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給水管の凍結を防止する対策、凍結する原因について解説します。給水管が凍結しないための保温材もまとめました。

 

寒冷地では、気温が低い状況が続くと給水管が凍結し、破損してしまう可能性があります。事前に対策をとっておかなければ、水が出なくなり生活に支障をきたすため、注意が必要です。

 

また、本記事では給水管が凍結したときの対処法、修理費用も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

給水管の凍結防止対策7つ

給水管が凍結しないためにはどのような対策ができるのでしょうか。主な防止対策7つを紹介します。

少量の水を出しっぱなしにする

少量の水を出しっぱなしにする

給水管に少量の水を流し続けることで、水の凍結を防止します。一般的な目安は、水が途切れない程度の量です。

 

ただし、水の量が少なすぎてポタポタと落ちる程度では、かえって蛇口付近で水が凍ってしまう可能性があるので注意しましょう。

 

また、当然ながら、水を流し続けるので水道料金が発生します。そのため、厳冬期には一時的な対策として利用し、凍結予防アイテムの使用や水抜きがおすすめです。

水抜き栓を使う

水抜き栓を使う

水抜き栓とは、冬場に給水管などが凍らないようにするためのアイテムです。

 

寒冷地では水抜栓が設置されていることが多く、凍結防止に役立っています。水抜栓で水抜きしておけば、当然水はないので、凍ることはないでしょう。

 

水抜栓にはさまざまな種類がありますが、一般的な操作方法を紹介します。

  1. 水抜栓を閉める
  2. 蛇口を開けて水を出し切る
  3. 水が全て出たら、蛇口を閉める

給水管の凍結防止のためにも、適切に水抜きをおこないましょう。

 

また、温度が下がる冬に限らず、旅行や引っ越しなどで長期間給水管を使用しない場合も、水抜きをしておけば水漏れの心配がありません。

不凍液を入れる

不凍液を入れる

不凍液を使うと、給水管の凍結予防に役立ちます。不凍液とは、寒冷地において氷点下でも凍結しないように作られた液体のことです。

 

寒冷地以外であれ、寒波の襲来前には給水管や排水管に十分な対策を施しましょう。水まわりの中でも、以下の水は凍結しやすいので注意してください。

  • 排水トラップ内に溜まっている水
  • トイレタンク内や便器に溜まっている水

排水トラップには、下水の臭いや害虫の発生を防ぐ役割があります。その内部に溜まった水が、凍結する恐れもあるので直接不凍液を流し入れ、トラブルを回避しましょう。

メーターボックス内を保温する

メーターボックス内を保温する

メーターボックス内は空洞になっているため、冷気が入り込みます。

 

そのため、濡れないようビニール袋に詰めた発泡スチロールや布切れなどをすきまに敷いて、直接冷気が当たるのを防ぎましょう。

凍結防止ヒーターを使用する

凍結防止ヒーターは、屋外の給水管などの凍結を防ぐアイテムです。メーカーにもよりますが、外気温約3℃で通電し、約10℃で停止するようになっています。

 

凍結防止ヒーターにはさまざまな種類があり、選び方のポイントは次の通りです。

  • 配管材に適したものを選ぶ
  • 必要な長さを確認する
  • 凍結防止能力の特徴で選ぶ

 

凍結防止ヒーターを設置するときの方法や注意点は、次の通りです。

  • 樹脂製やホースには使用しない
  • 一定間隔を開けてゆるく巻く
  • 電源とつなぐ部分は熱の影響を受けないようにする
  • 使用しないときはコンセントを抜く

寿命は約10~20年といわれていますが、使用環境によっても状態は変わってくるので、10年を目安に交換を検討するといいでしょう。

給湯器を保温する

給湯器を保温する

現在ほとんどの給湯器は凍結防止機能として、「凍結予防ヒーター」や「自動ポンプ運転」が備わっていることが多いです。

 

メーカーによりますが、どちらも0~5℃の間で凍結防止機能が自動的に作動するようになっています。

 

機種により機能や使用方法は異なるので、使用している給湯器の取扱説明書を確認してください。

凍結予防ヒーター

一定の温度に下がったときに自動的にヒーターが作動し、給湯器内の配管をあたためることで凍結を予防します。なお、浴槽の水が循環アダプターより5cm以上ある状態が必要です。

自動ポンプ運転

追い焚き機能がついているお風呂で水を自動で循環させて、給湯器の凍結を予防します。

 

ただし、給湯器と浴槽をつなぐ配管の凍結防止にはなりますが、給湯器の水道管の凍結防止には効果がありません。

給水管を保温する

保温材を巻きつける

室内であれば、給水管を暖房の温かい空気に触れるようにするだけで予防対策になります。

 

また、直接外気に触れないように給水管をタオルや毛布で巻くだけで、保温効果が得られます。簡単かつ気軽に凍結防止対策ができるので、おすすめです。給水管がむき出しになっている部分をなくせば、凍結予防効果があります。

 

給水管に取り付ける保温材も便利です。ホームセンターなどで購入できるので、給水管が外気に直接触れないように対策をとりましょう。露出している配管に以下の保温材などを取り付けることで、凍結予防ができます。

ライトカバー・ライトチューブ

ポリエチレンフォーム素材の配管用保温筒で、高い断熱性や柔軟性を持っているのが特徴です。筒状になっているため、簡単に取り付けができます。

 

柔らかいので巻きつけやすく加工しやすいですが、しわが寄りやすく、経年劣化しやすいアイテムです。

パイプガード

硬質ウレタンフォームと硬質塩化ビニル製の表面素材を合わせたアイテムで、断熱・保温効果がとても高く、耐久性があるのが特徴です。比較的加工がしやすく、10年経過してもキレイなままを保っています。

 

ライトカバーと比較すると3~4倍の値段がしますが、長持ちするのでコスパはいいアイテムです。

グラスウール保温筒

ガラスを主原料としたグラスウール素材でできた保温筒は、パイプガードより保温性が高く、防湿性や耐熱性も兼ね備えているのが特徴です。

 

加工はしやすいですが、施工は難易度が高いため、専門業者に依頼することをおすすめします。

 

給水管が凍結する原因

凍結

外気温が0℃以下になると、給水管が冷やされて内部の水が凍ってしまいます。特に屋外にある給水管は凍りやすいため、事前に凍結防止対策を取ることが大切です。

 

外気温だけではなく、強い風にも影響されるため、凍結しない気温だとしても決して安心はできません。特に寒冷地では、さまざまな要因で給水管が凍結する可能性があります。

 

給水管が凍結する主な原因は、次の4つです。

  • 外気気温がマイナス4℃以下
  • 気温が氷点下に近く、風が強い
  • 給水管が屋外に設置されている
  • 給水管の埋設場所が浅い

給水管が凍結深度より浅い位置に埋められている場合も、凍結のリスクは高まります。

 

凍結深度とは、地中で水が凍ってしまう深さを表す数値のこと。具体的には、地中の温度が0℃になる深さを指します。給水管の凍結リスクを抑えたければ、この凍結深度よりも深く埋設する必要があります。

 

給水管が凍結したときの対処法

蛇口

給水管が凍結した場合、無理に蛇口を開けてはいけません。内部のパッキンが破損し、漏水につながる恐れがあります。

 

給水管が凍結したときの対処法としては、主に3つの方法があげられます。正しい知識で対処しましょう。

ぬるま湯をかける

給水管が凍結している部分にタオルや布を巻いて、ぬるま湯をゆっくりかけます。焦らず時間をかけ、給水管の凍結部を徐々に溶かすのが、おすすめの方法です。

 

早く凍結部分を溶かしたいからといって、直接熱湯を給水管にかけてしまうと、給水管が破損や破裂してしまう可能性があります。給水管は、急激な温度変化に耐えられないためです。

 

ゆっくりとお湯の温度を上げていき、凍結部分を徐々に溶かしましょう。決して熱湯はかけないように注意が必要です。

ドライヤーやカイロを使う

ドライヤーは一定温度を保てるので、給水管をゆっくりあたためる場合に効果的です。あたためる場所によっては、コードや電源の問題がありますが、延長コードで対応できるでしょう。

 

狭い場所では、カイロを給水管に貼ってもドライヤーと同様の効果が得られます。カイロを貼る方法であれば、その場を離れることも可能なので、ずっとその場にいる必要はありません。

業者に修理依頼する

凍結により給水管が破損や破裂、水漏れしている場合は、止水栓を閉めてすぐに業者へ連絡することをおすすめします。

 

自分で直そうと間違った対処をしてしまうと、給水管の状態が悪化し、二次災害につながる可能性があります。

 

給水管の破損など自分で対処できない場合は、迷わず専門業者に依頼しましょう。

⇒クリーンライフの修理の流れを見てみる

給水管が凍結したときの修理費用

費用や見積もり

給水管が凍結したときの修理費用は症状によって異なるので、それぞれ説明します。

給水管が凍結したときの修理費用

給水管が凍結したといっても、症状はさまざまです。給水管が凍結しているだけのときと、凍結によって二次被害が起きているときでは費用が異なります。

給水管が凍結しているだけのとき

給水管が凍結しているだけで、他に破損などがない場合は、8,000円~15,000円程度が相場です。

 

多くの業者は、電気解氷機か高温スチーム機を使用して凍結を溶かす「解氷」という作業を行います。使用する道具の違いによる費用の差はそれほどありません。

 

ただし、凍結している箇所や状態によって、30,000円程度かかることもあります。

給水管が凍結により破損しているとき

給水管の凍結が原因で破損している場合は、解氷作業より費用が高額になります。

 

作業がしやすい場所であれば、20,000円~30,000円程度が相場です。

 

逆に床に埋まっている給水管などの作業しにくい場所であれば、30,000円~50,000円程度かかることもあるかもしれません。また、二次被害で水漏れなどが起きている場合は、さらに費用がかかってきます。

 

実際に状況を調べてみなければ修理の程度がわからないため、必ず業者に見積もり依頼することをおすすめします。

追加費用が必要なとき

給水管が破損している場合は、早急に処置が必要です。以下のようなケースをはじめ、自力でどうしようもないときには夜間や休日であれ、早めの依頼を心がけましょう。

  • 止水栓を閉めても水漏れが止められない場合
  • 修理箇所がわからず、どうしようもない場合

ただ、夜間や休日の依頼は特別対応として扱われ、別途追加料金が必要になる可能性があります。業者によって異なりますが、10,000円程度が相場です。

 

出費を抑えたければ、夜間や休日の追加料金がかからない業者を選ぶとよいでしょう。

水道料金の減免

給水管の凍結が原因で破損や水漏れが発生した場合、救済措置として減免制度があります。お住まいの地域や自治体によって異なりますが、水道料金の約2~6割を免除してもらえます。

 

ただし、全額免除してもらえません。すぐに修理できなかった場合は、高額な水道料金が発生する可能性があるので、注意が必要です。

給水管の凍結にお困りなら

トイレの排水管トラブルにお困りの方へ

給水管が凍結する前に対策をしておくことで、凍結予防は可能です。ただし、給水管が凍結してしまい、お困りであれば、専門業者へ依頼した方が賢明でしょう。

 

水道局指定工事店の『クリーンライフ』は24時間365日、給水管凍結の修理を受け付けています。

 

現地での調査や出張見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給水管凍結の相談をしてみる

2021.10.22

トイレが凍結したときの対処法、凍結時の修理費用などを紹介します。

 

トイレの凍結は寒い地域に限らず、寒波の際は九州や四国でも起こる可能性があります。トイレの水が凍結して流れないときは、焦らずに対処しましょう。

 

また、本記事ではトイレの凍結防止の対策についてもお伝えします。トイレの故障や破損などの被害を最小限に抑えるためにも、事前の対策が大切です。

トイレが凍結したときの直し方・対処法

トイレ

トイレが凍結したときの直し方には、いくつか方法があります。

 

まずは以下で、給水管と排水管のどちらが凍結しているかを判断しましょう。

  • タンクに水が溜まらない・水が供給されない→給水管が凍結
  • 便器内の水が流れない→排水管が凍結

どちらが凍結したかわかったら、以下の対処法を試してみてください。

自然に解凍するまで待つ

気温が上がっていれば、自然に解凍するので待っていましょう。自然解凍は、便器や配管にダメージを与えない最良の方法です。

 

排水管内が凍っているときは、水を流すとあふれてしまいます。自然解凍がどこまでできているか、水を少しだけ流してみて確認してください。

室温を高くする

多くの家庭ではトイレは室内にあるので、部屋の温度をあげれば、簡単に凍結が解消する場合があります。ただし、軽度の凍結時のみに効果があるので、必ずしも凍結が解消できるとは限りません。

 

暖房器具などを使い、トイレ内を温めても改善されない場合は、直接水道管を温めるといいでしょう。それでも改善されなければ、業者に依頼することをおすすめします。

ドライヤーの温風を利用する

ドライヤーの温風で、トイレの凍結が解消することがあります。水道管に直接ドライヤーの温風を当てることで、徐々に水道管の凍結が解消されるでしょう。

 

水道管にお湯をかける方法もありますが、後始末が面倒な方にはドライヤーの使用がおすすめです。

カイロを使用する

水道管が凍結している場合、直接カイロを当てることで徐々に凍結が解消するケースがあります。細い水道管や軽度の凍結の場合に効果的です。

 

ただし、時間がかかる方法なので、すぐに対処したい方にはおすすめできません。

お湯をかける

凍結している水道管に直接お湯をかけ、凍結を解消させる方法もあります。

 

トイレで凍結している場所が特定できているのであれば、水道管にタオルなどを巻いて45〜55度くらいの温水を少しずつかけていきましょう。

 

ただし、注意しなければいけないのは、決して熱湯をかけてはいけない点です。熱湯をかけると、急激な温度変化に対応できず、配管が破裂してしまう可能性があります。

 

また、トイレのタンク内に熱湯を入れることも避けてください。給水管などと同じように、急激な温度変化はタンク内の部品の劣化や故障につながります。

トイレが凍結したときにしてはいけないこと

トイレ

トイレが凍結したときにしてはいけないのは、排水レバーで水を流し続けることです。

 

トイレが凍結しているからといって排水レバーを動かし続けていると、便器内から水があふれてくる可能性があります。

 

無理に排水レバーで水を流し続けないで、45〜55度のお湯を便器に少しずつ流し込むだけの方が効果的です。便器内からあふれさせないように、ゆっくりと少量ずつ流してください。

トイレが凍結したときに起きる不具合

トイレの排水管つまりのトラブル

トイレが凍結したときにどんな不具合が起きるのか、いくつか例を紹介します。

トイレが使えない

トイレが凍結すると、水が流れずトイレが使えなくなります。寒い地域では気温が低く、水道管内部の水が凍ってしまうことが主な原因です。

 

トイレが凍結する条件として、次の3つがあげられます。

  • 最低気温がマイナス4度以下
  • 最高気温が0度以下の真冬日が続く
  • 長期間の留守でトイレを使用しない

冬に長期間家を空ける際は、凍結防止対策を済ませておきましょう。

給水管や排水管の破損

水道管内部の水が凍結すると水が流れなくなるだけではなく、排水管や給水管などの配管に負担をかけてしまいます。水は凍ると体積が増えて膨張するため、破損の原因となるのです。

 

配管内で水が凍結した場合、通常時よりも圧力がかかり、配管だけでなく継ぎ目部分やパッキンなどの破損にもつながります。

 

配管が破損したら、その修繕費用が必要になったり、破裂した部分から水が漏れて、浸水などの二次被害になる恐れもあります。

ウォシュレットの破損

最近では、凍結防止のための技術や工夫が施され、配管が破裂することはほとんどありません。特に冷え込むとわかっている日には、外気に触れる部分に気をつければ、それほど心配する必要はないでしょう。

 

しかし、注意しなければいけないのがウォシュレットなどの室内にある機械の配管です。きちんと対策をしておかなければ、部品や接続部が壊れやすくなります。一度凍結した配管や部品は劣化しやすく、もろくなるので、故障しなくても急に壊れてしまうこともあるのです。

 

ウォシュレットの故障だけでは、大きな被害になることはありません。しかし、ウォシュレットは配管などと違い壊れやすく、修理費用が高くなる可能性があります。

便器の破損

トイレの排水トラップに溜まっている水が凍結して膨張した場合、便器自体が破損してしまうことがあります。破損した場合、トイレ自体を交換する必要があるので、修理費用が高くなります。

