用していない場合や、気温が著しく下がる日には、凍結のリスクが高まるので注意が必要です。

 

給湯用の配管も、給水用の配管と同様の対策を行います。

追い焚き配管

追い焚き配管も、給湯用の配管と同様にお湯が通る配管です。

 

比較的凍結しにくい場所ですが、しばらく使用していなかったり、氷点下の日が続いたりすると、凍結する可能性があります。

 

追い焚き配管の凍結は、以下の方法で予防します。

  • 自動ポンプ運転を作動させる
  • 給湯器の凍結防止ヒーターを作動させる
  • 配管に保温材を巻く

追い焚き配管が凍結すると、水の循環ができなくなり、追い焚きができなくなります。その状態で自動運転を行うと、水圧で接続部が外れ、水漏れすることもあるので注意しましょう。

給湯器本体と配管の接続部分

給湯器本体と配管の接続部分は、金属でできています。そのため冷えやすく、凍結する可能性が高い場所です。

 

また、むき出しになっている部分でもあるため、外気温と給湯器内の水の温度差によって、結露が発生して凍結することもあります。

 

接続部分の凍結予防には、断熱材を使った対策が有効です。

給湯器が凍結したときの対処法

給湯器

対策をしていても、気温や条件によっては凍結してしまうことがあります。

 

給湯器が凍結したときは、以下の対処法をお試しください。

  • 自然解凍されるまで気温上昇を待つ
  • ぬるま湯をかける

具体的な方法について、詳しくお伝えします。

自然解凍されるまで気温上昇を待つ

最も安全で手軽な方法は、自然解凍されるまで気温上昇を待つことです。道具などを使用しないため、給湯器と配管の故障リスクを抑えられます。

 

給湯器の凍結の多くは、気温が下がる夜間に起こります。昼になると気温が上昇するため、自然に凍結が解消されるケースがほとんどです。

 

自然解凍を待つ場合は、以下の手順で行います。

  1. 給湯器のリモコンの電源を切る(※本体の電源は切らない)
  2. 自然解凍されるまで待つ
  3. 水漏れしていないか確認する

解凍されるには気温が上がる必要があるため、半日ほど待ってみましょう。解凍されたあとは、水漏れしている箇所がないか確認してください。

 

ポタポタと少量の水が漏れている場合は、配管が破裂している恐れがあります。そのまま使い続けるのは危険ですので、水道修理業者に速やかに相談してください。

 

⇒クリーンライフに給湯器トラブルの相談をしてみる

ぬるま湯をかける

急ぎで給湯器を解凍したいときは、応急処置としてぬるま湯を使う方法があります。作業の手順は、以下の通りです。

  1. 給湯器のリモコンの電源を切る(※本体の電源は切らない)
  2. 給湯栓を少しだけ開く
  3. 給湯器の配管部分にタオルを巻き付ける
  4. 上から30~40℃のぬるま湯をかける
  5. 蛇口から水が出ることを確認する

ぬるま湯を使うと早く解凍できますが、コンセントにお湯がかかったり、ぬるま湯が凍結するなどの恐れがあります。

 

リスクのある方法ですので、基本的には自然解凍を待ちましょう。

 

給湯器の凍結については、以下の記事も参考になります。対策や対処法、修理料金の相場も紹介していますので、ご覧ください。

給湯器の凍結やトラブルでお困りのときは

給湯器の凍結の防止法を紹介しました。

 

給湯器はしっかり対策をしておけば、凍結を防げます。ただし、対策をしていても、気温や気象条件によっては、凍結してしまうこともあります。

 

凍結の状況や配管の破損具合によっては、業者に相談した方が安全に対処できるでしょう。

 

クリーンライフ』でも、給湯器の凍結やトラブルに対応しています。年中無休で即日対応していますので、給湯器のトラブルでお困りの方は、気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器の凍結トラブルの相談をしてみる

2021.10.22

簡単で効果的な、トイレの水垢の除去方法を解説します。

 

便器やタンクの手洗い場を傷付けず、手軽にキレイにできる方法を紹介するので、参考にしてみてください。手軽に手に入るものを使った、体や環境に優しい方法が中心です。

 

あわせて、キレイな状態を保つための予防法もお伝えします。臭い対策にも効果的な方法なので、試してみてください。

トイレについた水垢の落とし方5つ

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水垢を除去する前に、水垢がついている便器やトイレタンクの素材を知っておきましょう。

 

便器は一般的に陶器製なので問題ありませんが、トイレタンクはプラスチック製のこともあります。プラスチックは硬度が低いので、硬度の高い素材で擦ると痛めてしまいます。

 

次に、水垢が付きやすい場所を確認しておきましょう。水垢は、水の流れが多い便器内にはあまり発生しません。主に次のような場所にある汚れが、水垢です。

  • 手洗い器
  • 便器のフチ

それでは、水垢の落とし方を解説していきます。

クエン酸水で落とす

手洗い器の掃除には、体に優しいクエン酸がおすすめです。

用意するもの

クエン酸は、柑橘類に含まれる酸性の成分です。アルカリ性の水垢に作用して、除去できます。

  • クエン酸
  • キッチンペーパー
  • ラップ
  • 雑巾
  • スポンジ
  • スプレーボトル

スプレーボトルは、300ml程度の大きさのものを選びます。

手順

クエン酸水が、タンク内に入らないようにしてください。タンク内には金属製のパーツがあるので、サビの原因になります。

  1. クエン酸小さじ1を水200mlに溶かしてクエン酸水を作る
  2. スプレーボトルにクエン酸水を入れる
  3. 水垢にキッチンペーパーをかぶせ、クエン酸水を吹きかける
  4. ラップで覆い、1時間程度放置する
  5. ラップを取り除いて、スポンジで軽く擦る
  6. よく絞った雑巾で拭き取る

予定外にトイレを使う可能性のある小さなお子さんのいるお宅なら、手洗い器部分を取り外して浴室などの持っていき、つけおき洗いがおすすめです。

 

また、重曹とクエン酸を使った掃除方法がよく紹介されていますが、注意が必要です。アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸を一緒にすると、中和するだけで汚れを落とす効果はあまり期待できません。

 

クエン酸で落とせなかった酸性の汚れ(黒カビなど)を重曹で落とすようにしましょう。

重曹ペーストで落とす

重曹はアルカリ性なので、水垢には不向き。しかし、研磨剤として使うことは可能です。クレンザーより粒子が細かいため、タンクや便器に傷をつけない重曹ペーストでしっかり汚れを落としましょう。

用意するもの

まずは、重曹ペーストの材料です。重曹と水の割合は、2:1。

  • 重曹
  • ペーストを作るための容器
  • かき混ぜるための割り箸、またはスプーン

重曹大さじ2に対して、水を大さじ1で混ぜ合わせてください。

 

重曹ペーストを使った水垢落としに必要なものは、以下の通りです。

  • 重曹ペースト
  • ラップ
  • 雑巾

重曹ペーストは、さまざまな汚れの除去に活躍します。

手順

重曹ペーストは手が荒れる可能性があるので、皮膚がデリケートな方はゴム手袋を着けて始めましょう。

  1. 重曹ペーストをラップにつけて、水垢の上から擦る
  2. 水垢が取れたら、硬く絞った雑巾で拭き取る

研磨して落としていくという意識で、円を描くようにゆっくり動かしてください。

メラミンスポンジ(激落ちくん)で擦る

メラミンスポンジは、メラミンフォームやメラミンスポンジ、激落ちくんといった商品名で売っています。洗剤を使わずに、水で濡らして擦るだけで汚れが落ちるため、人気な掃除用具の一つです。

