作業員待機中
13時25分現在、近くの作業員が最短30分〜でお伺いできます。
記事一覧

近年、日本で普及が進むウォシュレット。稀に水漏れし、以下のトラブルを招く恐れがあります。

  • 水道代の高額請求
  • 階下への水漏れ
  • 漏電・感電

水漏れトラブルの拡大を抑えるには、素早い対応が不可欠です。

 

今回はウォシュレットの水漏れの原因や、応急処置の方法を解説します。あわせて賃貸での対処法、業者利用時の料金相場などもお伝えしますので、参考にご覧ください。

ウォシュレットの水漏れの原因・対処方法

ウォシュレットのパネル

ウォシュレットの寿命は、7年~10年程です。寿命がきたら、ウォシュレットの交換も検討してください。

 

劣化状況が著しいと、以下から水漏れするリスクがアップします。

  • 洗浄ノズル本体
  • ウォシュレットの横
  • 温水タンク
  • 給水ホース・配管
  • 給水フィルター
  • 操作パネル

以降では、それぞれの水漏れが起こった原因や対応方法について、詳しく見ていきましょう。

洗浄ノズルから水漏れする原因

ウォシュレットの水漏れで多いのが、洗浄ノズル本体から水がポタポタ垂れる症状です。

 

洗浄ノズルとは、ウォシュレット内に格納されている温水の噴出口のこと。洗浄スイッチを押した際、出たり引っ込んだりします。

 

洗浄ノズルから水漏れする主な原因は、バルブユニットの汚れです。以下で症状が解消されなければ、ウォシュレット内の電気系統が故障している可能性もあります。

  • ノズル・バルブユニットを掃除する
  • ノズルを交換する

ちなみにバルブユニットとは、「ノズルの水を出す・止める」といった役割を持つ部分のこと。修理では電気系統が関わるため、素人は絶対に触れてはいけません。

 

水漏れ原因がバルブユニットのようなら、必ず業者に相談してください。

洗浄ノズルの掃除方法

最近では、セルフクリーニング機能が付いているウォシュレットがあります。しかし、クリーニング機能がない機種の場合は手動で掃除します。

 

お掃除の手順は、以下の通りです。

  1. 止水栓を閉める
  2. ノズルを出す
  3. ノズルを歯ブラシやお掃除シートで掃除する

『ノズル掃除』というボタンを押すと、ノズルが出てきます。ボタンがない場合は、ノズルが出た状態でコンセントを抜いてください。

洗浄ノズルの交換方法

洗浄ノズルを掃除しても水漏れが解決しないなら、ノズルの交換が必要です。保証期間なら、メーカーに連絡して無料で交換してもらいましょう。

 

ご自分でノズルを交換する方法は、以下の流れです。ゴム手袋をつけて行ってください。

  1. 止水栓を閉める
  2. ウォシュレットのコンセントを抜く
  3. ノズルを手で掴み、反時計回りに回して取り外す
  4. 時計回りで新しいノズルを取り付ける
  5. 電源を入れる
  6. 止水栓を開く
  7. 動作確認する

LIXILの場合は、ノズル先端ならご自分で交換できます。TOTOは業者やメーカーへの依頼が必要です。

ウォシュレット横から水漏れする原因

ウォシュレット横からの水漏れ原因には、水抜栓が関与している可能性が高いです。

 

水抜栓とは、タンク内蔵型のウォシュレットに使用されている部品のこと。正確な名称は「給水フィルター付水抜き栓」といい、主に次の場所に設置されています。

  • トイレタンクの下
  • 給水管とウォシュレットの接続部分

水抜栓から水漏れする主な原因は、水抜栓の割れやOリングの劣化です。どちらも自力での修理は難しいため、業者への依頼をおすすめします。

温水タンクから水漏れする原因

貯水式のウォシュレットをご使用中の場合、温水タンクから水漏れするケースもあります。温水タンクとは、名前通り「温水を貯める」機能を持つタンクのことです。

 

温水タンクの水漏れは、以下を理由に発生するケースが多数。

  • 電気系統の故障
  • ゴムパッキンの劣化

修理には本体交換、内部の部品交換などの作業を要します。あわせて電気系統に触れる必要もあり、プロの業者でなければ大変危険です。

給水ホース・配管から水漏れする原因

給水ホースや配管から水漏れした際は、「ジョイント」という接続部分の金具が緩んでいる恐れがあります。一度金具を締め直してみて、トラブルが解消されないか確認してください。

 

症状が改善されなければ、給水管からの水を分岐させる分岐金具が劣化・故障しているかもしれません。劣化が著しい分岐金具は、新しいものに取り換えましょう。

 

きちんとした技術や知識を有していれば、ご自身での交換もOK。次のような誤った対処により、水漏れの悪化を招かないよう十分注意してください。

  • パッキンの型の誤り
  • 金具を締めすぎ

パッキンにはさまざまなサイズがあるので、同じものを購入する必要があります。少しでも不安に感じる方は、水道修理業者に依頼するのが無難です。

給水フィルターから水漏れする原因

たいていのウォシュレットは、次のような場所に給水フィルターが取り付けられています。

  • 操作パネルの下や横
  • ウォシュレット内部

給水フィルターとは、水道水から不純物を取り除く役割を持つ部品のこと。長年使い続けると汚れやゴミが溜まり、フィルターが目詰まりして水漏れを引き起こす恐れがあります。

 

給水フィルターからの水漏れは、歯ブラシなどを用いてフィルターを掃除するだけで、解消できる可能性が高いです。

給水フィルターの掃除方法

給水フィルターは、メーカーや製品によって異なりますが、止水栓につながった部分を確認してみてください。給水管をたどると、見つけられます。

 

給水フィルターの掃除方法は、一般的に以下の通りです。

  1. 給水フィルターを取り外して、分解する
  2. 歯ブラシ等で給水フィルターの目詰まりを取り除く
  3. 給水フィルターを元に戻す

多くの場合、取扱説明書かメーカー公式サイトに、詳しく記載されています。

操作パネルから水漏れする原因

最後に紹介するのは、ウォシュレットの操作パネル・ボタンから水漏れするケースです。いずれかで水が漏れている場合、ウォシュレットの本体内部でパーツが故障している可能性を疑いましょう。

 

修理方法の選択肢は、以下の通りです。

  • 内部の部品を交換する
  • ウォシュレット自体を交換する

電気製品である操作パネルも、素人が下手に触れると火災などの大事に繋がりかねません。無理に修理しようとせず、なるべく業者を利用するよう心がけてください。

ウォシュレットから水漏れした際の応急処置

電気系統の異常によって起こり得る、ウォシュレットの水漏れトラブル。修理が必要な場合は、基本的に水道修理業者を利用してください。

 

本項では、業者の到着までに行うべき応急処置の方法をお伝えします。

トイレの止水栓を閉める

ウォシュレットの水漏れを発見した際は、なるべく早めにトイレの止水栓を閉めましょう。一般的に、マイナスドライバーや手で右に回せば、水が止まる仕組みとなっています。

 

止水栓を閉めると、水道代の高額請求を防ぐと同時に以下も予防可能です。

  • 階下への水漏れ
  • 漏電・感電

次の項目に該当する方は、止水栓でなく水道の元栓を閉める必要があります。

  • 止水栓がないタイプのトイレを使っている
  • 止水栓の設置場所が見つからない

止水栓・元栓の位置が分からない方は、あわせて以下の記事もご一読ください。

ウォシュレットの電源を抜く

次に、コンセントからウォシュレットの電源プラグを抜きます。漏電・感電を防ぐため、作業時は必ずゴム製の手袋を装着しましょう。

 

プラグが濡れている場合は、しっかり水気をとったうえで抜いてください。ウォシュレットの電源の抜き忘れには、日頃の掃除やお手入れのシーンなどでも注意が必要です。

水で濡れた床を拭く

ウォシュレットから漏れ出た水は、素早く拭き取取りましょう。湿気が多いトイレはさらなる湿気を呼び、カビの発生リスクを高めてしまいます

 

あわせて、以下を引き起こす可能性も高いです。

  • 床材の腐食
  • 階下への水漏れ

水漏れに続く二次被害を招かないためには、足元の水分をできる限り取り除くことが大切です。

賃貸のウォシュレットから水漏れした際の対処法

アパートやマンションなどの賃貸物件

賃貸物件のウォシュレットが水漏れした場合、対処法は下記2つのケース別に異なります

  • 部屋に備え付けのウォシュレットか
  • 自分で設置したウォシュレットか

アパート・マンションなどの賃貸にお住まいの方は、本項の内容にもしっかり目を通しておきましょう。

大家さん・管理会社に相談する

賃貸に備え付けのウォシュレットをご使用中の場合、物件の所有者である大家さん・管理会社への相談が不可欠です。

 

連絡時は以下を把握・用意しておくと、よりスムーズに状況を説明できます。

  • 水漏れの状況・原因
  • ウォシュレットの写真
  • 便器・タンク・便座の型番

写真はウォシュレット全体のほか、部品の状況や型番が分かるように撮影するのがポイントです。

 

水漏れ原因が故意によるものでなければ、修理費用の負担先は大家さんまたは管理会社になるでしょう。

自分で修理する

自分で購入したウォシュレットをご使用中であれば、管理責任は住民側に帰属するため、自分で直す必要があります。修理・交換を依頼する場合、料金の請求先もご自身となるでしょう。

 

修理・交換方法は、ウォシュレットの保証期間を考慮して判断してください。

  • 保証期間内:販売・設置元に対応してもらう
  • 保証期間外:自分で修理または業者に依頼する

保証期間内であれば、販売・設置元のメーカーや業者に無料で対応してもらえる可能性が高いです。

 

たとえ保証期間外であれ、火災保険の特約(電気的・機械的特約)で補償されるケースもあります。保証書は必ず保存しておき、なるべくお得に水漏れトラブルを解消しましょう。

 

ウォシュレットの水漏れ修理を業者に頼む際の料金相場

トイレの水漏れ修理にかかる料金の相場

ウォシュレットから水漏れした際、業者を利用するメリットは以下の通りです。

  • 漏電・感電などの二次被害を防げる
  • 水漏れ原因を素早く特定できる
  • 修理に必要な道具・部品が揃っている
  • 短時間で修理が完結する

下手な対処で症状を悪化させないためにも、なるべくプロの力を頼りましょう

 

以降では、ウォシュレットの水漏れ修理費用の相場を基本料金と総額、2つに分けてお伝えします。

ウォシュレットの水漏れ修理にかかる基本料金の相場

ウォシュレットの水漏れ修理を依頼する際の費用は、以下に内訳できます。

料金の種類 料金の相場
基本料金 4,800円〜
作業料金 3,200円~11,200円
部材代 500円〜2,000円

※ウォシュレット本体の交換が必要な際は、別途本体代も発生。

 

基本料金とは、業者利用時に最低限必要な料金のことです。ぼったくりの被害に遭わないよう、事前見積もりを通じて信頼のおける依頼先か判断しましょう。

 

ウォシュレットの水漏れ修理にかかる総額の料金相場

ウォシュレットの水漏れ修理では、3,200円~11,200円の作業料金も発生します。前項の基本料金を踏まえると、総額の料金相場は8,000円~16,000円程度です。

 

ウォシュレットの買い替えが必要なケースでは、作業難易度が大幅に変動。並行して必要なパーツも増え、部材代が高額になりがちです。

 

なるべく安く修理したければ、症状が悪化する前の早めの依頼を推奨します。また、以下のような作業料金以外の余計な料金がかかると、それだけ高額になります。

  • 早朝・深夜の割増料金
  • 出張料

作業に関係ない料金は、問い合わせ時に確認できます。

ウォシュレットの水漏れを防ぐ方法

ウォシュレットの水漏れトラブルを防ぐには、日頃の管理やお手入れが重要です。

 

本項では、下記4つの予防策を紹介します。

  1. 止水栓を適切に閉める
  2. トイレ室内を換気・保温する
  3. ノズルをこまめに掃除する
  4. ウォシュレットを定期的に点検する

一つずつ、具体的な実践方法を見ていきましょう。

止水栓を適切に閉める

ウォシュレットの水流は、止水栓の閉め具合によって変わってきます。水流が強すぎると、トイレ本体や部品などへの負荷が大きくなるため、適切な水流になるよう調節しましょう。

 

水流による負荷をかけ続けた場合、ウォシュレットの各部品が劣化・損傷してしまう可能性が高まります。

 

水流が強いときの調整方法は、止水栓を時計回りに回すだけ。洗浄の強度が選べるボタンがあれば、ボタンを押してウォシュレットの水圧を調整することも可能です。

トイレ室内を換気・保温する

電化製品であるウォシュレットは、高温多湿の環境に不向きです。水漏れの発生リスクを抑えたければ、以下の方法をもとにトイレ室内の空気を循環させてください

  • 定期的に窓を開ける
  • 換気扇を回す

冬場は、内部の水が凍結する恐れがあります。凍結対策として有効なのは、トイレ室内を保温する方法です。

 

トイレ室内に暖房がないご家庭は、ウォシュレットの凍結予防機能をご活用ください。古い機種をご使用中であれば、排水管や便器内の水抜きをする手もあります。

 

水抜きの実施前は、必ずウォシュレットの取扱説明書に目を通しておきましょう。

ノズルをこまめに掃除する

ウォシュレットで最も水漏れが生じやすいノズルは、こまめな掃除が大切です。2週間に一度程度の掃除を心掛け、ノズルの清潔な状態を維持しましょう。

 

ノズルは電気で作動しているため、安全性を確保したうえでの掃除を心掛けてください。具体的には、以下の必要があります。

  • ウォシュレットの電源を切る
  • コンセントを抜く

掃除の手段は拭き掃除。ノズル洗浄ボタンを押してノズルを出した後、柔らかい布などで気になる汚れを拭き取りましょう。

 

歯ブラシはノズル本体を傷つけかねないので、使用を控えるのが無難です。掃除後は再度ノズル洗浄ボタンを押し、ノズルを収納し直してください。

ウォシュレットを定期的に点検する

ウォシュレットは、電気で作動する精密機器。定期的な点検により、水漏れの発生リスクを抑えましょう

 

点検の頻度は、3年に一度程度が目安です。主な点検箇所には、次のようなものがあります。

  • 給水フィルター
  • 脱臭フィルター
  • 脱臭カートリッジ
  • 便座クッション

また、以下のような最低限の点検は、毎日実施するのがおすすめです。

  • 水漏れが発生していないか
  • ウォシュレットが正常に動作しているか

いずれもご自身で対応して問題ありませんが、自信がなければ業者に依頼するといいでしょう。

ウォシュレットの水漏れで困ったときは

ウォシュレットから水漏れする原因、応急処置の方法などを紹介しました。

 

ウォシュレットの水漏れトラブルは、日頃のお手入れ次第で防げるケースも多数。適切に管理し、発生リスクを抑えましょう

 

修理のご依頼を検討中の方は、『クリーンライフ』にお気軽にご連絡ください。365日24時間素早く駆けつけ、水漏れの症状にすぐさま対応いたします。

 

⇒クリーンライフにウォシュレットの水漏れを相談してみる

2021.10.22

一戸建ての排水管の高圧洗浄の料金相場や、安く依頼する方法をご紹介します。

 

どういったときに高圧洗浄をすべきなのか、初めてのときは迷ってしまいます。今回は高圧洗浄をすべきケースや、高圧洗浄を業者に依頼した場合の流れも解説するので、参考にしてください。

 

あわせて、ご自分でも高圧洗浄機での洗浄が可能なのか、リスクも含めて解説していきます。

一戸建ての排水管高圧洗浄にかかる料金相場

af95b3c4fb90571f11939241211fd36c

一戸建て住宅で、排水管高圧洗浄を業者に依頼した際の作業料金をご紹介します。

 

一世帯住宅 25,000円〜
二世帯住宅 35,000円〜

 

排水管の高圧洗浄の費用が高額になるケースは、以下のとおりです。

  • 高圧洗浄を頼む箇所が多い
  • 排水管の構造が特殊である
  • 排水管や排水桝が多い
  • 排水管が長い

二世帯住宅は水回り箇所が多く、排水管も長いので、一世帯住宅より高額になるケースがほとんどです。

 

以下の記事で排水管の高圧洗浄の費用をさらに詳しく説明しているので、参考にしてください。

作業料金以外にかかる料金

作業料金以外に、業者によって、以下のような料金が加算されます。

 

基本料金 3,000円〜5,000円
夜間・早朝・休日の割増料金 0円~10,000円
または、作業料金の20〜30%
出張費 0円〜5,000円
見積もり 0円
契約後のキャンセル料 見積もり料金の0〜100%

特に夜間・早朝・休日の割増料金には、注意が必要です。加算される時間帯を確認して、依頼しましょう。土日しか依頼できる日がない方は、加算されない業者がおすすめです。

一戸建ての排水管の高圧洗浄を安く頼む方法

電卓とお金

一戸建てで排水管の高圧洗浄を依頼すると、高額になりやすいため、少しでも安くするために以下4つの方法を試してみてください。

  • 複数の排水管をまとめて高圧洗浄する
  • 余分な料金がかからない業者に頼む
  • お得なキャンペーンを利用する
  • 3社程度で相見積もりを取る

それぞれについて、説明していきます。

複数の排水管をまとめて高圧洗浄する

業者に、一戸建ての排水管の高圧洗浄を依頼すると、作業料金のほかに基本料金等が加算される場合があります。

 

水回りごとに排水管の高圧洗浄を依頼すると、その度に基本料金を支払わなくてはいけません。一度にまとめて依頼すれば、基本料金や出張費などは1回のみの支払いです。

 

排水管は繋がっているので、まとめて洗浄するとトラブルが起きにくくなります。1ヶ所を洗浄しても、他のつまり・汚れが洗浄した箇所にも影響して、つまりが生じる恐れがあります。

 

以下の記事で、排水管につまりが生じた場合の料金や、高額になるケースを説明しているので、参考にしてください。

トイレの高圧洗浄は依頼しない

トイレの高圧洗浄だけ依頼しないようにすれば、概ね1万円〜2万円の節約が可能です。

 