 

時間も費用もかかるので、事前に対策を講じて破損しないように気をつけましょう。

トイレのタンク内の故障

トイレが凍結することにより、タンク内の部品が故障するケースがあります。

 

タンク内にはさまざまな部品が取り付けられており、凍結により劣化することが原因です。故障の原因が特定できれば、部品の交換を自分で行うことも可能でしょう。

 

トイレタンクの主な部品としては、次の3つがあります。

名称 役割
ボールタップ タンク内に溜める水量を調整し、給水を行う
オーバーフロー管 タンク内に水が溜まりすぎた場合に便器内に排出し、水位を保つ
フロートバルブ タンク内の水を便器内に排出したり、止めたりする

それぞれの部品の役割の知識があれば、部品交換を簡単に行えるでしょう。

トイレが凍結したときの修理の費用相場

費用や見積もり

トイレが凍結したときの修理の費用相場は、状況によって異なります。

  • トイレの水道管が凍結している場合
  • トイレの水道管が破損している場合

この2つにわけて、費用相場を紹介します。

トイレの水道管が凍結している場合

トイレの水道管のみが凍結しているだけで、他に破損などがない場合は、8,000円~15,000円程度が相場です。

 

「解氷」という作業になり、ほとんどの業者が電気解氷機か高温スチーム機を使用し、費用の差はそれほどありません。

 

ただし、凍結している箇所や状態によっては、30,000円程度かかることもあるでしょう。

トイレの水道管が破損している場合

トイレの凍結が原因で水道管が破損している場合は、解氷作業より費用が高額になります。

 

作業しやすい場所であれば、相場は20,000円~30,000円程度です。作業しにくい場所は、30,000円~50,000円程度かかることもあるでしょう。

 

実際に調べてみなければ状況がわからないため、必ず業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

追加料金が必要な場合

水道管が破損していると急を要する場合が多く、夜間や休日になると、さらに追加料金が発生する可能性があります。

 

業者によっても異なりますが、夜間や休日の追加料金は3,000〜10,000円程度が相場です。止水栓を閉めていても水漏れが止まらない場合は、夜間に対応している業者もあるので、時間帯は気にせずに相談してみましょう。

 

中には、夜間や休日の追加料金が不要な業者もあります。凍結の修理を安く済ませたいなら、追加料金がそもそもない業者がおすすめです。

トイレが凍結しないための防止策

トイレ

トイレ凍結の防止策は、大きく分けて5つあります。

  • トイレタンクの水を抜く
  • 温水洗浄便座(ウォシュレット)の水を抜く
  • 不凍液(凍結防止剤)を使う
  • 便座温度を高くする
  • 凍結防止ヒーターを使う

どのようにトイレの凍結を防止するのか、それぞれ解説します。

トイレタンクの水を抜く

トイレ凍結の防止策として、まずはトイレタンクの水抜きをすることが効果的です。トイレの種類によって方法が異なるので、必ずトイレメーカーの説明書などを参照して行ってください。

 

基本的な方法は次の通りです。

  1. 止水栓を閉める
  2. 給水を止める
  3. ボタンやレバーを押して水を出し切る

止水栓を閉めただけでは配管内に水が残り、その水が凍結の原因になるので、止水栓を閉めた後に水を抜きましょう。

 

ただし、水抜きを行った場合でも、「封水」と呼ばれる水が便器の底に溜まっています。封水は下水からの臭いを防ぐためのものなので、水抜きを行ったときでも残しておきましょう。

温水洗浄便座(ウォシュレット)の水を抜く

温水洗浄便座(ウォシュレット)も水抜きをしましょう。メーカーによって異なるので、各メーカーの説明書を参照して行ってください。

 

溜まっている水を抜くことで、トイレの凍結が避けられます。また、凍結予防の機能のある便座であれば、水を流し続けておくと凍結を予防することが可能です。

不凍液(凍結防止剤)を使う

不凍液を入れる

前項でお伝えした残しておくべき封水ですが、この封水が凍結することもあります。

 

封水が凍結すれば、トイレ自体が破損したり、ひび割れたりする可能性があるので、凍結防止剤を使用しましょう。不凍液はエタノールやグリセリンを主成分とした薬剤で、トイレの封水に混ぜれば、凍結を防いでくれます。

 

車用の不凍液は安い点が魅力ですが、絶対に使用しないでください。車用には、下水道に流してはいけない物質に指定されているエチレングリコールが含まれています。トイレトラブルの原因になる可能性があるので、注意が必要です。

 

便器内だけではなく、タンク内や配管にも流しておくと安心です。比較的安価なものなので、凍結に備えて準備しておくとよいでしょう。

便座温度を高くする

ヒーター機能のある便座であれば、水抜きをした上で温度を高めに設定し、便座のフタを閉めておくと、より確実に凍結を防げるでしょう。電気代は多少高くなるかもしれませんが、凍結で水が流せないことは避けられます。

 

ただし、長期間留守にする場合は、節電や火災防止のために電源は切っておいた方が無難です。

凍結防止ヒーターを使う

凍結防止ヒーターをトイレに設置

配管に直接巻き付ける凍結防止ヒーターの使用で、配管の凍結を防ぐのもおすすめです。

 

メーカーによって異なりますが、「約3度になると通電し、約10度になった時点で停止する」など、決まった温度になると作動します。

トイレの凍結にお困りなら

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トイレが凍結したとき、軽度であれば自分で対処できる可能性はあります。

 

ただし、凍結している場所や状況によっては、自分で対処できない場合もあるので、無理をせず専門業者に相談しましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレ凍結のご相談を受け付けております。24時間365日フリーダイヤルで対応しているので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ凍結のトラブルを相談してみる

2021.10.22

排水管の清掃を定期的に行わなければ、つまりの原因になってしまうため、業者に依頼したり自身で掃除したりしなければいけません。

 

そこで今回は、排水管清掃の方法や業者に依頼した場合の料金について解説します。排水管からの異臭を感じたり、つまりをがある場合は、まず掃除してみましょう。

 

また、排水管が詰まる原因、業者の選び方もあわせて解説します。

排水管を詰まらせる主な原因

排水管のつまりは、汚れが原因です。こまめに排水管の汚れを清掃しておかなければ、つまってしまう可能性があります。

 

しかし、ひとえに汚れといっても、場所によって汚れの種類は異なります。

 

以下で主に汚れが残りやすい3つの部分を見ていきましょう。

キッチン排水管の主な汚れ

キッチン排水管の汚れは、主に以下の3つです。

  • 油汚れ
  • 食材の残りカス
  • 洗剤の残りカス

とくに厄介なのが、油汚れです。油は排水管にまとわりつき、食材の残りカスや汚れカスを吸着してしまいます。

 

一度排水管にまとわりつくと、簡易的な掃除では落としきれない可能性があるので、普段から油を流さないように気を付けましょう。

浴室排水管の主な汚れ

浴室排水管の主な汚れは、以下の2つです。

  • 皮脂汚れ
  • カビ
  • 髪の毛

浴室の汚れは、基本的にはお湯と一緒に流れていきます。しかし、髪の毛のような固形物は、簡単に流れていきません。

 

さらに、髪の毛が排水管に残ると、石鹸カスや皮脂汚れが付着しやすくなってしまい、つまりの原因となります。

トイレ排水管の主な汚れ

トイレ排水管の主な汚れは、以下の3つです。

  • ヘドロ
  • 尿石
  • トイレットペーパー
  • 排泄物

基本的には水で流れていきますが、一度排水管に付着してしまうと、清掃しなければ落としきれません。

 

経年とともに少しずつ蓄積されているケースもあるので、つまりが表面化していなくても、定期的な清掃を行うべきです。

自分でできる排水管掃除

トイレの排水管トラブルにお困りの方へ

排水管の汚れは、自分で掃除して落とせる場合があります。いずれも簡単にできる方法ですが、多少の知識とコツは必要です。

 

以下では、自分でできる5つの排水管掃除方法を解説するので、ぜひ行ってみてください。

 

自分で掃除しても、つまりが解消されなかったり異臭がしたりする場合は、業者へ依頼しましょう。

45~50℃のお湯を流す

手軽な方法は、45~50℃のお湯を流す方法です。お湯を流すだけで、油が浮いて流れていきます。

 

ただし、熱湯は流さないように注意してください。

 

排水管は主に塩化ビニール管という素材が使われており、耐熱温度が約60~70℃です。そのため、熱湯を流すと排水管そのものが変形してしまう可能性があります。

市販のパイプクリーナーを使う

こびりついた汚れには、市販のパイプクリーナーも効果的です。薬局などで購入でき、排水管に注ぐだけなので、手が汚れる心配もありません。

 

目安の使用量は商品に記載されていますが、あまりにもつまりがひどい場合は、一本丸々使用して様子を見ても良いでしょう。

 

ただし、市販のパイプクリーナーは業者用と比べると洗浄力が弱いので、一定の効果しか期待できません。

重曹+クエン酸

家にある、重曹とクエン酸を使った掃除も可能です。家にない場合は、100円ショップでも購入できるので、安価に抑えられます。

 

掃除のやり方は簡単です。

  1. 排水口全体に重曹をかける
  2. 重曹の上からクエン酸をかける
  3. ぬるま湯でゆっくり流す

お湯で流した後は、30分~1時間待って、最後にもう一度流します。

 

つまりの解消方法としてはパイプクリーナーよりも効果は低いものの、簡単な汚れ程度であれば効果が期待できるでしょう。

ペットボトルで汚れ除去

ペットボトルを使った排水管掃除方法もあります。空気を排水管へ送りこんで、つまっていた汚れを除去する方法です。

 

掃除のやり方は、以下のとおり。

  1. 排水口のフタやゴミ受けなどをすべて外す
  2. むき出しになった排水管の口にペットボトルの口を差し込む
  3. ペットボトルを数回押しつぶす

上手くいくと、つまっていた汚れが浮いてきます。空気の量も関係してくるので、2リットルのペットボトルが望ましいです。

ワイヤーブラシで掃除

ワイヤーブラシは、排水管のつまりや汚れを除去するための、専門的な器具です。ホームセンターなどで購入できます。

 

使い方は、ワイヤーブラシを排水管に挿入して、回転させたりこすったりするだけです。

 

ただし、ワイヤーブラシを使うにはコツがいるので、使い方が難しい場合には無理に自分でやらないようにしましょう。無理にワイヤーブラシを使うと、トラブルが悪化する可能性があります。

 

業者に依頼した場合の排水管清掃作業

しつこい排水管の汚れは、業者に依頼した方が良いです。家庭で行える掃除では、どれだけやっても汚れを除去できない可能性があります。

 

業者は、専門的な器具や薬剤を使った排水管洗浄ができるので、自分で掃除をするよりも、確実な効果に期待できるでしょう。

 

以下では、業者に依頼した場合にどのような排水管清掃を行うのかについて解説します。

ワイヤーブラシを使った清掃

家庭と同じように、業者もワイヤーブラシを使った排水管清掃を行います。ただし、業者が扱うワイヤーブラシは、市販のものよりも強力であり、強度も高いです。

 

また、ワイヤーブラシの使い方を熟知しているので、ワイヤーブラシのみで汚れを除去できる可能性もあります。

 

ワイヤーブラシのみの排水管清掃であれば安価で依頼できるので、軽度のつまりはワイヤーブラシで清掃を行ってもらいましょう。

高圧洗浄機を使った清掃

業者の排水管清掃のなかで最も効果が期待できるのは、排水管洗浄です。専門の機器を使って、排水管高圧洗浄を行ってくれます。

 

高圧洗浄の機器は一般の方でも購入できますが、出力には大きな差があるため、一般の機器では大きな効果は期待できないでしょう。また、高圧洗浄は機器の扱いに慣れていなければ、効果的な洗浄は行えません。

 

薬剤を使った清掃

業者には、業者専用の汚れを除去する薬剤があります。軽度の汚れであれば、薬剤だけで除去できるでしょう。

 

しかし、業者専用であるため、とても強力なもので危険性もあります。薬剤を使用した後の扱いについては、業者からしっかり説明を受けておきましょう。

排水管の分解清掃

どうしても排水管のつまりや汚れが解消できない場合は、排水管を分解して清掃する方法があります。分解清掃自体は自分でも不可能ではありません。

 

しかし、分解した後に元に戻せなくなったり、別のトラブルの原因になったりする場合もあるので、必ず業者に依頼してください。

排水管清掃を業者に依頼した際の料金相場

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排水管清掃を業者に依頼した際の料金は、作業内容によって異なります。数千円の場合もあれば、数万円になる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

 

たとえば、ワイヤーブラシや薬剤のみの排水管清掃であれば、3,000円~9,000円程度です。高圧洗浄機を使ったり排水管分解をしたりする場合は、10,000円~30,000円になります。

 

つまりや汚れの度合いによっても異なるので、事前に現場で見積もりをとってもらうと良いでしょう。

排水管清掃後の注意ポイント

一度排水管を清掃しても、安心してはいけません。清掃後の日常生活で気を使わなければ、すぐに汚れはたまってしまいます。

 

以下で排水管清掃後の注意ポイントについて解説するので、日常生活から心がけてみてください。

 

少し意識して生活するだけで、排水管からの異臭やつまりの可能性を下げられます。

排水トラップの定期的な清掃

排水管に汚れが落ちていかないように、排水トラップは定期的に清掃してください。基本的な汚れは、一度排水トラップに溜まります。

 

しかし、汚れをそのままにして使い続けてしまうために、排水管まで流れてしまうのです。

 

排水トラップを常に清潔にしておけば、排水管まで汚れが流れなくなります。毎日掃除をする必要はありませんが、月に1回程度、排水トラップを確認しておきましょう。

固形物を流さない

排水管がつまる大きな原因は、固形物です。大きな固形物はもちろん、小さな固形物を流してしまうと、つまりの原因となります。

 

たとえば、キッチンであれば、食材の種や皮などです。一つひとつは小さいですが、排水管をつまらせる大きな要因となってしまうので、流さないようにしてください。

排水管清掃業者を選ぶポイント

排水管清掃業者を選ぶ際は、安心できる優良な業者を選びましょう。なかには、高額な請求をする業者もいるため、注意しなければいけません。

 

以下では、どのようなポイントで排水管業者を選ぶか、いくつかのポイントを解説します。スムーズにトラブルを解決してもらうために、参考にしながら業者を探してみてください。

料金のわかりやすさ

費用面で安心して依頼するために、料金表を確認しておきましょう。料金がわかりにくい場合、高額な請求をされる可能性があります。

 

基本的には公式サイトに料金表が掲載されているので、細かく記載されている業者を選んでください。もし料金が記載されていない場合は、お問い合わせで確認してみましょう。

 

電話やメールでも料金がわかりづらい場合は、他の業者を選んだ方が良いです。

口コミ評価

一つの参考として、口コミ評価も確認しておくと良いでしょう。口コミは、実際に依頼した経験のあるリアルな意見です。

 

口コミからは、以下の内容がわかります。

  • スタッフの対応
  • 丁寧な作業説明
  • 適切な料金設定
  • 作業時間
  • 作業の丁寧さ

いずれも、実際に経験しなければわからない内容ですが、口コミである程度の情報は収集できます。ただし、口コミは主観的な意見がほとんどなので、あくまで参考程度としてください。

損害賠償保険の有無

必須ではありませんが、もしものときのために、損害賠償保険に加入している業者を選ぶと良いでしょう。損害賠償保険とは、業者が作業時に何かしらを破損した際に適用される保険です。

 

優良な業者であれば、家のなかの物を破損するということはありませんが、万が一を考えると、損害賠償保険に加入している方が安心できます。

排水管清掃作業監督者の有無

必須ではありませんが、排水管清掃作業監督者の講習を受けている業者であれば、確実に安心して作業を依頼できます。排水管清掃作業監督者とは、排水管の清掃作業の監督としての必要技能を習得している証です。

 

厚生労働省認定の資格なので、非常に安心できる業者といえます。

排水管のつまりを業者に依頼するなら

排水管の定期的な清掃は、できるだけ業者に依頼した方が良いです。自分での掃除は、あくまで軽度の汚れ対策であり、完全に綺麗にはなりません。

 

もし、排水管清掃を業者に依頼するのであれば、ぜひ私たちクリーンライフまでご相談ください。クリーンライフは、排水管清掃はもちろん、水漏れからつまりまで対応しています。

 

定期的な清掃から突然のトラブルまで、排水管のお悩みは、ぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに排水管のつまりを相談をしてみる

2021.10.22

家庭で使う水の供給に欠かせない給水管。普段あまり目にしない部分であるうえ、各家庭に取り付けられた給水管の種類などにより、交換の適期が異なります。経年劣化による変化、異常に気付かない方も多いと思います。

 

しかし、水漏れやつまりといった問題をそのまま放置してしまうと、さらに被害が深刻化する恐れもあるため、注意が必要です。

 

今回は、給水管の種類や素材別の特徴についてご紹介します。また、交換時期の目安や工事の費用相場、業者選びのポイントなども解説します。給水管の交換工事を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

給水管(水道管)とは?