用意するもの

メラニンスポンジは、水垢をよく落とします。しかし、コーティングが剥がれてしまう可能性があるため、ピンポイントで使用することが大切です。

 

水垢にピンポイントで使用するために、まずは全体をきれいにします。そのため、メラミンスポンジのほかに、中性洗剤とスポンジも用意してください。

  • 中性洗剤
  • スポンジ
  • メラミンスポンジ
  • ハサミ

ハサミは、メラミンスポンジを適切な大きさに切るために使用します。

手順

洗剤を使わないので、比較的お肌に優しいのですが、皮膚の弱い方はゴム手袋を着けてください。

  1. 水垢のある場所全体を中性洗剤とスポンジで洗い、水を流す
  2. 水垢の場所(触ってざらざらした場所)を確認する
  3. メラミンスポンジを切って、水を含ませて水垢を擦る

メラミンスポンジ以外にも、以下のような水垢専用の商品が出ています。

  • 水垢落としスティック
  • 水垢用洗剤付きスチールたわし

そのほか、クエン酸を染み込ませた「激落ちくん」などもあるので、いろいろ試してみてください。

クレンザーを使う

どうしても落ちないトイレの水垢には、クレンザーを使って落とします。

用意するもの

クレンザーは便器のコーティングを除去してしまうので、粒子の細かいクレンザーを選びましょう。

  1. クリームクレンザー
  2. ラップフィルム
  3. トイレブラシ、スポンジ

クリームタイプの「ホーミング」や「ジフ」などがおすすめです。

手順

あまり強く擦ると、光沢が消えてしまうので注意してください。

  1. クリームクレンザーを水垢のある場所に塗布する
  2. ラップフィルムで水垢部分を擦る
  3. トイレブラシを使って水洗いをする

手洗い器の場合は、3でスポンジを使って水洗いした後、キッチンペーパー等で拭き上げます。

水垢専用洗剤で湿布する

頑固な水垢には、水垢専用の酸性洗剤を湿布して除去します。代表的なものをあげていきます。

  • 水アカストロングクリア
  • 洗剤能力PRO 水あかクリーナー
  • サンポール
  • トイレのルック

酸性なので、尿石にも効果が期待できます。

用意するもの

キッチンペーパーの代わりに、トイレットペーパーを使用してもOKです。

  • 水垢専用洗剤
  • キッチンペーパー
  • ラップ
  • ゴム手袋
  • 雑巾

ラップは、湿布をしているときに乾燥を防ぐために使用します。

手順

専用洗剤は比較的強酸なので、手袋は必ず着用して始めましょう。

  1. 水垢がついているトイレのフチに、キッチンペーパーを巻く
  2. キッチンペーパーの上から水垢専用洗剤をかける
  3. ラップをかけて約10分、放置する
  4. トイレのフチに設置したキッチンペーパーで汚れを擦る
  5. 雑巾を固く絞って拭き取る

酸性の洗剤を使ったあとで、塩素系漂白剤や塩素系洗剤を使用しないでください。酸性成分と塩素が反応して、塩素ガスが発生すると危険です。

トイレの水垢にハイター・オキシクリーンは使えない

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水垢はアルカリ性の汚れです。アルカリ性の汚れには、酸性洗剤を使うと落とせます。

 

ハイターやオキシクリーンはpH=11.0~12.0で、アルカリ性。アルカリ性の汚れにアルカリ性を使っても、ただ無駄に素材を痛めるだけです。必ず酸性のサンポールやクエン酸などを使用しましょう。

 

また、水垢落としに金属ブラシや研磨剤入りナイロンたわし、紙やすり(耐水ペーパー)などを使うと陶器を傷つけてしまう恐れがあるので、使用しないでください。

 

そのほか、メーカーによって注意事項があるので、説明書を確認してお手入れをしましょう。

トイレの水垢と間違えやすい汚れ

トイレ 汚れ

トイレの汚れが全て水垢というわけではありません。汚れの色によって、汚れの正体を知っておきましょう。汚れの種類によって、アプローチの仕方が異なります。

  • 茶色
  • 赤・ピンク
  • 黄色

汚れの正体を知れば、よりスムーズに除去できます。間違った洗剤を使うと、落ちにくくなることもあるので、注意が必要です。

白いうろこ状なら水垢

白くうろこ状になっている汚れは、水垢です。

 

便器や手洗い器は白なので、黒ずむまで気がつかないかもしれません。触ってみてざらざらしていれば、クエン酸スプレー等で除去しましょう。

 

白いうちなら除去しやすいので、こまめに触って確認してみてください。

黒ずんだ汚れは水垢かカビ

トイレの黒い汚れは、以下の可能性があります。

  • 黒カビ
  • 古い尿石
  • 硬化した水垢

基本的に、複数の原因が重なって黒ずんでいることがほとんどです。

 

黒カビは酸性、尿石や水垢はアルカリ性なので、別々のアプローチが必要。重曹とクエン酸を上手に組み合わせて除去してください。

茶色になったら古い水垢やカビ

古くなった水垢は、茶色になります。ただし、茶色だから水垢とは限りません。水垢以外にも次のような可能性が考えられます。

  • カビ
  • 尿石
  • サビ

可能性としては、古くなった尿石が最も高いでしょう。まずは中性洗剤で掃除をしてみて、落ちないなら酸性洗剤を使用してみてください。

ピンクまたは赤い汚れはロドトルラ

ピンクや赤い汚れの正体は以下の通りです。

  • メチロバクテリウム(バクテリア)
  • ロドトルラ(酵母)

赤い汚れを放置すると、黒カビの餌になって黒カビが増殖します。ピンクや赤い状態なら比較的除去しやすい汚れなので、中性洗剤で十分です。

黄色いなら尿石

黄色い汚れは、高い確率で尿石です。尿石は、尿に含まれる成分(タンパク質、尿素など)が細菌の作用で変質してできます。

 

トイレの掃除の頻度が少なすぎると、尿がそのままになっている場所で増殖していきます。石状の固い物質になるので、トイレつまりの原因の一つです。

 

また、尿石が大きくなると悪臭も増していくので、早めに対処してください。

トイレに水垢がつかないための予防方法

クエン酸水

トイレの水垢は発生すると除去しにくいため、つかないように予防した方が負担が少なくなります。以下のような方法で、水垢がつかないように気をつけましょう。

  • こまめに掃除する
  • 置き型洗浄剤を常置する
  • 逆性石鹸溶液を毎日吹きかける
  • トイレスタンプを使用する
  • 月に1度重曹をタンク内に一晩放置する

水垢がつかないようにすると、掃除がラクになり、悪臭を抑えられます。

こまめに掃除する

こまめに掃除をすることで、水垢や悪臭、カビなどを防止できます。汚れの防止だけではなく、水漏れ等のトラブルを軽微なうちに見つけられます。

 