トイレの排水管は、そもそもトイレットペーパーや排泄物を流すことを前提に作られています。排水・汚水のみを流すことを前提に作られ、その他の排水管よりもトイレの排水管はつまりが生じにくい構造です。

 

トイレの排水管内部の高圧洗浄もすると、状況によっては便器の着脱作業も必要です。便器を着脱すると、1万円〜4万円が加算されます。トイレの高圧洗浄は、トラブルが起きたときだけ依頼しましょう。

 

以下の記事で、トイレの排水管の仕組みや構造を説明しています。トイレで起きる可能性のあるトラブルや対処法・予防法も解説しているので、参考にしてください。

余分な料金がかからない業者に頼む

作業料金以外の余計な料金がかからない業者に依頼すれば、それだけ高圧洗浄の料金は安くなります。上記で紹介した料金は、作業内容に関係ありません。

 

特に以下の2つは、注意が必要です。

  • 早朝・夜間・休日の割増料金
  • 出張費

以上の料金が加算されると1万円程度、高額になります。

 

公式サイトで確認しても、以上のような料金は小さな文字で書かれていることもあり、注意が必要です。問い合わせ時に、確認しましょう。

 

クリーンライフ』は出張費・見積もり・割増料金・休日料金が一切かからないので、安心してご相談ください。

お得なキャンペーンを利用する

業者によっては、料金を安くするキャンペーンを実施しています。キャンペーンを利用すれば、数千円ほど安く一戸建ての排水管高圧洗浄を頼めるため、お得です。

 

キャンペーンには、以下のようにさまざまな種類があります。

  • 「Webを見た」で数千円割引するWEB割引
  • 初めて使う人限定の初回割引
  • 「洗濯機・お風呂・台所の高圧洗浄」をまとめて頼むと割引

 

クリーンライフ』でも現在、次のキャンペーンを実施しています。

  • Webからの依頼で3,000円割引(総額が10,000円以上の場合)
  • 2回目以降の依頼時は作業料金が10%OFF

ご依頼時には、キャンペーンを忘れずにご利用ください。

lp bnr v1

3社程度で相見積もりを取る

3社以上の業者に相見積もりをすると、安い業者を見つけられます。また、他社にも見積もりを依頼していると、できるだけ契約に持ち込むために、安くしてくれる可能性があります。

 

その際、アフターサービスの有無なども考慮に入れて、比較しましょう。

 

ただし、極端に安い見積もり料金を提示する業者は、おすすめできません。悪徳業者の可能性があり、施工後に追加料金を請求される恐れがあるので、注意しましょう。

 

以下の記事で、ご自分で洗浄する方法や、業者の高圧洗浄との違いを解説しています。業者に依頼する前に、確認するのもおすすめです。

一戸建ての排水管の高圧洗浄を頼む業者を選ぶコツ

ポイント

信頼できる業者に排水管の高圧洗浄を依頼するために、以下の3つのポイントを押さえてください。

  • チラシ投函・飛び込み営業の業者は避ける
  • 口コミ・評価を確認する
  • 公式サイトで実績を確認する

それぞれについて、説明します。

チラシ投函・飛び込み営業の業者は避ける

郵便受けにチラシを投函するような業者や、いきなり訪問して強引に契約させようとする業者は避けましょう。

 

「値段が安い」と思って排水管の高圧洗浄を依頼すると、以下のようなトラブルが起きる可能性が高いです。

  • 作業前に一律3,000円と言いながら、作業後に数万円高額請求する
  • きちんと高圧洗浄できてない

追加料金を請求する際、豹変して脅しにかかる業者もいるので注意が必要です。怖くて支払っても、返金請求ができないケースも。

 

後日、消費者センターに被害届を出そうとしても、連絡先がわからないケースも少なくありません。チラシに掲載しているメールや電話番号は、トラブルが起きるたびに変更しているためです。

 

架空の住所を載せている場合もあるため、チラシを投函する業者や、飛び込み営業する業者は避けましょう。

口コミ・評価を確認する

実際に水道修理業者を利用した方が、投稿した口コミを確認しましょう。口コミには、公式サイトでは確認できない情報が満載です。

 

口コミで、以下のような内容を確認できます。

  • スタッフの対応は丁寧だったか
  • 作業に満足できたか
  • 料金は適正だったか、追加料金はなかったか

 

ただし、中には嘘の口コミも混じっているので、数多くの口コミを見て総合的に判断してください。

公式サイトで実績を確認する

実績が豊富な業者なら、技術力もあり、信頼できるでしょう。

 

以下を公式サイトで確認してください。

  • 創業年
  • 施工実績数

施工実績数だけではなく、施工の画像を掲載して紹介している業者は信用できます。自信と誇りを持って仕事をしている証拠です。

 

一戸建ての排水管を高圧洗浄した実績があれば、より安心できます。

一戸建ての排水管を高圧洗浄する流れ

以下の流れで、一戸建ての排水管を高圧洗浄します。

  1. 排水管の状態を確認して、トラブルの原因を特定する
  2. 室内の排水口から排水管洗浄を行う
  3. 屋外の汚水桝から排水管洗浄を行う

室内の排水口からホースを挿入して排水管を洗浄するので、排水口の周辺にあるものを撤去しておくとスムーズです。

 

一戸建ての排水管の高圧洗浄は、1時間〜3時間ほどで完了します。排水管の構造が複雑ではなく、あまり汚れていなければ、もっと短時間で終わります。

 

以下の記事で、高圧洗浄作業の流れをさらに詳しく解説しているので、参考にしてください。

一戸建てで排水管の高圧洗浄が必要なケース

一戸建てで、排水管の高圧洗浄を依頼すべきケースをご紹介します。

排水管のつまり・悪臭トラブルを解消したい場合

以下のような理由で、一戸建ての排水管のトラブルが起きやすいので注意が必要です。

  • 排水管が横向きに設置されているケースが多く、汚れが蓄積しやすい
  • 家族が多いと汚れが蓄積しやすい
  • 排水管・汚水桝周辺の植物や土が配管に入りやすい

一戸建てでつまりや悪臭が生じたら、排水管の高圧洗浄で解消できるケースがほとんどです。

 

以下のようなトラブルが生じたら、排水管に汚れが蓄積している可能性があります。

  • 排水に時間がかかる
  • 排水管が臭い
  • ゴボゴボと異音がする
  • 逆流が生じる
  • 水を流した後に水位が上がる

できるだけ軽微なうちの対処がおすすめです。

 

以下の記事で、水回りごとの排水管つまりの原因や、対処法を解説しています。

 

特に、悪臭が気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。排水口の掃除をしても、悪臭が改善されないのは、排水管奥に問題があるケースがほとんどです。

排水管のつまり・悪臭を防ぎたい場合

ほとんどのマンションでは、年に1度の頻度で排水管の高圧洗浄をしています。トラブルが生じてから高圧洗浄するよりも、定期的な高圧洗浄で排水管のトラブルを未然に防いだほうが、管理費の支出を抑えられるためです。

 

一戸建ての排水管は、マンションなどの集合住宅とは異なり、ご自分でメンテナンスをする必要があります。排水管や汚水桝のトラブルが生じると、自宅だけの問題では済まされません。

 

一戸建ての場合、汚水枡や排水管の悪臭が隣家にまで及ぶ可能性があります。隣人との関係が悪くなるかもしれないので、定期的な排水管の高圧洗浄を心がけましょう。

一戸建ての排水管の高圧洗浄をする頻度

3年に1回は排水管洗浄

マンションなどの集合住宅では、年に一度の排水管の高圧洗浄が一般的です。しかし、一戸建ては、そこまで洗浄する必要はありません。

 

一戸建ての場合は、2〜3年に一度くらいの頻度での高圧洗浄がおすすめです。

 

定期的に高圧洗浄をすれば、つまり・悪臭トラブルの予防につながります。以下の記事で、高圧洗浄が必要なケースをわかりやすくまとめているので、参考にしてください。

lp bnr v2

自分で一戸建ての排水管の高圧洗浄はできる?

注意点

ご自分で自宅の一戸建ての排水管を高圧洗浄すれば、安くなるとお考えの方もいらっしゃるでしょう。最近では、高圧洗浄機のレンタルの利用も可能です。

 

しかし、高圧洗浄機の使用は、高い技術を要します。ご自分での高圧洗浄は、以下のようなトラブルが生じる可能があります。

  • 汚水が逆流し、室内が汚れる
  • 排水管が破損して水漏れが始まる
  • 排水管の曲がった箇所などの汚れを落としきれない
  • 高圧洗浄の水が顔や体に当たって怪我をする

トラブルが生じると、修理費用が高額になるなどさまざまなリスクがあるので、ご自分での高圧洗浄はやめたほうが良いでしょう。

 

以下の記事で、排水管の高圧洗浄ではなく、もっと簡単に排水管の洗浄をご自分でする方法を紹介しています。排水管のトラブルリスクを抑え、高圧洗浄の回数を抑えることは可能なので、参考にしてください。

一戸建ての排水管高圧洗浄をすぐに頼みたいときは

一戸建ての排水管高圧洗浄にかかる料金や、安く利用する方法を紹介しました。

 

排水管の高圧洗浄は比較的高額な作業なので、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

 

業者選びに迷ったら、『クリーンライフ』にご相談ください。クリーンライフは、全国で300以上の自治体で水道局指定工事店に登録されている、技術力の高い業者です。

 

年中無休で24時間、電話・LINE・メールで受け付けているので、お気軽にお問い合わせください。

 

⇒クリーンライフに一戸建ての排水管高圧洗浄を相談してみる

2021.10.22

キッチンの排水口から悪臭がするときは、汚れの蓄積やつまりが原因の可能性があります。

 

排水口の臭いを解消するには、原因を見極めて適切に対処することが大切です。

 

そこで今回は、キッチンの排水口の嫌な臭いの対処法を紹介します。

 

簡単にできる対処法やすぐに試せる予防法をお伝えしますので、参考にしてください。

キッチンの排水口が臭い原因・対処法

キッチンのシンク

キッチンの排水口から臭いがする原因は、主に以下の5つが考えられます。

  • 排水口のフタ・ゴミ受けにぬめりがある
  • ゴミ受け下の部品がずれている
  • 水がなくなっている
  • 排水トラップに汚れが溜まっている
  • 排水管に汚れが溜まっている

原因別に対処法をまとめましたので、臭いが気になる方はお試しください。

排水口のフタ・ゴミ受けにぬめりがある

排水口のフタやゴミ受けにぬめりがあると、排水口の臭いの原因になります。

 

排水口のフタ・ゴミ受けは雑菌の繁殖が進みやすいため、一目見てわからなくても、触れてみるとぬるぬるしていることがあります。

 

ぬめりを放置するとゴミ受けが目詰まりを起こし、臭いが悪化する可能性もあるので注意してください。

対処法:重曹で掃除する

重曹とクエン酸で排水管のつまり解消
排水口付近のぬめりには、重曹を使った掃除が効果的です。重曹と合わせてクエン酸を使うと、より高い効果を期待できます。

 

重曹とクエン酸は、マツモトキヨシなどのドラッグストアや100円ショップ、ドン・キホーテなどのディスカウントショップなどで購入できます。お値段も100円~300円と手軽ですので、持っておくと便利です。

 

【手順】

  1. ゴミ受けのゴミを取り除く
  2. 重曹1/2カップ(100ml)を排水口のフタ・ゴミ受けに振りかける
  3. 上からクエン酸1カップ(200ml)を振りかける
  4. 発泡したら約1時間放置する
  5. 水できれいに流す

アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸は、組み合わせると化学反応によって二酸化炭素の泡が発生します。

 

放置するだけで汚れが剥がれ落ちるので、手軽に掃除できます。

ゴミ受け下の部品がずれている

キッチンの排水口

ゴミ受けの下には「ワン」と呼ばれる部品があり、その部品がずれていると排水管から臭いが上がってきます。

 

ワンはお椀を逆さまにしたような形状をしており、下水管から上がってくる悪臭をとどめてくれる機能がある部品です。

 

万が一ワンに破損があった場合も臭いの原因になりますので、掃除をしても臭いが消えないときは確認しましょう。

対処法1:ワンを取り付ける

ワンがズレているときは、正しく取り付けましょう。

 

ワンを取り付けるときは、ワンについている爪を設置場所の溝に沿わせるように設置し、ひねりながらはめ込みます。

 

正しく取り付けられていれば臭いはなくなるので、ズレて設置されていないか確かめましょう。

対処法2:ワンを交換する

ワンが歪んでいたり破損したりしている場合は、新しいものと交換しましょう。

 

ワンは個人で購入・交換が可能です。コーナンなどのホームセンターや、Amazonなどのネット通販で、約2,000円~4,000円で販売されています。

 

購入するときは、サイズや種類をよく確認してください。サイズなどを間違えると、臭いが上がってくる原因になります。種類が分からないときや適切なワンが見つからないときは、業者に修理を依頼しましょう。

水がなくなっている

キッチンの排水口の封水

シンクの排水口のワンを外したところにある排水トラップには、水が常に溜まっており、その水を「封水」といいます。

 

排水トラップに封水があることで、下水からの臭いや虫が入り込むのを防いでいます。

 

日常的に使用するキッチンの封水は、基本的になくなることはありません。しかし、以下のような原因によって、水がなくなることがあるので注意してください。

  • しばらく家を留守にしている
  • 外食続きでキッチンを使っていない
  • 大量の水を一気に流す
  • 大雨が降ったとき

しばらく家を空けていたり、外食続きでキッチンを使っていなかったりすると、封水が蒸発して水がなくなってしまうケースがあります。

 

大量の水を一気に流すと、封水が押し出されてなくなってしまうことも。

 

また、大雨が降ると雨水が下水管に大量に流れ込み、排水管の水圧のバランスが崩れ、封水が排水管に引き込まれてしまうこともあります。

対処法1:水を排水口に注ぐ

水が蒸発してしまったときは、排水口に水を注げば封水は戻ります。

 

大量に水を流すと圧力で排水管に流れてしまうので、ゆっくり少しずつ水を流しましょう。

 

水をゆっくり流しても封水が戻らない場合は、排水トラップの破損など別の原因も考えられるでしょう。

対処法2:水道修理業者に相談する

封水に水が戻らないときは、排水トラップの破損が考えられます。排水トラップが破損したときは、水道修理業者に修理を依頼してください。

 

排水トラップの交換は、適切に作業しないと、水漏れにつながる恐れがあります。

 

水道修理業者であれば適切に修理してくれるため、自分で直そうとせず業者に相談しましょう。

排水トラップに汚れが溜まっている

排水トラップとは、排水管の中にある水(封水)が溜まる部分のことです。

 

排水トラップに水が溜まることで、排水管の臭いを防いでくれます。害虫やネズミの侵入を防ぐ役割もあり、衛生環境を保つには欠かせないものです。

 

その排水トラップに汚れが溜まっていると、排水口に臭いがあがってきます。

 

排水トラップに汚れが溜まっているときは、以下の対処法をお試しください。

対処法:フタやワンを掃除する

排水トラップに汚れが溜まっているときは、排水口のフタやワン、ゴミ受け、排水トラップを掃除しましょう。フタやワン、ゴミ受けの掃除は、重曹を使う方法が便利です。

 

排水トラップの掃除は、以下の手順で行います。

 

【手順】

  1. 排水口のフタ・ゴミ受け・ワンを外す
  2. 台所用洗剤・スポンジを使って、排水トラップの中を掃除する
  3. 細かい部分を歯ブラシでこすって汚れを落とす
  4. 最後にぬるま湯を流す

スポンジと歯ブラシを使えばほとんどの汚れは落とせますが、汚れが落ちないときは重曹とクエン酸を使うと良いでしょう。

 

仕上げにぬるま湯を流して十分洗い流します。その際に熱湯をかけると、排水トラップや排水管がダメージを受ける恐れがあります。

 

破損につながる恐れもありますので、必ず45℃~50℃程度のぬるま湯を使用してください。

排水管に汚れが溜まっている

キッチンの排水口が臭うときは、排水管に汚れが溜まっている可能性もあります。

 

排水管の汚れの原因には、以下のものが考えられます。

  • 油汚れ
  • 食べカス
  • 食材カス
  • 石鹸カス

これらが排水管に流れると、臭いだけでなくつまりの原因にもなります。排水管の汚れは目では確認できず、気づくと臭いやつまりがひどくなることもあるので、注意が必要です。

 

排水管に油が詰まっているときは、以下の記事を参考にしてみてください。

対処法1:お湯を一気に流す

排水溝にお湯を流す
排水口の汚れは、お湯を一気に流すことで解消できる可能性があります。

 

一気に流すと水が周囲に飛び散る可能性がありますので、周りにビニール袋やタオルを敷いておくと安心です。

 

【手順】

  1. キッチンの床にビニールシートやタオルを敷いておく
  2. バケツにお湯(50℃程度)を溜める
  3. お湯を排水口に向かって一気に流す
  4. 30分放置する
  5. 水がスムーズに流れるようになったか確認する

お湯を流すと油汚れが解けて、汚れが落ちやすくなります。

 

熱湯を使うと、排水管が破損する恐れがあります。給湯器の温度を50℃に設定し、ぬるめのお湯を使用しましょう。

 

お湯を一気に流す方法は、キッチン以外のつまりや臭い解消にも使えます。以下の記事で詳しい手順ややり方を紹介していますので、参考にしてください。

対処法2:液体パイプクリーナーで洗浄する

排水管の汚れ除去には、液体パイプクリーナーもおすすめです。

 

液体パイプクリーナーは、マツモトキヨシなどのドラッグストアやコーナン・カインズなどのホームセンター、スーパーなど、さまざまな場所で購入できます。

 

身近な店で売られており、値段も300円程度とお手ごろです。

 