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私たちの生活に欠かせない水は、ダムや池などからあらゆる水道管を通じて家庭まで届いています。中でも家庭の近くの本管から分岐し、各家庭の配管と繋がっているのが給水管。場合によっては、水道管と呼ばれることもあります。

 

給水管は、上本管を通ってくる水を各家庭に引き込み、飲料水として供給する役割を担っています。マンションなどでは、給水管を通ってきた水は、一度「貯水槽」という場所に送られます。そこから蛇口に供給するには給水ポンプを通過する必要があります。そのポンプも給水管の一つに分類されるものです。

給水管と排水管の違い

上本管を通ってくる水を各家庭に引き込み、飲料水として供給する給水管。

 

それに対し、排水管にはトイレやお風呂、キッチン、洗面所といった生活設備から流れる汚水などを下水処理場へ送るという役割があります。これらが同時に機能しているからこそ、私たちの生活に必要な水が、いつでも手に入る仕組みが整っているのです。

給水管の種類

 

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給水管というと、金属製の固い物体をイメージする方が多いのではないでしょうか。あながち間違いではありませんが、最近の建物の施工では樹脂製のものを採用するのが定番化されています。

 

ここではさまざまな給水管の種類や、それぞれの特徴について一挙解説していきます。

 

本来給水管工事というのは業者に依頼するものですが、自宅の給水管に用いられている素材などを押さえておけば、いざというときにも安心です。

鉄管(鋼管)・鉛管

日本の家庭に水道が普及し始めた頃、主に使われていた鉄管(鋼管)。金属特有の性質として、丈夫で耐久性に優れている点が長所とされてきました。

 

しかし、内部の錆びによって小さな穴があいたり、蛇口から出る水が赤くなったりと、さまざまなトラブルが発生。また、加工のしにくさといったデメリットも確認されるようになったため、近年はあまり使用されなくなりました。

 

鉛も鉄に並ぶ定番の素材でしたが、水漏れトラブルの多さや飲料水に鉛が溶け出す危険性が懸念されるようになり、最近では樹脂製などの他の素材に乗り換える人が増加中です。居住地域によっては、鉛管の交換に補助金制度を設けている自治体もあります。

ステンレス鋼管

錆びにくく、鉄のような強度もあわせ持つ、ステンレス鋼。衛生的で飲料水などが赤く染まる危険がないうえ、再利用が可能というサステナブルな素材としても注目されています。

 

他の素材と比べて値段が跳ね上がってしまう点は気になりますが、元々の耐久性の高さゆえにメンテナンスはほぼ不要。長期的な目で見た際に修理費用の軽減も期待でき、ランニングコストに優れた素材といえるでしょう。

 

近年はゴムシール材を活用するなどの工夫により、初期費用が抑えられている傾向にあるため、今後ますます需要が高まっていくかもしれません。

銅管

名前から想像できる通り、銅を素材とする給水管のことです。鉄や樹脂製よりも耐熱性に優れていることから、給湯管に使われることが多く、地域によっては給水管などにも使用されています。

 

表面を覆う保護膜の効果により、マイナス50度ほどの環境にも耐える耐食性を備えているのも魅力です。しかし、腐食の可能性が全くないわけではありません。

 

局部腐食で空いてしまった「ピンホール」と呼ばれる小さな穴から水漏れしてしまうリスクもあるため、その際は修理・交換などの工事が必要となることを覚えておきましょう。

 

また、パイプと継手の接続作業で「はんだ付け」を行う必要があり、修理などの際に手間がかかるのもデメリットに挙げられます。

VP管

金属製の給水管よりもメリットが多いとされ、注目され始めたのがこのVP管。プラスチック樹脂をメイン素材としてつくられたもので、錆びにくさと水漏れの心配がないのが特徴です。また、加工がしやすいというメリットもあります。

 

一方で衝撃に弱いという性質をあわせ持っており、修理などの施工中に破損してしまう可能性があります。低温下ほどそのようなトラブルが発生しやすくなるため、寒冷地にはあまり向いていません。

HIVP管

HIVP管とは、VP管の素材に手を加え、耐衝撃性を大幅にグレードアップしたものです。聞き慣れない方も多いと思いますが、給水管ではメジャーな部類に入ります。

 

通常の塩化ビニルは透明ですが、強化剤として加えている耐衝撃性改良剤によって、紺色に変化しています。VP管同様に錆びにくく、水漏れしにくいのが特徴。衝撃にも強くなりましたが、急な温度変化には弱く、冬季に水漏れや給水管破裂といったトラブルを発生する可能性があります。

 

紫外線や高温にも弱いため、給湯管の素材には不向きです。しかし、加工のしやすさゆえに修理などの工事費用を安く抑えられるというメリットもあり、一般家庭では重宝されています。

ポリ管

ポリ管ことポリエチレン管も、メジャーな給水管の種類です。取り外しや取り付けが非常に楽な点で人気を集めています。多くの給水管工事では、接着剤や工具を用いる接続の工程を踏む必要がありますが、ポリ管は手ではめ込むだけの作業で繋げることが可能です。

 

耐熱性と耐震性に優れ、さらに化学物質に強いという特徴もあります。ただ、日光には弱く、紫外線の影響でピンホールが開くこともあるため、そういった場合には取り外しや取り付けをする必要が出てきます。

 

他の素材に比べて多少値段が高いことから、用途に応じてHIVP管と使い分けている家庭が多く見られます。

ライニング鋼管

ライニング鋼管は、亜鉛メッキ鋼管の内部に、硬質塩化ビニルやポリエチレンをライニングしたものです。

 

耐久性と耐食性に優れているほか、取り付けもねじ接合で簡単。メリットの多さとは裏腹に、値段が比較的安いのも魅力です。

エルメックス管

近年登場したばかりのエルメックス管は、給水管に使用された例がそう多くありません。その最大の特徴は、耐熱性と体感性が圧倒的に優れている点です。

 

マイナス75〜95度ほどまでの幅広い温度下で使えるだけでなく、凍結時も破損のリスクが少ないです。塩素水への耐久性を備えているほか、内部の酸化のしにくさもあり、安心の水質を維持できます。

 

接続には電気の力を用いた「電気融着工法」を採用。これは専用の電気融着器を使う特殊な工法で、一般的な接続作業よりも簡単なうえ、水漏れしにくい配管が可能な点で話題を集めています。

給水管の口径(口径サイズ)について

水道の口径(口径サイズ)は、各家庭の配管と繋がる給水管の大きさを示すもので、具体的には給水管の内寸(内径)のことを指します。

 

サイズ展開は、13mm、20mm、25mm、40mm、50mm、75mm、100mm、150mm…と幅広いのが特徴です。数値が大きくなるほど一度に流せる水量が多くなり、それに伴って基本料金も上がっていく仕組みとなっています。ちなみに、一般家庭に採用される給水管は20mmがメジャーです。

 

数値を決めるのは自分ではなく、工事を手掛ける業者側。最大使用水量などの条件を考慮し、ベストなサイズを決定しています。それを自治体が審査したうえで、正式な口径が決まる流れになっています。

給水管の交換時期の目安

良質な水道業者

ここまでご紹介してきたように、給水管は種類が豊富で、耐久性などもさまざまです。そのため、確実な交換時期がいつ頃かと言い切ることはできません。

 

ただ、東京都水道局や給水管修理などを手掛ける業者の見解によると、設置してから15年ほど経ったものは交換が必要という考え方が一般的だといいます。

 

また、その目安に達していないものであっても、下記のような変化や異常が見られた場合には、迅速に工事を依頼する必要があります。

水の変色が見られる

水の変色は、金属製の給水管を使っている家庭にありがちなトラブルです。

 

取り換えてから時間が経つほど、錆びや腐食などが進みます。錆びや腐食といった部分が剥がれ落ちることで、蛇口から出る水の色味に変化が見られるようになります。

 

このような異常が見られた場合、その給水管から供給される水には衛生上の問題が生じる恐れもあるため、早めの修理が肝心です。

水漏れが発生している

給水管そのものが古くなったり、パッキンに劣化・ゆるみがあったりすると、水漏れのような深刻なトラブルが発生することもあります。

 

そのまま放置してしまうと、

  • 水道料金の高騰
  • つまりによる水量の減少

といった、さまざまな問題に繋がりかねません。

 

また、水漏れした箇所によってカビの発生、付近の木材の腐敗といった二次被害が引き起こされる可能性もあるため、早期に交換する必要があります。

給水管の交換工事の費用相場

給水管の交換工事にかかる費用相場は、10〜30万円ほどです。交換時の状態、新たに取り付ける給水管の種類によって費用が大幅に変動することから、相場の上限と下限の差が大きくなっています。

 

一部の交換で済む場合は費用を安く抑えられることが多いですが、給水管全体の修理が必要な際は20万円を上回るケースも少なくありません。施工前には、必ず詳細な見積もりを出してもらいましょう。

 

ちなみに、内訳は基本料金に工事費用、給水管の本体代金を足した金額になるのが一般的です。基本料金は工事を依頼する業者によって異なるため、ホームページや問い合わせを通じてチェックしておくと安心です。

 

複数の業者の見積もりをとっておくと、費用を比較してより安い方に頼むこともできます。

給水管の交換工事はDIYでできる?

自宅で安くDIYできるなら、DIYで済ませたいと思う方も多いかもしれません。

 

しかし、給水管の交換工事は素人には到底難しいうえ、配管の工事はそれに関わる資格を持っていなければ行ってはいけないという決まりもあります。

 

パッキン、カートリッジの交換程度ならDIYで対応できるケースもありますが、基本的にはプロの業者に依頼するのがおすすめです。

給水管工事の業者選びのポイント

専門業者の選び方 3つのチェックポイント

いざ給水管の工事が必要になった場合、DIYという選択肢がないのであれば、依頼先の業者を選ぶ必要が出てきます。

 

しかし、どの業者が信頼できて品質の高い施工を行ってくれるのかは、実際に任せたことがなければ見極めるのが難しいのが現実ですよね。そんな時に判断材料となる、業者選びのポイントをご紹介します。

水道局の指定工事店である

前提条件としてチェックすべきなのは、その業者が水道局の指定工事店であるかどうかです。

 

指定工事店以外の業者に依頼した場合、見積もりになかった追加工事で高額な費用を請求されたり、施工直後の水漏れに対応してもらえなかったりと、さまざまなトラブルが発生することも。

 

一方、水道局が指定した業者には丁寧な施工、充実のアフターサポートを提供してくれるところが多く、安心できます。

有資格者がいる

給水管の工事に着手するには、原則として「給水装置工事主任技術者」という資格が必要です。特に配管に関わる工事は、有資格者以外は行ってはいけないという決まりがあります。

 

資格の認定を受けているかどうかは、その業者が位置する自治体のホームページを見ればチェックできます。

説明が分かりやすい

給水管の工事に限らず、担当者が分かりやすい説明をしてくれる業者ほど信頼性が高く、不明点などを質問しやすい傾向があります。

 

逆に、専門用語を多用して依頼主が納得していない状態のまま、施工に入ろうとするような業者は後々トラブルを起こしやすいです。

 

決して安いとはいえない給水管の交換工事を任せるのですから、納得いくまでしっかり説明してくれる業者を選びましょう。

見積もり書の詳細がハッキリしている

工事内容別に、内訳がハッキリ出ている見積もり書を発行してくれるかどうかも要チェックです。

 

業者によっては、合計金額を記載するだけという大雑把な見積もりを出すところもあります。合計金額だけでは、各サービスの価格が適正なのか全く見当がつきません。

 

見積もり作成まで無料で対応してくれる業者は多いので、最低3社は見積もりを出してもらうようにしましょう。サービスの詳細や料金をよく比較したうえで、ベストな1社を選ぶようにしてください。

対応が迅速である

水回りのトラブルには緊急性の高いものが多いため、何かあったときに迅速な対応をしてくれる業者を選ぶことも非常に重要です。

 

給水管全体を交換する場合、深刻な問題に繋がるリスクは低いですが、一部の交換時には接続の甘さなどが理由で水漏れを引き起こす可能性があります。

 

修理後もすぐに連絡がつき、誠実な対応で問題解決に向けてベストな姿勢で向き合ってくれる業者を選ぶと、いざというときも安心です。

給水管の種類別の交換時期に悩んだら

本記事内で触れたように、給水管を設置してから15年ほど経つと、交換のタイミングを迎えるといわれています。ただ、あくまで目安であり、実際には種類の違いなどを理由に、もっと早い段階で修理しなければならないケースも多いです。

 

いつもより水道料金が高い、水量に変化が見られる…など、自宅の給水管に少しでも異常が見られた場合には、早めに水道局の指定工事店に相談しましょう。依頼先に悩んだ際は、今回ご紹介した業者選びのポイントなども活用してみてくださいね。

 

私たちクリーンライフでも給水管の修理を受け付けています。多くの地域の水道局指定工事店で、24時間365日お問い合わせ可能ですので、給水管トラブルにお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給水管のつまり・水漏れの相談をしてみる

2021.10.22

給水管から水漏れを見つけたら、どう対処すればいいのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。特に初めて水漏れの場面に出くわした場合、知識がなければすぐに対処するのは難しいです。

 

今回は、給水管から水漏れしたときの原因や対処方法をご紹介します。正しい知識で適切に対処するためにも、ぜひ参考にしてください。

給水管の水漏れトラブルの原因

給水管は、私たちに必要不可欠な水の供給をしてくれる管のことです。

 

一般的には、水道管の方が聞きなじみがあるのではないでしょうか。水道管も間違いではありませんが、厳密には給水管や排水管などと使い分けられています。

 

今回は給水管にスポットを当てて、水漏れトラブルの原因について説明します。

経年劣化

給水管は素材によって異なりますが、錆びや腐食によって劣化し、水漏れを引き起こします。

 

現在多くの住宅で使用されているのは耐久性に優れた塩ビ管で、経年劣化は避けられません。そのため、給水管本体の破損やひび割れ、接続部のパッキンの劣化になどによって水漏れが起きてしまうのです。

自然災害による影響

台風や洪水などの自然災害により、給水管で水漏れが起こることがあります。地震などの大きな揺れでは、接続部の金具がゆるんだり、破損したりして水漏れを起こします。

 

目には見えない部分がダメージを受けることもあるので、災害後は水道メーターを注視しておくといいでしょう。

給水管から水漏れしたときの対処方法

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給水管から水漏れを見つけたときは、すぐに対処しなければなりません。水漏れしている箇所が判明しているかどうかでも、対処方法は変わってきます。

 

まずは、止水栓または元栓を閉めて水の流れを止めることが先決です。

 

放置すれば、床材やクロスが剥がれてきたり、カビが発生したりと二次被害にも繋がります。水道料金が高額請求されることにもなりかねないので、一刻も早く対処することが大切です。

自分でできる対処方法

給水管から水漏れの量が少ないなど、パッキンの劣化、ボルトやナットの緩みが原因の場合は、ある程度知識があれば自分で対処できます。

 

それでは、自分でできるパッキンの交換について説明します。

  1. 水漏れしている箇所の止水栓を閉め、水の流れを止める。
    (止水栓の場所がわからないときや止水栓をうまく閉められない場合は、元栓を閉める。)
  2. 洗浄管のサイズを確認する。
    (パイプの太さにより、パッキンのサイズも異なるので、現物をホームセンターなどに持ち込んで購入するのがおすすめ。)
  3. パッキンが用意できれば、水漏れしている箇所のパッキンを新しいものに交換。
  4. 止水栓または元栓を開き、水を流す。
  5. 水漏れが解消されているか確認する。