特に、家族人数の多いご家庭は、できるだけこまめに掃除をしましょう。寝る前に以下を心がけるだけで、汚れにくくなります。

  • 水垢のできやすい手洗い器の周辺をサッと拭く
  • トイレの周辺や壁などをお掃除シートで拭く
  • 便器の縁をトイレブラシでサッと擦る

毎日の掃除は面倒かもしれませんが、汚れが付着せず掃除がラクになるのでおすすめです。

置き型洗浄剤を常置する

置き型洗浄剤は、タンク内や便器の縁に薬剤の入った容器を置いて、水が流れるたびに内部が少し溶けていくシステムです。デザインや香りの種類が豊富で、好みのタイプを選べます。

 

ただし、タンク内に設置するタイプは、次のようなトイレには使えません。

  • タンクレス
  • 手洗い器がないトイレ
  • トイレタンクの水を使用するウォシュレットが設置されている

設置できない場合は、以下の逆性石鹸溶液やトイレスタンプを利用してください。

逆性石鹸溶液を毎日吹きかける

逆性石鹸は汚れを落とす石鹸とは異なり、消毒・殺菌効果のある消毒剤です。

 

水1Lに逆性石鹸を2.5mlを溶かした溶液をスプレーに入れて、汚れやすい箇所に吹きかけておくと、水垢やカビ、雑菌の増殖を防止します。無色透明で無臭で、水にも溶けやすいので、利用しやすいです。

 

ただし、すでに水垢やカビができている場合は、除去効果はありません。吹きかける場所は、前もって掃除してきれいにしておきましょう。

 

逆性石けんは、「オスバンS」や「ベンザルコニウム塩化物液」といった名称でドラッグストアやネットショップで購入できます。手指の消毒や、洗濯物の悪臭防止にも使えて便利です。

トイレスタンプを使用する

トイレスタンプはスタンプ機能で濃縮ジェルを便器内に貼り付けて、水を流すたびに便器全体にジェルが広がり、以下のような効果を発揮する製品です。

  • 洗浄・防汚
  • 除菌
  • 黒ずみ防止
  • 消臭・芳香

トイレスタンプの効果を発揮するためには、スタンプする前に掃除をして、清潔な便器にすることが大切です。

 

また、スタンプする箇所も大切。できるだけ縁に近く、平らな場所にしないと、すぐに流れて効果が持続できません。

月に1度重曹をタンク内に一晩放置する

重曹は水垢には効果はありませんが、タンク内をキレイに保つ際に役立ち、便器内の汚れの蓄積を防ぎます。

 

タンクを開けてみると、黒ずみが増えていることがあります。この黒ずみはカビです。この水を便器に流すと、カビ菌が水垢等と結びついてより複雑な汚れになります。

 

月に一度、寝る前や外出する前に重曹をカップ1杯入れておくだけです。6時間ほど放置すれば、内部がキレイになります。

トイレの水垢が落ちないときは

トイレの水垢をキレイにする方法や、水垢がつかないための予防方法を紹介しました。

 

こまめなお掃除は水垢対策だけではなく、トイレトラブルが軽微なうちに気づくためにも重要です。少しでも気になることがあれば、『クリーンライフ』にご相談ください。

 

「掃除をしても頑固な汚れが取れない」「古い便器やタンクで、掃除をしてもすぐに汚れてしまう」とお困りの方は、トイレ交換を検討しても良いでしょう。

⇒クリーンライフにトイレトラブルを相談してみる

2021.10.22

凍結で水やお湯が出ないトラブルは、寒冷地域や冷え込みの厳しい季節に起こりがちです。

 

本記事では、凍結で水が出ない・お湯が出ないときの対処法を紹介します。凍結で水が出ない原因、凍結の予防方法にも焦点を当てていくので、凍結の状況を悪化させないためにもぜひご活用ください。

 

冬季に安心して生活できるよう、凍結で水やお湯が出ないときの適切な対応を理解しておきましょう。

水道管の凍結で水が出ないときの対処法

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夜間に強い寒波が見込まれる日は、朝に蛇口をひねっても水が出ないことがあります。場合によっては、水道管が凍結する可能性もあるので、注意が必要です。

 

ここでは、水道管の凍結で水が出ないときの対処法を紹介します。

  • 自然に解凍されるのを待つ
  • 室内を快適な温度に保つ
  • 水道管を温める
  • 水道修理業者へ相談する

それでは、以上の4つの方法について詳しく見ていきましょう。

自然に解凍されるのを待つ

最初に、「自然に解凍されるのを待つ」のがおすすめです。太陽の熱で気温が上がり、水道管の凍結が自然に解消されれば、水がまた出るようになります。

 

自然解凍は水道管に負担をかけず、破損のリスクを最小限に抑えられる方法です。特に道具を使わずに、太陽の熱だけで解消します。

 

蛇口を少しひねり、水が出始めたら凍結問題が解決した合図です。凍結が解消するまで時間を要しますが、手軽で安全な対処法といえるでしょう。

 

焦ってしまい、蛇口を無理やり開閉しようとするのはNGです。力ずくで開けようとすると、水道管が壊れたり、破裂したりする危険性があります。

室内を快適な温度に保つ

寒すぎる部屋では、水道管の凍結リスクが上昇します。冷えた朝や寒冷地域では、部屋を温かくするために暖房器具を使うのがおすすめです。

 

しかし、「急激な温度変化を与える暖房器具の利用」はNG。急激な温度変化は水道管を傷め、破損の原因となり得ます。

 

そのほか、以下の方法でも快適な温度を保つことが可能です。

  • 断熱材を使う
  • 窓や扉のすき間をふさぐ

少しの工夫で凍結対策が講じられるので、ぜひ実践してみてください。

水道管を温める

次に、なるべく早く水道管の凍結を解消したいときには、「水道管を温める」方法があります。必要なものは、ぬるま湯とタオルだけです。

 

熱湯ではなく、40~50℃程度の「ぬるま湯をかける」ことがポイント。水道管の凍結部分にタオルを巻いた後、上からゆっくりかけましょう。

 

急激な温度変化は、水道管が破裂する危険性があります。絶対に熱湯を使わず、ぬるま湯を使って徐々に温めてください。

 

じんわり温まったら蛇口を開けてみましょう。水が出れば、凍結が解消された証です。

水道修理業者へ相談する

自分では解決できない場合は、「水道修理業者へ相談する」のがおすすめです。知識のない素人が勝手な判断でむやみに解決しようとすれば、さらにトラブルが悪化する可能性もあります。

 

そのため、水回りのプロである水道修理業者に頼るのもひとつの方法です。経験や知識が豊富なので、重度の凍結トラブルにも対応できます。なるべく早く相談すれば、早期解決にも繋がるでしょう。

 

自己判断で症状を悪化させてしまう前に、一度水道修理業者に相談してみてください。相談だけであれば、無料で実施している業者もあります。

 

凍結でお湯が出ないときの対処法

給湯器の凍結時は、水に加えてお湯まで出なくなることもあります。

 

中でも長年使い続けている給湯器ほど、注意が必要です。凍結防止装置が十分に機能せず、凍結してしまうトラブルが多発しています。

 