【手順】

  1. 排水口の目皿などを取り外す
  2. パイプクリーナーを注ぐ
  3. しばらく放置する
  4. 水をたっぷり流す

液体パイプクリーナーは、必ず商品の説明の通りに適切な量を使用してください。放置する時間についても、取り扱い説明に従って、時間を守りましょう。

 

液体パイプクリーナーを使った排水口の掃除については、以下の記事が参考になります。おすすめの商品も紹介していますので、商品選びにもお役立てください。

排水ホースの接続部分にすき間がある

キッチンのシンク下から臭いが生じている場合は、排水ホースと排水管の接続部分にすき間がある場合があります。

 

排水ホースの接続部分にすき間があると、下水の嫌な臭いが漏れてきます。接続部分のすき間は、排水ホースを押し込んでしまったり、物をぶつけることで生じます。

 

シンク下に収納をしている場合は、物がホースに当たらないように注意しましょう。

対処法:すき間をふさぐ

防臭ゴムの取り付け方

排水ホースの接続不良で悪臭が生じている場合は、すき間を防げば悪臭を抑えられます。

 

排水ホースのすき間を埋めるのには、防臭ゴムを使うのがおすすめです。

 

防臭ゴムは、1,000円程度でホームセンター(コーナンやコメリなど)などで手軽に入手できるアイテムです。排水管の口径に合ったものを選び、以下の手順で取り付けましょう。

 

【手順】

  1. 排水ホースを排水管から外す
  2. 防臭ゴムを排水ホースに通す
  3. 排水ホースを排水管に接続する
  4. 接続部の排水管に防臭ゴムを被せる

防臭ゴムを使うほかにも、配管用のパテで埋める方法や、防水ビニールテープを巻き付ける方法もあります。

 

いずれも、応急処置としてできる方法ですので、排水ホースに隙間ができてお困りの際は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

外にある汚水桝でトラブルが生じている

汚水桝

家の外には、住宅の生活排水が一時的に集まる「汚水桝」があります。

 

その汚水桝に汚れが蓄積してつまっていたり、破損していたりすると、キッチンの排水口に嫌な臭いが上がってくることがあります。

 

汚水桝は敷地内に設置されていることが多く、マンホールよりも一回り小さい蓋がされています。

 

汚水桝は定期的な清掃・点検が推奨されていますので、排水口の臭いが気になるときは確認してみましょう。

対処法:汚水桝を掃除する

汚水桝に汚れが溜まっているときは、汚水桝を掃除して流れをスムーズにしましょう。

 

汚水桝を掃除する手順を紹介します。

 

【用意する物】

  • ひしゃく・スコップ
  • ゴム手袋
  • ビニール袋
  • ホースや高圧洗浄機

汚れが飛び散るのが気になる場合は、汚水桝の周辺をビニール袋で養生しておきましょう。

 

汚水桝のフタの開け方

【手順】

  1. 汚水桝のフタを開ける
  2. 桝の中の表面に浮かぶ汚れをひしゃくですくい出す
  3. 下に沈殿している汚れを取り除いてビニール袋に入れる
  4. 排水管をホースや高圧洗浄機で洗浄する
  5. 汚水桝の壁を洗浄する

汚水桝を掃除する際に汚れが飛び散る可能性がありますので、汚れてもよい服装で作業してください。

 

取り除いた汚れは、各自治体の処分方法に従って処分してください。

 

賃貸のキッチンの排水口が臭いときの注意点

ここまで紹介した対処法で賃貸のキッチンの臭いが改善しないときは、管理会社・大家さんに相談しましょう。

 

部品の故障や配管の設置不良によって排水口が臭う場合、部品交換や修理を行う必要があります。

 

賃貸の場合、過失でなければ水回りの修理費用は基本的に大家さんの負担です。

 

勝手に修理を依頼すると、借主が費用を負担しなければならなくなる可能性もありますので、必ず先に相談してから対処法を決めましょう。

 

排水口の臭いについては、以下の記事でも対処法を紹介しています。臭いを防ぐ方法も解説していますので、参考にしてください。

キッチンの排水口の臭い解消を業者に頼むポイント

シンク下を確認する水道修理業者

対処法を試しても排水口の臭いが取れないときは、水道修理業者に相談することをおすすめします。

 

信頼できる修理業者を選ぶために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 水道局指定工事店に依頼する
  • 複数の業者に見積もりを頼む
  • 口コミ評価の高い業者に依頼する

水道局指定工事店とは、給水・排水設備の工事などに対応できる業者で、各自治体の水道局等から指定されています。

 

非指定業者よりも信頼度が高いので、業者選びで困ったときは水道局指定工事店に必ず依頼しましょう。

 

水道局指定工事店のなかから口コミ評判の高い複数の業者に見積もりを依頼し、比較・検討してください。

 

水道局指定工事店についてより詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。指定工事店の特徴や、非指定工事店との違いを分かりやすく解説しています。

キッチンの排水口の臭い解消の料金相場

業者に排水口の臭い解消を依頼する前に、作業の料金相場を把握しておきましょう。

 

料金の相場は、以下の通りです。

作業内容 料金相場
キッチンの軽度つまり 6,000円~8,000円
ローポンプ使用 6,000円~8,000円
トーラー使用 8,000円~18,000円
高圧洗浄機使用 28,000円~60,000円
排水管の交換 6,000円~8,000円
排水トラップの交換 7,000円~15,000円

作業料金に加えて、基本料金3,000円〜5,000円程度や、出張費が発生する場合があります。

 

業者によっては時間外に別料金がかかることもありますので、必ず事前に確認してください。

 

つまりが原因で排水口から臭いがするときは、以下の記事も参考にしてください。キッチンの排水口のつまりについて、対処法や料金相場をわかりやすくまとめています。

キッチンの排水口の臭いを防ぐ方法

キッチンの排水口

キッチンの排水口の臭いは、対策することである程度予防できます。

  • 排水口に直接油を流さない
  • 食べカスや食材を放置しない
  • シンクを使ったら掃除をする
  • 除菌スプレーを排水口・ゴミ受けにかける

上記の4つの予防法について、詳しく解説します。

油を排水口に直接流さない

油を排水管に流さない方法

油が排水口に流れると、排水管の途中で冷えて固まり、臭いやつまりの原因になります。

 

固まった油には食べカスや石けんカスも付着しやすくなるので、油は排水口に流さないことが大切です。

  • 油は固めて捨てる
  • 油汚れのついた食器はキッチンペーパーで落としてから洗う

このように工夫することで、油が排水口に流れるのを防げます。

 

油は一度固まると落としにくいので、なるべく直接流さないようにしましょう。

排水口に食べカスや食材を放置しない

排水口に溜まった食べカスや食材は、すぐに処分しましょう。食べカスを放置していると、排水口に流れて臭いやつまりの原因になる可能性があります。

 

とくに排水口に流れやすいのは、以下のものです。

  • 野菜の皮
  • 食材の切れ端
  • ヘタ

このようなゴミが流れていかないように、排水口のゴミ受けにはネットをしておきましょう。ネットはこまめに交換し、ゴミを溜めないようにしてください。

シンクを使った後に掃除する

シンクを使ったら掃除をし、清潔な状態を保つのもポイントです。汚れが溜まっていると臭いの原因になり、衛生的にも良くありません。

 

シンクを使った後は必ずゴミ受けのゴミを捨て、軽く掃除をしておくときれいな状態を維持できます。排水口周りについても、最低でも1週間に1回は掃除してください。

 

キッチンの排水管掃除の方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。手順をわかりやすくまとめていますので、お掃除の参考にしてください。

丸めたアルミホイルを排水口に入れてぬめり予防

手軽にぬめりを防ぐ方法として、丸めたアルミホイルを排水口に入れておく方法が有効です。

 

アルミホイルが水に濡れると金属イオンが発生します。金属イオンはぬめりの原因になる雑菌が嫌うため、予防に適しています。

 

【手順】

  1. 2㎝くらいに丸めたアルミホイルを2、3個作る
  2. ゴミ受け・排水口をきれいに掃除する
  3. 丸めたアルミホイルをゴミ受けに入れる

アルミホイルは固く丸めるのではなく、ふんわり丸めるのがコツです。

 

ヌメリがある状態の場所にアルミホイルを入れても効果は薄いので、まずはきれいに掃除をしてからアルミホイルを入れましょう。

除菌スプレーを排水口やゴミ受けにかける

排水口やゴミ受けに、除菌スプレーをかけるのもぬめり予防になります。

 

ぬめり防止に有効な除菌スプレーには、以下のものがあります。

  • カビキラー こすらずヌメリ取り&除菌
  • クリーパ ヌメリ防止スプレー
  • ドーバー パストリーゼ77

除菌スプレーは、ホームセンター(カインズ・コーナンなど)、ドラッグストア(ウエルシア・スギ薬局など)で購入できます。価格は500円~1,000円程度です。

 

掃除をした後に除菌スプレーを吹きかけるだけで、簡単にぬめり防止や臭いの予防ができます。

キッチンの排水口の臭いがどうしても取れないときは

キッチンの排水口の臭いは、原因によっては自分で対処することが可能です。臭いを防ぐには日ごろのお手入れが大切ですので、こまめに掃除をして清潔な環境を整えましょう。

 

しかし、原因によっては掃除をしても臭いが取れなかったり、自分では対処できないケースもあります。

 

自分で臭いを消せないときは、私たち『クリーンライフ』にご相談ください。臭いを取るだけでなく、排水管の水漏れやつまりにも対応可能です。

 

24時間年中無休で駆けつけますので、お困りの際は気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにキッチンの排水口の臭いを相談してみる

2021.10.22

トイレが下水臭いときの原因は、トイレつまりや汚れなどが考えられます。

 

自分で対処できるケースも多いですが、なかには業者に相談しなければならないケースもあります。

 

この記事では、トイレの下水の臭いの原因と対処法を、分かりやすくまとめました。

 

簡単にできる解決策をお伝えしますので、トイレの下水臭でお困りの方はお試しください。

トイレが下水臭い6つの原因

原因

トイレが下水臭いのには、いくつかの原因が考えられます。

 

原因を知るためには、どこで下水の臭いがするのかを突き止める必要があります。

 

以下の表で「臭いを確認する場所」と「原因」をまとめました。

それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。

便器の中の水が減っている

封水が蒸発して水位が下がる

便器の中に溜まっている水を「封水」といいます。

 

便器の水(封水)には、下水の臭いや虫が上がってくるのを抑える役割があり、封水が減っていたり切れていたりすると、下水の臭いが上がってくることがあります。

 

封水は基本的に常に溜まっているものですが、何らかの原因で水がなくなってしまうことがあります。

 

考えられる原因は、以下の通りです。

  • 気温が高く、蒸発した
  • トイレを長期間使用していない(自然蒸発)
  • 気圧の変化による吸引
  • 排水管の施行ミス
  • 封水を溜める部分の故障

これらの原因によって封水がなくなると、下水の臭いがトイレに逆流してきます。

 

⇒便器の水が減っているときの対処法を見てみる

便器内の水が引っ張られた

自己サイホンの作用

トイレの水を大量に一気に流すと、排水管の中で真空状態になり、水が引きずり込まれてしまうことがあります。その現象を「自己サイホン作用」といい、封水切れの原因の一つです。

 

自己サイホン作用がおきたときは、便器の中に水を補給すれば、臭いを軽減できます。

 

しかし、何度も繰り返す場合は排水管の設計ミスの可能性もありますので、専門の業者に相談しましょう。

排水管内の気圧が変化した

誘導サイホン作用

誘導サイホン作用とは、水が流れる際に真空状態になり、排水管内の水が逆流する現象です。低気圧によるサイホン作用で、封水が減りやすくなります。

 

マンションのような集合住宅に多い現象で、上の階から大量の水が流れると、排水管内の気圧の変化が起き、トイレの封水が吸引されてしまうのです。

 

対処法としては気圧の変化を受けにくい処置を施す必要があるため、通気管を設置したり、排水管を太くする方法があります。

 

個人では対処できないため、業者に対応を依頼しましょう。

キッチンの換気扇を使用して排水管の気圧が下がった

キッチンの換気扇を使用することが原因で、トイレで下水の臭いが上がってくることがあります。

 

気密性の高い住まいでキッチンの換気扇を使うと、レンジフードが排気することで排水管内の気圧が下がり、トイレの封水が吸引されてしまうためです。

 

気圧が下がるのを解消するには、窓を開けて、室内の給気と排気のバランスを整えます。

 

同じような症状を繰り返すときには、業者に相談して対処してもらいましょう。

 

トイレの水が減ってお困りの方は、以下の記事をご覧ください。水位が低くなったときの対処法を紹介しています。

トイレが詰まっている

下水の臭いがひどいときは、トイレがつまっている可能性もあります。

 

【トイレが詰まる原因】

  • トイレットペーパーを大量に流した
  • 大量の排せつ物を一気に流した
  • 異物を落とした
  • トイレに流せないティッシュやウェットシートを流した
  • オムツやナプキンを流した

このように、一度に大量のものを流したり、水に溶けにくいものを流したりすると、トイレつまりの原因になります。

 

トイレがつまったときは、便器に40~50℃のお湯を流すと解消される可能性があります。

 

⇒トイレつまりの対処法を見てみる

水を吸い取る「毛細管現象」

毛細管現象

毛細管現象とは、排水トラップに引っかかったトイレットペーパーなどを伝って封水が流れてしまい、水位が下がってしまう現象です。

 

完全につまっている状態ではないことが多いため、気づかないうちに水が減少してしまいます。

 

毛細管現象が起きたときは、つまりの原因になるものを取り除かなければなりません。

 

ラバーカップやパイプクリーナーを使って、つまりの原因を除去しましょう。

汚れが溜まっている

便器に蓄積した汚れも、下水の臭いの原因になります。

 

【汚れの原因】

  • 尿石
  • カビ
  • 水垢

これらが蓄積すると頑固な汚れとなり、下水の臭いの原因になります。

 

とくに梅雨の時期や冬の結露でカビが発生しやすいため、便器のフチや裏までしっかり掃除することが大切です。

 

便器の掃除には、酸性洗剤を使う方法が手軽でおすすめです。

 

⇒トイレの掃除方法を見てみる

タンク内の部品で不具合が生じている

トイレタンクの構造

タンク内で部品の不具合が発生していると、封水の水位が下がり、下水臭の原因になります。

 

タンクを確認するときは、以下の部品を確かめましょう。

浮き玉 どこかに引っかかっていないか
ボールタップ 弁が破損していないか
ボルトが緩んでないか
パッキン 劣化していないか
オーバーフロー管 折れたり破損していないか

これらの不具合が見られるときは、修理または交換をしましょう。

 

⇒タンク内の部品の交換方法をすぐに見る

排水管の隙間から臭いが漏れている

トイレに手洗い場がある場合は、排水管と排水パイプに隙間がないか確認しましょう。

 

排水管がずれていたり、隙間があると、臭いが漏れてトイレで下水の臭いがします。

 

排水管に隙間があるときは、つなぎ目の防臭キャップを確かめてください。防臭キャップが劣化していると、臭いの漏れを防ぎきれずに漏れている可能性があります。

 

防臭キャップの交換は自分でもできますが、難しいときは業者に相談しましょう。

 

⇒防臭キャップを交換する方法を見てみる

便器と床の隙間から臭いが漏れている

便器本体に問題がない場合、トイレの床と便器の接続部分に原因がある可能性もあります。

 

施工不良などで隙間ができていると、隙間から下水の臭いが漏れ出します。

 

接続部分に隙間がある場合、自分で直すのは困難です。修理業者に相談し、急いで修理してもらいましょう。放置すると接合部分から水漏れするケースもあるので、注意が必要です。

 

トイレの床のトラブルについては、以下の記事が参考になります。床部分からの水漏れについて修理方法を紹介していますので、ぜひご覧ください。

トイレが下水臭いときの対処法

掃除道具

トイレが下水臭いときは、原因に適した対処をする必要があります。

 

トイレが下水臭いときの対処法をお伝えしますので、お試しください。

便器内に水を流す

便器の水(封水)が減って下水臭がするときは、便器内に水を流して封水を溜めましょう。

 

蒸発が原因で封水がなくなったのであれば、水を流すだけで解決できます。

 

封水を溜めてしばらくしても臭いが消えないときは、他に原因がある可能性があります。

便器内に40〜50℃のお湯を流す

52d8a87a4aa1af5ad134321be55af2cbトイレつまりが原因の場合は、便器に40~50℃のお湯を流してみましょう。

  • 40~50℃のお湯を用意する
  • 便器に溜まった水をできるだけ抜く
  • お湯を高めの位置からゆっくり注ぐ
  • しばらく放置して、トイレの水を流す

熱湯を使うと、便器が破損する恐れがあります。必ず40~50℃程度のぬるま湯を用意してください。

 

給湯器の温度を50℃に設定すれば、ぬるま湯を簡単に用意できます。

 

お湯を使ったトイレつまりの解消法が気になる方は、以下の記事をご覧ください。家にあるもので簡単に作業できますので、ぜひお試しください。

重曹とクエン酸を利用する

重曹・クエン酸によるトイレつまり解消

トイレつまりの解消には、重曹とクエン酸も有効です。

 

重曹とクエン酸を使ったトイレつまりの直し方を紹介します。

  1. 重曹50mlを便器に入れる
  2. クエン酸100mlを便器に入れる
  3. 便器の半分くらいの量のぬるま湯(50℃程度)を注ぐ
  4. 1時間放置して、少しずつ水を流す

重曹の上からクエン酸を振りかけると、発泡します。そのまま1時間ほど放置してから、少しずつ水を流して、つまりが解消できたか確認しましょう。

 

重曹とクエン酸は100円ショップやドラッグストアなど、身近な店で購入できるので、簡単に試せます。直し方については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

すっぽん(ラバーカップ)を利用する

ラバーカップの使い方

トイレつまりを直す道具といえば、すっぽん(ラバーカップ)です。

 

すっぽんの使い方は、以下の通りです。

  1. すっぽんのゴム部分が隠れる程度に水位を調整する
  2. すっぽんを便器の排水口に密着させる
  3. ゴム部分を押し込ませて、勢いよく引っ張る
  4. 1〜3の手順を数回繰り返す