上記の方法で水漏れが解消されなければ、業者に依頼することをおすすめします。ただし、業者が休みだったり、予約がいっぱいですぐの対応ができなかったりする場合もあるので、自分で応急処置をすることも大切です。

応急処置の方法

給水管で水漏れしている箇所がわかっている場合は、補修用テープを巻くなどして応急処置が可能です。

 

応急処置として使用するテープには、さまざまな種類があります。水で濡らして使用するものや、テープをそのままぐるぐる巻きにして使えるものなどがあります。

 

使いやすいものや、どのような水漏れに対応しているかを基準に選ぶといいでしょう。ホームセンターなどで購入が可能な、水漏れ補修テープとして使われる主な3種類をご紹介します。

  • 自己融着テープ

石油が原料の合成ゴムで、伸ばして巻きつけて使用する補修テープです。接着剤やのりは使用されていないので、通常の状態では粘着力がありません。

 

伸ばすことによってテープの表と裏が密着して一体化し、テープとしての役割を果たします。耐老化性・耐水性が高く、高度な電気絶縁性もあるので、配管の水漏れの応急処置にも使われています。

  • 防水補修テープ

防水気密テープとも呼ばれ、ポリエチレン製などの防水性・気密性の高い防水補修テープです。

 

粘着剤が使われており、テープの表面が防水仕様となっています。曲線面でもぴったり貼り付けられるので、配管の水漏れだけでなく、配線の養生などさまざまな場面で活用されています。

  • 水道用ラップテープ

主に、排水管の水漏れに使用する補修テープです。シリコン製でテープ同士が密着するため、接着剤不要で手がベタつきにくく、剥がしてもあとが残りません。

 

ただし、使用するのは、水漏れの勢いが弱い場合に限ります。伸縮性が高く、凹凸部にも簡単に巻き付けられます。

修理業者に依頼する

自分で対処できない給水管の水漏れに関しては、業者に依頼しましょう。前項で述べたパッキンやボルトやナットの交換で解消されれば問題ありません。

 

しかし、水漏れの主な原因は、給水管自体の老朽化や破損などが多いため、一般的に素人が修理できないことが多いです。安易な考えで自分で応急処置で済ませていると、被害が大きくなる場合もあります。

 

水道に関する専門の知識や技術のある修理業者に依頼し、なるべく早く修理してもらうのが賢明です。

給水管から水漏れしたときのチェック方法

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給水管から水漏れをみつけた場合のチェック方法をご紹介します。すぐに修理業者を呼べるとは限りませんので、まずは自分でできる範囲で水漏れをチェックしてみましょう。

キッチン・洗面台の水漏れ

キッチン・洗面台の下の収納扉を開きます。中には3~4本のパイプがあります。その内の直径3cm程度の太めのパイプは排水管で、それ以外が給水管または給湯管です。

 

給水管自体や床が濡れていないかをチェックします。もし濡れていたとしても、必ずしもこれらの場所から水漏れしているとは限りません。

止水栓からの水漏れ

壁や床から出た給水管は、止水栓を経由して接続管に繋がります。止水栓にはハンドル式とマイナスドライバーで閉めるタイプがあり、ハンドル部分のパッキンの劣化が原因で水漏れが起きます。

接続管からの水漏れ

止水栓と蛇口をつなぐ接続管があります。接続部は、通常ナット止めされていることが多く、ナットに取り付けられているパッキンの劣化により水漏れが起きます。

給水管からの水漏れ

床や壁までの配管と止水栓を結ぶ給水管があります。主に鋼管が使用されているので、錆びなどで劣化し、亀裂や破損した部分より水漏れが起きます。

トイレの水漏れ

トイレの給水管からの水漏れは、キッチン・洗面台と同じ構造です。キッチン・洗面台では、接続管が蛇口までつながっているのに対し、トイレは蛇口ではなくトイレタンクにつながっています。

 

前項と同じ要領でチェックが可能です。その他に、ウォシュレットやトイレタンクから水漏れする場合もあります。一般的にトイレの水漏れは、止水栓を閉めることで一時的な対処は可能です。

ウォシュレットからの水漏れ

電源を抜いて給水管や接続管、便器の脇を拭きます。数分経って拭き上げた箇所からの水漏れがないか確認します。

トイレタンクからの水漏れ

便器に水が流れ続けていたり、タンクから水が流れる音が止まらなかったりする場合は、水漏れしている可能性があります。

浴室の水漏れ

浴室は水で濡れている状態が通常なため、給水管からの水漏れを見つけることは難しいでしょう。主にシャワーホースや蛇口からの水漏れが多いです。

 

浴室では、床や壁にさまざまな配管が巡らされており、目では見えない部分で劣化や腐食が起きている可能性もあります。乾いたはずの床や壁が濡れている場合は、業者に依頼することをおすすめします。

その他の確認方法

給水管の水漏れを確認する方法として、以下の2つもあります。

水道料金の確認

毎月の水道料金が急に高くなっている場合は、水漏れの可能性を疑いましょう。明細などがない場合は、水道メーターで確認できます。

水道メーターの確認

家中の蛇口をすべて閉めた状態で、水道メーター横にあるパイロットを確認します。水を使用していない状態でメーターが回っていれば、どこかで水漏れが起きているということです。

 

ただし、ごく少量の水漏れの場合は、気づかないこともあります。

給水管の水漏れ修理にかかる費用

専門業者に依頼した場合の料金事例給水管の軽度の水漏れ修理にかかる費用は、8,000円~25,000円程度です。修理内容や業者によってもさまざまで一概にはいえませんが、パッキンの交換のみであれば8,000円~10,000円程度でしょう。

 

ただし、給水管自体の交換ともなると35万円~50万円が相場です。あくまでも目安ですので、まずは複数社から見積もりをもらうことをおすすめします。

修理業者の選び方

専門業者の選び方 3つのチェックポイント給水管から水漏れした場合、何を基準に修理業者を選べばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。修理してもらったのにきちんと直っていなかったり、高額請求されたりすることもあります。

 

トラブルを避けるためにも、修理業者を選ぶポイントをいくつか紹介します。

「水道局指定工事店」に依頼する

各自治体の水道局から認められた事業者は、「水道局指定工事店」として登録されています。

 

水道局のホームページで、登録されている業者一覧を確認できる場合もあります。わからない場合は、水道の検針票の裏面に記載されている、お客様センターなどで問い合わせが可能です。

 

ただし、要件を満たしていれば登録が可能なため、一概に過信してはいけません。一つの安心基準として参考にするといいでしょう。中には、高額な修理料金を請求する悪徳業者が混ざっている可能性もあります。

見積もりは複数社に依頼する

業者によって金額が異なるのはよくあることですが、相場範囲内かどうか確認するためにも最低3社からの見積もりを依頼しましょう。

 

修理内容は実際に確認してみないとわからないことが多いので、出張・見積もり料が無料の業者がおすすめです。他社との比較をしたいのに見積もりに金額が発生すると、「これくらいならいいかな」と妥協しかねません。

 

また、見積もりは、具体的な内容が記載されたものを出してもらいましょう。きちんと作業内容・説明を受け、納得した上で業者を選んでください。

深夜や早朝の依頼はできるだけ避ける

水漏れをみつけたときは「すぐになんとかしないと」と焦りがちですが、深夜や早朝の依頼は避けましょう。

 

業者によっては、割増料金がかかる可能性もあります。できる範囲で応急処置などをして、通常営業時間に依頼することをおすすめします。

 

どうしても深夜や早朝に依頼したい場合は、割増料金がない業者がおすすめです。

給水管の耐用年数と交換

給水管の耐用年数は、一般的に15年程度といわれています。使用されている素材や状況によっても変わってきますが、10年も経たずして赤錆びなど発生することがあるようです。

 

トラブルとなる腐食やつまりの原因は、赤錆びだともいわれています。被害を最小限におさえるためにも定期的なメンテナンスが必要です。

樹脂管

樹脂管は、平成に入り使用されるようになった素材で、耐用年数は30年と長いです。

 

他の素材と比べて初期費用・価格ともに高めになりますが、長持ちすることに加えてメンテナンスもしやすく、長い目でみればおすすめです。

硬質塩化ビニルライニング鋼管

硬質塩化ビニルライニング鋼管は、樹脂で管の内部をコーティングしています。そのため、直管部分の劣化がおこりにくく、耐用年数は20~25年です。

 

ただし、平成元年(1989年)以前のものは、接続部に亜鉛メッキが使われているものが多いので、サビや腐食が発生しやすい傾向があります。

水道用亜鉛メッキ鋼管

水道用亜鉛メッキ鋼管は、鉄管に亜鉛メッキ加工されたものです。昭和30年~40年代頃までに建てられたマンションの給水管として使用されていました。

 

耐用年数は15~20年ですが、錆びやすく、赤水流出など水質にも悪影響を及ぼすため、現在は給水管への使用が禁止されています。

給水管の交換の目安

給水管は、以下を目安に交換しましょう。

耐用年数が超えたとき

前述のとおり耐用年数はあくまで目安であり、素材や設置環境・使用状況によっても変わってきます。給水管は健康や衛生面に直結するものなので、時期がきたら交換しましょう。

水の状態に異常が発生したとき

水の見た目や味がおかしい、異臭がするなど、異変が現れたときが交換の目安となります。特に金属製の給水管は、長年使用することでサビが発生し、水に溶け出すことで水質に異常をもたらします。

水漏れが起きたとき

給水管で水漏れが起きたときは、何かしらの原因で異常が発生している場合があります。目には見えない部分の劣化や破損が原因の可能性もあるので、自分で解決できない場合は修理業者に依頼しましょう。

 

パッキンやボルト、ナットの交換で水漏れが解消される場合はこの限りではありません。

給水管の水漏れを適切に対処したいなら

給水管の水漏れがおこる原因はさまざまありますが、サビや劣化によるものがほとんどです。水漏れが起きて放置していれば、水質異変や水の流れが悪くなることもあります。

 

生活に欠かせない給水管は、健康や衛生面に影響があるので、自分で解決できない場合はなるべく早くに修理業者へ依頼しましょう。

 

私たちクリーンライフでも、給水管の水漏れ修理に対応しています。お見積もりは無料で、深夜や早朝の割増料金はかかりません。電話またはLINE、メールでお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給水管の水漏れの相談をしてみる

2021.10.22

排水管の重度のつまりは、高圧洗浄で解消できる可能性があります。しかし、一般的なご家庭で、自身で高圧洗浄を行うのは難しいですよね。

 

そこで今回は、排水管の高圧洗浄を業者に依頼した場合の費用や流れについて解説します。

 

排水管つまりの原因についても解説するので、自身でできる予防も行っておきましょう。

排水管の高圧洗浄が必要なケース

トイレの排水管トラブルにお困りの方へ

排水管の高圧洗浄が必要なケースは、主に以下の2とおりです。

 

  • 排水管のつまり除去
  • 排水管のつまり予防

 

必ずしも、つまった場合に高圧洗浄が必要なのではありません。排水管つまりの予防にも高圧洗浄はおすすめです。

 

以下で、高圧洗浄には実際にどのような効果があるのかについて解説します。

排水管のつまり除去

排水口から汚水が逆流したり、異臭がひどかったりする場合には、排水管つまりが原因となっている可能性があります。

 

しかし、排水管のつまりがあるからといって、すぐに高圧洗浄をするわけではありません。まずはワイヤーなどを使って排水管の中のつまりを除去します。

 

ワイヤーなどでつまりが改善されない場合に、高圧洗浄を行います。

排水管のつまり予防

高圧洗浄は、排水管のつまり予防にも適しています。

 

排水管内は、日常生活のなかで汚れが蓄積してしまう部分です。知らないうちに汚れが蓄積され、放置した結果、頑固なつまりになってしまいます。

 

排水管の高圧洗浄を定期的に行っておけば、蓄積された汚れが落ち、つまりの原因を防げるのです。大体3年~5年に1度、高圧洗浄を行ってもらうと良いでしょう。

 

【箇所別】排水管の高圧洗浄を業者に依頼するケース

水道修理業者の男性

排水管のつまりは、軽度なものであれば自身で対処できます。しかし、重度のつまりになってしまうと、自身での対応は難しくなるでしょう。

 

以下で箇所別に、どのようなトラブルが発生した際に業者へ高圧洗浄を依頼すべきか解説します。

トイレの排水管つまり

トイレのつまりは、以下のような状況になると注意が必要です。

  • トイレの水があふれる
  • 異物を落としてしまった
  • つまりの原因がトイレの奥にある

上記のようなトイレトラブルは、自身での対処が難しいので、業者に依頼しましょう。一時的につまりが解消されたとしても、今後つまってしまう可能性があります。

 

トイレの奥に汚れなどが溜まってつまりが起こっていると、高圧洗浄を提案されるかもしれません。

キッチンの排水管つまり

キッチンのつまりは、次のような場合にトラブルが深刻化するケースがあります。

  • 水を流すと上がってくる
  • 異物を流してしまった
  • 完全に水が流れない
  • キッチンの老朽化

上記のようなキッチントラブルは、業者によるチェックが必要です。

 

老朽化の場合は高圧洗浄だけで解消されない可能性があるので、業者に確認してみましょう。

 

お風呂の排水管つまり

お風呂のつまりで、以下のようなケースはご自分での対応は難しいです。

  • 排水を流すと溢れる
  • 異物を流してしまった

 

髪の毛などで排水管がつまっている場合は、薬剤や高圧洗浄などを使えば一時的につまりは解消されます。

 

しかし、つまるだけではなく溢れてしまったり、慢性的につまるようであれば、業者へ依頼してください。

 

排水桝のトラブル

排水桝(はいすいます)とは、戸建ての敷地内にある小さいマンホールのようなものです。戸建て住宅の排水管は、それぞれの配管が、外にある排水桝を通って下水道に繋がります。

 

排水桝からの掃除やつまりもホースを使って自身で対応できますが、構造を理解した上で行わなければいけません。また、排水桝は外にあるため、土や木の根がつまっている場合もあります。

 

排水桝のつまりは、軽度なものであっても構造の理解などが必要になるので、業者へ依頼しましょう。定期的なメンテナンスがおすすめです。

排水管の高圧洗浄を業者に依頼した際の費用相場

費用相場

高圧洗浄を業者に依頼した場合の費用相場も、集合住宅か戸建て住宅かで異なります。集合住宅の場合は、管理費から支払われるケースがほとんどです。

 

しかし、もちろん水道修理業者に支払い費用が発生しないわけではありません。

 

事前に相場を知っておきましょう。以下では、集合住宅で依頼した場合と戸建て住宅で依頼した場合の費用相場について解説します。

集合住宅で依頼した場合の費用相場

集合住宅で排水管洗浄を行う場合は、個々に支払う必要はなく、基本的には管理費から支払われます。管理組合やマンション管理会社などは、以下の費用を参考にしてください。

 

  • 小さい集合住宅(~15戸)…1戸あたり5,000円
  • 規模の大きい集合住宅(30戸~)…1戸あたり4,000円

たとえば、15戸の集合住宅であれば、単純計算で約75,000円になります。

 

あくまで住民から集めている管理費を使用するので、管理組合やマンション管理会社は、住民の理解を得ておきましょう。

 

集合住宅の高圧洗浄の作業は、各戸の数箇所にある水回りの排水口から高圧洗浄を行います。水漏れ防止のために、下の階から上の階と順番が回っていきます。終了後は、問題がないかどうか確認しておきましょう。

戸建て住宅で依頼した場合の費用相場

戸建て住宅で排水管の高圧洗浄を行う場合の費用相場は、25,000円~35,000円です。

  1. 室内側から排水管の流れを確認
  2. 状況に合わせて高圧洗浄
  3. 排水枡を確認(キッチン用・浴室用・トイレ用)
  4. 確認結果に基づいて高圧洗浄

以上のような流れで作業が進行します。排水枡を洗浄するので、下水からの悪臭対策も万全です。

 

クリーンライフ』の事例から紹介すると、内訳は以下のようになります。

  • 基本料金:3,300円
  • 作業料金:27,500円
  • 合計:30,800円(WEB割引-3,000円で27,800円)

 