以降で、実際にお湯が出なくなった場合に役立つ、対処法について見ていきましょう。

自然に解凍されるのを待つ

凍結でお湯が出ないときは、自然に解凍されるまで待つ対処法が有効。水が出ないトラブル同様、水道管の破損リスクを抑えながら、安全に凍結状態の解消を目指せます。

 

以下は、一連の作業手順です。

  1. 給湯器の電源をOFFにする
  2. 放置して自然解凍を待つ
  3. 給湯栓から水が出ることを確認する

無事に凍結が解消されたら、給湯器や配管から水漏れしていないかどうか要チェック。漏水している場合は、早期対処を心掛けましょう。

給湯器の給湯元栓が開いているか確認する

給湯器からお湯が出ないときは、給湯元栓の開栓状態を確認するのも一つの手。給湯元栓が閉まっていると、給湯器内への給水ができないので、当然お湯は沸きません。

 

給湯元栓の開け方が甘いために、お湯が出ないこともあります。開栓状態は、必ず「全開」にしておきましょう。

一部の蛇口でお湯が出ない際は蛇口を交換する

お湯が出ないトラブルが、どの蛇口で発生しているか特定するのも重要な作業です。一部の蛇口でのみ生じている場合、蛇口そのものが故障している恐れがあります。

 

故障した蛇口は、新しいものへの交換が必要です。自力での交換が難しければ、水道修理業者への依頼を検討してもいいでしょう。

すべての蛇口でお湯が出ない際はストレーナを掃除する

すべての蛇口からお湯が出ないときは、給湯器のストレーナ(水抜き栓のフィルター)を掃除しましょう。

 

ストレーナがあるのは、水抜き栓内。水抜き栓とは、給湯器の給水元栓の上部にあるものです。

 

もしもゴミなどが詰まっていると、お湯が出ないトラブルを発生しかねません。場合によっては、水がお湯に変わらないこともあります。

水もお湯も出ない際は止水栓と元栓を確認する

給湯栓をひねってみて、水もお湯も出ないようなら止水栓と元栓を確認してください。

 

まず止水栓が閉まっていると、蛇口から水もお湯も出ません。開栓具合は、水量を調節するために全開でない可能性もあります。

 

一方の元栓は、閉めてしまうと家全体の給水がストップ。すべての水まわりで蛇口が使えなくなるので、必ず開けておきましょう。

水道管の凍結で水が出ない原因

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寒い季節になり、朝になって蛇口をひねってみると、水が出ないことがあります。気温が極端に下がると、水道管内の水も凍ってしまい、蛇口から水が出なくなるのです。

 

原因を把握できれば、凍結しないような対策も取れます。そこで本項では、水道管が凍結してしまう原因について詳しく見ていきましょう。

気温がマイナス4℃を下回る

寒い冬の日、気温がマイナス4℃を下回ると、水道管が凍結する危険が増します。

 

気温以外では、水道管の設置環境も凍結を招く一因となり得ます。以下のような場所に設置している場合は、十分注意しましょう。

  • 屋外の風当たりが強い場所
  • 住宅の北側

屋外の風当たりが強い場所は、時に氷点下近くまで気温が低下。目安としては、雪が解けずに残っているようなら氷点下に近い気温である可能性が高いです。

 

水が凍結し氷となった場合、氷は膨張するため水道管の破損にも繋がります。天気予報を確認し、気温が低くなると事前に分かっているときは、凍結しないような対策をとりましょう。

水道管が劣化している

水道管は年月とともに劣化してしまいます。古い水道管は内部が傷んでいたり錆びていたりすることがあり、凍結の原因になる場合があります。劣化した水道管は凍結しやすく、注意が必要です。

 

また、環境の変化や外部からの影響も、水道管の劣化に影響します。例えば、地震や地盤の変動、重機の振動などが水道管に加わると、管のひび割れや変形が生じ、凍結の可能性が高まります。

 

定期的な点検や適切なメンテナンスを実施し、水道管の劣化を防ぎましょう。

水道を長期間使用していない

水道を長期間使用していない際も、水道管が凍結するリスクがあります。

 

水道をあまり使わなかった場合、冷え込んだ季節になって急に水道を開けると、溜まった水が凍結している可能性があります。

 

長期間使用していないときは、水道を使う前に、水道管に異常がないか確認してみましょう。水道を使う機会が減少する場合でも、定期的な水の循環や断熱対策をおこなえば、水道管の凍結リスクを軽減できます。

凍結で水が出ない・お湯が出ないトラブルを予防する方法

寒い季節、水道管が凍結してしまうと「水が出ない」「お湯が出ない」といったトラブルが起こりやすくなります。

 

予防方法は、ちょっとした工夫で簡単なものが多いです。主な方法には、以下があります。

  • 保温材を使用する
  • 少量の水を出しておく
  • 水抜きをする
  • 電熱式ヒーターを使用する
  • 室内を温める

水道管の凍結で水が出ない・お湯が出ない事態を防ぐため、予防法を詳しく見てみましょう。

保温材を使用する

水道管には「保温材」を巻くと、寒さから守ることができます。

 

保温材は、水道管を包み込んで温かさを逃がさないようにするものです。外部の寒冷な空気から水道管を守り、凍結を防ぐ効果があります。

 

保温材の入手が難しい際は、代替品として毛布を活用してもいいでしょう。

 

保温材の取り付けは比較的簡単で、水道管に巻きつけるか、被せて装着します。最近は、自己粘着タイプや取り付け具がついている保温材も多いです。

 

凍結防止ヒーターとの併用も効果的です。

少量の水を出しておく

水道管は、外気温の著しい低下によって凍結しやすくなります。寒い日の夜は、就寝前に蛇口から水を5〜8mm程度出し、凍結のリスク緩和に努めましょう。

 

流動する水が凍結しにくいという特性を活かした、簡単かつ効果的な予防法といえます。しかし、あまりにも気温が低い日は蛇口から出した水が凍ってしまうため、注意が必要です。

 

水を出しっぱなしと聞くと、水道料金が気になる方もいるかもしれません。ただ、凍結して修理が必要になる場合と比べれば、安く済む可能性が高いです。

水抜きをする

水道管に溜まった水を抜く「水抜き」も重要です。水抜きをすれば、管内の水の量が減り、凍結のリスクが低減します。

 

寒さが続く日々には、こまめな水抜きがおすすめです。

 

以下には、一般的な作業手順をまとめました。

  1. 水抜き栓(元栓)を閉める
  2. 蛇口を開けて水を出し切る
  3. 水が抜けきったら蛇口を閉める

寒冷地域や冷え込みの厳しい季節において、効果的な凍結防止対策の一つとされる水抜き。事前の対策を行い、水道管や設備の凍結リスクを軽減しましょう。

電熱式ヒーターを使用する

電熱式ヒーターは、電気で発熱する器具で、水道管を温めるのに役立ちます。寒冷地域では特に頼りになり、専用のヒーターを取り付けておけば、凍結の心配なく安心して水を使用可能です。

 

電熱式ヒーターは水道管に巻き付けたり、取り付け具を用いたりして使用。電熱式ヒーターには手動で温度設定するものや、周囲の温度に応じて自動で制御するものなど、さまざまなものがあります。

室内を温める

最後に、室内を温かく保つことも大切です。暖房器具を使ったり、窓や扉の隙間をふさいで、室温を適切に保ちましょう。室温の暖かさが、水道管凍結のリスクを軽減します。

 