ゴポゴポと音がして水が流れたら、つまりは解消されています。

 

つまりを解消させるポイントは、ラバーカップを勢いよく引っ張ることです。

 

すっぽんの使い方や手順を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。すっぽんの選び方も紹介しています。

トイレを掃除する

トイレの汚れが原因の場合は、トイレ掃除をして汚れを落としましょう。

 

トイレ掃除の方法を、2つ紹介します。

酸性洗剤で便器内を掃除する

トイレの尿石汚れの掃除には、酸性洗剤がおすすめです。尿石はアルカリ性の汚れなので、酸性洗剤を使うと落としやすくなります。

 

ここでは、酸性洗剤の「サンポール」を使ったトイレ掃除の手順を紹介します。

  1. 便器内の水を汲み取る
  2. 便器のフチや汚れが気になる部分にサンポールをかける
  3. 2〜3分放置してブラシでこする
  4. 水をしっかり流す

サンポールを使う場合は、目に入ったり、皮膚に付いたりしないように注意してください。

 

一度で汚れが落ちない場合は、何度か繰り返してみましょう。

 

尿石汚れについては、以下の記事でも掃除方法を紹介しています。サンポール以外の方法もまとめていますので、ご覧ください。

トイレタンクを掃除する

トイレタンクの中のカビ汚れは、中性洗剤を使って落とします。

 

中性洗剤を使う手順は、以下の通りです。

  1. トイレの止水栓を時計回りで閉める
  2. タンクのフタを開ける
  3. スポンジに中性洗剤と水を含ませ、フタを洗う
  4. トイレタンクに中性洗剤を吹き付ける
  5. スポンジと歯ブラシで汚れている部分を洗う
  6. 止水栓を開ける
  7. トイレの水を流して、洗剤を流す

トイレタンクの中には細かな部品がたくさんあるので、壊さないように注意して作業しましょう。

 

洗剤がタンクに残らないように、最後にたっぷり水を流してください。

 

トイレタンクの掃除方法は、中性洗剤を使う以外にもあります。以下の記事で紹介していますので、ご覧ください。

タンク内の部品を交換する

トイレタンク内の部品に不具合があるときは、部品を交換してください。

 

自分でできる交換方法を、2つ簡単に紹介します。

ボールタップを交換する

ボールタップが破損している場合は、新しい部品と交換します。

 

ボールタップは1,000円程度で購入できます。コーナンなどのホームセンターやAmazonなどで購入できますが、種類が分からないときはメーカーに確認しましょう。

 

手順は以下の通りです。

  1. 止水栓を時計回りで閉める
  2. タンクの手洗い管を外す
  3. ボールタップと給水管を固定するナットを緩めて給水管を外す
  4. ボールタップとタンクを固定するナットを緩めて外す
  5. 新しいボールタップを取り付ける
  6. 給水管を取り付けてナットを閉める
  7. 手洗い管を元に戻す
  8. 止水栓を開ける

止水栓を開けて水を流したら、水漏れがないか必ず確認してください。

 

DIYが得意な方なら自分でも交換できますが、不安なときは専門業者に相談してください。

ゴムフロート(フロートバルブ)を交換する

ゴムフロート(フロートバルブ)は1,000円~1,500円程で、ホームセンター(コーナン・カインズなど)で売られています。

 

交換手順は、以下の通りです。

  1. 止水栓を時計回りで閉める
  2. タンクの水を流して抜く
  3. レバーに接続されたチェーンを外す
  4. ゴムフロート(フロートバルブ)を外す
  5. 新しいものを付ける
  6. 逆の手順で元に戻す
  7. チェーンの長さを調節する
  8. 止水栓を開ける

止水栓を閉める際は、閉めすぎないように注意してください。きつく締めるすぎると、水漏れする恐れがあります。

防臭キャップを交換する

防臭キャップが劣化しているときは、新しいキャップと交換しましょう。

 

防臭キャップは、500円前後の価格で販売されています。主な販売場所は、ホームセンター(カインズなど)やインターネット通販(Amazon、楽天など)です。

 

防臭キャップには排水用以外のものもありますので、排水用のものか確かめてから購入してください。

 

ただし、トイレの防臭キャップの交換は、素人には困難です。無理に交換すると破損がひどくなる可能性がありますので、できるだけ専門業者に依頼してください。

トイレが下水臭いときに業者に依頼するケース

トイレが下水臭いとき、自分で直せるケースと、業者に依頼すべきケースがあります。

 

【業者に依頼すべきケース】

  1. 便器が破損している
  2. 対処法を試しても下水臭い
  3. 排水管に不具合がある
  4. 設置不良

このように、自分で対処するのが難しいケースは、専門の業者に相談してください。

トイレの修理業者の費用相場

トイレつまりで便器の取り外しが必要なケース
修理業者の費用の相場を、以下の表にまとめました。

トイレつまり修理 8,000円〜20,000円
水漏れ修理 10,000円〜
トイレタンクの部品交換 5,000円+部品代
便器の交換 30,000円+便器代

あくまでも一般的な修理費用の相場ですので、修理箇所や状態によって費用は上下します。

 

便器の交換や取り外しなど、修理が大掛かりになると高額になります。

 

トイレのトラブルは悪化するほど料金が高くなるため、トラブルが起きたときは早めに業者に相談してください。

 

トイレの臭いを簡単に防ぐ方法

トイレタンク

トイレの下水の臭いは、適切に予防することで防げます。

 

ここでは、簡単にできるトイレの臭いを防ぐ方法を4つ紹介します。

座って用を足す

尿が飛び散りやすい場所

トイレで用を足すときは、座ってしましょう。

 

立ってトイレを使うと、尿が飛び散り壁や床に付着し、臭いの原因になります。

 

また、使用後に便座のフタを閉じて水を流すと、便器の汚れた臭いの拡散を防ぐのに効果的です。

 

便や尿が空気に触れると臭いが広がりやすくなりますので、フタを閉じて流すのを心がけてください。

トイレには物を持ち込まない

トイレつまりの原因でよくあるのが、ポケットに入れていたスマホやペンを落とすことです。

 

トイレつまりを防ぐためにも、トイレには不要なものを持ち込まないようにしましょう。

 

どうしてもトイレに持ち込みたいときは、バッグに入れる、ポケットから取り出しておくなど、落とさない工夫をしてください。

定期的にトイレを掃除する

トイレに汚れを溜めないためにも、定期的に掃除をしましょう。

 

トイレは見える所だけでなく、便器のフタの裏やフチ、床・壁などにも汚れが付着しています。こまめに掃除をし、汚れが蓄積しないようにしてください。

 

【手軽にできるお掃除方法】

  1. 便器の中をブラシでこする
  2. 便座の裏側とフチをブラシ・お掃除シートできれいにする
  3. ウォシュレットを歯ブラシで掃除する
  4. 壁をお掃除シートで拭く
  5. 床をお掃除シートで拭く

このような簡単な掃除は、毎日行うのが理想です。

 

細かい掃除は週に1回は行うと、汚れの蓄積を予防できます。

消臭剤をトイレに置く

臭いが気になるときは、消臭剤を置くのも手です。消臭剤を置いて空気をリフレッシュさせると、下水の臭いが和らぎます。

 

消臭剤はウエルシアなどのドラッグストアや、イオンなどの大型スーパーで購入可能です。500円~1,000円程度でさまざまな種類のものがありますので、お気に入りの香りを見つけましょう。

 

ただし、商品を選ぶ際には注意が必要です。なかには臭いがきついものもあり、過度に使用すると下水の臭いと混ざって逆効果になることもあります。

 

トイレが臭いときは、以下の記事で紹介している対処法も参考にしてみてください。

トイレの下水の臭いをすぐに解消したいときは

トイレの下水の臭いは、汚れやつまりなどによって発生することがほとんどです。

 

自分で対処できるケースも多いので、まずは臭いの発生場所に合わせて対処してみましょう。

 

ただし、なかには業者に任せなければいけないケースもありますので、困ったときは修理業者に相談してください。

 

私たち『クリーンライフ』でも、トイレの下水臭に対応しています。全国各地で即日対応が可能ですので、お困りの際は気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレの相談をしてみる

2021.10.22

断水した際、トイレをどのように利用すればよいかご存知ない方も多いでしょう。断水時は手動で給水したり、節水したりしてトイレを利用しなければなりません。

 

本記事では断水時のトイレの安全な利用方法や、注意点を解説します。また、トイレタンクの破裂を防ぐための対策やトイレットペーパーの選び方、トイレの代替え手段についても紹介します。

 

断水時にも快適かつ衛生的にトイレを利用するために、ぜひ参考にしてみてください。

断水した際のトイレの流し方

トイレつまりここでは、断水した際にトイレを安全に流す方法について、ウォシュレットと便器に分けて紹介します。

 

また、水が少ない場合に使う水についても解説するので、参考にしてください。

ウォシュレットの流し方

断水時には、ウォシュレットの自動機能が使用できないため、手動で水流を調節しなければなりません。ウォシュレットの流し方について、一連の流れを紹介します。

  1. オート機能を解除する
  2. トイレの周囲を養生する
  3. 適量の水を便器ボウルに流し込む
  4. 手動で流す

断水時には、水を節約するよう心掛けましょう。ウォシュレットによる水の使用量は、通常よりも多くなるので、必要なときにのみ利用してください。

手動での水の供給方法

便器の「オート洗浄」や「オートふた開閉機能」といったオート機能を搭載している便器は、機能を停止しておきます。また、床が汚水で濡れても大丈夫なように、新聞紙や雑巾で保護するのを忘れないでください。

 

断水時に手動でトイレを流すには、バケツや容器を使って水をトイレに注ぐ方法があります。トイレの流し口に水を一気に注ぐのではなく、水はねしないようにゆっくりと注いでください。

 

目安は5〜8L程度ですが、もし便器内の封水の水位が低いなと感じたときは、水を足して一定量を保つようにします。

 

手動給水を行う際には、適切な量でトイレを流しましょう。2〜3回に一度は8〜12Lと多めの量で流せば、トイレつまりのリスクは軽減されます。

水が少ない場合の代替水源

断水時には応急処置として、トイレの流し方を工夫する必要があります。流せる水が限られている場合は、代替水源を活用しましょう。

 

例えば、バスタブやシンクに残っている水をバケツに取り、トイレに注ぐ方法です。ただし、これらの代替水源も、できるだけ清潔な水を使うようにしてください。

断水した際のトイレの注意点

注意点

断水したときにトイレを利用する場合、いくつかの注意点があります。特に次の2つのポイントに留意しておけば、トイレを安全に利用できるでしょう。

エアーハンマー現象が起きないようにする

断水したときにトイレを流す際、トイレタンク内の水の供給がないため、タンク内の水圧が下がります。

 

復旧時に急激に水が供給されると、タンク内の水圧が急上昇し、トイレタンクが破裂する「エアーハンマー現象」が発生する可能性があります。

 

トイレタンクの破裂は大きな被害をもたらす恐れがあるため、対策が必要です。「エアーハンマー現象」については、次項で詳しく紹介します。

 

エアーハンマー現象が起こらないために、以下を実行するようにしてください。

  • 流す水の量に注意する
  • 断水復旧後に、トイレを流す前に他の箇所の蛇口を開ける

エアーハンマー現象が起こる可能性を抑えられます。

トイレットペーパーが詰まらないようにする

断水した際には水に制限があり、トイレットペーパーの流し方にも注意が必要です。適切な量のトイレットペーパーを使えば、パイプの詰まりやトイレの故障を防げます。

 

流すトイレットペーパーは分解性が高く、パイプを詰まらせないものを選びましょう。ラベルに「流せる」や「分解性」といった表示があるものがおすすめです。

 

また、断水時は水の節約が必要なため、トイレットペーパーを使う量にも限度があります。トイレットペーパーの1回の使用量の平均は80cm程度のため、それ以下に抑えましょう。

水は便器に直接流す

水をタンクに入れて、レバーで水を流すのはNGです。タンクに入れずに、バケツで直接便器に流しましょう。

 

直接流す理由は、タンクから流すと以下のようにトラブルの原因になるためです。

  • タンクに水を入れるときに、ウォシュレットなどを濡らす可能性がある
  • 残り湯を入れると、タンク内の部品に絡まって故障の原因になる

また、バケツから直接流すと、わずかな水量で汚物やトイレットペーパーが効率的に流されていきます。水量不足でも、清潔なトイレがキープできます。

断水解除後はトイレのエアーハンマー現象に注意

断水解除後のトイレでは、エアーハンマー現象が発生する可能性があります。エアーハンマー現象は、急激な水流の変化により、トイレタンク内の水圧が急上昇し、水道管やトイレの配管に衝撃波が発生する現象です。

 

断水中にタンク内の水が失われ、復水後にトイレを一気に流すことで起こります。以下はエアーハンマー現象が起きないようにするための対策です。

  1. 慎重に水を流す
  2. エアーハンマーアレスターの取り付け
  3. マルチフロートバルブの利用

断水解除後はエアーハンマー現象に注意し、慎重にトイレを利用することで配管やトイレの損傷を防止しましょう。エアーハンマーアレスターやマルチフロートバルブの導入も検討し、安全かつ快適にトイレを利用しましょう。

断水時にトイレを流してはいけないケース

危険

断水時には、トイレを流してはいけない場合があります。以下の2つのケースの注意点に留意して、トイレの使用に配慮しましょう。

被災している下水道や浄化槽に直接つながっている場合

地震や台風などが原因で断水している場合は、注意が必要です。特に、便器に下水道が直接つながっている場合は、水質汚染のリスクが高まるため注意してください。

 

断水中にトイレを流すと、下水道や排水処理施設における処理能力に影響を及ぼす恐れがあります。水道設備が適切に機能しないと、下水道への流出物の処理が不十分です。

水不足や制限が厳しい場合

断水時は、水の供給が限られている場合があります。

 

節水を徹底し、必要以上に水を使わないことが重要です。トイレを流す行為は水の消費量が多いため、特に水不足や制限が厳しい状況下では避けましょう。

 

以下の2つのケースについて解説します。

水不足の場合

水不足が深刻な状況では、断水時に限らず水の節約が極めて重要です。自治体から、水不足のお知らせが来たら、トイレの使用を控えなければいけない場合があります。

 

水は貴重な資源のため、トイレを流すのに大量の水を使うことは無駄な消費となり、他の生活用水の確保が難しくなる恐れがあります。

水の制限が厳しい場合

災害や緊急事態によって水道供給が制限される場合、状況によっては、公共の水道設備を過剰に使用することが禁止されるケースがあります。トイレの水を流す行為は、制限が厳しい状況では避けるべきです。

 

代替手段として簡易トイレやコンポストトイレを利用するなど、節水対策を取りましょう。

断水時のトイレの代替手段

断水時には、ご自宅のトイレを流すことが制限されます。制限されている場合には、以下の3つの代替手段が役立ちます。

携帯トイレ

携帯トイレは、断水時やアウトドア活動、災害時に便利な代替手段です。ポータブルなデザインで、トイレットペーパーや消臭剤といった必要なアイテムをセットにして持ち運べます。

 

使い捨てタイプや再利用可能なタイプがあり、コンパクトなサイズで保管や持ち運びが容易です。ただし、使用後の処理には注意が必要です。汚物を適切に処理し、清潔に保ちましょう。

バケツトイレ

バケツにプラスチック袋を広げた上から、トイレットペーパーや新聞紙を敷き詰めた簡易トイレです。バケツなので、体重をかけすぎないようにしないと、倒れてしまいます。

 

使用後はプラスチック袋ごと密封して処理が可能です。リーズナブルに作成でき、断水時には有効な代替手段となります。

コンポストトイレ

生ごみや木質ペレット、米ぬか、おがくずを利用して、人糞を分解するトイレです。自家製のものから市販の製品まで、幅広く選択できます。

 

排出物を発酵・分解していくので、臭いがない点が魅力です。くん炭や竹炭を加えると、発酵がさらに進みます。

 

自然の肥料になるので、家庭菜園や植物栽培が趣味の方には一石二鳥です。ただし、地域によっては規制があるので、利用の際は確認が必要です。

断水復旧後のトイレの対処法

断水が解除された後には、トイレの点検と必要な対処を行うことが重要です。タンク・パイプの水漏れや破損などの異常を早期に発見し、適切に対処することで、トイレを安全に快適に使用できます。

タンクやパイプの水漏れ・破損のチェック方法

断水復旧後にトイレの点検を行う際には、タンクやパイプの漏れ・破損をチェックすることが特に大切です。以下の方法で点検を行いましょう。

タンクのチェック

タンク内に水がしっかりと溜まるかを確認しましょう。タンクの底や側面に水漏れがないか、水滴や水の染みが付いていないかをチェックしてください。

パイプのチェック

便器と床の接合部や壁のパイプの接続部を確認し、水漏れや破損がないかをチェックします。トイレを流す際に、水が漏れていないかも確認しましょう。

異常があった場合の対処法

点検時に異常が見つかった場合は、以下の対処法を検討しましょう。

タンクやパイプの水漏れ

タンクの水が溜まりにくいからといって、水漏れとは限りません。フィルターをまずチェックして、つまりが生じてないかを確認してください。フィルターを洗っても水が溜まりにくかったら、水漏れが起きているかも。

 

タンクやパイプから水漏れが見つかった場合は、早急に修理や交換を行いましょう。専門家に相談して、適切な対処を行うことが重要です。

便器の水漏れ

エアーハンマー現象が生じて、便器に水漏れが生じる場合があります。便器からの水漏れが見つかった場合は、ウォシュレットなど電気器具のトラブルの原因になるので電源を抜きましょう。

 

便器のシールや配管を確認し、ゴムパッキンの交換など必要な修理を行いましょう。

トイレの水流が異常

水が出にくい・水流が弱い場合、異物が入り込んでタンクの排水弁の近くに汚れが蓄積しているのかもしれません。フロートバブルを持ち上げて確認してください。

 