40,000円以上になる場合はほとんどないので、価格があまりにも高額だと感じる場合は、他の業者に依頼した方が良いです。

⇒クリーンライフの高圧洗浄の事例を見てみる

業者に排水管の高圧洗浄を依頼するメリット

業者に排水管の高圧洗浄を依頼するメリットは、以下の2つです。

  • 業務用の威力が強い洗浄機を使用
  • 原因に合わせた作業を行ってもらえる

 

排水管の軽度なつまりを解消するならば清掃程度でも良いですが、重度のつまりは業者だからこそ改善できます。

 

以下で、プロの業者に依頼するメリットについて詳しく解説します。

業務用の威力が強い洗浄機を使用

市販の高圧洗浄機と水道修理業者の高圧洗浄機では、威力が大きく違います。

 

排水管の清掃程度はできるかもしれませんが、つまりの解消には、市販の高圧洗浄機は向いていません。

 

市販の高圧洗浄機は、排水管用ではなく車や外壁掃除用のものがほとんどであるため、水道修理業者の高圧洗浄機とは比較にならないレベルです。

 

強い威力で洗浄できるのは、業者に依頼する大きなメリットといえるでしょう。

原因に合わせた作業を行ってもらえる

水道修理業者は、高圧洗浄のみを行っているわけではありません。水道トラブルに合わせた作業を行ってくれます。

 

排水管のつまり具合によっては、高圧洗浄を行わず、ワイヤーブラシなどで対応してくれる場合もあるでしょう。このように水道修理業者は、水道トラブルを現地で確認した上で、適切な修理を行います。

 

自身で対処する場合、どのようなトラブルに対してどのような対処が適切かわからず、悪化させてしまう可能性もあるでしょう。

 

トラブルに合わせた対応をしてくれる点も、業者に依頼するメリットといえます。

排水管の高圧洗浄の基本的な流れ

指差し確認する水道修理業者

排水管の高圧洗浄を行う流れは、集合住宅と戸建て住宅、排水管洗浄を行う箇所によっても異なります。

 

以下では、3つのケースによる排水管の高圧洗浄の流れについて解説するので、参考にしてください。

集合住宅の場合

マンションや公共の団地などの場合、管理者が年に数回、排水管の高圧洗浄を行っている場合があります。そのため、自身で高圧洗浄を依頼する必要がない場合もあるので、確認しておくと良いでしょう。

 

ただし、排水管の高圧洗浄を行っていない集合住宅の場合は、個々で業者に依頼するか管理者に依頼してください。

 

集合住宅は排水管が繋がっている構造なので、まずは一度相談してから依頼しましょう。管理者が承諾した場合は、管理費などから支払われます。

戸建て住宅の場合

戸建て住宅の場合は、以下の流れで排水管の高圧洗浄が行われます。

  1. つまりの状況確認
  2. 高圧洗浄機で排水管を掃除
  3. 室外の排水管の洗浄

つまりの状況を確認する際には、何が原因となっているかも調べてもらえます。その上で、高圧洗浄を行うかどうか決めるので、必ずしも高圧洗浄を使用するとは限りません。

 

業者と相談しながら、最適な方法で対処してもらいましょう。

トイレ

トイレの排水管の高圧洗浄を行うのは、とても手間がかかります。トイレは便器口からの高圧洗浄機の挿入が難しいため、排水管洗浄はほとんど行われません。

 

ただし、どうしても高圧洗浄を行わなければいけない場合は、一度便器を取り外して行います。便器を取り外す場合は、高圧洗浄の料金と別に、便器の脱着工事費用がかかってしまうので、注意してください。

⇒クリーンライフに排水管の高圧洗浄を相談をしてみる

高圧洗浄が必要?排水管つまりの主な原因

排水管つまりの原因は、箇所によって異なります。

 

排水管の主なつまりの原因を、以下の表にまとめました。

箇所 つまりの原因となる主な物 排水管つまりの対処法
洗面所 ・石鹸カス
・髪の毛
・ヒゲ
・ヘアオイル
・ヘアワックス
・ヘアピンなどの異物
・お湯とクエン酸
・ワイヤー式パイプクリーナー
・真空式パイプクリーナー
詳しくはコチラ
お風呂 ・髪の毛
・皮脂
・石鹸カス
・カミソリなどの異物
・薬剤
・ラバーカップ
・真空式パイプクリーナー
・ワイヤーブラシ
・針金ハンガー
詳しくはコチラ
キッチン ・油
・洗剤
・食材の皮や種など
・タオルとお湯
・パイプクリーナー
・重曹とクエン酸
・ラバーカップ
・ワイヤーブラシ
詳しくはコチラ
トイレ ・トイレットペーパー
・ペットのフンや砂
・小物などの異物
・重曹とクエン酸
・食器用洗剤
・ラバーカップ
・真空式パイプクリーナー
・ワイヤーブラシ
・専用の薬剤
詳しくはコチラ

いずれも、日常生活で排水管に流すものが汚れとして蓄積していきます。軽度なものであれば自身で対応できますが、重度のつまりは業者へ高圧洗浄を依頼しましょう

自分で排水管の高圧洗浄はできる?

市販の高圧洗浄機で、ある程度の洗浄は可能です。しかし、市販の高圧洗浄機だけでつまりを完全に解消するのは、不可能といえます。

 

排水管は複雑な形状をしているため、奥までしっかり洗浄するには業者の技術が必要です。また、市販の高圧洗浄機は、業者の使用する高圧洗浄機と比べてパワーが弱くなっています。

 

多少のつまりは解消するかもしれませんが、基本的には業者に依頼した方がスムーズです。

drainpipe cta1

排水管高圧洗浄の業者トラブルに注意

排水管の高圧洗浄を業者に依頼する際は、トラブルに注意してください。

 

実際に国民生活センターで、排水管の高圧洗浄トラブルについて注意喚起がされており、以下のような事例も公表されています。

 

「排水管の高圧洗浄3千円」というチラシを見て、電話で依頼した。来訪した業者から渡された見積書は2万円を超えていたが、自分が家に呼んだので断ったら申し訳ないと思い、契約書にサインした。その後、同じ業者の別の人が家に来て、「排水設備が老朽化しているので、全部交換したほうがいい。交換しないと家が傷んでしまう」と言われ、20万円の排水工事の契約を結んでしまった。(80歳代 女性)

引用元:排水管の高圧洗浄トラブルに注意|国民生活センター(https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen377.html)

 

チラシ等で低価格をうたっていても、実際の契約では別のオプションなどをつけられてしまう場合があります。

 

そのため、排水管の高圧洗浄を行う際は「安い」だけでは決めず、安心できる業者かどうかを見極めることが重要なポイントです。

排水管の高圧洗浄を業者に依頼するなら

排水管の高圧洗浄を業者に依頼するなら、『クリーンライフ』までご相談ください。排水管の高圧洗浄を行っている業者のなかには、悪質な業者もいます。

 

クリーンライフは水道局指定工事店として登録されており、明朗会計のため、安心してご依頼いただけます。

 

24時間365日対応しておりますので、急な排水管のつまりでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。電話だけではなく、メール・LINEもご利用可能です。

 

⇒クリーンライフに排水管の高圧洗浄を相談してみる

2021.10.22

排水管のつまりは、基本的に業者に依頼することをおすすめします。しかし、急な排水管のつまりは、ご自身で対処したい人もいるでしょう。

 

そこで今回は、排水管つまりの原因や対処法について解説します。

 

業者に依頼した場合の料金相場や業者の選び方についても解説するので、排水管のつまりにお困りの際は、ぜひ参考にしてください。

 

また、ご自身でできる解消法も解説するので、軽度のつまりであれば実践してみましょう。

【箇所別】排水管つまりの原因

排水管つまりの原因はさまざまで、つまりの箇所によって異なります。

 

以下では5つの箇所別に原因を解説するので、排水管のつまりを予防するための参考にしてください。

台所の排水管つまりの原因

台所の排水管の主なつまりの原因は、以下の3つです。

  • 油汚れ
  • 食べ物のカス
  • 洗剤の溶け残り

 

台所の排水管つまりの原因はいくつかありますが、主な原因は油です。

 

油は粘度が高く、排水管にへばりついてしまいます。さらに油が食べ物のカスなどを吸着してしまうため、つまりの大きな原因となってしまうのです。

お風呂場の排水管つまりの原因

お風呂場の排水管の主なつまりの原因は、以下の3つです。

  • 髪の毛
  • 石鹸カス
  • 皮脂

 

主な原因となるのは、髪の毛類です。もしも直接排水口に毛を流すようなことがあれば、排水管のなかで絡まってつまりの原因になり得ます。

 

ネットなどを使っていれば簡単に予防できるので、つまる前に取り除くようにするのも大事です。

洗面所の排水管つまりの原因

洗面所の排水管の主なつまりの原因は、以下の2つです。

  • 髪の毛類
  • 小さい固形物

 

洗面所の排水管つまりの原因は、主に髪の毛です。

 

また、洗面台はボトルキャップのような、小さい固形物をうっかり落としてしまう場所でもあります。固形物を流した際には、排水管を取り外す作業が必要になるため、注意すべき部分です。

洗濯機の排水管つまりの原因

洗濯機の排水管の主なつまりの原因は、以下の4つです。

  • 糸くず
  • 洗剤カス
  • 髪の毛
  • カビ

 

洗濯機は、排水管がつまる原因の多い場所です。糸くずや繊維などと洗剤カスが混じり、ヘドロ状態となって排水管をつまらせます。

 

放置すると臭いの原因にもなるので、早い段階で対処した方が良いでしょう。

トイレの排水管つまりの原因

トイレの排水管の主なつまりの原因は、以下の3つです。

  • 大量のトイレットペーパー
  • 固形物
  • 溶けにくい紙やペットの砂

 

トイレは、大量のトイレットペーパーでも、つまりの原因となってしまいます。その他、主なつまりの原因となるのが、お掃除シートなどの溶けにくい紙類やペットの砂です。

 

基本的に排泄物やトイレットペーパー以外のものは溶けにくいため、少しの不注意でつまらせてしまう可能性があります。

自分でできる排水管つまり解消法

トイレの排水管トラブルにお困りの方へ

排水管つまりの症状は、自力で直すことも十分可能です。家庭で主に活用されるつまり解消グッズには、下記7つがあります。

  • ワイヤーブラシ
  • お湯
  • ペットボトル
  • 重曹とお酢
  • 液体のパイプクリーナー
  • ラバーカップ(スッポン)
  • 真空式パイプクリーナー

ここでは、各グッズを用いた具体的な直し方をご紹介します。排水管つまりに直面した際、試してみてください。

ワイヤーブラシで排水管つまりを解消

排水管つまりの解消には、家庭用ワイヤーブラシが有効です。価格は2,000〜3,000円程度で、ホームセンターなどで手軽に購入できます。

 

具体的な使い方を以下にまとめました。

  1. 壁や床の汚れ防止に養生
  2. ワイヤーブラシを行き止まりまで差し込む
  3. ブラシが止まった部分で、回転・前後させて汚れを除去
  4. 貫通したらブラシを引き抜く
  5. 水を流し、詰まりが解消されたことを確認

排水管がビニール素材の「蛇腹ホース」である場合、穴が開いてしまう恐れがあるので、ブラシは使用できません。

 

商品選びでは、強度と長さを重視しましょう。長ければ奥のつまりも解消しやすく、強度があればS字・P字などのカーブで折れてしまう心配がありません。

お湯とタオルで排水管つまりを解消

お湯とタオルを使い、排水管つまりを解消する手もあります。タオルは、横に長いサイズを用意するのがおすすめです。

 

作業は以下の流れで進めます。

  1. 排水口奥のトラップを外し、タオルの片端を中に押し込む
  2. お湯をシンクの6~8割程度まで溜めた後、勢いよくタオルを引き抜く
  3. パイプクリーナーなどの洗剤を使い、排水管内に残った汚れを掃除する

排水管つまりの原因が固形物の場合、効果が得られない可能性もあります。作業後に症状が改善されなければ、別の対処法を試してみるといいでしょう。

 

お湯は温度が約50℃のものを用意してください。熱湯を流すと、排水口内を損傷させる恐れがあります。

大きめペットボトルで排水管つまりを解消

特別な道具が用意できないときは、ペットボトルを活用するといいでしょう。1.5~2L程度の大きめサイズほど、トラブル解消につながる可能性が高いです。

 

具体的な対処法を順を追って解説します。

  1. 排水口のフタと排水トラップを外す
  2. 排水管の上部分にペットボトルの口をはめる
  3. ペットボトルを勢いよく押し、空気を送る

つまり解消を目的に作られたわけではないため、どうしても排水管との間に隙間が生まれてしまう点には注意が必要です。できるだけ隙間をつくらないように意識し、最大限の効果が得られるようにしましょう。

重曹とお酢で排水管つまりを解消

重曹とお酢を利用して油汚れやぬめりを解消していきます。重曹もお酢も、食べても大丈夫な物質なので、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭にもぴったりの方法です。

 

キッチンや浴室での軽度のつまりに効果が期待できます。ただし、重症化したつまりは解消が難しいので、他の方法を試してください。

 

重曹とお酢で排水管つまりを解消方法の手順を説明します。

  1. 排水口の目皿やヘアキャッチャー、ゴミ受けなどを取り外す
  2. 排水口に重曹を振りかける
  3. 重曹の上からお酢をたっぷりかけて、1時間程度放置する
  4. 1時間後に約50度のお湯を流す

最後にお湯をかけて洗い流して完了ですが、絶対に熱湯を使わないでください。排水管にダメージを与えてしまう可能性があります。

液体のパイプクリーナーで排水管つまりを解消

液体のパイプクリーナーはアルカリ性なので、油やぬめり、髪の毛などが原因のつまり解消に効果が期待できます。

 

油汚れがひどい場合は、濃度が1%以上がおすすめです。粘度があるので、排水管に止まって威力を発揮します。

 

パイプクリーナーを使用したつまり解消方法は、以下のとおりです。換気をよくして、作業を始めましょう。

  1. 液体パイプクリーナーの取扱説明書を読んでおく
  2. 排水トラップを取り外して、排水管に直接流せるようにする
  3. 取扱説明書に書いてある規定量のパイプクリーナーを排水管に流す
  4. 取扱説明書に従って、規定された時間放置する
  5. 時間が過ぎたら、約50度のお湯で洗い流す

パイプクリーナーはアルカリ性なので、酸性物質(酸性の洗剤やお酢、クエン酸など)と混ぜないでください。混ぜると塩素ガスが発生し、とても危険です。

ラバーカップ(スッポン)で排水管つまりを解消

柄の先にゴム製のカップが付いたラバーカップ(スッポン)は、代表的なつまり解消グッズ。つまりの原因が、比較的手前にある場合ほど大きな効果を発揮します。

 

使い方は以下の通りです。

  1. 排水口のフタ・ゴミ受け・トラップを外す
  2. 排水口の全面をラバーカップで覆う
  3. シンク10cmほどの高さまで、水またはお湯を張る
  4. ラバーカップをゆっくり押し付けた後、一気に引き上げる

1回で完結するケースもあれば、2~5回程度同じ作業を繰り返すとつまりを解消できることもあります。

 

まずは、手応えを感じるまで根気よく続けてみてください。万が一、問題が解決できなければ、別の対処法を検討しましょう。

真空式パイプクリーナーで排水管つまりを解消

真空式パイプクリーナーもラバーカップ同様、つまり解消に特化したグッズです。ラバーカップ以上の圧をかけることができ、酷いつまりの症状が改善されたケースも多数存在します。

 

作業の手順は、以下の通りです。

  1. ラバーカップ同様、排水口を覆うようにセットする
  2. ゆっくりとハンドルを押し、水圧をかけていく
  3. 勢いよくハンドルを引き上げる

1~3回程度試して変化が見られなければ、別の方法に移行しましょう。

排水管つまりを業者に依頼した場合の料金相場

良質な水道業者

排水管のつまり解消をプロの業者に依頼した場合、気になってくるのが修理料金。

 

料金は業者によって異なりますが、概ね以下のような料金です。

作業内容 料金目安
軽度の排水管つまり 5,000円〜8,000円
中度の排水管つまり 15,000円〜25,000円
高度の排水管つまり 30,000円〜50,000円

 