真冬の寒い季節も室内をなるべく適温に保ち、水道管の凍結を予防しましょう。

水道管の凍結で水が出ないためにお困りなら

水道管の凍結で水が出ないときに適切な対処をしなければ、さらにトラブルが悪化する可能性もあります。

 

凍結を回避するには、蛇口の水を少しずつ出したり、屋外の水を抜いたりするなどの対策が効果的です。

 

凍結で水が出なくなりお困りの際は、私たち『クリーンライフ』にご連絡ください。経験豊富なスタッフが、すぐに駆けつけ対処します。

 

⇒クリーンライフに凍結で水が出ないトラブルを相談してみる

2021.10.22

お湯が出ないものの水は出るときに、まずは住宅全体をチェックしてみましょう。

  • 1ヶ所だけお湯が出ない
  • 住宅全体でお湯が出ない

状況によって、原因や対処法が異なります。

 

原因によってはご自分で対処できる場合もあるので、この記事を参考にして対処してみてください。

1ヶ所だけお湯は出ないが水は出る場合の原因・対処法

1ヶ所だけ水は出るのにお湯が出ないなら、次のことが原因と考えられます。

  • 水栓の劣化
  • 温度設定が不適切
  • シャワーだけなら冷水サンドイッチ現象

例えば、キッチンではお湯も水も使えるのに、お風呂ではお湯が出てこない場合は、以下の対処法を試してみてください。

水栓の劣化

一つの水栓からだけ水は出るが、お湯が出ないのは、水栓に問題がある場合がほとんどです。対応策としては、以下の2種類が挙げられます。

  • バルブカートリッジの交換
  • 水栓本体の交換

カートリッジの寿命は約5年、水栓本体の寿命は約10年です。設置してまだ4年程度なら、バルブカートリッジを交換すれば、トラブルが解消されるでしょう。

シングルレバー式水栓

シングルレバー式水栓はレバーを左右に動かしてお湯と水を混合して、適切な温度に調整をするタイです。

 

ツーハンドル式より、比較的バルブカートリッジの交換が簡単なので、以下を参考にして交換作業を行ってください。

  1. 止水栓を閉める
  2. ハンドルを動かして水が出ないことを確認する
  3. レバーハンドルの上部に設置してあるフタをマイナスドライバーの先端を利用して開ける
  4. フタの下のネジを外して、ハンドルレバーを外す
  5. 古いカートリッジを外す
  6. フレアパッキンとバネをラジオペンチなど小さくて挟める器具を使って取り外す
  7. 新しいバネとフレアパッキンをはめ込む
  8. 新しいカートリッジを設置する
  9. 取り外した部品を再度組み立てる

水栓のメーカーや型番を確認して、専用のカートリッジを購入してください。

ツーハンドル式水栓

ツーハンドル式水栓は、左右のハンドルからそれぞれお湯と水が出てくるタイプで、基本的な構造は単水栓と同じです。一般的には左側からお湯が出て、このお湯側のハンドル内のコマが劣化しているとお湯が出てこなくなります。

 

お湯が出てくるように、以下の手順でスピンドルとコマの交換をしてみてください。

  1. 止水栓を閉める
  2. 水栓のハンドルを回して水が出ないことを確認する
  3. ハンドルの中央にある丸いフタをマイナスドライバーで外す
  4. フタ下のネジを外す
  5. ハンドルを外す(ネジを外しているので、引っ張ると外れます)
  6. ウォーターポンププライヤーでスピンドルとコマを外す
  7. 新しいスピンドルにコマがついてることを確認して、水栓に設置する
  8. 外した部品を設置していく

止水栓の場所がわからないときは、元栓を閉めましょう。

温度設定が不適切

給湯器の温度設定が低すぎて、お湯が出てこない場合があります。

 

例えば、浴室のお湯が冷たいと感じる場合は、給湯器のリモコン設定を確認して、優先場所を変更します。「キッチン優先」になっているために浴室のお湯が冷たい可能性も。「浴室優先」にして確認してみてください。

 

また、浴室がサーモスタット混合栓の場合、掃除のときにうっかり温度を低くしてしまったのかもしれません。温度設定を確認してみてください。

 

タッチ式水栓をご利用なら、一定の温度以上にならないように設定されていることがほとんどです。説明書を読んで、設定を変えてみましょう。

シャワーなら冷水サンドイッチ現象

シャワーを使っていて、急にお湯が水に切り替わってしまうことがあります。これは、冷水サンドイッチ現象と呼ばれ、お湯→水→お湯という風にサンドイッチ状態で出るために命名されました。

 

シャワーを使っているときに一旦止めてしまうと、最初に残っていたお湯が出て、その後にまだ加熱できていなかった水が出てしまうために起こります。給湯器が故障したわけではありません。

 

一度シャワーを止めて再度利用するときは、体に当たらないようにして温度が安定するのを待っていましょう。気になる方は、冷水サンドイッチ現象対応機種もあるので、買い替えも考慮してみてください。

住宅全体でお湯が出ないが水は出る場合の原因・対処法

ご自宅全体で水は出るのにお湯が出ない状態なら、次のことが原因として考えられます。

  • ガスが供給されていない
  • 電源が入ってない
  • 給湯器の凍結
  • 給湯器の水抜き栓フィルターのつまり
  • エコキュートの場合は、タンクのお湯が不足
  • 給湯器の故障

順次、説明していくので、対処法を試してみてください。

ガスが供給されていない

ガスが供給されているかを確認してください。ガスコンロやファンヒーターなどガス機器が点火すれば、ガスが供給されています。

 

 

ガスが供給されない原因は、以下のようなことが考えられます。

  • ガスの元栓がしまっている
  • プロパンガスの残量が少ない
  • 地震などで安全装置が作動している

ガスの元栓が閉まっていたら、開けてもう一度点火してみてください。プロパンガスの残量が少ないと、給湯器が正常に稼働しません。新しいプロパンガスを頼みましょう。

 

地震などでガス漏れしないように、ガスには安全装置が付いています。安全装置が作動して、ガスが止まっているのかもしれません。以下の方法を参考にして、安全装置を解除してください。

安全装置の解除方法

安全装置が作動すると、ガスメーターの赤ランプが点滅してお知らせします。以下の手順で、安全装置を解除してください。

  1. 全てのガス器具のガス栓を閉める
  2. ガスメーターについている復帰ボタンのキャップを外して、押す
  3. 指を離したら、赤ランプの点滅が消えるのを待つ

再度、お湯が出るようになったか確認してみてください。

電源が入ってない

給湯器は、点火に電気が必要です。以下を確認してください。

  • ブレーカーが落ちていないか
  • コンセントは差しこまれているか

電池を使用するタイプなら、電池が切れている可能性があります。電池は約1年ごとの交換が必要です。

給湯器の凍結

寒い日が続いていたら、給湯器の凍結の可能性もあります。凍結した場合は自然解凍がベストですが、待ち切れないときは、ぬるま湯をかければ解凍できます。

 

ただし、早く解凍しようとして熱湯をかけてしまうと、配管が破裂してしまう可能性があるので注意が必要です。40〜50度程度の、少しの間なら手を入れていられる程度のお湯を使ってください。