異物がないのにトイレを流した際に水流が弱い、または逆に強すぎる場合は、トイレの水圧を調整する必要があるかもしれません。マルチフロートバルブなどの調整を行いましょう。

断水期間中のトイレの清掃方法

掃除道具

断水期間中も、トイレは清潔に保たなければなりません。以下の3つの方法でトイレを清掃し、清潔な環境を維持しましょう。

トイレの清潔さを保つための手順

断水期間中にトイレを清潔に保つには、以下の手順を順守しましょう。

  1. アルコール消毒液を用意
  2. 手袋を着用
  3. 便座と便器の表面をアルコール消毒
  4. 手指の消毒
  5. 定期的な換気
  6. ゴミの処理

断水中のトイレの清掃は、感染症の予防や快適な環境の維持に欠かせない重要な作業です。アルコール消毒液を活用しつつ、清潔さを保つことで、健康リスクを軽減し、快適なトイレ環境を維持しましょう。

適切な消毒方法

断水期間中は、トイレの消毒が特に重要です。以下の消毒方法で適切に行いましょう。

次亜塩素酸ナトリウムを使用した消毒

断水時のトイレの清掃には、次亜塩素酸ナトリウムを使用した消毒が効果的です。次亜塩素酸ナトリウムは、強力な殺菌作用を持つ消毒剤であり、病原体や臭いの原因となる菌を除去するのに役立ちます。

 

ただし、必ず指示に従って適切な希釈を行い、安全に使用することが重要です。また、トイレ内部の清掃に加えて、定期的にトイレの換気を行い、手洗いなどの衛生対策も徹底することで、より適切なトイレ環境を維持できるでしょう。

アルコール消毒

アルコール消毒は手軽で効果的な方法とはいえ、トイレ全体の清掃には適していません。アルコール消毒は表面の除菌に役立ちますが、トイレの便器内部のつまりや水の流れに関する問題には効果がありません。

 

断水時のトイレの清掃には、前項で紹介した次亜塩素酸ナトリウムの使用がおすすめです。トイレ全体を清潔に保つためには、定期的な清掃や手洗いの徹底が欠かせません。

 

アルコール消毒は、トイレの便座や便器などの表面を掃除する場合に行ってください。

清掃サービスの利用

断水期間中は、トイレの清掃に困難が伴う場合もあります。

 

専門の清掃サービスを利用すれば、衛生的な環境を維持できるでしょう。専門の清掃業者に依頼することで、プロの手による徹底的な清掃が行われ、衛生的なトイレ環境を保てます。

 

断水中のトイレの清掃サービスの利用には、以下のようなメリットがあります。

  1. 専門知識と経験で適切に対処
  2. 適切な消毒剤を使用
  3. 手間と時間を節約
  4. 衛生的な環境の維持

断水中にトイレの清掃を自身で行うのが難しい場合や、快適な環境を確保したい場合には、専門の清掃サービスの利用を検討してみてください。専門知識や適切な消毒剤の使用により、安全で清潔なトイレを維持できるでしょう。

断水したときにトイレでお困りなら

断水時に安全にトイレを流すためには、正しい知識が必要です。また、断水時のトイレの代替手段を知っておけば、万が一の際に役立つでしょう。

 

断水時は水の制約があるため、賢明な水の使用と衛生管理が大切です。

 

断水したときにトイレの水漏れやつまりでお困りでしたら、私たち『クリーンライフ』へお気軽にご連絡ください。豊富な経験を持つスタッフが、丁寧に対応します。

 

⇒クリーンライフにトイレの相談をしてみる

2021.10.22

お風呂で浴槽のお湯を流した後、洗い場の排水溝から逆流する場合があります。

 

放置すると以下の深刻なトラブルにつながる恐れがあるため、早めの対処が肝心です。

  • 浴室外にも悪臭が漂う
  • 近隣住民に迷惑をかける

今回は、お風呂の排水溝で逆流が起きる原因・対処法を解説。あわせてトラブルの発生場所が賃貸住宅である場合に、押さえておくべき注意点もお伝えします。

お風呂の排水溝が逆流した際の対処法

31c1558d50bd47cdbfc1790e1fd5b099 1

お風呂の排水溝で逆流が起きた際は、慌てず次のように対処しましょう。

  • 水のうを作ってフタをする
  • 封水筒のゴミを取り除く
  • パイプクリーナーで掃除する
  • ラバーカップでつまりを解消する
  • ワイヤーブラシでつまりを解消する
  • 真空式パイプクリーナーを使う

本項では、上記6つの方法をそれぞれ具体的に解説します。

水のうを作ってフタをする

お風呂で逆流のトラブルに直面している方は、水のうを作って排水溝にフタをする方法をお試しください。

 

水のうとは、水を入れた袋のこと。土のうと同じ感覚で排水溝の上に乗せ、水が溢れないようにします。以降では、水のう作りに必要なものや具体的な作業の流れを見ていきましょう。

水のうの作り方・手順

水のう作りでは、あらかじめ以下の3つを用意してください。

  • ゴミ袋(45L程度のサイズ):2枚
  • 水:20L程度
  • ひも:2本

ゴミ袋やひもは100均でも購入できるため、安くで試せる対処法です。

作業は次の流れで進めましょう。

  1. ゴミ袋を二重にする
  2. 内側の袋に水を入れる
  3. 袋の空気を抜く
  4. 袋の口をひもできつく縛る
  5. 排水溝の上に乗せる

お風呂の排水溝は、浴槽と洗い場の2ヶ所に設置されています。水のうは上記をもとに2つ用意し、どちらもふさぐようにしてください。

封水筒のゴミを取り除く

お風呂の排水溝

日頃目につきやすいヘアキャッチャーは、ゴミが溜まればすぐに気づくことができます。ただ、排水溝の内部にある封水筒の掃除は忘れがちです。

 

封水筒は排水トラップの一つで、排水管の臭いが屋内に上がるのを防ぐ目的で設置されています。水を排出する部分が小さく、汚れやゴミが蓄積されやすい場所なので、こまめに取り外して筒内を掃除しましょう。

 

封水筒の分解方法は案外簡単で、左側に回せば簡単に取り外せます。外した後に露出した排水口の掃除は、つまりの原因を奥に押し込まないようゴム手袋を装着し、指で行うのがおすすめです。

 

封水筒自体はブラシと洗剤を使い、頑固なぬめりまで綺麗に落としましょう。

パイプクリーナーで掃除する

排水溝からゴボゴボと音がする程度の状態なら、パイプクリーナーでの掃除を推奨します。汚れで排水の通り道が狭くなってはいるものの、完全にはつまっていないので、圧をかけるラバーカップでは十分な効果が得られません。

 

中でも次の性質を持つ、お風呂用のパイプクリーナーを使うのがおすすめです。

  • アルカリ性または塩素系
  • 液体状で高粘度

クリーナーの使用時は窓を開け、説明書に基づいて適切な時間だけ放置してください。あまり長く放置し続けると、せっかく溶けた汚れが再びこびりつくリスクを高めてしまいます。

ラバーカップでつまりを解消する

排水溝でラバーカップを使う

通称スッポンと呼ばれるラバーカップを使い、つまりを解消する方法もあります。たいていの家庭に一つはあるうえ、他に用意すべき道具もないので、手軽に実践しやすいでしょう。

 

具体的な作業の手順は、以下の通りです。

  1. 排水溝いっぱいに水を溜める
  2. 排水溝にラバーカップを密着させながら押し込む
  3. ラバーカップを一気に引き抜く
  4. つまりが解消されるまで2~3の作業を繰り返す

浴槽の排水溝で実践する際は、あらかじめ浴槽内に少しだけお湯を溜めておくのがコツ。ラバーカップによる圧がかけやすく、より大きな効果を得やすくなります。

ワイヤーブラシでつまりを解消する

排水溝でワイヤーブラシを使う

手が届かない範囲のつまりには、ワイヤーブラシを活用しましょう。

 

ワイヤーブラシとは、名前の通りワイヤーの先にブラシが付いた道具のこと。長いワイヤーを活かし、排水管の奥の汚れを綺麗に削り落とせます。

 

必要以上に削ると、排水溝の内部まで傷つける恐れがあるので要注意。つまりの原因が除去でき次第、使用を控えてください。

ワイヤーブラシの選び方

ワイヤーブラシの購入時は下記の4項目を意識し、自宅の排水溝に合った製品を見つけましょう。

  • 長さ
  • 太さ
  • 柔軟性
  • 強度

サイズ展開が幅広いワイヤーブラシは、排水溝に対して長さ・太さが適切なものを選ぶのがポイント。奥がS字型になっているため、十分な柔軟性を備えているかどうかも確認してください。

 

加え、強度が高いブラシ選びも欠かせません。作業中に折れてしまうと、つまりトラブルを悪化する要因となりかねないためです。

真空式パイプクリーナーを使う

以下が蓄積され、発生したつまりトラブルには真空式パイプクリーナーの使用が向いています。

  • 石けんカス
  • 皮膚から流れ出た垢

一方で、固形物のつまりによって発生したトラブルには不向きです。無理に圧力をかけすぎると、排水管に余計なダメージを与える恐れがあるため、原因が不明の場合は使用を控えてください。

 

排水溝で真空式パイプクリーナーを使う

真空式パイプクリーナーでつまりを解消する際は、以下の手順に従って作業を進めましょう。

  1. 排水溝いっぱいに水を溜める
  2. 排水溝に真空式パイプクリーナーを押し当てる
  3. ハンドルをゆっくり前後させる
  4. つまりが解消されるまで2~3の作業を繰り返す

ラバーカップ同様、押し引きの動作を繰り返してつまりの解消を目指しましょう。付属のハンドルを用いることで、ラバーカップよりもテンポ良く作業を進められるのは大きなメリットです。

賃貸のお風呂の排水溝が逆流した際の注意点

マンションやアパートなど、賃貸住宅のお風呂の排水溝で逆流した際は以下に注意してください。

  • 大家さん・管理会社に相談する
  • 業者を利用する場合は早めに依頼する

賃貸における水のトラブルの発生時は、建物の所有者や近隣住民への配慮が不可欠です。

大家さん・管理会社に相談する

賃貸住宅で何らかのトラブルが発生した際は、大家さん・管理会社への相談が最優先事項です。

 

自分で対処するにしろ、業者に修理をお願いするにしろ、勝手に対処すると後々トラブルに進展してしまう恐れがあります。

 

お風呂の排水溝が逆流した場合、修理費用の支払い義務は大家さんに属するケースが多数です。ただ、事前の相談がないと全額自己負担になる可能性もあるので、早めの相談を心掛けるよう注意してください。

業者を利用する場合は早めに依頼する

お風呂の排水溝が逆流し、自力での対処が困難なときは、プロの水道修理業者を利用しましょう。

 

十分な知識・技術がないにもかかわらず、排水口まわりに余計に触れてしまうと症状が悪化することもあります。場合によっては以下の問題に発展し、近隣住民を巻き込むトラブルにもなりかねません。

  • 汚水の悪臭が周辺に漂う
  • 階下の部屋でも水漏れが発生する

お風呂をはじめ水回りで異常が見つかったときは、早めの対処・依頼が重要です。

お風呂の排水溝で逆流が起きる原因

お風呂の排水溝つまり

ここでは、お風呂の排水溝で逆流が起きる原因を4つご紹介します。

  • 排水管のつまり
  • 排水桝のつまり
  • 排水管の劣化・損傷
  • 下水道の処理能力の低下

原因が分かれば、よりスムーズに復旧を目指せるでしょう。

 

また、原因によっては自分で対処できるケースも存在。該当する項目をチェックし、自力での対処が可能かどうか探ってみてください。

排水管のつまり

お風呂の排水溝で逆流が起きた場合、原因として多いのが排水管のつまりです。同じ排水管を長く使い続けるうちに、蓄積された汚れがつまりの症状を引き起こします。

 

排水管つまりの主な要因は、以下の4つです。

  • 髪の毛
  • 洗剤カス
  • 皮脂汚れ
  • 固形物

いずれも配管にこびりつき、時間をかけてぬめりを伴う汚れと化します。放置すると、ぬめりの上にも汚れやゴミがこびりつき、さらに大きな塊になって詰まってしまう仕組みです。

 

排水溝にはカミソリの刃やシャンプーの詰め替えパックの袋の口など、小さなゴミも流さないように注意してください。

排水桝のつまり

つまっている場所が排水管でなく、排水桝である可能性も考えられます。

 

排水桝は、家庭から出る排水をゴミ・油または水に分類し、水だけを下水道へ送るための設備です。以下のような場所に設置されており、フタを開けるだけで状態を確認できます。

  • 住宅の外の排水管の合流する場所
  • 流れの角度が変わる場所

汚水の通り道である排水桝は、定期的な掃除が不可欠。長年汚れを放置すると排水が流れずに溜まってしまい、お風呂などの水回りで逆流する恐れがあります。

 

賃貸住宅ならば、管理会社が定期清掃を外部に委託している場合も多いです。一方の戸建て住宅では、住人自らの意識的な掃除が欠かせません。

排水管の劣化・損傷

排水管の劣化・損傷によって、お風呂の排水溝が逆流する場合もあります。以下にお住まいの方は、特に注意しましょう。

  • 20年以上住み続けている家
  • 近年、大きめの地震を複数回経験した家

排水管は、使用期間に比例して古びていくもの。20年以上使い続けている場合は、排水管をはじめ建物自体や他の設備も老朽化している可能性が高いです。

 

大きめの地震を何度か経験し、排水管が損傷してしまうケースもあります。災害後につまりトラブルが生じた際は、住宅・設備の点検を依頼するなどして、異常がないことを確認してください。

 

劣化・損傷が著しい排水管交換では必ず業者を利用し、適切な修理を実施してもらいましょう。

下水道の処理能力の低下

大雨が降った後に下水道の処理能力が落ち、お風呂の排水溝で逆流が起きることもあります。排水管や排水桝などの各設備に異常がなければ、下水道で処理しきれない水が逆流してきた可能性を疑いましょう。

 

ほとんど見られないケースですが、いざという時に備えて対処法を考えておくと安心です。下水道の状態は、天気の回復と同時に元通りになります。

お風呂の排水溝が逆流するのを防ぐ方法

ideas 5519782 1920

お風呂の排水溝が逆流するトラブルは、対策次第で未然に防ぐことも可能です。

 

本項では、具体的な予防方法を2つ紹介します。

毛取りネットをかぶせる

1つ目は、毛取りネットを目皿の上からかぶせる方法です。つまりの要因となり得るものを流さないことで、排水溝つまりの発生リスクは大幅に抑えられます。

 

ネットの主な種類は、下記の2つです。百均のお店にも売っています。

  • 不織布のシートタイプ
  • シリコン・ステンレス製

前者は、貼り付けるだけで手軽に使える使い捨てタイプ。後者は繰り返し使えて経済的ですが、排水溝にぴったり合うようサイズ選びを慎重に行う必要があります。

パイプクリーナーで定期的に掃除する

2つ目は、パイプクリーナーで定期的に掃除する方法です。週1回程度を目安に、液体状のパイプユニッシュなどを用いて排水溝を掃除する習慣をつけるといいでしょう。

 

ぬめりを伴う汚れが発生しにくくなり、必然的につまりトラブルを回避できる可能性が高まります。流れが悪いなと感じたときも、すぐにパイプクリーナーを使用するようにしましょう。

 

あわせて髪の毛が絡まりやすい排水トラップも、月に2回程度の頻度で擦り洗いするのがおすすめです。

排水桝(汚水桝)を掃除する

排水桝の汚れやつまりも逆流の原因です。マンションなどの集合住宅なら、管理会社が年に1〜2度清掃を業者に依頼しています。しかし、戸建ての場合は忘れてしまい、汚れが蓄積してつまりが発生しがちです。

 

定期的な掃除なら、ご自分でも対応できます。ただし、長期間放置されている排水桝は、汚れが蓄積しているので、一度業者に清掃を依頼した方が良いでしょう。

お風呂の排水溝が逆流して困ったら

お風呂の排水溝で逆流が起きる原因・対処法のほか、賃貸での注意点なども紹介しました。

 

お風呂まわりのトラブルには、原因の特定が困難なケースも多数。適切な対処法が分からないときは、プロの業者に依頼した方が安心です。

 

早急に解決したい問題は、我々『クリーンライフ』にお任せください。夜間・早朝や休日であれ、割増料金なしで即日対応いたします。

 

⇒クリーンライフにお風呂の水漏れ・つまりを相談してみる

2021.10.22

給湯器のお湯が出ないときの対処法を、原因別に分かりやすく解説します。

 

「お湯だけ出ないのか」「お湯も水も出ないのか」「蛇口の一部でお湯が出ないのか」によって、原因は異なります。原因がわかると、簡単にトラブルが解消できることもあるので、原因を突き止めましょう。

 

しかし、原因によっては、給湯器の修理を業者に任せる必要があります。修理料金の相場もお伝えしますので、参考にしてみてください。

 

給湯器のお湯が出ないときにまず確認すべきこと

どの蛇口からお湯が出ないのか、水は出るのか確認しましょう。症状によって、原因が想定できます。

症状 原因
お湯も水も出ない 断水
止水栓・元栓が閉まっている
凍結
一部の蛇口でお湯が出ない 蛇口の不具合
すべての蛇口でお湯が出ない 水抜き栓のつまり
リモコンの不具合
給湯器の経年劣化による不具合

原因によっては、簡単に解決する場合があります。

 

給湯器からお湯が出ないのに水は出るケースについては、以下の記事で詳しく触れています。蛇口から水は出ているなら、参考にしてみてください。

給湯器のお湯が出ないときの原因・対処法

給湯器の修理

給湯器からお湯が出ない原因ごとに、対処法をご紹介します。原因は以下の7つです。

  • 断水している
  • 水道の元栓・止水栓が閉まっている
  • 凍結している
  • 水抜き栓フィルターが詰まっている
  • 蛇口のバルブカートリッジが故障している
  • 給湯器のリモコンに不具合が生じている
  • 経年劣化により給湯器が故障している