以下では、排水管の調査料金、高圧洗浄機を使用した場合の料金相場などについて解説します。

排水管の調査の料金相場

排水管のつまり修理を業者に依頼すると、つまりの有無や現状を調査する場合があります。その際には「調査費用」がかかります。

 

調査費用は内容によって異なりますが、平均8,000円~10,000円です。

 

さらに、漏水調査や専用機材を使った調査を行う場合は、10,000円以上かかる場合があります。不安な場合は、調査前に見積もりを出してもらってください。

高圧洗浄機を使用した場合の料金相場

排水管のつまり解消で高圧洗浄機を使用する場合は、10,000円~30,000円が相場です。

 

ただし、マンションや戸建ての2階、つまりがひどい場合には、10万円を超える可能性もあるので、必ず見積もりをとっておきましょう。

 

作業内容によって大きく料金が異なるので、事前に業者と相談しておきましょう。

トーラーを使用した場合の料金相場

トーラーというのは、業者用のワイヤーブラシのようなものです。ワイヤーの先端に金具がついており、つまりの原因を削ったり取り除いたりします。

 

トーラーを使った際の料金相場は、10,000円~30,000円程度です。ただし、排水管の長さによって料金は変動します。

 

つまりが起きている箇所までの距離が長くなると、距離に応じて1,000円~3,000円の追加料金がかかってしまいます。事前に、追加料金についても確認しておいたほうが良いでしょう。

排水管つまり修理の料金事例

参考として『クリーンライフ』に依頼した際の目安料金を紹介します。

基本料金 3,300円
軽微なつまり解消 5,500円
中度の排水管つまり 16,500円
高度の排水管つまり 27,500円
高圧洗浄機使用(3mまで) 27,500円〜
トーラー作業(3mまで) 11,000円〜

出張によるお見積もりは、無料です。お気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに排水管のつまりを相談をしてみる

排水管つまり修理の料金を安くする方法

排水管つまりの修理料金を安くする方法を紹介します。

相見積もりを依頼する

排水管つまりの修理は、作業内容によっては高額になりがちです。中には不要な作業をプラスして、高額の料金を提示する業者も。

 

少なくとも3社以上の業者に相見積もりを依頼して、見積もり内容を比較すると適正価格や適切な作業方法がわかります。

 

また、相見積もりをすると料金を値切りやすくなります。

割引・キャンペーンを利用する

水道修理業者によっては、独自の割引キャンペーンを行っています。割引キャンペーンを利用すれば、値引き交渉なしで安く依頼できます。

 

割引キャンペーンを実施しているかどうかは、業者の公式サイトで確認可能です。

 

たとえば、私たち『クリーンライフ』も以下のようなキャンペーンをしています。

  • WEBからのご利用で3,000円OFF(ただし、作業料金の総額が1万円以上)
  • 2回目以降のご利用なら10%OFF(1回目のご利用が1年以内)

クリーンライフにご依頼の際は、忘れずに割引キャンペーンをご利用ください。

早めに修理を依頼する

排水管のつまりが軽微なうちに、できるだけ早めに修理を依頼すると修理代を抑えられます排水管のつまり修理は、重症化すればするほど料金が高額になります。

 

修理料金が心配で、ついつい業者への依頼を怠りがち。最終的に何も流れない状態になって依頼すると、驚くような金額を請求されるかもしれません。

 

排水管が流れにくいなと感じた時点で、水道修理業者に相談しましょう。

 

⇒クリーンライフに排水管のつまりを相談をしてみる

排水管つまりを頼む業者の選び方

ユニットバスの詰まりがひどい場合は業者に依頼

排水管がつまったときに業者に依頼する際には、業者の選び方にも注意してください。排水管のつまりを修理してくれる水道修理業者を検索すればいくつも出てきますが、なかには悪質な業者もいます。

 

実際に事前の見積もりよりも高額な請求をされたケースなどもあるので、注意しましょう。

 

その他、優良な業者を見つけるためには、以下のポイントを参考にしてください。

  • 相見積もりをとる
  • スピーディーに駆けつけてくれる業者を選ぶ
  • 安心できる業者を選ぶ

なぜそれぞれのポイントが大切なのか、以下で解説します。

相見積もりをとる

業者に依頼する際には、いくつかの業者から相見積もりをとっておきましょう。必ずしもすぐに一つの業者に決める必要はありません。

 

相見積もりをとった上で、一番安かったり料金に納得できたりする業者に決めましょう。

 

ただし、「安い」だけで選ぶと、追加オプションなどで高額請求されるケースもあるので、細かく内訳などについて説明してくれる業者を選ぶと良いです。

スピーディーに駆けつけてくれる業者を選ぶ

排水管のつまりは、いつ起きるかわかりません。早朝や夜中など、急につまりが発生する場合もあります。

 

そのため、迅速に対応してくれる業者を選びましょう。また、その際には、早朝料金や深夜料金、休日料金などが設定されているか確認してください。場合によっては、時間外料金だけで高額になる可能性があります。

 

さらに、最短の対応時間についても確認しておくと良いでしょう。基本的には修理業者の公式サイトに記載されています。

 

⇒クリーンライフに排水管のつまりを相談をしてみる

安心できる業者を選ぶ

水道修理業者には悪質な業者もいるので、安心できる業者を選びましょう。

 

安心できる業者を見つけるためには、以下のポイントをしっかり確認してください。

  • 水道局指定工事店か
  • 実績
  • 口コミ

それぞれを確認しておけば、悪質な業者を避けられるでしょう。なお、水道局指定工事店とは、給水装置工事を適切に行えると認められた業者のことです。

 

ただし、口コミについては、個人の感想による悪評もあるので、参考程度としてください。

 

排水管つまりを予防する方法

排水管つまりは、対策で発生自体を防ぐことが可能です。具体的な予防策は、以下の3つがあります。

  • 水切りネットを装着する
  • 油や固形物を流さない
  • 日常的な清掃を心がける

以下では、各方法の詳細を解説します。

水切りネットを装着する

1つ目の予防策は、水切りネットを活用する方法です。

 

網目が細かい水切りネットならば、排水口のゴミ受けの隙間をかいくぐった髪の毛、食材カスなどもキャッチできます。排水口のゴミ捨ての手間も楽になり、一石二鳥です。

 

最近は、100均やコンビニといった身近な場所で販売されている商品も多数。買い足すのも楽ちんで、大変便利なアイテムです。

油や固形物を流さない

つまりトラブルは、日常生活で使用した油や固形物の蓄積によって発生するケースも多数。予防にあたり、以下の2点を意識しましょう。

  • 調理器具や食器に付着した油は拭き取る
  • 排水口の周辺に固形物を置かない

多少の油分が流れることは避けられませんが、できる限りつまりの元を流さない配慮が重要です。

日常的な清掃を心がける

排水口のこまめな清掃も、つまりの予防に有効です。多少手間ですが、定期的な掃除は頑固な汚れの発生を防いできれいにすることにもつながります。

 

排水管つまりの掃除効率をアップさせるべく、毎日少しずつのお手入れを習慣化しましょう。

排水管のつまりを業者に依頼するなら

排水管のつまりを業者に依頼するなら、安心でき、かつスピーディーに対応してくれる業者を選びましょう。排水管のつまりはすぐに対処しないと、どんどん悪化してしまいます。

 

私たち『クリーンライフ』は、24時間365日駆けつける、水道局指定工事店の業者です。

 

最短30分で駆けつけ、高度なつまりの解消にも対応。急な排水管のトラブルでお悩みの際は、ぜひクリーンライフにご相談ください。

 

⇒クリーンライフに排水管のつまりを相談をしてみる

2021.10.22

キッチンは毎日のように使う場所だけに、排水管のつまりが起こりやすい場所。食生活に欠かせないキッチンが突然使えなくなるのは、非常に厄介です。

 

今回は、キッチンで排水管つまりが発生した際の対処法を7つご紹介。また、排水管の交換を自分で行う方法も説明します。

 

あわせて、業者にキッチンの排水管つまりの修理を頼む際の費用相場もお伝えするので、キッチンの排水管つまりに悩む方はぜひチェックしてみてください。

キッチンの排水管がつまりやすい原因

シンクの排水に流れる水

キッチンの排水管がつまりやすいのは、3つの原因があります。つまりを早く解消するためにも、原因を正しく理解しておくことが大切です。

 

まず、つまりの原因をご紹介します。

食器やフライパンの油汚れ

キッチンの排水管つまりの主な原因となるのが、油汚れ。揚げ物で油をきちんと処理したものの、食器やフライパンなどについた油が少しずつ流れ、油汚れが蓄積されていく仕組みです。

 

冷えて固まった油に食材カス、洗剤カスなどが混ざってしまうと大きな塊となり、排水管がつまってしまいます。食器やフライパンなどの油は、拭き取ってから洗剤で洗うようにしましょう。

洗剤カスや食材カス

キッチンでは、排水口のゴミ受けや三角コーナーに食材カスがたまると、水を切ってきちんと取り除いているでしょう。しかし、排水トラップの奥へ小さい食材カスや洗剤カスが流れることはよくあります。

 

目に見えないこれらのカスが排水管へ流れると、油汚れとくっつき、さらにつまりを大きくしてしまうのです。石鹸カスの場合は、油とくっつくと白っぽく固まります。

 

ゴミ受けの目が粗ければ、上から網目が細かいネットを被せるのがオススメです。また、元々ゴミ受けがない構造の場合は隙間からカスが流れてしまうので、こまめにゴミを取り除くように気をつけましょう。

異物を落してしまった

うっかり異物を流してしまうと、排水管つまりを起こしてしまいます。ありがちなのは、排水口の掃除中にゴミ受けや排水トラップを外しているのを忘れ、異物を流してしまうケースです。

 

排水管つまりを引き起こす異物の具体例には、以下のようなものがあります。

  • つまようじ
  • 輪ゴム
  • 調味料のキャップ
  • スプーン
  • スポンジ

異物がキッチンの排水パイプから排水管まで流れてしまった場合、床をはがしてつまりの原因を取り除く工事が必要になる恐れもあります。

 

小さな固形物であれリスクがあるので、落とすことがないように十分注意を払いましょう。

キッチンの排水管つまりの対処法7つ

シンクを掃除する女性
ここからは、排水管つまりの具体的な対処法7つを解説。具体的な方法には、以下のようなものがあります。

  • タオルとお湯
  • パイプクリーナー
  • 重曹とクエン酸
  • ペットボトル
  • ラバーカップ
  • ワイヤーブラシ
  • ピーピースルー

つまりの進行度に合わせ、適切な解消方法を実践してみてください。

【軽度つまり】タオルとお湯を使う

キッチンの排水管がつまったとき、ラバーカップやワイヤーブラシといった専用道具がない家庭も多いでしょう。

 

症状が軽い詰まりならば、タオルとお湯で解消するやり方もあります。

  1. 排水トラップを外し、排水口が見えるようにする
  2. タオルを排水管に栓をするようにつめる
  3. シンクにお湯(50~60℃程度)を溜める
  4. タオルを一気に引き抜く
  5. 水が流れるか確認する

お湯の温度は50℃程度にするよう注意してください。熱湯は塩ビ素材の配管を破損したり、変形したりする恐れがあるためです。

 

溜まったお湯から引き出しやすいよう、タオルをつめる際は端をシンクから出しておきましょう。

【軽度つまり】パイプクリーナーを使う

同じく軽度つまりの対処法で、便利に使えるのがパイプクリーナーです。

  • 「水酸化ナトリウム」「次亜塩素酸ナトリウム」の成分を配合
  • 成分配合の割合が高いほど、効果が強力
  • 粘土の高いものほど効果が高い

科学的な作用で排水管の汚れを分解し、つまりの解消をする方法です。

  1. 排水トラップを外し排水口が見えるようにする
  2. 排水管に45~50℃のお湯を流す
  3. パイプクリーナーを注ぐ
  4. 30分~1時間程度放置する
  5. 水が流れるか確認する

まずお湯を流すのは、温めると化学的な効果が高くなるためです。

 

また、放置時間を長くしすぎるとつまりがそのまま剥がれ、さらに先でつまってしまう恐れもあるので注意してください。

【軽度つまり】重曹とクエン酸を使う

薬剤を一切使わず、食品添加物の重曹やクエン酸で排水管つまりを直せる場合もあります。

  1. 排水トラップを外し、排水口が見えるようにする
  2. 排水口の中に直接重曹を振りかける
  3. 重曹の上からクエン酸を全体に行き渡るようかける
  4. 重曹とクエン酸が化学反応を起こして発泡する
  5. 約1時間そのまま放置する
  6. お湯で洗い流し、つまりの有無を確認する

重曹とクエン酸の割合は、1:2を目安にしてください。また、後から流すお湯は50℃程度のものを用意しましょう。熱湯では排水管内を損傷しかねません。

 

クエン酸代わりに、お酢を使用しても同様の効果が得られます。お酢の種類はさまざまですが、原材料に砂糖を含まない穀物酢を選ぶようにしてください。

【軽度つまり】ペットボトルを使う

ペットボトルを使い、軽度のつまりを解消する手もあります。ペットボトルは1.5~2Lほどの大きめのサイズだと、より高い効果を得られる可能性が高いです。

 

作業は次の流れで進めましょう。

  1. フタやトラップを外した排水口を覆うように、ペットボトルをセット
  2. ペットボトル側面を両手で押し、排水口に空気の圧力を送る
  3. 数回くり返した後、水を流し込み、つまりが解消されたか確認する

コツは、ペットボトルと排水口の隙間がない状態にしっかりとセットすること。また、ペットボトルでの対処法はあくまで応急処置として考え、引き続き専用の道具で完全に症状を解消するのがベストです。

【軽度~中度つまり】ラバーカップを使う

柄の先端がゴム製のカップになっているラバーカップ(スッポン)は、トイレだけでなくキッチンの排水管つまりにも使えます。

 

キッチンで使う場合は、キッチンの排水口に使えるタイプを準備しましょう。キッチン用として販売されているラバーカップは持ち手がハンドル状になっているものも多く、弱い力でも水圧をかけやすいのが特長です。

  1. 排水トラップを外し、シンクに水をためる
  2. ラバーカップを排水溝に対して垂直にあて、密着するように押し込む
  3. 勢いをつけて一気に引っ張る
  4. 水が流れるか確認する

一度で解消できないときは、何度か押し引きをくりかえし行います。

【軽度~中度つまり】ワイヤーブラシを使う

ワイヤーブラシは排水管に押し込んでくるくる回し、つまったもの(油やカスなど)を直接削るための道具。購入時には、以下の2点に注意しましょう。

  • つまりを直す際に充分な長さがあるか?(家庭向けは5mの商品が多い)
  • ワイヤーが折れないように充分な強度があるか?