給湯器の水抜き栓フィルターのつまり

水抜き栓は、凍結予防で給湯器内の水を抜くために設置されています。水抜き栓のフィルターが詰まると、お湯が出てこなくなります。

 

以下の手順で、フィルターを掃除しましょう。

  1. 給湯器の止水栓を閉める
  2. 住宅内のお湯が出る水栓を開ける
  3. 給湯器の水抜き栓を外す
  4. フィルターを古い歯ブラシ等で水洗いする
  5. フィルター・水抜き栓を設置する
  6. 住宅内の水栓を閉め、給湯器の止水栓を開ける

定期的にフィルターを掃除すると、安心です。

エコキュートの場合はタンクのお湯が不足

急にお湯の使用量が増えてしまったために、タンク内のお湯が不足してしまうことがあります。滞在客がいる場合、自動設定を解除して適切な量のお湯が使えるようにしましょう。

 

お湯の使用量が増えると予想される前日に、「多め」「たっぷり」といった設定にしておいてください。

給湯器の故障

ガスの元栓や水栓、電源に問題がなければ、給湯器の故障が考えられます。給湯器の修理はご自分では不可能なため、業者に相談してください。

 

特に以下のような症状が出ていたら、交換が必要な可能性があります。

  • リモコンのエラー表示が頻繁に出る
  • お湯の温度が一定しない
  • 給湯器からの水漏れがある
  • 給湯器から異音がする
  • 給湯器から異臭がする

放置するとお湯が使えず不便なだけではなく、危険なのでできるだけ迅速に相談してください。

お湯が出ないが水は出るときに業者を利用する際の注意点

注意点

修理業者に修理を依頼する際の注意点を解説します。

  • 給湯器に対応している水道局指定工事店か確認する
  • 問い合わせ時に伝えることを用意しておく
  • 相見積もりをして適正価格の業者に依頼する

以上3つの点について説明します。

給湯器に対応している水道局指定工事店か確認する

依頼する業者が、水道局指定工事店かどうかを確認してください。お湯が出ない理由が水道管にある場合は、水道局指定工事店にしか修理ができません。最初から水道局指定工事店に依頼すれば、スムーズです。

 

また、公的に認められた水道局指定工事店なら、技術的な面で信頼でき、トラブルになる可能性は少ないといえるでしょう。

問い合わせ時に伝えることを用意しておく

問い合わせ時に状況を詳しく説明すると、修理がスムーズです。お湯が出ない状態だけではなく、以下の点を必ず伝えておきましょう。

  • 不具合が始まった時期
  • 給湯器のメーカー・機種・型番、または、水栓のメーカー・種類
  • 製造年月日

部品を用意してきてくれると、当日の修理がスピーディーに進みます。

相見積もりをして適正価格の業者に依頼する

複数の修理業者に見積もりをしてもらうと、適切な修理作業と料金が分かります。見積書に作業内容の項目ごとに料金を記載して、丁寧に説明してくれる業者がおすすめです。

 

特に給湯器の交換が必要な場合は、金額が大きくなります。必ず複数の業者の見積もりを比較して、納得できる業者を選んでください。

お湯が出ないときの修理費用の目安

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業者に依頼して見積もりをしてもらう前に、修理費用を知っておきたい方に目安料金をご紹介します。

作業内容 目安料金
水栓バルブカートリッジの交換 15,000~22,000円
ワンホール混合栓の交換 7,000~11,000円+本体価格
ツーホール混合栓の交換 10,000〜13,000円+本体価格
壁付き混合栓の交換 7,000円~10,000円+本体価格
給湯器配管・タンクの修理 10,000〜50,000円
給湯器の交換 10,000〜20,000円+給湯器本体価格

給湯器の本体価格は10万円〜100万円前後のものまで、さまざまです。搭載された機能と予算を考慮して選んでください。業者を選ぶ際に、欲しいメーカーの給湯器を扱っているかの確認も必要です。

給湯器の故障を予防する方法

給湯器の故障をできるだけ予防して、長く安定した状態で利用していきましょう。給湯器の故障を予防する方法は、次の2つです。

  • 給湯器のメンテナンス
  • 給湯器や水道管の凍結予防

加えて、急に水しか出てこなくなった際にチェックすべきことを整理して、給湯器の故障と勘違いしないようにしておくと安心です。

給湯器のメンテナンス

給湯器は、目につかない場所に設置していることが多く、メンテナンスを忘れがちです。給湯器のメンテナンスを定期的にしてください。

 

以下をカレンダーにメモするなどして、忘れないようにしましょう。

  • フィルターの掃除
  • センサーの掃除
  • 電池の場合は交換の日付をメモ
  • 拭き掃除で水漏れを迅速に発見
  • 業者にメンテナンスを依頼

フィルターは古い歯ブラシ等で掃除し、劣化したら交換します。センサーは柔らかい布で拭いて、リモコンからの信号をキャッチできるようにしましょう。

 

メンテナンスを定期的にしていれば、水漏れなどのトラブルも軽微なうちに見つけられます。

給湯器や水道管の凍結予防

給湯器や水道管の凍結は、給湯器の故障や水道管破裂の原因になるので寒い時期は注意が必要です。

 

ご利用の給湯器に次の機能が搭載されているかを確認して、上手に凍結予防をしてください。

  • 凍結予防ヒーター
  • 自動ポンプ運転

また、給湯器の水抜き栓から水を抜いておくと、給湯器内の凍結を防止できます。

チェック事項を整理して給湯器の故障と勘違いしない

お湯が急に出なくなると、あわててしまいすぐに給湯器の故障と思いがちです。あわてずにチェックポイントを確認できるようにしておくと、安心です。

  • ガスの元栓
  • コンセントの差し込み
  • ブレーカー
  • 電池の交換時期

これらを忘れないように、給湯器周辺にチェックシートを貼っておくと安心です。

お湯が出ないが水は出る状況にお悩みなら

お湯が出ないが水が出る場合の原因、対処法などを紹介しました。

 

急にお湯が出なくなったときには慌てずに、ガスが通っているか、電源は入っているかを確認しましょう。確認してもトラブルが解消しないときは、信頼できる業者にご相談ください。

 

業者選びに迷っている方は、『クリーンライフ』にご相談ください。全国300以上の市町村で水道局指定工事店に指定されており、お湯が出ないなどの幅広い水トラブルに対応できる業者です。

 

⇒クリーンライフにお湯が出ないトラブルを相談してみる

2021.10.22

普段は目にすることがないトイレタンクの内部ですが、実はトイレの中でも特に汚れが溜まりやすい箇所です。

 

トイレタンク内を掃除しないと、主に衛生面や快適性に支障が出るため、定期的な掃除をおすすめします。

 

今回はトイレタンク内を掃除する5つの方法や注意点、トイレタンク内の掃除が必要な理由を解説します。

 

業者によるトイレタンク内の掃除の費用相場や、後悔しない業者の選び方もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

トイレタンク内の掃除方法5つ

トイレタンク内を掃除するイメージ

トイレタンク内を掃除する方法はさまざまですが、その中でも特におすすめなものは以下の5つです。

  • 洗浄剤でトイレタンクを開けないで掃除
  • 重曹でトイレタンクを開けないで掃除
  • 中性洗剤でこすって掃除
  • オキシクリーンでこすって掃除
  • 掃除で落ちない汚れはサンドペーパーで削る