順に説明していきます。

断水している

お湯だけではなく、水も出ないのか蛇口をひねってみてください。水も出ない場合は、断水しているのかもしれません。水道局からのお知らせをうっかり見落としてしまった可能性があります。

 

水道局の公式サイトやご近所の人に、断水していないか確認しましょう。工事などで断水しているのなら、待つしかありません。

水道の元栓・止水栓が閉まっている

水道の元栓の閉め方・開け方

まず、水道の元栓が閉まっていないか確認しましょう。点検や蛇口交換、掃除などで元栓を閉めたまま、忘れているのかもしれません。

 

元栓は水道メーターの横にあります。反時計回りに回せば、開きます。元栓の場所や開け方の詳細は、次の記事内で確認してください。

元栓が開いていたら、もしかしたら給湯器の止水栓が閉まっているのかもしれません。給湯器の止水栓は、給湯器本体の下に設置されていることがほとんどです。

 

しかし、給湯器の止水栓はメーカーによっても異なるので、どこにあるのかわからないときは、給湯器の取扱説明書を確認してください。

 

止水栓の開け方や、回らない場合の対処法は以下の記事を参考にしてみてください。

給水元栓が閉まっているケースも

ガス給湯器の場合は、給湯器の内部で水を温める仕組みです。給湯器の内部に「給水バルブ」とも呼ばれる給水元栓が閉まっているとお湯が出ません。

 

給水元栓は、給湯器本体に接続している給水管の根元近くにあるので、完全に開いているか確認してください。

凍結している

急に寒くなってお湯が出ないトラブルが起きたら、給湯配管が凍結しているのかもしれません。給湯配管が凍結している場合、自然解凍を待つのが一番安全でリスクの少ない方法です。

 

しかし、以下のような場合は、給湯配管にタオルを巻いて40度程度のぬるま湯をかけて解凍します。

  • すぐにお湯を使いたい
  • 日中の気温が上がりそうにない

すぐに解凍したいからと、熱湯を使わないでください。配管にダメージを与えてしまいます。

 

以下のページで給湯器が凍結した場合の対処法を紹介しているので、参考にしてください。

給湯器の凍結を防止する方法は、以下にまとめています。凍結しそうな場合にぜひご覧ください。

水抜き栓フィルターが詰まっている

給湯器の水抜き栓には先端にフィルターがついており、定期的に掃除をしないと詰まってしまいます。

 

フィルターがゴミで詰まるとお湯が出にくくなり、そのまま放置すると、お湯が完全に出なくなることもあります。

 

フィルターが詰まっている場合は、歯ブラシなどでこすり、水洗いをしましょう。水抜き栓は給湯器のすぐ下の給水接続口に設置されており、簡単に取り外せます。

 

水抜き栓は、凍結防止で水抜きしたいときに重要な箇所です。以下の記事で、水抜きの方法に触れています。

蛇口のバルブカートリッジが故障している

水は出るのにお湯が出ないときは、バルブカートリッジが故障している可能性があります。

 

バルブカートリッジは蛇口のレバーを外した中にあり、混合水栓から出る水の量・温度を調節する役割があります。

 

給湯器本体や給湯配管に異常がなければ、バルブカートリッジの不具合によってお湯が出なくなっているケースがほとんどです。以下の手順を参考に、新しいバルブカートリッジと交換してください。

 

【バルブカートリッジの交換手順】

  1. 止水栓を閉めて、蛇口のレバーを引き抜く
  2. カートリッジの押さえを反時計回りに回す
  3. マイナスドライバーでカートリッジを取り外す
  4. 新しいカートリッジを、取り出した部品と逆の手順ではめていく
  5. レバーを差し込み、止水栓を開ける

バルブカートリッジ周辺には部品が多く、元に戻すのに手こずる可能性があります。作業に自信がない場合は、業者に依頼することをおすすめします。

給湯器のリモコンに不具合が生じている

以下のようなリモコンの不具合で、お湯が出なくなることがあります。

  • リモコンのスイッチ・電池が切れている
  • 温度設定が低くなっている

リモコンを確認して、スイッチが切れていたら入れてください。

 

温度設定が低くなっていれば、利用したい温度に設定し、お湯が出るか確認しましょう。

電源プラグ・ブレーカーも確認

電源プラグがコンセントから抜けていないか、ブレーカーが降りていないかも確認してください。電気が流れていないと、ガス給湯器も作動しません。

安全装置が作動して電源がつかない場合も

安全装置が作動したことにより、ガスが給湯器に来ていないケースもあります。以下のような原因で、安全装置が作動します。

  • 地震
  • ガスの消し忘れ
  • ガス漏れ
  • ガスの圧力が低下

給湯器のお湯が出ないときは、ガスの安全装置も確認してみましょう。なお、安全装置によりガスが遮断されていると、ガスコンロも使えないはずです。

経年劣化により給湯器が故障している

電源や水道の元栓などを確認しても問題が見つからない場合は、経年劣化による給湯器の故障が考えられます。

  • 給湯器から黒い煙が出る
  • ガス臭い
  • お湯が出ない・お湯がぬるい
  • 給湯器本体からの水漏れ
  • お湯の温度が安定しない
  • 給湯器から異音が聞こえる
  • エラーコードが頻繁に表示される

以上のようなトラブルが起きたら、給湯器の寿命かもしれません。給湯器の耐用年数は10年〜15年です。しかし、環境や使い方でもっと短くなる可能性があります。

 

給湯器の寿命の見分け方は、以下の記事でわかりやすく説明しているので、参考にしてください。

給湯器の主なエラーコード

給湯器に不具合が生じると、リモコンにエラーコードが表示されます。

 

以下は、リンナイの給湯器の主なエラーコードと対処法です。

19・190・191 運転スイッチを切り、再び入れ直す
610 運転スイッチを切り、再び入れ直す
930 中和器の交換をする
110 給湯栓を閉め、ガスが来ているか確認する
920 中和器の交換をする

 

ノーリツの給湯器を使っている方は、下記を参考にしてください。

11 給湯器以外のガス機器が使用できるか、ガスの供給を確認する
012 運転スイッチを切り、再び入れ直す
901 業者への修理・点検の依頼が必要

エラーコードを確認し、適切に対処しましょう。

 

給湯器の故障の原因については、以下のページでより詳しくまとめています。対処法を症状別にわかりやすく解説していますので、給湯器の不具合でお困りの方は、参考にしてみてください。

給湯器のお湯が出ないときの修理料金の相場

料金相場

お湯が出ない給湯器の修理料金は、場所や原因などによって変わってきます。各業者の基本料金・作業料金にも左右されるので、依頼の前に相場を押さえておくことが大切です。

 

【基本料金の相場】

見積もり料金 0円~
キャンセル料 0円~3,000円
基本料金 3,000円~5,000円
出張料金 0円~4,000円
早朝・夜間の割増料金 0円~5,000円

【作業料金の相場】

パッキン交換が必要な場合 5,000円~6,000円程度
パッキン以外の部品交換が必要な場合 7,000円~2万円程度
給湯器本体の交換が必要な場合 撤去費用約1万円+本体代(10万円~30万円)

給湯器本体の交換が必要な場合、費用総額は本体代に左右されます。必要な機能を考慮して、予算に合った製品を選びましょう。

 

給湯器の交換費用の詳細は、以下の記事で確認できます。業者の選び方や相場をまとめていますので、修理を依頼する前にご確認ください。

給湯器の修理の依頼先

給湯器のお湯が出ないトラブルを自力で解消できなければ、下記のいずれかに修理・交換を依頼する必要があります。

  • ガス会社
  • 給湯器メーカー
  • 給湯器の販売業者
  • 水道修理業者

依頼先によって、特徴や強みが異なります。それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、症状と状況にあわせた依頼先を選ぶとよいでしょう。

 

給湯器の修理の依頼先については、以下の記事で徹底比較しています。依頼先ごとの特徴やメリット・デメリット、費用の相場などを解説していますので、依頼先選びにお役立てください。

給湯器の修理を安く済ませる方法

給湯器の修理・交換にかかる出費をなるべく抑えたい場合は、下記3つのコツを意識して依頼先を選びましょう。

  1. キャンペーンを利用する
  2. 修理はなるべく早く依頼する
  3. 割増料金や出張費を避ける

トラブルが軽度なうちに修理を依頼すれば、修理料金は安く済みます。

 

簡単に料金を安くできるのは、キャンペーンを利用する方法です。業者のホームページで、キャンペーンの実施状況・内容を確認しておきましょう。

 

なお、私たち『クリーンライフ』でも、下記のキャンペーンを実施中です。

  • WEBからの依頼で3,000円割引(※修理料金の総額が1万円以上の場合)
  • 2回目以降の利用者は作業料金から10%割引

給湯器の修理・交換にもキャンペーンをご利用いただけますので、気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフに給湯器修理・交換の相談をしてみる

給湯器のお湯が出ないためにお困りなら

水道修理業者に相談する様子

給湯器のお湯が出ない7つの原因と、それぞれへの対処法をご紹介しました。

 

お湯が出なくなる原因は、さまざまなケースが考えられます。中には自力で対処できるケースもありますが、不安を感じる方は早期にプロの力を借りるのがおすすめです。

 

給湯器の修理・交換の依頼先に悩むことがあれば、ぜひ我々『クリーンライフ』までお気軽にご相談ください。24時間365日対応し、出張見積もりもキャンセル料も無料です。

 

⇒クリーンライフに給湯器修理・交換の相談をしてみる

2021.10.22

「お湯が出ない」「異音がする」「水漏れが起きている」など給湯器が故障すると、快適な生活は送れません。

 

本記事では給湯器が故障する原因や、症状別の対処法を詳しく解説します。賃貸住宅で給湯器が故障した場合にはどのように対処するのか、修理費用はどれくらいかについても紹介します。

 

給湯器の故障で悩まず、快適なお風呂やお湯を使用するために、ぜひ最後までお読みください。

給湯器が故障する原因

ffa0bb50c295fe4bf51b3d6988d37760

給湯器の故障は、快適な生活に大きな影響を与える可能性があります。しかし、故障の原因を素早く見つけることで、早期に対処が可能です。

 

そこでここでは、給湯器が故障する原因について解説します。ストレスのない生活を送るためにも、どのような原因が考えられるのかを早期に発見しましょう。

給湯器の寿命

給湯器の寿命は、給湯器の種類やメーカーによって異なりますが、一般的には10年から15年程度です。給湯器が寿命に近づくと、部品の劣化や老朽化が進み、故障しやすくなります。

 

特に給湯器は、水の流れる圧力や温度変化などの影響を受けやすいため、適切なメンテナンスを行わなければ寿命が短くなります。定期的な点検やメンテナンスを行い、長く使用できるようにしましょう。

給湯器の燃焼不良や点火トラブル

給湯器の燃焼不良や点火トラブルとは、以下を指します。

  • 給湯器が正常に燃焼を行えない
  • 給湯器で点火ができない

燃料の供給や点火装置の問題が原因である場合が多く、給湯器が正常に温水を供給できなくなります。

 

点火がうまくいかない場合は、点火装置やガスバルブなどの部品の異常が主な原因です。また、不適切な取り付け、メンテナンスの不備によっても引き起こされます。

 

定期的な点検や清掃を行い、燃焼や点火に関連する部品の状態を確認しましょう。

給湯器の水圧

給湯器の水圧は、給湯器の正常な動作に重要な要素です。水圧が低い場合や急激な変動がある場合、給湯器の故障の原因となります。

 

低い水圧では給湯が十分に行われず、快適な温水供給ができません。また、急激な水圧の変動は給湯器の部品に負担をかけ、故障のリスクを高めます。

 

一方で、水の流れが速すぎる場合は、熱交換器がダメージを受けることがあります。定期的に水圧をチェックし、パイプの異常などの兆候があれば早めに対処しましょう。

給湯器のメンテナンスが不十分

給湯器のメンテナンスが不十分な場合、故障のリスクが高まります。定期的なメンテナンスは、給湯器の正常な動作を保つために重要です。

 

メンテナンス不足によって、給湯器内部の汚れや堆積物が蓄積し、燃焼や水の流れを妨げることがあります。また、部品の摩耗や劣化も進行しやすくなります

 

定期的な清掃や点検、フィルターの交換などのメンテナンス作業をこまめに実施し、給湯器の状態を良好に保ちましょう。排気システムの不具合や不適切な取り付けは、給湯器の故障や火災の原因にもなり得ます。

給湯器の電気系統の不具合

給湯器の電気系統の不具合も、故障の原因となります。電気系統に異常があると、給湯器の電源供給や制御が正常に行われません。

 

例えば、以下が起きます。

  • 配線の断線
  • コネクタの接触不良
  • 電子回路の故障

電気系統の不具合によって、給湯器の機能が制限されたり、動作が停止したりします。

 

定期的に電気系統の点検を行い、異常な電源供給や表示の変化には注意してください。必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。

給湯器が故障したときの対処法

給湯器

給湯器の故障は突然起こる場合があり、対処方法が分からない方は多いでしょう。

 

ここでは、給湯器が故障したときの具体的な対処法をわかりやすく解説します。故障に直面した際は、冷静になって適切な対応をしてください。

お湯が出ない場合

給湯器でお湯が出ない場合、以下の対処法を試してみましょう。

  1. 給湯器の電源やガスの供給が正常か確認
  2. ガスバルブが閉まっていないか、電源プラグがしっかり差し込まれているか確認
  3. シャワーヘッドや給湯器の水栓が詰まっている可能性があるので、清掃
  4. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

少しでも水量に変化が現れたら、すぐに確認するようにしてください。

ぬるま湯しか出ない場合

給湯器でぬるま湯しか出ないときは、以下を試してみてください。

  1. 温度設定を確認し、適切な温度に設定されているか確認
  2. 給湯器の温度調整ダイヤルやボタンを調整
  3. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

ぬるま湯しか出ないまま長期間放置していると、症状が悪化する可能性があります。そのため、異変に気づいたら、なるべく早く業者に相談することがおすすめです。

異音がする場合

給湯器で異音がする場合は、次の対処法を行ってみてください。

  1. 異音が発生する原因を特定
  2. 配管からの異音であれば、緩んでいるネジや部品の不良などを確認し、必要に応じて修理
  3. 給湯器の内部から異音がする場合や原因が分からない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

無理に自分で解決しようとせず、原因が分からない場合は、早めに業者に相談しましょう。

異臭がする場合

給湯器で異臭がするのであれば、以下の対処法を試してみましょう。

  1. 異臭の原因を特定
  2. ガス漏れの疑いがある場合は、速やかにガス元栓を閉めて換気
  3. 異物のつまりや汚れが原因であれば、給湯器の清掃やフィルターの交換
  4. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

ガス漏れの場合は、重大な問題になりかねませんので、原因が分からない場合は速やかに業者に相談してください。

水漏れが起きている場合

給湯器で水漏れが起きている場合、以下の対処法を実施してみてください。

  1. 水漏れの原因や場所を特定
  2. 配管からの水漏れであれば、緩んでいるネジやパッキンの劣化などを確認し、必要に応じて修理
  3. 問題が解決しない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

給湯器本体や配管など、水漏れの原因にはさまざまな場所が考えられます。原因を特定できないときは、なるべく早く相談しましょう。

エラーコードが出ている場合

給湯器でエラーコードが表示されているときは、以下を試してみましょう。

  1. エラーコードの意味や原因を調べる
  2. エラーコードに対応する対処法やリセット方法を試す
  3. エラーコードが解消されない場合は、専門業者に相談して修理を依頼

取扱説明書やメーカーの公式サイトなどで、エラーコードを確認できます。

賃貸住宅で給湯器が故障したときの対応

給湯器の修理

賃貸住宅で給湯器が故障すると、修理や交換に関する手続きや費用の負担先など、分からない点も多いでしょう。

 

ここでは、賃貸住宅で給湯器が故障したときの適切な対処法を解説します。正しい手続きを行い、トラブルをスムーズに解決しましょう。

管理会社への連絡

賃貸住宅で給湯器が故障した場合、まずは管理会社に連絡しましょう。管理会社は住んでいる部屋や、建物全体の管理をしてくれています。給湯器の故障を早く報告することで、修理や対応を早く行ってもらえます。

 

連絡するときには、故障の内容や状況を正確に伝えてください。また、大家さんにも相談してみると安心です。

修理手続き

賃貸住宅の給湯器の故障で修理が必要な場合、管理会社が修理手続きを行ってくれます。

 

修理には時間がかかるケースもありますが、管理会社や大家さんが進捗状況を確認してくれます。修理が完了し、再びお湯を使えるようになるまで待ちましょう。

給湯器が故障した際の修理費用

費用・料金

故障した給湯器の種類や修理内容によって、修理費用は異なります。どの程度の費用が必要なのか、把握しておくことが重要です。

 

ここでは、給湯器が故障したときの修理費用について詳しく解説します。修理費用の見積もりや節約のポイントについて理解し、負担を最小限に抑えましょう。

修理費用の相場

給湯器の故障が起きたとき、修理費用は故障の内容や修理業者によって異なります。一般的な給湯器の修理費用の相場は、3万〜10万円程度です。

 

ただし、具体的な金額は修理業者によって違うため、必ず見積もりをもらって確認することが大切です。

給湯器の修理料金を確認するときの注意点

給湯器の修理費用は、業者や状況によって異なります。しっかりと料金を確認して、納得した上で修理を依頼しましょう。給湯器の修理料金を確認するときには、以下の点に注意してください。