キッチンの排水管つまりには、以下の流れで対処します。

  1. ワイヤーブラシを排水口に入れる
  2. つまりに当たったらハンドルを回転させて削る
  3. ワイヤーブラシが通るまで回転させる
  4. 水を流して解消されたか確認する

汚れをできるだけ綺麗に除去したい場合は、ある程度時間をかけてワイヤーブラシを回転させるようにしてください。

【頑固なつまり】ピーピースルーを注ぐ

キッチンの排水管つまりの症状が悪くなっている場合は、業務用にも使用される強力な洗浄剤「ピーピースルー」を試してみましょう。業務用は、市販品より強力です。

 

基本的な使い方は、パイプクリーナーと大して変わりません。

  1. 排水トラップを外し、排水口が見えるようにする
  2. 排水口の周りにピーピースルーを撒く
  3. 45~50℃のお湯と一緒に排水口内部に流し入れる
  4. 30分~1時間程度放置する
  5. お湯を下水道に勢いよく流した後、水が流れるか確認する

不安な方は、放置時間を一晩ほどに延ばしてみてください。パイプクリーナーでの解消が難しい頑固なつまりも、綺麗さっぱり流し切ることができます。

キッチンの排水管つまりが頻発するなら交換を検討

キッチンで排水管つまりが度々起こるようであれば、排水管自体に問題が起きている可能性が高いです。根本的な解消をするには、排水管の交換を検討しましょう。

 

老朽化していると、水漏れが起こる場合も少なくありません。

  • 掃除をしていてもすぐにつまってしまう
  • 排水トラップと排水管の接続部から水漏れがある

自分で交換できるケース、業者に依頼する方が良いケースがあります。排水管交換の手順や費用、部品の選び方をよく理解した上で、いずれかを選択しましょう。

自力でキッチンの排水管を交換する際の外し方・手順

自分でキッチンの排水管を交換する場合には、まず排水管の種類や外し方、手順を理解しておくと進めやすくなります。

キッチンの排水管の種類を確認

キッチンの排水管は、以下の3種類です。シンク下を開けて確認してみてください。

  • 塩ビホース:蛇腹状で曲げやすい
  • 塩ビパイプ:カーブの有無や太さの違いがある
  • 金属管:耐久性がある・キッチンで使用されるのは少ない

ホームセンターなどで購入する際に、取り外した古いものを持参すると間違いがありません。

部品 費用目安
排水管(ホース) 1,000円~2,000円程度
排水管(パイプ) 3,000円程度
ステンレス製ホースバンド 800円程度

DIYで排水管の交換ができると、費用はかなり安くて済みます。ただし、排水管つまりの原因が床下の問題がある場合や作業に不安がある場合は、早めに業者に相談をするのが賢明です。

キッチンの排水管の交換手順

キッチンの排水管の外し方は、比較的難易度が低めです。まず、水濡れ防止のために、以下を準備しましょう。

  • ゴム手袋
  • 新聞紙
  • バケツ
  • 雑巾

交換は、以下の手順です。

  1. 排水トラップと排水管をつないでいるナットをゆるめる
  2. 排水管を外す
  3. 排水管の接続部の防臭ゴム、床接触部にある排水プレートを取り外す
  4. 新しい排水管を軽くはめ、必要に応じて長さを調整する
    (丸めないで、曲げるかカットする)
  5. 排水管先と下にそれぞれ防臭ゴムを付ける
  6. 排水トラップと排水管を接続し、ナットを締める
  7. 床接触部に排水プレートを取り付ける
  8. 水を流して水漏れがないか確認する

キッチンの排水管の寿命は20~30年が目安なので、年数が経過しているときには交換をしましょう。

業者にキッチンの排水管つまり修理・交換を依頼

排水管交換をする業者

キッチンの排水管つまりをすぐにでも直さなくては困る場合も多いです。業者に修理や交換を依頼する際に気になるのは、費用や依頼の流れでしょう。

  1. 電話やメールで業者へ相談する
  2. 現地にて見積もりを行う
  3. 見積もりの提示で了承後に、作業を開始する
  4. つまりの修理作業が行われる
  5. 支払いを済ませる

必ず見積もりを取り、費用や内容に納得してから依頼をしましょう。そのためにも、相見積もりを取って複数業者を比較するのがおすすめです。

キッチンの排水管つまり修理の費用相場

地域ごとに異なる、排水管つまりの修理費用の相場。具体的に修理にかかる費用金額の目安をまとめました。

作業内容 費用相場
キッチンの軽度つまり(ラバーカップ) 6,000円~8,000円
キッチンの軽度つまり(ローポンプ) 6,000円~8,000円
キッチンの中度〜高度つまり(トーラー) 8,000円~18,000円
キッチンの中度〜高度つまり(高圧洗浄機) 28,000円~60,000円
キッチンの軽度〜中度つまり(排水管交換) 6,000円~8,000円
キッチンの排水トラップ交換 7,000円~15,000円

症状が深刻化するほど料金は高額になる他、トラブルの状況や部品の種類などによっても費用は変動します。

 

排水管つまりが重症化すると高圧洗浄機を利用します。高圧洗浄は戸建ては28,000円~35,000円ほど、マンションは45,000円~60,000円が目安です。

つまりの原因や状況によっては、トーラーを利用します。3mまでの場合は10,000円~18,000円程度です。3m以上の場合は、1mにつき2,000円〜4,000円の追加料金がかかります。

 

また、以下が発生するかどうかでも総額が変わってくるので、あらかじめ料金システムをしっかり確認しましょう。

  • 見積もり料金やキャンセル料金
  • 深夜・早朝の割増料金
  • 遠方への出張料金

クリーンライフ』ではキッチンの排水管つまりのご相談を、24時間年中無休で受け付け中。夜間・早朝割増の料金はなく、出張見積もりも無料です。

 

クリーンライフにキッチンの排水管つまりを相談してみる

キッチンの排水管つまりを防ぐ方法

キッチンで排水管つまりが発生したら、お伝えした対処法で対応できる場合もあります。そうは言っても、つまりはできるだけ避けたいものです。

 

そのためには、事前の予防・対策によってつまりを発生させない努力が大切です。習慣づけるとそれほど億劫なことではないので、ぜひ参考にしてみてください。

掃除をこまめにする

キッチンの排水管つまりの予防で、特に効果的なのは日々の掃除です。シンク、ゴミ受け、排水トラップ、三角コーナーをきれいにしましょう。

 

排水トラップやゴミ受けを外したら、うっかり固形物を落してしまう恐れもあります。清掃終了後は、きちんと元に戻しておきましょう。

 

また、野菜に付いた土やクズを三角コーナーにそのまま入れてしまうと、水に濡れて流れやすくなります。

  • 生ゴミを三角コーナーに放置しない
  • 野菜のクズはチラシで包んですぐに捨てる

汚れたら掃除をするのではなく、日々行う方が時間もかからず手軽です。汚さない工夫も習慣化してみましょう。

50℃程度のお湯を流す

シンクの掃除が終わったら、50℃程度のお湯を流すと油汚れが溶け、流しやすくなります。お皿に着いた油汚れが、お湯を通すときれいに落ちる仕組みと同じです。

 

ただし、熱湯は排水管を傷めてしまう可能性があるので、使わないようにしてください。

シンク周りに不要なものを置かない

一般的にゴミ受けや排水トラップがあるシンクにおいて、固形物を流す可能性は低いです。しかし、掃除をした後に元通りにしていないと、うっかり固形物を流してしまうこともあります。

 

油汚れによるつまりよりも、固形物のつまりの方が自力での解消が難しく、業者の依頼が必要になる事例は多数。シンク周りには、できるだけ不要なものを置かないように注意しましょう。

パイプクリーナーを定期的に使う

キッチンの排水管がつまる前に、パイプクリーナーを定期的に使うのがおすすめです。1週間~10日に一度でも効果的に防止できます。

  • つまりの予防や消臭
  • ぬめり取り
  • つまりの解消

上記のように汚れやつまりの程度に合わせ、指示された量を使いましょう。パイプクリーナーの容器に目盛りがあるので、用途に合わせて適量を注いでください。

キッチンの排水管つまりを解決できないときは

キッチンの排水管つまりはじめ、水まわりのトラブルは早めの対処が肝心です。

 

ただ、無理に直そうとして症状が深刻になるケースもあります。自力で解消できなくて困った場合は、すみやかに業者に相談しましょう。

 

クリーンライフ』は、年中無休でご相談を受け付けています。最短30分での駆けつけが可能、現地調査・出張見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。

 

クリーンライフにキッチンの排水管トラブルを相談してみる

2021.10.22

キッチンの排水管から嫌な臭いがしているなら、排水管から出ている可能性があります。排水管の掃除をすれば、嫌な臭いの原因を解決できる可能性があります。

 

そこで今回は、キッチンの排水管の掃除方法について解説します。いずれも簡単にできる方法なので、キッチンの臭いが気になる人はぜひ試してみてください。

 

また、キッチンの排水管の臭いを防ぐ方法、業者に排水管掃除を依頼した際の参考料金もお伝えします。

キッチンの臭いの原因は排水管にある可能性大

キッチンの嫌な臭いの元となっているのは、排水管です。どれだけ排水溝を掃除をしても、原因である排水管が綺麗になっていなければ嫌な臭いは消えません。

 

排水管の臭いの原因となっているのは、主に以下の4つです。

  • 油のかたまり
  • 食材カス
  • 固形物
  • 排水管内の汚れ

以下で、それぞれがどのように臭いの原因となってしまうのか、解説します。

油のかたまり

キッチン排水管のつまりや臭いの元となる多くの原因は、油のかたまりです。油をそのまま流してしまうことにより発生します。

 

油は冷えると固まってしまい、そのままにすると白い石のようになり、排水管を塞いでしまうのです。

 

油の固まりが排水管を塞いでしまうと、空気の循環が悪くなる上に食べカスも残ってしまいます。そのため、基本的には使用した油はそのまま流さないようにしましょう。

食材カス

食材カスはキッチンの排水管をつまらせ、臭いを発生させる主な原因の一つです。

 

とくに排水管は食材カスなどがこびりつきやすいため、小さいものでも溜まっていきます。よくあるのが、食べ物のタレや種などです。

 

小さい部分ではあるものの、排水管をうまく流れてくれない場合があるので、できるだけ回収しましょう。

固形物

排水管に誤って固形物を流してしまった場合も、つまりや臭いの原因となります。

 

固形物は溶けることもなく、流れていきにくいため、より注意が必要です。とくに排水口の掃除中は注意してください。

 

排水口が付いている状態であれば、固形物が排水管まで流れることはありません。しかし、排水口を外して掃除している状態は、うっかり固形物を落としてしまう可能性があります。

 

もし固形物を落としてしまった場合は、自身での回収が難しいため、業者に依頼した方が良いでしょう。

排水管内の汚れ

キッチンの排水管内は、小さな汚れがこびりつきやすいです。食べカスや油はもちろん、サビも溜まってしまいます。

 

それぞれの汚れが少しずつ溜まった結果、流れが悪くなり、臭いの原因となるのです。

 

排水管の汚れは、ある程度であれば自身で対処できるので、定期的な清掃を心がけてください。

キッチン排水管の掃除の仕方

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キッチン排水管の掃除は、自身でもできます。大掛かりな掃除ではなく、簡単にできるものもあるので、実践してみてください。

  • お湯を注ぐ
  • パイプクリーナーで溶かす
  • 重曹・クエン酸で溶かす
  • ワイヤーブラシで直す

いずれかの方法で、キッチン排水管のつまりを解消し、臭いの原因を防げる可能性があります。

 

ただし、どの方法でも解消されない場合は、業者に依頼してください。

 

以下では、それぞれの具体的な掃除の仕方について解説します。

お湯を注ぐ

油は冷えて固まる性質があるため、お湯を流して油によるつまりを解消できる場合があります。

 

方法は、主に2つ。

  • お湯を排水口から注ぐ
  • シンクにお湯を溜めて一気に流す

ゆっくりお湯を注ぐのではなく、勢いよく流すことで、水圧によるつまりの解消効果も期待できます。

 

お湯の温度は熱すぎてもダメなので、50〜60℃を目安にしてください。

パイプクリーナーで溶かす

市販されているパイプクリーナーを使えば、排水管につまっている汚れなどを溶かして流してくれます。パイプクリーナーは、ドラッグストアで販売されているもので構いません。

 

商品ごとにつまりや臭い解消の分量が記載されていますので、正しく使いましょう。記載された時間まで放置したら、水で流します。

 

また、パイプクリーナーを選ぶ際には、粘度の高いものを選んでください。

重曹・クエン酸で溶かす

臭いの原因となっている汚れは、パイプクリーナーではなく、重曹やクエン酸を使って落とせます。重曹は油汚れに強く、クエン酸は石鹸カスや水垢に効果があるのです。

 

やり方は、以下のとおりです。

  1. 重曹とクエン酸を流す
  2. コップ1杯ほどのぬるま湯を流す
  3. 5分~10分放置
  4. 水で流す

ただし、排水管の奥まで届かない場合もあるので、重曹とクエン酸を使っても効果を感じられない場合はパイプクリーナーを使いましょう。

 

重曹とクエン酸で軽い油汚れや水垢などを落としてからパイプクリーナーを使うと、効果的です。

ワイヤーブラシで直す

排水管にこびりつくようなしつこい汚れは、ワイヤーブラシで落としましょう。排水管を掃除すれば、臭いの原因を解消できる可能性があります。

 

やり方は、以下のとおりです。

  1. ワイヤーブラシを排水口から入れる
  2. ワイヤーブラシを動かしながら奥までブラシを届かせる
  3. ブラシを上下に動かしたり回転させたりして汚れを落とす
  4. ワイヤーブラシを抜いて水を流す

また、ワイヤーブラシを選ぶ際は、以下の点に注意してください。

  • ワイヤーブラシが太すぎる…排水管に入らない
  • ワイヤーブラシが短すぎる…奥の汚れまで届かない
  • ワイヤーブラシの強度が足りない…排水管の途中で折れる
  • ワイヤーブラシが硬すぎる…途中でつっかかってしまう

ワイヤーブラシの扱いはコツがいるので、使ってみても上手く掃除ができない場合は、業者に依頼しましょう。

キッチンの排水管を掃除する上での注意点

キッチンの排水管を掃除する際には、気を付けなければいけない点があります。場合によっては、排水管自体を傷めてしまい、大きなトラブルの原因になってしまうかもしれません。

 

とくに以下の2点に注意してください。

  • 熱湯に注意
  • 排水管の取り外しはプロに任せる

自身で対処できる範囲は限られているので、あまりにも難しい場合や下手に傷めてしまう可能性があるのであれば、業者への依頼をおすすめします。

 

以下では、なぜそれぞれに注意しなければいけないのかについて解説します。

熱湯に注意

排水管の油汚れ解消方法として、お湯を流す方法がありますが、熱湯は使わないでください。なぜなら、熱湯を流すと排水管が破損したり、変形したりする可能性があるためです。

 

お湯を流す場合は、50~60℃に設定しましょう。排水管に主に使われている素材は、塩化ビニール管と呼ばれるもので、耐熱温度が60~70℃になっています。

 

普段調理で使う熱湯は少量なので大きな危険性はありませんが、大量に熱湯を流す場合は危険です。しかし、普段の熱湯も多少なりとも傷みの原因になってしまうので、普段の生活から熱湯をそのまま流さないように注意しておくと良いでしょう。

排水管の取り外しはプロに任せる

排水管が傷んでいたりサビがひどかったりする場合には、排水管自体を交換した方が良いです。

 

排水管の交換は自身でもできないことはありません。しかし、水回りに詳しい人でなければ、排水管自体の交換はとても困難です。

 

分解すべきパーツも多いので、下手に自分で交換しようとすると、元に戻せなくなる可能性もありますし、水漏れなどのトラブルに発展する可能性もあります。

 

そのため、排水管自体を交換する場合は、業者へ依頼してください。

 

費用はかかってしまいますが、プロに任せておけば他のトラブルに発展する可能性はありません。排水管の種類や形もさまざまなので、ご自宅に合った排水管を取り付けてくれます。

キッチン排水管の臭いを防ぐ方法

キッチン排水管の臭いを予防するには、日々のなかでの一手間を心がけましょう。一手間増やすだけで、嫌な臭いが発生しにくくなります。

 

主な予防方法は、以下の2つです。

  • 油をそのまま流さない
  • 排水口にネットをつける

以下では、なぜそれぞれが予防につながるのかについて解説します。

油をそのまま流さない

油を使って調理する際は、油をそのまま排水口に流さないようにしましょう。油を流さないようにするだけで、臭いの原因を防げます。

 

使い終わった油は、キッチンペーパーで吸ったり油を固める薬剤を使ったりして、燃えるゴミとして捨ててください。

 

油が固まることによる臭いの原因を防げます。

排水口にネットを付ける

排水口に食べカスなどが流れないように、ネットを付けておきましょう。ネットを付けておけば、小さいカスでも、排水口に流れていきません。

 

ネットはコンビニエンスストアや100円ショップで購入できるので、常備しておくと良いでしょう。

 

排水管はもちろんですが、排水口やキッチン周辺の清潔を保つためにも使えます。

キッチン排水管の掃除で臭いが解消しなければ業者へ

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キッチン排水管の掃除をしても臭いがとれない場合は、業者への依頼をおすすめします。なぜなら、業者に依頼すれば、自身では手の届かない部分や見えないトラブルまで解決してくれるからです。

 

その他に、業者へ依頼するメリットは以下の3つです。

  • 高圧洗浄が可能
  • 臭いの元を特定してもらえる
  • パーツ交換をする場合もスムーズに対応できる

業者による排水管洗浄は、自身ではできない専門的な作業を行ってくれます。また、排水管自体の交換となった場合も、業者に依頼しておけばすぐに部品を用意してくれます。

 