それぞれの掃除方法について、必要な物や手順などを詳しく解説します。

洗浄剤でトイレタンクを開けないで掃除

最も手軽かつ手を汚さずに掃除ができる方法は、市販されている洗浄剤の使用です。トイレタンク専用の洗浄剤なら、部品への影響も考慮した洗浄成分が配合されているため、安心できます。

必要な物

洗浄剤でトイレタンクを掃除する場合に必要な物は、以下の通りです。

  • 市販のトイレタンク洗浄剤

 

その他の掃除道具や特別なアイテムは不要で、洗浄剤さえあれば問題ありません。

掃除のやり方

洗浄剤を用意したら、以下の手順でタンクを掃除します。

  1. トイレタンク内の水を1度流す
  2. 規定量の洗浄剤をトイレタンクの穴から入れる
  3. 指定の時間まで放置する
  4. トイレの水を数回流す

上記4ステップで、簡単かつ効果的にタンク内の汚れを落とせます。

 

ただし、すでにこびりついた頑固な汚れは落ちない可能性があるため、定期的なケアとしておすすめな掃除方法です。

重曹でトイレタンクを開けないで掃除

小さな子供がいる家庭や洗剤・薬剤の使用に不安がある方なら、洗浄剤の代わりに重曹で浸け置きする方法がおすすめです。

 

重曹はスーパーやドラッグストアなどで簡単に入手でき、天然成分で体や環境への悪影響もありません。

必要な物

重曹でトイレタンク内を掃除する場合に必要な物は、以下の通りです。

  • 大さじ1杯の重曹

 

洗浄剤による掃除方法と同じく必要な物は1つだけで、重曹があればすぐに実践できます。

掃除のやり方

重曹を用意したら、以下の手順で掃除をします。

  1. トイレタンクの穴から重曹を入れる
  2. 3時間~7時間程度放置する
  3. トイレの水を数回流す

 

重曹は弱アルカリ性の物質であり、汚れや悪臭の元になる酸性汚れをゆるやかに落とす効果に期待できます。

 

ただし、ほとんどのトイレは、メーカーからアルカリ性洗剤の使用を不可としている場合が多いです。

 

重曹も弱アルカリ性とはいえ、タンク内に長時間残留していると部品にダメージを与える恐れがあります。重曹による掃除は自己責任で行い、十分な量の水で洗い流しましょう。

中性洗剤でこすって掃除

浸け置き洗いではどうしても落ちない汚れが付着しているなら、トイレタンクを開けて直接こするという掃除方法が適しています。

 

こすって掃除する場合、使用する洗剤はトイレ用の中性洗剤で問題ありません。

必要な物

中性洗剤を使った掃除には、以下の道具が必要です。

  • マイナスドライバー
  • 中性洗剤
  • ゴム手袋
  • スポンジ
  • 歯ブラシ

 

マイナスドライバーは止水栓の開閉時に用います。ハンドル式の止水栓の場合は手で回せるため、マイナスドライバーを用意する必要はありません。

掃除のやり方

必要な道具を用意したら、以下の手順でトイレタンク内を掃除します。

  1. トイレの止水栓をマイナスドライバーで閉める
  2. 中性洗剤と水を含ませたスポンジで、フタの上と裏側を洗う
  3. フタを開いてトイレタンクに中性洗剤を吹き付け、スポンジと歯ブラシで洗う
  4. タンクの底にも汚れがあれば、水を流してから洗う
  5. 止水栓を掃除前と同じ程度まで緩める
  6. 水を流して洗剤を落とす

 

こすって掃除する場合、トイレタンクのフタを外す前に必ず止水栓を閉めましょう。止水栓が開いたままフタを外して水を流すと、給水ホースから出てくる水で床が濡れる可能性があります。

オキシクリーンでこすって掃除

中性洗剤の代わりに、酸素系漂白剤のオキシクリーンを使う方法もおすすめです。

 

オキシクリーンはトイレタンクだけでなく、浴室の掃除や衣服の漂白など幅広い用途に使えるため、持っておいて損はありません。

必要な物

オキシクリーンを使った掃除には、以下の道具が必要です。

  • マイナスドライバー
  • オキシクリーン
  • ぬるま湯
  • ゴム手袋
  • スポンジ
  • 歯ブラシ

 

オキシクリーンは溶かして使う必要があるため、ぬるま湯も用意しましょう。

掃除のやり方

必要な道具を用意したら、以下の手順で掃除しましょう。

  1. トイレの止水栓をマイナスドライバーで閉める
  2. 規定量のオキシクリーンをぬるま湯に溶かす
  3. オキシクリーン液をトイレタンク内に注ぐ
  4. スポンジと歯ブラシで内側を擦る
  5. 15分程度放置する
  6. 止水栓を掃除前と同じ程度まで緩める
  7. 水を流してオキシクリーン液を落とす

 

なお、悪臭が気になる場合は、放置時間を1時間~2時間程度まで延ばすとより効果的です。

掃除で落ちない汚れはサンドペーパーで削る

ご紹介した方法では除去できない固い水垢などの汚れは、サンドペーパーで削り落としましょう。

必要な物

荒いサンドペーパーを使うと、掃除をする面を傷つけてしまいます。傷ついたところに黒カビが生えてくるので、以下のものを用意しましょう。

  • 耐水性のサンドペーパー(1,000番程度)

水垢掃除用として売られているサンドペーパーもあります。

掃除のやり方

以下の手順で掃除します。

  1. サンドペーパーを使いやすい大きさに切る
  2. 掃除する箇所が濡れているか確認して、濡れていなかったら少し水を含ませる
  3. サンドペーパーに水を含ませ、優しくこする

力一杯こすると傷つけてしまうので、優しくこすります。

トイレタンク内を掃除する際の注意点

トイレタンク内の掃除は開ける・開けないにかかわらず、以下の点に注意が必要です。

  • ハイターなどの塩素系漂白剤は使わない
  • やり方を誤るとトイレタンクが故障する可能性もある

 

なぜ注意すべきなのか、以下より詳しく解説します。

ハイターなどの塩素系漂白剤は使わない

トイレタンク内にはカビが発生する場合も多いため、カビ汚れに強いハイターやカビキラーなどの塩素系漂白剤を使うべきか考える方も多いはずです。しかし、トイレタンク内の掃除に塩素系漂白剤は適していません。

 

トイレタンク内には金属製やゴム製の部品が使われており、塩素系漂白剤が長時間付着すると部品の劣化が早まるからです。

 

どうしても使いたい場合は浸け置き時間を数分~30分程度に抑えて、十分な量の水で洗い流しましょう。

やり方を誤るとトイレタンクが故障する可能性もある

トイレタンク内の部品は使用する洗剤や薬剤選びを誤るだけでなく、強くこすって動かした場合にも故障する恐れがあります。

 

万が一トイレタンクが故障すれば高額な修理代がかかり、賃貸住宅であっても自身の過失が原因として修理代を請求される可能性が高いです。

 