複数業者へ見積もりの依頼

修理業者によって、料金やサービス内容が異なります。見積もりで判断できることは、次のような項目が挙げられます。

  • 適正な修理費用であるか
  • スタッフの対応がきちんとしているか
  • どのような修理内容か
  • 追加料金が必要なのか

複数の業者に見積もりの依頼をして、それぞれの修理費用や内容を比べてみましょう。比較することで、より信頼できる業者を選べるでしょう。

余分な料金がないか確かめる

修理業者のなかには、修理費用以外に料金が発生する業者もあります。注意したいのは、以下の料金です。

  • 出張費
  • 夜間・早朝、休日の割増料金
  • 見積もり料金

修理料金を確認するときには、余分な料金がないか確かめましょう。明確な料金を提示してくれる業者を選ぶと安心です。

キャンペーンの有無を確かめる

修理業者では、定期的にキャンペーンを実施していることがあります。キャンペーンを利用すると、割引や特典が受けられます。

 

給湯器の故障修理を依頼するときには、キャンペーンの有無も確かめてみましょう。お得なキャンペーンを活用することで、費用を抑えられます。

 

なお、私たちクリーンライフでは、以下のキャンペーンを実施しています。

  • WEB割引で3,000円値引き(※10,000円以上で利用可能)
  • 2回目以降の利用なら10%割引

少しでも家計の負担を減らすために、ぜひ活用してみてください。

⇒クリーンライフに給湯器修理の相談をしてみる

給湯器の故障を防ぐ方法

ea340b9dda8b893ddf2d9176220aac32

給湯器の故障は生活に大きな影響を与えるだけでなく、高額な修理費用がかかる可能性もあります。そのため、故障を未然に防ぐための対策を知っておくことが重要です。

 

ここでは、給湯器の故障を防ぐための具体的な方法を解説します。予防策を講じて、給湯器を長く安定的に使用しましょう。

定期的にメンテナンスを行う

給湯器の故障を防ぐためには、定期的なメンテナンスが大切です。メンテナンスは専門の業者に依頼することが一般的です。

 

業者は給湯器の内部を点検し、汚れや異物を取り除きます。また、部品の劣化や摩耗がないかも確認します。

 

定期的なメンテナンスによって給湯器の状態を良好に保ち、故障のリスクを低くできるでしょう。

適切な設定温度にする

給湯器の設定温度は、お湯を使う際の快適さとエネルギーの効率を考えて適切に設定しましょう。高すぎる設定温度は、故障の原因になることがあります。

 

また、お湯を出す場所によって設定温度を調整することも重要です。例えば、お風呂のお湯はやや高めに設定し、洗面台やキッチンのお湯は適度に低めに設定すると良いでしょう。

 

適切な設定温度を守ることで給湯器の負担を減らし、故障のリスクを軽減できます。

適切な水圧を保つ

給湯器の正常な動作には、適切な水圧が欠かせません。水圧が低すぎると給湯器が正常に作動しないことがありますし、逆に高すぎると故障の原因になることもあります。

 

適切な水圧を保つためには、定期的に水圧を確認しましょう。もし水圧が低い場合は、給湯器に水を補給する必要があります。

 

また、水圧が高いときは給湯器の調整弁などを使って、適切な水圧に調整しなければなりません。適切な水圧を保つことで、給湯器の故障リスクを減らせます。

給湯器が故障するときの前兆

給湯器が故障する前には、何らかの前兆や異常なサインが現れることがあります。これらのサインに気づけば、早期に対処することが可能です。

 

ここでは、給湯器が故障するときに現れる、一般的な前兆について解説します。異常な現象に気づいたら、すぐに対策を取りましょう。

お湯の出が悪くなる

給湯器が故障する前兆の一つとして、お湯の出が悪くなることがあります。例えば、お風呂に入るときにいつもより水量が少ない場合は、給湯器の中に問題が生じているサインです。

 

もしお湯の出が悪くなったら、すぐに業者に確認を依頼しましょう。専門の業者に連絡し、給湯器の点検や修理をしてもらう必要があります。

異音や振動の発生

給湯器が故障すると、異音や振動が発生することがあります。例えば、給湯器からカタカタという音が聞こえる、給湯器がガタガタと揺れるなどです。

 

異音や振動は、給湯器の中に何かしらの問題が起きている合図です。もし異音や振動を感じたら、業者に給湯器を点検してもらったり、修理を依頼したりしてください。

エラーコードの表示

給湯器が故障すると、液晶ディスプレイにエラーコードが表示されることがあります。エラーコードは数字やアルファベットの組み合わせで表示され、給湯器の中に何らかの問題があることを示しています。

 

エラーコードが表示されたら、取扱説明書を確かめたり、メーカーのサポートに問い合わせたりし、適切な対処法や修理方法を確認する必要があります。

 

エラーコードは給湯器が自己診断を行ってくれる機能なので、しっかりと対処して早めに問題を解決しましょう。

給湯器の故障でお困りなら

給湯器が故障して修理が必要なときは、原因を特定し、業者への相談と修理依頼を行いましょう。専門知識と高い技術力で、適切な対処が可能です。

 

また、予防策と定期的なメンテナンスを行えば、故障のリスクを軽減できます。

 

給湯器の故障でお悩みの際は、私たちクリーンライフへお気軽にご相談ください。24時間365日対応し、最短30分で駆けつけます。

 

⇒クリーンライフに給湯器修理の相談をしてみる

2021.10.22

水回りの快適性を維持するうえで、欠かせない水道管。各家庭や公共施設に水を送る、重要な役割を担っています。

 

水道管でつまり・凍結などのトラブルが発生した際に、「対処法が分からない」と困ってしまう方も多いでしょう。

 

今回は、我々の暮らしに必須の水道管の仕組みや構造をご紹介します。水道管の主な種類をはじめ、つまりトラブルの原因・予防法なども解説するので、ぜひチェックしてみてください。

家庭に水を送る仕組みがある水道管

一戸建ての水道管

今日の日本において、ほぼすべての家庭や公共施設に整備されている水道管。

 

本項では、各家庭の水回りを支える水道管そのものの仕組み・構造のほか、日常生活で主に目にする4種類の水道管の役割などをご紹介します。

水道管とは

水道管はキッチンやトイレ、お風呂といった水回りすべてに通じており、それぞれの箇所で使う水を届ける役割を持っています。

 

日常生活に用いる水は、元々ダムに溜められた雨水。そのままでは口にできないため、浄水場でクリーンにされた後に水道管を通り、各家庭や施設へと供給される仕組みです。

 

また、私たちが使用した後の生活排水も水道管を通り、下水処理施設まで運ばれる構造となっています。一度使って汚れた水であれ、下水処理施設において再びクリーンにすることで環境を汚さないように配慮されているのです。

水道管の主な種類

家庭の水回りに必須の水道管は、主に以下の4つに分類されます。

  1. 導水管
  2. 送水管
  3. 配水管
  4. 給水管

それぞれに異なる用途があるので、水道管の仕組みをきちんと理解するためにも、しっかりと目を通しておきましょう。

導水管

導水管は、取水施設から取り入れた水(原水)を浄水場まで送る水道管です。

 

河川などから原水を浄水場まで送る際は、貯水池を経由。一方、地下水は浄水場まで直接送られる仕組みとなっています。

 

原水は管でなく、以下によって流されるケースも存在。

  • 開渠
  • 暗渠
  • トンネル

導水管を通じて浄水場に運ばれた水は、人が飲める品質になるまで処理されます。

送水管

浄水場で処理された水を、配水場まで運ぶ役割を持つ送水管。送水管を通り、水源地から高台などにある配水池へと運ばれた水は、住宅や公共施設まで直接排水される仕組みです。

 

万が一、何らかのトラブルによって送水機能がダウンしてしまった場合、各家庭にクリーンな水が届けられなくなります。日常生活に欠かせない水が正常に送られないと、水回りの快適性は大きく損なわれてしまうでしょう。

配水管

配水管は配水場に貯めている飲料水を、給水される区域まで送る水道管のこと。基本的に公道の下に埋設され、住宅や施設が多いエリアでは地域全体に張り巡らされています。

 

効率的に配水機能が働くよう、元が太く先が細い管を採用する点も特徴です。一般的に使われるのは200mm~ですが、太い管だと口径約1,000mmになるサイズも存在します。

 

普段目にする水道管工事の多くは、配水管を対象とする場合が多いです。配水管は経年劣化によるひび割れ・損傷が起こりやすいほか、サビ予防のために定期的なクリーニングを要することが理由となっています。

給水管

配水管から分岐し、各住宅や建物に水を供給する給水管。道路から分岐された水道管から、住宅内・建物内にある水道管までの総称です。

 

先述した下記3つの水道管は公共のもので、管理責任が自治体に帰属します。

  • 導水管
  • 送水管
  • 配水管

一方の給水管は、個人の財産です。管理責任は家主に帰属するため、一戸建て住宅でトラブルが発生した場合は個人で対応する必要があります。

 

マンションやアパートのような集合住宅では、管理会社が責任を負うケースが多数。まずは大家や管理会社に相談し、修理の依頼先などを検討する必要があります。

臭いの発生を防ぐトラップの種類

排水管または排水口の一部に水を溜めて塞ぐことで、害虫・悪臭が屋内に入るのを防ぐ「排水トラップ」。水回りの衛生面を維持できるのは、トラップがきちんと機能しているためといえます。

 

トラップは、主に次の3種類に分別することが可能です。

  1. ワントラップ
  2. ドラムトラップ
  3. 管トラップ

各トラップの仕組み・構造を見ていきましょう。

ワントラップ

ワントラップは排水口の器とつながる排水管に円筒を差し込み、お椀をひっくり返したような形状のパーツを被せたもの。キッチン、浴室などの水回りで目にすることが多いです。

 

器と円筒の隙間に封水を溜める仕組みとなっており、手入れのしやすさが大きなメリット。封水は水位が上がった際、真ん中の円筒に溢れる形で排水管へと流れ出します。稀に、封水がなくなってしまうトラブルが起きることもあります。

ドラムトラップ

浴室に使われることが多いドラムトラップは、排水口がドラムのような形をしたトラップです。封水を溜める器の下部には汚水を受け入れるための管、上部には汚水を下水へと流すための管が設けられています。

 

排水口から注がれた水は、配水管を通じて封水と合流する仕組み。多くの水を溜めておくことができ、封水がなくなってしまう恐れがない点は安心です。

 

一方、自浄作用がないためにつまりトラブルが起こりやすい、というデメリットは押さえておく必要があります。

管トラップ

配管が曲がっている管トラップは、以下の3種類に分別可能です。

  1. Pトラップ
  2. Sトラップ
  3. Uトラップ

多くの家庭に設置されているトラップで、次のような特徴を持ちあわせています。

  • あまりスペースを取らない
  • 自浄作用がある

ワントラップ同様、封水がなくなる恐れがある点に注意が必要です。

水道管の水圧の仕組み

水道管の太さは「口径」といい、各住宅内には比較的口径の細い水道管が引き込まれています。

 

水道管の水圧は口径によって大きく変化。毎月の水道料金にも影響を及ぼすので、2つの関係性をしっかり押さえておくことが大切です。

水道管の口径と水圧の関係

現在使用される、水道管の口径は豊富に存在します。主に一般家庭で使われているのは、下記の3つです。

  1. 13mm
  2. 20mm
  3. 25mm

中でも主流なのは20mm。水道管の口径を決める権利は各自治体に帰属し、中には13mmの管を新設していない地域もあります。

 

一方の水圧とは、水を上へと押し上げる力のことです。地面に埋設された水道管から、住宅2階・3階部分までの給水を支えています。

 

同じ水量を流した場合、口径の細い水道管ほど水圧が高くなることは覚えておきましょう。太い水道管を使用するのであれば、より水圧を増やす必要が生じます。

水道管の口径で変わる水道料金

水道管の口径は、毎月の水道料金にも影響を及ぼします。口径が太い管では水圧を増加する分、水道料金が高額になりがちです。

 

長年同じ家に住み続けていると、経年劣化によって水道管の交換が必要になってきます。同時に口径を変えようか悩んでいる方もいるかもしれませんが、毎月の水道料金をじっくり考慮して決断してください。

住宅内に設置される水道管・止水栓の仕組み

水道管や排水管の工事・修理

続いて、住宅内に設置される水道管(給水管)と止水栓の仕組みを解説していきます。

 

水道管の管理責任を誰が負うかは、水道メーターの設置場所によって決定。水道メーターから住宅内の給水管までは、家主に管理する義務が生じます。必要な修理や工事があれば、きちんと対応しましょう。

蛇口の水をコントロールする止水栓

水回りの構造において重要なのが、蛇口の水をコントロールする役割を持つ止水栓。

 

つまり・水漏れなどが発生して修理が必要になった際は、まず止水栓を閉め給水をストップする必要があります。前もって、設置場所を確認することが重要です。

 

止水栓は大きく3種類に分けられ、開閉する方法によって呼び名が異なります。

  1. ハンドル式
  2. キー式
  3. ドライバー式

最も主流なハンドル式は、素手で回して容易に開閉できるタイプ。キー式の場合、専用の止水栓キーが必要です。

 

ドライバー式は、主に屋内の止水栓に使用されています。ハンドルがないため、マイナスドライバーを使って開閉してください。

【住宅タイプ別】止水栓の設置場所

止水栓の設置場所は、住宅タイプによってさまざま。一戸建ての場合、下記に設置されていることが多いです。

  • 玄関門扉の付近
  • 玄関ポーチの横
  • 駐車場内・庭のどこか

上記いずれかに「量水器」「止水栓メーター」などと書かれたメーターボックスがあるので、見つかったら中を確認してみてください。

 

マンションやアパートなどの集合住宅では、メーターボックスが玄関近くの壁に埋め込まれています。

 

止水栓がボックス内にある点は、戸建て住宅と共通。複数の水道メーターがある場合は、フタ裏などに自身の部屋番号が書かれたものを確認しましょう。

lp bnr v1

水道管つまりが発生する仕組み

普段から以下をはじめ、さまざまなものを流すためにトラブルを頻発しがちな水道管。

  • 料理カス
  • 油汚れ
  • 紙おむつなどの固形物

本項では水道管つまりの原因、予防法などに触れながらつまりトラブルが発生する仕組みに迫ります。

水道管つまりの原因

水道管つまりの多くは、通常流すべきでないものを流してしまうことによって発生します。

 

トイレでいえば、「紙おむつなどの固形物をうっかり流してしまった」など、無意識に行っている行動が原因になっているパターンが多いです。キッチンでのつまりトラブルの原因も、無意識に流している油汚れかもしれません。

 

水道管のつまりやすさは、住宅タイプによっても左右されます。一般的に、マンション・アパートなどの集合住宅は縦向きの管の多さゆえにつまりにくいです。

 

一方の戸建て住宅には、横向きの管が多数。水の勢いが弱いために汚れが付着しやすく、つまりトラブルを引き起こしやすいのです。

【水回り別】水道管つまりを防ぐ方法

水道管つまりの主な原因は、水回り別に異なります。

 

いずれの水回りにおけるつまりトラブルも、日頃のちょっとした心がけで発生リスクを多少軽減することが可能。以降で水回り別の水道管つまりの予防法をご紹介するので、いざというときに参考にしてみてください。

キッチンでの水道管つまりの予防策

粘性が高く、水道管の内部に付着しやすい油汚れ。冷えると固形化し、後から流れてくる食べ物のカスなどをせき止めてしまう恐れがあります。

 

使用済みの調理器具、食器などに付いた油分はキッチンペーパーで丁寧に拭き取ってからシンクに置き、なるべく排水口に油汚れを流さないように気を付けましょう。

 

ただ、注意しても多少の油分は流れてしまうもの。あわせて以下を行い、つまりトラブルのリスクを抑えるようにしてください。

  1. シンクの半分程度までお湯を張る
  2. 勢いよく流し切る

用意するお湯の温度は、40℃~50℃を目安にしましょう。可能ならば、週に一度ほど実施するのがおすすめです。

お風呂での水道管つまりの予防策

お風呂での水道管つまりは、以下によって発生します。

  • 人のアカや毛髪
  • 石けんカス
  • 油分を含む整髪料

アカや油分は排水パイプ内に雑菌を繁殖させる原因となり、ぬめりが生じた部分に毛髪や石けんカスが付着。徐々に水の通り道を細くしていき、最終的には完全に管をせき止めてしまいます。

 

入浴時に抜けた毛髪、石けんカスなどは適宜捨てるようにし、排水口に流れていかないように気を付けましょう。深刻なつまりを予防するには、パイプクリーナーで定期的なお手入れをする方法も有効です。

洗面所での水道管つまりの予防策

洗面所では、以下によって水道管つまりが発生しやすいです。

  • 油分を含む整髪料や化粧品
  • 毛髪やヘアアクセサリー

毛髪やヘアピン・ヘアゴムなど、固形物は絶対に流さないように注意してください。

 

洗面所を脱衣所としても使用する家庭では、衣類に付着したゴミやホコリがつまりを引き起こす恐れもあります。ヘアキャッチャー部分はこまめに掃除して、ぬめりや汚れが蓄積されないように努めましょう。

トイレでの水道管つまりの予防策

トイレでは基本的に排泄物とトイレットペーパー以外、流さないことが重要。水に溶けることを謳った商品であれ、一度に大量に流そうとするとつまりの原因になり得ます。

 

また、排便後は洗浄水量「大」で流すのもポイント。「小」で流すと水量不足で流し切れず、つまってしまう恐れがあるからです。

 

トイレでの嘔吐も、なるべく避けるようにしてください。人が食べた物には固形物や油分が含まれるため、水道管つまりの発生リスクを高めてしまいます。

水道管凍結を防ぐ水抜きの仕組み

37fd1ef553c6c67f4e909568c0ff1558 1

冬場の気温が零下になる地域では、水道管凍結のリスクと隣り合わせ。万が一、凍結した水道管が破裂してしまうと業者に高額な料金を支払い、修理してもらわなければなりません。

 

本項では凍結予防に有効な不凍水栓の仕組みや、水抜きの具体的な手順をご紹介。水道管凍結は寒冷地以外でも発生する恐れがあるため、前もって目を通しておくと安心です。

水道管凍結は不凍水栓で予防

不凍水栓とは、凍結防止機能を備え付けた水栓のこと。水抜きハンドルを使って水栓内の水を除去し、凍結を防ぐ仕組みです。

 