自身で替えの排水管などを選んだり用意したりするのは難しいので、大きなメリットといえるでしょう。

排水管掃除を業者に依頼した場合の参考料金

排水管の掃除やつまりを業者に依頼する場合の参考料金を紹介します。

 

料金については業者によって異なるため、今回はクリーンライフの料金を紹介します。

作業内容 修理時間目安 修理料金目安
軽度なつまり 30~60分 5,500円
中度のつまり 30~120分 16,500円
重度のつまり 30~120分 27,500円
排水管の水漏れ 30~120分 3,300円

たとえば、高圧洗浄を用いた排水管洗浄の場合、重度のつまりとなるので、基本料金として3,300円+作業料金27,500円で合計30,800円です。

 

クリーンライフに関しては、WEB割引で3,000円オフになりますので、ぜひご利用ください。

キッチンの排水管の掃除でお困りなら

キッチン排水管の掃除をしても臭いが解消されずお困りなら、業者への依頼をおすすめします。

 

簡易的な掃除はできますが、排水管を取り外すような専門的な作業は、業者でなければ行えません

 

私たちクリーンライフは、キッチン排水管の洗浄も行っています。24時間365日対応しておりますので、キッチンの臭いでお困りでしたら、ぜひ一度クリーンライフまでご相談ください。

 

⇒クリーンライフにキッチン水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.10.22

お風呂の排水管詰まりは、どう対処すべきなのか分かりにくいものです。

 

今回は、お風呂の排水管詰まりの際に自分でできる対処法7つを解説します。お風呂の排水管の構造、詰まりやすい原因や箇所についてもお伝えします。

 

また、お風呂の排水管詰まりの予防に役立つ掃除の仕方、業者の費用目安についてもご紹介します。お風呂の詰まりで困ったら、ぜひ参考にしてください。

お風呂の排水管詰まりの原因

ユニットバスの排水口の構造を知る

ここからは、お風呂の排水管がつまってしまう原因をご紹介します。お風呂はつまりが起きやすい場所です。原因を知って、つまりが起きないように気をつけましょう。

髪の毛や石鹸カス、皮脂の詰まり

お風呂の排水管詰まりの原因で、特に問題となるのが髪の毛です。

 

髪の毛は、シャンプーのたびに想像以上に抜け落ちます。髪の毛が固まってぬめりが起きたり、石鹸カスや皮脂と絡んだりすると、詰まりはさらに広がるばかり。

 

ヘアキャッチャーをすり抜けると、それらの原因物がたまって排水管詰まりを引き起こしてしまいます。

固形物の詰まり

気づかないうちに、ヘアピンやキャップ、アクセサリー、おもちゃ、石鹸などの固形物を流してしまい、排水管詰まりを起こすこともあります。

 

すぐに気づいたときは、排水トラップを確認して除去しましょう。もし、排水トラップに固形物がなければ、排水管へ進んだために詰まりが起きている可能性が高いです。

屋外の排水桝の詰まり

一戸建ての場合は配管に問題がなくても、屋外に設置している排水桝で詰まりが起きている場合もあります。浴室内に思い当たる原因がないときは、排水桝の汚れも確認してみましょう。

 

屋外の排水桝を洗浄すれば、詰まりが解決する可能性があります。普段の排水桝の掃除は、ご自分でも可能です。

 

しかし、詰まるほど放置された排水桝は悪臭がひどく、ご自分での清掃は重労働なので、業者への依頼がおすすめです。

お風呂の排水管詰まりの対処法7つ

手のひら

お風呂ですでに排水管詰まりが起こっているときには、自分でできる7つの直し方があるのでぜひお試しください。

 

自分でお風呂の排水管詰まりに対処する際の費用目安は、ご覧のように安く済みます。

薬剤や道具 費用目安
液体パイプクリーナー 300円~800円
クエン酸 100円~600円
重曹 100円~600円
ラバーカップ 500円~1,500円
真空式パイプクリーナー 1,000円~1,500円
ワイヤーブラシ 500円~1,500円
針金ハンガー 0円~100円

手軽に入手できる3種類の薬剤を利用する方法のほか、ラバーカップをはじめとした4種類の道具を使った対処法を順に紹介します。簡単な方法で詰まりを解決していきましょう。

髪の毛には液体パイプクリーナー

液体パイプクリーナーは、次亜塩素酸ナトリウムや水酸化ナトリウムが含まれています。この成分は、髪の毛のタンパク質を溶かす作用があるので、詰まり除去におすすめです。

 

パイプクリーナーは、以下のように使います。

  1. 排水口から見える内壁にそって、パイプクリーナーを注ぐ
  2. 15~30分程度放置する
  3. 水でしっかりと流す

改善しないときは、何度か繰り返してみてください。頑固な詰まりの場合は、徐々に詰まりが解消される場合もあるためです。

 

長時間放置すると詰まりが固まったままで剥がれ、かえって奥でつまる可能性もあるので、メーカーでもおすすめしていません。

 

手軽な方法ですが、パイプクリーナーを使う際には注意点があります。

  • 肌に付着しないよう手袋をして作業する
  • 他の薬剤と混ぜると有毒ガスが発生する恐れがあるため、混ぜない

トラブルを防ぐため、この2点に注意しましょう。

石鹸カスにはクエン酸

石鹸カスの詰まりは酸性ですので、クエン酸やお酢で対処します。クエン酸は、かんきつ類に含まれる有機化合物です。

 

浴槽や洗い場に付いた石鹸カスをクエン酸で除去するには、以下の手順で行います。

  1. 水200mlにクエン酸を小さじ1入れて、クエン酸スプレーを作る
  2. 石鹸カスが付着している箇所にスプレーをする
  3. キッチンペーパーを当てて10分程度放置する
  4. キッチンペーパーをはがしてブラシでこする

ただ、お風呂の詰まりの場合は原因が複数あることや排水口での作業になるため、クエン酸を単独で使うより、このあと説明する重曹と合わせて使う方法がおすすめです。

皮脂汚れには重曹

皮脂や垢の汚れには、重曹で対処します。皮脂や垢は弱酸性であり、弱アルカリ性の重曹が詰まりの解消に効果的です。

 

重曹とクエン酸を使うと、皮脂や石鹸カスの両方を除去できるのでおすすめです。

  1. 重曹2:クエン酸1の割合で準備する
  2. 重曹をまんべんなく排水口に振りかける
  3. 次にクエン酸を同様にかけると、発泡が始まる
  4. 60分程度そのまま放置する
  5. しっかりと水を流す

この方法は、軽度の排水管詰まりにおすすめです。ただし、上手く発泡させるためには、重曹とクエン酸を入れる順番を守ってください。

ラバーカップを使う方法

トイレ詰まりの際に活躍するラバーカップ(スッポン)は、お風呂の詰まりでも使えます。お風呂やキッチンなど、排水口用のラバーカップを入手してください。

  1. 排水口のパーツを外す
  2. ラバーカップを排水口に密着させ圧力をかける
  3. 勢いをつけてラバーカップを引き上げる
  4. 水を流して詰まりの解消を確認する

浴槽の排水口で使う場合は、ラバーカップを当てた際に少し上まで水をためておくと、水圧で吸引力を強めやすくなります。

真空式パイプクリーナーを使う方法

ラバーカップと同じ原理の道具で、より吸引力が強いのが真空式パイプクリーナーです。それだけ排水管詰まりの解消に高い効果が期待できます。

  1. 排水口のパーツを外す
  2. 真空式パイプクリーナーを排水口に密着させ圧力をかける
  3. レバーを押し引きする
  4. 水を流して詰まりの解消を確認する

ラバーカップの場合、ラバー部分を水に浸かるようにしなくてはなりませんが、真空式パイプクリーナーは水の調整は不要なので楽です。

ワイヤーブラシを使う方法

先端にブラシがついているワイヤーブラシ(3~5mほど)を使って、排水管詰まりを直す方法もあります。

 

ワイヤーが細く、狭い排水管の詰まりや汚れを削り落とす際に役立つ道具です。

  1. 排水口からワイヤーブラシを曲げたり回転させたりして入れる
  2. 進まなくなったら、ハンドルを回して入れ込む
  3. ハンドルを動かしながら、詰まりの原因を削るように落とす
  4. 水を流して詰まりの解消を確認する

排水管の詰まりがひどく解消が難しい場合は、早めに業者に相談しましょう。

針金ハンガーを使う方法

ワイヤーブラシがすぐに入手できないときは、針金ハンガーを代用してみましょう。長さは短いものの、ハンガーを加工することで似たような使い方ができます。

 

まず、ペンチを準備しハンガーを加工してみてください。その後の手順や要領はワイヤーブラシとほぼ同じです。

  1. ハンガーのフック近くの片方を切る
  2. ハンガーを伸ばし、先端に輪っかを作る
  3. 加工したハンガーを排水口に入れる
  4. ハンガーの向きを変えたり曲げたりして奥に入れる
  5. 小刻みに動かし、詰まりを取り除く
  6. 水を流して詰まりの解消を確認する

ハンガーが取り出せなくなる恐れもあるので、奥へ進めるときには慎重に手加減をしてください。

お風呂の排水管の構造

お風呂の全景

お風呂の排水管の構造をご紹介します。排水管の仕組みを理解しておくと、詰まりの原因や直す方法をより把握できます。

お風呂の排水トラップの役割

お風呂には、排水トラップがあります。排水トラップ部分を開けてみると水がたまっているでしょう。水をためることで、浴槽の排水栓と洗い場の排水口の悪臭、害虫の侵入を防ぐ役割を果たしています。

 

排水トラップの種類は、主に3つです。ご自宅の排水トラップを確かめておくと、部品を外す際にもよく理解できるはずです。

  • 椀トラップ:目皿の下に「お椀状の被せもの」がついている
  • ドラムトラップ:貯水部分が「ドラム状」になっている
  • 管トラップ:排水管が途中で「S字」になっている

お風呂の排水口から排水管は詰まりやすい構造

お風呂には、浴槽と洗い場の排水口がそれぞれあります。

  1. 浴槽の排水口から水が流れ、洗い場の排水口で合流する
  2. 合流した水が排水管へと流れる

現在のお風呂はこのような構造が主流で、排水口から排水管は詰まりやすい構造なのです。

 

排水口は汚れや髪の毛などが詰まりやすく、定期的な掃除が必要です。さらに、排水管を長く使用するにつれて、ぬめりや汚れが付着して詰まりが発生しやすくなります。

詰まりやすい箇所と自己対処の難易度

お風呂で詰まりが発生する箇所と、難易度をまとめてみました。奥へ行くほど、自分で対処する難易度が上がります。

お風呂つまりの箇所 難易度
浴槽の排水栓・洗い場の排水口 低め
排水トラップ 中くらい
排水管 高め

特に、水をためておくための構造が複雑になっている排水トラップは、詰まりが発生しやすいので注意しましょう。逆に、排水トラップの詰まりを予防すれば、排水管詰まりを起こしにくくできるわけです。

 

排水管詰まりの程度や原因によっては、業者の依頼が必要になる場合もあります。

お風呂の排水管詰まりの症状

お風呂で普段と違う症状があれば、排水管詰まりが起きている可能性があります。思い当たる症状がないか、確かめてみましょう。

浴槽・洗い場の水の流れが悪い

お風呂で水の流れが悪いときには、排水口や排水管で詰まりが起きていると考えてください。

 

浴槽や洗い場を毎日掃除をしていても、排水トラップ、ヘアキャッチャー、排水口周りの掃除ができていないと、髪の毛が固まって残ってしまいます。塊にぬめりが絡むと、さらに水の流れが悪化します。

浴室や脱衣所が臭い

浴室や脱衣所でいつもと違う臭いがするときは、排水管の詰まりが原因で症状が出ていると考えられます。

 

排水口の掃除をしているのに臭うときは、ヘアキャッチャーの目から抜けていった髪の毛や汚れなどが、排水管で詰まっている可能性を疑いましょう。

水が逆流する

お風呂でお湯が流れないばかりか逆流してくるときは、排水管詰まりが起きているための症状です。逆流の症状があり、排水管詰まりの原因物が見えるときは、取り去ることもできるでしょう。

 

しかし、原因物が目視できないときに無理に除去しようとするのは避けてください。かえって排水管を傷めたり、原因物を奥に押しやったりする恐れもあるためです。

排水管詰まりを業者に依頼した際の費用相場

自分で解消できないお風呂の排水管詰まりの場合もあります。

  • 長期間たまった排水管詰まりがある
  • 固形物が詰まり、排水管の奥へ行ってしまった
  • 自己対処しても詰まりが直らなかった

このようなときは無理をするよりも専門業者に相談し、プロの技術で対処してもらいましょう。

 

実際にお風呂の排水管詰まりを業者に依頼する場合、「費用がどの程度かかるのか?」は気になる点でしょう。詰まりの程度・状況により使用機材や修理内容が変わるため、費用相場がそれぞれ違います。

 

費用相場を把握しておくと、業者の見積もりを比較する際に判断しやすくなります。

ローポンプ使用の費用相場

ローポンプは吸引力の強い、排水管詰まりの業者専用の道具です。家庭用は前述のように、真空式パイプクリーナーで市販されています。

  • 費用相場:8,000円~15,000円

高圧洗浄機使用の費用相場

高圧洗浄機は、水の圧力で詰まりの原因を洗い流す機材です。長く蓄積された汚れを取り除くことで、詰まりを解消するだけではなく、詰まりの予防にも効果が期待できます。

  • 費用相場:30,000円~70,000円

排水口から詰まりまでの距離、戸建てまたはマンション(集合住宅)で費用の算定が変わってきます。

薬剤使用の費用相場

薬剤を使って排水管詰まりを直す方法です。家庭用薬剤と違い、詰まり解消の効果が高いものを使います。

  • 費用相場:4,000円~10,000円

道具を使わずに済む方法なので、詰まり修理では比較的費用は抑えられています。

排水管交換の費用相場

老朽化している排水管の場合には、破損や劣化で詰まりが頻繁に起こることもあります。状況次第では、排水管の交換が必要です。

  • 費用相場:1m以内で20,000円~30,000円、1m加算ごとで5,000円~6,000円

お風呂そのもののリフォームを行う際に、排水管を含めて交換するケースが多いでしょう。

お風呂の排水管詰まりの予防法3つ

お風呂の掃除をする女性

お風呂の排水管が詰まらないようにするには、普段からの予防が大事なポイントです。排水管詰まりは、汚れが蓄積され続けることで起こりやすくなるためです。

 

日頃から排水口の状態を確認して、詰まらないように予防を心がけましょう。

定期的に排水トラップの掃除をする

排水口の掃除は、ついおろそかになりがちです。しかし、排水口や排水トラップの掃除をさぼっていると、日々汚れがたまっていくばかり。

 

1週間に1回でも、定期的に排水トラップの掃除を習慣づけて行きましょう。そうすることで、掃除の時間や手間をそれほどかけずに済みます。

  • ゴム手袋
  • 歯ブラシ
  • スポンジ

掃除する際に、必要なものを揃えておくとすぐに取り掛かれます。

定期的にパイプクリーナーを使う

排水口から排水管の掃除にパイプクリーナーを使うと、詰まりの除去ができます。

 

日頃から目にしない箇所なので、排水口の掃除のついでに定期的にパイプクリーナーを使うと決めておくとよいでしょう。

ヘアキャッチャーにネットを被せ頻繁に交換

ヘアキャッチャーで髪の毛や石鹸カスなどを流さずに済みますが、目をすり抜けていく場合も少なくありません。

 

目の細かいネットをヘアキャッチャーに被せると、すり抜けるゴミをかなり減らせます。さらに、掃除の際にネットを取り除き捨てるだけなので、簡単です。

 

百均やスーパーなどで販売されているので、ぜひ活用してみてください。ヘアキャッチャーのサイズや型を見て、合うネットを探しましょう。

お風呂の排水管詰まりを早く直したいなら

お風呂の排水管詰まりで自力での対処が無理な場合や不安がある場合は、お風呂から排水管まで修理・交換に精通している専門業者へ依頼した方が賢明です。

 

水道局指定工事店の『クリーンライフ』は24時間365日、排水管詰まりの修理を受け付けています。最短30分で駆けつけ、迅速な修理が可能です。

 

現地調査や出張見積もりは無料ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

 

クリーンライフにお風呂の排水管詰まりの相談をしてみる

2021.10.22

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