トイレタンク内の掃除は簡単に思えて故障のリスクを伴う難しい手入れなので、不安なら無理をせず業者への依頼をおすすめします。

トイレタンク内の掃除が必要な理由

トイレタンク内が掃除されているトイレ

トイレタンク内は、以下の理由から定期的な掃除が必要な箇所です。

  • トイレタンク内はさまざまな汚れが溜まりやすい
  • 便器にカビが付着する
  • 悪臭が発生する

トイレタンク内は便器ほど直接目にする機会がなく、1度も掃除したことがない方もいるはずです。

 

ここで解説するトイレタンク内の掃除の必要性を理解し、定期的なケアの習慣をつけましょう。

トイレタンク内はさまざまな汚れが溜まりやすい

常に水が溜まっており、密閉性が高いトイレタンクの中は相応に湿度も高くなります。そのため、以下のような汚れが溜まりやすいです。

  • 水アカ
  • 黒カビ

 

水アカは水道水に含まれているミネラル成分が固形化したもので、水が蒸発してもその場に残り、少しずつ蓄積されていきます。長期間放置するとトイレタンク内に固着し、簡単に除去できなくなる厄介な汚れです。

 

黒カビは高温多湿を好み、まさにトイレタンクの中は繁殖に最適な環境となっています。特に外の湿度が高まる梅雨時〜夏場は、少しでも掃除を怠ると黒カビが発生してしまいます。

便器にカビが付着する

トイレタンク内にカビが発生すると、水を出したときに便器までカビが流れていきます。その際に黒カビが付着するため、結果的に便器まで汚れやすくなります。

 

便器掃除の手間が増えるだけでなく、アレルギー症状が出たり、ぜんそく症状の悪化・再発にもつながったりするなどのリスクが高まります。

 

このようなトラブルを防ぐためにも、トイレタンク内の掃除は必要です。

悪臭が発生する

トイレタンク内に発生した汚れの放置は、便器の汚れだけでなく独特な悪臭にもつながります。

 

こまめに便器を掃除しても悪臭がなかなか解消されない場合は、トイレタンク内の汚れが原因となっている可能性が高いです。

 

消臭剤では根本的な解決には至らないため、掃除で汚れそのものを除去する必要があります。

トイレタンク内を掃除する頻度

トイレタンク内の汚れの発生を防ぎたいなら、月に1回程度の掃除が理想的です。トイレのメーカーごとに掃除する頻度の目安が提示されている場合もあるため、取扱説明書を確認してみましょう。

 

汚れが軽微なうちはこまめにしっかりと掃除する必要はなく、トイレタンク内に洗浄剤や重曹を入れて浸け置きする程度のケアで十分です。

 

ただし、浸け置きに時間がかかるため、外出前や就寝前などトイレをしばらく使用しないタイミングを選びましょう。

トイレタンク内を掃除以外でキレイに保つ方法

トイレタンク内は開けずに汚れを落とす方法もあるとはいえ、「掃除」と考えるとおっくうに思えてしまうものです。

 

ここでは、掃除よりも手軽にトイレタンク内に汚れが発生しにくくなる以下の方法について解説します。

  • 置き型の洗浄剤を使う
  • トイレタンク用の漂白剤を入れる

 

できるだけ掃除の頻度を下げたい方は、参考にしてみてください。

置き型の洗浄剤を使う

上部に手洗い場が設置されているトイレタンクの場合、「ブルーレット」など置き型の洗浄剤を使う方法がおすすめです。

 

トイレを使う度に洗浄剤がタンク内・便器へ流れていくため、掃除をしなくてもトイレのほぼ全体がすみずみまでキレイに保たれます。

トイレタンク用の漂白剤を入れる

置き型のトイレタンク用洗浄剤の中には、漂白成分が配合された製品もあります。トイレタンク内や便器の黒ずみが気になるなら、漂白成分入りの洗浄剤を選びましょう。

 

また、掃除に使えるオキシクリーンを手洗い場の穴から入れて、浸け置きする方法もおすすめです。

トイレタンク内の掃除を業者に頼む場合の費用相場

トイレの修理業者

トイレタンク内は細かな部品やデリケートな素材の部品が多く使われており、掃除方法を誤ると故障しかねない場所です。

 

しっかりと掃除してトイレタンク内を清潔に保ちたいのであれば、トイレの構造や汚れの種類ごとに効果的な掃除方法を熟知している業者への依頼がおすすめです。

 

なお、トイレタンク内の掃除は多くの場合10,000円以内で依頼できます。費用の内訳ごとの相場は、以下の通りです。

基本料金 0円~5,000円程度
タンク清掃 3,500円~8,000円程度
トイレ全体の清掃 5,000円~13,000円程度

 

業者によっては、上記以外に「出張料金」や「見積もり料金」なども加算される場合があります。

 

水道修理業者における料金体系の仕組みは以下の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。

トイレタンク内の掃除を依頼する業者の選び方

数ある業者の中から自分の希望に合った依頼先を見つけるため、以下のポイントは押さえておきましょう。

  • 複数の業者で見積もりを取る
  • トイレの修理に特化した業者を選ぶ
  • オプションの内容もチェックする
  • 口コミや評判で選ぶ

 

ここでは、各ポイントをどのように意識すべきなのかを詳しく解説します。

複数の業者で見積もりを取る

業者ごとに料金設定や追加料金の有無、費用総額とサービス内容のバランスは変わります。そのため、事前に見積もりを取って比較検討する必要があります。

 

依頼先の候補は1社に絞らず、2~3社程度まで挙げたうえで見積もり内容をよく確認しましょう。

 

なお、クリーンライフならお見積もり料金は無料、かつホームページにてトラブル別の料金シミュレーションが可能です。

 

⇒クリーンライフで料金シミュレーションをしてみる

トイレの修理に特化した業者を選ぶ

トイレタンク内の掃除を依頼できる主な業者として水道修理業者がありますが、一口に水道修理業者といっても得意としている分野は違います。

 

トイレタンク内の掃除なら、トイレの修理・清掃の実績が豊富な業者を選びましょう。メーカーや型式にかかわらず、専門的な知識を活かして効率的な作業をしてくれます。

オプションの内容もチェックする

業者に掃除してもらった直後のキレイな状態を長く保ちたいなら、「汚れ防止コート」などのオプションの利用もおすすめです。

 

業者によってさまざまなオプションが用意されているため、料金や基本のサービス内容に加えて、オプションの内容も確認しましょう。

口コミや評判で選ぶ

業者を選ぶにあたって、利用者による口コミや評判の良さも重要なポイントです。口コミなら広告だけでは見えない、実際の利用者だからこそ分かる事情も把握できます。

 

なお、クリーンライフでは、お客様よりいただいた口コミをホームページにて掲載しています。

 

⇒クリーンライフのトイレ修理に関する口コミを見る

トイレタンク内の掃除をお考えの方へ

トイレの中でも汚れが溜まりやすいタンク内ですが、使用する道具を誤ると部品を傷めて破損する恐れがあります。

 

また、しばらく掃除をしていないトイレタンク内はできる限り開けず、触れずに対処したいと考える方も多いでしょう。

 

トイレタンク内の汚れや悪臭にお困りの方は、つまり・水漏れ・部品交換などトイレ周りのトラブル解決で豊富な実績を持つクリーンライフにお任せください。指定給水装置工事事業者として、確かな技術と明朗会計で、どなたもご安心いただけるサービスを提供いたします。

 

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2021.10.22

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