不凍水栓は、以下のような屋外によく設置されます。

  • 玄関
  • 駐車場

水抜き後の水は深く埋設された管まで流され、地表近くの水道管が空になる構造。水には地中で凍らない性質があるため、不凍水栓を使えばどんなに寒い地域であっても、水道管凍結を防ぐことができます。

水抜きハンドルの使い方

続いて、水抜きハンドルの具体的な使い方を解説します。水抜き操作が必要になった際は、以下の流れで作業を進めましょう。

  1. あらかじめ、蛇口が閉まっていることを確認する
  2. 水抜きハンドルを「水抜」、または「でる・通水」と書かれた方向に回す
  3. 水道蛇口を開け、水抜きを行う
  4. 作業が終わったら、蛇口を元通りに閉めておく

水抜きハンドルを回す際は、止まるまで回し切るのがポイント。途中で回すのを止めてしまうと、地中で水が流れっ放しになってしまうので注意してください。

水道管の仕組みを知ってトラブルを予防

今回は、水道管の仕組みや構造についてご紹介しました。日常生活に欠かせない設備だからこそ、突然のつまり・凍結トラブルなどが確認された場合も、慌てず適切な対処ができるようにしておきましょう

 

自力でトラブルを解消するのが難しければ、我々クリーンライフにご相談ください。水道局指定工事店として最適な方法で対応にあたり、深刻な症状も早期復旧を目指します。

 

⇒『クリーンライフ』に水道管トラブルの相談をしてみる

2021.10.22

給湯器は使用頻度が高く、故障することは少なくありません。 給湯器のトラブルは水漏れや異音など、さまざまな症状があらわれます。

 

そこで本記事では、給湯器の修理が必要なケースや、修理の依頼先について解説します。 点検や清掃、適切な使用方法など、給湯器のトラブルを未然に防ぐ方法もお伝えします。

 

故障のリスクを軽減するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

給湯器の修理はどこに依頼するのか

a3f08bda2d8257bbeb59375c500b21eb

給湯器の修理は、専門業者に依頼することが望ましいです。ホームセンターや電器店などで購入した場合は、購入店に修理を依頼することも可能です。

 

修理に特化した業者に依頼すれば、より専門的かつ迅速な修理が期待できるでしょう。しかし、給湯器の修理をどこに頼むのか知らない人が多いのが現状です。

 

そこでここでは、それぞれの専門業者の特徴について解説します。

技術に長けている「給湯器専門業者」

給湯器専門業者とは、給湯器の修理や交換、取り付けなどに特化した業者です。給湯器の修理技術に長けていることが多く、迅速に対応してくれる点がメリットです。

 

また、さまざまなメーカーの給湯器に対応しており、一般的な修理だけでなく給湯器の交換やリフォームなども対応していることがあります。

 

ただし、業者によって、技術力や対応範囲が異なるのがデメリットです。また、業者によっては高額な修理費用を請求することがあるため、見積もりや料金表をしっかり確認しましょう。適切でない修理を行う業者も存在するため、信頼性のある業者を選ぶことも大切です。

部品の多くを保有する「給湯器メーカー」

給湯器メーカーとは、給湯器を製造・販売している企業です。

 

メーカー直営店のメリットは、パーツ交換や修理に必要な部品を持っているため、修理する時間が短縮される場合があることです。保証期間内であれば、無償修理が可能です。

 

ただし、メーカーによっては修理専門の部署がなく、修理ができない点はデメリットです。また、保証期間が過ぎた場合や、保証に適用されないトラブルの場合は有料での修理となるメーカーがほとんどです。

すぐに連絡先が分かる「ガス会社」

ガス会社とは、都市ガスやLPガスなどの燃料を供給する企業です。給湯器の修理を頼む場合、一般的に修理業務を委託している業者に修理を依頼します。

 

一部のガス会社では、修理を請け負っていることもあります。しかし、専門業者やメーカーに比べて修理範囲が限定されることがあるため、修理前に確認が必要です。ガス会社に依頼するメリットは、請求書や検針票などですぐに連絡先が分かる点です。

 

ただし、給湯器の修理技術に特化していない点はデメリットです。ガス会社が修理を請け負うため、中には対応できない修理もあります。

対応スピードが早い「水道修理業者」

水道修理業者は、水道修理や水回りのリフォームを中心に行っている業者です。サービスの一つとして、給湯器の修理・交換にも対応しています。

 

水道修理業者に依頼するメリットは、対応スピードが早い点です。業者によっては当日対応・当日施工も可能です。価格も比較的安く、修理・交換の料金を安く抑えられます。

 

ただし、すべての水道修理業者が給湯器の修理・交換に対応しているわけではありません。どこにでも頼めるわけではないのが、水道修理業者に依頼するデメリットです。

 

水道修理業者のクリーンライフでは、給湯器の修理・交換に対応しています。見積もりをご希望の方は、ぜひご相談ください。

⇒クリーンライフに給湯器の相談をしてみる

給湯器を修理する・交換するケースを比較

a196b4ac8836d0961a2a80274c5e77ed

給湯器にトラブルが生じた場合、修理するのか交換するのかは悩ましい問題です。修理すれば費用を節約できる一方、交換すれば長期的には効果的な選択となることもあります。

 

一般的に給湯器の修理は、交換よりも費用が安いとされています。そのため、修理を選択する場合が多いでしょう。

 

ただし、修理が何度も必要となる場合、給湯器自体の寿命が限界を迎えている場合には、交換が必要です。よって、給湯器を修理するのか交換するのかは、状況によって異なります。

 

どちらの選択がよいのか、それぞれについて詳しく解説します。

給湯器を修理するケース

給湯器が故障した際、修理が可能な場合があります。故障の原因はさまざまですが、中でもよくあるのは、配管のつまりや水漏れ、点火不良、弁の故障です。

 

故障箇所によって費用は異なりますが、修理すると交換する場合に比べて安価で済むことが多いです。また、修理後は元の状態に戻るため、水圧や水温の安定性などが改善されます。

 

ただし、修理箇所によっては部品の取り寄せに時間がかかり、その間はお湯が使えなくなる可能性があるため、注意が必要です。

給湯器が水漏れしている

給湯器が水漏れを起こすと、給湯器内部の部品や機器に損傷を与え、場合によっては火災の原因になります。そのため、トラブルが深刻化する前に修理を行うことが必要です。

 

水漏れが発生した場合は、すぐに給湯器の電源を切り、水栓を閉めて水漏れを止めましょう。

 

また、すぐに給湯器の専門業者に連絡し、修理を依頼することが重要です。修理の知識や技術を持たない素人が修理を試みることは危険で、修理が中途半端な状態で終わる可能性もあります。専門業者に相談しましょう。

給湯器が異音を発している

給湯器が異音を発している場合は、原因を特定して修理する必要があります。異音を放置するとトラブルが深刻化し、最悪の場合には給湯器が故障してしまいます。

 

異音の原因は、以下のようにさまざまです。

  • 部品の摩耗や劣化
  • 異物のつまり
  • 水の圧力不足

給湯器で異音が発生した場合は、異音がする部分を特定しましょう。異音かどうか判断できない場合は、専門業者に相談してみてください。

給湯器の水温が安定しない

水温が安定しない原因は、給湯器内部の部品の故障や、水流量の不足です。また、給湯器のセンサーが不具合を起こしている可能性もあります。

 

ただし、以下のような原因も考えられるので、一概に給湯器が原因とは言い切れません。

  • ガス栓や給水元栓が全開されてない
  • 複数の場所で同時に使用している
  • 混合栓の故障
  • ガスメーターの故障

さまざまな原因が考えられるため、給湯器が故障しているかどうかすぐに判断するのは難しいです。そのため、なるべく早く専門業者に相談することをおすすめします。

給湯器が点火しない

給湯器が点火しないときも、修理が必要な場合があります。給湯器が点火しない原因は、以下が考えられます。

  • 点火装置や電気系統の故障
  • ガス漏れ

ガス漏れは非常に危険であり、絶対に素人が修理することは避けてください。点火しない場合はすぐにガスメーターを切り、専門業者に修理を依頼しましょう。

給湯器を交換するケース

給湯器が故障して修理ができない場合や、長期間使用して劣化が進んでいる場合は、交換することをおすすめします。給湯器の寿命は、メーカーやタイプによって異なりますが、一般的に10年〜15年程度です。

 

交換する場合、新しい給湯器の購入費用や取り付け費用が発生します。しかし、新しい給湯器はエコ性能が高くなっているため、古いものに比べて省エネ効果が高く、光熱費の削減にもつながります。

 

また、新しい給湯器は安全性が高く、保証期間が長い場合が多いので、長期的に見てコストパフォーマンスが高いです。ただし、給湯器の交換は、費用も取り替え作業の時間もかかります。

給湯器を8年以上使っている

給湯器の故障の理由の一つが、経年劣化によるものです。給湯器を8年以上使っているのであれば、そろそろ寿命かもしれません。給湯器の寿命は10年といわれているため、このタイミングで修理をしても、故障を繰り返す可能性があります。

 

修理を繰り返したあげく症状が改善せず、最終的に交換になることも。修理箇所が多い場合には、施工業者から交換をすすめられることもあります。

交換する方がランニングコストが安い

給湯器の交換と聞いて悩むのは、費用が高いことです。しかし、給湯器は常に性能のアップデートを繰り返しており、新しい給湯器は燃費が良いためランニングコストを抑えられます。

 

現在故障している給湯器を修理して使い続けるのと、高性能な給湯器を設置するのとでは、現在のランニングコストよりも安い可能性があります。

 

買い替えると新品になり、各メーカーの保証や工事保証が新たにつくため、修理を繰り返すよりもトータルコストも抑えられるでしょう。

給湯器の修理方法

a196b4ac8836d0961a2a80274c5e77ed 1

給湯器の修理方法は、故障の原因によって対処方法が異なります。

  • 自分で修理する
  • 専門業者に修理を依頼する

上記のケースに分けて、それぞれ解説します。

自分で修理する

給湯器の修理について、一般的には専門的な知識や技能が必要とされるため、自分で修理を行うことは推奨されていません。しかし、下記のような簡単なトラブルは、自分で修理が可能な場合があります。

  • 給湯器が故障していない場合
  • 電源やガスの供給が正常である場合
  • 排気口や燃焼器の汚れ、配管のつまりが原因の場合

修理を行う前に必ず給湯器の取扱説明書や専門書を参考にして、必要な材料や工具を揃え、必要な安全対策を講じて作業を行うことが重要です。

 

給湯器はガスや電気を使っているため、一歩間違えると火災やガス漏れなどの重大な事故につながる恐れがあります。そのため、給湯器を自分で修理するには十分な知識と経験が必要です。

 

自分で判断できない場合や危険を伴う場合には、必ず専門業者に修理を依頼しましょう。

専門業者に修理を依頼する

それぞれの専門業者に修理を依頼する場合について、詳しく解説します。

給湯器専門業者

給湯器専門業者は修理を依頼された情報を元に、修理に必要な部品や工具を持参します。現地で修理作業を行い、迅速な対応が可能です。

 

ただし、業者によって技術力が異なり、信頼できる業者かどうか判断しなければなりません。事前に口コミや評判を調べ、信頼できる業者を選びましょう。

給湯器メーカー

給湯器メーカーの多くは、自社製品に関する修理を得意としています。保証期間内の場合は、無償修理が可能です。逆に、保証期間外の場合は、修理費用がかかるため、修理前に必ず見積もりを依頼しましょう。

 

また、メーカーによって修理業者が異なるため、修理業者についても確認しておくことが望ましいです。

 

給湯器メーカーは修理だけでなく、点検や清掃のサービスも提供しています。定期的な点検や清掃は、故障の予防や長期間の安全な使用につながります。保証期間内であっても、点検してもらうことがおすすめです。

ガス会社

ガス会社に修理を依頼した場合、修理に必要な情報を聞き取り、修理担当者を派遣します。ガス会社が修理を行える範囲が限定されている場合があり、修理内容によっては他の業者に依頼する必要があります。

 

そのため、修理業務に慣れた専門業者やメーカーに比べ、修理技術や対応力が不足する可能性が高いです。さらに、多くのガス会社は修理業務を委託しているため、急いで修理をしたい場合は他の業者に依頼した方が良いでしょう。

水道修理業者

水道修理業者にも、給湯器の修理を依頼できます。水回りのプロである水道修理業者なら、給湯器の水漏れ修理や点検もスムーズです。スタッフの中には、給湯器の修理・工事ができる資格を所有している人もいます。

 

また、販売からアフターフォローまでを一貫して行っているため、給湯器本体や施工会社を探す手間を省けるのもポイントです。

 

水道修理業者なら、さまざまなメーカー・機種の修理にも対応しています。年中無休で修理に対応している業者も多いため、突発的なトラブルにも迅速な対応が期待できるでしょう。

給湯器の修理にかかる費用

専門業者に依頼した場合の料金事例

給湯器の修理にかかる費用は、修理が必要な箇所が少なく簡単な場合は、数千円程度で済みます。複雑な修理になると、数万円以上かかります。

 

給湯器修理にかかる費用は、以下のようなものが挙げられます。

ガスバルブ交換 約10,000円〜20,000円
ガス漏れ修理 約5,000円〜30,000円
配管やタンク修理 約10,000円〜50,000円

 

給湯器交換の平均的な費用は、以下のようになります。

ガス・電気給湯器 約60,000円〜100,000円
エコキュート 約200,000円〜400,000円

修理費用に加えて、業者の出張費や作業時間に応じた工賃なども請求される場合があります。事前に必ず見積もりを依頼した上で、検討しましょう。

給湯器の修理費用を安くする方法

修理費用を安くする方法

給湯器の修理費用を安くするには、以下の方法があります。

  • キャンペーン割引を利用する
  • 保証期間内か確認する
  • 複数の業者に見積もりを依頼する

少しの工夫で費用を安く抑えられるので、参考にしてみてください。

キャンペーン割引を利用する

修理業者によっては、定期的にキャンペーンを行っています。お得なキャンペーンを利用することで、修理費用を削減できるでしょう。

 

キャンペーン内容は業者によって異なりますが、修理費用や給湯器本体の割引が多いです。修理が必要になった際には、事前に複数の業者を調べて、キャンペーン内容を比較してから依頼することがおすすめです。

 

私たち『クリーンライフ』では、1万円以上の修理費用が発生する場合、WEB限定の3,000円割引を実施しています。LINEやメールでも相談を受けつけていますので、お気軽にお問い合わせください。

 

⇒クリーンライフに給湯器修理の相談をしてみる

保証期間内か確認する

給湯器は、購入後一定期間内はメーカー保証がついている場合があります。もし給湯器が故障したときは、保証期間内であれば修理費用が無料もしくは割引になります。

 

そのため、修理を依頼する前に、給湯器の保証期間を確認しておくことが大切です。保証期間が切れている場合でも、メーカーによっては延長保証をしているので、修理を依頼する前に確認しておきましょう。

複数の業者に見積もりを依頼する

修理費用を抑えるためには、複数の業者に見積もりを依頼することが有効です。複数の業者に見積もりを依頼すると、修理費用の相場や詳細を知ることができます。比較すれば、適正価格か判断できるでしょう。

 

ただし、見積もりの金額が安すぎる場合は、業者の技術力や部品の品質に問題がある可能性があります。そのため、見積もりの金額だけでなく、業者の信頼性や対応力なども比較してから選ぶことが大切です。

給湯器のトラブルを未然に防ぐ3つの方法

トイレタンクの水漏れの直し方が分かった女性

給湯器のトラブルを未然に防ぐには、以下の3つの方法があります。

  • 定期点検と清掃
  • 適切な温度設定
  • 適切な水圧維持

それぞれについて、詳しく解説します。

定期的に点検と清掃をする

給湯器の定期点検と清掃は、長期間の使用によって蓄積された汚れや異物を除去し、トラブルを未然に防ぐために非常に重要です。定期点検は、専門業者に依頼するか、保証期間内であればメーカーが無償で行えます。

 

特にガス給湯器の清掃は、燃焼室や熱交換器の汚れを取り除くことで、安全性や燃費の向上にもつながります。定期的な点検と清掃は、給湯器の長寿命化にもつながります。

適切な温度に設定する

給湯器の温度設定は、節電効果や故障の原因になることがあります。適切な温度はお湯を使用する場所によって異なりますが、一般的には40℃〜45℃が目安とされています。

 

適切な温度設定であれば、熱湯によるやけどの危険性を抑え、十分な温度を確保できます。また、高温設定にすると、熱交換器の劣化を早める原因となるため、長期的な視点で見ても適切な温度設定が大切です。

適切な水圧を維持する

給湯器の正常な動作には、適切な水圧が必要です。水圧が低下すると、熱交換器内の温度が上昇し、トラブルの原因になることがあります。

 

給水タンクがない場合には水道メーターの値を確認して、水圧が適切であるかを確認することが重要です。

 

また、給水タンクがある場合には、給水タンクの水位を確認し、定期的に給水しましょう。正常な水圧を維持することで、給湯器のトラブルを未然に防げます。

給湯器の修理が必要なときは

給湯器は家庭で使用頻度が高く、生活する上で必要不可欠な機器の一つです。安全に使うためにも修理が必要になったときは、素早く対処しなければなりません。

 

給湯器のトラブルでお困りのときは、私たち『クリーンライフ』にお任せください。豊富な知識と経験で、適切な対処方法をご案内します。お電話1本で最短30分で駆けつけます。

 

⇒クリーンライフに給湯器修理の相談をしてみる

2021.10.22

水道トラブルはなんでも
ご相談ください!

トイレつまりや水漏れ、部品交換修理などクリーンライフでは水道に関わるあらゆるトラブルを解決いたします。漏水場所が判明しない場合でも水漏れ箇所の特定からご対応することが可能です。お困りごとがありましたら是非クリーンライフにご相談ください。

お電話1本
駆けつけます!
13:25 現在、お電話いただけましたら即日修理対応可能です!
24時間・365日対応
お見積無料
0120-423-152